JP2001353930A - プリンタ装置 - Google Patents
プリンタ装置Info
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- JP2001353930A JP2001353930A JP2000177732A JP2000177732A JP2001353930A JP 2001353930 A JP2001353930 A JP 2001353930A JP 2000177732 A JP2000177732 A JP 2000177732A JP 2000177732 A JP2000177732 A JP 2000177732A JP 2001353930 A JP2001353930 A JP 2001353930A
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- sdram
- cpu
- circuit
- power
- control circuit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サブCPUを設けず、省エネモード時、DC
/DCコンバータ,メインCPUへの電源供給を止め、
必要最低限の電源供給で待機する。 【解決手段】 省エネモード時は、PSU1から供給さ
れる電源のみをONし、電源供給制御回路2のスイッチ
をOFFにして、DC/DCコンバータ回路3,CPU
9,プリンタコントロールLSI10,各デバイスへの
電源供給を停止する。PSU1より電源供給されるの
は、電源供給制御回路2,データ着呼検出回路14,N
ETWORK−I/F回路15とプリンタコントロール
LSI10のNETWORK−I/F回路部分,操作部
LED表示回路,操作部キー取込回路で、それ以外は電
源が供給されない。復帰するのは、データ着呼検出回路
14でデータの着呼を検出した場合かキー入力を検出し
た場合のみである。省エネ時は、電力をほとんど消費し
ないロジック回路への電源供給のみになる。
/DCコンバータ,メインCPUへの電源供給を止め、
必要最低限の電源供給で待機する。 【解決手段】 省エネモード時は、PSU1から供給さ
れる電源のみをONし、電源供給制御回路2のスイッチ
をOFFにして、DC/DCコンバータ回路3,CPU
9,プリンタコントロールLSI10,各デバイスへの
電源供給を停止する。PSU1より電源供給されるの
は、電源供給制御回路2,データ着呼検出回路14,N
ETWORK−I/F回路15とプリンタコントロール
LSI10のNETWORK−I/F回路部分,操作部
LED表示回路,操作部キー取込回路で、それ以外は電
源が供給されない。復帰するのは、データ着呼検出回路
14でデータの着呼を検出した場合かキー入力を検出し
た場合のみである。省エネ時は、電力をほとんど消費し
ないロジック回路への電源供給のみになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ装置、よ
り詳細には、省エネモードを有するプリンタ装置に関す
る。
り詳細には、省エネモードを有するプリンタ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術において、プリンタ装置やファ
クシミリ装置などは、省エネ対策として、メインCPU
およびサブCPUを搭載し、省エネモードに移行した際
には、高速動作で消費電力の大きいメインCPUへの電
源供給を停止し、低速動作で消費電力の小さいサブCP
Uのみに電源を供給することによって省エネを行ってい
た。
クシミリ装置などは、省エネ対策として、メインCPU
およびサブCPUを搭載し、省エネモードに移行した際
には、高速動作で消費電力の大きいメインCPUへの電
源供給を停止し、低速動作で消費電力の小さいサブCP
Uのみに電源を供給することによって省エネを行ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような構成の場合、サブCPUおよび検出に必要な回路
への電源供給は必要であり、更にサブCPUの消費電力
を抑えるためには、低電圧動作で動作速度を遅くする必
要があるが、PSU供給電圧より低電圧の場合には、D
C/DCコンバータ回路での損失が発生することにな
る。
ような構成の場合、サブCPUおよび検出に必要な回路
への電源供給は必要であり、更にサブCPUの消費電力
を抑えるためには、低電圧動作で動作速度を遅くする必
要があるが、PSU供給電圧より低電圧の場合には、D
C/DCコンバータ回路での損失が発生することにな
る。
【0004】本発明は、上述のような実情を考慮してな
されたもので、サブCPUを設けず、DC/DCコンバ
ータ回路への電源供給を遮断し、メインCPUへの電源
供給も止めることによって必要最低限の電源供給でのシ
ステムの駆動が可能で、また、動作モードによってデー
タアクセス領域およびクロック制御を変えることによっ
て待機時にも従来以上の省エネ効果をあげることが可能
なプリンタ装置を提供することを目的としてなされたも
のである。
されたもので、サブCPUを設けず、DC/DCコンバ
ータ回路への電源供給を遮断し、メインCPUへの電源
供給も止めることによって必要最低限の電源供給でのシ
ステムの駆動が可能で、また、動作モードによってデー
タアクセス領域およびクロック制御を変えることによっ
て待機時にも従来以上の省エネ効果をあげることが可能
なプリンタ装置を提供することを目的としてなされたも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、DC
電源をステップダウンして所定のデバイスに出力するD
C/DCコンバータと、該DC/DCコンバータを含む
所定のデバイスへの電源の供給を制御する電源供給制御
回路とを有し、省エネモード時に、前記電源供給制御回
路が、前記DC/DCコンバータへの電源の供給を遮断
することを特徴としたものである。
電源をステップダウンして所定のデバイスに出力するD
C/DCコンバータと、該DC/DCコンバータを含む
所定のデバイスへの電源の供給を制御する電源供給制御
回路とを有し、省エネモード時に、前記電源供給制御回
路が、前記DC/DCコンバータへの電源の供給を遮断
することを特徴としたものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、動作モードに応じてCPUおよびSDRAMへの供
給クロック周波数と前記CPUの内部動作クロック周波
数とを制御するCPU/SDRAMクロック制御回路
と、前記SDRAMの使用状況に応じて該SDRAMの
消費電力を制御するSDRAMパワーダウン制御回路と
を有し、省エネモード時に、前記CPU/SDRAMク
ロック制御回路が、前記CPUおよび前記SDRAMへ
の供給クロック周波数と前記CPUの内部動作クロック
周波数とを最小に設定し、前記SDRAMパワーダウン
制御回路が、前記SDRAMの消費電力を抑えることを
特徴としたものである。
て、動作モードに応じてCPUおよびSDRAMへの供
給クロック周波数と前記CPUの内部動作クロック周波
数とを制御するCPU/SDRAMクロック制御回路
と、前記SDRAMの使用状況に応じて該SDRAMの
消費電力を制御するSDRAMパワーダウン制御回路と
を有し、省エネモード時に、前記CPU/SDRAMク
ロック制御回路が、前記CPUおよび前記SDRAMへ
の供給クロック周波数と前記CPUの内部動作クロック
周波数とを最小に設定し、前記SDRAMパワーダウン
制御回路が、前記SDRAMの消費電力を抑えることを
特徴としたものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において、データの受信を検出するデータ受信検出回
路を有し、省エネモード時に、データ受信が検出された
時は、前記電源供給制御回路が、前記DC/DCコンバ
ータへの電源供給の遮断を解除することを特徴としたも
のである。
明において、データの受信を検出するデータ受信検出回
路を有し、省エネモード時に、データ受信が検出された
時は、前記電源供給制御回路が、前記DC/DCコンバ
ータへの電源供給の遮断を解除することを特徴としたも
のである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるプリンタ装
置の一実施例を説明するための装置構成のブロック図
で、図中、1はPSU(電力供給ユニット)、2は電源
供給制御回路、3,4はDC/DCコンバータ回路、5
はNVRAM、6はFLASH−ROM、7はFONT
−ROM、8はCPU/SDRAMクロック制御回路、
9はCPU、10はプリンタコントロールLSI、11
はSDRAM、12はSDRAMパワーダウン制御回
路、13はENGINE−I/F、14はデータ着呼検
出回路、15はNETWORK−I/F回路、16はセ
ントロニクスI/F、17はネットワークハブ、18,
19,20,21はパソコン、22はプリンタエンジン
である。
置の一実施例を説明するための装置構成のブロック図
で、図中、1はPSU(電力供給ユニット)、2は電源
供給制御回路、3,4はDC/DCコンバータ回路、5
はNVRAM、6はFLASH−ROM、7はFONT
−ROM、8はCPU/SDRAMクロック制御回路、
9はCPU、10はプリンタコントロールLSI、11
はSDRAM、12はSDRAMパワーダウン制御回
路、13はENGINE−I/F、14はデータ着呼検
出回路、15はNETWORK−I/F回路、16はセ
ントロニクスI/F、17はネットワークハブ、18,
19,20,21はパソコン、22はプリンタエンジン
である。
【0009】PSU1は、機器に必要なDC電源を商用
電源(100V)から変換して供給しており、コントロ
ーラボードへは+3.3V電源を供給している。電源供
給制御回路2は、PSU1から供給される+3.3V電
源を必要に応じてパワーリレー,パワーMOSFET等
でON/OFFして各デバイスへの供給を制御してい
る。DC/DCコンバータ回路3は、電源供給制御回路
2から供給された+3.3V電源を変換して+2.5Vを
出力しており、CPU9またはプリンタコントロールL
SI10に電源を供給している。DC/DCコンバータ
回路4は、DC/DCコンバータ回路3から出力される
+2.5V電源を更に変換して+1.8Vを出力してお
り、CPU9の内部コアに電源を供給している。
電源(100V)から変換して供給しており、コントロ
ーラボードへは+3.3V電源を供給している。電源供
給制御回路2は、PSU1から供給される+3.3V電
源を必要に応じてパワーリレー,パワーMOSFET等
でON/OFFして各デバイスへの供給を制御してい
る。DC/DCコンバータ回路3は、電源供給制御回路
2から供給された+3.3V電源を変換して+2.5Vを
出力しており、CPU9またはプリンタコントロールL
SI10に電源を供給している。DC/DCコンバータ
回路4は、DC/DCコンバータ回路3から出力される
+2.5V電源を更に変換して+1.8Vを出力してお
り、CPU9の内部コアに電源を供給している。
【0010】NVRAM5は、印刷のログ等のユーザー
情報が登録されているメモリである。FLASH−RO
M6は、コントローラボードを制御するためのファーム
ウェアが格納されており、パフォーマンスをあげるため
に、ファームウェアは、通常、電源立ち上げ時に、より
高速で動作するSDRAM11にデータが転送され、そ
の後はSDRAM11上でプログラムが実行されるよう
になる。FONT−ROM7には、印字に必要なフォン
トのデータが保存されており、必要に応じてリードされ
る。
情報が登録されているメモリである。FLASH−RO
M6は、コントローラボードを制御するためのファーム
ウェアが格納されており、パフォーマンスをあげるため
に、ファームウェアは、通常、電源立ち上げ時に、より
高速で動作するSDRAM11にデータが転送され、そ
の後はSDRAM11上でプログラムが実行されるよう
になる。FONT−ROM7には、印字に必要なフォン
トのデータが保存されており、必要に応じてリードされ
る。
【0011】CPU/SDRAMクロック制御回路8
は、動作モードに応じてCPU9,SDRAM11への
供給クロック周波数,CPU内部動作クロックの設定を
行っており、各モード毎に、最適な設定がなされる。C
PU/SDRAM供給クロック周波数は、クロックジェ
ネレータの設定端子を制御回路の入出力ポートに接続
し、H/Lのどちらかに制御することで行っており、C
PU内部動作クロックは、動作モード移行時にCPUコ
ンフィグ用EEPROMにデータを設定してCPUにリ
セットをかけることによって動作周波数の変更を行って
いる。
は、動作モードに応じてCPU9,SDRAM11への
供給クロック周波数,CPU内部動作クロックの設定を
行っており、各モード毎に、最適な設定がなされる。C
PU/SDRAM供給クロック周波数は、クロックジェ
ネレータの設定端子を制御回路の入出力ポートに接続
し、H/Lのどちらかに制御することで行っており、C
PU内部動作クロックは、動作モード移行時にCPUコ
ンフィグ用EEPROMにデータを設定してCPUにリ
セットをかけることによって動作周波数の変更を行って
いる。
【0012】CPU9は、コントローラボードのシステ
ムを制御しており、内部動作周波数等のイニシャライズ
は、CPUリセット解除後、EEPROMよりコンフィ
グデータを読み込むことで設定を行っている。プリンタ
コントロールLSI10は、CPU−I/F,SDRA
M−I/F,ENGINE−I/F,NETWORK−
I/F,ローカルバスI/F,割込み制御,セントロニ
クスI/F,VIDEO−DMA制御等の機能を内蔵し
ている。
ムを制御しており、内部動作周波数等のイニシャライズ
は、CPUリセット解除後、EEPROMよりコンフィ
グデータを読み込むことで設定を行っている。プリンタ
コントロールLSI10は、CPU−I/F,SDRA
M−I/F,ENGINE−I/F,NETWORK−
I/F,ローカルバスI/F,割込み制御,セントロニ
クスI/F,VIDEO−DMA制御等の機能を内蔵し
ている。
【0013】SDRAM11は、ホストPCから送られ
てくるコマンドからの画像データの描画,ファームウェ
アの実行を行っている。データバスは100MHzにな
っており、高速なデータアクセスが可能となっている。
SDRAMパワーダウン制御回路12は、待機時等でS
DRAM11が使用されていない状態を検知してSDR
AM11のCKE端子をH(ハイ)からL(ロー)に
し、SDRAM11をパワーダウンモードに移行させて
消費電力を抑えている。ENGINE−I/F13は、
プリンタコントロールLSI10のビデオ端子と外部の
プリンタエンジン22とのレベル変換を行っており、プ
リンタエンジン22側のレベルが+5Vの場合には、プ
リンタコントロールLSI10の出力を+3V→+5
V、入力を+5V→+3Vへのレベル変換、および、ゲ
ートの制御を行っている。
てくるコマンドからの画像データの描画,ファームウェ
アの実行を行っている。データバスは100MHzにな
っており、高速なデータアクセスが可能となっている。
SDRAMパワーダウン制御回路12は、待機時等でS
DRAM11が使用されていない状態を検知してSDR
AM11のCKE端子をH(ハイ)からL(ロー)に
し、SDRAM11をパワーダウンモードに移行させて
消費電力を抑えている。ENGINE−I/F13は、
プリンタコントロールLSI10のビデオ端子と外部の
プリンタエンジン22とのレベル変換を行っており、プ
リンタエンジン22側のレベルが+5Vの場合には、プ
リンタコントロールLSI10の出力を+3V→+5
V、入力を+5V→+3Vへのレベル変換、および、ゲ
ートの制御を行っている。
【0014】データ着呼検出回路14は、セントロニク
スI/F16からデータの受信があった場合、および、
NETWORK−I/F回路15からデータの受信があ
った場合に、検出フラグを立て、セントロニクスI/F
16からの受信時は、ホストPCからのStrobe信
号がLになることを検出して、Busy,Ack信号を
ホスト側に出力している。受信したデータは、ゲートア
レイ内のレジスタに保持され、レジスタ内のデータがF
ULLになると、Busy状態をホストPC側に通知し
てCPU9,プリンタコントロールLSI10が復帰す
るのを待っている。また、NETWORK−I/F回路
15からデータを受信した場合には、NETWORK−
I/F回路15からデータ着呼検出回路14内の特定レ
ジスタにアクセスしてもらい、データ受信のフラグを立
てることによってデータ受信検出を行っている。
スI/F16からデータの受信があった場合、および、
NETWORK−I/F回路15からデータの受信があ
った場合に、検出フラグを立て、セントロニクスI/F
16からの受信時は、ホストPCからのStrobe信
号がLになることを検出して、Busy,Ack信号を
ホスト側に出力している。受信したデータは、ゲートア
レイ内のレジスタに保持され、レジスタ内のデータがF
ULLになると、Busy状態をホストPC側に通知し
てCPU9,プリンタコントロールLSI10が復帰す
るのを待っている。また、NETWORK−I/F回路
15からデータを受信した場合には、NETWORK−
I/F回路15からデータ着呼検出回路14内の特定レ
ジスタにアクセスしてもらい、データ受信のフラグを立
てることによってデータ受信検出を行っている。
【0015】NETWORK−I/F回路15は、PH
Yチップ,ファームウェア格納EEPROM,トランス
等で構成されており、装置とLANとの接続を可能とし
ている。セントロニクスI/F16は、ホストPCとプ
リンタコントロールLSI10およびデータ着呼検出回
路14との信号のレベル変換を行っている。尚、17は
LANに接続するためのネットワークハブで、18〜2
0はLANに接続されているホストPCである。
Yチップ,ファームウェア格納EEPROM,トランス
等で構成されており、装置とLANとの接続を可能とし
ている。セントロニクスI/F16は、ホストPCとプ
リンタコントロールLSI10およびデータ着呼検出回
路14との信号のレベル変換を行っている。尚、17は
LANに接続するためのネットワークハブで、18〜2
0はLANに接続されているホストPCである。
【0016】電源投入時、まず、PSU1からコントロ
ーラボードに+3.3V電源が供給され、電源供給制御
回路2は、スイッチONにして供給された電源をそのま
ま各デバイスに供給する。更に、DC/DCコンバータ
回路3およびDC/DCコンバータ回路4で、それぞれ
+2.5Vおよび+1.8Vが生成され、システムが起動
する。プリンタコントロールLSI10がまず最初に立
ち上がり、立ち上げシーケンスにより、CPU9および
各デバイスのリセットが解除されて動作が行なわれる。
CPU9が動作すると、まず最初にベクターアドレスが
呼び出されるが、その領域は、FLASH−ROM6に
アサインされているので、FLASH−ROM6に格納
されているファームウェアが実行される。
ーラボードに+3.3V電源が供給され、電源供給制御
回路2は、スイッチONにして供給された電源をそのま
ま各デバイスに供給する。更に、DC/DCコンバータ
回路3およびDC/DCコンバータ回路4で、それぞれ
+2.5Vおよび+1.8Vが生成され、システムが起動
する。プリンタコントロールLSI10がまず最初に立
ち上がり、立ち上げシーケンスにより、CPU9および
各デバイスのリセットが解除されて動作が行なわれる。
CPU9が動作すると、まず最初にベクターアドレスが
呼び出されるが、その領域は、FLASH−ROM6に
アサインされているので、FLASH−ROM6に格納
されているファームウェアが実行される。
【0017】ファームウェアには、FLASH−ROM
6の内容をSDRAM11に転送するプログラムが組ま
れており、データの転送が行われ、転送終了後は、SD
RAM11にてプログラムが実行されるようになる。た
だ、待機時のように、特に負荷がかからないような場合
には、わざわざ、デバイスの消費電力が大きいSDRA
M11で実行させる必要はないため、本発明では、一
応、SDRAM11にもデータをコピーしておき、待機
時は、FLASH−ROM6にアクセスするように制御
する。また、消費電力を極力抑えるために、SDRAM
11の領域にはアクセスしないようにプログラムを組
み、SDRAMパワーダウン制御回路12にて、SDR
AM11をパワーダウンに移行させてSDRAM11が
動作しないように設定する。SDRAM領域にアクセス
したい場合には、SDRAMパワーダウン制御回路12
の回路のパワーダウンレジスタにアクセスしてフラグを
落とすことによってパワーダウンの解除を行う。
6の内容をSDRAM11に転送するプログラムが組ま
れており、データの転送が行われ、転送終了後は、SD
RAM11にてプログラムが実行されるようになる。た
だ、待機時のように、特に負荷がかからないような場合
には、わざわざ、デバイスの消費電力が大きいSDRA
M11で実行させる必要はないため、本発明では、一
応、SDRAM11にもデータをコピーしておき、待機
時は、FLASH−ROM6にアクセスするように制御
する。また、消費電力を極力抑えるために、SDRAM
11の領域にはアクセスしないようにプログラムを組
み、SDRAMパワーダウン制御回路12にて、SDR
AM11をパワーダウンに移行させてSDRAM11が
動作しないように設定する。SDRAM領域にアクセス
したい場合には、SDRAMパワーダウン制御回路12
の回路のパワーダウンレジスタにアクセスしてフラグを
落とすことによってパワーダウンの解除を行う。
【0018】また、システムの設定により、印刷動作モ
ードにおいて高速優先モードと省エネ優先モードの選択
をすることができ、高速優先の場合には、システムで最
高パフォーマンスが出せるように、CPU/SDRAM
クロック制御回路8にて、CPU9,SDRAM11へ
の供給クロックは最大のものを設定し、また、CPU9
の内部動作周波数についても、そのCPU9が可能な最
大周波数に設定する。省エネ優先の場合には、CPU/
SDRAMクロック制御回路8にて、CPU9,SDR
AM11への供給クロックは最低のものを設定し、ま
た、CPU9の内部動作周波数についても、最小周波数
に設定する。モードの変更時は、自己リセットをかける
ことにより、CPU9立ち上がりのコンフィグ設定およ
びクロックジェネレータの初期設定を再設定している。
動作途中でのモード変更は不可であり、モード変更時
は、必ず、リセットが入る。
ードにおいて高速優先モードと省エネ優先モードの選択
をすることができ、高速優先の場合には、システムで最
高パフォーマンスが出せるように、CPU/SDRAM
クロック制御回路8にて、CPU9,SDRAM11へ
の供給クロックは最大のものを設定し、また、CPU9
の内部動作周波数についても、そのCPU9が可能な最
大周波数に設定する。省エネ優先の場合には、CPU/
SDRAMクロック制御回路8にて、CPU9,SDR
AM11への供給クロックは最低のものを設定し、ま
た、CPU9の内部動作周波数についても、最小周波数
に設定する。モードの変更時は、自己リセットをかける
ことにより、CPU9立ち上がりのコンフィグ設定およ
びクロックジェネレータの初期設定を再設定している。
動作途中でのモード変更は不可であり、モード変更時
は、必ず、リセットが入る。
【0019】最後に、省エネモード時の動作であるが、
省エネモード時は、極力電源供給を抑えるために、PS
U1から供給される電源のみをONとしておき、電源供
給制御回路2のスイッチをOFFすることにより、CP
U9,プリンタコントロールLSI10,各デバイスへ
の電源供給を停止する。PSU1より電源供給されるの
は、電源供給制御回路2,データ着呼検出回路14,N
ETWORK−I/F回路15とプリンタコントロール
LSI10のNETWORK−I/F回路部分および操
作部LED表示回路,操作部キー取込回路のみであり、
それ以外のデバイスには、電源が供給されない。
省エネモード時は、極力電源供給を抑えるために、PS
U1から供給される電源のみをONとしておき、電源供
給制御回路2のスイッチをOFFすることにより、CP
U9,プリンタコントロールLSI10,各デバイスへ
の電源供給を停止する。PSU1より電源供給されるの
は、電源供給制御回路2,データ着呼検出回路14,N
ETWORK−I/F回路15とプリンタコントロール
LSI10のNETWORK−I/F回路部分および操
作部LED表示回路,操作部キー取込回路のみであり、
それ以外のデバイスには、電源が供給されない。
【0020】省エネモードに移行すると、操作部の省エ
ネLEDが点灯する。省エネモードから復帰するには、
データ着呼検出回路14でデータの着呼を検出した場合
か、もしくは、プリンタコントロールLSI10の操作
部キー取込回路でキー入力を検出した場合のみである。
検出されると、すぐに電源供給制御回路2の電源供給ス
イッチをONにして各デバイスへの電源を供給する。省
エネ時は、ほとんど電力を消費しないロジック回路への
電源供給のみになるので、従来以上の省エネ効果をあげ
ることができる。
ネLEDが点灯する。省エネモードから復帰するには、
データ着呼検出回路14でデータの着呼を検出した場合
か、もしくは、プリンタコントロールLSI10の操作
部キー取込回路でキー入力を検出した場合のみである。
検出されると、すぐに電源供給制御回路2の電源供給ス
イッチをONにして各デバイスへの電源を供給する。省
エネ時は、ほとんど電力を消費しないロジック回路への
電源供給のみになるので、従来以上の省エネ効果をあげ
ることができる。
【0021】図2は、本発明によるプリンタ装置の動作
の一実施例を説明するためのフローチャートで、プリン
タの電源がONされると、PSU1と電源供給制御回路
2の出力がONされる(S1)。CPU/SDRAMク
ロック制御回路8は、動作モードに応じて、CPU9,
SDRAM11への供給クロック周波数とCPU内部動
作クロック周波数を設定する(S2)。待機状態におい
て(S3)、優先モード(高速優先モード,省エネ優先
モード)が変更されたならば(S4のYES)、CPU
9,SDRAM11への供給クロック周波数の設定情報
を書き換え(S9)、CPU内部動作クロック周波数の
設定情報を書き換えた後(S10)、システムリセット
がON(S11)される。CPU9,SDRAM11へ
の供給クロック周波数とCPU内部動作クロック周波数
が設定され(S12)、待機状態に戻る(S3)。
の一実施例を説明するためのフローチャートで、プリン
タの電源がONされると、PSU1と電源供給制御回路
2の出力がONされる(S1)。CPU/SDRAMク
ロック制御回路8は、動作モードに応じて、CPU9,
SDRAM11への供給クロック周波数とCPU内部動
作クロック周波数を設定する(S2)。待機状態におい
て(S3)、優先モード(高速優先モード,省エネ優先
モード)が変更されたならば(S4のYES)、CPU
9,SDRAM11への供給クロック周波数の設定情報
を書き換え(S9)、CPU内部動作クロック周波数の
設定情報を書き換えた後(S10)、システムリセット
がON(S11)される。CPU9,SDRAM11へ
の供給クロック周波数とCPU内部動作クロック周波数
が設定され(S12)、待機状態に戻る(S3)。
【0022】優先モードが変更されなくて(S4のN
O)、省エネモードに移行したならば(S5のYE
S)、電源供給制御回路2からのDC/DCコンバータ
回路3への電源供給がOFFされる(S6)。データを
検出したならば(S7のYES)、電源供給制御回路2
からの電源供給がONされ(S8)、待機状態に戻る
(S3)。
O)、省エネモードに移行したならば(S5のYE
S)、電源供給制御回路2からのDC/DCコンバータ
回路3への電源供給がOFFされる(S6)。データを
検出したならば(S7のYES)、電源供給制御回路2
からの電源供給がONされ(S8)、待機状態に戻る
(S3)。
【0023】
【発明の効果】DC/DCコンバータへの電源供給を制
御する電源供給制御回路により、省エネモード時の電源
を必要最低限に抑えることができるので、従来以上の省
エネ効果をあげることが可能である。
御する電源供給制御回路により、省エネモード時の電源
を必要最低限に抑えることができるので、従来以上の省
エネ効果をあげることが可能である。
【0024】CPU/SDRAMクロック制御回路およ
びSDRAMパワーダウン制御回路により、待機状態に
おいても、より低消費電力のデバイスを使用することが
でき、また、動作周波数を落とすことによって消費電力
を落とすことができるので、従来以上の省エネ効果をあ
げることが可能である。
びSDRAMパワーダウン制御回路により、待機状態に
おいても、より低消費電力のデバイスを使用することが
でき、また、動作周波数を落とすことによって消費電力
を落とすことができるので、従来以上の省エネ効果をあ
げることが可能である。
【0025】データ受信(着呼)検出回路により、省エ
ネモード時に、必要最低限の電源供給のみで動作するこ
とができるので、従来以上の省エネ効果をあげることが
可能である。
ネモード時に、必要最低限の電源供給のみで動作するこ
とができるので、従来以上の省エネ効果をあげることが
可能である。
【図1】 本発明によるプリンタ装置の一実施例を説明
するための装置構成のブロック図である。
するための装置構成のブロック図である。
【図2】 本発明によるプリンタ装置の動作の一実施例
を説明するためのフローチャートである。
を説明するためのフローチャートである。
1…PSU、2…電源供給制御回路、3,4…DC/D
Cコンバータ回路、5…NVRAM、6…FLASH−
ROM、7…FONT−ROM、8…CPU/SDRA
Mクロック制御回路、9…CPU、10…プリンタコン
トロールLSI、11…SDRAM、12…SDRAM
パワーダウン制御回路、13…ENGINE−I/F、
14…データ着呼検出回路、15…NETWORK−I
/F回路、16…セントロニクスI/F、17…ネット
ワークハブ、18,19,20,21…パソコン、22
…プリンタエンジン。
Cコンバータ回路、5…NVRAM、6…FLASH−
ROM、7…FONT−ROM、8…CPU/SDRA
Mクロック制御回路、9…CPU、10…プリンタコン
トロールLSI、11…SDRAM、12…SDRAM
パワーダウン制御回路、13…ENGINE−I/F、
14…データ着呼検出回路、15…NETWORK−I
/F回路、16…セントロニクスI/F、17…ネット
ワークハブ、18,19,20,21…パソコン、22
…プリンタエンジン。
Claims (3)
- 【請求項1】 DC電源をステップダウンして所定のデ
バイスに出力するDC/DCコンバータと、該DC/D
Cコンバータを含む所定のデバイスへの電源の供給を制
御する電源供給制御回路とを有し、省エネモード時に、
前記電源供給制御回路が、前記DC/DCコンバータへ
の電源の供給を遮断することを特徴とするプリンタ装
置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のプリンタ装置におい
て、動作モードに応じてCPUおよびSDRAMへの供
給クロック周波数と前記CPUの内部動作クロック周波
数とを制御するCPU/SDRAMクロック制御回路
と、前記SDRAMの使用状況に応じて該SDRAMの
消費電力を制御するSDRAMパワーダウン制御回路と
を有し、省エネモード時に、前記CPU/SDRAMク
ロック制御回路が、前記CPUおよび前記SDRAMへ
の供給クロック周波数と前記CPUの内部動作クロック
周波数とを最小に設定し、前記SDRAMパワーダウン
制御回路が、前記SDRAMの消費電力を抑えることを
特徴とするプリンタ装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のプリンタ装置
において、データの受信を検出するデータ受信検出回路
を有し、省エネモード時に、データ受信が検出された時
は、前記電源供給制御回路が、前記DC/DCコンバー
タへの電源供給の遮断を解除することを特徴とするプリ
ンタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000177732A JP2001353930A (ja) | 2000-06-14 | 2000-06-14 | プリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000177732A JP2001353930A (ja) | 2000-06-14 | 2000-06-14 | プリンタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001353930A true JP2001353930A (ja) | 2001-12-25 |
JP2001353930A5 JP2001353930A5 (ja) | 2006-03-16 |
Family
ID=18679280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000177732A Withdrawn JP2001353930A (ja) | 2000-06-14 | 2000-06-14 | プリンタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001353930A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006015571A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Fuji Xerox Co Ltd | コントローラ、画像処理装置および電源制御方法 |
JPWO2014087498A1 (ja) * | 2012-12-05 | 2017-01-05 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 |
-
2000
- 2000-06-14 JP JP2000177732A patent/JP2001353930A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006015571A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Fuji Xerox Co Ltd | コントローラ、画像処理装置および電源制御方法 |
JPWO2014087498A1 (ja) * | 2012-12-05 | 2017-01-05 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050222 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060120 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070706 |