JP2001356675A - 光記録媒体及びその読み取り装置 - Google Patents

光記録媒体及びその読み取り装置

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JP2001356675A
JP2001356675A JP2000178862A JP2000178862A JP2001356675A JP 2001356675 A JP2001356675 A JP 2001356675A JP 2000178862 A JP2000178862 A JP 2000178862A JP 2000178862 A JP2000178862 A JP 2000178862A JP 2001356675 A JP2001356675 A JP 2001356675A
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hologram
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Toshiro Kono
俊郎 河野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホログラム素子を簡単な構成にする。 【解決手段】 CGHペレット10には複数のCGH1
〜5が円周方向にかつ円中心を挟んで対向しないように
配列されて形成され、また、CGH1〜5の各回折像が
共通の所定位置に向かうように各回折角度が形成されて
いる。ホログラム素子16は光源光を回折して±1次回
折光の回折角度がCGH1〜5の方向に向かうように構
成され、例えばホログラム素子16の+1次回折光がC
GH1に向かうように位置決めされると、CGH1から
回折像が発生してスクリーン15に投影される。CGH
1〜5は円中心を挟んで対向するようには形成されてい
ないので、−次回折光が向かう位置には他のCGH2〜
5が存在せず、CGH2〜5の回折像は発生せずにスク
リーン15に投影されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホログラムが形成
された光記録媒体及びその読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリペイドカード、クレジットカード、
キャッシュカード、証明用カードなどの記録媒体の記録
内容や記録媒体そのものが不正に偽造・変造されていな
いかを確認する方法として、白色光の干渉によりホログ
ラム映像が視覚的に認識可能なホログラムを記録媒体に
付加する方法が知られている。しかしながら、このホロ
グラムは、ホログラム映像が製造者のマークなどの単一
のホログラムであるので、不正利用や偽造を防止するに
は十分でない。そこで、本出願人は、コンピュータによ
り作成したホログラム(CGH:Computer Generated H
ologram)を応用した光記録媒体を提案し(特開平10
−198259号公報)、及びその読み取り装置につい
て出願している(特願平10−369556号:平成1
2年6月12日時点で未公開)。
【0003】図8〜図10は従来例として、偽造などを
防止すべき香水などのガラス瓶100の底に封入された
CGHペレット10とその読み取り装置(ビューワー)
11を示している。ガラス瓶100の底には円盤状のC
GHペレット10が嵌合、封止可能なように円筒形の凹
部100aが形成され、円盤状のCGHペレット10に
は4つの反射型CGH1〜4が円周方向に90°の等間
隔で形成されている。CGH1〜4の回折像は、商品が
偽造されていないかを識別するために商標、シリアル番
号などを表すように構成され、また、各回折角度は各回
折像が共通の所定位置に結像するように構成されてい
る。
【0004】ビューワー11の本体にはガラス瓶100
の底の円筒形の凹部100aに嵌合可能な環状の凸部1
2が形成され、また、その本体内部には所定波長λの単
色光(レーザビーム)を発光する発光素子13と、発光
素子13のレーザビームが照射されると回折光を発生し
てその回折光を環状凸部12の開口部12aを介してC
GHペレット10の4つのCGH1〜4の1つの方向に
選択的に反射する反射型ホログラム素子14と、ホログ
ラム素子14からの光によりCGH1〜4から発生して
反射された各CGH回折像を上記の所定位置で投影する
スクリーン15が設けられている。
【0005】ホログラム素子14は図10に詳しく示す
ように、一方向Cに配列された4個のホログラム素子1
4−1〜14−4により構成され、配列方向Cに手動や
電動駆動系によりスライドしてホログラム素子14−1
〜14−4の1つが選択的に光軸上に配置可能である。
また、ホログラム素子14−1の回折角度は発光素子1
3のレーザビームが照射されると回折光をCGH1の方
向に出射するように構成され、また、CGH1の回折角
度はホログラム素子14−1からの回折光が照射される
とCGH回折光をスクリーン15の方向に出射し、回折
像を結像するように構成されている。
【0006】同様に、ホログラム素子14−2〜14−
4の回折角度はそれぞれ、発光素子13のレーザビーム
が照射されると回折光をCGH2〜4の方向に出射する
ように構成され、また、CGH2〜4の回折角度はそれ
ぞれ、ホログラム素子14−2〜14−4からの回折光
が照射されると各CGH回折光をスクリーン15の方向
に出射し、回折像を結像するように構成されている。こ
のようにホログラム素子14−1〜14−4の各回折角
度及びCGH1〜4の各回折角度は全て異なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、複数のホログラム素子14−1〜14−4の
回折角度がそれぞれ各回折光をCGH1〜4の方向に発
生するように構成する必要があるので、バラツキが発生
しやすく、このためコストアップとなるという問題点が
ある。特にCGH1〜4の数に対応してホログラム素子
14−1〜14−4の数が増加すると問題が顕著とな
る。
【0008】また、上記従来例では、ホログラム素子1
4−1〜14−4の1つを光軸上に配置した場合、その
回折光の方向に、対応するCGH1〜4が位置決めされ
ていなければならないので、CGH1〜4(すなわちガ
ラス瓶100)とビューワー11の相対的な位置を調整
しなければならない。また、この調整は操作者がスクリ
ーン15を見ながら位置合わせを行う必要があるので、
操作が面倒であるという問題点がある。
【0009】本発明は上記従来例の問題点に鑑み、ホロ
グラム素子を簡単な構成にすることができる光記録媒体
及びその読み取り装置を提供することを目的とする。本
発明はまた、ホログラム素子を簡単な構成にすることが
でき、また、操作を簡単にすることができる光記録媒体
及びその読み取り装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、複数のホログラムを円周方向にかつ円中心
を挟んで対向しないように配列し、また、ホログラム素
子により単色光を回折して点対称な+n次回折光と−n
次回折光の一方を複数のホログラムの1つに選択的に照
射するようにしたものである。
【0011】すなわち本発明によれば、単色光が照射さ
れることにより回折像を出力する複数のホログラムが円
周方向にかつ円中心を挟んで対向しないように配列され
て形成され、前記複数のホログラムから出力される各回
折像が共通の所定位置に結像されるように前記複数のホ
ログラムそれぞれの各回折角度が設定されている光記録
媒体が提供される。
【0012】また、本発明によれば、請求項1記載の光
記録媒体に形成されたホログラムを投影して読み取る光
記録媒体の読み取り装置であって、前記ホログラムが回
折像を出力するように所定波長の単色光を発生・照射す
る光源と、回転可能な状態に設けられ、前記光源から供
給される単色光を回折して点対称な+n次回折光と−n
次回折光を発生して、そのどちらか一方の回折光を前記
複数のホログラムの内の1つのホログラムに選択的に照
射するホログラム素子と、前記ホログラム素子から出力
される回折光が照射された前記複数のホログラムの内の
1つのホログラムから出力される回折像を前記共通の所
定位置に投影するためのスクリーンとを、有する光記録
媒体の読み取り装置が提供される。
【0013】また本発明は上記目的を達成するために、
複数のホログラムを円周方向に配列して各回折像が環状
の各々に異なる位置に回折して結像するように各回折角
度を形成し、また、ホログラム素子を回転させて単色光
を回折して環状の回折光を複数のホログラムに順次照射
するようにしたものである。
【0014】すなわち本発明によれば、単色光が照射さ
れることにより回折像を出力する複数のホログラムが円
周方向に配列されて形成され、前記複数のホログラムか
ら出力される各回折像が環状の個々に異なる所定位置に
結像されるように前記複数のホログラムそれぞれの各回
折角度が設定されている光記録媒体が提供される。
【0015】また、本発明によれば、請求項3記載の光
記録媒体に形成されたホログラムを投影して読み取る光
記録媒体の読み取り装置であって、前記ホログラムが回
折像を出力するように所定波長の単色光を発生・照射す
る光源と、回転可能な状態に設けられ、前記光源から供
給される単色光を回折して点対称な+n次回折光と−n
次回折光を発生して、そのどちらか一方又は両方の回折
光を前記複数のホログラムそれぞれに照射するホログラ
ム素子と、前記ホログラム素子から出力される回折光が
照射された前記複数のホログラムから出力される各回折
像を環状の任意の位置に投影するためのスクリーンと
を、有する光記録媒体の読み取り装置が提供される。
【0016】
【発明の実施の形態】<第1の実施形態>以下、図面を
参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は
本発明に係る光記録媒体及びその読み取り装置の第1の
実施形態を示す構成図、図2は図1の光記録媒体及びそ
の読み取り装置を示す側面断面図である。
【0017】図1及び図2において、円盤状のCGHペ
レット10には、例えば5つの反射型CGH1〜5が円
周方向に等間隔で形成されている。すなわち、図1
(b)に詳しく示すようにCGH1〜5は円盤状のCG
Hペレット10の中心を挟んで対向するようには形成さ
れていない。また、CGH1〜5の各回折角度は異な
り、各回折像が共に共通のスクリーン15に向かうよう
に構成されている。ここで、説明上、CGH1〜5は円
周方向Dに、CGH1→CGH3→CGH5→CGH2
→CGH4の順番で配列されているものとする。
【0018】読み取り装置(ビューワー)11にはガラ
ス瓶100の底の円筒形の凹部に嵌合可能な環状凸部1
2が形成され、また、その内部にはCGH1〜5に回折
像を発生させる所定波長λの単色光(レーザビーム)を
発光する発光素子13と、発光素子13のレーザビーム
が照射されると回折光を発生してその±1次回折光を環
状凸部12を介してCGH1〜5の1つの方向に選択的
に透過する透過型ホログラム素子16と、ホログラム素
子16からの光によりCGH1〜5から発生して反射さ
れたCGH回折像を投影するスクリーン15が設けられ
ている。また、ビューワー11を薄型化するために、ミ
ラー17を設けて発光素子13から出力されるレーザビ
ームを90°反射させてホログラム素子16に供給する
ように構成している。
【0019】ホログラム素子16は円盤状に形成され、
また、円周方向Dに回転可能である。ホログラム素子1
6はその中心から半径方向外側に向かって順次、0次
光、±1次、±2次〜の回折光を発生し、また、0次光
がCGHペレット10の中心に出射され、±1次回折光
がCGH1〜5の方向へ出射されるように構成されてい
る。±2次以降の回折光はこの実施形態では用いない。
ここで、+1次光の各回折光と−1次光の各回折光は点
対称な方向に出射される。
【0020】このような構成において、例えばホログラ
ム素子16の+1次回折光がCGH1に向かうようにガ
ラス瓶100とビューワー11が位置決めされると、C
GH1〜5は円中心を挟んで対向するようには形成され
ていないので、−1次回折光が出射する方向には他のC
GH2〜5(特に2、5)が存在しない(CGH2、5
の間に−1次回折光が出射する)。したがって、CGH
2〜5の回折像は発生せず、スクリーン15に投影され
ない。そして、ホログラム素子16が円周方向Dに36
0°/(5×2)回転して−1次回折光がCGH2の方
向に出射するように位置決めされると、CGH2から回
折像が発生してスクリーン15に投影される。このと
き、+1次回折光が出射する方向には他のCGH1、3
〜5(特に1、3)が存在しない(CGH1、3の間に
−1次回折光が出射する)ので、CGH1、3〜5の回
折像は発生せず、スクリーン15に投影されない。以下
同様にホログラム素子16が順次回転すると、CGH3
→CGH4→CGH5の順番でスクリーン15に投影さ
れる。
【0021】<第2の実施形態>次に図3〜図5を参照
して第2の実施形態について説明する。ところで、上記
の第1の実施形態では、操作者がスクリーン15を見な
がらガラス瓶100とビューワー11を図8中の矢印B
の方向へ相対的に回転させて位置決めする必要があるの
で、操作が面倒になる。また、この操作を行う前提とし
てホログラム素子16の位置はCGH1〜5のいずれか
の回折像をスクリーン15に投影する位置でなければな
らないので、ホログラム素子16はスクリーン15に何
も投影されない位置とならないようにしなければならな
い制約があった。そこで、第2の実施形態では、操作者
による位置決め操作が不要に構成され、この時のホログ
ラム素子の位置に制約がないように構成されている。こ
の第2の実施形態のCGHペレット10aでは、複数の
CGHが円周方向に配列され、また、複数のCGHの各
回折角度は全て同一であるが、CGHペレット10a上
の配列位置により、各回折像が環状の個々に異なる位置
に投影されるように構成されている。
【0022】本実施例では、一定方向に回折するホログ
ラム素子16aで環状の回折光を実現するためにホログ
ラム素子16aを回転させている。ホログラム素子16
aを同一平面上で回転させると、その回折光(+1次、
−1次)は0次光を中心に回転する。したがって、0次
光を中心に円周方向に複数のCGHをそれぞれ配置して
おき、ホログラム素子16aを高速回転させれば、あた
かも環状の回折光が全てのCGHに同時に照射されてい
るかのように同時に環状スクリーン15aに投影され
る。なお、ガラス瓶100(CGHペレット10a)の
位置と読み取り装置(ビューワー)11との相対位置が
一定でなくとも、ホログラム素子16aを回転させれ
ば、必ず環状スクリーン15aのどこか(任意の位置)
に複数のCGHのうちのいずれかの回折像が結像される
ことになる。このような構成によれば、上記のようにガ
ラス瓶100とビューワー11の位置合わせを行うこと
なく、図5に示すように環状スクリーン15aにはいず
れかのCGHが投影される。この場合には複数のCGH
は、CGHペレット10aの中心を挟んで対向しないよ
うに配列する必要もない。
【0023】<第3の実施形態>次に図6、図7を参照
して第3の実施形態について説明する。上記の第1の実
施形態において、ホログラム素子16をモータにより回
転すれば操作を簡略化することができるが、スクリーン
15上のCGH1〜5の各回折像が目視不能に切り替わ
るほど高速で回転することができない。この第3の実施
形態では第1の実施形態と同様に、複数のCGH1〜5
がCGHペレット10の円中心を挟んで対向しないよう
に配置され、ホログラム素子16の±1次回折光が点対
称になるように構成され、また、スクリーン15も全て
のCGH1〜5を投影可能な環状でなく1つのCGH回
折像のみが投影可能な大きさである。そして、第3の実
施形態では、所定位置に受光センサ18(又は撮像素
子)が配置され、また、複数のCGH1〜5はスクリー
ン15と受光センサ18に同時に投影可能に構成されて
いる。
【0024】このような構成において、モータによりホ
ログラム素子16を一定速度で回転すると、CGH1〜
5の各回折像が順次、受光センサ18により検出され
る。図7(a)は受光センサ18の検出信号を示し、回
折像の検出信号はホログラム素子16の1回転当たり5
回、現れる。そこで、図7(b)に示すようにこの5回
に1回の割合で発光素子13を発光させると、CGH1
〜5の各回折像の常に1つがスクリーン15にストロボ
投影されるので、上記の位置合わせが不要となる。
【0025】また、受光センサ18の代わりに撮像素子
を用いてCGH回折像を撮像し、上記の制御の他に、こ
の画像を画像認識して真性/偽造を判断して判断結果を
音や表示により操作者に知らせることができる。
【0026】本発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れた発明の他に次のような発明が提供される。 (1)前記ホログラム素子を回転させて、回転中の前記
ホログラム素子からの回折光が照射される位置に、前記
回折光の有無を検出する回折光検出手段を設け、前記回
折光検出手段の回折光検出信号に基づいて前記光源を間
欠発光させることを特徴とする請求項2又は4記載の光
記録媒体の読み取り装置。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のホログラムを円周方向にかつ円中心を挟んで対向し
ないように配列し、また、ホログラム素子により単色光
を回折して点対称な+n次回折光と−n次回折光の一方
を複数のホログラムの1つに選択的に照射するようにし
たので、ホログラム素子を簡単な構成にすることができ
る。本発明はまた、複数のホログラムを円周方向に配列
して各回折像が環状の各々に異なる任意の位置に回折し
て結像するように各回折角度を形成し、また、ホログラ
ム素子を回転させて単色光を回折して環状の回折光を複
数のホログラムに順次照射するようにしたので、ホログ
ラム素子を簡単な構成にすることができ、また、操作を
簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光記録媒体及びその読み取り装置
の第1の実施形態を示す構成図である。
【図2】図1の光記録媒体及びその読み取り装置を示す
側面断面図である。
【図3】第2の実施形態の光記録媒体及びその読み取り
装置を示す側面断面図である。
【図4】図3のスクリーンを示す構成図である。
【図5】第2の実施形態の投影像を示す説明図である。
【図6】第3の実施形態の光記録媒体及びその読み取り
装置を示す側面断面図である。
【図7】第3の実施形態の主要信号を示すタイミングチ
ャートである。
【図8】従来の光記録媒体及びその読み取り装置を示す
構成図である。
【図9】図8の光記録媒体及びその読み取り装置を示す
側面断面図である。
【図10】従来のホログラム素子を詳しく示す構成図で
ある。
【符号の説明】
1〜5 CGH(ホログラム) 13 発光素子(光源) 15,15a スクリーン 16,16a ホログラム素子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単色光が照射されることにより回折像を
    出力する複数のホログラムが円周方向にかつ円中心を挟
    んで対向しないように配列されて形成され、前記複数の
    ホログラムから出力される各回折像が共通の所定位置に
    結像されるように前記複数のホログラムそれぞれの各回
    折角度が設定されている光記録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光記録媒体に形成された
    ホログラムを投影して読み取る光記録媒体の読み取り装
    置であって、 前記ホログラムが回折像を出力するように所定波長の単
    色光を発生・照射する光源と、 回転可能な状態に設けられ、前記光源から供給される単
    色光を回折して点対称な+n次回折光と−n次回折光を
    発生して、そのどちらか一方の回折光を前記複数のホロ
    グラムの内の1つのホログラムに選択的に照射するホロ
    グラム素子と、 前記ホログラム素子から出力される回折光が照射された
    前記複数のホログラムの内の1つのホログラムから出力
    される回折像を前記共通の所定位置に投影するためのス
    クリーンとを、 有する光記録媒体の読み取り装置。
  3. 【請求項3】 単色光が照射されることにより回折像を
    出力する複数のホログラムが円周方向に配列されて形成
    され、前記複数のホログラムから出力される各回折像が
    環状の個々に異なる所定位置に結像されるように前記複
    数のホログラムそれぞれの各回折角度が設定されている
    光記録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の光記録媒体に形成された
    ホログラムを投影して読み取る光記録媒体の読み取り装
    置であって、 前記ホログラムが回折像を出力するように所定波長の単
    色光を発生・照射する光源と、 回転可能な状態に設けられ、前記光源から供給される単
    色光を回折して点対称な+n次回折光と−n次回折光を
    発生して、そのどちらか一方又は両方の回折光を前記複
    数のホログラムそれぞれに照射するホログラム素子と、 前記ホログラム素子から出力される回折光が照射された
    前記複数のホログラムから出力される各回折像を環状の
    任意の位置に投影するためのスクリーンとを、 有する光記録媒体の読み取り装置。
JP2000178862A 2000-06-14 2000-06-14 光記録媒体及びその読み取り装置 Withdrawn JP2001356675A (ja)

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