JP2001357085A - 有体物情報管理システム - Google Patents

有体物情報管理システム

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JP2001357085A
JP2001357085A JP2000177913A JP2000177913A JP2001357085A JP 2001357085 A JP2001357085 A JP 2001357085A JP 2000177913 A JP2000177913 A JP 2000177913A JP 2000177913 A JP2000177913 A JP 2000177913A JP 2001357085 A JP2001357085 A JP 2001357085A
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cad
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Nobufumi Obara
伸文 小原
Toshimi Inui
利実 乾
Satoshi Kimura
智 木村
Hirotaka Hagae
裕登 塀和
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ要求によってサーバから送られてきた
CADデータを表示した際に、クライアントコンピュー
タ側でデータ要求した対象有体物が、表示した図面中の
どの部分に対応しているかを一目で認識できるようにす
る。 【解決手段】 情報データベース部B2とCADデータ
ベース部B2とを備えたサーバ4を設け、サーバ4と通
信自在なクライアントコンピュータ5を設け、クライア
ントコンピュータ5のデータ要求に伴って、該当するデ
ータを抽出してクライアントコンピュータ5に送信自在
な送信手段A1をサーバ4に設けてある有体物情報管理
システムにおいて、データ要求の対象となった対象有体
物fを含んだCADデータの内、ブラウザ5A又はCA
Dビューア5B上における対象有体物f表示部分が、他
の表示部分と判別可能な状態に表示されるように調整し
て送信自在なデータ調整手段A3bを、サーバ4に設け
てある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管理対象の有体物
(例えば、建物や、敷地や、それらに纏わる設備・備品
等)に関する情報が納められた情報データベース部と、
前記情報に対応したCADデータが納められたCADデ
ータベース部とを備えたサーバを設け、前記サーバと通
信自在なクライアントコンピュータを設け、前記クライ
アントコンピュータのブラウザ又はCADビューアを介
してのデータ要求に伴って、前記情報データベース部・
CADデータベース部の中から該当するデータを抽出し
て前記クライアントコンピュータに送信自在な送信手段
を前記サーバに設けてある有体物情報管理システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の有体物情報管理システム
としては、図5に示すように、前記データ要求に対応し
た図面データ、又は、画像データや文字データを、前記
CADデータベース部B2、又は、前記情報データベー
ス部B1からそのままクライアントコンピュータ5に送
信自在な送信手段20を設けてあるものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の有体物
情報管理システムによれば、例えば、対象有体物の一例
として、対象建物の特定の階の部屋に設置されている
『送風機』の情報を知りたい場合、クライアントコンピ
ュータのブラウザから『送風機』に関するデータ要求を
行うことで、サーバにおいては、そのデータ要求を受け
て前記『送風機』の情報を含んだCADデータ(例え
ば、建物のある階の設備平面図)を抽出してクライアン
トコンピュータに送信する。クライアントコンピュータ
側においては、送られてきたCADデータを、ブラウザ
又はCADビューア上で図面として表示し認識すること
ができるものである。しかしながら、クライアントコン
ピュータ上に表示された前記設備平面図は、通常の図面
であるから、もし、図中に文字表記があったとしても、
情報量の多い図面の中で前記『送風機』が、どの部分に
設置されているのかを認識することが困難で、非常に見
難いという問題点がある。
【0004】従って、本発明の目的は、上記問題点を解
消し、データ要求によってサーバから送られてきたCA
Dデータを表示した際に、クライアントコンピュータ側
でデータ要求した対象有体物が、表示した図面中のどの
部分に対応しているかを一目で認識できるようにする有
体物情報管理システムを提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の特徴構
成は、図1〜4に例示するごとく、管理対象の有体物F
に関する情報が納められた情報データベース部B1と、
前記情報に対応したCADデータが納められたCADデ
ータベース部B2とを備えたサーバ4を設け、前記サー
バ4と通信自在なクライアントコンピュータ5を設け、
前記クライアントコンピュータ5のブラウザ5A又はC
ADビューア5Bを介してのデータ要求に伴って、前記
情報データベース部B1・CADデータベース部B2の
中から該当するデータを抽出して前記クライアントコン
ピュータ5に送信自在な送信手段A1を前記サーバ4に
設けてある有体物情報管理システムにおいて、前記デー
タ要求の対象となった対象有体物fを含んだ前記CAD
データの内、前記ブラウザ5A又はCADビューア上に
おける前記対象有体物f表示部分が、他の表示部分と判
別可能な状態に表示されるように調整して送信自在なデ
ータ調整手段A3bを、前記サーバ4に設けてあるとこ
ろにある。
【0006】請求項1の発明の特徴構成によれば、サー
バがクライアントコンピュータからのデータ要求を受け
た際、データ要求の対象となった対象有体物の情報を含
むデータを抽出すると共に、前記データ調整手段によっ
て、抽出されたCADデータの内、前記対象有体物表示
部分を、他の表示部分と判別可能な状態に調整して送信
することが可能となり、クライアントコンピュータのブ
ラウザ又はCADビューア上において、データ要求した
対象有体物が、表示された図面中のどの部分に対応して
いるかを一目で認識することができるようになる。その
結果、必要な情報を、無駄なく、より速く、より正確に
提供することが可能となり、有体物情報の管理効率を向
上させることができる。ここで言う、『他の表示部分と
判別可能な状態に調整して送信する』とは、例えば、C
ADデータの表示色を、対象有体物の部分と、他の表示
部分とによって異ならせる手法をとったり、対象有体物
の表示を、点滅させる手法をとったり、対象有体物を反
転表示させる手法をとったり、又は、図面上の対象有体
物の表示部分に、マークや、名称に該当する文字データ
を、付加する手法をとったりすること等を意味するもの
で、要するに、対象有体物が、図面上のどこに表示され
ているかを認識できるようにデータを調整することを意
味する。
【0007】請求項2の発明の特徴構成は、図2に例示
するごとく、前記クライアントコンピュータ5からのデ
ータ要求によって抽出されたデータを、より前記データ
要求に好ましいデータに加工自在なデータ加工手段A3
aを、前記サーバ4に設けてあるところにある。
【0008】請求項2の発明の特徴構成によれば、請求
項1の発明による作用効果を叶えることができるのに加
えて、前記データ加工手段によって、データ要求に応じ
てデータそのままを、送信するのではなく、例えば、C
ADデータの内でデータ要求のあった対象有体物を含む
周囲部分をトリミングして、そのデータをクライアント
コンピュータに送信したり、CADデータを基にして対
象有体物の設置状況を示す斜視図(透視図)を作成して
クライアントコンピュータに送信したりする等、データ
要求に対して好ましいデータとなるように加工して送信
することが可能となる。その結果、前記対象有体物の表
示をより解りやすくすることができながら、送受信する
データの量の低減化を図ることが可能となり、よりスピ
ーディーで無駄のない情報通信が可能となり、有体物情
報の管理効率を、より向上させることができる。
【0009】請求項3の発明の特徴構成は、図2に例示
するごとく、前記クライアントコンピュータ5からのデ
ータ要求によって抽出されたデータから、より前記デー
タ要求に好ましいデータのみを選択自在なデータ選択手
段A3cを、前記サーバ4に設けてあるところにある。
【0010】請求項3の発明の特徴構成によれば、請求
項1又は2の発明による作用効果を叶えることができる
のに加えて、例えば、対象有体物を含むCADデータに
複数のレイヤーが存在する場合に、前記データ選択手段
によって、前記対象有体物の表示と無関係のレイヤーは
読み込まずに、関係のあるレイヤーのみ選択して、その
選択データをクライアントコンピュータに送信するとい
った具合に、前記データ要求に好ましいデータのみを選
択することが可能となり、送受信するデータの量の低減
化を更に図ることが可能となり、よりスピーディーで無
駄のない情報通信が可能となり、有体物情報の管理効率
を、更に向上させることができる。
【0011】尚、上述のように、図面との対照を便利に
するために符号を記したが、該記入により本発明は添付
図面の構成に限定されるものではない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の
符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示してい
る。
【0013】図1は、本発明の有体物情報管理システム
の一例である施設情報管理システムSを示す概念図であ
る。情報の管理は、建物1そのものや、その中に設置さ
れた設備2や備品3や消耗品(不図示)や敷地(不図
示)等の施設(有体物Fに相当)F、及び、スケジュー
ルやコスト等を対象として実施され、施設、及び、環境
を経営的視点から総合的に企画・管理・活用する経営管
理活動(所謂、ファシリティマネジメント)に利用され
るものである。
【0014】前記施設情報管理システムSは、施設Fに
関する各種情報が納められたWebサーバ(サーバの一
例)4と、そのWebサーバ4とデータ送受信自在に形
成された複数のクライアントコンピュータ5とを備えて
構成してある。
【0015】前記Webサーバ4は、図2に示すよう
に、前記複数のクライアントコンピュータ5からのデー
タ要求によって各種情報を提供すべく構成されたアプリ
ケーション群Aと、施設Fの各種情報を格納してあるデ
ータ群Bとを備えて構成してある。また、前記クライア
ントコンピュータ5には、前記Webサーバ4とのデー
タ送受信によって各種データを表示するためのWebブ
ラウザ(ブラウザに相当)5A、及び、CADビューア
5B(CADデータの編集を実施する必要のあるクライ
アントコンピュータ5には、更に編集用のCAD)等の
アプリケーションがインストールされている。
【0016】前記データ群Bは、前記施設Fに関する情
報が納められた情報データベース部B1と、前記情報デ
ータベース部B1の情報に対応したCADデータが納め
られたCADデータベース部B2と、前記情報データベ
ース部B1の情報に対応した画像データや文章データや
表計算データ等のアプリケーションデータが納められた
データ格納部B3とを備えて構成してある。また、前記
アプリケーション群Aには、Webサーバとしての機能
(クライアントコンピュータからのデータ要求に応じ
て、必要なデータを検索して送信等の機能)を発揮する
ためのメインアプリケーション(送信手段に相当)A1
と、メインアプリケーションA1からの命令を受けて情
報データベース部B1から該当データを検索してメイン
アプリケーションA1に引き渡すためのデータベースア
プリケーションA2と、メインアプリケーションA1か
らの命令を受けて前記CADデータベース部B2のCA
Dデータを読み込み、要求図形のクローズアップやハイ
ライト等の処理を行った後、クライアントコンピュータ
5で表示可能な形式にデータ変換してメインアプリケー
ションA1に引き渡すためのCADデータコントロール
アプリケーションA3とを備えて構成してある。
【0017】次に、各構成の機能について、詳細に説明
する。Webブラウザ5Aは、情報データベース部B1
の内容表示を、前記メインアプリケーションA1に要求
したり、要求によって供給された内容を画面上に表示し
たり、クライアントコンピュータに付属のプリンタで印
刷したり、記憶領域に保存することができる機能を有す
る。
【0018】CADビューア5Bは、メインアプリケー
ションA1から送られたCADデータを画面に表示した
り、送られたCADデータの中の個別図形を選択して表
示したり、送られたCADデータの対象施設に関連した
前記情報データベース部B1・CADデータベース部B
2の施設情報を、前記メインアプリケーションA1に要
求したり、表示された図形上で指定範囲を設定して数量
積算したり、CADデータのダウンロードをメインアプ
リケーションA1に要求したりする機能を有する。
【0019】メインアプリケーションA1は、クライア
ントコンピュータ5からの要求に応じて、データ群Bに
問い合わせ(データベースアプリケーションA2やCA
DデータコントロールアプリケーションA3を介して問
い合わせする場合もある)をしたり、問い合わせによっ
て得られた情報をクライアントコンピュータ5に送信し
たりする機能、及び、クライアントコンピュータ5によ
って編集更新された前記施設Fに関する情報や前記CA
Dデータ・前記アプリケーションデータを受け取って前
記データ群Bの該当する個所に保存したりする機能を有
する。
【0020】データベースアプリケーションA2は、メ
インアプリケーションA1からの命令を受けて情報デー
タベース部B1から該当するものを検索抽出し、必要に
応じて並べ替えをした状態でメインアプリケーションA
1に引き渡す機能を有する。
【0021】CADデータコントロールアプリケーショ
ンA3は、メインアプリケーションA1の命令を受けて
CADデータベース部B2からCADデータを読み込
み、要求図形(対象有体物fを表す図形)のクローズア
ップ処理(データ加工機能)や、ハイライト処理や着色
処理(データ調整機能)、要求図形に関連したレイヤー
のみを選択する選択処理(データ選択機能)等を行った
後、メインアプリケーションA1に引き渡す機能を有す
る。即ち、CADデータコントロールアプリケーション
A3には、前記データ加工機能を果たすプログラム部分
(データ加工手段に相当)A3aと、前記データ調整機
能を果たすプログラム部分(データ調整手段に相当)A
3bと、前記データ選択機能を果たすプログラム部分
(データ選択手段に相当)A3cとを備えさせてある。
【0022】情報データベース部B1は、施設Fに関す
る情報、例えば、施設Fを構成する各構成の名称や種
類、仕様、設置場所、該当するCADデータへのリンク
情報・・・等がデータベースの状態で蓄積されており、
メインアプリケーションA1の要求に応じて各情報を提
供したり、メインアプリケーションA1からの更新情報
を受けて該当する情報を更新保存する等の機能を有す
る。CADデータベース部B2は、CADデータを蓄積
してあり、前記メインアプリケーションA1や、前記C
ADデータコントロールアプリケーションA3の要求に
応じて各CADデータを提供したり、メインアプリケー
ションA1からの情報(クライアントコンピュータ5の
編集用CADで作成された新規CADデータや、変更C
ADデータ)を更新保存する等の機能を有する。データ
格納部B3は、上述のように、アプリケーションデータ
が蓄積してあり、前記メインアプリケーションA1の要
求に応じて各データを提供したり、メインアプリケーシ
ョンA1からの情報を更新保存する等の機能を有する。
【0023】次に、当該施設情報管理システムSの使用
法について、その一例を説明する。ここでは、施設Fの
中から、情報を得たいアイテムとして『送風機』(対象
有体物fに相当)の情報を検索して確認する一連の操作
について説明する。 [1] クライアントコンピュータ5から、Webサー
バ4にアクセスし、Webブラウザ5Aの入力画面を使
用して、名称『送風機』、設置場所『6階機械室』等の
データをインプットし、前記Webサーバ4にデータ要
求をする。 [2] Webサーバ4は、そのデータ要求を受けて、
情報データベース部B1から、前記『送風機』に関連し
た文字情報(名称、設置場所、製造元、品番、設置年月
日等の情報)と、『送風機』に関係した画像データ・C
ADデータの保存リンク先等のデータを抽出して、前記
クライアントコンピュータ5に返送する。 [3] クライアントコンピュータ5では、送られてき
た情報を確認することができる。また、更に詳しい情報
を得たい場合には、以下のアクションによって実現され
る。前記『送風機』の画像を見たい場合には、Webブ
ラウザ5Aの入力画面から、画像データ要求ボタンをク
リックすることで、前記『送風機』の画像データのデー
タ要求がWebサーバ4に送信され、Webサーバ4の
メインアプリケーションA1では、前記データ格納部B
3から、対応する画像データを抽出して、クライアント
コンピュータ5に返送することによって、Webブラウ
ザ5A上で表示確認することができる。前記『送風機』
の設置状況を見たい場合には、Webブラウザ5Aの入
力画面から、CADデータ要求ボタンをクリックするこ
とで、前記『送風機』の設置平面図CADデータのデー
タ要求がWebサーバ4に送信される。それに伴って、
Webサーバ4のメインアプリケーションA1から、前
記CADデータコントロールアプリケーションA3にデ
ータ抽出命令が出され、CADデータベース部B2の中
から、前記『送風機』の設置されている部分の『設備平
面図』CADデータが抽出される。その際、前記CAD
データコントロールアプリエーションA3においては、
前記『設備平面図』CADデータを構成する複数のレイ
ヤーの中から、前記『送風機』に無関係なレイヤー(例
えば、他の器具等を記載したレイヤー)を除く(前記デ
ータ選択手段A3cによるデータ選択機能)と共に、
『送風機』レイヤーに関しては、『平面図』とは異なっ
た線色(又は、ハイライト色)で表示すべく処理(前記
データ調整手段A3bによるデータ調整機能)し、クラ
イアントコンピュータ5に返送される。そのデータを受
けて、クライアントコンピュータ5においては、CAD
ビューア5B上で、送風機が掲載された『設備平面図』
を表示確認することができる。そして、表示画面におい
ては、設備平面図中で、前記送風機部分が、平面図の表
示線とは異なった線色(又は、ハイライト色)で表示さ
れるので、その設置状況を一目瞭然に確認することがで
きる。そして、CADビューア5Bに表示された図面中
の前記送風機部分を選択して、データ要求(例えば、マ
ウスのクリック等の操作)を行うことによって、Web
サーバ4のデータ群Bから、例えば、性能、メーカー、
故障点検履歴、関連消耗品在庫、関連書類、詳細図面、
詳細画像等の情報を抽出してクライアントコンピュータ
5に表示することが可能となる。尚、CADビューア5
B上で、図面の拡大縮小表示は、自由に実施できるが、
前記Webブラウザ5AのCADデータコントロールア
プリケーションA3においては、設備平面図に対する送
風機の規模が小さすぎる場合には、送風機の周辺部分を
トリミングしたデータに変換(前記データ加工手段A3
aによるデータ加工機能)して返送し、CADビューア
5B上で見やすくすると共に、返信データ量の低減化を
図り、レスポンス向上を図れるように構成してある。
【0024】〔別実施形態〕以下に他の実施の形態を説
明する。
【0025】〈1〉 有体物情報管理システムとして
は、先の実施形態では、Webサーバ4と、そのWeb
サーバ4とデータ送受信自在に形成された複数のクライ
アントコンピュータ5とを備えて構成した施設情報管理
システムSを説明したが、Webサーバとクライアント
コンピュータ5とを一台づつ備えた構成であってもよ
い。また、図3に示すように、Webサーバ4とクライ
アントコンピュータ5とからなるシステムを複数備え
て、夫々をデータ送受信自在にリンクさせて複数の施設
を管理自在な統合的な施設情報管理システムSを構築す
ることも可能である。また、管理対象となる有体物は、
先の実施形態で説明した施設に限るものではなく、例え
ば、デパートの商品ケースや陳列品、倉庫のラックやそ
のラックに収容された収容物、自動車やそれを構成する
各部品等であってもよく、それらを含めて有体物と総称
する。サーバ4とクライアントコンピュータ5との通信
は、専用の通信路を構成したり、インターネットを利用
したり、周知の通信手段を採用することができる。有体
物Fとサーバ4とクライアントコンピュータ5との位置
関係に関しては、先の実施形態で説明したように、有体
物Fとサーバ4とが同じ位置に設けてあるものに限ら
ず、例えば、有体物Fとサーバ4とクライアントコンピ
ュータ5とが別々の位置に設けてあったり、図4に示す
ように、有体物Fとクライアントコンピュータ5とが同
じ位置に設けてあるものであってもよい。 〈2〉 前記CADデータコントロールアプリケーショ
ンA3は、先の実施形態で説明したように、前記データ
加工手段A3aと、前記データ調整手段A3bと、前記
データ選択手段A3cとを備えたものに限るものではな
く、例えば、前記データ調整手段A3bのみを備えたも
のや、それに加えて、データ加工手段A3a・データ選
択手段A3cの何れかを備えたものであってもよい。 〈3〉 前記データ調整手段A3bは、対象有体物f
を、他の表示部分と異なった線色(又は、ハイライト
色)で表示すべく処理することに限らず、例えば、対象
有体物fの表示を、点滅させる手法をとったり、対象有
体物fを反転表示させる手法をとったり、又は、図面上
の対象有体物fの表示部分に、マークや、名称に該当す
る文字データを、付加する手法をとったりするものであ
ってもよく、要するに、対象有体物fが、図面上のどこ
に表示されているかを認識できるようにデータを調整
し、他の表示部分と判別可能な状態に調整できるように
構成してあればよく、それらを含めて、データ調整手段
という。 〈4〉 前記データ加工手段A3aは、先の実施形態で
説明したように、CADデータの内でデータ要求のあっ
た対象有体物fを含む周囲部分をトリミングすることに
限らず、例えば、CADデータを基にして対象有体物の
設置状況を示す斜視図(透視図)を作成してクライアン
トコンピュータに送信したりするものであってもよく、
要するに、データ要求に対して好ましいデータとなるよ
うに加工するものであればよく、それらを含めて、デー
タ加工手段A3aという。 〈5〉 前記CADビューア5Bは、クライアントコン
ピュータ5内で、前記ブラウザ5Aのプラグインとして
インストールされているもの以外に、CADビューア5
B単独でインストールされているものであってもよく、
更には、編集機能を備えたものであってもよく、それら
を含めてCADビューアと総称する。
【図面の簡単な説明】
【図1】施設情報管理システムを示す概念図
【図2】施設情報管理システムのブロック図
【図3】別実施形態の施設情報管理システムを示す概念
【図4】別実施形態の施設情報管理システムを示す概念
【図5】従来の施設情報管理システムを示す概念図
【符号の説明】
4 サーバ 5 クライアントコンピュータ 5A ブラウザ 5B CADビューア A1 送信手段 A3a データ加工手段 A3b データ調整手段 A3c データ選択手段 B1 情報データベース部 B2 CADデータベース部 F 有体物
フロントページの続き (72)発明者 木村 智 大阪府大阪市中央区本町四丁目1番13号 株式会社竹中工務店大阪本店内 (72)発明者 塀和 裕登 大阪府大阪市中央区本町四丁目1番13号 株式会社竹中工務店大阪本店内 Fターム(参考) 5B046 AA03 CA06 DA02 GA01 HA09 KA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理対象の有体物に関する情報が納めら
    れた情報データベース部と、前記情報に対応したCAD
    データが納められたCADデータベース部とを備えたサ
    ーバを設け、前記サーバと通信自在なクライアントコン
    ピュータを設け、前記クライアントコンピュータのブラ
    ウザ又はCADビューアを介してのデータ要求に伴っ
    て、前記情報データベース部・CADデータベース部の
    中から該当するデータを抽出して前記クライアントコン
    ピュータに送信自在な送信手段を前記サーバに設けてあ
    る有体物情報管理システムであって、 前記データ要求の対象となった対象有体物を含んだ前記
    CADデータの内、前記ブラウザ又はCADビューア上
    における前記対象有体物表示部分が、他の表示部分と判
    別可能な状態に表示されるように調整して送信自在なデ
    ータ調整手段を、前記サーバに設けてある有体物管理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記クライアントコンピュータからのデ
    ータ要求によって抽出されたデータを、より前記データ
    要求に好ましいデータに加工自在なデータ加工手段を、
    前記サーバに設けてある請求項1に記載の有体物情報管
    理システム。
  3. 【請求項3】 前記クライアントコンピュータからのデ
    ータ要求によって抽出されたデータから、より前記デー
    タ要求に好ましいデータのみを選択自在なデータ選択手
    段を、前記サーバに設けてある請求項1又は2に記載の
    有体物情報管理システム。
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