JP2001354811A - ポリエチレン架橋性組成物 - Google Patents

ポリエチレン架橋性組成物

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JP2001354811A JP2001061493A JP2001061493A JP2001354811A JP 2001354811 A JP2001354811 A JP 2001354811A JP 2001061493 A JP2001061493 A JP 2001061493A JP 2001061493 A JP2001061493 A JP 2001061493A JP 2001354811 A JP2001354811 A JP 2001354811A
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butyl
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Jeffrey Morris Cogen
ジェフリー・モリス・コーゲン
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    • H01B3/441Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes vinyl resins; acrylic resins from alkenes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリエチレン架橋性組成物を提供する。 【解決手段】 下記の成分: (a)ポリエチレン、(b)安定剤としての、(A)
1,6−ヘキサンジアミンとN,N’−ビス(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)−2,4,
6−トリクロル−1,3,5−トリアジンとの重合体で
あって、N−ブチル−1−ブタンアミン及びN−ブチル
−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジンアミ
ンとの反応生成物(CAS登録No.192268−6
4−7)又は(B)ポリ[(6−モルホリノ−s−トリ
アジン−2,4−ジイル)[(2,2,6,6−テトラ
メチル−4−ピペリジル)イミノ]−ヘキサメチレン
[(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)
イミノ]](CAS登録No.082451−48−
7)、及び(c)有機過酸化物を含む組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブル絶縁材、
半導体遮蔽材及びジャケットの製造に有用なポリエチレ
ン組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な電力ケーブルは、一般に、第一
半導性遮蔽材層(導体又はストランドの遮蔽)、絶縁
層、第二半導性遮蔽材層(絶縁材の遮蔽)、金属テープ
又はワイヤ遮蔽材及び保護ジャケットを含めて重合体材
料のいくつかの層によって取り巻かれたケーブルコア内
に1個以上の電気導体を含む。この構成内に、水分不浸
透性材料のような追加の層が加えられる。プレナム及び
立上がりケーブルのようなその他のケーブル構成は遮蔽
材を省く。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】工業界は、電力ケーブ
ルに長期間の熱老化安定性を付与するポリエチレン組成
物を見出そうと常に探し求めている。従って、本発明の
目的は、電力ケーブルに有用なポリエチレン組成物であ
って、電力ケーブルに長期間熱老化安定性を与えること
ができる能力を特徴とする安定剤を含むものを提供する
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に従い、このよう
な組成物が見出された。この組成物は、下記の成分: (a)ポリエチレン、(b)安定剤としての、(A)
1,6−ヘキサンジアミンとN,N’−ビス(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)−と2,
4,6−トリクロル−1,3,5−トリアジンとの重合
体であって、N−ブチル−1−ブタンアミン及びN−ブ
チル−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジン
アミンとの反応生成物(CAS登録No.192268
−64−7)又は(B)ポリ[(6−モルホリノ−s−
トリアジン−2,4−ジイル)[(2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジル)イミノ]−ヘキサメチレ
ン[(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)イミノ]](CAS登録No.082451−48
−7)、及び(c)有機過酸化物を含む。
【0005】
【発明の実施の形態】好ましい具体例の説明 用語“ポリエチレン”とは、ここで使用するときは、エ
チレンのホモ重合体又はエチレンと少割合の、3〜12
個の炭素原子、好ましくは4〜8個の炭素原子を有する
1種以上のα−オレフィン及び随意のジエンとの共重合
体、或いはこのようなホモ重合体及び共重合体の混合物
又はブレンドである。混合物は、機械的なブレンド又は
現場でのブレンドであることができる。α−オレフィン
の例は、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−
メチル−1−ペンテン及び1−オクテンなどである。ま
た、ポリエチレンは、エチレンとビニルエステル、例え
ば酢酸ビニル又はアクリル酸若しくはメタクリル酸エス
テルのような不飽和エステルとの共重合体であることも
できる。
【0006】ポリエチレンは均質又は不均質であってよ
い。均質ポリエチレンは、通常、約1.5〜約3.5の
範囲の多分散性(Mw/Mn)及び本質的に均一な共単
量体分布を有し、単一の比較的低いDSC融点を特徴と
する。他方、不均質ポリエチレンは、3.5よりも大き
い多分散性(Mw/Mn)を有し、均一な共単量体分布
を有しない。Mwは重量平均分子量として定義され、M
nは数平均分子量として定義される。ポリエチレンは、
0.860〜0.950g/cm3の範囲の密度を有す
ることができ、好ましくは0.870〜約0.930の
範囲の密度を有する。また、それらは、約0.1〜約5
0g/10分の範囲のメルトインデックスを有すること
ができる。
【0007】ポリエチレンは低圧又は高圧法により製造
することができる。それらは、慣用の技術により気相
で、又は溶液若しくはスラリー中の液相で製造すること
ができる。低圧法は典型的には1000psi以下の圧
力で操業されるが、高圧法は典型的には15,000p
si以上の圧力で操業される。
【0008】これらのポリエチレンを製造するのに使用
できる典型的な触媒系は、米国特許第4,302,56
5号(不均質ポリエチレン)に記載された触媒系によっ
て例示できるマグネシウム/チタンを主体とした触媒
系、米国特許第4,508,842号(不均質ポリエチ
レン)並びに同5,332,793号、同5,342,
907号及び同5,410,003号(均質ポリエチレ
ン)に記載されたもののようなバナジウムを主体とした
触媒系、米国特許第4,101,445号に記載された
もののようなクロムを主体とした触媒系、米国特許第
4,937,299号、同5,272,236号、同
5,278,272号及び同5,317,036号(均
質ポリエチレン)に記載されたもののようなメタロセン
触媒系、又はその他の遷移金属触媒系である。これらの
触媒系の多くは、しばしばチーグラー・ナッタ触媒系又
はフィリップス触媒系と称される。シリカ−アルミナ担
体に担持された酸化クロム又はモリブデンを使用する触
媒系もここに含めることができる。ポリエチレンを製造
するための典型的な方法も上記の特許に記載されてい
る。典型的な現場ポリエチレンブレンド並びにそれらを
製造するための方法及び触媒系は、米国特許第5,37
1,145号及び同5,405,901号に記載されて
いる。種々のポリエチレンは、高圧法により製造された
エチレンの低密度ホモ重合体(HP−LDPE)、線状
低密度ポリエチレン組成物(LLDPE)、超低密度ポ
リエチレン(VLDPE)、中密度ポリエチレン(MD
PE)、0.940g/cm3以上の密度を有する高密
度ポリエチレン(HDPE)及び0.900g/cm3
以下の密度を有するメタロセン共単量体を包含する。後
者の5種のポリエチレンは一般に低圧法により製造され
る。一般的な高圧法は、スチル氏の「Introduc
tion to Polymer Chemistr
y」ウイリー・ソンズ社、ニューヨーク、1962、第
149〜151頁に記載されている。高圧法は、管状反
応器又は攪拌オートクレーブ内で実施される典型的な遊
離ラジカル開始重合である。攪拌オートクレーブにおい
ては、圧力は約10,000〜30,000psiの範
囲にあり、温度は約175〜約250℃の範囲にある
が、管状反応器においては、圧力は約25,000〜約
45,000psiの範囲にあり、温度は約200〜約
350℃の範囲にある。高圧ポリエチレンとメタロセン
樹脂のブレンドは、本発明で使用するのに特に適してい
て、前者の成分はその優秀な加工適性のためであり、後
者はその可撓性のためである。
【0009】エチレンと不飽和エステルとからなる共単
量体は周知であって、上記の慣用の高圧技術により製造
することができる。不飽和エステルは、アクリル酸アル
キル、メタクリル酸アルキル及びカルボン酸ビニルであ
ることができる。このアルキル基は、1〜8個の炭素原
子を有し、好ましくは1〜4個の炭素原子を有すること
ができる。カルボン酸基は、2〜8個の炭素原子を有
し、好ましくは2〜5個の炭素原子を有することができ
る。エステル共単量体に起因する共重合体の部分は、共
重合体の重量を基にして約5〜約50重量%の範囲にあ
ることができ、好ましくは約15〜約40重量%の範囲
にある。アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステル
の例は、アクリル酸エチル、アクリル酸メチル、メタク
リル酸メチルアクリル酸t−ブチル、アクリル酸n−ブ
チル、メタクリル酸n−ブチル及びアクリル酸2−エチ
ルヘキシルである。カルボン酸ビニルの例は、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル及びブタン酸ビニルである。エ
チレン/不飽和エステル共単量体のメルトインデックス
は、約0.5〜約50g/10分の範囲にあることがで
き、好ましくは約2〜約25g/10分の範囲にある。
エチレンと不飽和エステルの共重合体の製造方法の一つ
が米国特許第3,334,081号に記載されている。
【0010】VLDPEは、エチレンと3〜12個の炭
素原子、好ましくは3〜8個の炭素原子を有する1種以
上のα−オレフィンとの共単量体であることができる。
VLDPEの密度は、0.870〜0.915g/cm
3の範囲内にあることができる。このものは、例えば、
(i)クロム及びチタンを含有する触媒、(ii)マグネ
シウム、チタン、ハロゲン及び電子供与体を含有する触
媒、又は(iii)バナジウム、電子供与体、ハロゲン化ア
ルキルアルミニウム変性剤及びハロカーボン促進剤を含
有する触媒の存在下に製造することができる。VLDP
Eを製造するための触媒及び方法は、それぞれ米国特許
第4,101,445号、同4,302,565号及び
同4,508,842号に記載されている。VLDPE
のメルトインデックスは約0.1〜約20g/10分の
範囲にあることができ、好ましくは約0.3〜5g/1
0分の範囲にある。エチレン以外の共単量体に起因する
VLDPEの部分は、共重合体の重量を基にして約1〜
約49重量%の範囲にあることができ、好ましくは約1
5〜約40重量%の範囲にある。第三の共単量体は、例
えば、その他のα−オレフィン又はジエン、例えばエチ
リデンノルボルネン、ブタジエン、1,4−ヘキサジエ
ン若しくはジシクロペンタジエンを含むことができる。
エチレン/プロピレン共重合体及びエチレン/プロピレ
ン/ジエン三元共重合体が一般にそれぞれEPR及びE
PDMと称される。第三の共単量体は、共重合体の重量
を基にして約1〜約15重量%の量で存在でき、好まし
くは約1〜約10重量%の量で存在する。共重合体がエ
チレン以外に2種又は3種の共単量体を含有することが
好ましい。
【0011】LLDPEは、やはり線状であるVLDP
E及びMDPEを包含するが、一般に0.916〜0.
925g/cm3の範囲の密度を有する。それは、エチ
レンと3〜12個の炭素原子を有し、好ましくは3〜8
個の炭素原子を有する1種以上のα−オレフィンとの共
重合体であることができる。メルトインデックスは約1
〜約20g/10分の範囲にあることができ、好ましく
は約3〜約8g/10分の範囲にある。α−オレフィン
は上で述べたものと同じであってよく、また触媒及び方
法も所望の密度及びメルトインデックスを得るのに必要
な変動を受けるものと同じである。
【0012】上記したように、ポリエチレンの定義に
は、慣用の高圧法により製造されたエチレンのホモ重合
体も包含される。ホモ重合体は、好ましくは、0.91
0〜0.930g/cm3の密度を有する。また、ホモ
重合体は、約0.1〜約5g/10分の範囲のメルトイ
ンデックスを有することができ、好ましくは約0.75
〜約3g/10分の範囲のメルトインデックスを有す
る。メルトインデックスは、ASTM D−1238、
条件Eで決定される。それは190℃及び2160gで
測定される。
【0013】本発明のポリエチレン組成物で有用な安定
剤は、(A)1,6−ヘキサンジアミンとN,N’−ビ
ス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニ
ル)−と2,4,6−トリクロル−1,3,5−トリア
ジンとの重合体であって、N−ブチル−1−ブタンアミ
ン及びN−ブチル−2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジンアミンとの反応生成物(CAS登録No.
192268−64−7)又は(B)ポリ[(6−モル
ホリノ−s−トリアジン−2,4−ジイル)[(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ]
−ヘキサメチレン[(2,2,6,6−テトラメチル−
4−ピペリジル)イミノ]](CAS登録No.082
451−48−7)である。ここで、CAS登録No.
とは、「Chemical Abstracts Se
rvice Registry Handbook 1
982 Suppl.」(米国化学会発行)に登録され
た番号であり、詳しくはこれを参照されたい。後者のC
AS登録No.082451−48−7は、また“1,
6−ヘキサンジアミンとN,N’−ビス(2,2,6,
6−テトラメチル−4−ピペリジニル)−と2,4−ジ
クロル−6−(4−モルホリニル)−1,3,5−トリ
アジンとの重合体”であるとも記載され、次式:
【化1】 を有することが分かっている。
【0014】有機過酸化物は、好ましくは、10分間の
半減期について100〜220℃の分解温度を有し、下
記の化合物[括弧により示された数字はその分解温度
(℃)である]により例示される。過酸化こはく酸(1
10)、過酸化ベンゾイル(110)、t−ブチルペル
オキシ2−エチルヘキサノエート(113)、過酸化p
−クロルベンゾイル(115)、t−ブチルペルオキシ
イソブチレート(115)、t−ブチルペルオキシイソ
プロピルカーボネート(135)、t−ブチルペルオキ
シラウレート(140)、2,5−ジメチル−2,5−
ジ(ベンゾイルペルオキシ)ヘキサン(140)、t−
ブチルペルオキシアセテート(140)、ジ−t−ブチ
ルジペルオキシフタレート(140)、t−ブチルペル
オキシマレイン酸(140)、過酸化シクロヘキサノン
(145)、t−ブチルペルオキシベンゾエート(14
5)、過酸化ジクミル(150)、2,5−ジメチル−
2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン(15
5)、過酸化t−ブチルクミル(155)、t−ブチル
ヒドロペルオキシド(158)、過酸化ジ−t−ブチル
(160)、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチ
ルペルオキシ)ヘキセン−3(170)、及びα,α’
−ビス−t−ブチルペルオキシ−1,4−ジイソプロピ
ルベンゼン(160)。
【0015】ポリエチレン100重量部を基にして、化
合物の割合は、ほぼ次の通りであることができる(重量
部)。 成分 広い範囲 好ましい範囲 (b)安定剤 0.01〜1.0 0.05〜0.6 (c)有機過酸化物 0.4〜3 0.6〜1.8 これらの割合は、所望の性質に応じて上記の範囲の外に
変動できることを理解されたい。
【0016】本発明の組成物は、種々のタイプの押出
機、例えば、単軸又は二軸スクリュー型の押出機により
加工処理することができる。慣用の押出機の説明を米国
特許第4,857,600号に見出すことができる。典
型的な押出機は、その上流側にホッパーを、下流側にダ
イを有する。ホッパーは、スクリューを収容したバレル
に供給する。下流側端部には、スクリューの端部とダイ
との間にスクリーンパックとブレーカープレートがあ
る。押出機のスクリュー部分は、三つの部分:供給部
分、圧縮部分及び計量部分に、そして二つの帯域:後方
加熱帯域及び前方加熱帯域に分割されていて、これらの
部分及び帯域は上流から下流に続いているものと思われ
る。別法として、上流から下流に続く軸に沿って多段加
熱帯域(2段以上)が存在できる。押出機が1個よりも
多いバレルを有するならば、それらのバレルは連続して
接続される。各バレルの長さ体直径の比は約15:1〜
約30:1の範囲内にある。この明細書のためには、用
語“押出機”は、在来の押出機に加えて、押出機、クロ
スヘッド、ダイ及び材料の更なる形成を達成できる加熱
又は冷却帯域の組合せを含むことを理解されたい。加熱
又は冷却帯域はダイの後にあり、例えばオーブンであっ
てよい。材料が押出後に架橋されるワイヤの被覆におい
ては、クロスヘッドのダイが加熱帯域に直接供給し、こ
の帯域は約120℃〜約260℃、好ましくは約170
℃〜約220℃の範囲の温度に保持することができる。
【0017】押出物は、それを有機過酸化物の分解温度
よりも高い温度に曝すことによって架橋することができ
る。好ましくは、使用される過酸化物は、半減期の4倍
以上にわたり分解される。架橋は、例えば、オーブン又
は連続加硫(CV)管で達成することができる。流れC
V装置によれば、圧力定格加硫管は、押出機のクロスヘ
ッドに、重合体溶融体がクロスヘッド/ダイを出て押出
機に対して垂直に走る加硫管に入るように、機械的に連
結される。典型的なCV操作においては、過酸化物を配
合する組成物は、押出機における早期の架橋を回避する
ように絶縁材及びケーブルジャケットに押出成形加工さ
れる。加工された溶融体賦形物は成型用ダイを出て加硫
用流管に入り、そこで押出後の過酸化物開始架橋が起こ
る。流管は、ポリオレフィン溶融体を架橋に必要な上昇
温度に加熱し続ける飽和流れにより満たされている。C
V管の大部分は、架橋が起こる滞留時間を最大にするよ
うに飽和流れにより満たされている。管を出る前の最後
の長さは、今架橋された絶縁材/ジャケットを冷却する
ように水で満たされている。CV管の最後で、絶縁され
たワイヤ又はケーブルは、冷却水の漏れを最小にさせる
密閉嵌合ガスケットを組み入れた末端シールを通過す
る。流れ制御器、水ポンプ及び弁が、CV流管内の流れ
及び水とそれぞれの充填長さとの平衡を維持させる。別
法として、加熱窒素ガスCV管を使用してケーブル構成
体を硬化させることができる。
【0018】慣用の添加剤を重合体にその加工処理の前
に又はその間に添加することができる。添加剤の量は、
通常、樹脂の重量を基にして約0.01〜約50%(又
はそれ以上)の範囲にあり、これよりも高い割合は一般
に充填剤及び難燃剤に係わるものである。有用な添加剤
は、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、顔料、カ
ーボンブラック、染料、充填剤、滑剤、難燃剤、可塑
剤、加工助剤、潤滑剤、スコーチ抑制剤、硬化促進剤、
煤煙抑制剤、ハロゲンスキャベンジャー、流動助剤、ポ
リエチレングリコールのようなウオータートリー抑制
剤、粘度制御剤などである。
【0019】半導性組成物を提供するためには、導電性
粒子を組成物に配合することが必要である。これらの導
電性粒子は、一般に、粒状カーボンブラックにより提供
される。有用なカーボンブラックは、約50〜約100
0m2/gの表面積を有することができる。表面積は、
ASTM D4820−93a(マルチポイントBET
窒素吸着)に従って決定される。カーボンブラックは、
半導性遮蔽材組成物に、この組成物の重量を基にして約
20〜約60重量%の量で使用され、好ましくは約25
〜約45重量%の量で使用される。導電性カーボンブラ
ックの例は、ASTM N550、N472、N351
及びN110によって記載される等級のもの並びにアセ
チレンブラックである。半導性組成物の例は、米国特許
第4,286,023号、同4,612,139号及び
同5,556,697号に含まれている。
【0020】本発明のポリエチレン組成物に含有される
安定剤は有効な酸化防止剤であるので、追加の酸化防止
剤は要求されない。しかし、使用できる補助的な酸化防
止剤の例は、立体障害フェノール、例えばテトラキス
[メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
ヒドロシンナメート)]メタン、ビス[(β−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)メチルカ
ルボキシエチル)]スルフィド及びチオジエチレンビス
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシン
ナメート);ホスファイト及びホスホナイト、例えばト
リス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト
及びジ−t−ブチルフェニルホスホナイト;チオエステ
ル、例えばジラウリルチオジプロピオネート、ジミリス
チルチオジプロピオネート、ジステアリルチオジプロピ
オネート(DSTDP)及びペンタエリトリットテトラ
キス(B−ラウリルチオプロピオネート);種々のシロ
キサン及び種々のアミン、例えば重合した2,2,4−
トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン、4,4’−ビ
ス(α,α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミン及び
アルキル化ジフェニルアミンである。追加の例は、ガッ
チャー氏の「プラスチック用添加剤ハンドブック」19
85に見出すことができる。これらの酸化防止剤は、組
成物の重量を基にして約0.05〜約5重量%の量で使
用することができる。
【0021】本発明の利点は、電力ケーブルに長期間熱
老化安定性を提供することである。その他の利点は、過
酸化物分解生成物と何らかの酸化防止剤及びその副生物
との相互作用から生成し得る水分の発生が非常に低レベ
ルであること、電気的分解(トリーイング)に対して抵
抗性であること、組成物中の添加剤が過酸化物による架
橋過程により妨げられるのが最小であることである。
【0022】用語“取り囲まれた”とは、絶縁性組成
物、ジャケット材料又はその他のケーブル層により取り
囲まれる基材にそのまま当てはまり、当業者に周知のよ
うに、基材の周囲に押出すこと、基材を被覆すること、
又は基材の周囲を包装することを包含するものと考えら
れる。基材には、例えば、導体又は導体の束を含むコ
ア、又は上記したような種々の下にあるケーブル層が包
含される。この明細書に述べた特許及び刊行物はここに
参照することにより含めるものとする。
【0023】
【実施例】本発明を下記の実施例により例示する。
【0024】例1〜7 老化をIEC811(IEC=国際電気技術協会)の下
で実施する。適性のための重要な基準は、135℃で3
週間後に少なくとも75%のRUE及びRUTSであ
る。しかし、いくつかの工業会社は、これよりも高いR
UE及びRUTS、即ち、150℃で10日後に少なく
とも75%を要求し、また他の会社はRUE及びRUT
Sについて150℃で2週間後に少なくとも75%とい
うさらに厳しい要求を取っている。本発明の具体例であ
る例6及び7は、予期できなかった結果である最も厳し
い要求を満足する。 RUE =保持された破断点極限伸び RUTS=保持された破断点極限引張強さ
【0025】以下の安定剤を試験した(AO=酸化防止
剤)。
【表1】
【0026】AO−1及びAO−2は、N−置換2,
2,6,6−テトラメチルピペリジンである。AO−
4、AO−5、AO−6及びAO−7は、N−置換のな
い2,2,6,6−テトラメチルピペリジンである。
【0027】試験した組成物は、それぞれ、低密度ポリ
エチレン(LDPE)、上記の酸化防止剤の一つ及び有
機過酸化物を含有する。LDPEは、在来の高圧法によ
り製造されたエチレンのホモ重合体である。それは、
0.92g/cm3の密度及び2.1g/10分のメル
トインデックスを有する。過酸化物を含まない組成物を
乾式ブレンドし、二軸スクリュー押出機で200℃で配
合し、次いでペレット化するが、全て当業者に周知の操
作手順に従う。次いで、ペレットを指定量の過酸化ジク
ミルにより85℃で終夜浸漬浸透させる。生じた架橋性
ポリエチレン組成物を次いでプラックに圧縮成形し、硬
化させ、引張試験用の棒に切断する。次いで、引張試験
用の棒をIEC811に従って老化させ、試験する(例
1〜7で使用した組成物の全ては、絶縁ケーブルエンジ
ニア協会(ICEA)T−28−562に従って試験さ
れたホットクリープ値により示されるように、優秀な架
橋性を示す。)。可変因子及び結果を以下の表に記載す
る。
【0028】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) //(C08L 23/06 (C08L 23/06 79:04) 79:04) Z Fターム(参考) 4J002 BB031 BB051 BB061 BB071 BB081 BB151 CM022 EK006 EK016 EK036 EK046 EK056 EK066 EK086 FD032 FD110 GQ01 5G305 AA02 AB27 CA01 CD05 CD09 DA23 5G325 GA03 GC06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の成分: (a)ポリエチレン、(b)安定剤としての、(A)
    1,6−ヘキサンジアミンとN,N’−ビス(2,2,
    6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)−と2,
    4,6−トリクロル−1,3,5−トリアジンとの重合
    体であって、N−ブチル−1−ブタンアミン及びN−ブ
    チル−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジン
    アミンとの反応生成物(CAS登録No.192268
    −64−7)又は(B)ポリ[(6−モルホリノ−s−
    トリアジン−2,4−ジイル)[(2,2,6,6−テ
    トラメチル−4−ピペリジル)イミノ]−ヘキサメチレ
    ン[(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
    ル)イミノ]](CAS登録No.082451−48
    −7)、及び(c)有機過酸化物を含む組成物。
  2. 【請求項2】 安定剤がポリエチレン100重量部当た
    り約0.01〜約1重量部の量で存在する請求項1に記
    載の組成物。
  3. 【請求項3】 有機過酸化物がポリエチレン100重量
    部を基にして約0.4〜約3重量部の量で存在する請求
    項1の記載の組成物。
  4. 【請求項4】 ポリエチレン100重量部毎に、その他
    の成分が下記の量: (b)約0.05〜約0.6重量部の安定剤、(c)約
    0.6〜約1.8重量部の有機過酸化物で存在する請求
    項1に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 1個以上の電気導体又は電気導体のコア
    を含むケーブルであって、各導体又はコアが下記の成
    分: (a)架橋されたポリエチレン、及び(b)安定剤とし
    ての、(A)1,6−ヘキサンジアミンとN,N’−ビ
    ス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニ
    ル)−2,4,6−トリクロル−1,3,5−トリアジ
    ンとの重合体であって、N−ブチル−1−ブタンアミン
    及びN−ブチル−2,2,6,6−テトラメチル−4−
    ピペリジンアミンとの反応生成物(CAS登録No.1
    92268−64−7)又は(B)ポリ[(6−モルホ
    リノ−s−トリアジン−2,4−ジイル)[(2,2,
    6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ]−ヘ
    キサメチレン[(2,2,6,6−テトラメチル−4−
    ピペリジル)イミノ]](CAS登録No.08245
    1−48−7)を含む組成物により取り巻かれているケ
    ーブル。
  6. 【請求項6】 ポリエチレン100重量部毎に、約0.
    01〜1重量部の化合物(b)が存在する請求項5に記
    載のケーブル。
  7. 【請求項7】 ポリエチレン100重量部毎に、約0.
    05〜0.6重量部の化合物(b)が存在する請求項5
    に記載のケーブル。
  8. 【請求項8】 1個以上の電気導体又は電気導体のコア
    の周囲に、下記の成分: (a)ポリエチレン、(b)安定剤としての、(A)
    1,6−ヘキサンジアミンとN,N’−ビス(2,2,
    6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)−と2,
    4,6−トリクロル−1,3,5−トリアジンとの重合
    体であって、N−ブチル−1−ブタンアミン及びN−ブ
    チル−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジン
    アミンとの反応生成物(CAS登録No.192268
    −64−7)又は(B)ポリ[(6−モルホリノ−s−
    トリアジン−2,4−ジイル)[(2,2,6,6−テ
    トラメチル−4−ピペリジル)イミノ]−ヘキサメチレ
    ン[(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
    ル)イミノ]](CAS登録No.082451−48
    −7)、及び(c)有機過酸化物を含む組成物を、有機
    過酸化物の分解温度よりも低い温度で、押出し、次い
    で、押出物を硬化させることからなる押出方法。
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