JP2001357130A - 診療情報管理システム - Google Patents

診療情報管理システム

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JP2001357130A
JP2001357130A JP2000182313A JP2000182313A JP2001357130A JP 2001357130 A JP2001357130 A JP 2001357130A JP 2000182313 A JP2000182313 A JP 2000182313A JP 2000182313 A JP2000182313 A JP 2000182313A JP 2001357130 A JP2001357130 A JP 2001357130A
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Japan
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management system
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JP2000182313A
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English (en)
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Satoshi Saito
聡 斎藤
Hitoshi Matsuo
仁司 松尾
Satoshi Mitsuyama
訓 光山
Kazuyuki Shimada
和之 島田
Takeshi Hashiguchi
猛志 橋口
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】個人の遺伝子情報を含む診療情報と上記診療情
報に対応する当該個人が容易には特定されない診療情報
管理システムを提供する。 【解決手段】個人識別情報を第1の暗号化手段11によ
り暗号化し、個人識別情報対応データベース13に格納
し、個人識別情報を除く診療情報を第2の暗号化手段1
2により暗号化し、診療情報・遺伝子情報統合データベ
ース14に格納し、上記二つのデータベース内では管理
符号付与手段15によって生成される管理符号16を個
人識別情報の代替として用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は医療情報システムに
係り、特に遺伝子情報を含む診療情報管理システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】遺伝子研究の進歩によりヒトゲノムの全
塩基配列の決定や遺伝子の持つ機能の解明が着実に進む
中で、個人が持つ遺伝学的な多様性と疾病との関連性等
を研究し、疾病の予防、早期発見、早期治療に活用する
試みが開始されている。
【0003】個人が持つ遺伝学的な多様性と疾病との関
連性を調べる等の研究を遂行するためには、遺伝子検査
結果や遺伝子検査結果を解析して得られる所見等、個人
の遺伝子に関連する情報(以下、遺伝子情報)と、既往
歴等、個人の疾病に関連する情報(以下、疾病情報)と
を多数収集し、統括的に管理することが必要となる。
【0004】現在、個人の疾病情報は、例えば文献1に
示されるように、電子カルテシステム等の診療録の一部
として各医療機関が個別に管理している(文献1:「電
子カルテの運用経験と今後の課題」、医療とコンピュー
タ,Vol.9,No.11,pp.8〜11,1998)。
【0005】診療録には、個人の疾病情報のほか、家族
歴、主訴、所見、検査結果、生活習慣、症状経過、治療
経過、薬剤の処方に関する情報等が含まれており、さら
に診察に直接関係しない、個人の氏名、住所、生年月
日、診療録ID等の情報も含まれている。一方、個人の
遺伝子情報を用いる研究は、その結果もしくは結果から
得られる情報が、当該個人またはその血縁者、家族に対
して倫理的、法律的に社会的問題を引き起こす恐れがあ
るため、研究に用いる遺伝子情報の匿名性の確保等、個
人の遺伝子情報の管理に際しては特別の注意を要する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
は、個人の氏名、住所、生年月日、診療録ID等の当該
個人を特定することが可能な情報(以下、個人識別情
報)と個人の疾病情報とを一元的に管理しているため、
個人の疾病情報と同時に個人の遺伝子情報を管理する場
合に、個人識別情報と当該個人の遺伝子情報とが容易に
結びついてしまう。
【0007】個人識別情報と当該個人の遺伝子情報とが
結びついた場合、当該個人を特定することが可能となる
ため、遺伝子情報を用いた研究の結果が当該個人または
その血縁者、家族に対して倫理的、法律的に社会的問題
を引き起こす可能性を有しているという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の診療情報管理システムは、個人識別情報を
診療情報から切り離し、暗号化して管理することによっ
て、個人識別情報と個人識別情報を除く診療情報とが容
易に結びつかないようにし、個人の遺伝子情報を含む診
療情報から当該個人が容易に特定できないようにする。
【0009】本発明の診療情報管理システムは、個人の
氏名、住所、生年月日、診療録ID等、個人を特定し得
る情報(以下、個人識別情報)を暗号化する暗号化手段
と、上記暗号化手段により暗号化された個人識別情報お
よび個人識別情報を除く個人の遺伝子情報を含む診療情
報とを格納する記憶装置とを有する。
【0010】また、個人識別情報を除く個人の遺伝子情
報を含む診療情報のセキュリティを高めるために、個人
識別情報を暗号化する第1の暗号化手段と、個人識別情
報を除く診療情報を暗号化する第2の暗号化手段と、第
1の暗号化手段により暗号化された個人識別情報および
第2の暗号化手段により暗号化された個人識別情報を除
く診療情報を格納する記憶装置とを有する。
【0011】さらに、暗号化された個人識別情報を記憶
装置内で識別し管理するための管理符号を付与する管理
符号付与手段を有し、管理符号を個人識別情報の代替と
して用いることによって、記憶装置内で当該個人の診療
情報を識別し、管理する。
【0012】本発明の診療情報管理システムによって複
数の医療機関における診療情報を管理する際には、医療
機関毎の個人識別情報を医療機関毎に個別に暗号化する
複数の暗号化手段を有する。
【0013】また、本発明の診療情報管理システムは、
各々の暗号化手段に対応する復号化手段を有し、記憶装
置の内容を参照する際に参照者が参照可能な情報の範囲
を、上記参照者の記憶装置へのアクセス権限として定
め、アクセス権限に応じて復号化に必要な情報を参照者
に付与する。さらに、上記復号化に必要な情報をICカ
ードに記録することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例の診療
情報管理システムの構成を示す。本発明の診療情報管理
システムは、個人を特定し得る個人識別情報を暗号化す
る第1の暗号化手段11(暗号化手段1と図示)と、疾
病情報および詳細診療情報および遺伝子情報を暗号化す
る第2の暗号化手段12(暗号化手段2と図示)と、暗
号化された個人識別情報131を格納する個人識別情報
対応データベース13と、暗号化された疾病情報141
および暗号化された詳細診療情報142および暗号化さ
れた遺伝子情報143を格納する診療情報・遺伝子情報
統合データベース14と、個人識別情報対応データベー
ス13内および診療情報・遺伝子情報統合データベース
14内の情報を識別し管理するための管理符号16を付
与する管理符号付与手段15とを有する。
【0015】上記管理符号16は、個人識別情報対応デ
ータベース13内で一意に決まり、なおかつ切り離され
た個人識別情報と、疾病情報および詳細診療情報および
遺伝子情報とを結びつける唯一の項目である。
【0016】ここで、疾病情報とは、診療録に含まれる
情報のうち、たとえば個人の遺伝学的な多様性と疾病と
の関連性を調べる等の研究を遂行する際に最低限必要と
なる、当該個人が過去に罹患した疾病に関連する情報の
ことであり、具体的には、既往歴等のことをいう。ま
た、詳細診療情報とは、診療録に含まれる情報のうち、
個人識別情報および疾病情報以外の情報のことであり、
具体的には、家族歴、主訴、所見、検査結果、生活習
慣、症状経過、治療経過、薬剤の処方に関する情報等の
ことをいう。また、遺伝子情報とは、遺伝子検査結果
や、遺伝子検査結果を解析して得られる情報等のことを
いう。
【0017】個人識別情報対応データベース13および
診療情報・遺伝子情報統合データベース14の内容の例
を図3および図4を用いて説明する。
【0018】個人識別情報対応データベース13の内容
は、図3に示すように個人識別情報対応テーブル31を
有し、上記テーブル31には、一意に決まる管理符号1
6として管理用ID311を格納し、管理用IDに対応
する患者氏名312、患者住所313、生年月日31
4、医療機関固有診療録患者ID315等の個人識別情
報と、診療情報管理医療機関316とを格納する。
【0019】個人識別情報および診療情報管理医療機関
316は図1における第1の暗号化手段11によって暗
号化して個人識別情報対応テーブル31に格納するが、
管理用ID311は、上記暗号化手段11によって暗号
化してもよいし、暗号化しなくてもよい。
【0020】また、上記テーブル31は、図3の例では
個人識別情報として患者氏名312、患者住所313、
生年月日314、医療機関固有診療録患者ID315等
を示してあるが、これらのすべてを格納してもよいし、
少なくとも1項目を選択して格納してもよい。また、個
人識別情報として格納する情報は図3に示した情報に限
るものではなく、家族構成や電話番号等、図3に示す以
外の情報が含まれていてもよい。
【0021】つぎに、診療情報・遺伝子情報統合データ
ベース14は、図4(a)に示すような疾病情報テーブ
ル41と、図4(b)に示すような遺伝子情報テーブル
42とを有する。
【0022】疾病情報テーブル41には、図4(a)に
示すように個人識別情報対応データベース13との結合
に必要な管理符号16である管理用ID311、診療情
報管理医療機関316、性別411と、過去に罹患した
疾患名412および確定診断日413等の疾病情報を格
納する。過去に罹患した疾患が複数存在する場合には、
罹患したすべての疾患に関して疾患名412と確定診断
日413とを格納する。
【0023】図4(a)の例では疾病情報のみを格納し
ているが、診療情報・遺伝子情報統合データベース14
に詳細診療情報を格納する場合も、図4(a)と同様の
形式で、管理用ID311とともに、例えば家族歴、主
訴等の情報を格納すればよい。
【0024】また、遺伝子情報テーブル42には、図4
(b)に示すように管理用ID311、検体管理医療機
関421、検体採取日422、検体分析日423、SN
P検査結果424等の個人の遺伝子情報を格納する。こ
こで、SNP(Single Nucleotide Polymorphism)と
は、ヒトゲノムの塩基配列における個人毎の一塩基の相
違(一塩基多型)のことであり、各個人における身体上
の表現型の差や疾病に対する感受性の差の原因として考
えられている。
【0025】図4(b)の例では、例えば遺伝子検査の
対象となる遺伝子領域のSNPにおいて、本来塩基配列
の並びがX(XはA,T,G,Cのいずれか)である部
位がY(YはA,T,G,Cのいずれか)に変異してい
る場合をXYとして表現しているが、SNP検査結果4
24の表現形式は図4(b)の例における表現形式に限
らず、SNP周辺の塩基配列等、他の情報を格納しても
よい。また、診療情報・遺伝子情報統合データベース1
4の内容は、図1における第2の暗号化手段12によっ
て暗号化してもよいし、暗号化しなくてもよい。
【0026】また、図4の例では疾病情報と遺伝子情報
とを別のテーブルに格納しているが、図4に示した2つ
のテーブルは、1つにまとまっていてもよいし、3つ以
上に分割されていてもよい。さらに、疾病情報および遺
伝子情報として格納する情報は図4に示した情報に限ら
ず、臨床検査結果、生活習慣、発現遺伝子、遺伝子発現
量等、図4に示した以外の情報が含まれていてもよい。
【0027】以下、図2および図5を用いて、本発明の
診療情報管理システムへの情報の格納手順を説明する。
図2および図5の例は、医療機関で管理されている個人
識別情報および疾病情報および遺伝子情報を格納する例
である。
【0028】医療機関が個別に管理している診療録(以
下、医療機関固有診療録)21から抽出(手順501)
された個人識別情報211、疾病情報212、遺伝子情
報214は、管理符号付与手段15によってそれぞれを
結びつけるための管理符号16を付与された(手順50
2)後、切り離される。
【0029】ここで、医療機関固有診療録21は、個人
識別情報211と、疾病情報212と、詳細診療情報2
13と、遺伝子情報214から構成されるものとする。
抽出された情報のうち、個人識別情報211は第1の暗
号化手段11によって暗号化され、上記暗号化された個
人識別情報131は個人識別情報対応データベース13
に格納される(手順503)。
【0030】また、疾病情報212および遺伝子情報2
14は第2の暗号化手段12によって暗号化され、暗号
化された疾病情報141および暗号化された遺伝子情報
143は診療情報・遺伝子情報統合データベース14に
格納される(手順504)。診療情報・遺伝子情報統合
データベース14内においては、管理符号16を個人識
別情報211の代替として用いることによって、当該個
人の疾病情報141および遺伝子情報143を識別し、
管理する。
【0031】本実施例のように、管理符号16を用いる
ことによって、疾病情報141および遺伝子情報143
の匿名性を確保することが可能となる。
【0032】ここで、図2および図5の例では、疾病情
報212および遺伝子情報214を第2の暗号化手段1
2によって暗号化して診療情報・遺伝子情報統合データ
ベース14に格納しているが、疾病情報212および遺
伝子情報214は暗号化せずに診療情報・遺伝子情報統
合データベース14に格納してもよい。すなわち、個人
識別情報211のみを暗号化するだけでも、個人を特定
することが可能な情報と研究に必要な当該個人の遺伝子
情報214や疾病情報212とが容易には結びつかない
ようにできる。しかし、上記実施例のように、疾病情報
212および遺伝子情報214を暗号化することによっ
て、より高いセキュリティが達成できる。
【0033】図2および図5の例では、詳細診療情報2
13は医療機関固有診療録21から抽出していないが、
詳細診療情報213を診療情報・遺伝子情報統合データ
ベース14に格納してもよく、詳細診療情報213を診
療情報・遺伝子情報統合データベース14に格納する場
合は、疾病情報212および遺伝子情報214を格納す
る場合と同様な手順で格納する。
【0034】ここで、図2および図5の例は、遺伝子情
報214があらかじめ医療機関固有診療録21に含まれ
ている場合の実施例であるが、個人の遺伝子情報214
が、あらかじめ医療機関固有診療録21に含まれている
とは限らない。個人の遺伝子情報214がまだ存在しな
いか、存在しても情報に不足があれば、新たに取得して
もよい。
【0035】以下、図6および図7を用いて、遺伝子情
報を新たに取得する場合の、本発明の診療情報管理シス
テムへの情報の格納手順を説明する。医療機関固有診療
録21から抽出(手順701)された個人識別情報21
1および疾病情報212は、管理符号付与手段15によ
って両者を結びつけるための管理符号16を付与された
(手順702)後、切り離される。
【0036】このうち、個人識別情報211は第1の暗
号化手段11によって暗号化され、暗号化された個人識
別情報131は個人識別情報対応データベース13に格
納される(手順703)。また、疾病情報212は第2
の暗号化手段12によって暗号化され、上記暗号化され
た疾病情報141は診療情報・遺伝子情報統合データベ
ース14に格納される(手順704)。
【0037】診療情報・遺伝子情報統合データベース1
4内においては、管理符号16を個人識別情報211の
代替として用いることによって、当該個人の疾病情報1
41および遺伝子情報143を識別し管理する。個人の
遺伝子情報がまだ存在しないか、存在しても情報に不足
があれば、遺伝子検査・解析手段61によって新たに取
得する(手順705)。個人の遺伝子情報を取得するた
めの遺伝子検査に用いる検体等は、管理符号16によっ
て管理される。
【0038】以上の実施例によれば、検体を直接取り扱
う臨床検査技師や看護婦等の医療従事者が、検体がどの
個人のものであるかを知ることなく、遺伝子検査を行な
うことが可能となる。遺伝子検査の結果得られた遺伝子
解析結果等の遺伝子情報は、疾病情報212とともに、
第2の暗号化手段12によって暗号化され、上記暗号化
された遺伝子情報143は診療情報・遺伝子情報統合デ
ータベース14に格納される(手順706)。
【0039】図6および図7の例では、疾病情報212
および遺伝子情報を第2の暗号化手段12によって暗号
化して診療情報・遺伝子情報統合データベース14に格
納しているが、疾病情報212および遺伝子情報は暗号
化せずに診療情報・遺伝子情報統合データベース14に
格納してもよい。すなわち、個人識別情報211のみを
暗号化するだけでも、個人を特定することが可能な情報
と研究に必要な当該個人の遺伝子情報や疾病情報212
とを容易には結びつかないようにできる。しかし、本実
施例のように疾病情報212および遺伝子情報を暗号化
することによって、より高いセキュリティが達成でき
る。
【0040】また、図6および図7の例では、詳細診療
情報213は医療機関固有診療録21から抽出していな
いが、詳細診療情報213を診療情報・遺伝子情報統合
データベース14に格納してもよい。詳細診療情報21
3を診療情報・遺伝子情報統合データベース14に格納
する場合は、疾病情報212を格納する場合と同様の手
順で格納する。
【0041】図8および図9は、本発明を応用した第2
の実施例として、複数の医療機関(ここでは例として医
療機関A、医療機関Bとする)における診療情報を、個
人識別情報対応データベース13および診療情報・遺伝
子情報統合データベース14に格納する手順を示す。図
8および図9の例は、医療機関で管理されている個人識
別情報および疾病情報および遺伝子情報を格納する例で
ある。
【0042】医療機関Aおよび医療機関Bの診療情報を
格納する際には、まず、医療機関Aの診療録81から、
医療機関Aの個人識別情報811、疾病情報812、遺
伝子情報813を抽出し、また医療機関Bの診療録82
から、医療機関Bの個人識別情報821、診療情報82
2、遺伝子情報823を抽出する(手順901)。ここ
で、診療録は、個人識別情報と、疾病情報と、詳細診療
情報と、遺伝子情報とから構成されるものとする。
【0043】抽出された個人識別情報(811および8
21)、疾病情報(812および822)、遺伝子情報
(813および823)は、管理符号付与手段15によ
ってそれぞれを結びつけるための管理符号を付与された
(手順902)後、切り離される。医療機関Aの個人識
別情報811は、第1の暗号化手段11によって暗号化
し、個人識別情報対応データベース13に格納する(手
順903)。また、医療機関Bの個人識別情報821
は、第1の暗号化手段11および第2の暗号化手段12
とは別の、第3の暗号化手段801(暗号化手段3と図
示)を用いて暗号化し、個人識別情報対応データベース
13に格納する(手順904)。個人識別情報対応デー
タベース13内および診療情報・遺伝子情報統合データ
ベース14内においては、管理符号を個人識別情報(8
11および821)の代替として用いることによって、
当該個人の疾病情報(812および822)および遺伝
子情報(813および823)を識別し管理する。
【0044】疾病情報(812および822)および遺
伝子解析結果等の遺伝子情報(813および823)
は、どの医療機関であっても第2の暗号化手段12によ
って暗号化し、診療情報・遺伝子情報統合データベース
14に格納する(手順905)。
【0045】疾病情報(812および822)および遺
伝子解析結果等の遺伝子情報(813および823)
は、暗号化しなくてもよい。
【0046】また、図8および図9の例では、遺伝子情
報(813および823)があらかじめ診療録(81お
よび82)に含まれているが、遺伝子情報(813およ
び823)がまだ存在しないか、存在しても情報に不足
があれば、図6に示した例と同様の手順で新たに取得
し、診療情報・遺伝子情報統合データベース14に格納
してもよい。
【0047】さらに、図8および図9の例では、2つの
医療機関の診療情報を統括的に管理する例を示してある
が、医療機関毎に異なる暗号化手段を用いて個人識別情
報を暗号化すれば、医療機関数はいくつであってもよ
い。複数の医療機関の診療情報を統括的に管理すること
によって、多数の診療情報を収集して研究を遂行するこ
とが可能となる。
【0048】また、図8および図9の例では、詳細診療
情報は医療機関固有診療録(81および82)から抽出
していないが、詳細診療情報を診療情報・遺伝子情報統
合データベース14に格納してもよく、詳細診療情報を
診療情報・遺伝子情報統合データベース14に格納する
場合は、疾病情報(812または822)および遺伝子
情報(813または823)を格納する場合と同様な手
順で格納する。
【0049】図10および図11は、本発明の第3の実
施例として、診療情報管理システムにおいて、個人識別
情報対応データベース13および診療情報・遺伝子情報
統合データベース14の内容を参照する手順を示す図で
ある。
【0050】本発明の診療情報管理システムの特徴の一
つは、個人識別情報を診療情報から切り離し、暗号化し
て管理することによって、個人識別情報と、個人識別情
報を除く診療情報とが容易に結びつかないようにし、個
人の遺伝子情報を含む診療情報から当該個人が容易に特
定されないことを可能にすることである。
【0051】したがって、個人識別情報対応データベー
ス13の内容を参照する頻度は、診療情報・遺伝子情報
統合データベース14の内容を参照する頻度に比べて極
めて小さい。
【0052】参照者が参照可能な情報の範囲を定める個
人識別情報対応データベース13および診療情報・遺伝
子情報統合データベース14へのアクセス権限は、アク
セス権限管理手段1005によって管理されている。
【0053】アクセス権限管理手段1005は、個人識
別情報対応データベース13および診療情報・遺伝子情
報統合データベース14の内容を参照することが可能な
者(参照者)と、各々の参照者が参照可能な情報の範囲
とを管理し、あらかじめアクセス権限管理手段1005
に登録された参照者のみが、アクセス権限管理手段10
05に登録された範囲で個人識別情報対応データベース
13および診療情報・遺伝子情報統合データベース14
内の情報を参照することが可能となる。
【0054】参照者のアクセス権限に応じた、個人識別
情報対応データベース13および診療情報・遺伝子情報
統合データベース14内の情報を復号化するために必要
な情報は、ICカード1001に記録されている。
【0055】図10および図11の例においては、個人
識別情報対応データベース13および診療情報・遺伝子
情報統合データベース14内の情報を復号化するために
必要な情報をICカード1001に記録しているが、診
療情報を復号化するために必要な情報は、コンピュータ
のハードディスクやMOディスク等の別の記憶媒体に記
録してもよい。ここで、復号化に必要な情報とは、復号
化手段によって個人識別情報対応データベース13およ
び診療情報・遺伝子情報統合データベース14の内容を
参照する際に必要な、復号鍵等の情報のことである。
【0056】図10の例では、復号化に必要な情報とし
て、図1における第1の暗号化手段11に対応する復号
化手段1003による復号化に必要な復号鍵1(101
1)と、図1における第2の暗号化手段12に対応する
復号化手段1004による復号化に必要な復号鍵2(1
012)と、参照者の個人認証に必要な情報1013と
をICカード1001に記録する。
【0057】本発明の診療情報管理システムにおける暗
号化および復号化の方式、暗号化および復号化に用いる
鍵は、共通鍵暗号方式のように、暗号化手段によって暗
号化する際の暗号鍵と復号化手段によって復号化する際
の復号鍵とが同じものであってもよいし、公開鍵暗号方
式のように、暗号化手段によって暗号化する際の暗号鍵
と復号化手段によって復号化する際の復号鍵とが異なる
ものであってもよい。ただし、復号鍵1(1011)と
復号鍵2(1012)とは別のものであるものとする。
【0058】個人識別情報対応データベース13および
診療情報・遺伝子情報統合データベース14の内容を参
照する際には、ICカードリーダー(図示略)により参
照者のICカード1001の内容を読み取り、パスワー
ド等を併用した認証手段1002によって参照者の認証
(手順1101)を行なった後、復号化に必要な復号鍵
等の情報が参照者に付与される(手順1102)。
【0059】図10および図11の例においては、認証
手段1002による認証の結果、参照者は暗号化手段1
に対応する復号化手段1003による復号化に必要な復
号鍵1(1011)と、暗号化手段2に対応する復号化
手段1004による復号化に必要な復号鍵2(101
2)とを付与される。また、参照者の認証が終了する
と、アクセス権限管理手段1005によって参照者が参
照可能な情報の範囲の設定が行なわれる(手順110
3)。
【0060】アクセス権限管理手段1005に登録され
ていない参照者は、復号鍵を手に入れても個人識別情報
対応データベース13および診療情報・遺伝子情報統合
データベース14の内容を参照することができない。ま
た、復号鍵を付与された参照者であっても、アクセス権
限管理手段1005に登録された範囲の情報のみしか復
号化することができない。
【0061】アクセス権限管理手段1005に登録する
参照者毎のアクセス権限を詳細に設定することによっ
て、各々の参照者が参照かつ復号化することが可能な情
報の範囲を詳細に設定することが可能となる。
【0062】本発明の診療情報管理システムを用いて、
個人が持つ遺伝学的な多様性と疾病との関連性を調べる
等の研究を遂行する際には、復号鍵2(1012)を用
いて、暗号化手段2に対応する復号化手段1004によ
って、診療情報・遺伝子情報統合データベース14内の
暗号化された疾病情報141および暗号化された遺伝子
情報143を復号化し(手順1104)、復号化された
疾病情報および遺伝子情報を参照して統計解析等を行な
う(手順1105)。
【0063】研究を遂行していく過程で、家族歴や治療
経過等の当該個人の疾病情報以外の情報を得るために診
療録を参照する必要があったときなど、研究の遂行上当
該個人を特定する必要性が生じた場合(手順1106)
には、診療情報・遺伝子情報統合データベース14内の
管理符号16を用いて個人識別情報対応データベース1
3内の当該個人を検索し、復号鍵1(1011)を用い
て暗号化手段1に対応する復号化手段1003によって
個人識別情報対応データベース13内の暗号化された個
人識別情報131を復号化し(手順1107)、復号化
された個人識別情報を基に医療機関固有診療録21を参
照する(手順1108)ことが可能となる。
【0064】図10および図11の例で、参照者は第1
の暗号化手段に対応する復号鍵1(1011)と、第2
の暗号化手段に対応する復号鍵2(1012)とを付与
されているが、復号鍵1(1011)は必ずしも全ての
参照者に付与しなくてもよい。すなわち、個人識別情報
の不要な漏洩を防止するために、個人識別情報対応デー
タベース13の内容を復号化できる参照者は少人数に限
定する。研究を遂行する研究者の多くには復号鍵2(1
012)のみを付与し、2〜3名程度の参照者だけに復
号鍵2(1012)に加えて、復号鍵1(1011)を
付与する。以上により、個人を特定することができる参
照者をごく一部に限定することが可能である。
【0065】研究を遂行する際には診療情報・遺伝子情
報統合データベース14の内容を参照するのみでよく、
診療情報・遺伝子情報統合データベース14内での情報
の識別および管理は管理符号16を用いて行なうため、
疾病情報および遺伝子情報の匿名性を確保しつつ研究を
遂行することが可能となる。
【0066】また、個人識別情報対応データベース13
および診療情報・遺伝子情報統合データベース14の内
容を参照する際に、参照者が参照可能な情報の範囲を参
照者の個人識別情報対応データベース13および診療情
報・遺伝子情報統合データベース14へのアクセス権限
として定め、アクセス権限管理手段1005によって管
理することによって、たとえば、個人識別情報対応デー
タベース13の内容を復号化できる参照者の中でも、個
人識別情報対応データベース13の内容すべてを参照可
能な参照者と個人識別情報対応データベース13の内容
の一部のみを参照可能な参照者とを存在させることが可
能となる。
【0067】したがって、たとえば、一つの医療機関内
においても、ある医師が担当する患者の個人識別情報
は、担当医である当該医師のみが参照可能な形で管理す
ることが可能となり、個人識別情報のセキュリティをさ
らに高めることができる。上で述べたような設定は、診
療情報・遺伝子情報統合データベース14の内容を参照
する場合にも適用可能である。
【0068】さらに、図10および図11では診療情報
・遺伝子情報統合データベース14に詳細診療情報を格
納していない場合の例を示しているが、詳細診療情報を
診療情報・遺伝子情報統合データベース14に格納して
いる場合には、疾病情報を参照する場合と同様の手順で
暗号化された詳細診療の復号化および参照を行なう。た
だし、診療情報・遺伝子情報統合データベース14に詳
細診療情報を格納する場合は、個人識別情報を参照しな
くてもある程度の個人の特定が可能になることが考えら
れるため、例えばアクセス権限管理手段1005によっ
て参照者毎に参照できるテーブル項目を細かく設定する
等の措置が必要となる。
【0069】図10および図11の例では、参照者のア
クセス権限および付与される復号鍵等の復号化に必要な
情報はあらかじめ定められているが、参照者のアクセス
権限および付与される復号鍵等の復号化に必要な情報
は、診療情報管理システムを使用していく上で追加・削
除等の変更が可能なものとする。
【0070】たとえば、復号鍵および復号鍵等の情報を
記録するICカード1001の作成や、アクセス権限管
理手段1005による参照者毎のアクセス権限管理の監
視を行なう管理責任者等を各医療機関におくことによっ
て、管理責任者の許可のもとに参照者が参照できる情報
の範囲の変更や、付与される復号鍵および復号鍵等の情
報を記録するICカード1001の内容の変更等を行な
うことが可能となる。
【0071】図12および図13は、本発明を応用した
第4の実施例として、診療情報管理システムにおいて複
数の医療機関における診療情報を統括的に管理する際
に、個人識別情報対応データベース13および診療情報
・遺伝子情報統合データベース14の内容を参照する手
順を示す図である。
【0072】以下、図12および図13を用いて、医療
機関A、医療機関Bの2つの医療機関における診療情報
を本発明の診療情報管理システムによって管理する際
に、個人識別情報対応データベース13および診療情報
・遺伝子情報統合データベース14の内容を参照する手
順を説明する。
【0073】個人識別情報対応データベース13および
診療情報・遺伝子情報統合データベース14の内容を参
照する際には、図10および図11に示した手順と同様
に、ICカードリーダーにより参照者のICカード10
01の内容を読み取り、パスワード等を併用した認証手
段1002によって参照者の認証(手順1301)を行
なった後、復号化に必要な復号鍵等の情報が参照者に付
与される(手順1302)。
【0074】図12および図13の例においては、認証
手段1002による認証の結果、参照者は図1における
第1の暗号化手段11に対応する復号鍵1(1011)
と、図1における第2の暗号化手段12に対応する復号
鍵2(1012)と、図8における第3の暗号化手段8
01に対応する復号鍵3(1202)とを付与される。
【0075】また、参照者の認証が終了すると、アクセ
ス権限管理手段1005によって参照者が個人識別情報
対応データベース13および診療情報・遺伝子情報統合
データベース14内で参照可能な情報の設定が行なわれ
る(手順1303)。
【0076】複数の医療機関の診療情報を統括的に管理
する場合も、たとえば個人が持つ遺伝学的な多様性と疾
病との関連性を調べる等の研究を遂行する際には、疾病
情報および遺伝子情報の匿名性を確保することが必要で
あるため、個人識別情報対応データベース13の内容は
必要最低限の場合に限られた参照者のみが参照するもの
とし、ほとんどの研究者は復号鍵2(1012)を用い
て、第2の暗号化手段12に対応する復号化手段100
4によって診療情報・遺伝子情報統合データベース14
内の暗号化された疾病情報141および暗号化された遺
伝子情報143を復号化し(手順1304)、復号化さ
れた疾病情報および遺伝子情報を参照して統計解析等を
行なう(手順1305)。
【0077】研究を遂行していく過程で、家族歴や治療
経過等の当該個人の疾病情報以外の情報を得るために診
療録を参照する必要があったときなど、研究の遂行上当
該個人を特定する必要性が生じた場合(手順1306)
には、当該個人の診療録がどの医療機関で管理されてい
るかを判断し(手順1307)、当該個人の診療録が医
療機関Aで管理されている場合には、診療情報・遺伝子
情報統合データベース14内の管理符号16を用いて個
人識別情報対応データベース13内の当該個人を検索
し、復号鍵1(1011)を用いて第1の暗号化手段1
1に対応する復号化手段1003によって個人識別情報
対応データベース13内の暗号化された医療機関Aの個
人識別情報1203を復号化し(手順1308)、復号
化された医療機関Aの個人識別情報を基に医療機関Aの
診療録81を参照する(手順1309)ことが可能とな
る。
【0078】また、当該個人の診療録が医療機関Bで管
理されている場合には、診療情報・遺伝子情報統合デー
タベース14内の管理符号16を用いて個人識別情報対
応データベース13内の当該個人を検索し、復号鍵3
(1202)を用いて第3の暗号化手段801に対応す
る復号化手段1201によって個人識別情報対応データ
ベース13内の暗号化された医療機関Bの個人識別情報
1204を復号化し(手順1310)、復号化された医
療機関Bの個人識別情報を基に医療機関Bの診療録82
を参照する(手順1311)ことが可能となる。
【0079】図12および図13の例では、参照者は第
1の暗号化手段11に対応する復号鍵1(1011)
と、第2の暗号化手段12に対応する復号鍵2(101
2)と、第3の暗号化手段801に対応する復号鍵3
(1202)とを全て付与されているが、復号鍵1(1
011)および復号鍵3(1202)の1つまたは2つ
は参照者に付与しなくてもよい。個人識別情報の不要な
漏洩を防止するために、個人識別情報対応データベース
13の内容を復号化できる参照者の数は少なくする。例
えば、本発明の診療情報管理システムを用いて、個人が
持つ遺伝学的な多様性と疾病との関連性を調べる等の研
究を遂行する場合は、研究を遂行する研究者の多くには
復号鍵2(1012)のみを付与し、各医療機関に2〜
3名程度の参照者に、復号鍵2(1012)に加えて、
自らが所属する施設の個人識別情報の復号化に必要な復
号鍵(復号鍵1(1011)、復号鍵3(1202)の
いずれか)を付与する。以上により、個人を特定するこ
とができる参照者はごく一部に限られる。
【0080】図12および図13の例に示したように、
復号鍵1(1011)と、復号鍵2(1012)と、復
号鍵3(1202)とを付与される参照者、すなわち診
療情報管理システムのすべての情報を参照できる参照者
は、診療情報管理システムの統括管理責任者等、1名程
度に限られる。
【0081】また、本発明の第3の実施例でも述べたよ
うに、個人識別情報対応データベース13および診療情
報・遺伝子情報統合データベース14の内容を参照する
際に、参照者が参照可能な情報の範囲を参照者の個人識
別情報対応データベース13および診療情報・遺伝子情
報統合データベース14へのアクセス権限として定め、
アクセス権限管理手段1005によって管理することに
よって、たとえば個人識別情報対応データベース13あ
るいは診療情報・遺伝子情報統合データベース14の内
容を復号化できる参照者の中でも、個人識別情報対応デ
ータベース13あるいは診療情報・遺伝子情報統合デー
タベース14の内容すべてを参照可能な参照者と、個人
識別情報対応データベース13あるいは診療情報・遺伝
子情報統合データベース14の内容の一部のみを参照可
能な参照者とを存在させることが可能となり、アクセス
権限を詳細に設定することによって、個人識別情報対応
データベース13および診療情報・遺伝子情報統合デー
タベース14内の情報のセキュリティをより高めること
が可能となる。
【0082】上述したように、本発明の診療情報管理シ
ステムは、個人の氏名、住所、生年月日、診療録ID等
の個人を特定し得る個人識別情報と、個人識別情報を除
く、個人の遺伝子情報を含む診療情報とが、必要なとき
以外は容易に結びつかないようにし、個人の遺伝子情報
を含む診療情報から当該個人が容易に特定されないこと
を可能にする。
【0083】また、本発明の診療情報管理システムは、
遺伝子情報以外にも、HIV検査結果や精神疾患に関す
る情報等、個人識別情報と容易に結びつかないことが望
ましいような診療情報の管理にも適用可能である。
【0084】
【発明の効果】本発明の診療情報管理システムでは、高
いセキュリティレベルで診療情報を管理し、個人を特定
し得る個人識別情報を参照することなく、個人識別情報
を除く、個人の遺伝子情報を含む診療情報を参照するこ
とが可能となる。
【0085】個人が持つ遺伝学的な多様性と疾病との関
連性を研究する際のように、個人識別情報を参照しなく
ても研究の遂行が可能で、なおかつ個人識別情報と、個
人識別情報を除く、個人の遺伝子情報を含む診療情報と
が容易に結びつかないことが望ましいような場合には、
特に効果的である。
【0086】また、複数の医療機関の診療情報を統括的
に管理することによって、多数の診療情報を収集して研
究を遂行することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】診療情報管理システムの構成例を示すブロック
図。
【図2】遺伝子情報を新たに取得せずに診療情報を診療
情報・遺伝子情報統合データベースに格納する際の診療
情報管理システムの構成例を示すブロック図。
【図3】個人識別情報の格納形式の例を示す説明図。
【図4】個人識別情報を除く診療情報および遺伝子情報
の格納形式の例を示す説明図。
【図5】遺伝子情報を新たに取得せずに診療情報を診療
情報・遺伝子情報統合データベースに格納する手順を示
す処理流れ図。
【図6】遺伝子情報を新たに取得して診療情報を診療情
報・遺伝子情報統合データベースに格納する際の診療情
報管理システムの構成例を示すブロック図。
【図7】遺伝子情報を新たに取得して診療情報を診療情
報・遺伝子情報統合データベースに格納する手順を示す
処理流れ図。
【図8】複数の医療機関における診療情報を診療情報・
遺伝子情報統合データベースに格納する際の診療情報管
理システムの構成例を示すブロック図。
【図9】複数の医療機関における診療情報を診療情報・
遺伝子情報統合データベースに格納する手順を示す処理
流れ図。
【図10】診療情報・遺伝子情報統合データベースに格
納された診療情報を参照する際の診療情報管理システム
の構成例を示すブロック図。
【図11】診療情報・遺伝子情報統合データベースに格
納された診療情報を参照する手順を示す処理流れ図。
【図12】複数の医療機関の診療情報を診療情報・遺伝
子情報統合データベースに格納し、格納された診療情報
を参照する際の診療情報管理システムの構成例を示すブ
ロック図。
【図13】複数の医療機関の診療情報を診療情報・遺伝
子情報統合データベースに格納し、格納された診療情報
を参照する際の手順を示す処理流れ図。
【符号の説明】
11…第1の暗号化手段、12…第2の暗号化手段、1
3…個人識別情報対応データベース、131…暗号化さ
れた個人識別情報、14…診療情報・遺伝子情報統合デ
ータベース、141…暗号化された疾病情報、142…
暗号化された詳細診療情報、143…暗号化された遺伝
子情報、15…管理符号付与手段、16…管理符号、2
1…医療機関固有診療録、211…個人識別情報、21
2…疾病情報、213…詳細診療情報、214…遺伝子
情報、31…個人識別情報対応テーブル、311…管理
用ID、312…患者氏名、313…患者住所、314
…生年月日、315…医療機関固有診療録患者ID、3
16…診療情報管理医療機関、41…疾病情報テーブ
ル、411…性別、412…疾患名、413…確定診断
日、42…遺伝子情報テーブル、421…検体管理医療
機関、422…検体採取日、423…検体分析日、42
4…SNP検査結果、61…遺伝子検査・解析手段、8
01…暗号化手段3、81…医療機関Aの診療録、81
1…医療機関Aの個人識別情報、812…医療機関Aの
疾病情報、813…医療機関Aの遺伝子情報、82…医
療機関Bの診療録、821…医療機関Bの個人識別情
報、822…医療機関Bの疾病情報、823…医療機関
Bの遺伝子情報、901…個人識別情報・疾病情報・遺
伝子情報抽出手順2、902…管理符号付与手順3、9
03…医療機関A個人識別情報格納手順、904…医療
機関B個人識別情報格納手順、905…疾病情報・遺伝
子情報格納手順2、1001…ICカード、1002…
認証手段、1003…暗号化手段1に対応する復号化手
段、1004…暗号化手段2に対応する復号化手段、1
005…アクセス権限管理手段、1011…復号鍵1、
1012…復号鍵2、1013…個人認証に必要な情
報、1201…暗号化手段3に対応する復号化手段、1
202…復号鍵3、1203…暗号化された医療機関A
の個人識別情報、1204…暗号化された医療機関Bの
個人識別情報。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 光山 訓 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 島田 和之 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 橋口 猛志 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所医療システム推進本部 内 Fターム(参考) 5B049 AA05 BB41 DD04 EE05 EE21 FF08 GG10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】個人を特定し得る個人識別情報を暗号化す
    る暗号化手段と、上記暗号化手段により暗号化された上
    記個人識別情報および上記個人識別情報を除く診療情報
    を格納する記憶装置とを有することを特徴とする診療情
    報管理システム。
  2. 【請求項2】個人を特定し得る個人識別情報を暗号化す
    る第1の暗号化手段と、上記個人識別情報を除く診療情
    報を暗号化する第2の暗号化手段と、上記第1の暗号化
    手段により暗号化された上記個人識別情報および上記第
    2の暗号化手段により暗号化された上記個人識別情報を
    除く上記診療情報を格納する記憶装置とを有することを
    特徴とする診療情報管理システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の診療情報管理シ
    ステムにおいて、暗号化された上記個人識別情報を上記
    記憶装置内で識別し管理するための管理符号を付与する
    管理符号付与手段を有し、上記管理符号によって上記記
    憶装置内で当該個人の上記診療情報を識別し管理するこ
    とを特徴とする診療情報管理システム。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載の診療
    情報管理システムにおいて、複数の医療機関における診
    療情報を上記記憶装置に格納し、上記医療機関毎の個人
    識別情報を上記医療機関毎に個別に暗号化する複数の暗
    号化手段を有することを特徴とする診療情報管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかに記載の診療
    情報管理システムにおいて、上記診療情報が、遺伝子解
    析結果等の遺伝子情報を含むことを特徴とする診療情報
    管理システム。
  6. 【請求項6】請求項1、3および5のいずれかに記載の
    診療情報管理システムにおいて、上記暗号化手段に対応
    する復号化手段を有し、上記記憶装置の内容を参照する
    際に、参照者が参照可能な情報の範囲を上記参照者の上
    記記憶装置へのアクセス権限として定め、上記アクセス
    権限に応じて復号化に必要な情報を上記参照者に付与す
    ることを特徴とする診療情報管理システム。
  7. 【請求項7】請求項1、3および5のいずれかに記載の
    診療情報管理システムにおいて、上記第1の暗号化手段
    に対応する第1の復号化手段と、上記第2の暗号化手段
    に対応する第2の復号化手段とを有し、上記記憶装置の
    内容を参照する際に、参照者が参照可能な情報の範囲を
    上記参照者の上記記憶装置へのアクセス権限として定
    め、上記アクセス権限に応じて復号化に必要な情報を上
    記参照者に付与することを特徴とする診療情報管理シス
    テム。
  8. 【請求項8】請求項4または5に記載の診療情報管理シ
    ステムにおいて、上記医療機関毎の上記個人識別情報を
    上記医療機関毎に個別に暗号化する複数の上記暗号化手
    段の各々に対応する複数の復号化手段を有し、上記記憶
    装置の内容を参照する際に、参照者が参照可能な情報の
    範囲を上記参照者の上記記憶装置へのアクセス権限とし
    て定め、上記アクセス権限に応じて復号化に必要な情報
    を上記参照者に付与することを特徴とする診療情報管理
    システム。
  9. 【請求項9】請求項6ないし8のいずれかに記載の診療
    情報管理システムにおいて、上記復号化に必要な情報を
    ICカードに記録することを特徴とする診療情報管理シ
    ステム。
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