JP2001357053A - 対話装置 - Google Patents

対話装置

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JP2001357053A
JP2001357053A JP2000175840A JP2000175840A JP2001357053A JP 2001357053 A JP2001357053 A JP 2001357053A JP 2000175840 A JP2000175840 A JP 2000175840A JP 2000175840 A JP2000175840 A JP 2000175840A JP 2001357053 A JP2001357053 A JP 2001357053A
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JP2000175840A
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Takahiro Kudo
貴弘 工藤
Kenji Mizutani
研治 水谷
Yumi Wakita
由実 脇田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人同士が日常行っているような自然な対話を
行う対話装置を作成する。 【解決手段】 ユーザから入力が入ると内部状態記憶部
4に記憶されている、その入力の元となった対話装置の
発話内容から、入力状態候補選択部6および入力状態同
定部8においてユーザの発話内容を同定し、それに適し
た応答を応答生成部12で作成するという局所的な制御
モデルを導入した対話装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声を入力として
ユーザと情報のやりとりを行う音声対話装置等に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、ユーザとシステム(装置)とが
対話を行う音声対話装置に関する研究は、主にカーナビ
ゲーションシステム(以下、カーナビ)における目的地
検索、旅行案内、文書検索等のタスクについて行われて
きた。
【0003】これらのタスクに共通するのは、ユーザに
はあらかじめある程度具体的な目的が存在し、システム
はそのことを前提にして設計されており、ユーザおよび
システムが協調して、目的をさらに具体化して達成する
ための問題解決を行っていくという構図で捉えられるこ
とである。
【0004】例えばカーナビにおける目的地検索のタス
クでは、ユーザはあらかじめ「食事ができる場所に行き
たい。」という目的をもってシステムと対面する。シス
テムはそのことを想定して設計されており、ユーザから
詳細な条件入力を促し、ユーザの望む食事ができる場所
を一意に決定することになる。
【0005】この場合、あらかじめ対話をどのように進
行していくのか、つまり、ユーザの目的を達成するため
にはどのような条件をユーザから引き出す必要があるの
か、そしてどのようなタイミングおよび順序でユーザに
質問をするのか、についてはシステムの設計時において
すでにプログラムされている。つまり、大局的な対話の
筋道はすでに定められており、ユーザとシステムとの対
話は、その流れから逸れない様に、大局的な制御規則に
従って進んでいく。
【0006】一方で、「ELIZA」型や「人工無能」
と呼ばれる対話システムが存在するが、これらの対話シ
ステムは、上述したような検索タスクとは異なり、日常
的なあいさつ程度の対話を行うことを目指すシステムで
あり、その動作は、基本的には入力された文章や単語
を、システムがあらかじめ保持している「入力―応答」
の関係を記述した規則のデータベースと照合することで
応答内容を一意に決定するというものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】人間が日々行っている
対話の多くは、あらかじめ具体的な目的など意識しない
でなされていることは少なくない。ここで図2は、人同
士の日常対話の例を示す図である。図2の22にみられ
るように、人同士の会話は、最初はあいさつ程度の何気
ない日常的な対話からはじまり、その場その場の発話に
対して応答を返すという局所的な相互作用を繰り返して
いるうちに自分の発話や相手の発話を手がかりとして、
図2の23にみられるように、予想外の情報を入手した
り新たに目的が生成されたりする。
【0008】また、近年はコンピュータやインターネッ
トの普及により、我々の身の回りには多種多様な情報が
氾濫しており、あらかじめ「この分野のこのような情報
が欲しい。」という明確な目的を持ち、的確に知りたい
情報を入手するのは大変困難な状況になってきている。
【0009】上述した検索タスクに代表されるような、
ユーザに具体的な目的が存在することを前提としている
対話システムでは、大局的な制御規則に則って制御され
るため、あらかじめプログラムされた対話の流れに沿っ
た対話しか許されていない。そのためユーザは自由な発
話を行うことができず、会話の当初から明確な目的を持
ち得ないユーザには対応していない。
【0010】また、「ELIZA」型の対話システムで
は、人間同士が日常的に行っているような何気ない対話
は実現することができるが、ユーザとシステムは意味の
ない対話を繰り返すだけであり、入力と出力の関係を示
す規則が容易に想像ができ、それらの規則をいくら増加
させようとしても限界がある。またユーザには新たに情
報が与えられるわけではないので知的好奇心も刺激せ
ず、実際にはしばらくすると飽きてしまうというのが現
状である。
【0011】これらの問題に対処するためには、人同士
が日常行っているように、何気ない話題から始まり、自
由な対話を行っているうちに相手の発話、または自分の
発話から予想外の情報を入手したり新たに目的が生成さ
れるような対話を実現する対話システムを構築する必要
がある。そこでは、あらかじめ大局的な制御規則を定め
てその枠にはまった対話のみを許すというのではなく、
局所的な相互作用を重視して臨機応変な対話を行うとい
う枠組みが必要になってくる。
【0012】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
のであり、局所的な相互作用を重視して臨機応変な対話
を実現することが可能な対話装置を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の本発明(請求項1に対応)は、対話者から
のデータの入力を受け付ける受付手段と、前記対話者か
らの各種データの入力に対する応答を生成するための、
所定の基準に基づき、意図、目的または意味に応じて分
類可能なデータである応答内容を収納した応答内容デー
タベースと、前記応答内容に基づき前記対話者に伝達す
るデータである応答文を生成する応答生成手段と、前記
対話者に対して過去に出力された前記応答文の応答内容
の属する前記分類を、各種の内部状態として記憶する内
部状態記憶部と、前記対話者から入力されるデータを、
所定の第2基準に基づき、意図、目的または意味に応じ
て、各種の入力状態として分類できる入力状態同定規則
データベースと、前記内部状態記憶部に記憶された最新
の前記内部状態に基づき、前記入力状態同定規則データ
ベースを用いて、前記受付手段から入力されたデータの
前記入力状態を同定する入力状態同定手段と、前記入力
状態と前記内部状態との、一対一または一体複数の関係
を記憶する内部状態遷移候補データベースと、前記内部
状態遷移候補データベースを参照して、前記入力規則同
定手段により同定された入力状態に対する前記内部状態
の候補を出力する内部状態候補出力手段とを備え、前記
応答生成手段は、前記受付手段から入力されたデータ
と、前記内部状態候補選択部が選択した内部状態とを少
なくとも用いて、前記受付手段から入力されたデータに
対する応答文を生成することを特徴とする対話装置であ
る。
【0014】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、前記応答生成手段は、前記受付手段から入力された
データと、前記内部状態の候補とに少なくとも基づき、
前記応答内容データベースを参照して、前記応答内容を
決定する応答情報決定部と、前記応答文の生成規則を記
憶しておく文生成規則データベースと、前記応答情報決
定部により決定された前記応答内容に基づき、前記文生
成規則データベースを参照して、前記応答応答を、前記
応答文として生成する文生成部とを少なくとも備えたこ
とを特徴とする上記本発明である。
【0015】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、前記応答情報決定部は、前記内部状態記憶部を参照
して、前記内部状態の候補から、特定の前記内部状態を
同定することを特徴とする上記本発明である。
【0016】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、前記応答生成手段は、過去に決定された前記応答内
容に基づき、前記応答内容を決定することを特徴とする
上記本発明である。
【0017】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、前記対話データベースは、前記応答内容に含まれる
第1概念および第2概念とを記憶する概念内容データベ
ースと、前記第1概念と、前記第2概念とを、第3の所
定の基準である類似性により関連づけて記憶しておく概
念関係データベースとを有することを特徴とする上記本
発明である。
【0018】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、前記応答情報決定部は、前記概念内容データベース
検索時に、前記概念内容データベース内に、前記応答内
容となる前記第1概念を保持しない場合は、前記概念関
係データベースから、前記類似性に応じて、前記第2概
念を検索し、検索された前記第2概念を前記概念内容デ
ータベースから選択することを特徴とする上記本発明で
ある。
【0019】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、前記第3の基準による前記概念同士の類似は、デー
タ中の概念同士の共起頻度から決定されることを特徴と
する上記本発明である。
【0020】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、前記入力状態同定部で用いられる同定規則は、あら
かじめ定義されたキーワードの有無、あらかじめ定義さ
れた品詞の有無、あらかじめ定義された定型文との一
致、のいずれか、またはそれらの組合せであることを特
徴とする上記本発明である。
【0021】また、第9の本発明(請求項9に対応)
は、上記の本発明の対話装置の全部または一部の手段の
全部または一部の機能をコンピュータにより実行させる
ためのプログラムおよび/またはデータを担持した媒体
であって、コンピュータにより処理可能なことを特徴と
する媒体である。
【0022】また、第2の本発明(請求項10に対応)
は、上記の本発明の対話装置の全部または一部の手段の
全部または一部の機能をコンピュータにより実行させる
ためのプログラムおよび/またはデータであることを特
徴とする情報集合体である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら述べる。
【0024】(発明の実施の形態)図1は、本発明の実
施の形態による対話装置の構成を示す図である。図にお
いて、1はユーザ、2は本発明の受付手段の一部である
データ入力部、3は本発明の受付手段の一部であるデー
タ解析部、4は内部状態記憶部、5は入力状態遷移デー
タベース、6は入力状態候補選択部、7は入力状態同定
規則データベース、8は入力状態同定部、9は内部状態
遷移候補データベース、10は内部状態候補選択部、1
1は応答内容データベース、12は応答生成手段、13
は出力部である。ただし、上記の構成において、入力状
態遷移候補データベース5、入力状態候補選択部6およ
び入力状態同定部8は、本発明の入力状態同定手段を構
成するものであり、内部状態候補選択部10は、本発明
の内部状態候補出力手段に相当するものである。
【0025】次に、図3は本実施の形態における対話装
置の内部状態記憶部4および内部状態遷移候補データベ
ースにて用いられる内部状態と、入力状態同定規則デー
タベース7にて用いられるユーザ1の入力状態について
定義した表である。ここで内部状態とは、対話装置側の
提供する情報(発話)の意図、目的または意味、さらに
は傾向を所定の基準に基づき分類化したものであり、こ
こではS1〜S6の6通りあるものとした。また、入力
状態とは、ユーザ1側の提供する情報(発話)の意図、
目的または意味、さらには傾向を所定の基準に基づき分
類化したものであり、ここではU1〜U6の6通りある
ものとした。ただし、内部状態や入力状態の分類は設計
事項であって、分類個数、分類基準とも、本実施の形態
に示すものには限定されない。
【0026】はじめに、対話装置の有する内部状態S1
〜S6について説明する。
【0027】S1(情報提供の提起)は、ユーザ1に対
して情報提供することを促す状態である。
【0028】S2(自発的情報提供)は、ユーザ1から
の要請がなくても自発的に何らかの情報を提供する状態
である。
【0029】S3(受動的情報提供)は、ユーザ1から
情報提供の要請を受けて、ユーザ1の所望の、もしくは
それに類する情報を提供する状態である。
【0030】S4(話題転換)は、対話が収束したとき
に別の話題へ振る状態である。
【0031】S5(あいさつ)は、日常的なあいさつを
行う状態である。
【0032】S6(基本対話)は、ユーザ1の入力があ
らかじめ定められたものであった場合に、それに対して
あらかじめ定義されている応答を行う状態である。
【0033】次にユーザ1の有する内部状態U1〜U6
状態について説明する。
【0034】U1(固定情報提供要請)は、特定の概念
に関しての情報の提供を要請する状態である。
【0035】U2(一般情報提供要請)は、概念を特定
せず一般的な情報の提供を要請する状態である。
【0036】U3(あいさつ)は、日常的なあいさつを
行う状態である。
【0037】U4(情報への感想)は、提供された情報
に関して感想を述べる状態である。
【0038】U5(情報提起への感想)は、対話装置か
ら促された情報提供に対する感想を述べる状態である。
【0039】U6(基本対話)は、あらかじめ定められ
た定型的な発話をユーザ1が行う状態である。
【0040】次に、図4は図1における入力状態遷移候
補データベース5の内容を示すもので、過去に対話装置
が発した対話(情報)中で、最新となる前回の対話装置
の対話の属する内部状態から予想される、ユーザ1の対
話の属する入力状態を対応づけて、入力状態候補として
定義した表である。例えば、対話装置がユーザ1に対し
て発した最新の(前回の)発話の属する内部状態がS3
(受動的情報提供)であるなら、ユーザ1が発話する可
能性のある情報の属する入力状態はU1(固定情報提供
要請)、U2(一般情報提供要請)、U4(情報への感
想)のいずれかであるということを示している。
【0041】図6は、図1における内部状態遷移候補デ
ータベース9の内容を示すもので、ユーザ1の発話(情
報)の属する入力状態から、対話装置の応答となる発話
の属する内部状態の候補を定義した表である。
【0042】図5は図1における入力状態同定規則デー
タベース7の内容を示すもので、ユーザ1の発話(情
報)の属する入力状態を一意に同定するための条件を示
したものである。ユーザ1から入力されたデータをデー
タ解析部3等で分析した結果が「内容語」+「について
教えて」(規則53)というパターンに当てはまるもの
なら、入力状態はU1(固定情報提供要請)と定まり、
「おもしろいな」(規則54)ならU4(情報への感
想)であると定めるようにする。ただし、入力状態同定
規則の内容は設計事項であって、本実施の形態に示すも
のには限定されない。
【0043】以上のような構成を有する本発明の実施の
形態による対話装置の動作について、図3〜図6を参照
して、ユーザとシステムが日常的な会話を行いながら、
最終的にシステムがユーザに何らかの情報を提供すると
いう場面を想定して、説明を行う。
【0044】はじめに、ユーザ1が音声、またはキーボ
ード等で自然言語をデータ入力部2へ入力する。データ
入力部2は自然言語として入力されたデータをデータ解
析部3へ伝達する。データ解析部3では入力されたデー
タに形態素解析等の処理を施し、入力状態同定部8にて
処理可能な状態に整える。
【0045】一方、内部状態記憶部4には、現在ユーザ
1が入力する直前に対話装置がユーザ1に対し行った発
話の内部状態が記憶されている。なお、この内部状態
は、ユーザと対話装置との対話が始まる第一発話の際に
は、S3(あいさつ)に設定されている。
【0046】入力状態候補選択部6は、内部状態記憶部
4に記憶された内部状態と図4に示す入力状態遷移候補
データベース5とに従って、ユーザ1が対話装置に対し
入力すると予想される情報(発話)の属する入力状態の
候補を選択する。
【0047】次に、入力状態同定部8は、入力状態候補
選択部6により選択された入力状態の候補と、データ解
析部3で解析された入力データ、および図5に示す入力
状態同定規則データベース51とから、ユーザ1の入力
状態を一意に決定する。
【0048】続いて、内部状態候補選択部10は、入力
状態同定部8により決定されたユーザ1の入力状態と、
内部状態遷移候補データベース9とにより、対話装置
が、次にユーザ1へ応答すべき情報(発話)の属する内
部状態の候補を選択する。
【0049】応答生成手段12では、選択された内部状
態の候補、データ解析部3で解析されたユーザ1の入力
データ、および応答内容データベース11から応答文を
生成し、出力部13はユーザ1に対して、音声、文字列
等の形態で生成した応答文を出力する。
【0050】以上説明した本実施の形態による対話装置
の動作においては、大局的な制御規則や対話の流れ、つ
まりユーザ1から情報を引き出す項目や順序に関する制
約は存在せず、ユーザ1の自由な発話(情報入力)に対
して、局所的な規則に従って、対話装置がユーザ1に対
して過去に発した応答または内部状態によって、対話の
流れを管理し、応答を出力する。
【0051】次に、図7は本実施の形態による対話装置
における応答内容データベース11および応答生成手段
12の構成の一例を示した図である。図において、図1
と同一符号は同一手段または相当手段であり、103は
概念内容データベース、104は概念関係データベー
ス、105は応答情報決定部、106は文生成規則デー
タベース、107は基本対話データベース、108は文
生成部である。ここで、概念内容データベース103,
概念関係データベース104,および基本対話データベ
ース107は、いずれも図1に示す応答内容データベー
ス11に含まれるるものである。
【0052】また、図8は概念内容データベース103
の内容の一例を示す図、図9は概念関係データベース1
04内容の一例を示す図、図10は文生成規則データベ
ース106の内容の一例を示す図、図11は基本対話デ
ータベース107の内容の一例を示す図である。
【0053】以上のような応答内容データベース11お
よび応答生成手段12を有する本発明の対話装置の動作
の全体の流れを、具体例によって以下に説明する。
【0054】1例目として、データ入力部2への入力が
「円相場は?」であり、内部状態記憶部4に記憶されて
いる内部状態がS5(あいさつ)である場合を考える。
【0055】この場合、入力状態候補選択部6では、内
部状態記憶部4に記憶されている内部状態S5と入力状
態遷移候補データベース5(今回の場合は図4に示す表
41)とから、ユーザ1の入力の属する入力状態候補と
してU1(固定情報提供要請)、U2(一般情報提供要
請)、U6(基本対話)を選択しておく。つまり、ここ
で、対話装置はユーザ1からの入力が、U1、U2、U
6の意図を持ったものであると予測しておく。
【0056】次に、ユーザ1から実際に「円相場は?」
という入力が行われると、データ解析部3では、入力デ
ータ「円相場は?」の形態素解析を行い「円相場(普通
名詞)」+「は(副助詞)」に変換する。
【0057】次に、入力状態同定部8は、データ解析部
3の出力、入力状態候補選択部6が出力した入力状態候
補(U1,U2,U6の三種)、および入力状態同定規
則データベース7を参照して、ユーザ1の入力状態を同
定する。入力状態同定規則データベース7の内容は、こ
こでは図5の表51に示すものであるから、表51内の
条件52により、ユーザ1の入力状態はU1であると同
定される。
【0058】内部状態候補選択部10は、ユーザ1の入
力状態U1と内部状態遷移候補データベース9とを参照
して、内部状態の候補を選択する。内部状態遷移候補デ
ータベース9の内容は、ここでは図6の表61に示すも
のであるから、内部状態の候補としてS3(受動的情報
提供)が選択される。
【0059】次に、応答情報決定部105は、内部状態
候補選択部10より出力された内部状態S3およびデー
タ解析部3の解析結果の入力を受けると、解析結果に含
まれる固有名詞を概念とみなし、これに対応する概念
を、概念内容データベース103から検索する。概念内
容データベース103の内容は、ここでは図8の表11
1に示すものであるから、情報提供を求められている概
念「円相場」に関する情報として、「14日ぶりの円
安」(図8の表111のセル112)が検索される。
【0060】文生成部108は、データ解析部3から得
られた概念「円相場」と、概念内容データベース103
から検索された情報「14日ぶりの円安」、および内部
状態S3(受動的情報提供)を入力として、文生成規則
データベース107(ここでは図10の表131)のテ
ンプレートから規則132を選択し、「円相場は、14
日ぶりの円安なんだって。」という応答文を生成する。
【0061】2例目として、データ入力部2への入力が
「大阪は?」であり、内部状態記憶部4に記憶されてい
る内部状態がS5(あいさつ)である場合を考える。
【0062】内部状態候補選択部102までのデータの
流れは1例目と同様である。
【0063】応答情報決定部105は、概念内容データ
ベース103(図8の表111)から情報提供を求めら
れている概念「大阪」の情報を検索するが、概念内容デ
ータベース103には概念「大阪」は存在しない。
【0064】このとき応答情報決定部105は、概念関
係データベース104(図9の表121)を検索し、概
念「大阪」と類似する概念を見出す。今回の場合は概念
「阪神タイガース」がこれに相当する(図9の表121
内の対応図122)。
【0065】応答情報決定部105は、再び概念内容デ
ータベース103を検索し、概念「阪神タイガース」に
関する情報「掛布が監督として再び栄光の「31」」
(図8の113)を見出し、概念「大阪」を概念1、概
念「阪神タイガース」を概念2として、それぞれ文生成
部108へ出力する。
【0066】文生成部108は、概念1、概念2、およ
び概念内容データベース103から検索された情報「掛
布が監督として再び栄光の「31」」、および内部状態
S3(受動的情報提供)を入力として、文生成規則デー
タベース107のテンプレート(ここでは図10の表1
31)から規則133を選択し、「大阪と言えば阪神タ
イガースだけど、掛布が監督として再び栄光の「31」
なんだって。」という応答文を生成する。
【0067】3例目としてデータ入力部2への入力が
「暑いな」であり、内部状態記憶部4に記憶されている
内部状態がS6(基本対話)である場合を考える。
【0068】まずデータ解析部3では入力データの形態
素解析を行い「暑い(形容詞)」+「な(終助詞)」に
変換する。
【0069】1例目と同様のデータの流れにより、内部
状態候補選択部102は内部状態の候補としてS6(基
本対話)を選択する。
【0070】応答情報決定部105は基本対話データベ
ース107(ここでは図11のテンプレート141)か
ら、ユーザ1の入力「暑いな」に対する応答を検索し
(ここでは図11のテンプレート142)、文生成部1
08は、検索結果「ほんまやな」を応答文として生成す
る。
【0071】上記3例において文生成部108で生成さ
れた応答文は、出力部109に送られユーザ1に対して
出力される。
【0072】さらに他の例として、本実施の形態による
対話装置が、ユーザ1からの同一の内容の入力(発話)
がある場合、状況に応じて異なった回答を行い、対話を
発展させる場合を以下に示す。
【0073】入力同定規則データベース7の内容の一例
として、図5に示す表においては、ユーザ1からの入力
(発話)の中で、複数の入力状態にまたがって属するも
のとしてU4(情報への感想)に属する54、およびU
6(基本対話)に属する55の「おもしろいな」があ
る。つまり、ユーザ1からの入力(発話)が「おもしろ
いな」であった場合、この入力は二つの意味を含んでい
ることになる。
【0074】このような場合は、内部状態記憶部4に記
憶されている、対話装置がユーザ1に対して発した発話
の属する内部状態によって、入力の意味を同定すること
ができる。
【0075】はじめに、内部状態記憶部4に記憶されて
いる対話装置の前回の発話がS3(受動的情報提供)で
あれば、入力状態候補選択部6で選択される、ユーザが
発すると予想される入力(発話)の属する入力候補は、
図4を参照して、U1,U2,U4となる。
【0076】一方、入力状態同定規則データベース7か
ら選択された入力候補は、U4,U6であるから、入力
状態同定部8は、両者を照合して、ユーザの入力候補を
U4として同定することができる。つまり、対話装置は
ユーザから発せられた「おもしろいな」を、情報提供に
対する感想を告げる意味をもつものとして把握したこと
になる。
【0077】一方、内部状態記憶部4に記憶されている
対話装置の前回の発話がS6(基本対話)であれば、入
力状態候補選択部6で選択される、ユーザが発すると予
想される入力(発話)の属する入力候補は、図4を参照
して、U3,U6となる。
【0078】一方、入力状態同定規則データベース7か
ら選択された入力候補は、U6であるから、入力状態同
定部8は、両者を照合して、ユーザの入力候補をU6と
して同定することができる。つまり、対話装置はユーザ
から発せられた「おもしろいな」を、基本対話の意味の
範疇にある、相づち程度の内容の意味を持つものとして
把握したことになる。
【0079】上記のような例を、従来の対話装置にて処
理した場合、ユーザからの入力の内容から、ユーザが伝
達を欲している内容が一意に求められるとは限らない。
【0080】しかしながら、本実施の形態による対話装
置によれば、同一の内容を持つ発話であっても、会話の
文脈から判断して、その意図を判断して、ユーザの入力
(発話)の意図を正確につかむことができ、的確な応答
を行うことが可能となる。
【0081】次に、さらなる他の例として、本実施の形
態による対話装置が、ユーザ1からの内容の入力(発
話)があり、対話装置側の内部状態が複数ある場合に、
応答生成手段が、一意に内部状態を決定して応答を行
い、対話を発展させる場合を以下に示す。
【0082】はじめに、前提条件として、ユーザ1の発
話が「すごいな」、入力状態がU4(情報への感想)で
あり、これに対して対話装置の内部状態候補がS2(自
発的情報提供)およびS4(話題転換)の2種類である
ものとする。
【0083】また、今回の例においては、図7に示す話
題転換データベース110および自発的情報提供データ
ベース120とが用いられる。話題転換データベース1
10は、図12に示す例のように、基本対話データベー
ス107同様、一対一のテンプレートの形でユーザ1か
らの入力に対応した対話装置の出力の内容が格納された
ものであるが、自発的情報提供データベース120は、
内部状態記憶部4を参照して、内部情報候補選択部10
から出力された内部候補を絞り込むのに用いられる。今
回の場合、対話装置が3回連続してS6(基本対話)に
属する応答をおこなった時に自発的情報提供データベー
ス120は動作するものと設定しておけば、ユーザ1か
らの発話に対し、異なる2つの内部状態候補が用意され
ている場合も、対話装置は、図11に示す例のような、
「すごいな」に対応する応答として「松井ほどじゃない
で」を有する基本対話データベース107ではなく、話
題転換データベース110にアクセスを行い、図12に
示す、「すごいな」に対する適切な応答である「ところ
で明日は晴れるかな?」を取得して、応答文を作成する
ことができる。
【0084】さらに、ユーザ1の発話に対し、図11の
基本対話データベース例141のように、ユーザ1側の
同一のデータベースに、対話装置側に複数の応答内容が
記録されている場合(ユーザの発話「うるさい」に対
し、対話装置は「なんやと」(143)「知らんがな」
(144)「確かにうるさいな」(145)の3種の応
答をすることができる。)は、各データベース内に、過
去にユーザに対して行った発話に応じた応答内容をチェ
ックしておき、重複した回答を避けるようにするなどす
れば、同一内容、同一内部状態の発話を行う場合でも、
対話を発展させることが可能となる。
【0085】図11に示す例では、ユーザ1からの入力
「うるさい」に対する前回の内部状態S6(基本対話)
における発話の内容が「なんやと」という対応だったの
で、この応答内容は「〆」マークで明示され、すでに交
わされた会話内容として登録されている。応答情報決定
部105は、この「〆」マークに基づき、基本対話デー
タベースは11を参照するとき、上記の対応143を避
けて、「知らんがな」(144)「確かにうるさいな」
(145)等の応答をユーザ1に対し伝達することがで
き、対話内容がマンネリ化するのを防ぐことができる。
【0086】なお、本発明の対話装置は、応答内容デー
タベースを対話装置のキャラクターとして数々もたせて
おくことで、ユーザの好みの応答を行われることができ
るため、これを例えばロボット玩具等に搭載することに
より、ユーザは特に目的も用もないときでもロボット玩
具に話しかけるだけで楽しみや慰謝が得られ、満足する
ことができ、また、目的もなく対話を交わしている中で
も、ユーザは様々な情報を取得できるという効果があ
る。
【0087】また、上記の説明においては、本発明の実
施の形態における対話装置について説明を行ったが、本
発明は、上述した本発明の全部又は一部の手段の全部又
は一部の機能をコンピュータにより実行させるためのプ
ログラム及び/又はデータを担持した媒体であり、コン
ピュータにより読み取り可能且つ、読み取られた前記プ
ログラム及び/又はデータが前記コンピュータと協動し
て前記機能を実行する媒体として実現してもよい。
【0088】また、本発明は、上述した本発明の全部又
は一部の手段の全部又は一部の機能をコンピュータによ
り実行させるためのプログラム及び/又はデータであ
り、前記コンピュータと協動して前記機能を実行するこ
とを特徴とする情報集合体として実現してもよい。
【0089】なお、上記において、データとは、データ
構造、データフォーマット、データの種類などを含む。
また、媒体とは、ROM等の記録媒体、インターネット
等の伝送媒体、光・電波・音波等の伝送媒体を含む。ま
た、担持した媒体とは、例えば、プログラム及び/又は
データを記録した記録媒体、やプログラム及び/又はデ
ータを伝送する伝送媒体等をふくむ。
【0090】さらに、コンピュータにより処理可能と
は、例えば、ROMなどの記録媒体の場合であれば、コ
ンピュータにより読みとり可能であることであり、伝送
媒体の場合であれば、伝送対象となるプログラム及び/
又はデータが伝送の結果として、コンピュータにより取
り扱えることであることを含み、情報集合体とは、例え
ば、プログラム及び/又はデータ等のソフトウエアを含
むものである。
【0091】したがって、以上説明した様に、本発明の
構成は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウ
ェア的に実現しても良い。
【0092】
【発明の効果】上述したことから明らかなように、本発
明は局所的な制御モデルを採用することにより、対話全
体の流れをあらかじめ決める必要がなく、そのためユー
ザは人同士が気軽に話をするようにその場その場で自由
な発話を行うことが可能となる。
【0093】また、対話において話題の行き詰まりを防
ぐことができ、ユーザに対して予想外の話題を提供でき
ることで、ユーザの知識欲を刺激したり、新たに目的を
生成させたりすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による対話装置の構成図
【図2】人同士の日常対話の例を示す図
【図3】ユーザと対話装置との入力状態−内部状態の関
係を定義した図
【図4】入力状態遷移候補データベースの一例を示す図
【図5】入力状態同定規則の一例を示す図
【図6】内部状態遷移候補データベースの一例を示す図
【図7】応答生成手段および応答内容データベースの構
成の一例を示す図
【図8】概念内容データベースの一例を示す図
【図9】概念関係データベースの一例を示す図
【図10】文生成規則データベースの一例を示す図
【図11】基本対話データベースの一例を示す図
【図12】話題転換データベースの一例を示す図
【符号の簡単な説明】
1 ユーザ 2 データ入力部 3、101 データ解析部 4 内部状態記憶部 5 入力状態遷移候補データベース 6、102 入力状態候補選択部 7 入力状態同定規則データベース 8 入力状態同定部 9 内部状態遷移候補データベース 10 内部状態候補選択部 11 応答内容データベース 12 応答生成手段 13、109 出力部 21 人同士の日常対話例 22 あいさつ程度の対話例 23 目的が新たに生成される対話例 31 ユーザおよび対話装置の状態定義表 41 入力状態遷移候補データベースの詳細 51 入力状態同定規則データベースの詳細 52 入力状態同定規則の一つ 53 入力状態同定規則の一つ 54 入力状態同定規則の一つ 55 入力状態同定規則の一つ 61 内部状態遷移候補データベースの詳細 103 概念内容データベース 104 概念関係データベース 105 応答情報決定部 106 文生成規則データベース 107 基本対話データベース 108 文生成部 110 話題転換データベース 111 概念内容データベースの詳細 112 概念「円相場」、およびその内容 113 概念「阪神タイガース」、およびその内容 120 自発的情報提供データベース 121 概念関係データベース 122 類似概念「大阪」、「阪神タイガース」のデー
タ 131 文生成規則データベース 132、133 文章テンプレート 141 基本対話データベース 142、143、144、145 基本対話の一例
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/00 G10L 3/00 551Q 15/28 571U 15/22 (72)発明者 脇田 由実 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B075 NR12 PP24 QT10 5B091 CB12 CB32 5D015 KK02 KK04 LL11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対話者からのデータの入力を受け付ける
    受付手段と、 前記対話者からの各種データの入力に対する応答を生成
    するための、所定の基準に基づき、意図、目的または意
    味に応じて分類可能なデータである応答内容を収納した
    応答内容データベースと、 前記応答内容に基づき前記対話者に伝達するデータであ
    る応答文を生成する応答生成手段と、 前記対話者に対して過去に出力された前記応答文の応答
    内容の属する前記分類を、各種の内部状態として記憶す
    る内部状態記憶部と、 前記対話者から入力されるデータを、所定の第2基準に
    基づき、意図、目的または意味に応じて、各種の入力状
    態として分類できる入力状態同定規則データベースと、 前記内部状態記憶部に記憶された最新の前記内部状態に
    基づき、前記入力状態同定規則データベースを用いて、
    前記受付手段から入力されたデータの前記入力状態を同
    定する入力状態同定手段と、 前記入力状態と前記内部状態との、一対一または一体複
    数の関係を記憶する内部状態遷移候補データベースと、 前記内部状態遷移候補データベースを参照して、前記入
    力規則同定手段により同定された入力状態に対する前記
    内部状態の候補を出力する内部状態候補出力手段とを備
    え、 前記応答生成手段は、前記受付手段から入力されたデー
    タと、前記内部状態候補選択部が選択した内部状態とを
    少なくとも用いて、前記受付手段から入力されたデータ
    に対する応答文を生成することを特徴とする対話装置。
  2. 【請求項2】 前記応答生成手段は、 前記受付手段から入力されたデータと、前記内部状態の
    候補とに少なくとも基づき、前記応答内容データベース
    を参照して、前記応答内容を決定する応答情報決定部
    と、 前記応答文の生成規則を記憶しておく文生成規則データ
    ベースと、 前記応答情報決定部により決定された前記応答内容に基
    づき、前記文生成規則データベースを参照して、前記応
    答応答を、前記応答文として生成する文生成部とを少な
    くとも備えたことを特徴とする請求項1に記載の対話装
    置。
  3. 【請求項3】 前記応答情報決定部は、前記内部状態記
    憶部を参照して、前記内部状態の候補から、特定の前記
    内部状態を同定することを特徴とする請求項2に記載の
    対話装置。
  4. 【請求項4】 前記応答生成手段は、過去に決定された
    前記応答内容に基づき、前記応答内容を決定することを
    特徴とする請求項2に記載の対話装置。
  5. 【請求項5】 前記対話データベースは、 前記応答内容に含まれる第1概念および第2概念とを記
    憶する概念内容データベースと、 前記第1概念と、前記第2概念とを、第3の所定の基準
    である類似性により関連づけて記憶しておく概念関係デ
    ータベースとを有することを特徴とする請求項2に記載
    の対話装置。
  6. 【請求項6】 前記応答情報決定部は、 前記概念内容データベース検索時に、前記概念内容デー
    タベース内に、前記応答内容となる前記第1概念を保持
    しない場合は、前記概念関係データベースから、前記類
    似性に応じて、前記第2概念を検索し、 検索された前記第2概念を前記概念内容データベースか
    ら選択することを特徴とする請求項5記載の対話装置。
  7. 【請求項7】 前記第3の基準による前記概念同士の類
    似は、データ中の概念同士の共起頻度から決定されるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の対話装置。
  8. 【請求項8】 前記入力状態同定部で用いられる同定規
    則は、あらかじめ定義されたキーワードの有無、あらか
    じめ定義された品詞の有無、あらかじめ定義された定型
    文との一致、のいずれか、またはそれらの組合せである
    ことを特徴とする請求項1に記載の対話装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から8のいずれかに記載の対話
    装置の全部または一部の手段の全部または一部の機能を
    コンピュータにより実行させるためのプログラムおよび
    /またはデータを担持した媒体であって、コンピュータ
    により処理可能なことを特徴とする媒体。
  10. 【請求項10】 請求項1から8のいずれかに記載の対
    話装置の全部または一部の手段の全部または一部の機能
    をコンピュータにより実行させるためのプログラムおよ
    び/またはデータであることを特徴とする情報集合体。
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