JP2001357198A - 株主会運営システム - Google Patents

株主会運営システム

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JP2001357198A
JP2001357198A JP2000181161A JP2000181161A JP2001357198A JP 2001357198 A JP2001357198 A JP 2001357198A JP 2000181161 A JP2000181161 A JP 2000181161A JP 2000181161 A JP2000181161 A JP 2000181161A JP 2001357198 A JP2001357198 A JP 2001357198A
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Katsuhiko Iwasaki
克彦 岩崎
Kanyu Inagaki
勧雄 稲垣
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Iwatsu Electric Co Ltd
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Iwatsu Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 事務局機構と各株主間の情報伝達、株主への
会社情報の開示・伝達、株主から事務局機構への意志伝
達を簡単に行え、これらの情報伝達や意志伝達用書類作
成手間や通信費用を著しく削減した株主会システムを得
るにある。 【解決手段】 特定会社の株主で構成される複数の株主
端末13と、これらの株主端末13に対して通信ネット
ワーク11を介して接続されて株主会の運営を行う事務
局機構15とを備え、事務局機構15は株主情報を記憶
する株主名簿データベース21及び運営に必要な情報を
格納した情報データベース23,25を有し、前記株主
名簿データベース21に登録された株主のみが前記情報
データベース23,25の情報の授受を行うことができ
る株主会運営システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信ネットワークを
用いて運営する特定会社株主会の運営システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、株式会社においては株主
あての書類の発行や株主からの問い合わせへの対応など
を当会社の総務部や株式部が業務として実行しているの
が普通であり、株式事務については専門業者に委託する
ことが多い。
【0003】このような株主担当部門では、商法に基づ
いた株主総会などの会議開催通知や株主総会の決議結
果、事業報告などをプリント書類として発行し、各株主
ごとに郵送している。かつてのような企業間の株式持ち
合いが解消され、株式の流動化がすすむ中、株式担当部
門としては株主総会を安定的に開催するため株主との関
係を強化しようとする動きが活発になっている。
【0004】その試作のひとつとして株主会を組織し、
会社と株主との間の意志疎通を促すための活動、つまり
株主に関係した当会社の新製品や経営方針などを掲載し
たニュース誌などの発行や株主の意見徴集を充分に図り
たいところであるが、それらの発行などに伴う手間・費
用や通信費用の点で株主会の組織化は手控えられてい
る。
【0005】ところで、最近の経済事情の変化により、
会社取引関係会社間の株持ち合いの解消や持ち株の一部
売却で株主一人当たりの持ち株数の低下や全体株主数に
占める個人株主の割合が増加し、年々、株主の絶対数が
増加する傾向にある。このような株主数の増加は、当会
社の営業活動に対する株主の無関心化や議決権を行使す
る株主割合の低下の原因となるから、株主への積極的な
情報提供により会社経営に関する関心振り向けや議決権
の行使率を向上させる必要がある。勿論、株主数の増加
は各種書類の発行部数の比例的な増加や通信費用の増大
を意味するから、印刷や郵送による従来の手法では、各
種情報の伝達手間と費用が著しく増大し、経済的な理由
からかえって株主向けの活動を抑制せざるを得ず、会社
経営に関する株主の無関心化や議決権行使率の低下を避
けられない事態となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、以上
に述べたような従来の株主向け活動の問題に鑑み、事務
局機構と各株主間の情報伝達、株主への会社情報の開示
・伝達、株主から事務局機構への意志伝達を簡単に行
え、これらの情報伝達や意志伝達用書類作成手間や通信
費用を著しく削減した株主会システムを得るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、特定会社の株主で構成される複数の株主
端末と、これらの株主端末に対して通信ネットワークを
介して接続されて株主会の運営を行う事務局機構とを備
え、事務局機構は株主情報を記憶する株主名簿データベ
ース及び運営に必要な情報を格納した情報データベース
を有し、前記株主名簿データベースに登録された株主の
みが前記情報データベースの情報の授受を行うことがで
きる株主会運営システムを提案するものである。このよ
うな本発明によれば、印刷物の郵送を原則としていた株
主会の運営を所謂電子通信化するので、印刷費用を削減
し、通信費用の合理化を行うことができる。また、本発
明によると、株主は必要な情報をいつでも入手できるば
かりでなく、事務局側は情報データベースの情報を更改
するだけで、迅速な情報提供を行うことができ、株主が
変更された場合にも、株主名簿データベースのメンテナ
ンスだけで正規の株主のみに情報を提供できる。
【0008】本発明では、前記株主名簿データベースの
株主情報には、株数、氏名、住所、Eメールアドレスの
ひとつが含まれる株主会運営システムが提案される。ま
た、本発明では、前記株主名簿データベースの株主情報
には株主を特定するために事務局機構で設定される利用
者コードが含まれ、株主は同利用者コードの入力により
前記情報データベースの情報の授受を行うことができる
株主会運営システムが提案される。本発明のこれらの構
成では、正規の株主であることを保障できるばかりでな
く、株数、Eメールアドレス、利用者コードの利用によ
り、事務局機構と株主端末との間の通信環境を整備でき
る。
【0009】本発明によれば、前記情報データベースに
は特定会社の少なくとも会社概要、製品情報が格納さ
れ、これらの情報は株主端末から読み出すことができる
株主会運営システムが提案される。
【0010】また、本発明の株主会運営システムでは、
前記情報データベースには利用者情報及び利用意志を入
力できる部分を含んだ株主優待内容が格納され、株主端
末からの要求で同株主優待内容が呼び出される時、株主
名簿データベースの株主情報から前記利用者情報が予め
書き込まれる。この構成では、株主優待内容を利用しよ
うとする株主の入力の手間が省かれるばかりでなく、株
主情報に関しての利用者入力ミスによる混乱を防止でき
る。
【0011】さらに、本発明の株主会運営システムで
は、前記情報データベースには株主の賛否を問う議案が
含まれ、同議案には議案ごとの株主意志を入力できる部
分を含み株主端末からの要求で同議案が呼び出される
時、株主名簿データベースの株主情報から投票する株主
情報が予め書き込まれる。
【0012】本発明では、株主名簿データベースの株主
情報から読み出される情報には株主の保有株数が含ま
れ、同株数が株主欄に書き込まれる。
【0013】また、本発明によれば、前記情報データベ
ースには会議の運営に用いる書き込み可能な質疑・回答
用紙が含まれ、株主端末からの要求で同質疑・回答用紙
が呼び出される時、株主名簿データベースの株主情報か
ら読み出された株主情報が前記質疑・回答用紙の質問者
欄に予め書き込まれる株主会運営システムも提案され
る。 これらの本発明の構成では、株主側での入力の手
間を省くことができるばかりでなく、株主情報に関して
の株主端末での入力ミスによる混乱を防止でき、投票集
計時の議決権を明示できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の株主会運営システムは、
図1に示すように、インターネットなどの通信ネットワ
ーク11を介して接続された複数の株主端末13及び株
主会の運営を行う事務局機構15とを備えている。これ
らの株主端末13は特定会社の株主が株主会に参加する
ための端末であり、各株主端末13は表示部、記憶部、
入力部、通信制御部などをもち、記憶部は通信ネットワ
ーク11を介して運営期間に接続するための通信プログ
ラム、会員登録や事務局機構15あて書類の入力動作な
どを行う動作プログラム、当端末を特定する端末IDな
どを記憶する。
【0015】事務局機構15は株主会の管理・運営を行
う中心機関であり、サーバなどのコンピュータから構成
される。事務局機構15は、図2に示すように、株主名
簿データベース21、会社情報データベース23、会員
情報データベース25、通信履歴データベース27、制
御部29とを備える。株主名簿データベース21には特
定会社の株主である会員情報である株主の名簿情報を記
憶する。株主情報は、例えば図3に示すように、会員を
特定する利用者コード、株主番号、氏名(名称)、住
所、電話番号、Eメールアドレス、株数、端末IDなど
のデータ項目を備える名簿である。このうち、利用者コ
ードは株主が本システムに登録した際に事務局機構15
により付与される識別符号である。事務局機構15は、
会員が本システムを利用・活動する際に当会員の利用者
コードが株主名簿データベース21に登録されているか
否かをチェックする。
【0016】会社情報データベース23には社長挨拶、
会社概要、業績表、会社関係ニュース、会社製品の紹
介、株主優待制度などの会社情報を記憶する。また、会
員情報データベース25には会員株主への通知書類、回
覧書類、株主総会議案、議案コンテンツ、投票用紙、各
株主端末13から事務局機構15に送られたメールや議
決投票票などを格納し、通信履歴データベース27には
事務局機構15と株主端末13との通信記録を時間ごと
に記憶する。
【0017】本発明の株主会運営システムでは、情報伝
達の安全性を確保するため、本システムに登録した株主
のみが会員として参加・活動できる。株主がシステム登
録するための登録処理を図4の会員登録フローチャート
につき説明すると、株主が本システム上の会員登録を行
うには、事務局機構15を呼び出し、図5の初期画面で
会員登録メニューを選択(ステップS1 )して、株主端
末13から図6の登録画面に氏名(名称)、住所、電話
番号、Eメールアドレスなどのデータを入力(ステップ
S2 )した後、入力完了ボタンを選択(ステップS3 )
し、通信ネットワーク11を介してこれらのデータを事
務局機構15に登録要求を送信する。
【0018】登録用データを受け取った事務局機構15
では、株主名簿データベース21を呼び出し、氏名 (名
称) データ及び住所データを参照して当株主が存在する
か否かをチェックする(ステップS4 )。該当する株主
が存在する場合、事務局機構15の制御部では、株主を
特定するための利用者コードを作成し、セットされた利
用者コードと共に更新された株主名簿データベース21
の各項目のデータを追加(ステップS5 )し、当株主端
末13へこの結果を送信(ステップS6 )し、株主の各
項目のデータに誤りがないか否かの確認を株主に求め
る。この利用者コードは例えば乱数生成手段を用いた多
数桁のランダム符号で構成され、他人に秘密状態におか
れる同利用者コードを用いて株主端末13と事務局機構
15との通信が行われる。
【0019】株主端末13から株主の各項目データに異
常がないことが確認(ステップS7)されると、事務局
機構15の制御部は、株主端末13から先に送られた株
主データのうち、株主名簿データベース21に不足する
電話番号データ、Eメールアドレスデータ、端末IDデ
ータ並びに利用者コードを株主名簿データベース21に
正式に補充登録して会員登録を終了する。勿論、株主端
末13から入力された氏名(名称)、住所などに対応す
る株主が株主名簿データベース21の登録データ中に存
在しない場合は、会員登録を行うことができない旨を表
示して終了画面とされる。また、会員となった株主が複
数の株主端末13から事務局機構15へのアクセスでき
る状態が望まれるシステムとして構築される場合は、同
端末IDデータの登録並びに後述する通信プロセスでの
端末IDデータのチェックが省略されることになる。
【0020】会員となった株主が会社情報を入手するに
は株主端末13から事務局機構15を呼び出し、前述し
た図5の初期画面の利用者コードの欄に「利用者コー
ド」を入力してスタートボタンをクリックすればよい
(図7の情報入手処理)。スタートボタンがクリックさ
れると、事務局機構15の制御部は株主名簿データベー
ス21上で利用者コード(ステップS8 )と当株主端末
13の端末ID(ステップS9 )を検索参照して会員で
あることを確認し、会員である場合には、特定された会
員の特定の情報、例えば氏名(名称)、住所、株主番号
などを図5の初期画面の会員欄に表示(ステップS10)
し、例えば図8に示すようなメインメニュー画面(ステ
ップS11)に移る。
【0021】メインメニュー画面には会社情報、会員情
報、会務(クラブ運営)のメニューがあり、これらのメ
ニューのうち会社情報メニュー及び会務(クラブ運営)
メニューはプルダウンメニューとされる。会社情報メニ
ューの内容は、例えば社長挨拶、会社概要、業績表、会
社製品の紹介、株主優待制度であり、会員情報メニュー
の内容には、定期または不定期の会員ニュース誌、会社
新製品の紹介、会員親睦行事の内容が含まれる。会務
(クラブ運営)メニューには会議開催通知、会議議案、
議案内容、質疑・応答用紙などが含まれるが、これらの
サブメユーの内容は逐次充実できる。
【0022】会社情報メニューのうちの社長挨拶、会社
概要、業績表、会社関係ニュース、会社製品の紹介、株
主優待制度がアクセスした会員により選択(ステップS
12)されると、双方向情報処理でないことを確認(ステ
ップS13)した後、会社情報データベース23から選択
されたメニューの内容が呼び出され、株主端末13のモ
ニターに同情報の内容が表示(ステップS14)される。
【0023】したがって、会員は知りたい情報を直ちに
株主端末13のモニター上に引き出して参照できるか
ら、必要に応じて特定会社の希望する情報を何時でも得
ることができるから、従来のように、郵送された会社情
報の紛失や整理不備により必要な情報が直ちに得られな
いイラダチを感じることもない。また、事務局機構15
では、社長挨拶、会社概要、業績表、会社関係ニュー
ス、会社製品の紹介などの内容を会社情報データベース
23にセットし、メンテナンスするだけで、従来のよう
に、株主の希望に応じてこれらの会社情報資料を郵送す
る手数と費用をなくすことができる。
【0024】選択されたメニューが株主のオーダを受け
付ける双方向株主優待制度メニューの場合(図9の双方
向情報処理(1))、図7のステップS13において株主
端末13で株主優待制度が選ばれると、事務局機構15
の制御部では、図10に示すように、通信中の株主端末
13の端末IDから株主を調べ、選ばれた株主優待記事
の申込者の欄に会員氏名(名称)、住所などのデータを
打ち込んだ後(ステップS15)、株主端末13へ同株主
優待記事を送付(ステップS16)し、同株主端末13の
モニタに同株主優待記事の内容を表示させる。したがっ
て、同株主優待内容の利用を株主が希望する場合、例え
ば希望数量、送付希望先などの利用に必要な項目を記入
した後、「送付」クリックを行って(ステップS17)、
事務局にオーダをオンラインで送付すればよい(ステッ
プS18)。勿論、株主優待内容を利用しない場合、「送
付せず」をクリックすることにより、株主優待制度メニ
ューから抜け出すことができる。
【0025】会員情報メニューの会員ニュース誌、会社
新製品の紹介、並びに、会務(クラブ運営)メニューの
会議開催通知、議案内容の株主端末13による選択時に
あっては、これらの内容が、会社情報データベース23
または会員情報データベース25から読み出され、株主
端末13のモニタに表示されるため、前述した会社情報
メニューの会社概要や業績表の場合と同様に、簡単に必
要な情報を入手できる。
【0026】そして、会員情報メニューの会員親睦行事
や会務(クラブ運営)メニューの会議議案が選択された
際は、前述した株主優待制度メニューの場合と同様の処
理が行われる。株主端末13で会員親睦行事が選ばれる
と、事務局機構15の制御部では、通信中の株主端末1
3の利用者コードなどから株主を調べ、選ばれた会員親
睦行事の申込者の欄に会員氏名(名称)、住所などのデ
ータを打ち込んた後、株主端末13へ同会員親睦行事を
送付し、同株主端末13のモニタに同会員親睦行事の内
容を表示させる。したがって、同会員親睦行事への参加
を株主が希望する場合、例えば参加人数、連絡先などの
利用に必要な項目を記入した後、「送付」クリックを行
って、事務局にオーダをオンラインで送付すればよい。
勿論、同親睦行事への参加を希望しない場合、「送付せ
ず」をクリックすることにより、会員親睦行事メニュー
から抜け出すことができる。
【0027】会務(クラブ運営)メニューの会議議案が
選択されると、図11の双方向情報処理(2)が行われ
る。事務局機構15の制御部では、通信中の株主端末1
3の利用者コードなどから株主を調べ、会議議案に添付
された議決権行使書の株主欄に会員氏名(名称)、住
所、議決権数などのデータを打ち込んだ後(ステップS
19)、議決権を有する株主に対し同議決権行使書を含ん
だ会議議案を株主端末13へオンラインで送付(ステッ
プS20)し、同株主端末13のモニタに同会議議案の内
容を表示させる。したがって、同会議議案に対する賛否
投票を行うには、図12の会議議案に添付されている議
決権行使書の各議案に対する賛否欄に意志表示を行った
後(ステップS21)、「送付」クリックを行って、事務
局に会議議案をオンラインで送付すればよい(ステップ
S22)。この賛否投票においては、事務局一任項目を設
けることもできる。
【0028】例えば定時株主総会などの開催に際して
は、一定時間をセットして議決権行使書による事務局機
構15への投票を株主に求めることもできるが、この議
決権行使結果については、事務局機構15サイトで株主
名簿データベースの登録株主の確認及び持ち株数を用い
て集計され、会務(クラブ運営)データベースへの登録
で株主へ報告される(ステップS23)。この株主総会の
通知は、同時に、Eメールアドレスを用いて各株主(会
員)に個別にオンライン送付してもよい。
【0029】定時株主総会や臨時株主総会においては、
会社役員と株主との間の質疑・応答が行われるけれど
も、この質疑・応答は会務(クラブ運営)メニューの質
疑・応答用紙を用いて行われる。即ち、会務(クラブ運
営)メニューの質疑・応答用紙が選択されると、事務局
機構15の制御部では、通信中の株主端末13の端末I
Dから株主を調べ、会議議案に添付された質疑用紙の株
主欄に会員氏名(名称)、住所などのデータを打ち込ん
だ後、株主端末13へ同質疑・応答用紙をオンラインで
送付する。したがって、株主は同質疑用紙へ質問事項を
記入した後、事務局機構15へ同質疑・応答用紙を送付
し、回答欄に記入した同質疑・応答用紙を事務局機構1
5から当株主へ再びオンライン送付すれば、極力手間を
省いた討議を行うことができる。
【0030】株主総会での質疑の模様は、会務(クラブ
運営)メニューに当期株主総会メニューを増設して、質
疑・応答の内容を同当期株主総会メニューに即時登録し
て、会員であれば、誰でも閲覧可能な状態とすることも
できるが、当期株主総会メニューへの登録は事務局機構
15のみで管理できるから、株主間の議論が発生した場
合でも、事務局機構15サイトを介することになり、議
論の暴走を抑制できる。
【0031】なお、事務局機構15で用意される株主へ
の一般的な連絡は、会社情報データベース23、会員情
報データベース25への登録をもって情報伝達されるも
のとして説明したが、臨時または定時株主総会の開催通
知などの重要な通知事項は、株主名簿データベースに保
存されている各株主のEメールアドレスを用いて通信ネ
ットワーク11を介して個別に同時に通知することもで
きる。勿論、事務局機構15で特定の株主に連絡する必
要のある場合や、事務局機構15サイトを介しての株主
間の商品取引が行われる場合にも、同通信ネットワーク
11を利用できる。
【0032】本システムを運用する場合、株主名簿デー
タベース21の株主データに基づいて利用者コードの設
定や同利用者コードが有効か否かがチェックされるの
で、事務局機構15では、株主名簿データベース21の
株主データのメンテナンスだけでシステム全体の運用を
管理できる。
【0033】なお、前述した本発明の実施例の説明で
は、事務局機構15に対する株主からのアクセスに応じ
て利用者コードがセットされる例を説明したが、株主か
らのアクセスを待つことなく、新規株主に対する会社挨
拶、本株主会の紹介連絡を行う際に事務局機構15側で
あらかじめ用意した指定「利用者コード」を送付するよ
うにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、印刷物の郵送を原則としていた株主向けの活
動を所謂電子通信化するので、印刷費用を削減し、通信
費用の合理化を行うことができる。また、本発明による
と、株主は必要な情報をいつでも入手できるばかりでな
く、事務局側は情報データベースの情報を更改するだけ
で、迅速な情報提供を行うことができ、株主が変更され
た場合にも、株主名簿データベースのメンテナンスだけ
で正規の株主のみに情報を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の株主会運営システムの構成を示す図で
ある。
【図2】同株主会運営システムの事務局機構の構成を示
す図である。
【図3】同株主会運営システムの株主名簿データの構造
を示す図である。
【図4】同株主会運営システムにおける会員登録時のフ
ローチャートである。
【図5】同株主会運営システムの初期画面を示す図であ
る。
【図6】同株主会運営システムの会員登録メニュー画面
を示す図である。
【図7】同株主会運営システムにおける情報入手処理時
のフローチャートである。
【図8】同株主会運営システムのメインメニュー画面を
示す図である。
【図9】同株主会運営システムにおける第1の双方向情
報処理時のフローチャートである。
【図10】同株主会運営システムの株主優待画面の構造
を示す図である。
【図11】同株主会運営システムにおける第2の双方向
情報処理時のフローチャートである。
【図12】同株主会運営システムの株主総会議案画面の
構造を示す図である。
【図13】同株主会運営システムの質疑用紙画面の構造
を示す図である。
【符号の説明】
11 通信ネットワーク 13 株主端末 15 事務局機構 21 株主名簿データベース 23 会社情報データベース 25 会員情報データベース 27 通信履歴データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 AA01 AA02 CC00 CC01 CC02 DD01 DD05 EE00 EE05 FF03 GG02 GG04 GG07 5E501 AC23 AC25 AC42 BA05 CA02 CB02 CB09 DA02 DA15 EB05 FA05 FA13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定会社の株主で構成される複数の株主
    端末と、これらの株主端末に対して通信ネットワークを
    介して接続されて株主会の運営を行う事務局機構とを備
    え、事務局機構は株主情報を記憶する株主名簿データベ
    ース及び運営に必要な情報を格納した情報データベース
    を有し、前記株主名簿データベースに登録された株主の
    みが前記情報データベースの情報の授受を行うことがで
    きることを特徴とする株主会運営システム。
  2. 【請求項2】 前記株主名簿データベースの株主情報に
    は、株数、氏名、住所、Eメールアドレスのひとつが含
    まれることを特徴とする請求項1記載の株主会運営シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記株主名簿データベースの株主情報に
    は株主を特定するために事務局機構で設定される利用者
    コードが含まれ、株主は同利用者コードの入力により前
    記情報データベースの情報の授受を行うことができるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の株主会
    運営システム。
  4. 【請求項4】 前記情報データベースには特定会社の少
    なくとも会社概要、製品情報が格納され、これらの情報
    は株主端末から読み出すことができることを特徴とする
    請求項1から請求項3の何れかひとつに記載の株主会運
    営システム。
  5. 【請求項5】 前記情報データベースには利用者情報及
    び利用意志を入力できる部分を含んだ株主優待内容が格
    納され、株主端末からの要求で同株主優待内容が呼び出
    される時、株主名簿データベースの株主情報から前記利
    用者情報が予め書き込まれることを特徴とする請求項1
    から請求項4の何れかひとつに記載の株主会運営システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記情報データベースには株主の賛否を
    問う議案が含まれ、同議案には議案ごとの株主意志を入
    力できる部分を含み株主端末からの要求で同議案が呼び
    出される時、株主名簿データベースの株主情報から投票
    する株主情報が予め書き込まれることを特徴とする請求
    項1から請求項5の何れかひとつに記載の株主会運営シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 株主名簿データベースの株主情報から読
    み出される情報には株主の保有株数が含まれ、同株数が
    株主欄に書き込まれることを特徴とする請求項6記載の
    株主会運営システム。
  8. 【請求項8】 前記情報データベースには会議の運営に
    用いる書き込み可能な質疑・回答用紙が含まれ、株主端
    末からの要求で同質疑・回答用紙が呼び出される時、株
    主名簿データベースの株主情報から読み出された株主情
    報が前記質疑・回答用紙の質問者欄に予め書き込まれる
    ことを特徴とする請求項1から請求項7の何れかひとつ
    に記載の株主会運営システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008097139A (ja) * 2006-10-06 2008-04-24 Ns Solutions Corp 情報処理装置、情報提供方法及びポータルサイトシステム
JP2009042852A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Shareholders Relationservice Inc 株主カードシステム

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