JP2001357186A - 建設現場の管理システム - Google Patents

建設現場の管理システム

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JP2001357186A
JP2001357186A JP2000178301A JP2000178301A JP2001357186A JP 2001357186 A JP2001357186 A JP 2001357186A JP 2000178301 A JP2000178301 A JP 2000178301A JP 2000178301 A JP2000178301 A JP 2000178301A JP 2001357186 A JP2001357186 A JP 2001357186A
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JP2000178301A
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Fumio Hatori
文雄 羽鳥
Yasushi Yoshimura
康史 吉村
Chiharu Shiono
千春 塩野
Yukinori Sakota
行記 迫田
Hiroshi Tanabe
洋 田辺
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Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備の利用スケジュールや規制事項等を、事
務所に戻ることなく建設現場のどこにいても携帯端末の
みで確認できるようにし、建設現場での管理業務の効率
を向上させることのできる建設現場の管理システムを提
供する。 【解決手段】 建設現場12の事務所14には現場管理
サーバ16と交換機20が設置され、管理情報19の格
納と携帯無線機44へのテキストデータの転送を可能に
している。一方、建設現場12から離れたメールサーバ
設置機関26にはメールサーバ34が設置され、現場管
理サーバ16から送信されたテキストデータを交換機2
0を介して各携帯無線機44に送信可能にしている。こ
のように管理システム10を構成すれば、情報量の少な
いテキストデータによっても作業現場40における各種
スケジュールを確実に担当者に知らしめることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設現場の管理シ
ステムに係り、特に建設現場の作業員が携帯無線機を用
いて容易に機材の予定などを確認することのできる建設
現場の管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】建設現場では、多数の設備(揚重機等)
が使用されている。こうした設備の運営方法は、建設現
場の事務所にて担当者が設備機器の使用予定をホワイト
ボード等に手書きで記入し、これを事務所内で掲示した
り、これを見て空き時間等の利用調整などを行ってい
た。
【0003】また比較的OA化の進んだ現場では、スケ
ジュールの作成や運営管理にクライアントサーバ環境下
で稼働する設備予約システムを使用し、設備の利用スケ
ジュールの予約や確認をネットワークに接続された手元
のパソコン等で行うようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述したような
設備の管理方法では下記に示すような問題点があった。
すなわち設備のスケジュールの確認は、建設現場におい
ても突発的に発生する場合がある。こうした場合、スケ
ジュール状況を確認するのに作業現場からその都度事務
所まで戻らなければならなかった。また無線機や携帯電
話を活用できる現場であれば、これらを用いて事務所に
連絡を行い、口頭にて確認をすることもできるが、この
場合では、事務所へ問い合わせを行い、スケジュール表
から設備を利用する担当者を確認してもらった後、その
担当者に連絡をしなければならず非常に手間がかかると
いう問題点があった。
【0005】また上記に示す設備のスケジュール以外に
も、建設現場では安全のための通行規制など、様々な規
制事項が日々変更され通達される。そしてこれら規制事
項は概ね朝礼等で全員に一斉に通達し、それ以降は設備
の利用状況と同時に事務所内あるいは朝礼実施場所など
に掲示して運営を行うようにしているが、その規制事項
の全てを把握するためには各人がメモをとらなければな
らず、労力がかかるとともに各人の記録に間違いが生じ
るおそれがあった。また規制事項をすべて記録したメモ
をとらない場合、現場内で突発的に確認をする必要が生
じると、設備のスケジュールの確認時と同様に事務所ま
で戻るか、あるいは無線機または携帯電話を用い事務所
に問い合わせなければならなかった。
【0006】なお設備予約システムを採用している建設
現場では、小型の情報端末と携帯電話を組み合わせて前
記予約システムにアクセスし、スケジュールや規制事項
を閲覧する方法も考えられるが、この方法では、担当者
が携帯電話の他に情報端末を携帯しなければならない。
このため工具類や図面、その他多数のものを持ち歩かな
ければならない建設現場の監督者には不向きであった。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に着目し、設
備の利用スケジュールや規制事項等を、事務所に戻るこ
となく建設現場のどこにいても携帯端末のみで確認でき
るようにし、建設現場での管理業務の効率を向上させる
ことのできる建設現場の管理システムを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、設備の利用ス
ケジュールや規制事項等の情報をテキストデータに変換
して、このテキストデータを建設現場内の担当者の携帯
無線機に送信するようにすれば、データ量を最小限にす
るとともに確実に情報を伝達することが出来るという知
見に基づいてなされたものである。
【0009】すなわち本発明に係る建設現場の管理シス
テムは、入力された建設現場の管理情報を格納するとと
もにテキストデータに変換して通信網に出力する現場管
理サーバと、この現場管理サーバの出力したテキストデ
ータを前記通信網を介して格納するとともに前記テキス
トデータを前記通信網に出力するメールサーバと、この
メールサーバの出力した前記テキストデータを無線信号
に変換して出力する送受信部と、この送受信部を介して
前記メールサーバと通信し前記メールサーバの出力した
前記テキストデータを表示する携帯無線機とを有するよ
う構成した。
【0010】そして前記現場管理サーバは、複数の建設
現場のそれぞれに設置した端末機器に前記通信網を介し
て接続され、前記各端末機器により前記現場管理サーバ
に対する前記管理情報の入力、読み出しが可能であるこ
とが望ましく、また前記管理情報は揚重機等の各種設備
の使用スケジュールを含むことが望ましい。
【0011】また前記管理情報は、前記建設現場の特定
箇所における注意事項を含み、前記端末機器に前記建設
現場の図と前記注意事項に係る対応個所が前記図に明示
されるようにしてもよい。
【0012】
【作用】上記構成によれば、現場管理サーバには各種設
備などのスケジュールを書き込む管理情報が記録されて
いる。そして揚重機などの設備の使用を予約する際に
は、管理情報に設備名称、日時、担当者名などの管理項
目を書き込むようにすればよい。
【0013】このように管理情報に設備使用の予定が書
き込まれた後は、現場管理サーバによって前記管理情報
における管理項目がテキストデータに変換される。そし
て変換されたテキストデータは、通信網を介してメール
サーバへと送られる。なおこのテキストデータをメール
サーバに送信する際、建設現場におけるどの担当者に送
信を行うのかあらかじめ決定をしておく(特定の相手あ
るいは複数の相手に送信を行うかをあらかじめ決定して
おく)。そしてメールサーバは、現場管理サーバからテ
キストデータを受け取ると、このテキストデータを建設
現場におけるあらかじめ決定された携帯無線機宛てに送
信を行う。
【0014】ここでメールサーバから携帯無線機への送
信は下記のように行われる。送信対象となるテキストデ
ータはメールサーバから送出されると、まず現場管理サ
ーバやメールサーバと同様の通信網に接続された送受信
部に前記通信網と経由して到達する。そしてテキストデ
ータが送受信部に入ると、送受信部に設けられたアンテ
ナから無線信号としてテキストデータを発信させ、任意
の携帯無線機にテキストデータを送り出す。
【0015】こうして任意の携帯無線機にテキストデー
タが送り出されると、携帯無線機の表示板にテキストデ
ータが表示され、前記携帯無線機の所有者(担当者)
は、設備の予約状況を建設現場にて容易に確認すること
ができる。そして設備の予約状況を確認した後、必要が
有れば携帯無線機にて担当者同士で連絡を取り合い、設
備のスケジュールについて調整を行うようにすれば効率
的な運営を行うことができる。なお管理情報の管理項目
をテキストデータとして送信することでデータ量を最小
限に抑えることができる。このため携帯無線機はテキス
ト表示を行う機能だけを有していればよく、前記携帯無
線機の構造を簡単にすることができる。またデータ量が
少ないことから携帯無線機への送信時間を短縮すること
ができ、このため電波状態の変動による影響が抑えられ
データ転送の信頼性を向上させることができる。
【0016】またメールサーバにテキストデータが取り
込まれた後に任意の携帯無線機に前記テキストデータを
送信するだけでなく、携帯無線機の所有者がメールサー
バに接続して自分宛のテキストデータを取り込むように
してもよい。このように携帯無線機の所有者が自らメー
ルサーバに接続するようにすれば、携帯無線機の所有者
は、事前に電波状態などの確認も行うことができ、デー
タの受信を行えたかの確認を確実に行うことができる。
【0017】さらに建設現場における事務所で急なスケ
ジュール変更が発生しても、この情報をテキストデータ
として送信することで担当者にも早急に知らせることが
でき、特定の人を探し回らなくても済むことができる。
【0018】そして前記現場管理サーバを、複数の建設
現場のそれぞれに設置した端末機器に接続し、複数の建
設現場を一対のメールサーバと現場管理サーバとで集中
して管理すれば、これらサーバのバックアップやセキュ
リティ面からの保守や管理を建設現場で行う必要がない
ため、建設現場での運営コストを低減させることができ
る。更に複数の現場のサーバ管理を一箇所で集中して行
えるので、各現場にサーバの保守や管理を行うネットワ
ーク担当者を配置するのを無くすることができる。
【0019】ところで管理情報は、前記建設現場の特定
箇所における注意事項を含み、前記端末機器に前記建設
現場の図と前記注意事項に係る対応個所が前記図に明示
されるようにすれば、建設現場における通行止め等の注
意事項等など、規制が行われる場所を視覚的に把握する
ことが可能になり、この場所に表示された時間や作業内
容といった項目の理解を容易に行うことができる。
【0020】なおこのような通行止め等の規制事項を管
理情報とした場合でも、現場管理サーバによってこれら
管理情報の管理項目(日時、場所等)がテキストデータ
に変換され、建設現場内における携帯無線機に送られる
ので、携帯無線機の所有者は、これら通行止め等の規制
事項を建設現場にて容易に確認することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る建設現場の管
理システムに好適な具体的実施の形態を図面を参照して
詳細に説明する。
【0022】図1は、本実施の形態に係る建設現場の管
理システムの構成を示す説明図である。同図に示すよう
に、本実施の形態に係る建設現場の管理システム10
(以下、管理システム10と称す)では、建設現場12
の事務所14に現場管理サーバ16が設けられている。
そして当該現場管理サーバ16には、前記建設現場12
のスケジュール管理をなす管理情報が収められており、
後述する端末機器を用いることで前記スケジュールの閲
覧および入力等を行えるようにしている。さらに現場管
理サーバ16には情報処理手段が設けられており、当該
情報処理手段にて前記管理情報における日時や場所およ
び担当者といった管理項目をテキストデータに変換し、
これを後述するメールサーバに送信可能にしている。そ
して事務所14の内部には、前記現場管理サーバ16の
他に、端末機器となるクライアントPC18が複数台
(但し、本実施の形態では1台のみの表示)と、建設現
場内で使用する携帯無線機へのメール送信を可能にする
送受信部42とが設けられている。なおこれら現場管理
サーバ16とクライアントPC18、そして送受信部4
2は、通信網となるネットワークケーブル22にて接続
されており、このネットワークケーブル22を介して各
種データの受け渡しを行えるようにしている。ここで送
受信部42の前段にはネットワーク接続装置(ルータ)
24と交換機20とが設けられており、これら前段に設
けられた機器によりデータ変換等の処理を行うことで送
受信部42をネットワーク上に接続できるようにしてい
る。なおネットワークケーブル22の両端には終端抵抗
27が取り付けられており、ケーブル端部での信号の反
射を防止するようにしている。
【0023】一方、管理システム10においては、建設
現場12から離れた場所(例えば建設会社内など)にメ
ールサーバ設置機関26が設けられ、前記建設現場12
とは通信網となる電話回線網28を介して接続がなされ
ている。このため建設現場12とメールサーバ設置機関
26との間で電話回線網28を介して各種データの受け
渡しを行えるようにしている。なおメールサーバ設置機
関26は、電話回線網28に接続される交換機30と、
この交換機30にネットワークケーブル32を介して接
続されるメールサーバ34とで構成される。また交換機
20と同様、交換機30もその前段にネットワーク接続
装置(ルータ)36が設けられており、これら機器を介
すことでデータ変換等の処理をなすようにしている。な
おネットワークケーブル22と同様の理由により、ネッ
トワークケーブル32の両端にも終端抵抗38が取り付
けられる。
【0024】ところで建設現場12における作業領域4
0には、送受信部42から引き出されたアンテナ43が
複数設置されており(図中では3台のアンテナが設置さ
れている)、後述する携帯無線機が作業領域40内で確
実にアンテナ43からの電波を受信できるようにしてい
る。
【0025】作業領域40内で使用される携帯無線機4
4には、テキスト表示部46が設けられている。そして
このテキスト表示部46を設けたことで携帯無線機44
は、通常の通話機能の他に、受信アンテナ48にてテキ
ストデータを受信すると、このテキストデータをテキス
ト表示部46に表示可能にしている。なおこうした携帯
無線機44には、固有のアドレスが割り当てられてお
り、このためアンテナ43から電波を発信させる際、そ
の電波情報の先頭に任意のアドレスを付与することで、
このアドレスに該当する携帯無線機44の呼び出しやテ
キストデータの受信を行えるようにしている。そして前
記携帯電話機44は、作業領域40における複数の現場
担当者が携帯する。
【0026】このような管理システム10を用いて、建
設現場12における揚重機の利用スケジュールの調整を
行う手順を説明する。
【0027】図2は、揚重機のスケジュールを表示させ
た画面の説明図であり、図3は、スケジュール設定の業
務フローを示したフローチャートである。これらの図に
示すように、揚重機の利用スケジュールは事前に事務所
14内にて設定される。ここで揚重器の利用スケジュー
ルを設定するには、まずネットワークケーブル22にて
接続されたクライアントPC18を起動させ、現場管理
サーバ16の管理情報にアクセスし、同図(1)に示す
ような画面を表示させる。そして画面を表示させた後
は、クライアントPC18にて、使用する揚重機(同図
(1)においては、クレーンA〜C)の選定や、選定さ
れた揚重機の使用時間および使用者名、連絡先などとい
った管理項目の入力を行う(Step100)。このよ
うに管理項目を入力し現場管理サーバ16にこれら管理
項目が格納されると(Step110)、画面上に入力
した管理項目が表示され、事務所14に設置されたその
他のクライアントPC18から、最新の管理情報19の
閲覧が可能になる。そして管理項目の格納がなされた
後、クライアントPC18の画面上に表示されている送
信ボタン21をクリックすると現場管理サーバ16にお
ける情報処理手段が稼働し、前記管理項目をテキストデ
ータに変換する(Step120)。次いで、管理項目
がテキストデータに変換されると現場管理サーバ16で
は、作業現場40にいる各担当者に向けて前記テキスト
データの送信を行う。なお送信先となる各担当者の選定
は、管理項目の入力時に設定したり、あるいは管理項目
の入力前にあらかじめ設定しておいたり、建設現場12
の状況によって任意に選定すればよい(Step13
0)。
【0028】そして作業現場40の担当者に前記テキス
トデータを送信する手順は以下のようになる。まず現場
管理サーバ16にて変換されたテキストデータは、ネッ
トワークケーブル22からネットワーク接続装置24を
介して交換機20へと到達する。なおテキストデータと
ともに送信先となる建設現場の担当者の情報も同時に送
られることはいうまでもない。そして交換機20に到達
したテキストデータは、電話回線網28を経由してメー
ルサーバ設置機関26へと受け渡しがなされ、当該メー
ルサーバ設置機関26における交換機30、ネットワー
ク接続装置36を経由し、ネットワークケーブル32を
介してメールサーバ34へと送られる(Step14
0)。
【0029】このように前記テキストデータがメールサ
ーバ34に送られると、当該メールサーバ34では、テ
キストデータと同時に送られた送信先となる担当者の情
報をもとに、テキストデータからなるメールを発信す
る。そしてテキストデータはメールサーバ34から電話
通信網28を介して事務所14内の交換機20を経由し
て送受信部42へと送信される。ここで送受信部42に
各担当者当てのメールが届くと、前記送受信部42では
アンテナ43より電波を発射し、任意の携帯無線機44
に宛ててメールを発信する。そしてアンテナ43から発
せられたメールを任意の携帯無線機44が取り込むと、
携帯無線機44に設けられた図示しないスピーカからメ
ール着信音が鳴り、そのメールの内容が携帯無線機44
におけるテキスト表示部46に表示される。メールの内
容をテキスト表示部46に表示させた状態を図2(2)
に示す。同図(2)に示すように揚重機のスケジュール
における管理項目はテキストデータとなり、テキスト表
示部46に文字として表示されるので、建設現場40に
おける担当者は容易にその内容を把握することができ
る。また携帯無線機44にはテキストデータを表示する
たけの機能を有していればよいので、携帯無線機44自
体を簡単な構成とすることができるのである。また送信
対象がテキストデータなのでデータ量自体も少なく、通
信ネットワークを構成する機器への負担を軽減させるこ
とができる。さらにデータ量の少なさから転送時間が短
時間で済み、メール送信中に電波状況が変動し、メール
の転送が不能になるといった障害を低減させることがで
きる。
【0030】また上記の形態では、メールサーバ34に
現場管理サーバ16からデータが送られると、直ちにメ
ールサーバ34が担当者の所有する携帯無線機44にメ
ールを送るようにしていたが、この形態に限定されるこ
ともなく、現場管理サーバ16から送られたデータを一
旦メールサーバ34にて保管しておき、作業現場40の
担当者から携帯無線機44を用いてメールの受信作業が
あった場合にのみメールサーバ34から携帯無線機44
宛てにメールを送るようにしてもよい。
【0031】このように携帯無線機44の所有者が自ら
メールサーバ34に接続するようにすれば、携帯無線機
44の所有者は、事前に電波状態などの確認も行うこと
ができ、データの受信を行えたかの確認を確実に行うこ
とができる。さらに担当者は作業現場40だけでなく事
務所14にもいる場合があるので、その場合はクライア
ントPC18を用いてスケジュールの閲覧ができるの
で、情報が重複するのを防止することができる。
【0032】そして送られてきたメールにより揚重機の
スケジュールを確認した後、当該揚重機のスケジュール
の調整が必要だと判断した際には、前記携帯電話44を
用いて揚重機を使用する担当者を呼び出し種々の調整を
行うようにすればよい。なおメールが送信される担当者
は、前述の通り建設現場12の作業現場40だけでなく
事務所14にいる場合もある。図4は、担当者が揚重機
のスケジュール調整を行う手順を示したフローチャート
である。同図に示すように、スケジュール調整は担当者
が事務所14か作業現場40にいるかによってその対処
方法が異なる(Step190)。すなわち担当者が事
務所14にいる場合は、まずクライアントPC18を用
いて担当者が現場管理サーバ16の管理情報にアクセス
し、スケジュールの閲覧を行う(Step200)。な
おクライアントPC18を用いて閲覧を行う場合は、図
2(1)に示すような画面になる。そしてクライアント
PC18の画面情報によりスケジュールの調整が必要か
否かの判断を行う(Step210)。ここでスケジュ
ールの調整が必要なければそのままスケジュールを変更
することなく調整作業を終了するが(Step22
0)、前記スケジュールの変更が必要である場合には、
事務所14の内部にある通信手段等を用いて他の担当者
を呼び出し、スケジュールの調整を行うようにすればよ
い(Step230)。一方、担当者が作業現場40に
いる場合では、所有する携帯無線機44を用いてメール
サーバ34にアクセスし(Step300)、自分宛の
メールを受信する(Step310)。そして事務所1
4にいるときと同様、携帯無線機44にてスケジュール
を確認した後に、当該スケジュールの調整が必要か否か
の判断を行う(Step320)。ここでスケジュール
の調整が必要なければそのままスケジュールを変更する
ことなく調整作業を終了するが(Step220)、前
記スケジュールの変更が必要である場合には、所有の携
帯無線機44を用いて他の担当者を呼び出し、スケジュ
ールの調整を行うようにすればよい(Step33
0)。ところで上述した実施の形態では、揚重機のスケ
ジュールの調整を例にとり説明をおこなったが、この形
態に限定されることもなく、管理情報を建設現場12に
おける通行止め等の規制事項としてもよい。図5は、通
行止め等の規制事項を表示させた画面の説明図である。
同図(1)に示すように作業現場40では、大物機器の
搬入による通路の通行規制などが頻繁に行われる。そし
てこのような交通規制事項を管理情報とし、現場管理サ
ーバ16に格納させれば、揚重機と同様のシステムを構
築させることができる。
【0033】なお通行止めといった規制事項は、作業現
場40における場所の特定が重要になるがクライアント
PC18では、規制事項となる管理情報を表示させる
際、作業現場40の配置図を表示させ、この配置図上に
前記規制場所を表示させることで視認性を向上させるよ
うにした。また配置図上における規制場所を表すマーキ
ング箇所に規制場所以外の規制項目(規制日時や担当者
など)を入力できるようにし、これにより規制項目の入
力の間違いが生じるのを防止するようにした。
【0034】なお前記管理情報における規制項目につい
ては、クライアントPC18にて規制項目の入力後、メ
ールの送信先を設定するとともに画面上の送信ボタン5
0をクリックすることで現場管理サーバ16における情
報処理手段が稼働し、規制項目についてのテキスト変換
がなされ、テキストデータがメールサーバ34に送信さ
れる。そして作業現場40における携帯無線機44を用
いて前記メールサーバ34に接続し前記テキストデータ
をテキスト表示部46に表示させればよい。携帯無線機
44における前記テキストデータの表示状態を同図
(2)に示す。
【0035】図6は、管理システム10の応用例を示す
説明図である。なお同図は、上記実施例の応用例である
ので上述した構成と同じであるものは、同一の番号を付
与して説明を行うものとする。
【0036】同図では、複数の建設現場12を一対の現
場管理サーバ16とメールサーバ34とで管理するもの
である。すなわち個々の建設現場12には、設備の予約
や閲覧をなすクライアントPC18と交換機20とを配
置しておく。一方、建設現場12から離れた(本社等に
設置された)メールサーバ設置機関26側にメールサー
バ34とともに現場管理サーバ16を設置する。そして
建設現場12とメールサーバ設置機関26との間を電話
回線網28にて接続し、データの送受信が行えるように
なっている。
【0037】このように複数の建設現場12を一対の現
場管理サーバ16とメールサーバ34とで管理するよう
にすれば、現場管理サーバ16のバックアップや保守管
理を個々の建設現場12で行う必要がないため、当該建
設現場12での運営コストを低減させることができる。
更に複数の建設現場16の管理を一箇所(本社等)で集
中して行えるので、各現場にサーバの保守や管理を行う
ネットワーク担当者を配置する必要が無くなり、人件費
の低減を図ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力された建設現場の管理情報を格納するとともにテキス
トデータに変換して通信網に出力する現場管理サーバ
と、この現場管理サーバの出力したテキストデータを前
記通信網を介して格納するとともに前記テキストデータ
を前記通信網に出力するメールサーバと、このメールサ
ーバの出力した前記テキストデータを無線信号に変換し
て出力する送受信部と、この送受信部を介して前記メー
ルサーバと通信し前記メールサーバの出力した前記テキ
ストデータを表示する携帯無線機とを有したことから、
設備の利用スケジュールや規制事項等を、事務所に戻る
ことなく建設現場のどこにいても携帯無線機のみで確認
できるようにし、建設現場での管理業務の効率を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る建設現場の管理システムの
構成を示す説明図である。
【図2】揚重機のスケジュールを表示させた画面の説明
図である。
【図3】スケジュール設定の業務フローを示したフロー
チャートである。
【図4】担当者が揚重機のスケジュール調整を行う手順
を示したフローチャートである。
【図5】通行止め等の規制事項を表示させた画面の説明
図である。
【図6】管理システム10の応用例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10………建設現場の管理システム、12………建設現
場、14………事務所、16………現場管理サーバ、1
7………情報処理手段、18………クライアントPC、
19………管理情報、20………交換機、22………ネ
ットワークケーブル、24………ネットワーク接続装
置、26………メールサーバ設置機関、27………終端
抵抗、28………電話回線網、30………交換機、32
………ネットワークケーブル、34………メールサー
バ、36………ネットワーク接続装置、38………終端
抵抗、40………作業現場、42………送受信部、43
………アンテナ、44………携帯無線機、46………テ
キスト表示部、48………受信アンテナ、50………送
信ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩野 千春 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 日 立プラント建設株式会社内 (72)発明者 迫田 行記 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 日 立プラント建設株式会社内 (72)発明者 田辺 洋 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 日 立プラント建設株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA02 BB05 CC32 DD01 EE00 FF04 GG03 GG06 GG07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された建設現場の管理情報を格納す
    るとともにテキストデータに変換して通信網に出力する
    現場管理サーバと、この現場管理サーバの出力したテキ
    ストデータを前記通信網を介して格納するとともに前記
    テキストデータを前記通信網に出力するメールサーバ
    と、このメールサーバの出力した前記テキストデータを
    無線信号に変換して出力する送受信部と、この送受信部
    を介して前記メールサーバと通信し前記メールサーバの
    出力した前記テキストデータを表示する携帯無線機とを
    有することを特徴とする建設現場の管理システム。
  2. 【請求項2】 前記現場管理サーバは、複数の建設現場
    のそれぞれに設置した端末機器に前記通信網を介して接
    続され、前記各端末機器により前記現場管理サーバに対
    する前記管理情報の入力、読み出しが可能であることを
    特徴とする請求項1に記載の建設現場の管理システム。
  3. 【請求項3】 前記管理情報は揚重機等の各種設備の使
    用スケジュールを含むことを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の建設現場の管理システム。
  4. 【請求項4】 前記管理情報は、前記建設現場の特定箇
    所における注意事項を含み、前記端末機器に前記建設現
    場の図と前記注意事項に係る対応個所が前記図に明示さ
    れることを特徴とする請求項2に記載の建設現場の管理
    システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040017642A (ko) * 2002-08-23 2004-02-27 빌딩닥터그룹(주) 건설현장 관리 시스템 및 그 방법

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