JP2001353930A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP2001353930A
JP2001353930A JP2000177732A JP2000177732A JP2001353930A JP 2001353930 A JP2001353930 A JP 2001353930A JP 2000177732 A JP2000177732 A JP 2000177732A JP 2000177732 A JP2000177732 A JP 2000177732A JP 2001353930 A JP2001353930 A JP 2001353930A
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sdram
cpu
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control circuit
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Tamotsu Hosono
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サブCPUを設けず、省エネモード時、DC
/DCコンバータ,メインCPUへの電源供給を止め、
必要最低限の電源供給で待機する。 【解決手段】 省エネモード時は、PSU1から供給さ
れる電源のみをONし、電源供給制御回路2のスイッチ
をOFFにして、DC/DCコンバータ回路3,CPU
9,プリンタコントロールLSI10,各デバイスへの
電源供給を停止する。PSU1より電源供給されるの
は、電源供給制御回路2,データ着呼検出回路14,N
ETWORK−I/F回路15とプリンタコントロール
LSI10のNETWORK−I/F回路部分,操作部
LED表示回路,操作部キー取込回路で、それ以外は電
源が供給されない。復帰するのは、データ着呼検出回路
14でデータの着呼を検出した場合かキー入力を検出し
た場合のみである。省エネ時は、電力をほとんど消費し
ないロジック回路への電源供給のみになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ装置、よ
り詳細には、省エネモードを有するプリンタ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術において、プリンタ装置やファ
クシミリ装置などは、省エネ対策として、メインCPU
およびサブCPUを搭載し、省エネモードに移行した際
には、高速動作で消費電力の大きいメインCPUへの電
源供給を停止し、低速動作で消費電力の小さいサブCP
Uのみに電源を供給することによって省エネを行ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような構成の場合、サブCPUおよび検出に必要な回路
への電源供給は必要であり、更にサブCPUの消費電力
を抑えるためには、低電圧動作で動作速度を遅くする必
要があるが、PSU供給電圧より低電圧の場合には、D
C/DCコンバータ回路での損失が発生することにな
る。
【0004】本発明は、上述のような実情を考慮してな
されたもので、サブCPUを設けず、DC/DCコンバ
ータ回路への電源供給を遮断し、メインCPUへの電源
供給も止めることによって必要最低限の電源供給でのシ
ステムの駆動が可能で、また、動作モードによってデー
タアクセス領域およびクロック制御を変えることによっ
て待機時にも従来以上の省エネ効果をあげることが可能
なプリンタ装置を提供することを目的としてなされたも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、DC
電源をステップダウンして所定のデバイスに出力するD
C/DCコンバータと、該DC/DCコンバータを含む
所定のデバイスへの電源の供給を制御する電源供給制御
回路とを有し、省エネモード時に、前記電源供給制御回
路が、前記DC/DCコンバータへの電源の供給を遮断
することを特徴としたものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、動作モードに応じてCPUおよびSDRAMへの供
給クロック周波数と前記CPUの内部動作クロック周波
数とを制御するCPU/SDRAMクロック制御回路
と、前記SDRAMの使用状況に応じて該SDRAMの
消費電力を制御するSDRAMパワーダウン制御回路と
を有し、省エネモード時に、前記CPU/SDRAMク
ロック制御回路が、前記CPUおよび前記SDRAMへ
の供給クロック周波数と前記CPUの内部動作クロック
周波数とを最小に設定し、前記SDRAMパワーダウン
制御回路が、前記SDRAMの消費電力を抑えることを
特徴としたものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において、データの受信を検出するデータ受信検出回
路を有し、省エネモード時に、データ受信が検出された
時は、前記電源供給制御回路が、前記DC/DCコンバ
ータへの電源供給の遮断を解除することを特徴としたも
のである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるプリンタ装
置の一実施例を説明するための装置構成のブロック図
で、図中、1はPSU(電力供給ユニット)、2は電源
供給制御回路、3,4はDC/DCコンバータ回路、5
はNVRAM、6はFLASH−ROM、7はFONT
−ROM、8はCPU/SDRAMクロック制御回路、
9はCPU、10はプリンタコントロールLSI、11
はSDRAM、12はSDRAMパワーダウン制御回
路、13はENGINE−I/F、14はデータ着呼検
出回路、15はNETWORK−I/F回路、16はセ
ントロニクスI/F、17はネットワークハブ、18,
19,20,21はパソコン、22はプリンタエンジン
である。
【0009】PSU1は、機器に必要なDC電源を商用
電源(100V)から変換して供給しており、コントロ
ーラボードへは+3.3V電源を供給している。電源供
給制御回路2は、PSU1から供給される+3.3V電
源を必要に応じてパワーリレー,パワーMOSFET等
でON/OFFして各デバイスへの供給を制御してい
る。DC/DCコンバータ回路3は、電源供給制御回路
2から供給された+3.3V電源を変換して+2.5Vを
出力しており、CPU9またはプリンタコントロールL
SI10に電源を供給している。DC/DCコンバータ
回路4は、DC/DCコンバータ回路3から出力される
+2.5V電源を更に変換して+1.8Vを出力してお
り、CPU9の内部コアに電源を供給している。
【0010】NVRAM5は、印刷のログ等のユーザー
情報が登録されているメモリである。FLASH−RO
M6は、コントローラボードを制御するためのファーム
ウェアが格納されており、パフォーマンスをあげるため
に、ファームウェアは、通常、電源立ち上げ時に、より
高速で動作するSDRAM11にデータが転送され、そ
の後はSDRAM11上でプログラムが実行されるよう
になる。FONT−ROM7には、印字に必要なフォン
トのデータが保存されており、必要に応じてリードされ
る。
【0011】CPU/SDRAMクロック制御回路8
は、動作モードに応じてCPU9,SDRAM11への
供給クロック周波数,CPU内部動作クロックの設定を
行っており、各モード毎に、最適な設定がなされる。C
PU/SDRAM供給クロック周波数は、クロックジェ
ネレータの設定端子を制御回路の入出力ポートに接続
し、H/Lのどちらかに制御することで行っており、C
PU内部動作クロックは、動作モード移行時にCPUコ
ンフィグ用EEPROMにデータを設定してCPUにリ
セットをかけることによって動作周波数の変更を行って
いる。
【0012】CPU9は、コントローラボードのシステ
ムを制御しており、内部動作周波数等のイニシャライズ
は、CPUリセット解除後、EEPROMよりコンフィ
グデータを読み込むことで設定を行っている。プリンタ
コントロールLSI10は、CPU−I/F,SDRA
M−I/F,ENGINE−I/F,NETWORK−
I/F,ローカルバスI/F,割込み制御,セントロニ
クスI/F,VIDEO−DMA制御等の機能を内蔵し
ている。
【0013】SDRAM11は、ホストPCから送られ
てくるコマンドからの画像データの描画,ファームウェ
アの実行を行っている。データバスは100MHzにな
っており、高速なデータアクセスが可能となっている。
SDRAMパワーダウン制御回路12は、待機時等でS
DRAM11が使用されていない状態を検知してSDR
AM11のCKE端子をH(ハイ)からL(ロー)に
し、SDRAM11をパワーダウンモードに移行させて
消費電力を抑えている。ENGINE−I/F13は、
プリンタコントロールLSI10のビデオ端子と外部の
プリンタエンジン22とのレベル変換を行っており、プ
リンタエンジン22側のレベルが+5Vの場合には、プ
リンタコントロールLSI10の出力を+3V→+5
V、入力を+5V→+3Vへのレベル変換、および、ゲ
ートの制御を行っている。
【0014】データ着呼検出回路14は、セントロニク
スI/F16からデータの受信があった場合、および、
NETWORK−I/F回路15からデータの受信があ
った場合に、検出フラグを立て、セントロニクスI/F
16からの受信時は、ホストPCからのStrobe信
号がLになることを検出して、Busy,Ack信号を
ホスト側に出力している。受信したデータは、ゲートア
レイ内のレジスタに保持され、レジスタ内のデータがF
ULLになると、Busy状態をホストPC側に通知し
てCPU9,プリンタコントロールLSI10が復帰す
るのを待っている。また、NETWORK−I/F回路
15からデータを受信した場合には、NETWORK−
I/F回路15からデータ着呼検出回路14内の特定レ
ジスタにアクセスしてもらい、データ受信のフラグを立
てることによってデータ受信検出を行っている。
【0015】NETWORK−I/F回路15は、PH
Yチップ,ファームウェア格納EEPROM,トランス
等で構成されており、装置とLANとの接続を可能とし
ている。セントロニクスI/F16は、ホストPCとプ
リンタコントロールLSI10およびデータ着呼検出回
路14との信号のレベル変換を行っている。尚、17は
LANに接続するためのネットワークハブで、18〜2
0はLANに接続されているホストPCである。
【0016】電源投入時、まず、PSU1からコントロ
ーラボードに+3.3V電源が供給され、電源供給制御
回路2は、スイッチONにして供給された電源をそのま
ま各デバイスに供給する。更に、DC/DCコンバータ
回路3およびDC/DCコンバータ回路4で、それぞれ
+2.5Vおよび+1.8Vが生成され、システムが起動
する。プリンタコントロールLSI10がまず最初に立
ち上がり、立ち上げシーケンスにより、CPU9および
各デバイスのリセットが解除されて動作が行なわれる。
CPU9が動作すると、まず最初にベクターアドレスが
呼び出されるが、その領域は、FLASH−ROM6に
アサインされているので、FLASH−ROM6に格納
されているファームウェアが実行される。
【0017】ファームウェアには、FLASH−ROM
6の内容をSDRAM11に転送するプログラムが組ま
れており、データの転送が行われ、転送終了後は、SD
RAM11にてプログラムが実行されるようになる。た
だ、待機時のように、特に負荷がかからないような場合
には、わざわざ、デバイスの消費電力が大きいSDRA
M11で実行させる必要はないため、本発明では、一
応、SDRAM11にもデータをコピーしておき、待機
時は、FLASH−ROM6にアクセスするように制御
する。また、消費電力を極力抑えるために、SDRAM
11の領域にはアクセスしないようにプログラムを組
み、SDRAMパワーダウン制御回路12にて、SDR
AM11をパワーダウンに移行させてSDRAM11が
動作しないように設定する。SDRAM領域にアクセス
したい場合には、SDRAMパワーダウン制御回路12
の回路のパワーダウンレジスタにアクセスしてフラグを
落とすことによってパワーダウンの解除を行う。
【0018】また、システムの設定により、印刷動作モ
ードにおいて高速優先モードと省エネ優先モードの選択
をすることができ、高速優先の場合には、システムで最
高パフォーマンスが出せるように、CPU/SDRAM
クロック制御回路8にて、CPU9,SDRAM11へ
の供給クロックは最大のものを設定し、また、CPU9
の内部動作周波数についても、そのCPU9が可能な最
大周波数に設定する。省エネ優先の場合には、CPU/
SDRAMクロック制御回路8にて、CPU9,SDR
AM11への供給クロックは最低のものを設定し、ま
た、CPU9の内部動作周波数についても、最小周波数
に設定する。モードの変更時は、自己リセットをかける
ことにより、CPU9立ち上がりのコンフィグ設定およ
びクロックジェネレータの初期設定を再設定している。
動作途中でのモード変更は不可であり、モード変更時
は、必ず、リセットが入る。
【0019】最後に、省エネモード時の動作であるが、
省エネモード時は、極力電源供給を抑えるために、PS
U1から供給される電源のみをONとしておき、電源供
給制御回路2のスイッチをOFFすることにより、CP
U9,プリンタコントロールLSI10,各デバイスへ
の電源供給を停止する。PSU1より電源供給されるの
は、電源供給制御回路2,データ着呼検出回路14,N
ETWORK−I/F回路15とプリンタコントロール
LSI10のNETWORK−I/F回路部分および操
作部LED表示回路,操作部キー取込回路のみであり、
それ以外のデバイスには、電源が供給されない。
【0020】省エネモードに移行すると、操作部の省エ
ネLEDが点灯する。省エネモードから復帰するには、
データ着呼検出回路14でデータの着呼を検出した場合
か、もしくは、プリンタコントロールLSI10の操作
部キー取込回路でキー入力を検出した場合のみである。
検出されると、すぐに電源供給制御回路2の電源供給ス
イッチをONにして各デバイスへの電源を供給する。省
エネ時は、ほとんど電力を消費しないロジック回路への
電源供給のみになるので、従来以上の省エネ効果をあげ
ることができる。
【0021】図2は、本発明によるプリンタ装置の動作
の一実施例を説明するためのフローチャートで、プリン
タの電源がONされると、PSU1と電源供給制御回路
2の出力がONされる(S1)。CPU/SDRAMク
ロック制御回路8は、動作モードに応じて、CPU9,
SDRAM11への供給クロック周波数とCPU内部動
作クロック周波数を設定する(S2)。待機状態におい
て(S3)、優先モード(高速優先モード,省エネ優先
モード)が変更されたならば(S4のYES)、CPU
9,SDRAM11への供給クロック周波数の設定情報
を書き換え(S9)、CPU内部動作クロック周波数の
設定情報を書き換えた後(S10)、システムリセット
がON(S11)される。CPU9,SDRAM11へ
の供給クロック周波数とCPU内部動作クロック周波数
が設定され(S12)、待機状態に戻る(S3)。
【0022】優先モードが変更されなくて(S4のN
O)、省エネモードに移行したならば(S5のYE
S)、電源供給制御回路2からのDC/DCコンバータ
回路3への電源供給がOFFされる(S6)。データを
検出したならば(S7のYES)、電源供給制御回路2
からの電源供給がONされ(S8)、待機状態に戻る
(S3)。
【0023】
【発明の効果】DC/DCコンバータへの電源供給を制
御する電源供給制御回路により、省エネモード時の電源
を必要最低限に抑えることができるので、従来以上の省
エネ効果をあげることが可能である。
【0024】CPU/SDRAMクロック制御回路およ
びSDRAMパワーダウン制御回路により、待機状態に
おいても、より低消費電力のデバイスを使用することが
でき、また、動作周波数を落とすことによって消費電力
を落とすことができるので、従来以上の省エネ効果をあ
げることが可能である。
【0025】データ受信(着呼)検出回路により、省エ
ネモード時に、必要最低限の電源供給のみで動作するこ
とができるので、従来以上の省エネ効果をあげることが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるプリンタ装置の一実施例を説明
するための装置構成のブロック図である。
【図2】 本発明によるプリンタ装置の動作の一実施例
を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…PSU、2…電源供給制御回路、3,4…DC/D
Cコンバータ回路、5…NVRAM、6…FLASH−
ROM、7…FONT−ROM、8…CPU/SDRA
Mクロック制御回路、9…CPU、10…プリンタコン
トロールLSI、11…SDRAM、12…SDRAM
パワーダウン制御回路、13…ENGINE−I/F、
14…データ着呼検出回路、15…NETWORK−I
/F回路、16…セントロニクスI/F、17…ネット
ワークハブ、18,19,20,21…パソコン、22
…プリンタエンジン。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DC電源をステップダウンして所定のデ
    バイスに出力するDC/DCコンバータと、該DC/D
    Cコンバータを含む所定のデバイスへの電源の供給を制
    御する電源供給制御回路とを有し、省エネモード時に、
    前記電源供給制御回路が、前記DC/DCコンバータへ
    の電源の供給を遮断することを特徴とするプリンタ装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプリンタ装置におい
    て、動作モードに応じてCPUおよびSDRAMへの供
    給クロック周波数と前記CPUの内部動作クロック周波
    数とを制御するCPU/SDRAMクロック制御回路
    と、前記SDRAMの使用状況に応じて該SDRAMの
    消費電力を制御するSDRAMパワーダウン制御回路と
    を有し、省エネモード時に、前記CPU/SDRAMク
    ロック制御回路が、前記CPUおよび前記SDRAMへ
    の供給クロック周波数と前記CPUの内部動作クロック
    周波数とを最小に設定し、前記SDRAMパワーダウン
    制御回路が、前記SDRAMの消費電力を抑えることを
    特徴とするプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のプリンタ装置
    において、データの受信を検出するデータ受信検出回路
    を有し、省エネモード時に、データ受信が検出された時
    は、前記電源供給制御回路が、前記DC/DCコンバー
    タへの電源供給の遮断を解除することを特徴とするプリ
    ンタ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006015571A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Fuji Xerox Co Ltd コントローラ、画像処理装置および電源制御方法
JPWO2014087498A1 (ja) * 2012-12-05 2017-01-05 キヤノン株式会社 画像形成装置および画像形成装置の制御方法

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