JP2001352412A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2001352412A
JP2001352412A JP2000171378A JP2000171378A JP2001352412A JP 2001352412 A JP2001352412 A JP 2001352412A JP 2000171378 A JP2000171378 A JP 2000171378A JP 2000171378 A JP2000171378 A JP 2000171378A JP 2001352412 A JP2001352412 A JP 2001352412A
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JP2000171378A
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Masao Yoshida
正男 吉田
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Pioneer Corp
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Pioneer Electronic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の簡単な操作により、相手のメール送
信アドレスを容易に設定することのできる通信装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 アドレス設定手段が、選択手段により選
択された名称に対応する電話番号に基づいて、当該名称
に対する最適なメール送信アドレスを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メール送信機能を
有する携帯電話機などの通信装置に関し、特に、メール
送信時におけるメール送信アドレスの設定に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯電話機は、音声による通信の
みならず、文字情報や画像情報等を通信することが可能
なメール機能を有するものが増大している。
【0003】携帯電話機が有するメール機能には、主
に、同じ通信事業者に加入している者同士において行な
われる通信事業者の通信ネットワークのみを利用する事
業者固有メール機能と、インターネットにアクセスして
異なる通信事業者に加入している者ともメールの通信が
行なえるEメール機能とがある。最近では、これらの2
つのメール機能を併せ持つ携帯電話機が広く用いられて
いる。
【0004】また、使用者は、メールを送信する場合、
送信先となる相手のメールアドレスを指定する必要が有
る。そのため、使用者は、事業者固有メール機能を用い
る場合には事業者固有メール専用のメールアドレスが必
要となり、Eメール機能を用いる場合にはインターネッ
ト上で相手を特定するためのEメールアドレスが必要と
なる。
【0005】なお、特定の通信事業者の通信ネットワー
クのみを利用して行われる事業者固有メール機能は、通
信事業者が加入者ごとに割当てている電話番号により相
手を特定することが容易なためメールアドレスとして電
話番号を用いることが一般的である。
【0006】よって、使用者は、このような携帯電話機
を用いてメールを送信する場合、事業者固有メールかE
メールかに応じて、電話番号またはEメールアドレスの
いずれかを適宜メール送信アドレスとして指定する必要
がある。
【0007】また、携帯電話機は、予め使用者の入力操
作により複数の相手の名称とそれに対する電話番号とE
メールアドレスなどのデータとを携帯電話機に設けられ
た電話帳データ記憶部の記憶テーブルに電話帳データと
して記憶することのできる電話帳機能を有している。し
たがって、使用者は、メールを送信する際、電話帳機能
を用いて相手の名称を選択した上で相手の名称に対応す
る電話番号やEメールアドレスなどの中から必要とされ
るメール送信アドレスを選択しなければならない。
【0008】図3は、携帯電話機に設けられた電話帳デ
ータ記憶部の記憶テーブルを示した図である。図3に示
すように、記憶テーブルには、電話帳のシリアルナンバ
に相当するメモリナンバ(a)及びそれに対応する相手
の名称(b)、名称の読み(c)、電話番号(d)、E
メールアドレス(e)、等の複数のデータ項目及び、各
データ項目に対するデータ記憶欄が設けられている。デ
ータ記憶欄には、メモリナンバ(a)に対応する番号デ
ータが自動的に記憶されると共に、使用者の入力操作に
より、メモリナンバ(a)毎の相手の名称(b)及びそ
れに対する名称の読み(c)、電話番号(d)、Eメー
ルアドレス(e)、等の複数のデータ項目に対する電話
帳データが記憶される。
【0009】図3では、メモリナンバ(a)が「07
1」の相手に関する情報データがデータ記憶欄に記憶さ
れた例を示しており、使用者の入力操作により、相手の
名称(b)、読み(c)、電話番号(d)、Eメールア
ドレス(e)に対し、それぞれ、「特許 太郎」、「ト
ッキョ タロウ」、「090−1234−5***」、
「tarou-tokkyo@0000.ne.jp」が対応するデータ記憶欄
に電話帳データとして記憶されている。
【0010】なお、名称(b)は、当該相手を他の相手
と識別するための名称であり、名称(b)のデータ記憶
欄には相手の氏名が入力されても良いし、相手の略称や
ニックネームなどが入力されても良い。また、Eメール
アドレス(e)は、選択可能な複数のEメールアドレス
であっても良い。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した2
種類のメール機能を有する携帯電話機は、電話番号とE
メールアドレスの2種類のメール送信アドレス候補が電
話帳データとして記憶されているため、名称が指定され
た場合、機器側において名称に対応して記憶されている
電話番号またはEメールアドレスのいずれか一方がメー
ル送信アドレスとして自動的に選択されるように初期設
定されている。
【0012】しかし、この選択方法では、不適切なメー
ル送信アドレスが設定される場合がある。例えば、名称
に対応する電話番号を自動的にメール送信アドレスとし
て初期設定する携帯電話機では、事業者固有メール機能
によるメール送信が行なえない相手がメール送信相手と
して指定された場合でも、電話番号がメール送信アドレ
スとして設定されてしまう。そのため、使用者は、一旦
設定された電話番号からEメールアドレスにメール送信
アドレスを切替える作業が必要となる。
【0013】また、名称に対応するEメールアドレスを
自動的にメール送信アドレスとして初期設定する携帯電
話機では、事業者固有メール機能によるメール送信可能
な相手がメール送信相手として指定された場合でも、E
メールアドレスがメール送信アドレスとして設定されて
しまう。
【0014】しかし、Eメール機能によるメール送信
は、事業者固有メールに比べて、一般に、Eメール送信
に関わる別料金が必要となるほか、音楽や画像をメール
に添付するといった付加的機能が多く使えない場合があ
る。そのため、使用者は、事業者固有メール機能の使え
る相手に対しては、Eメール機能でなく事業者固有メー
ル機能によるメール送信を好む傾向がある。よって、使
用者は、名称に対応するEメールアドレスを自動的にメ
ール送信アドレスとして初期設定する携帯電話機では、
一旦設定されたEメールアドレスから電話番号にメール
送信アドレスを切替える作業が必要となる。
【0015】本発明は、上述の問題点に鑑みなされたも
のであり、使用者の簡単な操作により、相手のメール送
信アドレスを容易に設定することのできる通信装置を提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、使用者が、選択手段によってメールを送信希望する
相手の名称を選択することにより、アドレス設定手段
が、選択された相手の名称に対応する電話番号に基づい
て複数のメールアドレスの中からいずれか一つのメール
アドレスを自動的にメール送信アドレスとして設定する
ことができる。
【0017】また、請求項3記載の発明は、使用者が選
択手段によってメールの送信を希望する相手の名称を選
択することにより、アドレス設定手段が、選択された相
手の名称に対応する電話番号に基づいて当該名称に対応
する電話番号又は電子メールアドレスのいずれかを自動
的にメール送信アドレスとして設定することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な実施の形態
について図1から図3までの各図をもとに説明する。
図1は、本発明の第一実施形態における携帯電話機P1
の主要部を示すブロック図である。図1において、通信
装置としての携帯電話機P1は、操作部1と、記憶手段
としての電話帳データ記憶部2と、携帯電話機P1の電
話番号を記憶する記憶部3と、各部を制御する制御部4
と、表示部5を備えて構成される。なお、制御部4に
は、電話帳データの一時記憶手段としてのRAMなどか
らなるワークエリア6が設けられている。
【0019】操作部1は、携帯電話機P1の筐体表面に
設けられた複数の操作キーからなり、使用者によって適
宜キー選択されて操作されることにより、携帯電話P1
の通信に関わる電話帳機能やメール送受信モードを始め
とする各種機能の選択操作や、データの入力操作や、電
話帳データの登録操作又は検索操作や、メール送受信の
ための各種オプション機能の指定操作などが行われ、こ
れらの操作に応じた指令が制御部4になされる。
【0020】電話帳データ記憶部2は、先述した図3に
示す従来の携帯電話機が有する記憶テーブルと同様の記
憶テーブルを有し、ここでは、各項目のデータ記憶欄に
は予め使用者などによる操作部1からのキー入力操作に
応じた制御部4の制御によって、複数の電話の相手に対
する名称と、それに対応する電話番号やEメールアドレ
スなどが電話帳データとして記憶されているものとす
る。
【0021】記憶部3は、携帯電話機P1の電話番号を
表す11桁の数字を記憶するROMからなり、制御部4に
よって該電話番号の各桁位置とその位置に対する数字が
検出できるように構成されている。
【0022】表示部5は、液晶表示パネルなどからなる
画像表示手段であり、操作部1の各種操作キーなどとと
もに携帯電話P1の筐体表面に設けられており、操作部
1からの操作指令による制御部4の制御に応じて数字や
文字や記号等によって適宜必要な情報を表示する。
【0023】制御部4は、上述した操作部1による各種
指令に応じて各部を制御するための制御手段であり、必
要に応じて電話帳データ記憶部2の電話帳データや操作
部1からの入力データを適宜ワークエリア6に取り込ん
で一時記憶させると共に、該一時記憶データに基づく制
御動作を行う。また、制御部4は、必要に応じて制御動
作に応じたメッセージやデータ内容などを表示部5に表
示させる制御を行う。
【0024】また、制御部4は、電話番号に基づいて電
話番号又はEメールアドレスのいづれかをメール送信ア
ドレスとして設定する制御手段を有している。具体的に
は、制御部4は、操作部1からの操作により相手のメー
ル送信アドレスを指定するためのメール送信モードが選
択され、電話帳機能からメール送信したい相手の名称が
選択された場合には、電話帳データ記憶部2の電話帳デ
ータの中から当該相手の電話帳データをワークエリア6
に取り込んで一時記憶する。そして、制御部4は、この
一時記憶された電話帳データと記憶部3の携帯電話機P
1の電話番号データとを用いて以下に説明する判断方法
により当該相手の電話が携帯電話機P1の通信事業者の
電話番号体系と同じ電話番号体系を有しているか否かを
判断する。制御部4は、この判断結果に基づいて当該相
手の電話帳データのメール送信アドレス候補となる電話
番号又はEメールアドレスの中から適切なメール送信ア
ドレスを設定する制御を行うことができる。
【0025】したがって、使用者は、メール送信モード
において電話帳機能によりメール送信したい相手の名称
を選択するだけで当該相手に対する適切なメール送信ア
ドレスを自動的に設定することができる。
【0026】次に、上述した制御部4のメール送信アド
レスを設定する制御手段について詳細に説明する。な
お、携帯電話機の電話番号(MSN)は、11桁の番号
からなり、先頭から数えて3桁目までの数字が「09
0」の場合に携帯電話機であることを示すと共に、電話
番号の先頭から数えて4桁目から6桁目までの3桁の数字
によって表される番号が当該携帯電話機の加入事業者
(地域会社を含む)を示す識別番号であると仮定して説
明する。
【0027】先ず、第1段階として制御部4は、ワーク
エリア6に一時記憶中の当該相手の電話番号と記憶部3
に記憶中の携帯電話機P1の電話番号の先頭から3桁目
までの数字同士を比較して同じか否か、つまり、3桁目
までの各位置の数字によって構成される番号が「09
0」であるか否かを検出する。そして、同じであれば当
該相手の電話番号が携帯電話機の電話番号体系を有する
ものと判断する。
【0028】次に第2段階として制御部4は、ワークエ
リア6に一時記憶中の相手の電話番号と記憶部3に記憶
中の携帯電話機P1の電話番号の先頭から数えて4桁目
から6桁目までの数字同士を比較して同じか否かを検出
する。そして、同じであればワークエリア6に一時記憶
中の相手の電話が携帯電話機P1の電話番号体系と同じ
電話番号体系を有する携帯電話機、つまり携帯電話機の
加入事業者が同一であると判断する。
【0029】次に、第3段階として制御部4は、上記判
断結果により相手の電話番号が携帯電話機P1の加入事
業者の電話番号体系と同じ電話番号体系を有していると
判断した場合、ワークエリア6に一時記憶中のデータの
中から相手の名称と電話番号を表示部5に表示させる。
そして、表示部5に表示される名称をメール送信相手と
する指定が行なわれた場合、制御部4は当該電話番号を
メール送信アドレスとして設定する。
【0030】また、制御部4は、上記判断結果により、
当該相手の電話番号が携帯電話機P1の加入事業者の電
話番号体系と異なる電話番号体系を有していると判断し
た場合、ワークエリア6に一時記憶中のデータの中から
相手の名称と当該名称に対応して記憶されているEメー
ルアドレスを表示部5に表示させる。そして、表示部5
に表示される名称をメール送信相手とする指定が行なわ
れた場合、当該Eメールアドレスをメール送信アドレス
として設定する。
【0031】つまり、制御部4は当該相手に対し電話番
号によるメール送信が可能であるかないかを自動的に判
断し、その判断結果に応じてメール送信アドレスを設定
することができる。したがって、使用者は、どちらをメ
ール送信アドレスとするか判断して設定する必要がな
く、メール送信アドレスを設定する操作が簡単になる。
【0032】次に、使用者が電話帳機能を用いて希望す
る相手を選択してメール送信アドレスを設定する一連の
制御について図2の動作フローチャートを用いて以下に
説明する。
【0033】先ず、使用者は、操作部1によりメールの
作成及び送信に関わるメール送信モードの指定を行う。
制御部4は、この指定操作に応じて、表示部5の表示画
面をメール送信モード画面に切替え表示すると共に、当
該メール送信モードを開始すべく図2のフローチャート
における制御動作を開始(スタート)する。
【0034】ステップS1は、電話帳データ記憶部2に
記憶された電話帳データの中から操作部1により指定さ
れた一の相手の電話帳データを選択してワークエリア6
に一時記憶して、ステップS2に移行する。
【0035】ステップS2は、上述した第1段階の制御
動作に相当し、現在メール送信アドレス欄に表示中の相
手の電話番号と記憶部3の電話番号と比較する。そし
て、先頭から3桁目まで数字同士が同じでない場合、つ
まり相手の電話番号の先頭から3桁までの数字が「09
0」と同じでない場合には、現在電話帳で選択中の相手
の電話が携帯電話機のものではない(No)と判断し、
後述するステップS7に移行する。
【0036】また、電話番号の先頭から3桁目までの数
字同士が同じである場合、つまり相手の電話番号の先頭
から3桁目までの数字が「090」である場合には、現
在電話帳で選択中の相手の電話が携帯電話機である(Y
es)と判断し、ステップS3に移行する。
【0037】ステップS3は、上述した第2段階の制御
動作に相当し、現在、ワークエリア6に一時記憶中の電
話番号と記憶部3に記憶中の携帯電話機P1の電話番号
との先頭から数えて4桁目から6桁目までの数字同士を比
較して、同じか否かを検出し、同じでない場合には、電
話帳で選択中の相手の携帯電話機と携帯電話機P1の加
入業者が同一でない(No)と判断して後述するステッ
プS7に移行する。
【0038】また、先頭から数えて4桁目から6桁目まで
の数字同士が同じである場合には、電話帳で選択中の相
手の携帯電話機と携帯電話機P1の加入業者が同一であ
る(Yes)と判断し、ステップS4に移行する。
【0039】ステップS4は、表示部5に表示中のメー
ル画面のメール送信アドレス欄などの所定の表示エリア
に、現在ワークエリア6に一時記憶中の相手の名称と電
話番号を表示するとともに、当該電話番号をメール送信
アドレス候補として仮設定した後、ステップS5に移行
する。これにより、使用者は、電話番号がメール送信ア
ドレス欄に表示されることにより事業者固有メール機能
を用いてメール送信することが可能であると容易に認識
できる。
【0040】ステップS5は、表示部5の表示画面に、
例えば「送信先アドレスOK?」などの確認メッセージ
を表示させて、使用者に対し現在表示部5に表示中の電
話番号をメール送信アドレスとして設定を希望するか否
かの確認を要求する。操作部1よりNOが入力された場
合は、使用者が当該電話番号をメール送信アドレスとし
て設定するのを希望しない(No)と判断して後述する
ステップS7に移行する。
【0041】つまり、ステップS5は、事業者固有メー
ルの送信が可能な相手に対してEメール送信を行なうた
めの変更処理である。これは、携帯電話機の加入業者が
同一な相手だからといって、常に事業者固有メール機能
を使うとは限らず、例えば相手の会社や自宅といった携
帯電話機以外の場所に対してEメールを送信する場合を
想定したものである。
【0042】また、ステップS5において、操作部1よ
りYESが入力された場合は、使用者が当該電話番号を
メール送信アドレスとして設定完了を希望する(Ye
s)、つまり、相手に事業者固有メール機能によりメー
ル送信を希望すると判断をしてステップS6へ移行す
る。
【0043】ステップS6は、表示部5に表示中のメー
ル送信アドレス候補をメール送信アドレスとして設定
(例えば、S5においてYesの場合は電話番号を設
定)した後、図2のフローチャートにおける制御動作を
終了(END)する。よって、使用者は、名称を指定する
だけで簡単にメール送信アドレスを設定することができ
る。
【0044】なお、ステップS6は、上記メール送信ア
ドレス設定動作の後に、当該メール送信アドレスに応じ
て、表示画面を事業者固有メール用またはEメール用の
メール作成画面の切替えて表示するようにしても良い。
例えば、事業者固有メール用の表示画面の場合は、メッ
セージ作成の他に、メールの送受信時における送信オプ
ションの設定、音声メモ機能などの各種付加的機能の選
択も可能となるようにしても良い。
【0045】一方、ステップS7は、先述したステップ
S2において電話帳で選択中の相手の電話番号が携帯電
話機のものでないと判断した場合と、ステップS3にお
いて電話帳で選択中の相手の電話番号体系が携帯電話機
P1の電話番号体系と同じでないと判断した場合と、先
述したステップS5においてNOがが入力された場合に
引き続き行う動作ステップである。
【0046】ステップS7は、現在ワークエリア6に一
時記憶中の相手の電話帳データ中にEメールアドレスデ
ータがあるか否かを判断し、Eメールアドレスが有る
(Yes)と判断した場合には、ステップS8に移行し
て、表示部5のメール画面のメール送信アドレス欄など
の所定の表示エリアに表示中の相手の電話番号に代えて
当該相手のEメールアドレスをメール送信アドレス候補
として表示させた後、先述のステップS6に移行して、
表示中の当該Eメールアドレスをメール送信アドレスと
して設定した後、図2のフローチャートにおける制御動
作を終了(END)させる。その結果、使用者は、Eメー
ルアドレスをメール送信アドレスとして簡単に設定する
ことができる。
【0047】また、ステップS7は現在ワークエリア6
に一時記憶中の相手の電話帳データ中にEメールアドレ
スデータがない(No)と判断した場合には、ステップ
S9に移行して、表示部5のメール画面に、Eメールア
ドレスデータ入力欄を空欄の状態で表示させると共に、
例えば「電話帳にEメールアドレスが未登録」などのメ
ッセージを表示させた後、ステップS10へ移行する。
【0048】ステップS10は、メール画面のEメール
アドレスデータ入力欄にEメールアドレスが入力された
(Yes)か否(No)かを判断し、メール画面のEメ
ールアドレスデータ入力欄にEメールアドレスが入力さ
れない場合は、ステップS11に移行して、電話帳の検
索がなされた(Yes)か否(No)かを判断する。
【0049】ステップS11は、電話帳の検索がなされ
ない場合には、先述したステップS10に移行する。つ
まり、ステップS9の動作の後は、ステップS10にお
いてEメールアドレスデータが入力されるか、若しくは
ステップS11において電話帳の検索がなされるまで
は、ステップS10とステップS11における判断を繰
り返す。
【0050】ステップ10は、新たにEメールアドレス
が入力されると、先述のステップS8、ステップS6の
順に移行して、当該EメールアドレスをEメール機能に
おけるメール送信アドレスとして設定した後、図2のフ
ローチャートにおける制御動作を終了(END)する。こ
れにより、使用者は、Eメールアドレスをメール送信ア
ドレスとして簡単に設定することができる。
【0051】なお、ステップS10は、新たにEメール
アドレスが入力された場合に、当該入力されたEメール
アドレスを該当する相手のEメールアドレスデータとし
て電話帳データ記憶部2の記憶テーブルのEメールアド
レス(e)のデータ入力欄に追加記憶する制御を行うよ
うにしても良い。
【0052】また、ステップS11は、新たに電話帳の
検索がなされた場合(YES)、先述したステップS1
に移行する。これにより、使用者は、新に電話帳で検索
した相手の電話帳データに基づいて、当該相手のメール
送信アドレスの設定を行うための制御動作を最初からや
り直すことができる。
【0053】なお、上述した実施形態では、電話番号ま
たはEメールアドレスをメール送信アドレスにしてメー
ル送信可能な携帯電話機を例に説明したが、本発明はこ
れに限定されるものでなく、電話番号に基づいてどの通
信事業者によるメールアドレスかを識別可能なメール機
能を有する通信装置であれば良い。
【0054】また、上述した実施形態では、送信相手の
電話番号と携帯電話機P1の電話番号との比較により、
相手が事業者固有メール機能によるメール送信が可能か
どうか判断していたが、本発明は、必ずしも電話番号同
士で比較する必要はなく、例えば、予め通信装置に事業
者固有メール可能な数字を記憶させておき、この数字と
相手の電話番号とを比較することで判断するようにして
も良い。
【0055】また、上述した実施形態では、事業者固有
メールは、送信者と受信者の加入している通信業者が同
じ場合で説明しているが、本発明は、これに限定される
ものでなく、受信者が異なる通信事業者に加入している
場合でも、その通信事業者が発信者の通信事業者と互換
性のある事業者固有メール機能を有してさえいれば良
い。
【0056】なお、発信者の通信事業者と受信者の通信
事業者が異なる通信事業者であって互いに互換性のある
事業者固有メール機能を有している場合は、受信者の電
話番号が必ずしも発信者の携帯電話の通信事業者の電話
番号体系と同じ電話番号体系とは限らないので、その場
合は、図2のステップS3は、発信者の電話番号と受信
者の電話番号とを比較するのではなく、発信者の加入す
る通信業者の事業者固有メールと互換性のある全ての通
信業者の識別番号と比較する必要がある。
【0057】また、上述した実施形態では、制御部4が
メール送信アドレスを設定した後、使用者がメッセージ
入力等を行なう構成を例に説明しているが、本発明はこ
れに限定されるものでなく、制御部4がメール送信アド
レスを設定する前に、使用者がメッセージ入力等を行な
うことができる構成としても良い。
【0058】また、上述した実施形態では、事業者固有
メールのメール送信アドレスとして電話番号自体を用い
た例で説明しているが、本発明はこれに限定されるもの
でなく、電話番号と異なる文字などから構成されるアド
レスであっても良い。なお、この場合は、電話帳データ
記憶部2に名称と電話番号と事業者固有メール用アドレ
スとEメールアドレスとが対応して記憶されることとな
る。
【0059】また、電話帳に複数のメールアドレスを記
憶できる構成とした場合は、メールアドレスがどの通信
業者(電話会社やプロバイダ等)によるものであるかを
予め認識しておき、この認識結果と電話番号がどの通信
業者によるものであるかを識別した識別結果とに基づい
て、メール送信アドレスを設定する必要がある。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、名称に対応して記憶さ
れている電話番号に基づいて、最適なメール送信アドレ
スが選択されるため、メール送信アドレスの設定が容易
に行なえる。例えば、事業者固有メール機能とEメール
機能とを有する携帯電話機の場合、事業者固有メール可
能な相手に対しては電話番号を、Eメールのみ可能な相
手に対してはEメールアドレスを、メール送信アドレス
として自動的に設定することが可能となる。また、使用
者が相手の加入している通信業者が不明な場合でも、電
話番号から事業者固有メールの送信が可能であるかない
かを判断して、自動的に選択するため、不必要にメール
送信アドレスを切替える必要がなく、メール送信操作が
簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態における携帯電話機P1
の主要部を示すブロック図である。
【図2】携帯電話機P1のメール送信モードにおいて操
作部からの操作に応じて制御部が行う動作のフローチャ
ートである。
【図3】携帯電話機に設けられた電話帳データ記憶部の
記憶テーブルを示した図である。
【符号の説明】
1・・・・・操作部 2・・・・・電話帳データ記憶部 3・・・・・記憶部 4・・・・・制御部 5・・・・・表示部 6・・・・・ワークエリア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】名称と電話番号と複数のメールアドレスと
    を対応して記憶する記憶手段と、前記記憶手段からメー
    ルを送信する相手の名称を選択する選択手段と、前記選
    択手段により選択された名称に対応するメールアドレス
    のいずれかをメール送信アドレスとして設定するアドレ
    ス設定手段とを有し、前記アドレス設定手段は、電話番
    号に基づいてメール送信アドレスを設定することを特徴
    とする通信装置。
  2. 【請求項2】前記アドレス設定手段は、前記記憶手段に
    記憶されるメールアドレスがどの通信業者のものである
    かを認識する通信業者認識手段を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】名称と電話番号と電子メールアドレスとを
    対応して記憶する記憶手段と、前記記憶手段からメール
    を送信する相手の名称を選択する選択手段と、前記選択
    手段により選択される名称に対応する電話番号又は電子
    メールアドレスのいずれかをメール送信アドレスとして
    設定するアドレス設定手段とを有し、前記アドレス設定
    手段は、前記選択手段により選択された名称に対応する
    電話番号に基づいて、前記メール送信アドレスを設定す
    ることを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】前記アドレス設定手段は、メールを送信す
    る相手の電話番号から相手の加入する通信業者を識別す
    る通信業者識別手段を有し、前記識別結果に基づいて前
    記メール送信アドレスの設定を行なうことを特徴とする
    請求項1乃至請求項3に記載の通信装置。
JP2000171378A 2000-06-08 2000-06-08 通信装置 Pending JP2001352412A (ja)

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JP2000171378A JP2001352412A (ja) 2000-06-08 2000-06-08 通信装置

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