JP2001352248A - 通信装置および記録媒体 - Google Patents

通信装置および記録媒体

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JP2001352248A
JP2001352248A JP2000170075A JP2000170075A JP2001352248A JP 2001352248 A JP2001352248 A JP 2001352248A JP 2000170075 A JP2000170075 A JP 2000170075A JP 2000170075 A JP2000170075 A JP 2000170075A JP 2001352248 A JP2001352248 A JP 2001352248A
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Japan
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stroke
writing
input
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Application number
JP2000170075A
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English (en)
Inventor
Takuya Nagai
拓也 永井
Kazuya Taki
和也 滝
Tsutomu Ohashi
勉 大橋
Yoshitsugu Tomomatsu
義継 友松
Shigeaki Komatsu
慈明 小松
Ryohei Komiya
量平 小宮
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データおよび音声データの送信効率を高
めることができる通信装置を実現する。 【解決手段】 パッドに筆記しており(S24:Ye
s)、受信している次の音声フレーム(RS)がブラン
クフレーム(RS=B)である場合は(S26:Ye
s)、ストロークデータを長いフレームでデータ量を多
くして(S28)、音声フレームと合成し(S32)、
送信する(S40)。つまり、音声フレームを受信して
いない場合は、受信している場合よりも通信回線の負荷
が小さくなっているため、ストロークフレームを一時的
に長くし、より多くのストロークデータを送信できる。
また、ブランクフレームBを受信していない場合は(S
26:No)、メモリに格納されているストロークデー
タを短いフレーム分だけ取出す(S30)。つまり、音
声フレームを受信している場合は、受信していない場合
よりも通信回線の負荷が大きくなっているため、ストロ
ークフレームを短くして送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、筆記面に筆記さ
れた軌跡を電気的に読取ったデータと、マイクロフォン
などに入力された音声をデジタルに変換した音声データ
とを通信手段を介して送信する通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記通信装置としては、たとえ
ば、電話機に設けられたタッチセンサにペンにより入力
して得られた画像データと、送受話器に入力して得られ
た音声データとをそれぞれ圧縮処理し、その圧縮処理し
た両データをパケット化し、時分割多重通信するものが
知られている(特開平10−210188号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記通信装置
では、画像データおよび音声データを一定の圧縮率で圧
縮処理してパケット化し、時分割多重通信するため、た
とえば画像データのデータ量が多い場合は、音声データ
の送信効率が低下してしまい、逆に、音声データのデー
タ量が多い場合は、画像データの送信効率が低下してし
まうという問題がある。
【0004】そこで、この発明は、上記問題を解決する
ためになされたものであり、画像データおよび音声デー
タの送信効率を高めることができる通信装置を実現する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用および発明の効果】
この発明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載
の発明では、筆記面と、この筆記面に筆記された軌跡の
ストロークを読取る読取手段と、音声を入力する音声入
力手段と、この音声入力手段により入力された音声をデ
ジタルの音声データに変換する変換手段と、この変換手
段により変換された音声データを圧縮する音声データ圧
縮手段と、この音声データ圧縮手段により圧縮された音
声データおよび前記読取手段により読取られたストロー
クを示すストロークデータを通信手段を介して送信する
送信手段と、前記音声入力手段により音声が入力されて
いる場合に前記筆記面に筆記が行われた場合は、筆記が
行われていない場合よりも前記音声データ圧縮手段によ
る前記音声データの圧縮率を高くする音声データ圧縮率
制御手段とを備えたという技術的手段を用いる。
【0006】読取手段は、筆記面に筆記された軌跡のス
トロークを読取り、変換手段は、音声入力手段により入
力された音声をデジタルの音声データに変換し、音声デ
ータ圧縮手段は、変換手段により変換された音声データ
を圧縮する。そして、送信手段は、音声データ圧縮手段
により圧縮された音声データおよび読取手段により読取
られたストロークを示すストロークデータを通信手段を
介して送信する。また、音声データ圧縮率制御手段は、
音声入力手段により音声が入力されている場合に筆記面
に筆記が行われた場合は、筆記が行われていない場合よ
りも音声データ圧縮手段による音声データの圧縮率を高
くする。
【0007】つまり、音声入力手段により音声が入力さ
れている場合に筆記面に筆記が行われた場合は、音声デ
ータ圧縮率制御手段によって音声データの圧縮率を筆記
が行われていない場合よりも高くすることができる。し
たがって、音声データの圧縮率を高くすることにより、
音声データの送信効率を高めることができる。
【0008】請求項2に記載の発明では、筆記面と、こ
の筆記面に筆記された軌跡のストロークを読取る読取手
段と、音声を入力する音声入力手段と、この音声入力手
段により入力された音声をデジタルの音声データに変換
する変換手段と、前記読取手段により読取られたストロ
ークを示すストロークデータを圧縮するストロークデー
タ圧縮手段と、前記変換手段により変換された音声デー
タおよび前記ストロークデータ圧縮手段により圧縮され
たストロークデータを通信手段を介して送信する送信手
段と、前記筆記面に筆記が行われている場合に前記音声
入力手段により音声が入力された場合は、前記音声入力
手段により音声が入力されていない場合よりも前記送信
先へ送信するストロークデータを前記ストロークデータ
圧縮手段により粗くするストロークデータ制御手段とを
備えたという技術的手段を用いる。
【0009】読取手段は、筆記面に筆記された軌跡のス
トロークを読取り、変換手段は、音声入力手段により入
力された音声をデジタルの音声データに変換し、ストロ
ークデータ圧縮手段は、読取手段により読取られたスト
ロークを示すストロークデータを圧縮する。そして、送
信手段は、音声データおよびストロークデータ圧縮手段
により圧縮されたストロークデータを通信手段を介して
送信する。また、ストロークデータ制御手段は、筆記面
に筆記が行われている場合に音声入力手段により音声が
入力された場合は、音声入力手段により音声が入力され
ていない場合よりも送信先へ送信するストロークデータ
をストロークデータ圧縮手段により粗くする。
【0010】つまり、筆記面に筆記が行われている場合
に音声入力手段により音声が入力された場合は、ストロ
ークデータ制御手段により、送信先へ送信するストロー
クデータを、音声が入力されていない場合よりもストロ
ークデータ圧縮手段により粗くすることができる。した
がって、ストロークデータを粗くすることにより、スト
ロークデータの送信効率を高めることができる。
【0011】請求項3に記載の発明では、筆記面と、こ
の筆記面に筆記された軌跡のストロークを読取る読取手
段と、音声を入力する音声入力手段と、この音声入力手
段により入力された音声をデジタルの音声データに変換
する変換手段と、前記音声データおよび前記読取手段に
より読取られたストロークデータを通信手段を介して送
信する送信手段と、前記筆記面に筆記が行われている場
合に送信先から音声データを受信しているか否かを検出
し、その検出結果に基づいて前記送信先へ送信するスト
ロークデータ量を制御するストロークデータ制御手段と
を備えたという技術的手段を用いる。
【0012】読取手段は、筆記面に筆記された軌跡のス
トロークを読取り、変換手段は、音声入力手段により入
力された音声をデジタルの音声データに変換し、送信手
段は、音声データおよびストロークデータを通信手段を
介して送信する。また、ストロークデータ制御手段は、
筆記面に筆記が行われている場合に送信先から音声デー
タを受信しているか否かを検出し、その検出結果に基づ
いて送信先へ送信するストロークデータ量を制御する。
【0013】つまり、筆記面に筆記が行われている場合
は、送信先から音声データを受信しているか否かによっ
て送信先へ送信するストロークデータ量を制御する。た
とえば、筆記面に筆記が行われている場合に送信先から
音声データを受信している場合は、送信先から音声デー
タを受信していない場合よりもストロークデータ量を少
なく制御することができる。したがって、送信先へ送信
するストロークデータ量を少なくすることにより、送信
先から音声データを受信しているときの送信先へのスト
ロークデータの送信効率を高めることができる。
【0014】請求項4に記載の発明では、筆記面と、こ
の筆記面に筆記された軌跡のストロークを読取る読取手
段と、音声を入力する音声入力手段と、この音声入力手
段により入力された音声をデジタルの音声データに変換
する変換手段と、この変換手段により変換された音声デ
ータを圧縮する音声データ圧縮手段と、この音声データ
圧縮手段により圧縮された音声データおよび前記読取手
段により読取られたストロークを示すストロークデータ
を通信手段を介して送信する送信手段と、前記音声入力
手段により音声が入力されている場合に前記筆記面に筆
記が行われた場合は、筆記が行われていない場合よりも
前記音声データ圧縮手段による前記音声データの圧縮率
を高くする音声データ圧縮率制御手段とを備えた通信装
置を機能させるためのコンピュータプログラムが記録さ
れた記録媒体であって、前記音声データ圧縮率制御手段
が、前記音声入力手段により音声が入力されている場合
に前記筆記面に筆記が行われた場合は、筆記が行われて
いない場合よりも前記音声データ圧縮手段による前記音
声データの圧縮率を高くするための処理を含むコンピュ
ータプログラムが記録された記録媒体という技術的手段
を用いる。
【0015】つまり、請求項1に係る通信装置は、たと
えば、後述する発明の実施の形態に記載するように、装
置に内蔵されたCPUによって機能するため、上記記録
媒体としてのROMなどを装置に設け、あるいは、上記
記録媒体としてのCD−ROMに格納されているコンピ
ュータプログラムを装置に内蔵されたHDD(Hard Disk
Drive)などにインストールすることにより、CPUが
上記コンピュータプログラムを実行可能となり、音声デ
ータの送信効率を高めることができる通信装置を実現で
きる。
【0016】請求項5に記載の発明では、筆記面と、こ
の筆記面に筆記された軌跡のストロークを読取る読取手
段と、音声を入力する音声入力手段と、この音声入力手
段により入力された音声をデジタルの音声データに変換
する変換手段と、前記読取手段により読取られたストロ
ークを示すストロークデータを圧縮するストロークデー
タ圧縮手段と、前記変換手段により変換された音声デー
タおよび前記ストロークデータ圧縮手段により圧縮され
たストロークデータを通信手段を介して送信する送信手
段と、前記筆記面に筆記が行われている場合に前記音声
入力手段により音声が入力された場合は、前記音声入力
手段に音声が入力されていない場合よりも前記送信先へ
送信するストロークデータを前記ストロークデータ圧縮
手段により粗くするストロークデータ制御手段とを備え
た通信装置を機能させるためのコンピュータプログラム
が記録された記録媒体であって、前記ストロークデータ
制御手段が、前記筆記面に筆記が行われている場合に前
記音声入力手段により音声が入力された場合は、前記音
声入力手段に音声が入力されていない場合よりも前記送
信先へ送信するストロークデータを前記ストロークデー
タ圧縮手段により粗くするための処理を含むコンピュー
タプログラムが記録された記録媒体という技術的手段を
用いる。
【0017】つまり、請求項2に係る通信装置は、たと
えば、後述する発明の実施の形態に記載するように、装
置に内蔵されたCPUによって機能するため、上記記録
媒体としてのROMなどを装置に設け、あるいは、上記
記録媒体としてのCD−ROMに格納されているコンピ
ュータプログラムを装置に内蔵されたHDD(Hard Disk
Drive)などにインストールすることにより、CPUが
上記コンピュータプログラムを実行可能となり、ストロ
ークデータの送信効率を高めることができる通信装置を
実現できる。
【0018】請求項6に記載の発明では、筆記面と、こ
の筆記面に筆記された軌跡のストロークを読取る読取手
段と、音声を入力する音声入力手段と、この音声入力手
段により入力された音声をデジタルの音声データに変換
する変換手段と、前記音声データおよび前記読取手段に
より読取られたストロークデータを通信手段を介して送
信する送信手段と、前記筆記面に筆記が行われている場
合に送信先から音声データを受信しているか否かを検出
し、その検出結果に基づいて前記送信先へ送信するスト
ロークデータ量を制御するストロークデータ制御手段と
を備えた通信装置を機能させるためのコンピュータプロ
グラムが記録された記録媒体であって、前記ストローク
データ制御手段が、前記筆記面に筆記が行われている場
合に送信先から音声データを受信しているか否かを検出
し、その検出結果に基づいて前記送信先へ送信するスト
ロークデータ量を制御するための処理を含むコンピュー
タプログラムが記録された記録媒体という技術的手段を
用いる。
【0019】つまり、請求項3に係る通信装置は、たと
えば、後述する発明の実施の形態に記載するように、装
置に内蔵されたCPUによって機能するため、上記記録
媒体としてのROMなどを装置に設け、あるいは、上記
記録媒体としてのCD−ROMに格納されているコンピ
ュータプログラムを装置に内蔵されたHDD(Hard Disk
Drive) などにインストールすることにより、CPUが
上記コンピュータプログラムを実行可能となり、送信先
から音声データを受信しているときの送信先へのストロ
ークデータの送信効率を高めることができる通信装置を
実現できる。
【0020】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、この発明
に係る通信装置の第1実施形態について図を参照して説
明する。 [主要構成]最初に、第1実施形態に係る通信装置の主
要構成について、それを示す図1を参照して説明する。
通信装置10は、本体20と、テレパッド30と、ディ
スプレイ40と、ペン50と、イレーサ51とを備え
る。本体20は、箱形状に形成されたハウジング21を
備えており、このハウジング21の上面左側には凹部2
2が形成されており、その凹部22には送受話器23が
収容されている。ハウジング21の上面であって凹部2
2の右方には、ダイヤルボタン24が設けられており、
その左側には、ペン50によりテレパッド30に筆記さ
れた内容を送信するための送信ボタン27と、その送信
を停止するための送信停止ボタン28と、上記筆記され
た内容を電気的に消去するための消去ボタン29とが設
けられている。ハウジング21の前面には、横長形状の
開口部25が形成されており、その開口部25には、テ
レパッド30が引き出し自在に収容されている。
【0021】テレパッド30は、枠状のフレーム31
と、このフレーム31によって挾持固定されたパッド3
2とを備えており、ペン50によりパッド32の筆記面
33aに描かれた軌跡のストロークを電気的に読取る。
また、テレパッド10は、イレーサ51により、筆記面
33aに描かれた軌跡を払拭した際の払拭軌跡を電気的
に読取る。本体20のハウジング21の上面後端には、
ヒンジ26,26を介してディスプレイ40が本体20
に対して開閉自在に取付けられている。ディスプレイ4
0は、枠状のフレーム41と、このフレーム41に挾持
固定された液晶表示部42と、フレーム41の中央下部
に設けられたカメラ60とを備える。ディスプレイ40
は、通信相手から送信された画像43、通信相手から送
信されたストロークデータに対応する軌跡を示す軌跡画
像44、カメラ60により撮影された画像45およびテ
レパッド30に描かれた軌跡を示す軌跡画像46を液晶
表示部42にマルチウインドウで表示する。
【0022】[パッド32の構造]次に、パッド32の
構造について、それを示す図2を参照して説明する。パ
ッド32は、表面に筆記面33aを有する筆記面フィル
ム33と、板状のフロントパネル34と、ループ状パタ
ーン36が印刷された基板35と、板状の支持パネル3
7と、板状のバックパネル38とを順に積層して構成さ
れている。この実施形態では、筆記面フィルム33は、
貼り合わされたPET(ポリエチレンテレフタラート)
フィルムにより形成されている。フロントパネル34
は、アクリル樹脂、ABS(アクリロニトリル−ブタジ
エン−スチレン共重合体)、PC(ポリカーボネート)
などにより形成されている。基板35は、加工が容易で
あり、かつ耐久性に優れているなどの理由から、PET
やポリイミドなどにより形成されている。ループ状パタ
ーン36は、ペン50のX座標を検出するためのループ
状パターン(以下、Xループと略す)36XおよびY座
標を検出するためのループ状パターン(以下、Yループ
と略す)36Yから構成されている。Xループ36Xお
よびYループ36Yは、それぞれ銀ペーストなどの導電
性材料ににより、たとえばスクリーン印刷などの印刷手
法により基板35の表面に印刷されている。支持パネル
37は、パッド32の芯材としての役割を有しており、
発泡スチロールなどの発泡樹脂製材料により形成されて
いる。バックパネル38は、ループ状パターン36に侵
入しようとする外来ノイズを逃がすアースの役割を有し
ており、アルミニウムなどの導電性材料により形成され
ている。
【0023】[電気的構成]次に、通信装置10の主な
電気的構成について、それをブロックで示す図3を参照
して説明する。なお、相手先通信装置100は、通信装
置10と同一であるとする。電話機95に備えられた送
受話器23から出力された音声信号は、スイッチ96を
介してNCU(Network Control Unit)94に入力され、
NCU94から出力された音声信号は、A/D変換回路
88に入力され、デジタルの音声データに変換される。
続いてA/D変換回路88から出力された音声データ
は、圧縮回路89に入力されて圧縮され、圧縮回路89
から出力された音声圧縮データは、合成回路86に入力
される。
【0024】一方、ストローク読取部70は、パッド3
2の筆記面33aに描かれた軌跡のストロークをループ
状パターン36からの信号に基づいて読取り、その読取
ったストロークを示すストロークデータは、メモリ85
に一時的に格納される。続いてそのメモリ85から出力
されたストロークデータは、圧縮回路99によって圧縮
され、その圧縮されたストロークデータは、合成回路8
6に入力される。合成回路86は、音声圧縮データおよ
びストローク圧縮データを合成して通信モデム87へ出
力し、通信モデム87は、音声圧縮データおよびストロ
ーク圧縮データを変調してスイッチ97から通信回線9
8を介して相手先通信装置100へ送信する。
【0025】また、相手先通信装置100から送信され
た音声圧縮データおよびストローク圧縮データは、通信
回線98からスイッチ97を介して通信モデム87によ
って受信され、復調される。続いて通信モデム87から
出力された復調信号は、分離回路91に入力され、音声
圧縮データとストローク圧縮データとに分離される。続
いて分離回路91から出力されたストローク圧縮データ
は、液晶表示部42に入力され、液晶表示部42によっ
てストローク圧縮データに対応する軌跡画像44(図
1)が画面表示される。また、分離回路91から出力さ
れた音声圧縮データは、伸張回路92に入力され、伸張
される。続いて伸張回路92から出力された音声伸張デ
ータは、D/A変換回路93に入力され、アナログ音声
信号に変換される。続いてD/A変換回路93から出力
されたアナログ音声信号は、NCU94からスイッチ9
6を介して送受話器23に入力され、送受話器23に設
けられたスピーカからアナログ音声信号に対応した音声
が出力される。なお、この実施形態では、音声データの
圧縮方式としては、たとえばPCM(Pulse Code Modula
tion) 、ADPCM(Adaptive Differential Pulse Cod
e Modulation)、ATRAC(Adaptive Transform Acous
tic Coding) などの圧縮方式を用いる。また、ストロー
クデータの圧縮方式としては、たとえばストロークデー
タを構成する座標データを間引く圧縮方式、Xループお
よびYループを選択(スキャン)する速度を遅くするな
どの圧縮方式を用いる。
【0026】(ペン50およびイレーサ51の電気的構
成)次に、ペン50およびイレーサ51の主な電気的構
成について説明する。ペン50は、その電気的構成の図
示を省略するが、インクの色やペン先の太さなどのペン
の属性ごとに異なる変調周波数が設定されたCR発振回
路と、このCR発振回路から発振された信号を搬送する
搬送波を発振するLC発振回路と、このLC発振回路の
発振周波数をCR発振回路の変調周波数によってFSK
(Frequency Shift Keying)変調するFSK回路と、上記
LC発振回路のインダクタンスを構成するコイルと、上
記各回路へ電源を供給するための電池などを備える。ま
た、図示しないがイレーサ51もペン50とほぼ同様の
電気的構成を有しており、ペン50とは異なる変調周波
数が設定されている。
【0027】(ストローク読取部70の電気的構成)次
に、ストローク読取部70の主な電気的構成について、
それをブロックで示す図4を参照して説明する。ストロ
ーク読取部70に備えられたCPU80は、XループX
1〜XmおよびYループY1〜Ynを順に選択するルー
プ選択信号を入出力回路(I/O)79を介してXルー
プ切替え回路71およびYループ切替え回路72に出力
することにより、XループX1〜XmおよびYループY
1〜Ynのスキャンを行う。そして、パッド32の筆記
面33a上にペン50のペン先を接触させると、ペン5
0から出力された交番磁界とXループおよびYループと
の電磁誘導により、XループおよびYループに誘起電圧
が発生する。その誘起電圧を示す信号は、増幅回路73
によって増幅され、その増幅信号は、バンドパスフィル
タ(B.P.F)74によって不要な周波数帯域が濾過
され、その濾過された信号は、振幅検波回路75によっ
て振幅検波される。
【0028】続いてその振幅検波された信号は、A/D
変換回路76によって振幅、つまり電圧値に対応したデ
ジタル信号に変換され、入出力回路79を介してCPU
80に入力される。そしてCPU80は、入力したデジ
タル信号に基づいて最大電圧値および2番目に大きい電
圧値を求めるとともに、両電圧値の差を演算し、電圧値
と位置とを対応付けた位置座標テーブルを参照し、上記
演算された差に対応する位置座標を求め、その求めた位
置座標およびループの配置ピッチなどからペン50のペ
ン先の位置座標を演算する。また、バンドパスフィルタ
74から出力された信号は、リミッタ回路77によって
方形波に変換され、FSK復調回路78に出力される。
続いてFSK復調回路78は、リミッタ出力信号の立上
がりを検出すると、システムクロックを用いてリミッタ
出力信号の周期のカウントを開始し、リミッタ出力信号
の次の立上がりを検出すると、上記カウント値を入出力
回路79を介してCPU80へ出力する。続いてCPU
80は、入力したカウント値に基づいてペン属性を判定
し、その判定結果をRAM83に格納する。たとえば、
インクの色は黒であり、線幅は狭い(ペン先は細い)な
どと判定する。
【0029】CPU80により演算された位置座標は、
逐次RAM83に格納され、ペン50のペンダウンから
ペンアップまでに格納された位置座標群により1つのス
トロークフレームが生成される。RAM83に格納され
たストロークフレームは、インターフェース(I/F)
81からライン84を介してメモリ85に一時的に格納
され、圧縮回路99(図3)へ出力される。ストローク
フレームは、その構成を説明する図5(A),(B)に
示すように、RAM83に記憶された時間を示す絶対時
間t1、相手先通信装置100と通信回線が接続された
ときから計時した時間を示す相対時間t2、ペン50の
インクの色を示す色データc、ペン50により描かれる
線の幅(ペン先の太さ)を示す線幅wおよび位置座標群
から構成される。また、そのように構成されたストロー
クフレームは、その記憶状態を説明する図5(C)に示
すように、時系列で記憶される。また、音声フレーム
は、その構成を説明する図5(A)に示すように、A/
D変換された時間を示す絶対時間t1、相対時間t2お
よび音声データ本体から構成される。なお、ROM82
には、CPU80が位置座標の演算、ストロークフレー
ムの生成などを実行するためのコンピュータプログラム
などが記憶されている。
【0030】[データ通信の流れ]次に、データ通信の
流れについて図6(A)および図7を参照して説明す
る。図6(A)は、通信装置10から相手先通信装置1
00へ送信するデータの流れおよび相手先通信装置10
0から受信するデータの流れを示すタイミングチャート
であり、図7は、通信装置10におけるデータの送受信
の流れを示すフローチャートである。最初に、通信装置
10は、相手先通信装置100から受信した音声フレー
ムが存在するという初期設定(RS=J)と、送受話器
23に入力した音声を示す音声フレームが存在するとい
う初期設定(音声フラグV=1)とを行う(ステップ
(以下Sと略す)10)。続いて、送受話器23から出
力された音声信号をA/D変換回路88(図3)によっ
てデジタルの音声データに変換する処理を行い(S1
2)、その変換された音声データがある場合、つまり送
受話器23に音声を入力中である場合は(S14:Ye
s)、音声フラグVが「0」であるか否かを判定する
(S16)。続いて、音声フラグVが「0」である場合
は(S16:Yes)、今回は音声フレームを送信しな
いことを既に送信先に通知しているため、音声フレーム
は作成しないで次回から作成して送信するように音声フ
ラグV=1とする(S18)。また、音声フラグV=1
である場合は(S16:No)、A/D変換回路88か
ら出力された音声データを圧縮して音声フレームを作成
する(S20)。一方、音声データが存在しない場合、
つまり送受話器23に音声を入力中でない場合は(S1
4:No)、音声フラグV=0とする(S22)。な
お、音声データのデータ量が所定値以上である場合に音
声データがあると判定することにより、その判定の精度
がノイズの影響によって低下するのを防止する。
【0031】続いてメモリ85(図3)にストロークフ
レームが格納されている場合、つまりペン50によりテ
レパッド30に筆記している場合は(S24:Ye
s)、相手先通信装置100から受信している次の音声
フレーム(RS)がブランクフレーム(RS=B)であ
るか否かを判定する(S26)。つまり、相手先通信装
置100から次の相手の送信時に音声フレームが送信さ
れていないために、通信回線の負荷が小さくなるかを判
定する。ここで、相手先通信装置100からブランクフ
レームBを受信している場合は(S26:Yes)、メ
モリ85に格納されているストロークデータを長いフレ
ームでデータ量を多くして(S28)、音声フレームお
よびストロークフレームを合成し(S32)、その合成
フレームを相手先通信装置100へ送信する(S40、
図6(A)のt3〜t4)。つまり、相手先通信装置1
00からの音声フレームを受信していない場合は、受信
している場合よりも通信回線の負荷が小さくなっている
ため、ストロークフレームを一時的に長くし、より多く
のストロークデータを相手先通信装置100へ送信でき
る。一方、相手先通信装置100からブランクフレーム
Bを受信していない場合は(S26:No)、メモリ8
5に格納されているストロークデータを短いフレーム分
だけ取出し(S30)、音声フレームおよびストローク
フレームを合成し(S32)、その合成フレームを相手
先通信装置100へ送信する(S40、図6(A)のt
7〜t8)。つまり、相手先通信装置100からの音声
フレームを受信している場合は、受信していない場合よ
りも通信回線の負荷が大きくなっているため、ストロー
クフレームを短くして相手先通信装置100へ送信す
る。通常の会話では、交互に話すため、音声データには
必ず途切れが生じるので、ストロークデータがメモリか
らオーバーフローすることはない。特に、筆記しながら
会話する場合は、相手は聞いていることが多く、音声フ
レームはブランクなので、その期間を利用して一方的に
音声データおよびストロークデータを大量に送信するこ
とができ、効果的である。また、ストロークデータは圧
縮しなくてもよいため、ストロークデータに基づく画像
の表示品質の劣化もない。
【0032】また、メモリ85(図3)にストロークフ
レームが格納されていない場合、つまりペン50により
テレパッド30に筆記していない場合は(S24:N
o)、音声フラグVがリセットされているか否かを判定
し(S34)、音声フラグVがリセットされている場合
は(S34:Yes)、ストロークフレームをブランク
フレームに設定し(S36)、次に送る音声フレームの
音声フラグVがリセットされていない場合は(S34:
No)、ストロークフレームをダミーフレームに設定す
る(S38)。そして音声フレームおよびストロークフ
レームの合成フレームを通信モデム87、スイッチ9
7、通信回線98(図3)を介して相手先通信装置10
0へ送信し(S40)、相手先通信装置100からのデ
ータを通信回線98、スイッチ97および通信モデム8
7を介して受信する(S42)。この受信データは、図
示しないバッファに格納される。
【0033】続いて、今回送られた受信データに音声フ
レームがあるかないかを示すRSがBであるか否かを判
定し(S44)、ブランクデータでない場合(RS≠
B)は(S44:Yes)、相手から音声フレームが送
信されてくるので、その受信した音声フレームを伸張回
路92(図3)によって伸張し(S52)、その伸張し
た音声フレームをアナログ信号に変換し(S54)、次
に音声フラグVがリセットされているか否かを判定する
(S46)。ここで、音声フラグVがリセットされてい
る場合は(S46:Yes)、長いストロークフレーム
(S.Frame=L) を受信し(S50)、音声フラグVがリセ
ットされていない場合は(S46:No)、短いストロ
ークフレーム(S.Frame=S) を受信する(S48)。続い
て、受信したストロークフレームが存在する設定(RS
=J)を行い(S58)、受信したストロークフレーム
がブランクフレームである場合は(S60:Yes)、
RS=Bに設定し(S62)、ブランクフレームでない
場合は(S60:No)、受信したストロークフレーム
を表示部42(図3)へ転送する(S64)。なお、上
記の音声データの有無と、ストロークフレームの長短と
を判断し、音声およびストロークフレームを取り出す一
連の部分が、分離手段となる。
【0034】[第1実施形態の効果]以上のように、第
1実施形態の通信装置10を使用すれば、ペン50によ
りテレパッド30に筆記している場合に相手からの音声
フレームがない場合は、相手が音声フレームを送信する
はずだった期間により多くのストロークデータを相手に
送信することができ、ストロークフレームを粗くしない
でストロークフレームの送信効率を高めることができ
る。さらに、相手先通信装置100からストロークフレ
ームを受信している場合に送受話器23に音声を入力し
ていない場合は、相手先通信装置100から圧縮されて
いないストロークフレームを連続して受信することがで
きるため、相手先通信装置100からのストロークフレ
ームの受信効率を高めることができる。通常は、双方が
同時に音声を入力することはないため、相手の音声の入
力がない期間に、こちらのストロークデータを大量に送
信することができるため、送信効率を実用的に高めるこ
とができる。
【0035】<第2実施形態>次に、この発明に係る通
信装置の第2実施形態について図6(B)および図8を
参照して説明する。図6(B)は、通信装置10から相
手先通信装置100へ送信するデータの流れおよび相手
先通信装置100から受信するデータの流れを示すタイ
ミングチャートであり、図8は、この第2実施形態に係
る通信装置10におけるデータの送受信の流れを示すフ
ローチャートである。なお、図8に示すデータの送受信
の流れ以外は、前述の第1実施形態の通信装置10と同
一であるため、ここでは図8を中心に説明する。通信装
置10は、送受話器23(図3)に入力された音声をA
/D変換回路88によってデジタルの音声データに変換
し(S80)、その変換された音声データがある場合は
(S82:Yes)、つまり送受話器23に音声を入力
中である場合は(S82:Yes)、その音声フレーム
を圧縮回路89によって圧縮し(S84)、送受話器2
3に音声を入力中であることを示す音声フラグVを立て
る(S86)。また、音声データがない場合は(S8
2:No)、音声フラグVをリセットする(S88)。
【0036】続いてペン50によりテレパッド30に筆
記しており(S90:Yes)、音声フラグVがリセッ
トされていない、つまり送受話器23に音声を入力中で
ある場合は(S92:No)、ストロークフレームを圧
縮回路99によって圧縮し(S94)、音声フラグVが
リセットされている場合、つまり送受話器23に音声を
入力中でない場合は(S92:Yes)、ストロークフ
レームを圧縮しない(S93)。また、音声データがな
い場合は、ないことを示す短いブランクデータを送信す
る(図6(B)t3〜t4、t5〜t6)。一方、ペン
50によりテレパッド30に筆記していない場合は(S
90:No)、ストロークフレームをダミーフレームに
設定する(S96)。続いて合成回路86によって音声
フレームおよびストロークフレームを合成し(S9
8)、その合成データを相手先通信装置100へ送信す
る(S100、図6(B))。続いて相手先通信装置1
00からのデータを受信し(S102)、その受信した
データを分離回路91によって分離する(S104)。
続いてその分離したデータの中に音声フレームがある場
合は(S106:Yes)、その音声フレームを伸張回
路92によって伸張し(S108)、その伸張された音
声フレームをD/A変換回路93によってアナログの音
声信号に変換する(S110)。続いてS104におい
て分離されたデータの中にストロークフレームがある場
合は(S112:Yes)、そのストロークフレームを
表示部42へ転送する(S114)。
【0037】[第2実施形態の効果]以上のように、第
2実施形態の通信装置10を使用すれば、送受話器23
に音声を入力している場合にペン50によりテレパッド
30に筆記している場合には、圧縮回路99によりスト
ロークフレームを圧縮することができるため、ストロー
クフレームを圧縮しない場合よりも、ストロークフレー
ムの送信効率を高めることができる。
【0038】<第3実施形態>次に、この発明に係る通
信装置の第3実施形態について図9を参照して説明す
る。図9は、この第3実施形態に係る通信装置10にお
けるデータの送受信の流れを示すフローチャートであ
る。なお、図9に示すデータの送受信の流れ以外は、前
述の第1実施形態の通信装置10と同一であるため、こ
こでは図9を中心に説明する。通信装置10は、送受話
器23(図3)に入力された音声をA/D変換回路88
によってデジタルの音声データに変換し(S130)、
その変換された音声データがある場合は(S132:Y
es)、つまり送受話器23に音声を入力中である場合
は(S132:Yes)、その音声フレームを圧縮回路
89によって圧縮する(S134)。続いてペン50に
よりテレパッド30に筆記していない場合は(S13
6:No)、ストロークフレームをダミーフレームに設
定する(S138)。
【0039】続いて合成回路86によって音声フレーム
およびストロークフレームを合成し(S140)、その
合成データを相手先通信装置100へ送信する(S14
2)。続いて相手先通信装置100からのデータを受信
し(S144)、その受信したデータを分離回路91に
よって分離する(S146)。続いてその分離したデー
タの中に音声フレームがある場合は(S148:Ye
s)、その音声フレームを伸張回路92によって伸張し
(S150)、その伸張した音声フレームをD/A変換
回路93によってアナログの音声信号に変換する(S1
52)。続いてS146において分離したデータの中に
ストロークフレームがある場合は(S154:Ye
s)、そのストロークフレームを表示部42へ転送する
(S156)。
【0040】[第3実施形態の効果]以上のように、第
3実施形態の通信装置10を使用すれば、ペン50によ
りテレパッド30に筆記していない場合は、ストローク
フレームをダミーフレームに設定し、そのダミーフレー
ムおよび音声フレームを合成して相手先通信装置100
へ送信できるため、相手先通信装置100では、通信装
置10からの合成データを分離することにより、音声フ
レームのみが送信されてきたことを判定することができ
る。
【0041】<第4実施形態>次に、この発明に係る通
信装置の第4実施形態について図6(C)および図10
を参照して説明する。図6(C)は、通信装置10から
相手先通信装置100へ送信するデータの流れおよび相
手先通信装置100から受信するデータの流れを示すタ
イミングチャートであり、図10は、この第4実施形態
に係る通信装置10におけるデータの送受信の流れを示
すフローチャートである。なお、図10に示すデータの
送受信の流れ以外は、前述の第1実施形態の通信装置1
0と同一であるため、ここでは図10を中心に説明す
る。通信装置10は、送受話器23(図3)に入力され
た音声をA/D変換回路88によってデジタルの音声デ
ータに変換し(S160)、その変換された音声データ
がある場合は(S162:Yes)、つまり送受話器2
3に音声を入力中である場合は(S162:Yes)、
その音声フレームを圧縮回路89によって圧縮し(S1
64)、その圧縮された音声フレームを相手先通信装置
100へ送信する(S166、図6(C)のt1〜t
2)。
【0042】続いてペン50によりテレパッド30に筆
記している場合は(S168:Yes)、音声がない場
合にストロークフレームを相手先通信装置100へ送信
する(S170、図6(C)のt3〜t4)。続いて相
手先通信装置100からのデータを受信し(S17
2)、その受信したデータを分離回路91によって分離
する(S174)。続いてその分離したデータの中に音
声フレームがある場合は(S176:Yes)、その音
声フレームを伸張回路92によって伸張し(S17
8)、その伸張した音声フレームをD/A変換回路93
によってアナログの音声信号に変換する(S180)。
続いてS174において分離したデータの中にストロー
クフレームがある場合は(S182:Yes)、そのス
トロークフレームを表示部42へ転送する(S18
4)。
【0043】[第4実施形態の効果]以上のように、第
4実施形態の通信装置10を使用すれば、音声フレーム
およびストロークフレームを交互に相手先通信装置10
0へ送信することができるため、音声フレームおよびス
トロークフレームを合成して送信する場合よりも通信回
線の負荷を小さくすることができる。また、合成回路8
6が不要であるため、その分、装置のコストを低減でき
る。
【0044】<第5実施形態>次に、この発明に係る通
信装置の第5実施形態について図6(D)および図12
を参照して説明する。図6(D)は、通信装置10から
相手先通信装置100へ送信するデータの流れおよび相
手先通信装置100から受信するデータの流れを示すタ
イミングチャートであり、図12は、この第5実施形態
に係る通信装置10におけるデータの送受信の流れを示
すフローチャートである。なお、図12に示すデータの
送受信の流れ以外は、前述の第1実施形態の通信装置1
0と同一であるため、ここでは図12を中心に説明す
る。通信装置10は、送受話器23(図3)に入力され
た音声をA/D変換回路88によってデジタルの音声デ
ータに変換し(S200)、その変換された音声データ
がある場合は(S202:Yes)、つまり送受話器2
3に音声を入力中である場合は(S202:Yes)、
メモリ85(図3)にストロークデータが記憶されてい
るか否か、つまりテレパッド30に筆記しているか否か
を判定する(S204)。
【0045】続いて、メモリ85にストロークデータが
記憶されている場合、つまりテレパッド30に筆記して
いる場合は(S204:Yes)、ストロークフレーム
を圧縮回路99によって圧縮し(S206)、音声デー
タの圧縮率を高く設定し(S208)、その設定した高
圧縮率で音声データを圧縮する(S210)。続いて、
圧縮された音声フレームと、ストロークフレームとを合
成し(S220)、その合成フレームを相手先通信装置
100へ送信する(S222、図6(D)t3〜t
4)。一方、メモリ85にストロークデータが記憶され
ていない場合、つまりテレパッド30に筆記していない
場合は(S204:No)、音声データの圧縮率を低く
設定し(S212)、その設定した圧縮率で音声データ
を圧縮する(S210)。なお、高圧縮された音声フレ
ームの先頭には、高圧縮率を示すフラグが付されるた
め、上記合成フレームを受信した相手先通信装置100
は、上記フラグが付されているか否かによって伸張率を
判断する。
【0046】また、音声データがない場合、つまり送受
話器23に音声を入力中でない場合は(S202:N
o)、テレパッド30に筆記しているか否かを判定し
(S214)、筆記している場合は、ストロークフレー
ムを圧縮せず(S216)、筆記していない場合は(S
214:No)、ストロークフレームをダミーフレーム
に設定し(S218)、音声フレームおよびストローク
フレームを合成し(S220)、その合成フレームを相
手先通信装置100へ送信する(S222)。続いて相
手先通信装置100からのデータを受信し(S22
4)、その受信したデータを分離回路91によって分離
する(S226)。続いてその分離したデータの中に音
声フレームがある場合は(S228:Yes)、その音
声フレームを伸張回路92によって伸張し(S23
0)、その伸張された音声フレームをD/A変換回路9
3によってアナログの音声信号に変換する(S23
2)。続いてS226において分離されたデータの中に
ストロークフレームがある場合は(S234:Ye
s)、そのストロークフレームを表示部42へ転送する
(S236)。なお、上記処理では、ストロークフレー
ムの圧縮率を変えているが、圧縮しないで、送るデータ
量(フレームの長さ)のみ変えてもよい。
【0047】[第5実施形態の効果]以上のように、第
5実施形態の通信装置10を使用すれば、送受話器23
に音声を入力している場合にペン50によりテレパッド
30に筆記している場合には、圧縮回路99により音声
を高圧縮率で圧縮して送信することができるため、音声
を圧縮しない場合よりも、ストロークフレームの送信効
率を高めることができる。
【0048】<第6実施形態>次に、この発明に係る通
信装置の第6実施形態について図11(A)を参照して
説明する。図11(A)は、この第6実施形態に係る通
信装置の使用状態を示す説明図である。通信装置102
は、電話機95(図1)の機能を省いて構成されてお
り、既存の電話機100と電話回線104との間に接続
されている。この構成によれば、既存の電話機100を
利用できるため、その分、通信装置の製造コストを低減
することができる。また、電話機のない分、通信装置を
小型化できるため、携帯可能とすることにより、移動先
の電話機に接続して使用することができる。
【0049】<第7実施形態>次に、この発明に係る通
信装置の第7実施形態について図11(B)を参照して
説明する。図11(B)は、この第7実施形態に係る通
信装置の使用状態を示す説明図である。通信装置106
は、電話機95およびディスプレイ40(図1)の機能
を省いて構成されており、既存の電話機100と電話回
線104との間に接続されている。そして、ディスプレ
イ40に代えて携帯情報端末装置、いわゆるPDA(Per
sonal Digital Assistant)108を使用し、通信装置1
06およびPDA108間におけるデータの送受信を赤
外線I/F110を介して行う。通信装置106は、テ
レパッド30の機能、送信ボタン27、送信停止ボタン
28および消去ボタン29などの操作機能、PDA10
8と赤外線通信を行う機能などを備える。この構成によ
れば、通信装置106に筆記された軌跡や相手先通信装
置100から送信された軌跡をPDA108に備えられ
たLCD108aなどの表示装置に表示することができ
る。したがって、既存のPDA108を使用すれば、デ
ィスプレイ40が不要となるため、その分、通信装置の
製造コストを低減できる。また、通信装置106からP
DA108に送信されたデータをPDA108に備えら
れたメモリに記憶することにより、PDA108を携行
して移動先でメモリの内容をLCD108aに表示して
見ることができる。
【0050】<他の実施形態> (1)相手先通信装置100から送信されたストローク
フレームが間引きにより圧縮されている場合は、その間
引かれたデータを補完する補完回路(補完手段)を分離
回路91および表示部42の間に設けることもできる。
この構成によれば、高解像度の軌跡を画面上に再現する
ことができる。 (2)また、相手先通信装置100から送信されたスト
ロークフレームに基づいて文字認識し(文字認識手
段)、その文字認識結果に対応するキャラクタを表示部
42に表示するように構成することもできる。 (3)さらに、パッド32の筆記面33a上に描画グリ
ッドを設定し、筆記面33aに描かれた軌跡を最も近い
描画グリッドの交点に自動補正し、その交点間を接続し
て行くようにすることもできる。 (4)また、データを相手先に送信する場合に、相手先
の装置が通信装置10と同じ機能を持っているか否かを
確認する処理(ネゴシエーション)を行い、相手が同じ
機能を持っていることが検出されてからデータ送信を開
始することもできる。この場合、相手先が同じ機能を持
っていることが検出された場合は、通信速度や解像度な
どの通信能力を確認し、相手先の通信能力に対応させて
データを送信することもできる。また、相手先が同じ機
能を持っていないことが検出された場合は、スイッチ9
6,97(図3)を図3において下に倒し、通常の電話
機として機能する。 (5)なお、音声フレームまたはストロークフレームを
相手先へ送信し、その後通信回線を遮断したことを検出
し(通信回線遮断検出手段)、記憶されている送信デー
タ(未送信データおよび送信済みデータの少なくとも一
方)、あるいは、受信データが全部自動的に消去される
ように構成することもできる(データ消去手段)。ある
いは、逆に、通信回線が遮断されても、上記送信データ
または受信データがメモリに保持されるように構成する
こともできる。
【0051】[各実施形態のその他の効果] (1)音声フレームを優先し、ストロークフレームを音
声フレームよりも遅延させて相手先通信装置100へ送
信することができる。 (2)また、音声が途切れたとき(無音時)などにスト
ロークフレームを相手先通信装置100へ一気に送信す
ることもできる。 (3)さらに、相手先通信装置100の方が音声を入力
しており、通信装置10の方が音声を入力していないと
きに通信装置10から相手先通信装置100へストロー
クフレームを送信することもできる。 (4)またさらに、音声およびストロークは、共にデジ
タル処理して送受信するため、音声フレームがストロー
クフレームからの影響(雑音)を受けないので、クリア
な音声を通信することができる。しかも、電話線などの
低速データレート送信でも無理なくストロークフレーム
を送信することができる。また、デジタル処理されたス
トロークフレームを表示部42に表示するため、ストロ
ークに対応する軌跡を高解像度で表示することができ
る。
【0052】[各請求項と実施形態との対応関係]スト
ローク読取部70が請求項1ないし請求項6に係る読取
手段に対応し、送受話器23が音声入力手段に対応し、
A/D変換回路88が変換手段に対応する。また、圧縮
回路89が請求項1および請求項4に係る音声データ圧
縮手段に対応し、圧縮回路99が請求項2、請求項3、
請求項5および請求項6に係るストロークデータ圧縮手
段に対応する。そして、通信装置10が実行する図12
のS222が、請求項1および請求項4に係る送信手段
として機能し、S200〜S212が、音声データ圧縮
率制御手段として機能する。また、S24〜S30が、
請求項2、請求項3、請求項5および請求項6に係るス
トロークデータ制御手段として機能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る通信装置の主要
構成を示す説明図である。
【図2】パッド32の構造を示す説明図である。
【図3】通信装置10の主な電気的構成をブロックで示
す説明図である。
【図4】ストローク読取部70の主な電気的構成をブロ
ックで示す説明図である。
【図5】図5(A)は、音声フレームおよびストローク
フレームの構成を示す説明図であり、図5(B)は、ス
トロークフレームの構成を示す説明図であり、図5
(C)は、ストロークフレームの記憶状態を示す説明図
である。
【図6】図6(A)〜図6(D)は、それぞれ第1実施
形態、第2実施形態、第4実施形態および第5実施形態
における通信装置10から相手先通信装置100へ送信
するデータの流れおよび相手先通信装置100から受信
するデータの流れを示すタイミングチャートである。
【図7】第1実施形態の通信装置10におけるデータの
送受信の流れを示すフローチャートである。
【図8】第2実施形態に係る通信装置10におけるデー
タの送受信の流れを示すフローチャートである。
【図9】第3実施形態に係る通信装置10におけるデー
タの送受信の流れを示すフローチャートである。
【図10】第4実施形態に係る通信装置10におけるデ
ータの送受信の流れを示すフローチャートである。
【図11】図11(A)は、第6実施形態に係る通信装
置の使用状態を示す説明図であり、図11(B)は、第
7実施形態に係る通信装置の使用状態を示す説明図であ
る。
【図12】第5実施形態に係る通信装置10におけるデ
ータの送受信の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 通信装置 23 送受話器(音声入力手段) 33a 筆記面 70 ストローク読取部(読取手段) 88 A/D変換回路(変換手段) 89 圧縮回路(音声データ圧縮手段) 99 圧縮回路(ストロークデータ圧縮手段)
フロントページの続き (72)発明者 大橋 勉 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 友松 義継 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 小松 慈明 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 小宮 量平 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 Fターム(参考) 5B068 AA05 BB01 BD02 BE06 CC08 CD06 5D045 DA20 5J064 AA02 BA05 BC01 BC02 BC06 BC07 BD02 BD03 5K101 KK03 NN04 NN18 NN37 UU19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆記面と、 この筆記面に筆記された軌跡のストロークを読取る読取
    手段と、 音声を入力する音声入力手段と、 この音声入力手段により入力された音声をデジタルの音
    声データに変換する変換手段と、 この変換手段により変換された音声データを圧縮する音
    声データ圧縮手段と、 この音声データ圧縮手段により圧縮された音声データお
    よび前記読取手段により読取られたストロークを示すス
    トロークデータを通信手段を介して送信する送信手段
    と、 前記音声入力手段により音声が入力されている場合に前
    記筆記面に筆記が行われた場合は、筆記が行われていな
    い場合よりも前記音声データ圧縮手段による前記音声デ
    ータの圧縮率を高くする音声データ圧縮率制御手段と、 を備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 筆記面と、 この筆記面に筆記された軌跡のストロークを読取る読取
    手段と、 音声を入力する音声入力手段と、 この音声入力手段により入力された音声をデジタルの音
    声データに変換する変換手段と、 前記読取手段により読取られたストロークを示すストロ
    ークデータを圧縮するストロークデータ圧縮手段と、 前記変換手段により変換された音声データおよび前記ス
    トロークデータ圧縮手段により圧縮されたストロークデ
    ータを通信手段を介して送信する送信手段と、 前記筆記面に筆記が行われている場合に前記音声入力手
    段により音声が入力された場合は、前記音声入力手段に
    より音声が入力されていない場合よりも前記送信先へ送
    信するストロークデータを前記ストロークデータ圧縮手
    段により粗くするストロークデータ制御手段と、 を備えたことを特徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】 筆記面と、 この筆記面に筆記された軌跡のストロークを読取る読取
    手段と、 音声を入力する音声入力手段と、 この音声入力手段により入力された音声をデジタルの音
    声データに変換する変換手段と、 前記音声データおよび前記読取手段により読取られたス
    トロークデータを通信手段を介して送信する送信手段
    と、 前記筆記面に筆記が行われている場合に送信先から音声
    データを受信しているか否かを検出し、その検出結果に
    基づいて前記送信先へ送信するストロークデータ量を制
    御するストロークデータ制御手段と、 を備えたことを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 筆記面と、この筆記面に筆記された軌跡
    のストロークを読取る読取手段と、音声を入力する音声
    入力手段と、この音声入力手段により入力された音声を
    デジタルの音声データに変換する変換手段と、この変換
    手段により変換された音声データを圧縮する音声データ
    圧縮手段と、この音声データ圧縮手段により圧縮された
    音声データおよび前記読取手段により読取られたストロ
    ークを示すストロークデータを通信手段を介して送信す
    る送信手段と、前記音声入力手段により音声が入力され
    ている場合に前記筆記面に筆記が行われた場合は、筆記
    が行われていない場合よりも前記音声データ圧縮手段に
    よる前記音声データの圧縮率を高くする音声データ圧縮
    率制御手段とを備えた通信装置を機能させるためのコン
    ピュータプログラムが記録された記録媒体であって、 前記音声データ圧縮率制御手段が、前記音声入力手段に
    より音声が入力されている場合に前記筆記面に筆記が行
    われた場合は、筆記が行われていない場合よりも前記音
    声データ圧縮手段による前記音声データの圧縮率を高く
    するための処理を含むコンピュータプログラムが記録さ
    れたことを特徴とする記録媒体。
  5. 【請求項5】 筆記面と、この筆記面に筆記された軌跡
    のストロークを読取る読取手段と、音声を入力する音声
    入力手段と、この音声入力手段により入力された音声を
    デジタルの音声データに変換する変換手段と、前記読取
    手段により読取られたストロークを示すストロークデー
    タを圧縮するストロークデータ圧縮手段と、前記変換手
    段により変換された音声データおよび前記ストロークデ
    ータ圧縮手段により圧縮されたストロークデータを通信
    手段を介して送信する送信手段と、前記筆記面に筆記が
    行われている場合に前記音声入力手段により音声が入力
    された場合は、前記音声入力手段に音声が入力されてい
    ない場合よりも前記送信先へ送信するストロークデータ
    を前記ストロークデータ圧縮手段により粗くするストロ
    ークデータ制御手段とを備えた通信装置を機能させるた
    めのコンピュータプログラムが記録された記録媒体であ
    って、 前記ストロークデータ制御手段が、前記筆記面に筆記が
    行われている場合に前記音声入力手段により音声が入力
    された場合は、前記音声入力手段に音声が入力されてい
    ない場合よりも前記送信先へ送信するストロークデータ
    を前記ストロークデータ圧縮手段により粗くするための
    処理を含むコンピュータプログラムが記録されたことを
    特徴とする記録媒体。
  6. 【請求項6】 筆記面と、この筆記面に筆記された軌跡
    のストロークを読取る読取手段と、音声を入力する音声
    入力手段と、この音声入力手段により入力された音声を
    デジタルの音声データに変換する変換手段と、前記音声
    データおよび前記読取手段により読取られたストローク
    データを通信手段を介して送信する送信手段と、前記筆
    記面に筆記が行われている場合に送信先から音声データ
    を受信しているか否かを検出し、その検出結果に基づい
    て前記送信先へ送信するストロークデータ量を制御する
    ストロークデータ制御手段とを備えた通信装置を機能さ
    せるためのコンピュータプログラムが記録された記録媒
    体であって、 前記ストロークデータ制御手段が、前記筆記面に筆記が
    行われている場合に送信先から音声データを受信してい
    るか否かを検出し、その検出結果に基づいて前記送信先
    へ送信するストロークデータ量を制御するための処理を
    含むコンピュータプログラムが記録されたことを特徴と
    する記録媒体。
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JP2005196795A (ja) * 2004-01-07 2005-07-21 Microsoft Corp コンピューティング入力デバイス及びコンピューティングシステム
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