JP2001355861A - 床暖房装置 - Google Patents

床暖房装置

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JP2001355861A
JP2001355861A JP2000180744A JP2000180744A JP2001355861A JP 2001355861 A JP2001355861 A JP 2001355861A JP 2000180744 A JP2000180744 A JP 2000180744A JP 2000180744 A JP2000180744 A JP 2000180744A JP 2001355861 A JP2001355861 A JP 2001355861A
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JP
Japan
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pipe
flange
floor heating
heating device
female joint
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JP2000180744A
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English (en)
Inventor
Fumihisa Yamanaka
史久 山中
Masayasu Kurokawa
真靖 黒川
Yutaka Miyazawa
豊 宮澤
Takashi Suzuki
孝志 鈴木
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TOYO FITTING KK
Hitachi Cable Ltd
Toho Gas Co Ltd
Original Assignee
TOYO FITTING KK
Hitachi Cable Ltd
Toho Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】配管の接続が簡易で、温度むらや音鳴り等の発
生のない床暖房装置を提供すること。 【解決手段】ベースボード2に設けた蛇行状の溝内に熱
媒用の配管3を配し、前記ベースボード2の角部に配管
接続用の切欠部4を設けてなる暖房パネル1の複数枚が
敷設され、前記配管3同士が隣接する前記切欠部4で接
続されてなる床暖房装置において、前記切欠部4に突出
する配管端部には、熱伝導性の良い材料からなり、頭部
61が平板状で円筒部62の端部に鍔部63を有するメ
ス型継手6が取り付けられ、隣接する切欠部4のメス型
継手6の前記筒部62には、端部の外周に端部側から順
にOリング71と鍔部72を有するU字状の接続管7の
前記端部が夫々差し込まれ、その鍔部63と前記接続管
の鍔部72とは、両側にスリット91を有するスプリン
グ性の高い挟持バンド9で挟持され、前記両鍔部の一部
は前記スリット部91に収容されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の暖房パネルを
用いた床暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】暖房パネルを用いた床暖房装置として
は、ベースボードに設けた蛇行状の溝内に温水等の熱媒
用の配管を配し、前記ベースボードの角部に配管接続用
の切欠部を設け、表面部を伝熱板で覆ってなる暖房パネ
ルの何枚かを部屋の広さに合わせて配置して構成したも
のが知られている。この場合、接続用の切欠部が隣接す
るように配置され、配管の端末同士を接続管を介してろ
う接して接続される。切欠部には配管接続部の気密試験
後、蓋板が施される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した床暖房装置の
場合、ろう接作業のスペース確保のため、切欠部は基本
的に上部への熱伝導が悪く、表面に敷設される床仕上材
の温度が上がらないため、温度むらが発生しやすい。ま
た、ろう接作業そのものは熟練を要する作業であり、ろ
う量が過多になると、所謂はんだこぶが発生し、音鳴り
の原因になりかねないという問題もある。
【0004】したがって、本発明の目的は、配管の接続
が簡易で、温度むらや音鳴り等の発生のない床暖房装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、暖房パネルの角部に設けた切欠部に位
置する熱媒配管の端部に、頭部が平板状で筒状の端部に
鍔部を有するメス型継手を取り付けておき、暖房パネル
の敷設後、隣接する前記切欠部のメス型継手同士を、各
端部の外周に端部側から順にOリングと鍔部を有する接
続管で連通させ、前記メス型継手の鍔部と接続管の鍔部
とをスプリング性の高い挟持バンドで挟持し、前記両鍔
部の一部を前記挟持バンドの両側に設けられたスリット
部に収容することで接続するようにしている。
【0006】この場合、メス型継手は予め工場等で熱媒
配管の端部にろう接等で固定しておかれ、別に用意した
接続管と挟持バンドを用いて接続されるが、接続管の端
部は前記継手の筒状端部内に、その鍔部がメス型継手の
鍔部と接するまで差し込まれ、挟持バンドをもって前記
の両鍔部が挟持、固定される。
【0007】また、本発明によれば、接続管で接続され
る端部以外の熱媒配管の端部に対する熱媒の導入管や導
出管の接続も、熱媒配管の端部同士の接続と類似の方式
で行うことができる。即ち、熱媒導入管や熱媒導出管の
端部に、端部の外周に端部側から順にOリングと鍔部を
有するオス型継手を取付け、そのOリングと鍔部を有す
る端部を熱媒配管側のメス型継手に差し込み、前記挟持
バンドで鍔部を挟持することによって暖房パネルと接続
される。
【0008】熱媒導入管や熱媒導出管は、多くの場合、
弾性変形が可能なプラスチック管やゴム管が用いられ
る。従って、前記オス型継手の他方の端部は、多くの場
合、竹の子と称される外周に断面鋸刃状の凹凸を設けた
構成とされるが、他の構成であっても差し支えない。
【0009】また、本発明によれば、接続管として、途
中に熱媒導入管や熱媒導出管との接続用筒部を備えたも
のを用いて構成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0011】図1は、本発明に係る床暖房装置の形態を
概念的に示すもので、二枚の暖房パネル1が敷設され、
熱源からの熱媒、例えば温水が直列に流れるように構成
されている。
【0012】各暖房パネル1は、ベースボード2に設け
た蛇行状の溝内に温水流路用の配管3、例えば横断面が
偏平な銅管を配し、前記ベースボード2の角部に設けた
配管接続用の切欠部4に突出する配管端部にメス型継手
6が取付けられ、表面には伝熱板5が施されている。そ
して、隣接する切欠部4に位置するメス型継手6同士
は、図2に示すように、U字状の接続管7を介して接続
されている。
【0013】また、接続管7で接続されていないメス型
継手6にはオス型継手8を介して温水導入管11が接続
され、他端側のメス型継手6には、同様に、オス型継手
8を介して温水導出管12が接続され、温水源と暖房パ
ネル1の間を温水が循環できるようになっている。
【0014】配管3の端部に取付けられたメス型継手6
は、夫々図2及び図3に示すように、平板状の頭部61
と該頭部61に対して垂直に伸びる円筒部62からな
り、頭部61には円筒部62の中空部と通じ、配管3の
端部を収容できる中空部が形成され、円筒部62の端部
外周には鍔63が形成されている。このメス型継手6は
熱伝導性のよい金属、例えば銅又は銅合金から構成さ
れ、工場等において予め暖房パネル1の配管3の端部に
ろう接等によって取付けられる。
【0015】また、メス型継手6同士を接続する接続管
7は、図2及び図3に示すように、U字状をなし、その
端部の外周には端部側から順にOリング71と鍔72が
夫々設けられていて、Oリング71を有する部分がメス
型継手6の円筒部62内に差し込まれ、Oリング71の
シール効果によりメス型継手6との間が流体密になるよ
うになっている。
【0016】接続管7は、その鍔部72が前記メス型継
手6の鍔部63に接するまで差し込んだ後、両鍔部6
3、72を図2及び図3に示すように、スプリング性の
高い材料製の板材からなり、両側にスリット91を有す
る挟持バンド9をもって挟持し、両鍔部の一部を前記ス
リット部91に収容させることにより、メス型継手6か
ら抜け出すのが防止される。挟持バンド9におけるスリ
ット91の幅は、メス型継手6の鍔部63の厚さと、接
続管7の鍔部72の厚さとの和にほぼ等しい幅に設定さ
れる。
【0017】他方、接続管7で接続されない残余のメス
型継手6に接続される温水導入管11及び温水導出管1
2の端部に取付けられたオス型継手8は、夫々図4に示
すように、一方の端部が接続管7の端部と同様、その外
周に、片端側から順にOリング81と鍔82が設けら
れ、他端側は竹の子型継手のように外周に断面鋸刃状の
凹凸83が形成されたものからなっている。
【0018】以上のような構成からなる床暖房装置は、
メス型継手6が取り付けられた暖房パネル1を敷設後、
隣接する切欠部4のメス型継手6に、接続管7の端部を
下から持ち上げるようにして鍔部63、72同士が接す
るまで差し込み、挟持バンド9をもって鍔部63、72
同士を挟持して固定する一方、温水導入管11と温水導
出管12に取付けたオス型継手8を夫々近接する残余の
メス型継手6に夫々差し込み、同様に挟持バンド9で鍔
部63、82を挟持、固定することにより温水源との間
の温水流路が確保される。
【0019】各暖房パネル1における切欠部4には伝熱
板5と同様の蓋板が施されるが、そこに位置するメス型
継手6は熱伝導性の良い金属からなり、その頭部61が
平板状をなしているので、切欠部4の放熱量が増加し、
温度ムラを改善することができる。
【0020】図6は接続管の別の実施形態を示すもの
で、両端部は図2に示す形態と同じであるが、中間部に
外周に鋸刃状の凹凸76を有する筒部75を有する点で
接続管7と異なる。
【0021】この接続管7’を接続管7の代わりに用
い、その筒部75に温水導入管11(又は温水導出管1
2)を接続した場合、両方の暖房パネル1に温水を並列
に流すことができるので、端部のメス型継手6には温水
導出管12(又は温水導入管11)を接続して使用され
る。
【0022】暖房パネル1の敷設枚数や切欠部4の配置
等を配慮すれば、このような接続管7’だけを用いて温
水の導入と導出を行うことができる。勿論、接続管7や
オス型継手8と併用しても差し支えない。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成であるか
ら、次のような効果が得られる。
【0024】(1)メス型継手の頭部により切欠部の放
熱量が増加し、温度ムラの改善が図れる。
【0025】(2)メス型継手に接続管を差し込み、そ
の鍔部を挟持バンドで挟持することで、パネル間の熱媒
流路が確保できるので、現場での作業は簡易で、特別な
道具もいらず、短時間で接続作業を行うことができる。
【0026】(3)現場でのろう接が不要なので、所謂
はんだこぶの発生がなく、音鳴りを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る床暖房装置の実施形態例の概念を
示すもので、(a)は平面図、(b)は側面図。
【図2】実施の形態例における配管の接続部の説明図。
【図3】実施の形態例における接続部の縦断面図。
【図4】実施の形態例におけるオス型継手の説明図。
【図5】接続管の別の実施形態を示す説明図。
【符号の説明】
1 暖房パネル 2 ベースボード 3 熱媒配管 4 切欠部 6 メス型継手 61 頭部 62 円筒部 63 鍔部 7,7’ 接続管 71 Oリング 72 鍔部 73 筒部 74 凹凸 8 オス型継手 81 Oリング 82 鍔部 83 凹凸 9 挟持バンド 91 スリット 11 温水導入管 12 温水導出管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山中 史久 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号 東 邦瓦斯株式会社内 (72)発明者 黒川 真靖 愛知県名古屋市港区本宮町1丁目27番地 東洋フイツテング株式会社内 (72)発明者 宮澤 豊 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電線 株式会社土浦工場内 (72)発明者 鈴木 孝志 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電線 株式会社土浦工場内 Fターム(参考) 3J106 AB01 BA10 BB07 BC04 BD01 BE29 CA03 EA03 EB08 EC01 EC07 ED36 ED39 EE02 EF04 EF05 3L070 BC15 BD19

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースボードに設けた蛇行状の溝内に熱媒
    用の配管を配し、前記ベースボードの角部に配管接続用
    の切欠部を設けてなる暖房パネルの複数枚が敷設され、
    前記配管同士が隣接する前記切欠部で接続されてなる床
    暖房装置において、前記切欠部に突出する配管端部に
    は、熱伝導性の良い材料からなり、頭部が平板状で筒部
    の端部に鍔部を有するメス型継手が取り付けられ、隣接
    する切欠部のメス型継手の前記筒部には、端部の外周に
    端部側から順にOリングと鍔部を有するU字状の接続管
    の前記端部が夫々差し込まれ、その鍔部と前記接続管の
    鍔部は、両側にスリットを有するスプリング性の高い材
    料からなる挟持バンドで挟持され、前記両鍔部の一部は
    前記スリット部に収容されていることを特徴とする床暖
    房装置。
  2. 【請求項2】接続管の少なくとも一部が途中に熱媒導入
    又は熱媒導出用の筒部が設けられたものであることを特
    徴とする請求項1に記載の床暖房装置。
  3. 【請求項3】接続管で接続されていない切欠部における
    メス型継手の筒部に、端部の外周に端部側から順にOリ
    ングと鍔部を有するオス型継手の前記端部が差し込ま
    れ、その鍔部と前記オス型継手の鍔部とは、その一部が
    両側にスリットを有するスプリング性の高い挟持バンド
    の前記スリット部に収容されて挟持され、前記オス型継
    手の他端側に熱媒導入管又は熱媒導出管が接続されてい
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の床暖
    房装置。
  4. 【請求項4】メス型継手の筒部は垂直方向に延び、その
    筒部に下から接続管又はオス型継手の端部が差し込まれ
    ていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1
    に記載の床暖房装置。
  5. 【請求項5】接続管又はオス型継手の熱媒導入管又は熱
    媒導出管との接続部が、外周に断面鋸刃状の凹凸を設け
    た構成であることを特徴とする請求項2又は請求項4に
    記載の床暖房装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006242478A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Gastar Corp 放熱マットの配管接続構造および放熱マット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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