JP2001353632A - インデックステーブル - Google Patents
インデックステーブルInfo
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- JP2001353632A JP2001353632A JP2000180318A JP2000180318A JP2001353632A JP 2001353632 A JP2001353632 A JP 2001353632A JP 2000180318 A JP2000180318 A JP 2000180318A JP 2000180318 A JP2000180318 A JP 2000180318A JP 2001353632 A JP2001353632 A JP 2001353632A
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Abstract
で、分配軸及び分配筒を上方へ抜き取り、ロータリジョ
イントのメンテナンスを短時間で容易に行う。 【解決手段】 ベース1の下面開口部5に閉塞部材8を
設け、これに筒形回転軸12の下端を支持する。回転軸
12の上端にテーブル13を固定し、テーブル13に分
配筒18を上方へ取り出す開口部15を形成する。分配
筒18を回転軸12の内側に挿入し、通しボルト19で
閉塞部材8に上方から締め付ける。分配筒18の内側に
分配軸20を挿入し、その下端を閉塞部材8に支持す
る。分配軸20の上端に開口部15を閉じる閉鎖部22
を形成し、閉鎖部22をボルト23でテーブル13に上
方から締め付ける。分配筒18の縦孔25及び内周溝2
6と分配軸20の縦孔31とによりロータリジョイント
を構成する。
Description
られるインデックステーブルに関するものである。
として、特許第2930889号公報及び実公平6−3
9864号公報に開示された技術が知られている。前者
のインデックステーブルは、図3に示すように、テーブ
ル56の下側に筒形の回転軸50を一体形成し、回転軸
50の内側に分配筒52を下側から挿入してボルト53
でベース51に組み付け、分配筒52の内側に分配軸5
4を挿入し、その上端をボルト55でテーブル56に組
み付け、分配筒52及び分配軸54に設けた流体通路5
7,58によりロータリジョイントを構成している。
4に示すように、ベース61に分配軸62を下側から挿
入してボルト63で組み付け、分配軸62の外側に分配
筒64を挿入し、その上端をボルト65でテーブル66
の下面に組み付け、分配筒64を回転軸として機能さ
せ、分配筒64及び分配軸62に設けた流体通路67,
68によりロータリジョイントを構成している。
デックステーブルによると、分配筒52がベース51に
下側から挿入されているため、分配筒52のOリング5
9の交換等に際し、ベース51を工作機械テーブルから
取り外す面倒があり、ロータリジョイントのメンテナン
スに手間がかかる問題点があった。
と、分配筒64がテーブル66の下面に組み付けられて
いるため、分配筒64のOリング69の交換等に際し、
テーブル66をベース61から取り外す必要があり、こ
の場合も、ロータリジョイントのメンテナンスに手間が
かかる問題点があった。
ブルを組み付けたままの状態で、ロータリジョイントの
メンテナンスを短時間で容易に行うことができるインデ
ックステーブルを提供することにある。
めに、本発明のインデックステーブルは、テーブルの下
側に筒形の回転軸を設け、回転軸をベースに支持し、回
転軸の内側に分配筒を挿入し、分配筒をベース又はテー
ブルの一方に上方からボルト締めし、分配筒の内側に分
配軸を挿入し、分配軸をベース又はテーブルの他方に上
方からボルト締めし、分配筒及び分配軸にロータリジョ
イントを構成する流体通路を設け、テーブルに分配筒を
上方へ取り出す開口部を形成したことを特徴とする。
締めし、分配軸の上部にテーブルの開口部を閉じる閉鎖
部を設け、閉鎖部をテーブルに上方からボルト締めして
もよい。また、分配軸をベースに上方からボルト締め
し、分配筒の上部にテーブルの開口部を閉じる閉鎖部を
設け、閉鎖部をテーブルに上方からボルト締めしてもよ
い。組付精度及び作業性をよくするためには、ベースの
底部に開口部を設け、開口部を閉塞部材で塞ぎ、閉塞部
材に回転軸、分配筒及び分配軸の下端を支持するのが好
ましい。
に基づいて説明する。図1は本発明を工作機械用インデ
ックステーブルに具体化した第一実施形態を示すもので
ある。インデックステーブルのベース1には、これを工
作機械テーブル(図示略)に取り付けるボルト2が設け
られるとともに、空洞部3、上面開口部4及び下面開口
部5が形成されている。空洞部3にはモータ(図示略)
により駆動されるウオーム6が配設され、上面開口部4
には上部軸受7が装着されている。下面開口部5はベー
ス1の底部に設けられ、閉塞部材8で塞がれている。閉
塞部材8はボルト9でベース1に組み付けられ、この部
材8に下部軸受10が装着されている。
上方から挿入され、上部軸受7及び下部軸受10により
垂直軸線の周りで回転可能に支持されている。回転軸1
2の上端には工作物や治具を載せるテーブル13がボル
ト14で組み付けられ、テーブル13の中心部には後述
の分配筒18を上方へ取り出す開口部15が形成されて
いる。また、回転軸12の外周にはウオーム6に噛み合
うウオームホイール16が挿着され、前記モータにより
回転軸12及びテーブル13が一体に回転するようにな
っている。なお、回転軸12を図3に示すようにテーブ
ル13の下側に一体的に設けてもよい。
転可能に挿入されている。分配筒18には通しボルト1
9が上方から貫通され、通しボルト19により分配筒1
8の下端が閉塞部材8に締め付けられている。分配筒1
8の内側には分配軸20が相対回転可能に挿入され、そ
の下端は軸受21を介し閉塞部材8に支持されている。
分配軸20の上端には閉鎖部22が一体形成され、この
閉鎖部22によりテーブル13の開口部15が閉鎖され
ている。そして、閉鎖部22はテーブル13に上方から
ボルト23で締め付けられ、分配軸20がテーブル13
と一体に回転するようになっている。
6とが形成され、各縦孔25の下端は閉塞部材8の通路
27及びベース1の通路28を介し入口29に接続さ
れ、また、隣接する内周溝26はOリング30でシール
されている。分配軸20には内周溝26に連通する複数
の縦孔31が形成され、その上端には出口32が設けら
れている。そして、分配筒18及び分配軸20の流体通
路(25,26,31)によってロータリジョイントが
構成され、エア及び油を固定部であるベース1側から回
転部であるテーブル13側に供給できるようになってい
る。なお、閉塞部材8にはリーク油を排出するドレン孔
33が設けられ、ベース1の上面にはテーブル13に静
圧を作用させる油溜り34が形成されている。
ブルにおいて、分配筒18のOリング30を交換するな
ど、ロータリジョイントのメンテナンスを行う際には、
まず、ボルト23を外し、分配軸20を上方へ抜き取
り、テーブル13の開口部15を開放する。次に、通し
ボルト19を外し、分配筒18を開口部15を通して上
方へ取り出す。こうすれば、ベース1及びテーブル13
を組み付けたままの状態で、分配軸20及び分配筒18
を楽に取り外すことができ、ロータリジョイントのメン
テナンスを短時間で容易に行うことができる。
ルによれば、回転軸12、分配筒18及び分配軸20の
下端がベース1と別体の閉塞部材8に支持されているの
で、ベース1の内面を容易に加工できるとともに、ベー
ス1に対し回転軸12、分配筒18及び分配軸20を精
度よく簡単に組み付けることができる。
ーブルに具体化した第二実施形態を示すものであり、図
1と同一の符号は第一実施形態のインデックステーブル
と同一又は相当する部材を示すものである。このインデ
ックステーブルにおいては、第一実施形態とは逆に、分
配筒18がテーブル13に組み付けられ、分配軸20が
閉塞部材8に組み付けられている。
に挿入され、分配筒18の上端にテーブル13の開口部
15を閉じる閉鎖部22が一体形成され、閉鎖部22は
ボルト23でテーブル13に上方から締め付けられてい
る。分配軸20は分配筒18の内側に相対回転可能に挿
入され、通しボルト19で閉塞部材8に上方から締め付
けられている。なお、この実施形態では、流体の出口3
2が分配筒18側の縦孔25の上端に設けられている。
また、図示例とは異なり、分配軸20を閉塞部材8と一
体に形成してもよい。
13に組み付けられているので、ボルト23を外せば、
分配筒18を単独で上方へ取り出すことができる。その
後、必要に応じ、通しボルト19を外して、分配軸20
を抜き取ることも容易である。従って、この実施形態に
よっても、ベース1及びテーブル13を組み付けたまま
の状態で、ロータリジョイントのメンテナンスを迅速に
行うことができる。
ものではなく、例えば、流体の入口29を閉塞部材8の
下面に開設したり、流体の出口32をテーブル13の上
面に開設したりするなど、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更して実施するこ
とも可能である。
クステーブルによれば、ベース及びテーブルを組み付け
たままの状態で、分配軸及び分配筒を上方へ抜き取っ
て、ロータリジョイントのメンテナンスを短時間で容易
に行うことができるという優れた効果を奏する。
ブルの断面図である。
ブルの断面図である。
る。
である。
2・・回転軸、13・・テーブル、15・・開口部、1
8・・分配筒、19・・通しボルト、20・・分配軸、
22・・閉鎖部、23・・ボルト、25・・縦孔、26
・・内周溝、31・・縦孔。
Claims (4)
- 【請求項1】 テーブルの下側に筒形の回転軸を設け、
回転軸をベースに支持し、回転軸の内側に分配筒を挿入
し、分配筒をベース又はテーブルの一方に上方からボル
ト締めし、分配筒の内側に分配軸を挿入し、分配軸をベ
ース又はテーブルの他方に上方からボルト締めし、分配
筒及び分配軸にロータリジョイントを構成する流体通路
を設け、テーブルに分配筒を上方へ取り出す開口部を形
成したことを特徴とするインデックステーブル。 - 【請求項2】 分配筒をベースに上方からボルト締め
し、分配軸の上部にテーブルの開口部を閉じる閉鎖部を
設け、閉鎖部をテーブルに上方からボルト締めした請求
項1記載のインデックステーブル。 - 【請求項3】 分配軸をベースに上方からボルト締め
し、分配筒の上部にテーブルの開口部を閉じる閉鎖部を
設け、閉鎖部をテーブルに上方からボルト締めした請求
項1記載のインデックステーブル。 - 【請求項4】 ベースの底部に開口部を設け、開口部を
閉塞部材で塞ぎ、閉塞部材に回転軸、分配筒及び分配軸
の下端を支持した請求項1〜3記載のインデックステー
ブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000180318A JP4465820B2 (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | インデックステーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000180318A JP4465820B2 (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | インデックステーブル |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001353632A true JP2001353632A (ja) | 2001-12-25 |
JP2001353632A5 JP2001353632A5 (ja) | 2007-05-31 |
JP4465820B2 JP4465820B2 (ja) | 2010-05-26 |
Family
ID=18681444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000180318A Expired - Fee Related JP4465820B2 (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | インデックステーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4465820B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014161995A (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-08 | Kitagawa Iron Works Co Ltd | 回転テーブル装置 |
JP2020151777A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | コマツNtc株式会社 | ワーク支持装置 |
CN113263335A (zh) * | 2021-06-10 | 2021-08-17 | 苏州群志机械设备有限公司 | 一种数控转台 |
-
2000
- 2000-06-15 JP JP2000180318A patent/JP4465820B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020151777A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | コマツNtc株式会社 | ワーク支持装置 |
WO2020189613A1 (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | コマツNtc株式会社 | ワーク支持装置 |
CN113453844A (zh) * | 2019-03-18 | 2021-09-28 | 小松Ntc株式会社 | 工件支撑装置 |
US20220395943A1 (en) * | 2019-03-18 | 2022-12-15 | Komatsu Ntc Ltd. | Workpiece support device |
JP7344658B2 (ja) | 2019-03-18 | 2023-09-14 | コマツNtc株式会社 | ワーク支持装置 |
US11806823B2 (en) * | 2019-03-18 | 2023-11-07 | Komatsu Ntc Ltd. | Workpiece support device |
CN113263335A (zh) * | 2021-06-10 | 2021-08-17 | 苏州群志机械设备有限公司 | 一种数控转台 |
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---|---|
JP4465820B2 (ja) | 2010-05-26 |
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