JP2001354206A - 液体保存装置 - Google Patents

液体保存装置

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JP2001354206A
JP2001354206A JP2000175683A JP2000175683A JP2001354206A JP 2001354206 A JP2001354206 A JP 2001354206A JP 2000175683 A JP2000175683 A JP 2000175683A JP 2000175683 A JP2000175683 A JP 2000175683A JP 2001354206 A JP2001354206 A JP 2001354206A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煩雑な作業を要することなく、容器内の液体
の酸化を確実に防止することのできる液体保存装置を提
供する。また、炭酸飲料を保存可能な液体保存装置を提
供する。 【解決手段】 瓶Aの開口部に減圧栓2を設置して真空
ポンプ4により瓶A内の空気を吸入し、瓶A内に残留し
たワインが酸化することのないようにしたので、瓶A内
のワインの風味を損なうことなく、長期間にわたって保
存することができる。また、従来の手動ポンプを用いた
もののように煩雑な作業を要することもない。さらに、
ペットボトルの開口部に加圧栓を設置してペットボトル
内をガスボンベ5内の炭酸ガスにより加圧するようにし
たので、ペットボトル内に残留したコーラ飲料の風味を
損なうことなく、長期間にわたって保存することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、瓶、ペットボトル
等の容器に収容された液体が、容器を開封し飲料等に供
された後、容器内に残留したときに、この液体の品質を
維持する液体保存装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワインは瓶等の容器に収容さ
れ、栓等により密封された状態で販売されている。消費
者がワインを飲む際にこの容器が開封されるが、容器内
にワインが残留した場合は、再び栓をして容器を冷蔵庫
等に保存している。しかしながら、開封後に容器内に流
入した空気によりワインが酸化してワインの風味が損な
われるため、開封後の容器に残留したワインの長期間の
保存は難しいという問題点があった。
【0003】上記問題点を解決する液体保存装置とし
て、前記容器の内外に亘って連通する流体通路と、この
流体通路を通じて容器内部方向への空気の流通を規制す
る逆止弁とを有し、ワインを収容する容器の開口部に着
脱自在に設置可能な減圧栓と、この減圧栓と気密を保持
した状態で接続し容器内部の空気を吸入する手動ポンプ
とから構成されるものが知られている。
【0004】この液体保存装置によれば、容器にワイン
が残留した場合には、前記減圧栓を容器の開口部に設置
し、前記手動ポンプを減圧栓に接続して容器内部の空気
を排出して、ワインの酸化を防止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記液
体保存装置では、手動により容器内の空気を吸入するた
め、この作業が煩雑になるとともに、容器内の真空度が
ばらつくという問題点があった。
【0006】また、コーラ飲料や発泡性のワイン等の炭
酸飲料を保存する場合は、容器内を炭酸ガスで加圧する
などして飲料中の炭酸ガスが大気中に放出しないように
する必要がある。しかしながら、前記液体保存装置では
容器内を減圧するのみで容器内を加圧することはでき
ず、炭酸飲料を保存することはできないという問題点も
ある。
【0007】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、煩雑な作業を要する
ことなく、容器内の液体の酸化を確実に防止することの
できる液体保存装置を提供することにある。また、炭酸
飲料を保存可能な液体保存装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1では、開口部を有する容器内部の
液体を保存する液体保存装置において、前記容器の内外
に亘って連通する流体通路と、この流体通路を通じて容
器内部方向への流体の流通を規制する逆止弁とを有し、
液体を収容する容器の開口部に着脱自在に設置可能な減
圧栓と、前記容器の内外に亘って連通する流体通路と、
この流体通路を通じて容器外部方向への流体の流通を規
制する逆止弁とを有し、液体を収容する容器の開口部に
着脱自在に設置可能な加圧栓と、前記減圧栓または加圧
栓の流体通路と気密を保持した状態で接続可能な流体通
路を有する接続部と、容器内部の空気を前記減圧栓及び
接続部の流体通路を介して容器外部に排出する減圧手段
と、炭酸ガスを前記加圧栓及び接続部の流体通路を介し
て容器内部に送給する加圧手段とを備えている。これに
より、容器内部に発泡性でない液体が残留した場合は、
容器の開口部に減圧栓を設け、減圧栓に接続部を接続し
て減圧手段により容器内部の空気を吸入する。また、容
器内部に炭酸飲料等の炭酸水が残留した場合には、容器
の開口部に加圧栓を設け、加圧栓に接続部を接続して加
圧手段により容器内部に炭酸ガスを充填する。
【0009】また、請求項2では、請求項1記載の液体
保存装置において、前記減圧手段は容器内部の空気を吸
入するポンプであり、前記加圧手段は炭酸ガスを容器内
部に充填するガスボンベであり、前記接続部に対して前
記ポンプまたは前記ガスボンベの何れか一方を連通させ
る三方弁を備えている。これにより、請求項1の作用に
加え、容器内部に発泡性でない液体が残留した場合は、
三方弁がポンプ側に切り替えられ、ポンプにより容器内
部の空気が吸入される。また、炭酸水が残留した場合
は、三方弁がガスボンベ側に切り替えられ、ガスボンベ
に収容された炭酸ガスの圧力により、容器内部に炭酸ガ
スが流入する。
【0010】また、請求項3では、請求項2記載の液体
保存装置において、前記容器内部から空気を吸入する際
に、所定時間だけ前記ポンプを作動させるタイマと、前
記容器内部に炭酸ガスを充填する際に、所定時間だけ前
記接続部と前記ガスボンベが連通するように前記三方弁
を切り替えるタイマとを備えている。これにより、請求
項2の作用に加え、タイマにより所定時間だけポンプが
作動するので、容器内の空気を吸入するたびに容器内の
真空度がばらつくことはない。また、タイマにより所定
時間だけ三方弁を切り替えて、炭酸ガスの圧力により容
器内に炭酸ガスを充填するようにしたので、容器内に炭
酸ガスを充填するたびに容器内の圧力がばらつくことも
ない。
【0011】また、請求項4では、請求項1乃至3の何
れか1項記載の液体保存装置において、上部に開口部を
有する容器を載せる容器台と、容器台を上方の前記接続
部に向って移動可能な移動機構と、前記容器台を接続部
に向って付勢する付勢手段とを備えている。これによ
り、請求項1乃至3の何れか1項の作用に加え、容器台
を下方に移動させ、減圧栓または加圧栓が設置された容
器を容器台に載置すると、付勢手段の付勢力により容器
台とともに容器が上昇し、減圧栓または加圧栓と接続部
とが接続される。
【0012】また、請求項5では、請求項1乃至4の何
れか1項記載の液体保存装置において、前記減圧栓また
は前記加圧栓の接続部側と前記容器の開口部側を共用に
形成し、前記減圧栓と前記加圧栓とを兼用させている。
これにより、請求項1乃至4の何れか1項の作用に加
え、減圧栓と加圧栓を別々に備える必要はない。
【0013】また、請求項6では、請求項1乃至5の何
れか1項記載の液体保存装置において、前記容器を冷却
する冷却庫を備えている。これにより、請求項1乃至5
の何れか1項の作用に加え、内部の空気が吸入された容
器及び内部に炭酸ガスが充填された容器は冷却庫にて冷
却される。
【0014】また、請求項7では、請求項6記載の液体
保存装置において、前記冷却庫は、湿度及び温度を制御
するワイン用冷却庫である。これにより、コルクにより
密封した瓶に収容されるワインのように、容器内部の液
体が周囲の湿度及び温度の影響を受けやすい場合におい
ても、液体を良好な状態で保存することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1乃至図9は本発明の液体保存
装置の一実施形態を示すもので、図1は液体保存装置本
体の外観斜視図、図2は液体保存装置の概略説明図、図
3は移動機構の平面断面図、図4は減圧栓の斜視図、図
5は加圧栓の斜視図、図6は瓶及びペットボトルの斜視
図、図7は瓶内を減圧する際の説明図、図8は液体保存
装置の側面断面図、図9は加圧栓を兼ねる減圧栓の斜視
図である。尚、各図中のX方向は左右方向、Y方向は前
後方向、Z方向は上下方向である。
【0016】この液体保存装置は、図1及び図2に示す
ように、液体保存装置本体1と、発泡性でないワインを
収容する瓶Aの開口部に設けられる減圧栓2と、コーラ
飲料を収容するペットボトルBの開口部に設けられる加
圧栓3と、液体保存装置本体1内部に設けられる真空ポ
ンプ4と、液体保存装置1外部に設けられる炭酸ガスボ
ンベ5と、液体保存装置本体1の下方に設けられた冷却
庫6とから構成される。
【0017】液体保存装置本体1は、下方へ向かって後
側に傾斜し前方を開口した略半円筒状に形成されたリヤ
カバー10と、上面、前面及び背面を開口した箱状に形
成されその背面側でリヤカバー10と接続するメインボ
ディ11と、メインボディ11の前面開口の上部に接続
され、前方へ向かって平面断面を小さく形成したフロン
トカバー12と、リヤカバー10、メインボディ11及
びフロントカバー12の上面を塞ぐ天板13と、断面コ
字状に形成され、その両端を前側に位置させメインボデ
ィ11前面開口のフロントカバー12取付部下方を塞
ぎ、上下方向に延びる移動機構14を前面に有するレー
ルカバー15と、移動機構14により上下方向に移動可
能に支持された容器台16と、メインボディ11の前面
下部に水平に設けられた底板17とを有している。
【0018】フロントカバー12の下面には、減圧栓2
または加圧栓3と接続する接続部18が設けられる。こ
の接続部18は、下方に向かって小さくなる円錐状に形
成され、減圧栓2または加圧栓3と、真空ポンプ4及び
ガスボンベ5側とを連通する流体通路19を有してい
る。
【0019】移動機構14は、図3に示すように、上下
に延びる互いに対向する一対のレール14a及び14b
と、各レール14a及び14bの間に介装されたスライ
ダ14cと、多数のボール14dから構成される。各レ
ール14a及び14bの左右端及びスライダ14cの左
右端はそれぞれ対向するように湾曲して形成され、この
対向部分にボール14dを介装している。また、一方の
レール14aはレールカバー15に固着されており、他
方のレール14bの下端には容器台16が固着されてい
る。さらに、レール14bの上部には渦巻きばねの一端
が接続されており、この渦巻きばねの付勢力により、レ
ール14b及び容器台16は上方に付勢されている。
【0020】また、液体保存装置本体1の内部には、三
方弁20が接続部18、真空ポンプ4及びガスボンベ5
にそれぞれ流体管路21を介して接続されている。この
三方弁20は、接続部18側と、真空ポンプ4側または
ガスボンベ5側の何れか一方が連通するようポートを切
り替えるようになっている。
【0021】また、液体保存装置本体1は、フロントカ
バー12にそれぞれ装置外部より操作可能に設けられた
減圧スイッチ22と、加圧スイッチ23とを有するとと
もに、真空ポンプ4に接続された減圧タイマ24と、三
方弁20に接続された加圧タイマ25とを有している。
減圧スイッチ22がONになると、減圧タイマ24に記
憶された設定時間だけ真空ポンプ4が作動し、加圧スイ
ッチ23がONになると、加圧タイマ25に記憶された
設定時間だけ三方弁20のポートがガスボンベ5側に切
り替わるようになっている。ここで、三方弁20は通常
は接続部18側と真空ポンプ4側とを連通するようにな
っている。
【0022】減圧栓2はゴム等の弾性体からなり、図4
に示すように、下部2a、中部2b、上部2cとでその
外径形状を異にしている。減圧栓2の下部2aは円筒状
に形成され、その外径寸法は瓶Aの開口部の内径とほぼ
同じ大きさとなっている。また、下部2aにはその外周
にわたって形成された凸状の2つの気密保持部2dが設
けられ、各気密保持部2dにより瓶Aの気密をより確実
に保つようになっている。また、減圧栓2の中部2bの
外径は、下方から上方に向かって次第に拡がる円筒状に
形成され、その下端側の外周面は下部2aと連続し、そ
の上端側の外周面は外径寸法の大きい上部2cと段差部
2eを介して接続されている。上部2cは円筒状に形成
され、その外周面には上下方向に延びる多数の突条部2
fが設けられ、減圧栓2の着脱作業が行い易いようにな
っている。減圧栓2の内側には、瓶Aの内外に亘って連
通する上下に延びる流体通路2gが設けられ、流体通路
2g内には上下方向に移動可能な弁部材2hが配置され
ている。この弁部材2hにより瓶Aの外部から内部への
流体の流通が規制されるようになっていて、弁部材2h
はいわゆる逆止弁を構成している。
【0023】加圧栓3は、ペットボトルBと当接する内
側の部分はゴム等の弾性体からなり、外側の部分は樹脂
等により形成されている。加圧栓3は図5に示すよう
に、円筒状に形成され、外周面には上下方向に延びる多
数の突条部3aが設けられ、加圧栓3の着脱作業が行い
易いようになっている。また、加圧栓3下部の内周面に
はペットボトルBの開口部のねじ部と螺合するよう形成
されたねじ山3bが設けられている。加圧栓3の内側に
は、ペットボトルBの内外に亘って連通する上下に延び
る流体通路3cが設けられ、流体通路3c内には上下方
向に移動可能な弁部材3dが配置されている。ペットボ
トルBの内部から外部への流体の流通が規制されるよう
になっていて、弁部材3dはいわゆる逆止弁を構成して
いる。
【0024】冷却庫6は、開封後の容器を収納する汎用
冷却庫6aと、ワインを収容しコルクにより密封された
瓶Aを収納するワイン用冷却庫6bとを有している。ワ
イン用冷却庫6bは、庫内の湿度及び温度をワインの保
存に適した値に制御するようになっている。
【0025】以上のように構成された液体保存装置にお
いては、瓶Aに残留した発泡性でないワインと、ペット
ボトルBに残留したコーラ飲料とが保存可能である。ワ
イン用冷却庫6bに収納された瓶Aを開封し、この瓶A
にワインが残留した場合は、図6(a)に示すように、
減圧栓2を瓶Aの開口部に設置する。この後、容器台1
6を下方に移動させ、瓶Aを容器台16に載置する。容
器台16は上方に付勢されているので、図7に示すよう
に、容器台16が瓶Aとともに上昇し、減圧栓2が接続
部18と接続する。ここで、減圧スイッチ22をONに
すると、真空ポンプ4が作動し、瓶Aの内部の空気を吸
入する。このとき、減圧タイマ24により真空ポンプ4
が予め設定された時間だけ作動するので、瓶A内の空気
の容積等によらず、瓶A内はほぼ一定の圧力に減圧され
る。真空ポンプ4が停止した後、図8に示すように、瓶
Aは汎用冷却庫6aに収納される。
【0026】また、ペットボトルBにコーラ飲料が残留
した場合は、図6(b)に示すように、加圧栓3をペッ
トボトルBの開口部に螺合する。この後、瓶Aの場合と
同様に容器台16を下方に移動させ、ペットボトルBを
容器台16に載置する。容器台16はペットボトルBと
ともに上昇し、加圧栓3が接続部18と接続する。ここ
で、加圧スイッチ23をONにすると、三方弁20がガ
スボンベ5側に切り替わり、ガスボンベ5内から炭酸ガ
スがペットボトルB内に流入する。このとき、加圧タイ
マ25により予め設定された時間だけ三方弁20が切り
替わるので、ペットボトルBの容積等によらず、ペット
ボトルB内はガスボンベ5内の圧力とほぼ等しい圧力に
加圧される。三方弁20が真空ポンプ4側に切り替わっ
た後、図8に示すように、ペットボトルBは汎用冷却庫
6aに収納される。
【0027】このように、本実施形態の液体保存装置に
よれば、真空ポンプ4により瓶A内の空気を吸入するよ
うにしたので、瓶A内のワインの酸化を確実に防止し、
ワインの風味を損なうことなく、瓶A内のワインを長期
間にわたって保存することができる。また、従来の手動
ポンプを用いたもののように煩雑な作業を要することも
ない。さらに、ペットボトルB内をガスボンベ5内の炭
酸ガスにより加圧するようにしたので、ペットボトルB
内に残留した飲料中の炭酸ガスが大気中に放出されるこ
とはなく、コーラ飲料の風味を損なうことなく長期間に
わたって保存することができる。
【0028】これにより、従来は飲食店等においてワイ
ンを少量(例えばグラス単位)ずつ販売する際、瓶内に
残留したワインをその風味が劣化する前に消費できない
場合は、ワインを処分せざるを得なかったが、前述のよ
うにワインを長期間にわたって風味を損なうことなく保
存することができるので、ワインを処分する必要はなく
販売コストを低減することができる。また、ワインを処
分する恐れがあるため、従来は飲食店で少量ずつ販売す
るワインは少品種に限られていたが、多品種のワインを
少量ずつ販売することができる。さらに、発泡性のワイ
ンを少量ずつ販売することもできる。
【0029】また、真空ポンプ4により瓶A内部の空気
が吸入されるようにしたので、確実に瓶A内部を減圧す
ることができる。また、ガスボンベ5に収容された炭酸
ガスの圧力により、ペットボトルB内に炭酸ガスが流入
するようにしたので、簡単な構成で炭酸ガスにより容器
内部を確実に加圧することができる。
【0030】また、減圧タイマ24により予め設定され
た時間だけ真空ポンプ4が作動するようにしたので、瓶
A内がは常にほぼ一定の圧力に減圧され、瓶A内の真空
度がばらついたりすることはなく、さらに、ペットボト
ルB内に炭酸ガスを充填するたびにペットボトルB内の
圧力がばらつくことはないようにしたので、毎回ほぼ同
じ条件で容器内の液体を保存することができ、実用に際
して極めて有利である。
【0031】また、容器台16が上方に付勢されるよう
にしたので、減圧栓2または加圧栓3と接続部18とを
気密を保持して確実に接続でき、減圧栓2または加圧栓
3と接続部18との間から気体が流入または流出するこ
とはない。
【0032】また、液体保存装置本体1の下方に冷却庫
6を設けたので、内部が減圧または加圧された容器を冷
却することができ、ワインまたはコーラ飲料を冷却して
保存することができ、実用に際して極めて有利である。
さらに、冷却庫6はワイン用冷却庫6bを有しているの
で、コルクにより密封した瓶Aに収容され、周囲の湿度
及び温度の影響を受けやすいワインを、良好な状態で保
存することができる。
【0033】尚、前記実施形態においては、減圧栓2と
加圧栓3とを別々に用いたものを示したが、図9に示す
ように、減圧栓2の上部2cの内周面にペットボトルB
の開口部と螺合可能なねじ山2iを設け、減圧栓2を加
圧栓3と兼用するようにしてもよい。この場合、ペット
ボトルB内を加圧する際には、減圧栓2はこのねじ山2
iを用いて加圧栓としてペットボトルBに設置される。
これにより、製造コストを低減することができる。
【0034】また、前記実施形態においては、加圧栓3
にねじ山3を設けペットボトルBの開口部のねじ部に螺
合させるものを示したが、例えば瓶のように開口部にね
じ部が設けられていない場合は、加圧栓3を開口部に設
けた後、開口部の凸部と係合する金具等により加圧栓3
を固定してもよい。これにより、発泡性のワインなど瓶
に収容された炭酸飲料を確実に保存することができる。
【0035】また、前記実施形態においては、瓶A内の
発泡性でないワインを保存するものを示したが、瓶以外
の容器に収容されたものであってもよい。また、ワイン
以外の飲料の酸化を防止することもできるし、化粧水や
薬品等の酸化を防止することもできる。
【0036】また、前記実施形態においては、ペットボ
トルB内のコーラ飲料を保存するものを示したが、コー
ラ飲料以外の炭酸飲料や化学試験用の炭酸水等でも保存
が可能である。
【0037】また、前記実施形態においては、冷却庫6
を設けたものを示したが、冷却庫6を設けない構成とし
てもよい。
【0038】また、前記実施形態において瓶A内の空気
を外部に排出する際には、減圧タイマ24に記憶された
時間に基づいて瓶A内の圧力を制御するものを示した
が、接続部18内の気体の圧力を検知する圧力センサを
設け、検知された圧力に基づいて瓶A内の圧力を制御す
るようにしてもよい。さらに、ペットボトルB内に炭酸
ガスを加圧する際も、加圧タイマ25に記憶された時間
に基づいてペットボトルB内の圧力を制御するものでな
く、検知された圧力に基づいてペットボトルB内の圧力
を制御するようにしてもよい。
【0039】また、前記実施形態においては、減圧タイ
マ24と加圧タイマ25とを別々に設けたものを示した
が、真空ポンプ4の作動時間と三方弁20をガスボンベ
5側に切り替える時間とを同一のタイマで制御するよう
にしても前記実施形態と同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0040】また、前記実施形態においては、接続部1
8を液体保存装置本体1に固定して設けたものを示した
が、接続部18と三方弁20とを可撓性のチューブで接
続し、接続部18を液体保存装置本体1に鉤状の金具等
を介して着脱自在に設けてもよい。この場合、樽等の容
器台16に載置不可能な容器内の液体を保存する際に、
液体保存装置本体1から接続部18を離隔して容器の開
口部に接続部18を接続することができる。
【0041】また、前記実施形態においては、ガスボン
ベ5内の炭酸ガス自体の圧力により、炭酸ガスをペット
ボトルB内に充填するものを示したが、ポンプ等を設け
て炭酸ガスを充填するようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の液
体保存装置によれば、容器内部に発泡性でない液体が残
留した場合は、容器の開口部に減圧栓を設け、減圧栓に
接続部を接続して減圧手段により容器内部の空気を吸入
するようにしたので、容器内の液体の酸化を確実に防止
し、この液体の品質を損なうことなく、長期間にわたっ
て保存することができる。また、容器内部にコーラ飲料
等の炭酸水が残留した場合には、容器の開口部に加圧栓
を設け、加圧栓に接続部を接続して加圧手段により容器
内部に炭酸ガスを充填するようにしたので、容器内に残
留した炭酸飲料の品質を損なうことなく、長期間にわた
って保存することができる。
【0043】また、請求項2記載の液体保存装置によれ
ば、請求項1の効果に加え、容器内部に発泡性でない液
体が残留した場合は、ポンプにより容器内部の空気が吸
入されるようにしたので、確実に容器内部を減圧するこ
とができる。また、炭酸水が残留した場合は、三方弁が
ガスボンベ側に切り替えられ、ガスボンベに収容された
炭酸ガスの圧力により、容器内部に炭酸ガスが流入する
ようにしたので、簡単な構成で炭酸ガスにより容器内部
を確実に加圧することができる。
【0044】また、請求項3記載の液体保存装置によれ
ば、請求項2の効果に加え、容器内の空気を吸入するた
びに容器内の真空度がばらつくことはないようにし、ま
た、容器内に炭酸ガスを充填するたびに容器内の圧力が
ばらつくことはないようにしたので、毎回ほぼ同じ条件
で容器内の液体を保存することができ、実用に際して極
めて有利である。
【0045】また、請求項4記載の液体保存装置によれ
ば、請求項1乃至3の何れか1項の効果に加え、付勢手
段の付勢力により容器台とともに容器が上昇し、減圧栓
または加圧栓と接続部とが確実に接続されるようにした
ので、減圧栓または加圧栓と接続部との間から気体が流
入または流出することはない。
【0046】また、請求項5記載の液体保存装置によれ
ば、請求項1乃至4の何れか1項の効果に加え、減圧栓
と加圧栓を兼用させるようにしたので、製造コストを低
減することができる。
【0047】また、請求項6記載の液体保存装置によれ
ば、請求項1乃至5の何れか1項の効果に加え、内部の
空気が吸入された容器及び内部に炭酸ガスが充填された
容器は冷却庫にて冷却されるようにしたので、容器内に
残留した液体を冷却して保存することができ、実用に際
して極めて有利である。
【0048】また、請求項7記載の液体保存装置によれ
ば、請求項6の効果に加え、コルクにより密封した瓶に
収容されたワインのように、容器内部の液体が周囲の湿
度及び温度の影響を受けやすい場合においても、液体を
良好な状態で保存することができ、実用に際してさらに
有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す液体保存装置の外観
斜視図
【図2】液体保存装置の概略説明図
【図3】移動機構の平面断面図
【図4】減圧栓の斜視図
【図5】加圧栓の斜視図
【図6】瓶及びペットボトルの斜視図
【図7】瓶内を減圧する際の説明図
【図8】液体保存装置の側面断面図
【図9】加圧栓を兼ねる減圧栓の斜視図
【符号の説明】
1…液体保存装置本体、2…減圧栓、2g…流体通路、
2h…弁部材、3…加圧栓、3c…流体通路、3d…弁
部材、4…真空ポンプ、5…ガスボンベ、6…冷却庫、
6b…ワイン用冷却庫、14…移動機構、16…容器
台、18…接続部、19…流体通路、20…三方弁、2
4…減圧タイマ、25…加圧タイマ、A…瓶、B…ペッ
トボトル。
フロントページの続き Fターム(参考) 3E053 AA02 AA03 BA01 BA02 CA01 CB10 DA04 FA06 GA08 JA10 3E084 AA04 AA12 BA03 CA01 CB02 DA01 DB12 EB02 EB03 FA09 FB01 GA01 GA08 GB01 GB12 KB01 LD02 3L045 BA01 CA07 4B053 AA01 BA20 BG05 BH05 BJ02 BK21 BL09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する容器内部の液体を保存す
    る液体保存装置において、 前記容器の内外に亘って連通する流体通路と、この流体
    通路を通じて容器内部方向への流体の流通を規制する逆
    止弁とを有し、液体を収容する容器の開口部に着脱自在
    に設置可能な減圧栓と、 前記容器の内外に亘って連通する流体通路と、この流体
    通路を通じて容器外部方向への流体の流通を規制する逆
    止弁とを有し、液体を収容する容器の開口部に着脱自在
    に設置可能な加圧栓と、 前記減圧栓または加圧栓の流体通路と気密を保持した状
    態で接続可能な流体通路を有する接続部と、 容器内部の空気を前記減圧栓及び接続部の流体通路を介
    して容器外部に排出する減圧手段と、 炭酸ガスを前記加圧栓及び接続部の流体通路を介して容
    器内部に送給する加圧手段とを備えたことを特徴とする
    液体保存装置。
  2. 【請求項2】 前記減圧手段は容器内部の空気を吸入す
    るポンプであり、 前記加圧手段は炭酸ガスを容器内部に充填するガスボン
    ベであり、 前記接続部に対して前記ポンプまたは前記ガスボンベの
    何れか一方を連通させる三方弁を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の液体保存装置。
  3. 【請求項3】 前記容器内部から空気を吸入する際に、
    所定時間だけ前記ポンプを作動させるタイマと、 前記容器内部に炭酸ガスを充填する際に、所定時間だけ
    前記接続部と前記ガスボンベが連通するように前記三方
    弁を切り替えるタイマとを備えたことを特徴とする請求
    項2記載の液体保存装置。
  4. 【請求項4】 上部に開口部を有する容器を載せる容器
    台と、 容器台を上方の前記接続部に向って移動可能な移動機構
    と、 前記容器台を接続部に向って付勢する付勢手段とを備え
    たことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の
    液体保存装置。
  5. 【請求項5】 前記減圧栓または前記加圧栓の接続部側
    と前記容器の開口部側を共用に形成し、前記減圧栓と前
    記加圧栓とを兼用させたことを特徴とする請求項1乃至
    4の何れか1項記載の液体保存装置。
  6. 【請求項6】 前記容器を冷却する冷却庫を備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の液体保
    存装置。
  7. 【請求項7】 前記冷却庫は、庫内の湿度及び温度を制
    御するワイン用冷却庫であることを特徴とする請求項6
    記載の液体保存装置。
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