JP2001351598A - アルカリ電池用セパレータの処理方法および装置 - Google Patents

アルカリ電池用セパレータの処理方法および装置

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JP2001351598A
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sheet
washing
sulfuric acid
battery separator
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Hideji Hidaka
秀二 日高
Hiroki Yamaguchi
裕樹 山口
Tetsuji Koyama
哲司 小山
Shigehiro Yoshio
慈洋 吉尾
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Toyobo Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】スルホン化処理して電池用セパレータを製造す
るに際して、セパレータ中の残留の硫酸根を洗い流し
て、高い容量保持性能を有する電池用セパレータを提供
するこ処理方法。 【解決手段】ポリオレフィン系樹脂からなる繊維を含む
シートを硫酸浴4へ導入してスルホン化処理して、次い
で、水洗浴14に搬送されて、水洗い後、処理した後の
シート中に残る硫酸根を超音波16により洗浄すること
により、高い容量保持性能を有するアルカリ電池用セパ
レータの製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルカリ電池、特
にアルカリ二次電池に用いられるスルホン化ポリオレフ
ィン製セパレータを製作する装置に関するものであり、
この製作されたスルホン化ポリオレフィン製セパレータ
は、アルカリ二次電池に用いた場合、例えば、電気自動
車、電動工具等のバッテリー用のアルカリ電池に好適に
用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】アルカリ電池は、正極、負極、電解質、
セパレータ、及び容器に大別され、上記正極と負極が上
記セパレータにより隔絶され、上記電解質液に浸漬され
た状態で容器内に収納される。上記セパレータとしては
一般的にポリアミド系繊維、ポリプロピレン繊維、アク
リル繊維などからなる不織布が用いられる。
【0003】電池の特性には正極、負極、電解質の性状
だけでなく、セパレータも大きく関与することがわかっ
ており、該セパレータについて種々の改良が試みられて
いる。
【0004】電池特性に関してニッケル−水素電池など
のアルカリ電池において自己放電が比較的大きいことか
ら、昨今この自己放電の制御が大きな課題として取り上
げられている。
【0005】上記自己放電は硝酸根に起因することが知
られており、該硝酸根は電池内に混入したアンモニアが
酸化されることにより生成する。従って、アンモニア量
を低減すれば硝酸根も減少し、自己放電の抑制が期待で
きるのであるが、アンモニアは電極の製造工程において
混入され易く、電池へのアンモニア混入を完全に防ぐこ
とはきわめて困難である。
【0006】そこで電池内に混入したアンモニアが硝酸
根となる前にセパレータによって捕捉(トラップ)し、
遊離のアンモニアを減少させることにより、生成する硝
酸根量を低減するという手法が検討されている。
【0007】例えば、特開平10−116600号公報
には、ポリオレフィン繊維で構成されたセパレータをビ
ニル単量体によってグラフト化したものが示されてお
り、この得られたセパレータによりアンモニア等の窒素
の吸収及び保持を行っている(従来例)。
【0008】しかし上記従来例におけるアンモニアの
トラップは、基本的にカルボン酸基によるトラツプであ
り、上記カルボン酸基は電解質液に多量に共存するカリ
ウムイオンと選択的に結合する傾向が強いから、上記ア
ンモニアのトラップ量は低い量に止まる。加えて蒸気ビ
ニル単量体により親水化処理を行ったセパレータは耐熱
性に劣り、例えば60℃以上の比較的高温の環境下にあ
っては、酸性基の脱落などが起こり、アンモニアトラッ
プ性能を維持することが困難である。
【0009】また他のセパレータとして、第28回電池
討論会予稿集(第113頁、1987年)にポリプロピ
レンをスルホン化したセパレータが提案されており(従
来例)、この様なスルホン化ポヘリプロピレン製不織
布セパレセータを用いると、従来用いられていたポリア
ミド系セパレータよりも自己放電が少なく、高い容量保
持率を示すことが記載されている。
【0010】しかし上記従来例の提案は、窒素系の不
純物をセパレータから溶出させないことを目的としたセ
パレータであり、アンモニアを積極的にトラップするこ
とを考慮したものでなく、上記提案における実験ではア
ンモニアトラップ能力として不十分であり、またアンモ
ニアトラップ性能に関する検討が必要である。
【0011】従来から、アルカリ電池用セパレータは硫
酸、発煙硫酸、もしくは無水硫酸でスルホン化処理した
ものが、容量保持率、寿命などの点で優れていることが
知られている。ない。しかし、この処理により得られる
電池用セパレータを実際に電池に使用した場合、セパレ
ータ内に残留硫酸根量が残り,これが原因で短絡不良品
が増加するなど悪影響することも知られている。そこで
アンモニアトラップ性能を向上させる為にスルホン酸基
を多量に導入することが考えられるが、ポリオレフィン
系樹脂製繊維は耐酸性に優れるから、スルホン化の条件
を強めても繊維表面に集中的にスルホン酸基が導入され
るだけであり、しかもこの集中的にスルホン酸基が導入
された部分は強度が低くなるから繊維全体としての強度
低下を招く上、この繊維表面のスルホン化部分が崩壊し
て剥離を生じる場合があり、結果としてスルホン酸基量
の多いセパレータを得ることが困難となる。
【0012】ポリオレフィン系樹脂をスルホン化する方
法としては、例えば、特公平7−32008号公報に、
温度100〜120℃、濃度90〜97%の硫酸水溶液
に浸漬処理する方法が示されており(スルホン化)、
その製造装置として、シート状のポリオレフィン系樹脂
製布帛を浴槽内の硫酸水溶液に浸漬、通過させる様にし
て搬送する搬送機構を備えた装置が示されている。これ
らの装置においては硫酸、発煙硫酸、もしくは無水硫酸
でのスルホン化工程の後に洗浄工程を設け残留硫酸根の
洗浄による除去が行われている。たとえば、特開平6−
140018、特開平8−236094などもスルホン
化処理の後に遠心分離機により硫酸根を取り除き、水洗
いする方法が示されている。
【0013】しかし、この水洗いの工程で、十分なセパ
レータ性能を発揮するためには長時間(30分以上)の
洗浄が必要であり、また多量の水とその排水処理、およ
びその他エネルギー、労力を費やし、装置が巨大化する
とともに生産性の低下という問題があった。また、あま
り苛酷に水洗いするとシートの劣化による強度低下とい
う問題も発生する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の問題
を解決し、自己放電が少なく、容量保持率が良好である
アルカリ電池用セパレータを工業的に生産可能なコンパ
クトで高効率に製造する装置を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
電池用セパレーター製造装置において、(1)ポリオレフ
ィン系樹脂からなる繊維を含むシートを硫酸、発煙硫
酸、もしくは無水硫酸に浸漬処理しスルホン化処理し、
処理した後のセパレータ中に残留する硫酸根を洗浄浴内
に超音波を発生させ洗浄する事を特徴とするアルカリ電
池用セパレータのスルホン化処理方法で、(2)該洗浄浴
槽内に超音波を発生させる超音波発生器が、槽の底部、
側面、もしくは上部に取りつけられた事を特徴とするア
ルカリ電池用セパレータのスルホン化処理装置、(3)該
洗浄浴内に超音波を発生させる超音波発生器の出力周波
数が28kHz乃至100kHzであることを特徴とす
るアルカリ電池用セパレータのスルホン化処理装置、を
提供して超音波洗浄処理するものである。
【0016】超音波による繊維の洗浄方法によれば、織
物、編物、不織布などの組織の内部にまで超音波が行き
届き一般の洗浄に比べて洗浄効果は大きい。特に電池用
セパレータなどのように酸性基化処理等した場合は、繊
維表面以外に繊維組織内部まで、酸性基が含まれ,これ
を洗浄により取り除く必要があり、超音波による洗浄は
非常に効率的な手段となる。従来の機械的攪拌では実現
できない洗浄が可能となる。
【0017】この超音波による洗浄は、スルホン化処理
されたシートを水洗いする洗浄浴槽にてなされ、好まし
くは,この洗浄浴槽の上側から、または下側よりシート
に向けて発振して行われる。また、シート状物を浴槽移
動中に連続的に洗浄できるメリットがある。
【0018】この時の超音波の周波数としては、28k
Hz乃至100kHz、好ましくは,28乃至45kH
zである。この範囲より低い場合は、洗浄効果が低下し
水洗い時間の延長が必要であり、また100kHz以上
では、洗浄効果は変わらない。超音波洗浄が済んだ後
は、従来と同様の工程即ち、シートの乾燥工程へと移動
してセパレータが完成される。
【0019】本発明の超音波による繊維の洗浄方法は、
本発明以外に、布帛の染色工程での洗浄、各種加工処理
での洗浄に応用でき、産業上有効な手段である。特にシ
ート状反物など多孔質の素材からなるものをスルホン化
のような化学処理をした後の洗浄工程に適する。機械的
洗浄ではないことから、糸の強度低下もなく、多量の水
も不要でありかつ装置がコンパクトとなる。また、シー
ト状物を工程を移動しながら、連続的に洗浄できる。
【0020】本発明に用いられるシート状物としては、
ポリオレフィン系樹脂からなるもので、ポリプロピレン
が、好適に使用可能であるが、ポリプロピレン同等以上
の融点を持つオレフィン系樹脂であれば、ポリプロピレ
ンに限定されるものではない。例えば、ポリメチルペン
テンが、ポリプロピレンと同様に好適に使用可能であ
り、ポリブテン,ポリスチレン等の炭化水素系の樹脂で
構成された繊維状シートも使用可能である。
【0021】スルホン化する際のスルホン化処理剤とし
ては、硫酸、濃硫酸、発煙硫酸、SO3ガスなどが使用
できるが、特に濃硫酸を用い,処理温度は100℃以
上、120℃、特に130℃以上、135℃の範囲であ
ることが好ましい。また、処理時間は10分以下、好ま
しくは5分以下,3分以下であれば特にこのましい。さ
らに硫酸濃度としては、95%以上、好ましくは,97
%以上が良い。
【0022】また、処理槽中でのシート状物の張力を1
0〜3000g/50mmに制御すると、常にシート状
物の表面は均一化され、より一層超音波が均一にあた
り、シート状物の内部にまで超音波が行き渡る。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明にかかる装置の概略
図である。以下,本発明を図1にしたがって具体的に説
明する.尚、図面により本発明が特に制限されるもので
はない。
【0024】以下各部について詳細に説明する。1は巻
上がり状態のシート状物であり該シート状物はポリオレ
フィン系樹脂繊維を含むものであり、ここから引き出さ
れたシート状物2は、一定速度で駆動するローラー12
によって引き出される。シート2は搬送ローラー3によ
って硫酸浴4へ導入され、設定した浸漬長を経由し、所
定時間浸漬してスルホン化処理がなされる。続いてニッ
プローラー11によって含有する硫酸を殆どを除去し、次
いで硫酸の除去工程を経た後、一定速度で駆動するロー
ラー18によって水洗浴14に搬送される。尚シート状
物2中のポリオレフィン系樹脂繊維占有率としては10
質量%以上が好ましく、より好ましくは30質量%以上
である。このポリオレフィン系樹脂製繊維占有率があま
り低いと、スルホン化処理済ポリオレフィン系樹脂製繊
維が少なすぎ、電池性能の向上が見込めないからであ
る。
【0025】硫酸浴4の硫酸5は熱媒ジャケット10を
循環する熱媒によって加熱され所定の温度に保持されて
いる。硫酸浴、硫酸配管の内面はテフロン(登録商標)
コーティングしたものを用いる。
【0026】水洗浴中に搬送されたシートは水洗浴中の
洗浄水15と水洗浴底部に設けた超音波発生装置16によ
り発生する超音波によりセパレータ中に残留する硫酸根
を洗浄され、ニップローラー17によって含有する水分の
殆どを除去し、22の様に巻き取られる。
【0027】水洗浴に備え付ける超音波発生装置は、水
洗槽の底部だけでなく側面、上部に取りつけても構わな
い。好ましくは、シートの巾方向全体に超音波があてら
れることである。
【0028】実施例において、セパレータ中の硫黄量
は、「基礎分析化学講座、第11巻、日本分析化学会
(共立出版)、第 34〜43ページ、1965年9
月」に記載の方法に準じ,フラスコ燃焼法により実施し
た。超音波発振機は、本多株式会社製の型式:W−11
8T(出力300〜600W)を使用した。
【0029】実施例1 ポリプロピレンを素材とするシート幅100mm、シー
ト厚み100μm、繊維径10〜20μm、目付け40
g/m2の不織布を、硫酸の濃度が97%、温度が13
5℃でスルホン化処理を本装置で3分間行い、その後水
洗浴中に28kHzの超音波を発生させセパレータを洗
浄時間1分で洗浄し、乾燥した後セパレータ中の硫黄量
を測定した結果を表1に示す。スルホン化処理中のシー
トの張力は、1000g/50mmとした。
【0030】実施例2 実施例1と同じシートを同じ温度、濃度の硫酸で本装置
を用いてスルホン化処理を実施した後、洗浄浴内に45
kHzの超音波を発生させセパレータを洗浄時間1分で
洗浄し乾燥した後にセパレータ中の硫黄量を測定した結
果を表1に示す。
【0031】実施例3 実施例1と同じシートを同じ温度、濃度の硫酸で本装置
を用いてスルホン化処理を実施した後、洗浄浴内に10
0kHzの超音波を発生させセパレータを洗浄時間1分
で洗浄し乾燥した後にセパレータ中の硫黄量を測定した
結果を表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】比較例1 実施例1と同じシートを同じ温度、濃度の硫酸で本装置
を用いてスルホン化処理を実施した後、セパレータを洗
浄時間1分で洗浄し、乾燥した後にセパレータ中の硫黄
量を測定した結果を表1に示す。
【0034】比較例2 実施例1と同じシートを同じ温度、濃度の硫酸で本装置
を用いてスルホン化処理を実施した後、本装置の水洗浴
を使用せず巻き取ったセパレータを洗浄水を満たした容
器内に浸漬し、容器内に洗浄液を常に供給し長時間(24
時間)洗浄を行い乾燥した後にセパレータ内の硫黄量を
測定した結果を表1に示す。
【0035】表1から分かるように、超音波洗浄するこ
とにより硫黄量が比較例と比べ極端に小さくなってい
る。また、超音波を用いない場合は、24時間を要して
初めて硫黄量が本発明並になる。この結果、超音波洗浄
することにより、著しく洗浄時間は短縮される。
【0036】
【発明の効果】本発明に係る電池用セパレータの製造方
法、処理装置によれば、高いスルホン化度を示すセパレ
ータを安定して得ることができる、しかも工場設備規模
の巨大化を招くことなく、また生産性が良好となること
から、工業的生産が可能となる。加えてこの様にして得
られたセパレータを用いたアルカリ電池は、自己放電が
少なく、容量保持率の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる装置概略図の1例
【符号の説明】
1.巻上がり状態のシート、 2.引き出されたシート、 3.搬送ローラー、 4.硫酸浴、 5.硫酸、 6.熱媒ポンプ、 7.電気式熱媒ヒータ、 8.温度センサー、 9. 熱媒循環ライン、 10.熱媒ジャケット、 11.ニップローラー、 12.駆動ローラー、 13.駆動ローラー用モーター、 14.水洗浴、 15.洗浄水、 16.超音波発生装置、 17.ニップローラー、 18.駆動ローラー、 19.駆動ローラー用モーター、 20.コンタクトローラー駆動モーター 21.コンタクトローラー、 22.巻き取られたシート、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉尾 慈洋 滋賀県大津市堅田二丁目1番1号 東洋紡 績株式会社総合研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリオレフィン系樹脂からなる繊維を含む
    シート状物を酸性基化処理する処理装置において、処理
    した後のシート中に残留する酸性根を超音波により洗浄
    する事を特徴とするシート状物の処理方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、超音波発生器が、該洗
    浄浴槽の底部、側面、もしくは上部に取りつけられたこ
    とを特徴とするシートの処理装置。
  3. 【請求項3】超音波発生器の出力周波数が28kHz乃
    至100kHzであることを特徴とする請求項1乃至2
    のいずれかに記載のシートの処理装置。
  4. 【請求項4】酸性基化処理がスルホン化処理である事を
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のシートの
    処理装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載された方
    法により、処理されたシートがアルカリ電池用セパレー
    タに供することを特徴とするシートの処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109610117A (zh) * 2011-08-01 2019-04-12 伊利诺斯工具制品有限公司 用于准备吸附性基底的工艺以及用于基底的集成处理系统
CN109610117B (zh) * 2011-08-01 2022-03-04 伊利诺斯工具制品有限公司 用于准备吸附性基底的工艺以及用于基底的集成处理系统

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