JP2001353600A - 加圧成形装置 - Google Patents

加圧成形装置

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JP2001353600A
JP2001353600A JP2000175953A JP2000175953A JP2001353600A JP 2001353600 A JP2001353600 A JP 2001353600A JP 2000175953 A JP2000175953 A JP 2000175953A JP 2000175953 A JP2000175953 A JP 2000175953A JP 2001353600 A JP2001353600 A JP 2001353600A
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JP2000175953A
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English (en)
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Takeshi Yatani
武司 八谷
Katsuhide Shiji
勝英 志治
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Inoac Corp
Inoac Elastomer Co Ltd
Original Assignee
Inoue MTP KK
Inoac Corp
Inoac Elastomer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層体の加圧終了後に、トレー部材および該
積層体を弾性押圧部材から確実に分離させ得るようにす
ることで、積層体の生産効率低下および成形品質低下等
を防止する。 【解決手段】 第2加圧部材13に設けた弾性押圧部材
30の当接面32に、常には当接面32から所要量だけ
突出し、第1加圧部材12に保持したトレー部材50の
載置面51が当接した際に、その押圧力により当接面3
2のレベルまで弾性変形する弾性突部45を設ける。積
層体Tの加圧が終了して第1加圧部材12および第2加
圧部材13を離間させた際に、弾性突部45の弾性復帰
作用下に、トレー部材50および積層体Tを弾性押圧部
材30の当接面32から分離させる。弾性押圧部材30
の当接面32には、弾性突部45の周囲に臨む凹部46
が画成され、トレー部材50に押圧された該弾性突部4
5は、該凹部46へ弾性変形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、加圧成形装置に
関し、更に詳細には、第1加圧部材に保持したトレー部
材および第2加圧部材に設けた弾性押圧部材で該トレー
部材に載置した被加圧成形物品を均一に加圧すること
で、シート材が相互に密着した積層体を成形する加圧成
形装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、セラミックス積層体として、積
層セラミックス基板や積層セラミックスコンデンサ等が
知られていると共に広く実施に供されている。このうち
積層セラミックス基板は、複数のセラミックスの薄層お
よび該薄層の間に配線パターンを形成した構造を呈し、
また積層セラミックスコンデンサは、セラミックスの薄
層と薄膜状の内部電極とを交互に積層した構造を呈して
いる。このようなセラミックス積層体は、一面に配線パ
ターンまたは内部電極を印刷形成した複数のセラミック
スグリーンシートを積層した被加圧成形物品を、例えば
特開平2000−79611号公報に開示の加圧成形用
型を使用した加圧成形装置で加圧することにより、各シ
ート材が相互に密着した状態に成形されるようになって
いる。
【0003】前記公報に開示の加圧成形用型は、上面に
おける中央部に被加圧成形物品が載置される第1加圧部
材(下型)と、柔軟性を有する塊状弾性部材(以下「弾性押
圧部材」という)を装着した第2加圧部材(上型)とから構
成されて、前記第1加圧部材の上面に被加圧成型物品を
載置したもとで、該第1加圧部材を前記第2加圧部材に
強制的に近接させることで、該被加圧成型物品を均一に
加圧するようになっている。すなわち被加圧成型物品
は、第1加圧部材の載置面と前記弾性押圧部材の当接面
とで上下から加圧され、これにより各セラミックスグリ
ーンシートが相互に密着してセラミックス積層体を成形
するものである。ここで、前記セラミックスグリーンシ
ートには、前述した如く配線パターンや内部電極が形成
されているため、複数の該シートを積層してなる前記被
加圧成形物品では、厚みが部分的に異なると共に表面に
微妙な凹凸が形成されている。このため前記加圧成形用
型では、第1加圧部材の載置面の平滑度を高めると共
に、柔軟性を有する弾性押圧部材を第2加圧部材に装着
することにより、加圧成形時には該弾性押圧部材が被加
圧成形物品の表面形状に追従変形することで、均一的な
加圧を可能としている。なお、前記被加圧成形物品に対
する加熱温度や加圧力(挟圧力)を高める程に、高品質の
セラミックス積層体を成形し得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記セラミ
ックス積層体の製造ラインでは、前記被加圧成形物品お
よび成形されたセラミックス積層体が、該ラインに沿っ
て移動するトレー部材に載置した状態で移送されるよう
になっている。従って、前記公報に開示の加圧成形用型
を装備した加圧成形装置を、セラミックス積層体の製造
ラインで実施に供する場合は、前記被加圧成形物品を載
置したトレー部材を、前記第1加圧部材の上面に着脱自
在に保持する形態が採られる。このため実際には、前記
トレー部材の載置面の平滑度を高めておき、前記第1加
圧部材および第2加圧部材を強制的に近接させた際に
は、該トレー部材の載置面および前記弾性押圧部材の当
接面で前記被加圧成形物品を均一に加圧することにな
る。このような成形形態にあっても、前記トレー部材の
載置面の平滑度を高めておくことにより、良好なセラミ
ックス積層体の成形は可能である。
【0005】しかしながら、前述したトレー部材を使用
する場合には、次の如き新たな問題が発生していた。す
なわち前記トレー部材の載置面は、少なくとも前記被加
圧成形物品よりも大きく設定されているため、該被加圧
成形物品に接触していない載置面の部分は、前記弾性押
圧部材の当接面と直接的に接触して密着するようにな
る。ところが前記加圧成形用型は、前述した如く、被加
圧成形物品を加熱するために数百℃に加熱保温されると
共に数十トンの加圧力が付与されるから、互いに密着し
た弾性押圧部材とトレー部材とはその密着力がかなり高
まり、加圧終了後に第2加圧部材から第1加圧部材を離
間させても、成形されたセラミックス積層体およびトレ
ー部材が弾性押圧部材の当接面に密着したままとなる不
都合があった。しかも、この密着現象は、加熱温度が高
くなる程に顕著に現れると共に加圧力が高くなる程に顕
著に現れ、換言すると良好な積層体を成形しようとする
程に顕著に現れていた。このため、第2加圧部材(弾性
押圧部材)にセラミックス積層体およびトレー部材が密
着されたままとなった場合は、製造ライン全体を一時的
に停止にして当該トレー部材および積層体の取外し作業
を行なうことになり、生産効率低下を招来する問題が生
ずる。一方、このような不都合を回避するべく加熱温度
や加圧力を低めに設定した場合には、各シート材の圧着
不良による成形不良や層剥離等により不良品の発生率が
高くなってしまう問題が生じてしまう。
【0006】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を好適に解決す
るべく提案されたもので、トレー部材に直接的に接触す
る弾性押圧部材の当接面に、該トレー部材の当接により
弾性変形可能な弾性突部を設けておき、加圧終了後には
前記弾性突部の弾性復帰作用下に、トレー部材および積
層体を弾性押圧部材から分離させ得るよう構成すること
で、積層体の生産効率低下および成形品質低下等を防止
する加圧成形装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決して、所
期の目的を達成するため本発明は、シート材を積層させ
た被加圧成形物品を載置するためのトレー部材を着脱自
在に保持し得る第1加圧部材と、この第1加圧部材に指
向する当接面を備える弾性押圧部材を設けた第2加圧部
材とからなり、これら第1加圧部材および第2加圧部材
を強制的に近接させて、前記トレー部材の載置面および
前記弾性押圧部材の当接面により前記被加圧成形物品を
均一に加圧することで、前記夫々のシート材が相互に密
着した積層体を製造する加圧成形装置において、前記弾
性押圧部材の当接面に、常には該当接面から所要量だけ
突出し、前記トレー部材の載置面が当接した際に、その
押圧力により前記当接面のレベルまで弾性変形する弾性
突部を設け、前記積層体の加圧が終了して前記第1加圧
部材および第2加圧部材を離間させた際に、前記弾性突
部の弾性復帰作用下に、前記トレー部材および積層体を
前記弾性押圧部材の当接面から分離させ得るよう構成し
たことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る加圧成形装置
につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しなが
ら以下説明する。
【0009】
【第1実施例】図5は、本発明の第1実施例に係る加圧
成形装置を、一部破断した状態で示す概略構成図であっ
て、この第1実施例の加圧成形装置10は、図示しない
製造ラインの所要位置に固定された矩形枠体状のフレー
ム11に対し、昇降移動可能に配設された第1加圧部材
としての下型12と、前記フレーム11の内側上方に固
定された第2加圧部材としての上型13とから構成され
ている。
【0010】(下型)前記下型12は、前記フレーム11
の下側に設置された流体圧シリンダ(例えば油圧シリン
ダ)14のロッド14a先端に固定された平面矩形状の
下型本体20を主体とし、前記流体圧シリンダ14をロ
ッド14aが前進するよう制御すれば水平姿勢状態で上
昇して前記上型13へ近接移動し、該流体圧シリンダ1
4をロッド14aが後退するよう制御すれば水平姿勢状
態で下降して前記上型13から離間するようになってい
る。そして下型本体20の上面には、製造ラインに沿っ
て移動する矩形板状のトレー部材50を水平状態で着脱
自在に保持し得る載置部21が形成されていると共に、
該下型本体20の内部には、前記トレー部材50に載置
された被加圧成形物品Sを所定温度に加熱する加熱手段
(図示せず)が埋設されている。なお加熱手段としては、
電熱線ヒータ、熱媒が流通する熱パイプ、熱プレート等
が好適に採用される。またトレー部材50は、前記下型
12が最下位置に停止している際に、図示しない自動ロ
ーダ装置によって載置部21に対して自動的に着脱され
る。
【0011】(トレー部材)前記トレー部材50は、図1
および図5に示す如く、前記被加圧成形物品Sよりも適
宜大きく設定された板状部材であって、該被加圧成形物
品Sを載置するための載置面51が、高い平滑度に形成
されている。前記載置面51の平滑度を具体的に例示す
ると、JISB0601に準拠して測定された「平面度」
は、少なくとも0.04mm以下、可能であれば0.01
mm以下が好ましい。また「表面粗さ」は、少なくとも
0.4μm以下、好ましくは0.1μmとされる。
【0012】(上型)前記上型13は、図示しないボルト
等を利用して前記フレーム11における内側上部に固定
される上型本体25と、この上型本体25の下側に画成
された装着用凹部26に固定され、前記下型12の載置
部21を指向するように装着された弾性押圧部材30と
から構成されている。前記弾性押圧部材30は、例えば
鋼またはアルミニウム等の非鉄金属を材質とする支持プ
レート40に、耐熱接着剤等を利用して全面的に加硫接
着され、前記上型本体25の上方から挿通した取付ボル
ト42をねじ孔41へねじ込むことにより、前記装着用
凹部26に強固に固定される。なお、上型本体25に固
定された前記弾性押圧部材30では、下方を指向した当
接面32と、前記下型12の載置部21にセット保持さ
れるトレー部材50の載置面51とは、水平かつ平行に
対向するように設定されている。
【0013】(弾性押圧部材)そして、第1実施例の加圧
成形装置10における前記弾性押圧部材30は、図1お
よび図2に示す如く、弾性を有する柔軟弾性材料から所
要厚で平面略矩形状に成形された板状本体31を主体と
している。この本体31は、前記トレー部材50の平面
サイズよりも適宜大きく設定され、かつ前記上型本体2
5における枠状垂直壁25aの内周面に密着するサイズ
に設定されている。また本体31の厚みhは、前記装着
用凹部26に収容固定した際に、前記支持プレート40
の厚みを含めて前記枠状垂直壁25aの高さと略同一に
なるように設定されている。ここで弾性押圧部材30の
耐久条件としては、最大耐圧強度が1,200kg/cm
2以上、最大耐熱温度が300℃以上とされるが、これ
ら最大耐圧強度および最大耐熱温度は同時に要求される
ものではない。
【0014】(弾性突部)そして、第1実施例の弾性押圧
部材30では、前記本体31の下面に形成された前記当
接面32に、常には該当接面32から所要量だけ下方へ
突出する複数個(実施例では8個)の円錐状の弾性突部4
5が、該本体31に一体的に形成されている。これら各
弾性突部45は、図1に示す如く、前記トレー部材50
に当接する位置で、かつ該トレー部材50に載置された
前記被加圧成形物品Sに干渉しない位置に設けられてお
り、トレー部材50の前記載置面51が当接した際に、
その押圧力により前記当接面32のレベルまで弾性変形
するようになっている(図3)。そして各弾性突部45
は、トレー部材50の当接により弾性変形すると、元の
突出状態へ形状復帰しようとする復帰弾力が発生し、こ
れが該トレー部材50を弾性押圧部材30から分離させ
るように作用する。従って第1実施例の加圧成形装置1
0では、積層体Tの加圧終了後に前記上型13から下型
12を離間させた際に、夫々の弾性突部45の弾性復帰
作用下に、前記トレー部材50および積層体Tを前記弾
性押圧部材30の当接面32から分離させ得るようにな
っている。
【0015】また、前記弾性押圧部材30における本体
31の当接面32には、前記夫々の弾性突部45毎にそ
の周囲に臨む環状の凹状溝部(凹部)46が画成され、前
記トレー部材50が弾性突部45に当接した際には、該
弾性突部45が隣接する凹状溝部46へ弾性変形する。
しかも、前記弾性突部45において、前記本体31の当
接面32から外側へ突出した突出部分45aの体積は、
該当接面32から内側へ凹設された前記凹状溝部46の
容積と同一乃至やや小さく設定されている。従って、ト
レー部材50が弾性押圧部材30の当接面32に全面的
に密着するようになった場合には、弾性変形した前記弾
性突部45が前記凹状溝部46内へ完全に収容され、当
接面32から全く突出しないように設定されている。ま
た前記当接面32には、夫々の凹状溝部46の端縁部と
本体31の端縁部とを連接する空気案内溝34が形成さ
れており、該本体31にトレー部材50が密着して前記
凹状溝部46へ弾性突部45が収容されるに際し、該凹
状溝部46内に残存する空気を外部へ通出案内し得るよ
うになっている。
【0016】なお、前記弾性押圧部材30は、例えば天
然ゴム、ジエンゴム、オレフィンゴム、アクリルニトリ
ルブタジエンゴム、シリコンゴム、フッ素ゴム、クロロ
スルホン化ポリエチレン、塩素化ポリエチレン、塩素化
ブチルゴム、多硫化ゴム、ウレタンゴム、アクリルゴ
ム、エピクロルヒドリンゴム、ポリプロピレンオキシ
ド、エチレン酢酸ビニル重合体等の特殊合成ゴム、およ
び熱可塑性エラストマ等、適宜の弾性を有する素材が採
用され得る。
【0017】
【第1実施例の作用】前述のように構成された第1実施
例の加圧成形装置10では、本体31の当接面32に弾
性突部45を一体的に成形してなる弾性押圧部材30
を、耐熱接着剤等を利用して前記支持プレート40に全
面的に加硫接着したもとで、取付ボルト42を利用して
上型13における上型本体25の装着用凹部26に固定
する。これにより弾性押圧部材30は、前記下型12に
おける載置部21を指向した状態に装着される。
【0018】そして、製造ラインに設置したもとで、セ
ラミックスグリーンシートを積層してなる被加圧成形物
品Sを載置面51にセットした前記トレー部材50が、
図示しない自動ローダ装置で下型12の載置部21に保
持された後、該下型12の前記加熱手段により被加圧成
形物品Sが所定温度に加熱されたら、前記流体圧シリン
ダ14をロッド14aが前進するよう制御することで、
トレー部材50を保持した下型12が上昇して前記上型
13へ近接移動する。このとき、下型12の載置部21
にセット保持されたトレー部材50は、まず各弾性突部
45の先端に接触し、これにより夫々の弾性突部45
は、該下型12の上昇移動と共に徐々に押圧されて弾性
変形するようになる。
【0019】更に前記下型12が上昇移動すると、先ず
被加圧成形物品Sが前記弾性押圧部材30の当接面32
に当接して密着し、そして適宜後にトレー部材50の載
置面51が該当接面32に当接して密着するようにな
る。このとき変形した前記夫々の弾性突部45は、前記
凹状溝部46内へ完全に収容されるようになり、前記当
接面32から全く突出しないと共に該当接面32の一部
を構成するようになり、図3に示す如く、前記当接面3
2と共にトレー部材50の載置面51に密着するように
なる。
【0020】そして、前記下型12が最上位置へ到来し
て上昇移動が完了した際には、前記流体圧シリンダ14
の付勢力により下型12および上型13に所定の加圧力
が付与され、前記被加圧成形物品Sは、弾性押圧部材3
0の当接面32およびトレー部材50の載置面51によ
り上下から加圧される。このとき、被加圧成形物品Sが
部分的に厚みの差異があったり表面に凹凸があったとし
ても、前記トレー部材50の載置面51が高平滑に形成
されていると共に、前記弾性押圧部材30の当接面32
が被加圧成形物品Sの表面形状に追従するように弾性変
形するので、被加圧成形物品Sはその上下両面が均一に
加圧され、加熱温度および加圧力を適切に設定しておく
ことにより、各セラミックスグリーンシートが相互に密
着したセラミックス積層体Tが好適に成形されるに至
る。
【0021】被加圧成形物品Sを加圧することによりセ
ラミックス積層体Tの成形が完了したら、前記流体圧シ
リンダ14をロッド14aが後退するよう制御すること
により、下型12は下降開始して上型13から徐々に離
間移動するようになり、トレー部材50および成形され
たセラミックス積層体Tに対する加圧が徐々に解除され
る。このとき、各弾性突部45の復帰弾力が前記トレー
部材50を下方へ押圧するように作用するので、この弾
性突部45の弾性復帰作用下に、該トレー部材50が弾
性押圧部材30から分離される。なお、夫々の弾性突部
45の復帰弾力はトレー部材50にのみ作用する(各弾
性突部45はセラミックス積層体Tに接触していないた
め)が、該積層体Tとトレー部材50との密着力が、該
積層体Tと弾性押圧部材30との密着力よりも強いた
め、該セラミックス積層体Tはトレー部材50に密着し
たまま弾性押圧部材30の当接面32から分離する。
【0022】このように第1実施例に係る加圧成形装置
10では、セラミックス積層体Tの成形後に下型12お
よび上型13に対する付勢を解除した際に、弾性押圧部
材30に設けた各弾性突部45の弾性復帰作用下に、ト
レー部材50およびセラミックス積層体Tを該弾性押圧
部材30から確実に分離させることができる。これによ
り、成形後にトレー部材50およびセラミックス積層体
Tが弾性押圧部材30に密着したまま保持されることが
好適に回避され、製造ライン全体の一時停止による生産
効率低下を招来することがない。また、前記加熱手段に
よる加熱温度を上昇させたり、加圧力を上昇させたもと
で成形を行なったとしても、成形後にトレー部材50お
よびセラミックス積層体Tを弾性押圧部材30から確実
に分離させることができ、各シート材の圧着不良や成形
不良および層剥離等が好適に回避されてセラミックス積
層体の品質向上を図り得る。
【0023】また、弾性突部45の周囲に凹状溝部46
を設けておくことにより、トレー部材50の押圧により
変形した弾性突部45はこの凹状溝部46に収容される
ように変形し、成形時に必要以上の復帰弾力が付与され
ない。しかも、当接面32から突出した弾性突部45の
突出部分45aの体積を、前記凹状溝部46の容積と同
一乃至やや小さく設定しておけば、トレー部材50が弾
性押圧部材30の当接面32に全面的に密着する際に
は、変形した弾性突部45は前記凹状溝部46内へ完全
に収容され、両部材30,50の密着を阻害しない。
【0024】
【第2実施例】図6は、本発明の第2実施例に係る加圧
成形装置に実施される弾性押圧部材を示す側断面図であ
る。なお第2実施例の加圧成形装置は、前記第1実施例
と比較して、弾性押圧部材30の形態のみが異なるだけ
であるから、この弾性押圧部材についてのみ図示し、こ
れ以外の部材は同一の符号を付して説明は省略する。
【0025】第2実施例の弾性押圧部材30は、図6に
示す如く、本体31および各弾性突部45を、夫々別体
に形成したものである。すなわち本体31には、前記ト
レー部材50に当接する位置で、かつ該トレー部材50
に載置された前記被加圧成形物品Sに干渉しない位置
に、別体成形された弾性突部45の形状・サイズを前提
とした円形通孔状の設置孔(設置部)33が複数個(実施
例では8個)開設されている。また前記支持プレート4
0には、各設置孔33に対応したボルト挿通孔43が開
設されている。なお、本体31の形状・サイズおよび材
質は、第1実施例の弾性押圧部材30と同一である。
【0026】一方、前記夫々の弾性突部45は、前記設
置孔33に嵌合される円形状の支持部47の端部に小径
部48を介して一体的に成形されている。そして、対応
の設置孔33に嵌合した前記支持部47を、ボルト挿通
孔43に挿通した固定ボルト(固定部材)44で支持プレ
ート40に固定することで、前記弾性突部45は当接面
32から適宜突出するように設定されている。従って、
前記トレー部材50の前記載置面51が当接した際に
は、その押圧力により前記当接面32と同一高さまで弾
性変形し、これにより元の突出状態へ形状復帰しようと
する復帰弾力が発生するので、トレー部材50を付勢す
るようになる。
【0027】また、弾性突部45の周囲には適宜の凹状
溝部49aが画成されると共に、前記小径部48の周囲
には別の空間部49bが画成されており、前記トレー部
材50の載置面51と前記弾性押圧部材30の当接面3
2とが互いに密着した際には、該弾性突部45が前記凹
状溝部49aおよび空間部49bを満たすように弾性変
形する(図7)。しかも、前記弾性突部45において、前
記本体31の当接面32から外側へ突出した突出部分4
5aの体積は、前記凹状溝部49aおよび空間部49b
を合計した容積と同一乃至やや小さく設定されている。
従って、トレー部材50が当接した際には、弾性変形し
た前記弾性突部45が前記凹部49aおよび空間部49
b内へ完全に収容され、当接面32から全く突出しな
い。
【0028】このような弾性押圧部材30を実施した第
2実施例に係る加圧成形装置10では、セラミックス積
層体Tの成形後に下型12および上型13に対する付勢
を解除した際に、弾性押圧部材30に設置した各弾性突
部45の弾性復帰作用下に、トレー部材50およびセラ
ミックス積層体Tを該弾性押圧部材30から確実に分離
させることができる。これにより、成形後にトレー部材
50およびセラミックス積層体Tが弾性押圧部材30に
密着して保持されてしまうことが好適に回避され、製造
ライン全体の一時停止による生産効率低下を招来するこ
とがない。また、前記加熱手段による加熱温度を上昇さ
せたり、加圧力を上昇させたもとで成形を行なったとし
ても、成形後にトレー部材50およびセラミックス積層
体Tを弾性押圧部材30から確実に分離させることがで
き、各シート材の圧着不良や成形不良および層剥離等が
好適に回避されてセラミックス積層体の品質向上を図り
得る。
【0029】なお前記弾性突部45は、本体31と別体
成形されるので、該本体31と同一材質とすることは勿
論、異材質とすることも可能である。例えば、本体31
より硬質の弾性材料から形成した場合には、弾性変形時
の復帰弾力が大きくなるのでトレー部材50に対する押
圧力が増大し、前記本体31より軟質の弾性材料から形
成した場合には、弾性変形時の復帰弾力が小さくなるの
でトレー部材50に対する押圧力が減少する。また、各
設置孔33毎に材質の異なる弾性突部45を設置するこ
とも可能である。
【0030】また、長期間に亘って実施に供されて前記
各弾性突部45が劣化したり損傷した場合には、該弾性
突部45のみを新品と交換可能であるから、ランニング
コストの低減が可能となる。
【0031】
【第2実施例の変更例】図9は、図6に示した第2実施
例の変形例に係る弾性押圧部材30の要部断面図であ
る。この変更例では、弾性突部45を本体31と別体に
形成することを前提としたもとで、該弾性突部45の前
記支持部47の端部に一体的に形成した第1係着部とし
ての係着突片55を、前記支持プレート40に形成した
第2係着部としての係着孔56に係着させることによ
り、当該弾性突部45を設置孔33に設置固定するよう
にしたものである。この変更例の弾性押圧部材30にお
いても、長期間に亘って実施に供されて前記各弾性突部
45が劣化したり損傷した場合には、該弾性突部45の
みを新品と交換可能であるから、ランニングコストの低
減が可能である。
【0032】なお第1実施例では、本体31に一体的に
成形した弾性突部45だけからなる弾性押圧部材30を
示し、また第2実施例では、本体31と別体に成形した
弾性突部45だけからなる弾性押圧部材30を例示した
が、本体31と一体的に形成した弾性突部45および別
体に形成した弾性突部45の両方を混在的に設けた弾性
押圧部材としてもよい。また前記各実施例では、夫々同
一サイズの弾性突部45だけから構成した弾性押圧部材
30を例示したが、位置毎に異なるサイズの弾性突部4
5を設けるようにしてもよい。
【0033】また前記各実施例では、逆三角状の形状と
した弾性突部45を例示したが、この弾性突部45の形
状はこれに限定されるものではなく、成形後にトレー部
材50に対して適切な復帰弾力を付与することを前提と
して、様々な形状に設定し得る。
【0034】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る加圧成
形装置によれば、積層体の加圧が終了して第1加圧部材
および第2加圧部材を離間させた際に、弾性押圧部材に
設けた各弾性突部の弾性復帰作用下に、トレー部材およ
び積層体を該弾性押圧部材の当接面から確実に分離され
得る。これにより、積層体の成形後にトレー部材および
該積層体が弾性押圧部材に密着したまま保持される不都
合が好適に回避され、製造ライン全体の一時停止による
生産効率低下を招来することがない有益な効果を奏す
る。また、被加圧成形物品の加熱温度を上昇させたり、
該加圧成形物品に対する加圧力を上昇させたもとで加圧
成形を行なっても、成形後にトレー部材および積層体を
弾性押圧部材から確実に分離させることができ、積層体
の品質向上を図り得る利点もある。また、弾性突部の周
囲に凹部を設けておくことにより、トレー部材の押圧に
より変形した弾性突部はこの凹部に収容されるように変
形し、成形時に不要な復帰弾力が付与されない。しか
も、当接面から突出した弾性突部の突出部分の体積を、
前記凹部の容積と同一乃至やや小さく設定しておけば、
トレー部材が弾性押圧部材の当接面に全面的に密着する
際には、変形した弾性突部は前記凹部内へ完全に収容さ
れ、両部材の密着を阻害しない。なお、弾性押圧部材と
弾性突部は、一体的に成形してもよいし、夫々を別体に
成形することも可能である。ここで両者を別体成形とし
た場合は、夫々を異なる材質の素材から構成することが
可能となる一方、弾性突部を取外し可能に装着するよう
にしておけば、該弾性突部のみの交換が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る加圧成形装置に実施される弾
性押圧部材を当接面側からみた底面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図2に示す弾性押圧部材およびトレー部材に押
圧力を付与することにより、該トレー部材に載置された
被加圧成形物品を加圧している状態を示す部分断面図で
ある。
【図4】加圧終了後に弾性押圧部材およびトレー部材を
離間させた際に、弾性突部の弾性復帰作用下に、トレー
部材および積層体を弾性押圧部材の当接面から分離させ
た状態を示す部分断面図である。
【図5】図1に示した押圧弾性部材を装着した第1実施
例の加圧成形装置を、一部破断して示す概略構成図であ
る。
【図6】第2実施例に係る加圧成形装置に実施される弾
性押圧部材の側断面図である。
【図7】図6に示す弾性押圧部材およびトレー部材に押
圧力を付与することにより、該トレー部材に載置された
被加圧成形物品を加圧している状態を示す部分断面図で
ある。
【図8】加圧終了後に弾性押圧部材およびトレー部材を
離間させた際に、弾性突部の弾性復帰作用下に、トレー
部材および積層体を弾性押圧部材の当接面から分離させ
た状態を示す部分断面図である。
【図9】第2実施例の変更例に係る弾性押圧部材の弾性
突部を示す部分断面図である。
【符号の説明】
12 第1加圧部材(下型) 13 第2加圧部材(上型) 30 弾性押圧部材 32 当接面 33 設置孔(設置部) 44 固定ボルト(固定部材) 45 弾性突部 45a 突出部分 46 凹状溝部 49a 凹状溝部 49b 空間部 50 トレー部材 51 載置面 55 係着突片(第1係着部) 56 係着孔(第2係着部) S 被加圧成形物品 T 積層体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志治 勝英 岐阜県揖斐郡池田町本郷680番地 イノア ックエラストマー株式会社内 Fターム(参考) 4E090 AA01 AA08 AB01 CA01 DA02 DA03 HA10 4G054 AA05 AB01 AC04 BA02 BA45 BA74 4G055 AA08 AB01 AC01 AC09 BA22 5E001 AB03 AH05 5E082 AB03 BC40 MM12 MM22

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材を積層させた被加圧成形物品
    (S)を載置するためのトレー部材(50)を着脱自在に保持
    し得る第1加圧部材(12)と、この第1加圧部材(12)に指
    向する当接面(32)を備える弾性押圧部材(30)を設けた第
    2加圧部材(13)とからなり、これら第1加圧部材(12)お
    よび第2加圧部材(13)を強制的に近接させて、前記トレ
    ー部材(50)の載置面(51)および前記弾性押圧部材(30)の
    当接面(32)により前記被加圧成形物品(S)を均一に加圧
    することで、前記夫々のシート材が相互に密着した積層
    体(T)を製造する加圧成形装置において、 前記弾性押圧部材(30)の当接面(32)に、常には該当接面
    (32)から所要量だけ突出し、前記トレー部材(50)の載置
    面(51)が当接した際に、その押圧力により前記当接面(3
    2)のレベルまで弾性変形する弾性突部(45)を設け、 前記積層体(T)の加圧が終了して前記第1加圧部材(12)
    および第2加圧部材(13)を離間させた際に、前記弾性突
    部(45)の弾性復帰作用下に、前記トレー部材(50)および
    積層体(T)を前記弾性押圧部材(30)の当接面(32)から分
    離させ得るよう構成したことを特徴とする加圧成形装
    置。
  2. 【請求項2】 前記弾性押圧部材(30)の当接面(32)に
    は、前記弾性突部(45)の周囲に臨む凹部(46/49a,49b)が
    画成され、前記トレー部材(50)に押圧された該弾性突部
    (45)は、前記凹部(46/49a,49b)へ弾性変形する請求項1
    記載の加圧成形装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性突部(45)において、前記弾性押
    圧部材(30)の当接面(32)から外側へ突出した突出部分(4
    5a)の体積は、該当接面(32)から内側へ凹設された前記
    凹部(46/49a,49b)の容積と同一乃至やや小さく設定さ
    れ、前記トレー部材(50)が前記当接面(32)へ全面的に密
    着する際には、弾性変形した前記弾性突部(45)が前記凹
    部(46/49a,49b)内へ完全に収容されるようになっている
    請求項2記載の加圧成形装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性突部(45)は、前記弾性押圧部材
    (30)に一体的に形成されている請求項1〜3の何れかに
    記載の加圧成形装置。
  5. 【請求項5】 前記弾性突部(45)は、前記弾性押圧部材
    (30)とは別体に形成され、該弾性押圧部材(30)に設けた
    設置部(33)に設置固定される請求項1〜3の何れかに記
    載の加圧成形装置。
  6. 【請求項6】 前記弾性突部(45)は、適宜の固定部材(4
    4)を利用して前記弾性押圧部材(30)に対して着脱可能に
    設置される請求項5記載の加圧成形装置。
  7. 【請求項7】 前記弾性突部(45)は、該弾性突部(45)に
    一体的に設けた第1係着部(55)および前記弾性押圧部材
    (30)側に設けた第2係着部(56)との相互係着下に、該弾
    性押圧部材(30)に着脱可能に設置される請求項5記載の
    加圧成形装置。
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JP2014091156A (ja) * 2012-11-06 2014-05-19 Kobe Steel Ltd 加圧成形装置

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