JP2001353037A - 一体ブロー成形のオフィス用椅子 - Google Patents

一体ブロー成形のオフィス用椅子

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JP2001353037A
JP2001353037A JP2001127190A JP2001127190A JP2001353037A JP 2001353037 A JP2001353037 A JP 2001353037A JP 2001127190 A JP2001127190 A JP 2001127190A JP 2001127190 A JP2001127190 A JP 2001127190A JP 2001353037 A JP2001353037 A JP 2001353037A
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backrest
seat plate
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blow
molded
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Meiko Ri
明浩 李
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一体ブロー成形のオフィス用椅子の提供。 【解決手段】 背もたれ、シート板、及びアームレスト
をそれぞれ一体成形の方式でブロー成形し、更に三者を
結合固定し、組立時間の手続きとコストを節約し、背も
たれとシート板とアームレストの三者の間の結合固定能
力を大幅に高め、組立上、シート板と背もたれの余分な
かしめ結合加工を不要とし、また、金属鉄片で背もたれ
とシート板とアームレスト間を連結する固定方式によ
り、製造時間と組立コストを大幅に減少し、産業上の利
用性と経済上のメリットを高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一種の一体ブロー成
形のオフィス用椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】オフィス用椅子は、現在各会社、工場或
いは家庭で使用され、現在大型のオフィス用椅子はアー
ムレストを取り付けられる構造とされ、比較的小型のオ
フィス用椅子にはアームレストを取り付けられる構造は
ない。そのうち周知のオフィス用椅子のシート板或いは
背もたれの製造過程においては、必ず綿マットレス或い
はその他の発泡材質のソフトマットを木板の上に固定
し、さらに軟質椅子カバーでシート板と背もたれを覆
う。このため椅子の基本的な製造工程は相当に複雑で、
且つ製造コストがかかり過ぎた。
【0003】さらに、シート板と背もたれの間の結合固
定は、金属部品によらねばならず、且つまず木板のさん
孔し、さらに金属部品と鉄片を組み合わせなければアー
ムレストと結合することができず、このため加工プロセ
スと組立が比較的煩雑となり、且つ木板は天然材質であ
り湿気や熱膨冷縮の気温変化の影響を受けて変形し、装
置の正確度が不足し、ゆえに、製造コスト、生産能力及
び品質上、周知のオフィス用椅子の製造方式には改善が
必要であった。
【0004】このほか、現在ある比較的強固なオフィス
用椅子のシートは結合構造上、比較的複雑であり、ゆえ
に出荷時に組立を完了し、販売時に消費者が自分で組み
立てることができず、ゆえに一部のオフィス用椅子の貨
物運送市場は、全体の組立を終えた椅子を運送すること
になった。このため運送上もとの運賃を増加することの
ない椅子の製造方式が求められていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、一種
の一体ブロー成形のオフィス用椅子を提供し、一体ブロ
ー成形の材質は塑性複合材料とし、ゆえに材料が成形後
に自身が塑性を有して、材質過硬による不適感を招か
ず、さらにそのブロー成形の製造方式が、内型を必要と
せず、ゆえに成形上、型の使用を減少でき、大幅に生産
製造コストを下げられるようにすることを課題としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、背も
たれと、該背もたれの下方に固定されたシート板とを具
え、該背もたれとシート板がブロー成形で一体成形さ
れ、さらに結合固定されたことを特徴とする、一体ブロ
ー成形のオフィス用椅子としている。請求項2の発明
は、背もたれと、該背もたれの下方に固定されたシート
板と、該背もたれとシート板の両側に固定されたアーム
レストを具え、該背もたれとシート板及びアームレスト
がブロー成形で一体成形され、さらに結合固定されたこ
とを特徴とする、一体ブロー成形のオフィス用椅子とし
ている。請求項3の発明は、前記背もたれの下端に挿入
管が設けられたことを特徴とする、請求項1又は請求項
2に記載の一体ブロー成形のオフィス用椅子としてい
る。請求項4の発明は、前記シート板において背もたれ
の挿入管に対応する部分に、一つの収容溝が設けられ、
該収容溝に背もたれの挿入管が直接挿入され、さらに一
つのネジで両者が結合固定されたことを特徴とする、請
求項1又は請求項2に記載の一体ブロー成形のオフィス
用椅子としている。請求項5の発明は、前記シート板の
両側に対応する凹溝が凹設され、該凹溝中に係合孔が設
けられ、アームレストの端面に設けられた係止突起が直
接該係合孔中に係合されて、アームレストのシート板両
側への係止が達成されたことを特徴とする、請求項1又
は請求項2に記載の一体ブロー成形のオフィス用椅子と
している。請求項6の発明は、前記背もたれとシート板
の表面に強化リブが分布設置されて背もたれとシート板
の強度を増加したことを特徴とする、請求項1又は請求
項2に記載の一体ブロー成形のオフィス用椅子としてい
る。請求項7の発明は、前記背もたれ端部に1本のあり
溝が設けられ、一つの背もたれブロックが、その底部に
設けられた該あり溝に対応するほぞの、該あり溝へのス
ライド式結合により、該背もたれに結合、位置決めされ
たことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の一
体ブロー成形のオフィス用椅子としている。
【0007】
【発明の実施の形態】図1及び図2に示されるように、
本発明の一体ブロー成形のオフィス用椅子は、シート1
00を含む。該シート100は、背もたれ10とシート
板20で組成され、そのうち背もたれ10とシート板2
0がいずれもブロー成形の方式で直接成形されている。
【0008】背もたれ10の下端に円管状の挿入管11
が設けられ、該挿入管11の中間部分に横向きに貫通す
る穿孔12が設けられている。
【0009】このほか、シート板20において背もたれ
10の挿入管11に対応する位置に、一つの収容溝21
が設けられ、該収容溝21に背もたれ10の挿入管11
が直接挿入され(図3参照)、並びに挿入管11の穿孔
12に対応して相互に対応する一つの穿孔22と一つの
ネジ孔23が設けられている。さらに一つのネジ24が
収容溝21の穿孔22と背もたれ10の穿孔12を貫通
した後に、ネジ24がシート板20のネジ孔23にねじ
込まれ、背もたれ10のシート板20への結合が達成さ
れ、シート板20の底部にさらに足30が固定され、こ
うして背もたれ10とシート板20がいずれも一体ブロ
ー成形され、さらに両者が結合固定された構造が完成す
る。
【0010】さらに図4に示されるのは本発明の第2実
施例であり、そのうち背もたれ10とシート板20は先
の実施例と同様に一体ブロー成形され、図1の構造と同
様に、背もたれ10とシート板20が一つのネジ24で
結合固定される。シート板20は両側にアームレスト4
0を取り付けることができ、シート板20の両側に対応
する凹溝25が凹設され、該凹溝25中に二つの係合孔
26が設けられ、アームレスト40の端面に設けられた
係止突起41が直接該係合孔26中に係止され、アーム
レスト40がシート板20の両側に係止された構造が達
成される。
【0011】さらに図5に示されるのは本発明の第3実
施例であり、シート80のアームレスト70が改められ
て、シート板50と背もたれ60の両側に固定され、背
もたれ60、シート板50、及びアームレスト70の三
者の間が一体ブロー成形で形成されている。
【0012】そのうち、背もたれ60はモジュール化設
計として実施可能で、背もたれ60端部に1本のあり溝
61が設けられ、背もたれブロック62の底部にこれに
対応するほぞ63が設けられ、背もたれブロック62が
ほぞ63により背もたれ60のあり溝61にスライド式
に結合され、さらに接着される。このようなモジュール
化の設計は、背もたれ60の規格に応じて変更でき、背
もたれブロック62の寸法上の設計変更が可能である。
図6は本発明の第4実施例を示し、それは異なる寸法の
背もたれブロック64により背もたれ60の寸法規格の
改変を達成し、シート80の構造設計の改変を不要と
し、多元化の選択性を有し、並びに背もたれ60及びシ
ート板50の表面に強化リブ90を分布設置して、背も
たれ60とシート板50の強度を強化している。
【0013】
【発明の効果】以上から分かるように、本発明は以下の
ような優れた点を有している。 1.本発明の一体ブロー成形のオフィス用椅子は、一体
ブロー成形の方式で、直接背もたれ、シート板及びアー
ムレストを個別に一体ブロー成形し、さらに最も快速な
簡易結合方式で、三者を快速結合固定し、簡易組立を達
成する。 2.本発明の一体ブロー成形のオフィス用椅子は、従来
の曲木板を利用したシートフレームとする方式を突破
し、装置に相当な正確度を達成し、温度の影響によるア
ームレスト結合能力の不足を形成しない。 3.本発明の一体ブロー成形のオフィス用椅子は、その
材質が塑性複合材料とされ、ゆえに材料が成形後に自身
が塑性を有し、材質過硬による不適感をもたらさず、反
対に硬過ぎず柔らか過ぎない靱性の快適感を有する。 しかし以上の説明は、本発明の好ましい実施例に係るも
のに過ぎず、以上の説明及び図面に基づきなしうる細部
の修飾或いは改変は、いずれも本発明の請求範囲に属す
るものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分解斜視図である。
【図2】本発明の斜視図である。
【図3】図2の断面図である。
【図4】本発明の第2実施例の分解斜視図である。
【図5】本発明の第3実施例の分解斜視図である。
【図6】本発明の第4実施例の斜視図である。
【符号の説明】
100 シート 10 背もたれ 11 挿入管 12 穿孔 20 シート板 21 収容溝 22 穿孔 23 ネジ孔 24 ネジ 25 凹溝 26 係合孔 30 足 40 アームレスト 41 係止突起 50 シート板 60 背もたれ 61 あり溝 62 背もたれブロック 63 ほぞ 64 背もたれブロック 70 アームレスト 80 シート 90 強化リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A47C 7/40 A47C 7/40 7/54 7/54 Z B29L 31:44 B29L 31:44

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背もたれと、 該背もたれの下方に固定されたシート板とを具え、 該背もたれとシート板がブロー成形で一体成形され、さ
    らに結合固定されたことを特徴とする、一体ブロー成形
    のオフィス用椅子。
  2. 【請求項2】 背もたれと、 該背もたれの下方に固定されたシート板と、 該背もたれとシート板の両側に固定されたアームレスト
    を具え、 該背もたれとシート板及びアームレストがブロー成形で
    一体成形され、さらに結合固定されたことを特徴とす
    る、一体ブロー成形のオフィス用椅子。
  3. 【請求項3】 前記背もたれの下端に挿入管が設けられ
    たことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の一
    体ブロー成形のオフィス用椅子。
  4. 【請求項4】 前記シート板において背もたれの挿入管
    に対応する部分に、一つの収容溝が設けられ、該収容溝
    に背もたれの挿入管が直接挿入され、さらに一つのネジ
    で両者が結合固定されたことを特徴とする、請求項1又
    は請求項2に記載の一体ブロー成形のオフィス用椅子。
  5. 【請求項5】 前記シート板の両側に対応する凹溝が凹
    設され、該凹溝中に係合孔が設けられ、アームレストの
    端面に設けられた係止突起が直接該係合孔中に係合され
    て、アームレストのシート板両側への係止が達成された
    ことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の一体
    ブロー成形のオフィス用椅子。
  6. 【請求項6】 前記背もたれとシート板の表面に強化リ
    ブが分布設置されて背もたれとシート板の強度を増加し
    たことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の一
    体ブロー成形のオフィス用椅子。
  7. 【請求項7】 前記背もたれ端部に1本のあり溝が設け
    られ、一つの背もたれブロックが、その底部に設けられ
    た該あり溝に対応するほぞの、該あり溝へのスライド式
    結合により、該背もたれに結合、位置決めされたことを
    特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の一体ブロー
    成形のオフィス用椅子。
JP2001127190A 2000-04-28 2001-04-25 一体ブロー成形のオフィス用椅子 Pending JP2001353037A (ja)

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TW89208898U TW530583U (en) 2000-05-25 2000-05-25 Office chair integrally formed by blow molding
TW89206977 2000-05-25

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004095984A3 (de) * 2003-04-25 2005-03-31 Armin Sander Stuhl, insbesondere bürostuhl mit synchronmechanik
JP2012135493A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Itoki Corp 背もたれ付き椅子及び椅子の背板用トップメンバー
CN111391187A (zh) * 2020-04-09 2020-07-10 易凯科越(厦门)复材科技有限公司 一种碳纤轮椅主体的生产工装

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