JP2001357086A - 建設業における製品検討支援方法および支援システム - Google Patents

建設業における製品検討支援方法および支援システム

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JP2001357086A
JP2001357086A JP2000174378A JP2000174378A JP2001357086A JP 2001357086 A JP2001357086 A JP 2001357086A JP 2000174378 A JP2000174378 A JP 2000174378A JP 2000174378 A JP2000174378 A JP 2000174378A JP 2001357086 A JP2001357086 A JP 2001357086A
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Tatsutoushi Midorikawa
達登志 緑川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分散している各種製品の検索用ファイルを構
築し、このファイルに対して各種処理を実行することに
より製品の比較検討を効率よく行うことができて、製品
選択の確実性を保証でき、建物作りをよりよく改善する
ことができるようにした建設業における製品検討支援方
法、並びにインターネットに代表される通信回線網を利
用して当該方法を利用可能とする支援システムを提供す
る。 【解決手段】 建設業における設計段階や施工段階で検
討される各種製品に関し、検索用ファイルを更新可能に
予め構築し、製品を特定の性質で分類するために各製品
個々に割り付けられる「指標キー」の入力処理と、「設
計・施工条件」の入力処理を促し、上記ファイルから、
入力内容に合致する「指標キー」および「適用条件」を
備える「該当製品」を抽出処理して表示したり、さらに
「該当製品」について、その「情報呼び出しキー」を介
して関連付けした当該製品に関する「製品情報」などの
各種情報を呼び出し処理して表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ資源
を利用して、建設業における設計段階や施工段階で検討
される各種製品の検討を支援することができる方法およ
びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】建設業は広範な技術領域にわたる知識を
要する産業である。このような広範な技術領域の詳細
を、設計者や施工者一人一人がすべて把握することはき
わめて困難である。
【0003】そこで、例えば設計段階では、個々の技術
の詳細は、それを専門とするメーカーや工事業者の意見
を求めている。この際、メーカーであれば自社製品の、
そしてまた工事業者であれば取引先のメーカーの製品に
ついては熟知しているものの、それ以外のメーカーの製
品についての知見に乏しい。また、これらメーカーや工
事業者から間違えのない知識やノウハウ等の情報を得る
には、それを聞く設計者や施工者にも相当の知識が要求
されるが、これらメーカーや工事業者であっても、すべ
ての者が広範な知識を持っているとは限らない。また、
当該製品や技術について知識を持ったメーカー担当者や
専門工事業者などのスペシャリストからアドバイスなど
の情報を入手できる機会は、現実的には相当の大型物件
や有名建築家の作品でもない限り、ほとんどない。
【0004】さらには製品個々、そしてまた製品を用い
た各仕様ごとの事故発生状況の報告などの各種情報は公
表されず、信頼性を担保することも難しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような現況にある
ため、製品の選択や仕様の決定が難しく、いきおい「見
切り発車」的に作業が進められる傾向にある。具体的に
説明すると、設計者は設計時点では時間的余裕のなさな
どから、構造的にもまた経済的にも、詳細部分まで見通
すことが困難であるために、建築しようとする建物の詳
細については着工してから決定しようとする傾向があ
る。また、設計図書の目的が建築しようとする建物の
「ありよう」程度、すなわち大体の形態やコンセプト、
必要機能程度を表現することにあるため、建物のコスト
についても、設計段階では大雑把に把握できればよいと
している。このような事情があるために、設計段階では
ある程度余裕を持って設計を行うようにし、設計図書に
含まれる図面中から余裕のある設計部分を事後的に取り
崩すようにして、足りない分を補うような作業となって
いる。
【0006】このような背景で決定された製品や仕様で
あると、現場施工では不都合が発生するおそれが高く、
当該仕様に対する見直しが必要になる。当該見直しをす
ることを求められる施工者にあっても、設計段階におけ
る設計者と同様、各種製品に対してくまなく精通してい
ることはまれであるため、結局個々の技術の詳細につい
ては、それを専門とするメーカーや工事業者の意見を求
めることになる。このような段階に至っては、性能とコ
ストの両方を考慮しつつ当初条件を満足するように摺り
合わせを行うことはきわめて困難となる。すなわち、経
済性を満足しつつ必要な性能を満たす製品や仕様の採用
はこの段階にまで至ってしまうと、きわめて困難であっ
た。
【0007】本発明の目的は、より良い建物を建設する
ために、建設業で設計段階や施工段階で各種製品を検討
する際の支援方法として、分散している各種製品の各種
情報の表現形式が統一されて一元管理され、かつ各種製
品に対する専門家の知識や意見をも盛り込めるようにし
て、製品相互を的確に比較対照できる検索用ファイルを
構築し、この検索用ファイルに対して各種処理を実行す
ることにより製品の比較検討を効率よく行うことができ
て、製品選択の確実性を保証でき、建物作りをよりよく
改善することができるようにした建設業における製品検
討支援方法、並びにインターネットに代表される通信回
線網を利用して当該方法を利用可能とする支援システム
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる建設業
における製品検討支援方法は、建設業における設計段階
や施工段階で検討される各種製品に関し、これら製品そ
れぞれについてそれらの「適用条件」や「製品情報」な
どの文字データやイメージデータ等各種情報を登録する
とともに、登録された製品を特定の性質で分類するため
に各製品個々に割り付けられる「指標キー」を登録する
ことで検索用ファイルを更新可能に予め構築し、上記複
数の「指標キー」から選択した一つの「指標キー」の入
力処理と、「設計・施工条件」の入力処理を促し、上記
検索用ファイルから、入力された「指標キー」および
「設計・施工条件」に合致する「指標キー」および「適
用条件」を備える「該当製品」を抽出処理して、これを
「情報呼び出しキー」とともに表示させ、表示された
「該当製品」それぞれについて、その「情報呼び出しキ
ー」を介して関連付けした当該製品に関する「製品情
報」などの各種情報を呼び出し処理して表示させるよう
にしたことを特徴とする。
【0009】請求項2にかかる建設業における製品検討
支援方法は、前記検索用ファイルが、前記「指標キー」
の内容を説明するために当該「指標キー」について作成
された読み出し可能な「解説データ」を含み、前記入力
処理に際し、読み出し処理に応じて当該「解説データ」
を表示させることを特徴とする。
【0010】請求項3にかかる建設業における製品検討
支援方法は、前記検索用ファイルが、登録された前記製
品を総合性能で表すために各製品個々に割り付けて登録
された「評価」情報を含み、当該「評価」情報が前記抽
出処理して表示される表示内容に含まれることを特徴と
する。
【0011】請求項4にかかる建設業における製品検討
支援方法は、サーバーとクライアントを通信回線網を介
して接続し、該クライアントから該サーバーへ前記処理
命令を送出し、該サーバーは前記検索用ファイルを用い
て該クライアントから受領した該処理命令に応じ画面合
成データを生成して該クライアントへ送出し、該クライ
アントは該サーバーから受領した画面合成データを再現
して表示することを特徴とする。
【0012】請求項5にかかる建設業における製品検討
支援システムは、建設業における設計段階や施工段階で
検討される各種製品に関し、これら製品それぞれについ
てそれらの「適用条件」や「製品情報」などの文字デー
タやイメージデータ等各種情報を登録するとともに、登
録された製品を特定の性質で分類するために各製品個々
に割り付けられる「指標キー」を登録することで更新可
能に構築された検索用ファイルが格納されるとともに、
受領した処理命令に応じ検索用ファイルを用いて画面合
成データを生成して送出するWWWサーバーと、処理命
令入力手段と表示出力手段とを備えて該WWWサーバー
に通信回線網を介して接続され、処理命令入力手段で生
成された上記複数の「指標キー」から選択した一つの
「指標キー」の入力処理および「設計・施工条件」の入
力処理をWWWサーバーへ送出し、上記WWWサーバー
が上記検索用ファイルから、入力された「指標キー」お
よび「設計・施工条件」に合致する「指標キー」および
「適用条件」を備える「該当製品」を抽出処理して、こ
れを「情報呼び出しキー」とともに生成した画面合成デ
ータ、並びに「該当製品」それぞれについて、その「情
報呼び出しキー」を介して関連付けされた当該製品に関
する「製品情報」などの各種情報を呼び出し処理して生
成した画面合成データを受領して表示出力手段に再現し
て表示するクライアントとを備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる建設業に
おける製品検討支援方法および支援システムの好適な実
施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。本実施
形態では、建設業における設計段階や施工段階で検討さ
れる製品の一例として防水施工に関する製品を例にとっ
て説明する。
【0014】まず、ハードウエア構成について説明す
る。図1に示すように本支援システムは、例えばインタ
ーネット等の通信回線網を利用したサーバー・クライア
ントのハードウエアによって構成される。これはよく知
られた周知の構成であり、略述すると、WWWサーバー
とクライアントを通信回線網を介して接続し、クライア
ントからWWWサーバーへ各種処理命令を送出し、WW
Wサーバーは後述する検索用ファイルを用いてクライア
ントから受領した処理命令を実行し画面合成データを生
成してクライアントへ送出し、クライアントはWWWサ
ーバーから受領した画面合成データを再現して表示する
ようになっている。クライアントは、マウスやキーボー
ドなどの通常の処理命令入力手段や、モニターやプリン
ター等の通常の表示出力手段を備えている。またWWW
サーバーには、通信回線網などを介して管理者用コンピ
ュータが接続される。管理者用コンピュータは、WWW
サーバー内の検索用ファイルへの各種情報の登録や更
新、さらにはいわゆる電子メールの管理を通常の方法に
よって処理できるようになっている。
【0015】次に、WWWサーバー内の検索用ファイル
について説明する。検索用ファイルに登録される各製品
それぞれの各種情報としては例えば図2に示すように、
「(X1)登録番号」、「(X2)作成日時」、「(X3)更新日
時」、「(X4)ひび割れレベル」、「(X5)種別・部位」、
「(X6)使用程度」、「(X7)下地材」、「(X8)保護材」、
「(X9)仕上層」、「(X10)外防水」、「(X11)槽」、「(X
12)断熱材」、「(X13)密着・絶縁」、「(X14)材料・工
法」、「(X15)仕上・塗装種別」、「(X16)仕上層その他
の種別」、「(X17)メーカー」、「(X18)仕様番号」、
「(X19)設計単価」、「(X20)LCC」、「(X21)立上部
仕様」、「(X22)特徴」、「(X23)評価」、「(X24)備
考」、「(X25)ホームページ」、「(X26)施工例」、「(X
27)設計事務所」、「(X28)元請業者」、「(X29)件
名」、「(X30)施工面積」、「(X31)現場写真」、「(X3
2)PDF(PDF形式データ)」、「(X33)DWG(図
面)」が挙げられる。
【0016】これら各種情報は、管理者が各製品やその
施工例などを検討・評価した上で、管理者用のコンピュ
ータから更新可能に登録される。「(X25)ホームペー
ジ」には、製品に関するホームページのURLが登録さ
れる。「(X26)施工例」、「(X31)現場写真」、「(X32)
PDF」「(X33)DWG」には、カタログや図面、写真
などのイメージデータや画像データのファイル名が登録
される。なお、「LCC」はライフサイクルコストであ
って、製品が建物に使用されたときその使命を終えるま
でに必要となるコストを専門家の立場で評価したもの
で、製品選択の参考データとして利用できるように登録
されている。
【0017】特に「(X23)評価」は、登録された製品個
々に対してこれを総合性能で表すために割り付けられる
情報であって、防水製品の経済性や性能を専門家の立場
から評価した特有のものであり、これにより初心者や、
また経験者でも選択に迷った場合に、適正な防水製品を
選定するための助けとなるように登録されている。この
評価は後述するように(図4参照)、△、○、◎などの
印でおおまかに表示されるようになっている。しかしな
がら、各印については、表示はしないけれども△につい
ては1〜3段階、○については4〜6段階、◎について
は7〜9段階などと、さらに細かい評価を付しておいて
も良い。このようにすれば、表示される評価の区分を単
純化できて、評価段階があまりに多すぎて見難くなるこ
とを防止できるとともに、他方で、設計者や施工者が製
品を選択する際に、データ管理者側の精細な評価に左右
されることなく、自由な意志で製品を選定することを促
すことができる。
【0018】次に、処理手順に従って説明する。図3は
製品を検索する際にクライアント側のモニターに表示さ
れる「建築防水設計条件検索ページ」である。クライア
ントがWWWサーバーに接続されると、WWWサーバー
から図3に示す画面合成データが送出されてクライアン
トのモニターに再現される。この画面中には、各製品に
対して登録された上記情報に含まれている「適用条件」
に対応する「設計・施工条件」と、「指標キー」が表示
される。
【0019】「該当製品」を検索するときの「設計・施
工条件」としては例えば、「A:ひび割れレベル」、
「B:種別・部位」、「D:材料・工法」、「E:仕上
げ・塗装種別」、「F:仕上げ層その他種別」が挙げら
れる。
【0020】「A:ひび割れレベル」については、「(A
1)0.3mm未満(密着)」、「(A2)0.5mm未満(密着)」、
「(A3)1.0mm未満(密着)」、「(A4)2.0mm未満(絶縁・
通気緩衝)」、「(A5)2.0mm以上」が選択可能に、また
「D:材料・工法」については、「(D1)アスファルト防
水」、「(D2)アスファルトシングル」、「(D3)シート防
水(加硫)」、「(D4)シート防水(非加硫)」、「(D5)
シート防水(塩化ビニール接着)」、「(D6)シート防水
(塩化ビニール機械固定)」、「(D7)シート防水(オレ
フィン系)」、「(D8)塗膜防水(ウレタン)」、「(D9)
塗膜防水(アクリルゴム)」、「(D10)塗膜防水(FR
P)」、「(D11)塗膜防水(ゴムアスファルト)」、
「(D12)改質アスファルト(シート接着(冷却工
法))」、「(D13)改質アスファルト(シート塗膜併用
(熱工法))」、「(D14)改質アスファルト(シート加
熱(トーチ工法))」、「(D15)その他」、あるいは
「(D16)指定なし」が選択可能に、「E:仕上げ・塗装
種別」については、「(E1)フッ素」、「(E2)アクリルウ
レタン」、「(E3)アクリル」、「(E4)その他」、あるい
は「(E5)指定なし」が選択可能に、「F:仕上げ層その
他種別」については、「(F1)ブロックA」、「(F2)ブロ
ックB」、「(F3)砂利」、あるいは「(F4)指定なし」が
選択可能とされている。
【0021】特に、「B:種別と部位」については図示
したように、これを選択するためのプルダウンメニュー
も利用できるが、相互関係を確認しながら詳細に選択す
ることができるように別途「C欄」が設けられている。
すなわち、「C欄」において防水を施工すべき「部位」
が、「(C1)屋根」、「(C2)ベランダ・開放廊下、手摺
壁、庇」、「(C3)外壁」、「(C4)地下外壁」、「(C5)浴
室・厨房・駐車場、便所・湯沸室」、「(C6)水槽」に分
けられ、各部位について詳細を選択できるようになって
いる。
【0022】また、「種別」については「(CA)下地材」
に関しては「(CA1)RC(鉄筋コンクリート)」、「(CA
2)デッキPL(デッキプレート)+RC」、「(CA3)P
C(プレキャストコンクリート)」、「(CA4)AL
C」、「(CA5)ラスモルタル」、「(CA6)その他」、「(C
A7)指定なし」を、「(CB)保護材」に関しては「(CB1)保
護なし」、「(CB2)保護あり」、「(CB3)指定なし」を、
「(CC)断熱材」に関しては「(CC1)断熱材なし」、「(CC
2)断熱材あり」、「(CC3)断熱材あり(防水槽上)」、
(CC4)断熱材あり(防水層下)」、「(CC5)指定なし」
を、「(CD)密着・絶縁」に関しては「(CD1)密着」、
「(CD2)絶縁)」、「(CD3)指定なし」を、「(CE)仕上
層」に関しては「(CE1)塗装なし」、「(CE2)塗装あ
り」、「(CE3)コンクリート」、「(CE4)モルタル」、
「(CE5)内防水」、「(CE6)外防水(先やり)」、「(CE
7)外防水(後やり)」、「(CE8)地下定盤」、「(CE9)雨
水槽」、「(CE10)蓄熱槽」、「(CE11)汚水槽」、「(CE1
2)雑排水槽」、「(CE13)その他」、「(CE14)指定なし」
を選択することができるようにしている。
【0023】図中、「○」付きの項目は選択可能であ
り、「・」付きの項目は予め設定されているものであ
る。
【0024】さらに屋根については、必要な防水処理を
さらに特定するために、使用頻度から「(C11)非歩
行」、「(C12)軽歩行」、「(C13)通常歩行」、「(C14)
駐車場」、「(C15)運動場」に分けて選択できるように
なっている。
【0025】従って、上記各製品に関して検索用ファイ
ルに登録した各種情報のうち、「(X4)ひび割れレベ
ル」、「(X5)種別・部位」、「(X6)使用程度」、「(X7)
下地材」、「(X8)保護材」、「(X9)仕上層」、「(X10)
外防水」、「(X11)槽」、「(X12)断熱材」、「(X13)密
着・絶縁」、「(X14)材料・工法」、「(X15)仕上・塗装
種別」、「(X16)仕上層その他の種別」が「適用条件」
に対応し、「(X17)メーカー」、「(X18)仕様番号」、
「(X19)設計単価」、「(X20)LCC」、「(X21)立上部
仕様」、「(X22)特徴」、「(X23)評価」、「(X24)備
考」、「(X25)ホームページ」、「(X26)施工例」、「(X
27)設計事務所」、「(X28)元請業者」、「(X29)件
名」、「(X30)施工面積」、「(X31)現場写真」、「(X3
2)PDF(PDF形式データ)」、「(X33)DWG(図
面)」が「製品情報」などの各種情報に対応する。
【0026】特に本実施形態にあっては、「該当製品」
の抽出にあたり、防水施工において特に重要な「ひびわ
れレベル」が指標キーとして、すなわち専門家の知識や
意見を盛り込んで製品に対しこれを特定の性質で分類す
るために割り付けられる必須の入力項目として設定され
ている。この「ひびわれレベル」は、一般書籍やカタロ
グなどには表記がなされてはいない専門家による防水用
の製品や施工に反映できる評価指標である。例えば、床
に密着したものは防水下地が動いてしまい1.0mm位しか
対応できないのが現実である。この「ひびわれレベル」
は、このような実際上防水層が建物の動きやひびわれに
対してどの程度の追従性があるかという防水性能と建物
の動きとの摺り合わせの指標となるもので、防水施工に
おいてきわめて重要な判断要素であり、防水施工を設計
する設計者や施工者においてはこれを指標として防水施
工内容を決定できることは必要設計条件と経済性との兼
ね合いで防水層の設計施工を選定する際にきわめて便利
であるとともに、このような指標に基づいて防水層を施
工できることは防水層の健全性・安全性を高めることが
でき、例えば防水施工に対して保険を設定する場合など
にも保険会社にとって見れば有効な資料となる。
【0027】そこでこの指標キーである「ひびわれレベ
ル」については、初心者でもその内容が理解できるよう
に、その内容を説明するために作成された読み出し可能
な「解説データ」が検索用ファイル内に備えられ、この
画面中のHTML形式等で表示された「解説へ」の文字
列データをクリックすることで、その技術的説明を参照
することができるようになっている。
【0028】「解説」には、例えば以下のような内容が
記述される。
【0029】◆解説 ・ひびわれ対策0.5mm未満の防水層は、屋根面積50m2
満の小規模建築物(RC造)の屋根等でご使用下さい。 ・上記の規模以上の建物については、ひびわれ対策1.0m
m未満若しくは2.0mm未満の防水層をご使用下さい。 ・ひびわれ対策0.3mm未満の防水層については、その使
用用途をベランダ、開放廊下、階段、庇としておりま
す。屋根へのご使用に際しては十分ご注意の上ご指定下
さい。 ・納まり等の問題で、動きが発生するおそれのあるもの
については、ひびわれ対策2.0mm未満の防水層をご使用
下さい。 ◆2.0mm以上 ひびわれ若しくは建物部材間の動きが、2.0mm以上発生
するおそれのある設計や納まりについて、いま現在これ
に防水性能を保証できる防水層はありません。建物の細
部を含めて、ひびわれおよび建物部材間の動きを2.0mm
未満で設計下さるようお願いいたします。
【0030】従って、設計段階や施工段階の検討でこの
解説を利用することで、経済的にも構造的にも合理的な
「ひびわれレベル」を決定し、その上で実際に防水を施
す「種別・部位」に関する「設計・施工条件」を選択し
て入力するだけで、経済性・必要性能を保証しつつそれ
ら「種別・部位」に適切な防水製品やその製品に関する
各種情報を取得することができるようになっている。
【0031】図3に示したクライアントのモニターに表
示されている検索ページで必要な入力項目を入力したな
らば、画面上の「検索」ボタンをクリックする。なお、
図示例では、「検索」ボタンの隣には、入力項目を一括
して消去できる「リセット」ボタンも備えられている。
【0032】「検索」ボタンをクリックすると、「指標
キー」および「設計・施工条件」の入力処理命令がWW
Wサーバーに送出される。WWWサーバーでは、処理命
令に従って検索用ファイルを参照し、「設計・施工条
件」に合致する「適用条件」を備える防水製品を抽出し
て、当該製品を後述する「情報呼び出しキー」とともに
画面合成データとして生成し、クライアントへと送出す
る。クライアントはWWWサーバーから受領した画面合
成データを再現して、図4に示すようにモニターに表示
する。
【0033】本実施形態では、この段階ではモニターに
は、「該当製品」が「(X17)メーカー」と「(X18)仕様番
号」で特定されるとともに、「製品情報」の一部とし
て、「(X19)設計単価」、「(X21)立上部仕様」、「(X2
3)評価」、並びに「(X25)ホームページ」の各情報が表
示されるようになっている。この表示を検討することに
よって、「(X5)部位・種別」にあった製品を選び出すこ
とができる。
【0034】さらに、この画面中の各「(X18)仕様番
号」がHTML形式のテキスト文字列で生成されてい
て、これが「情報呼び出しキー」として用いられてい
る。この「(X18)仕様番号」をクリックすると、「情報
呼び出しキー」の呼び出し処理命令がWWWサーバーに
送出される。WWWサーバーでは、処理命令に従って検
索用ファイルを参照し、「情報呼び出しキー」を介して
関連付けした当該製品に関するさらに詳細な「製品情
報」などの各種情報を呼び出し処理して、必要な画面合
成データを生成し、クライアントへと送出する。クライ
アントはWWWサーバーから受領した画面合成データを
再現して、図5に示すようにカタログ内容画面をモニタ
ーに表示する。図示例では、該当製品について頒布され
ているカタログのイメージデータが表示され、このカタ
ログを利用してさらに詳細な検討を行うことができる。
【0035】さらに、カタログ内容画面においても、
「(X18)仕様番号」や「(X26)施工例」、「(X33)図面」
がHTML形式のテキスト文字列で生成されていて、上
述したと同様にこれらをクリックするとそれぞれ、当該
製品の「立上部仕様」の詳細や、実際の施工例を撮影し
た写真、納まり図等の各種図面など、登録されている各
種のイメージデータや情報がWWWサーバーから送出さ
れてクライアントのモニターに表示されるようになって
いる。
【0036】すなわち、本実施形態にあっては図6に示
すように、WWWサーバーには、管理者用コンピュータ
からデータの登録や更新がかけられる検索用ファイルが
格納されているとともに、WWWサーバーは、クライア
ントから送出された各種処理命令に基づいて検索用ファ
イルを利用して各種の画面合成データを作成してクライ
アントへと送出し、クライアントのモニターがこれを順
次表示することにより、該当製品の詳細な情報を段階的
にクライアント側で確認することができるようになって
いる。
【0037】このように本実施形態にあっては、通信環
境およびハードウエア環境が整っていれば、いつでも誰
でも製品に関する情報を得て、設計や施工に反映するこ
とができる。
【0038】また、リアルタイムで現在における最新の
データを入手し得るとともに、これにより別途参考図書
などの書籍を購入する必要がなくなる。
【0039】メールによるやりとりで専門家との質疑が
可能となり、また各種情報に埋め込まれた専門家の知識
を利用することができる。
【0040】そしてまた、建物を建てる際にそれぞれの
役割を果たすべき設計者や施工者などがそれぞれの立場
で製品や仕様を検討することが可能となり、コンセンサ
スの形成を促進でき、設計・施工の円滑化を図ることが
できる。
【0041】また特に、分散している各種製品の各種情
報の表現形式が統一されて一元管理され、かつ各種製品
に対する専門家の知識や意見をも盛り込めるようにし
て、製品相互を的確に比較対照できる検索用ファイルを
構築し、この検索用ファイルに対して各種処理を実行す
ることにより製品の比較検討を効率よく行うことができ
て、製品選択の確実性を保証でき、建物作りをよりよく
改善することができる。
【0042】上記実施形態にあっては、防水施工の製品
を例にとって説明したが、その他シーリングやタイル貼
りなどの施工に用いられる製品等、建築全般の各施工内
容それぞれについても各々一元化したデータを構築して
同様に利用することができ、上記実施形態と同様な作用
・効果を確保することができる。
【0043】また上記実施形態にあっては、インターネ
ットなどの通信回線網を利用してサーバー−クライアン
ト型で情報を得る形態について説明したが、イントラネ
ットにおけるサーバー−クライアント型のシステムで
も、クライアント側の実行プログラムを用いてサーバー
内の検索用ファイルを検索する形態で実行可能であると
ともに、同様にスタンドアローン型のコンピュータであ
っても利用することができる。
【0044】また検索用ファイルやその実行プログラム
は、CD−ROMやDVDなどの記録媒体の形態で頒布
して使用することも可能である。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、各種製品
の各種情報が一元管理され、かつ指標キーなどを利用す
ることで各種製品に対する専門家の知識や意見をも盛り
込めるようにして、製品相互を的確に比較対照できる検
索用ファイルを構築し、この検索用ファイルに対して各
種処理を実行することにより、建設業における設計段階
や施工段階で各種製品を検討する際の比較検討を効率よ
く行うことができて、製品選択の確実性を保証でき、経
済的で性能に優れた適正な建物を少ない労力で円滑に構
築する助けとして利用することができる。
【0046】請求項2記載の発明によれば、指標キーに
盛り込むことができる専門家の知識や意見に基づく判断
基準を誰でも参照することができ、この判断基準を利用
して製品を検討することができて、製品選択の確実性を
高めることができる。
【0047】請求項3記載の発明によれば、検索ファイ
ルに割り付けられた、専門家の知識や意見などに基づく
各種製品に対する評価情報を誰でも利用することがで
き、この評価情報を利用して製品を検討することができ
て、製品選択の確実性を高めることができる。
【0048】請求項4記載の発明によれば、このような
製品に関する各種情報を、WWWサーバーとクライアン
ト間の通信回線網に載せて、いわゆるインターネットな
どのホームページ上に公開するなどにより、一元管理さ
れた建設業の各種製品に関する検索用ファイルを通信網
上に存在させることができ、製品の供給元であるメーカ
ーによるカタログの頒布や営業人員の削減による経費節
減や、設計者・施工者における製品検討に要する負担軽
減を達成することができる。
【0049】さらに、請求項5記載の発明にあっても、
WWWサーバー内に各種製品の各種情報が一元管理さ
れ、かつ指標キーなどを利用することで各種製品に対す
る専門家の知識や意見をも盛り込めるようにして、製品
相互を的確に比較対照できる検索用ファイルを構築し、
この検索用ファイルに対してクライアントから各種処理
を実行することにより、請求項1と同様に、経済的で性
能に優れた適正な建物を少ない労力で円滑に構築する助
けとして利用することができる。
【0050】また、WWWサーバーとクライアント間の
通信回線網に載せて、いわゆるインターネットなどのホ
ームページ上に製品に関する各種情報を公開するなどに
より、一元管理された建設業の各種製品に関する検索用
ファイルを通信網上に存在させることができ、製品の供
給元であるメーカーによるカタログの頒布や営業人員の
削減による経費節減や、設計者・施工者における製品検
討に要する負担軽減を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるハードウエア構成
の一例を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施形態における各製品に関する各
種情報の登録データの構成例を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるクライアントのモ
ニターに表示される検索ページを示す説明図である。
【図4】本発明の一実施形態におけるクライアントのモ
ニターに表示される検索結果の一例を示す説明図であ
る。
【図5】本発明の一実施形態におけるクライアントのモ
ニターに表示される検索結果の他の例を示す説明図であ
る。
【図6】本発明の一実施形態における製品に関する各種
情報の流れを示す説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 310 G06F 17/30 310A 320 320A 17/60 104 17/60 104 504 504

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設業における設計段階や施工段階で検
    討される各種製品に関し、これら製品それぞれについて
    それらの「適用条件」や「製品情報」などの文字データ
    やイメージデータ等各種情報を登録するとともに、登録
    された製品を特定の性質で分類するために各製品個々に
    割り付けられる「指標キー」を登録することで検索用フ
    ァイルを更新可能に予め構築し、 上記複数の「指標キー」から選択した一つの「指標キ
    ー」の入力処理と、「設計・施工条件」の入力処理を促
    し、 上記検索用ファイルから、入力された「指標キー」およ
    び「設計・施工条件」に合致する「指標キー」および
    「適用条件」を備える「該当製品」を抽出処理して、こ
    れを「情報呼び出しキー」とともに表示させ、 さらに、表示された「該当製品」それぞれについて、そ
    の「情報呼び出しキー」を介して関連付けした当該製品
    に関する「製品情報」などの各種情報を呼び出し処理し
    て表示させるようにしたことを特徴とする建設業におけ
    る製品検討支援方法。
  2. 【請求項2】 前記検索用ファイルが、前記「指標キ
    ー」の内容を説明するために当該「指標キー」について
    作成された読み出し可能な「解説データ」を含み、前記
    入力処理に際し、読み出し処理に応じて当該「解説デー
    タ」を表示させることを特徴とする請求項1に記載の建
    設業における製品検討支援方法。
  3. 【請求項3】 前記検索用ファイルが、登録された前記
    製品を総合性能で表すために各製品個々に割り付けて登
    録された「評価」情報を含み、当該「評価」情報が前記
    抽出処理して表示される表示内容に含まれることを特徴
    とする請求項1または2に記載の建設業における製品検
    討支援方法。
  4. 【請求項4】 WWWサーバーとクライアントを通信回
    線網を介して接続し、該クライアントから該WWWサー
    バーへ前記処理命令を送出し、該WWWサーバーは前記
    検索用ファイルを用いて該クライアントから受領した該
    処理命令に応じ画面合成データを生成して該クライアン
    トへ送出し、該クライアントは該WWWサーバーから受
    領した画面合成データを再現して表示することを特徴と
    する請求項1〜3いずれかの項に記載の建設業における
    製品検討支援方法。
  5. 【請求項5】 建設業における設計段階や施工段階で検
    討される各種製品に関し、これら製品それぞれについて
    それらの「適用条件」や「製品情報」などの文字データ
    やイメージデータ等各種情報を登録するとともに、登録
    された製品を特定の性質で分類するために各製品個々に
    割り付けられる「指標キー」を登録することで更新可能
    に構築された検索用ファイルが格納されるとともに、受
    領した処理命令に応じ検索用ファイルを用いて画面合成
    データを生成して送出するWWWサーバーと、 処理命令入力手段と表示出力手段とを備えて該WWWサ
    ーバーに通信回線網を介して接続され、処理命令入力手
    段で生成された上記複数の「指標キー」から選択した一
    つの「指標キー」の入力処理および「設計・施工条件」
    の入力処理をWWWサーバーへ送出し、上記WWWサー
    バーが上記検索用ファイルから、入力された「指標キ
    ー」および「設計・施工条件」に合致する「指標キー」
    および「適用条件」を備える「該当製品」を抽出処理し
    て、これを「情報呼び出しキー」とともに生成した画面
    合成データ、並びに「該当製品」それぞれについて、そ
    の「情報呼び出しキー」を介して関連付けされた当該製
    品に関する「製品情報」などの各種情報を呼び出し処理
    して生成した画面合成データを受領して表示出力手段に
    再現して表示するクライアントとを備えたことを特徴と
    する建設業における製品検討支援システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004227048A (ja) * 2003-01-20 2004-08-12 Ibiken Kk 住宅構成物の受発注支援システム、及び受発注支援プログラム

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