JP2001350676A - 家庭用ネットワーク装置 - Google Patents
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Abstract
接続してデータ通信を可能にする家庭用ネットワーク装
置を提供する。 【解決手段】 複数の家電機器3を接続して各家電機器
3間で通信を行ってデータを共有できる家庭用ネットワ
ーク装置1において、各家電機器3とデータを授受して
データの管理を行うサーバー機能4を家電機器3に設
け、新たに接続される家電機器3nのデータ通信フォー
マットに応じた設定データを外部コンテンツ12から取
得して、既存の家電機器3a、3b、3cのサーバー機
能4の実行プログラムを該設定データにより書き換える
サーバー2を備えた。
Description
庫等の複数の家電機器をネットワーク接続して通信によ
りデータを共有することのできる家庭用ネットワーク装
置に関する。
0に示すようになっている。サーバー2に冷蔵庫3a、
テレビ3b、電子レンジ3c等の複数の家電機器3が接
続されている。サーバー2は各家電機器3とデータを授
受してデータを管理する。これにより、各家電機器3は
サーバー2を介してデータを共有できるようになってい
る。
ることによって、冷蔵庫3aに設けられる記憶部(不図
示)に記憶された冷蔵庫3a内の食品のリストを電子レ
ンジ3cの表示部(不図示)に表示させ、調理レシピに
従って調理に不足する食品の買い物リストを容易に作成
することができる。
来の家庭用ネットワーク装置1によると、サーバー2を
介して各家電機器3が接続されため、接続される家電機
器3の台数が少ない小規模のネットワークにおいてもサ
ーバー2が必要となり、ネットワーク構築のコストがか
かる問題があった。
器3nを接続する場合に、家電機器3nがデータ通信を
行うためのデータ通信フォーマットが他の家電機器(3
a、3b、3c)のデータ通信フォーマットと異なる場
合にはデータ通信を行うことができない問題もあった。
ことのできる家庭用ネットワーク装置を提供することを
目的とする。また、本発明は、データ通信フォーマット
の異なる家電機器を接続して簡単にデータ通信を行うこ
とのできる家庭用ネットワーク装置を提供することを目
的とする。
に本発明は、複数の家電機器を接続して各家電機器間で
通信を行ってデータを共有できる家庭用ネットワーク装
置において、各家電機器とデータを授受してデータの管
理を行うサーバー機能を前記家電機器に設けたことを特
徴としている。
らデータの要求があると、サーバー機能によって他の家
電機器に記憶されたデータを受信し、受信したデータか
ら必要なデータを抽出して要求のあった家電機器に送信
する。
ーク装置において、前記サーバー機能の実行プログラム
を所定のデータ通信フォーマットに応じて書き換えでき
るようにしたことを特徴としている。
ログラムはRAM等の書き換え可能な記憶装置に記憶さ
れる。既存の家電機器とデータ通信フォーマットの異な
る新たな家電機器が家庭用ネットワーク装置に接続され
た際に、パーソナルコンピュータ等を用いて、新たな家
電機器の実行プログラムを既存の家電機器のデータ通信
フォーマットに対応した実行プログラムに書き換えるこ
とによって、新たな家電機器と既存の家電機器との間で
通信が可能となる。
ーク装置において、各家電機器とデータを授受してデー
タの管理を行うとともに外部コンテンツに接続されるサ
ーバーを備え、新たに接続される家電機器のデータ通信
フォーマットに応じた設定データを前記外部コンテンツ
から取得して、既存の家電機器の前記サーバー機能の実
行プログラムを前記設定データにより書き換えるように
したことを特徴としている。
ーバーによって各家電機器間でデータを通信することが
でき、サーバー機能の実行プログラムはRAM等の書き
換え可能な記憶装置に記憶される。既存の家電機器とデ
ータ通信フォーマットの異なる新たな家電機器が家庭用
ネットワーク装置に接続された際に、サーバーは新たな
家電機器のデータ通信フォーマットに応じた設定データ
を前記外部コンテンツからダウンロードする。そして、
既存の家電機器の実行プログラムを新たな家電機器のデ
ータ通信フォーマットに対応した実行プログラムに書き
換えることによって、新たな家電機器と既存の家電機器
との間で通信が可能となる。
ーク装置において、各家電機器とデータを授受してデー
タの管理を行うとともに外部コンテンツに接続されるサ
ーバーを備え、新たに接続される家電機器のデータ通信
フォーマットに応じた設定データを前記外部コンテンツ
から取得して、前記サーバーの実行プログラムを前記設
定データにより書き換えることにより、前記サーバーに
よって既存の家電機器のデータ通信フォーマットと新た
な家電機器のデータ通信フォーマットとの間の変換を行
うようにしたことを特徴としている。
ーバーによって各家電機器間でデータを通信することが
でき、サーバーの実行プログラムはRAM等の書き換え
可能な記憶装置に記憶される。既存の家電機器とデータ
通信フォーマットの異なる新たな家電機器が家庭用ネッ
トワーク装置に接続された際に、サーバーは新たな家電
機器のデータ通信フォーマットに応じた設定データを前
記外部コンテンツからダウンロードする。前記設定デー
タによってサーバーの実行プログラムを書き換え、サー
バーと新たな家電機器との間で通信が可能となる。そし
て、サーバーは既存の家電機器から受信したデータを新
たな家電機器に対応したデータ通信フォーマットに変換
し、新たな家電機器に送信する。同様に、サーバーは新
たな家電機器から受信したデータを既存の家電機器のデ
ータ通信フォーマットに変換して既存の家電機器に送信
する。これにより、異なるデータ通信フォーマットを有
する家電機器間で通信が可能となる。
ーク装置において、前記サーバーは、各家電機器が保有
するデータを所定の時期に受信して記憶する記憶部と、
受信したデータが前記記憶部に記憶されたデータよりも
新しいか否かを判別する判別部とを有し、前記判別部の
判別結果に基づいて前記記憶部内のデータを更新したこ
とを特徴としている。
保持されたデータを所定の時期に受信して予め記憶部に
記憶しておき、一の家電機器のデータが要求されると、
そのデータを記憶部から取り出して送信する。家電機器
に保持されたデータを記憶部に記憶する際には、既に記
憶されたデータと受信したデータの日付等を判別部によ
って比較し、記憶部内のデータを新しいデータに書き換
える。
各家電機器間で通信を行ってデータを共有できる家庭用
ネットワーク装置において、各家電機器から送信される
データは、項目を示すとともに制御コードから成る項目
データと、該項目の値を示すとともにテキストデータか
ら成る値データとにより構成された一又は複数のデータ
ブロックを有することを特徴としている。
各家電機器間で通信を行ってデータを共有できる家庭用
ネットワーク装置において、各家電機器から送信される
データは、項目を示すとともにテキストデータから成る
項目データと、該項目の値を示すとともにテキストデー
タから成る値データとにより構成された一又は複数のデ
ータブロックを有することを特徴としている。
各家電機器間で通信を行ってデータを共有できる家庭用
ネットワーク装置において、各家電機器から送信される
データは、項目を示す項目データ及び該項目の値を示す
値データとから成り、前記項目データを所定の制御コー
ドにするとともに前記値データをテキストデータにした
一又は複数の第1データブロックと、前記項目データ及
び前記値データをテキストデータにした第2データブロ
ックとを有することを特徴としている。
タは第1データブロックにより制御コードから成る項目
データに続いて送信され、表示用のデータは第2データ
ブロックによりテキストデータから成る項目データに続
いて送信される。そして第2データブロックの項目デー
タはそのまま表示項目として使用され、第1データブロ
ックの項目データは制御コードのまま制御用のデータと
して使用される。
ーク装置において、第2データブロックの前記項目デー
タ及び前記値データを前記家電機器により表示できるよ
うにしたことを特徴としている。
ーク装置において、各家電機器とデータを授受してデー
タの管理を行うサーバーを備え、前記サーバーによっ
て、複数の家電機器から受信される重複した前記項目デ
ータを所定の項目データに変換したことを特徴としてい
る。
機器から受信した重複した項目データを、この項目デー
タを送信した家電機器に応じて一意に決められる所定の
項目データに変換する。これによって、サーバーから各
家電機器に誤りなくデータが送信される。
ーク装置において、各家電機器とデータを授受してデー
タの管理を行うサーバー機能を前記家電機器に設け、前
記サーバー機能によって、複数の家電機器から受信され
る重複した前記項目データを所定の項目データに変換し
たことを特徴としている。
参照して説明する。図1は第1実施形態の家庭用ネット
ワーク装置を示す概略構成図である。家庭用ネットワー
ク装置1は、冷蔵庫3a、テレビ3b、電子レンジ3c
等の複数の家電機器3が相互に接続されている。
ている。制御部6はCPUから成り、家電機器3の全体
の動作を制御する。記憶部5は、例えば家電機器3が電
子レンジの場合には調理のための調理プログラムや調理
レシピがデータベース化されて記憶されている。また、
他の家電機器と通信を行うための実行プログラムが記憶
されている。
サーバー部4は記憶部5に記憶された実行プログラムに
基づいて通信し、データの管理を行うサーバー機能を有
している。従って、他の家電機器の指示によって記憶部
5に記憶されたデータを抽出して送信する。また、他の
家電機器3に記憶されたデータを受信して必要なデータ
を抽出する。ネットワークサーバー部4は全ての家電機
器に必要なわけではなく、通信を行う一方に設けられて
おればよい。
データ入力を行う入力部等の周辺装置7が接続されてい
る。また、ネットワーク接続とは別に外部との信号の入
出力を行うためのインターフェース8が制御部6に接続
されている。
作の例を、電子レンジ3cにネットワークサーバー部4
が設けられている場合について説明する。冷蔵庫3aの
記憶部5には、貯蔵されている食品のデータが記憶され
ている。電子レンジ3cの記憶部5に記憶された調理メ
ニューを電子レンジ3cの入力部により選択すると、電
子レンジ3cのネットワークサーバー部4は冷蔵庫3a
に対して記憶部内の食品のデータを送信するように指示
する。
に記憶部内のデータを送信する。そして、調理レシピに
基づいて選択された調理メニューに必要な食品の有無を
確認し、電子レンジ3cの表示部には不足した食品から
成る買い物リストが表示される。
た場合に、テレビアンテナを通じて取得される調理レシ
ピの信号がネットワーク上に送信される。電子レンジ3
cは、必要な調理レシピか否かを制御部6により判別し
て、必要な場合は記憶部5に記憶する。記憶部5には予
め必要な調理メニューを記憶しておき、その調理レシピ
を受信した際にのみ記憶するようになっている。また、
使用者によるテレビ3bの操作によって必要な調理レシ
ピの場合にのみ信号を送信するようにしてもよい。
よると、家電機器3にサーバー機能を有するネットワー
クサーバー部4が設けられて各家電機器3が相互接続さ
れているので、従来のように別途サーバーを必要とせず
にデータの送受信及び抽出を行うことができる。従っ
て、小規模のネットワークを安価に構築して各家電機器
のデータを共有することができる。
置1の家電機器3の記憶部5はHDD、RAM、ROM
等の記憶装置から成っている。調理レシピ等のデータベ
ースは読み出し及び書き込みが必要で、大容量であるた
めHDDに記憶されている。RAM及びROMは図3に
示すようになっており、メインプログラムは読み出し専
用のROM領域10に記憶されている。データ解析プロ
グラムは読み書きができ、高速に処理ができるRAM領
域11に記憶されている。
ーク装置1に新たな家電機器3nが接続されると、デー
タ通信フォーマットが既存の家電機器(3a、3b、3
c)と同一でない場合がある。この場合に、データ解析
プログラムがRAM領域11に配されるため、新たな家
電機器3nに設けられたネットワークサーバー部4のデ
ータ解析プログラムをパーソナルコンピュータ等により
書き換えることができる。
れたデータ解析プログラムによって、既存の家電機器
(3a、3b、3c)に対応したデータ通信フォーマッ
トによりデータを送信することができる。これにより、
既存の家電機器3とデータ通信フォーマットの異なる新
たな家電機器3nを家庭用ネットワーク装置1に接続し
た場合であっても相互間で通信を行うことが可能とな
る。
の電源を遮断すると初期化されるため、書き換えられた
データ解析プログラムをHDDに記憶しておき、電源が
入れられた際にROM領域10に記憶されるメインプロ
グラムによってRAM領域11上にロードされるように
なっている。
ルチタスクの場合には、図4に示すようにRAM領域1
1にデータ解析プログラムを配し、ROM領域10には
メインプログラム及びOSを配することにより上記と同
様に動作させることができる。
ーク装置を示す概略構成図である。本実施形態は第1実
施形態に対してサーバー2が設けられている点が異なっ
ている。家庭用ネットワーク装置1は、冷蔵庫3a、テ
レビ3b、電子レンジ3c等の複数の家電機器3及びサ
ーバー2が相互接続されている。サーバー2は一の家電
機器3からデータを受信して他の家電機器3にデータを
抽出して送信する。また、サーバー2には、電話回線等
を介してインターネット等の外部コンテンツ12が接続
されている。
いる。制御部16はCPUから成り、サーバー2の全体
の動作を制御する。記憶部15には、各家電機器3から
受信したデータや、各家電機器3と通信を行うための実
行プログラムが記憶されている。
ーバー部14は記憶部15に記憶された実行プログラム
に基づいてデータの抽出及び送受信を行うサーバー機能
を有している。従って、図5の矢印Aに示すように、サ
ーバー2は例えば電子レンジ3cからの指示によって冷
蔵庫3aに記憶されたデータを受信し、必要なデータを
抽出して電子レンジ3cに送信する。
部や動作の設定を行う入力部等の周辺装置17が接続さ
れている。また、ネットワーク接続とは別に外部との信
号の入出力を行うためのインターフェース18が制御部
16に接続されており、外部コンテンツ12と接続する
ためのネットワークインターフェース19が制御部16
に接続されている。
施形態と同様にサーバー機能を有するネットワークサー
バー部4(図2参照)が設けられている。従って、矢印
Cに示すように各家電機器3間で通信を行ってデータを
抽出することができるようになっている。
ーバー2を介してデータの通信を行うことによって第1
実施形態と同様の動作を行うことができる。即ち、上記
と同様の例の場合について説明すると、冷蔵庫3aの記
憶部5には、貯蔵されている食品のデータが記憶されて
いる。サーバー2は所定の時期に冷蔵庫3aに対して記
憶部内のデータを送信するように指示する。サーバー2
の記憶部15には冷蔵庫3aから送信された記憶部5の
内容がコピーされる。
た調理メニューを電子レンジ3cの入力部により使用者
が選択すると、電子レンジ3cからサーバー2に対して
冷蔵庫3a内のデータを送信するように指示される。サ
ーバー2は記憶部15内のデータから冷蔵庫3a内の食
品のデータを抽出して電子レンジ3cに送信する。そし
て、電子レンジ3cによって調理レシピに基づいて選択
された調理メニューに必要な食品の有無を確認し、電子
レンジ3cの表示部には不足した食品から成る買い物リ
ストが表示される。
バー部14は、通常、家電機器3に搭載されるネットワ
ークサーバー部4(図2参照)よりも高速な通信を行う
ことができるようになっている。また、サーバー2は予
め各家電機器3が保持するデータを受信して記憶部15
に記憶しているので、一の家電機器から他の家電機器の
データが要求されたときに直ちにサーバー2から必要な
データを送信することができる。従って、データの通信
を迅速に行うことができる。
るネットワークサーバー部4が搭載されている場合に
は、第1実施形態と同様に、矢印Cに示すようにサーバ
ー2を介することなく通信を行って、必要なデータを抽
出して送信するか或いは受信したデータから必要なデー
タを抽出してもよい。
ば、1日毎等の所定の時期に各家電機器3の記憶部5に
保持されるデータが全て送信される。この時、判別部2
0によって記憶部15に記憶されたデータと受信したデ
ータとの日付等の比較が行われる。そして、記憶部15
内のデータの内容と異なるデータのみが新たに記憶部1
5に記憶されるようになっている。このようにすること
で、サーバー2は保持されるデータの更新を迅速に行う
ことができるようになっている。
に保持していても家電機器3からデータの要求があった
際に変化している場合がある。このため、例えば電子レ
ンジ3cからデータの要求があった際に、時間毎の変化
が大きいデータをサーバー2により冷蔵庫3aから取り
出して電子レンジ3cに送信する方が望ましい。従っ
て、サーバー2が受信したデータから、予め指定された
時間毎の変化が大きいデータの項目を記憶しておき、そ
のデータを除いて記憶部15に記憶するように判別部2
0により判別してもよい。これにより、サーバー2のデ
ータ記憶をより高速化することができる。
合には、テレビアンテナを通じて調理レシピの信号が取
得される。テレビ3bは調理レシピのデータをネットワ
ーク上に送信してサーバー2がこれを受信する。サーバ
ー2は電子レンジ3cに該データを送信し、電子レンジ
3cは必要な調理レシピか否かを制御部6(図2参照)
により判別する。制御部6の判別の結果、データが必要
な場合は、電子レンジ3cの記憶部5に記憶するように
なっている。
M、ROM等から成っており、前述の図3に示す第1実
施形態の家電機器3のネットワークサーバー部4と同様
に構成されている。従って、各家電機器3から受信する
データは読み書きが必要で、大容量であるためHDDに
記憶されている。メインプログラムは読み出し専用のR
OM領域10に記憶されている。データ解析プログラム
は読み書きができ、高速に処理ができるRAM領域11
に記憶されている。
に、既存の家電機器3とデータ通信フォーマットが異な
る新たな家電機器3nが接続された場合には、新たな家
電機器3nとサーバー2との間で通信路が確立された
後、新たな家電機器3nのメーカー名や家電機器の種類
の情報がサーバー2に送られる。これにより、サーバー
2によってインターネット上のホームページ等の外部コ
ンテンツ12から新たな家電機器3nに応じた実行プロ
グラムの書き換え用の設定データを取得することができ
る。データ解析プログラムはRAM領域11に配される
ため、取得した設定データによって書き換えられる。
にデータを送信する場合に、書き換えられたデータ解析
プログラムによって、既存の家電機器に対応したデータ
通信フォーマットを新たな家電機器3nに対応したデー
タ通信フォーマットに変換して送信する。また、新たな
家電機器3nからデータを受信した際にデータ通信フォ
ーマットを変換してデータを取り込み、他の家電機器に
送信する。これにより、既存の家電機器3とデータ通信
フォーマットの異なる新たな家電機器3nとの間で通信
を行うことが可能となる。
ー部4が設けられている場合には、サーバー2によって
外部コンテンツ12から、新たな家電機器3nに対応し
たデータ通信フォーマットによる通信を実行するための
設定データを取得しても良い。そして、矢印Bに示すよ
うに、サーバー2によって既存の家電機器3のデータ解
析プログラムは、新たな家電機器3nに対応したものに
書き換えられる。
3と新たな家電機器3nとが新たな家電機器3nに対応
したデータ通信フォーマットによりデータの送受信を行
うことができる。従って、高速な通信を行うことができ
るネットワークサーバー部4が家電機器3に設けられた
場合には、サーバー2を介することなく通信を行うこと
でより高速な通信を行うことができる。
1のデータは家電機器3の電源を遮断すると初期化され
るため、書き換えられたデータ解析プログラムをHDD
に記憶しておき、電源が入れられた際にROM領域10
に配されるメインプログラムによってRAM領域11上
にロードされるようになっている。
スクの場合には、前述の図4に示すようにRAM領域1
1にデータ解析プログラムを配し、ROM領域10には
データ解析メインプログラム及びOSを配することによ
り上記と同様に動作させることができる。
電機器3間や各家電機器3とサーバー2との通信が行わ
れる際に通信データのデータ通信フォーマットは図7に
示すようになっている。通信データ21は、送信先のア
ドレスや送信元のアドレス等から成るパケットヘッダ部
23と、パケットデータ部22とから成っている。
データ領域24とから成っている。ヘッダ領域25は後
述するデータブロック30の個数及びデータの要求か応
答かを示す識別子等を有している。各家電機器3の記憶
部5には値を示す値データと各値データの項目名を示す
項目データとが記憶されている。
と項目データ27とから成る一又は複数のデータブロッ
ク30が格納される。項目データ27はデータ通信フォ
ーマットに基づいた制御コードから成っており、値デー
タ26はテキストデータから成っている。
を行うと、パケットヘッダ部23により送信先または送
信元のアドレスが容易に判別される。また、新たな家電
機器3n(図5参照)と既存の家電機器3との間でデー
タ通信フォーマットが異なる場合には制御コードを変換
するだけで簡単に互いに認識させることができ、値デー
タをそのまま使用して通信を行うことができる。これに
より、値データを認識するための変換を必要とせず、デ
ータ変換が容易で値データを汎用的に使用することがで
きる。
キストデータから成るキーワードを用いた項目データ2
8と、テキストデータから成る値データ26とによって
データブロック31を構成しても良い。この場合、項目
データ28を送信側の家電機器3において制御コードか
らテキストデータに変換する。このようにすると、異な
るデータ通信フォーマット間で項目データの変換の必要
がなく容易に相互通信を行うことができる。
電機器3から抽出したデータを予めサーバー2の記憶部
15(図6参照)に記憶しておくと、データの要求があ
った際に項目データ28をそのまま所定の表示部に表示
することができ、迅速に応答することができる。
する際に、項目データ28をキーワードとして検索する
と、異なる家電機器3において同一のキーワードから成
る項目データ28が用いられている可能性がある。この
ため、サーバー2(図6参照)によってキーワードを家
電機器毎に応じて変換するようになっている。
電機器3のアドレス、各家電機器3の項目データ28、
該項目データ28を変換した選択用項目データが保持さ
れる。例えば、「庫内温度」という項目データ28を電
子レンジ3cと冷蔵庫3aとが有する場合に、記憶部1
5内には、選択用項目データとして、「電子レンジ庫内
温度」及び「冷蔵庫庫内温度」等のように保持されてい
る。
ータを要求すると、「電子レンジ庫内温度」、「冷蔵庫
庫内温度」、その他の選択用項目データがテレビ画面に
一覧表示される。そして、使用者は「電子レンジ庫内温
度」と「冷蔵庫庫内温度」とを区別して選択することが
でき、選択された選択用項目データに対応するアドレス
に従って、サーバー2は所望の家電機器3から値データ
を取得してテレビ画面に表示する。これにより、異なる
家電機器3で重複する項目データ28(キーワード)が
あっても、使用者は所望のデータを誤りなく得ることが
できる。
られ、サーバー機能が高速な通信を行うことができる場
合や、第1実施形態のようにサーバー2を備えない家庭
用ネットワーク装置1の場合には、サーバー機能によっ
て項目データ28を変換しても良い。
7と同様の一または複数のデータブロック30と、図8
と同様の一または複数のデータブロック31を格納して
も良い。データを家電機器3の制御データとして使用す
る場合には、テキストデータから成る項目データは再度
制御コードに変換して判別する必要があるため、迅速な
応答ができない。
部15等に時間的な変化の大きいデータを記憶しておく
と、頻繁にデータを更新する必要があり、家庭用ネット
ワーク装置1の負担が大きくなるため、データの要求が
あった際に各家電機器3からデータを抽出する。このた
め、データ要求があった際に項目データを処理速度の遅
い各家電機器3において制御コードからテキストデータ
に変換すると時間がかかり迅速な応答ができない。
いデータの項目データは制御コードのままサーバー2に
送信することによって、制御データはデータ変換の必要
がなく、時間的変化の大きいデータはサーバー2によっ
て高速にテキストデータに変換される。一方、表示に使
用されるデータの項目データは、テキストデータとして
送信することによって、サーバー2の記憶部15から取
り出してそのまま表示することができる。
データは制御コードから成る項目データ27を有するデ
ータブロック30として通信し、表示用のデータはテキ
ストデータから成る項目データ28を有するデータブロ
ック31として通信することで迅速な応答が可能とな
る。尚、各家電機器3のサーバー機能が高速にデータ処
理か可能な場合には、時間的変化の大きいデータの項目
データを各家電機器3によりテキストデータに変換した
後、通信を行っても良い。
能が設けられて各家電機器が相互接続されているので、
従来のように別途サーバーを必要とせずにデータの送受
信及び抽出を行うことができる。従って、小規模なネッ
トワークを安価に構築して各家電機器のデータを共有す
ることができる。
プログラムを所定のデータ通信フォーマットに応じて書
き換えできるようにしているので、既存の家電機器とデ
ータ通信フォーマットの異なる新たな家電機器がネット
ワークに接続された際に、パーソナルコンピュータ等を
用いて、新たな家電機器の実行プログラムを既存の家電
機器のデータ通信フォーマットに対応した実行プログラ
ムに書き換えることによって、新たな家電機器と既存の
家電機器との間で通信が可能となる。
ータ通信フォーマットの異なる新たな家電機器が家庭用
ネットワーク装置に接続された際に、新たな家電機器の
データ通信フォーマットに応じた設定データを外部コン
テンツからダウンロードし、既存の家電機器の実行プロ
グラムを新たな家電機器のデータ通信フォーマットに対
応した実行プログラムに書き換えることによって、新た
な家電機器と既存の家電機器との間で通信が可能とな
る。
ータ通信フォーマットの異なる新たな家電機器が家庭用
ネットワーク装置に接続された際に、新たな家電機器の
データ通信フォーマットに応じた設定データを外部コン
テンツからダウンロードし、設定データによりサーバー
は新たな家電機器との間でデータ通信可能となる。そし
て、該設定データによって、サーバーは既存の家電機器
及び新たな家電機器から受信したデータのデータ通信フ
ォーマットに変換して送信する。これにより、異なるデ
ータ通信フォーマットを有する家電機器間で通信が可能
となる。
所定の時期に各家電機器が保持するデータを受信して記
憶しているのでデータの要求があった際に迅速に送信す
ることができる。また、記憶時に新たなデータのみを更
新するようにしているので、記憶する時間を短縮して家
庭用ネットワーク装置に対するトラフィックの負荷を軽
減することができる。
制御コードから成る項目データとテキストデータから成
る値データとを一のデータブロックとして格納されるの
で、家庭用ネットワーク装置に接続される新たな家電機
器と既存の家電機器との間でデータ通信フォーマットが
異なる場合には制御コードを変換するだけで簡単に互い
に認識させることができ、値データをそのまま使用して
通信を行うことができる。これにより、値データを認識
するための変換を必要とせず、汎用的に使用することが
できる。
トデータから成る項目データ及び値データを一のデータ
ブロックとして格納されるので、異なるデータ通信フォ
ーマット間で項目データの変換の必要がなく容易に相互
通信を行うことができる。また、各家電機器から抽出し
たデータを予めサーバーの記憶部等に記憶しておくと、
データの要求があった際に項目データをそのまま所定の
表示部に表示することができ、迅速に応答することがで
きる。
ータを所定の制御コードにするとともに値データをテキ
ストデータにした一又は複数の第1データブロックと、
項目データ及び値データをテキストデータにした第2デ
ータブロックとを有するので、例えば制御データは第1
データブロックとして通信することでデータ変換の必要
がなく、表示用のデータは第2データブロックとして通
信することで取り出してそのまま表示することができる
ので、迅速な応答が可能となる。
ーバー機能によって複数の家電機器から受信したキーワ
ードから成る項目データを所定の項目データに変換する
ことで、重複したキーワードがあっても使用者は所望の
データを誤りなく得ることができる。
ク装置を示す構成図である。
ク装置の家電機器を示す構成図である。
ク装置の家電機器の実行プログラムの記憶状態を示す図
である。
ク装置の家電機器の他の実行プログラムの記憶状態を示
す図である。
ク装置を示す構成図である。
ク装置の家電機器を示す構成図である。
ク装置の通信データをを示す図である。
ク装置の他の通信データをを示す図である。
ク装置の更に他の通信データを示す図である。
図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 複数の家電機器を接続して各家電機器間
で通信を行ってデータを共有できる家庭用ネットワーク
装置において、各家電機器とデータを授受してデータの
管理を行うサーバー機能を前記家電機器に設けたことを
特徴とする家庭用ネットワーク装置。 - 【請求項2】 前記サーバー機能の実行プログラムを所
定のデータ通信フォーマットに応じて書き換えできるよ
うにしたことを特徴とする請求項1に記載の家庭用ネッ
トワーク装置。 - 【請求項3】 各家電機器とデータを授受してデータの
管理を行うとともに外部コンテンツに接続されるサーバ
ーを備え、新たに接続される家電機器のデータ通信フォ
ーマットに応じた設定データを前記外部コンテンツから
取得して、既存の家電機器の前記サーバー機能の実行プ
ログラムを前記設定データにより書き換えるようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の家庭用ネットワーク
装置。 - 【請求項4】 各家電機器とデータを授受してデータの
管理を行うとともに外部コンテンツに接続されるサーバ
ーを備え、新たに接続される家電機器のデータ通信フォ
ーマットに応じた設定データを前記外部コンテンツから
取得して、前記サーバーの実行プログラムを前記設定デ
ータにより書き換えることにより、前記サーバーによっ
て既存の家電機器のデータ通信フォーマットと新たな家
電機器のデータ通信フォーマットとの間の変換を行うよ
うにしたことを特徴とする請求項1に記載の家庭用ネッ
トワーク装置。 - 【請求項5】 前記サーバーは、各家電機器が保持する
データを所定の時期に受信して記憶する記憶部と、受信
したデータが前記記憶部に記憶されたデータよりも新し
いか否かを判別する判別部とを有し、前記判別部の判別
結果に基づいて前記記憶部内のデータを更新したことを
特徴とする請求項3または請求項4に記載の家庭用ネッ
トワーク装置。 - 【請求項6】 複数の家電機器を接続して各家電機器間
で通信を行ってデータを共有できる家庭用ネットワーク
装置において、各家電機器から送信されるデータは、項
目を示すとともに制御コードから成る項目データと、該
項目の値を示すとともにテキストデータから成る値デー
タとにより構成された一又は複数のデータブロックを有
することを特徴とする家庭用ネットワーク装置。 - 【請求項7】 複数の家電機器を接続して各家電機器間
で通信を行ってデータを共有できる家庭用ネットワーク
装置において、各家電機器から送信されるデータは、項
目を示すとともにテキストデータから成る項目データ
と、該項目の値を示すとともにテキストデータから成る
値データとにより構成された一又は複数のデータブロッ
クを有することを特徴とする家庭用ネットワーク装置。 - 【請求項8】 複数の家電機器を接続して各家電機器間
で通信を行ってデータを共有できる家庭用ネットワーク
装置において、各家電機器から送信されるデータは、項
目を示す項目データ及び該項目の値を示す値データとか
ら成り、前記項目データを所定の制御コードにするとと
もに前記値データをテキストデータにした一又は複数の
第1データブロックと、前記項目データ及び前記値デー
タをテキストデータにした第2データブロックとを有す
ることを特徴とする家庭用ネットワーク装置。 - 【請求項9】 第2データブロックの前記項目データ及
び前記値データを前記家電機器により表示できるように
したことを特徴とする請求項8に記載の家庭用ネットワ
ーク装置。 - 【請求項10】 各家電機器とデータを授受してデータ
の管理を行うサーバーを備え、前記サーバーによって、
複数の家電機器から受信される重複した前記項目データ
を所定の項目データに変換したことを特徴とする請求項
7〜請求項9のいずれかに記載の家庭用ネットワーク装
置。 - 【請求項11】 各家電機器とデータを授受してデータ
の管理を行うサーバー機能を前記家電機器に設け、前記
サーバー機能によって、複数の家電機器から受信される
重複した前記項目データを所定の項目データに変換した
ことを特徴とする請求項7〜請求項9のいずれかに記載
の家庭用ネットワーク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000171489A JP2001350676A (ja) | 2000-06-08 | 2000-06-08 | 家庭用ネットワーク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000171489A JP2001350676A (ja) | 2000-06-08 | 2000-06-08 | 家庭用ネットワーク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001350676A true JP2001350676A (ja) | 2001-12-21 |
Family
ID=18674031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000171489A Pending JP2001350676A (ja) | 2000-06-08 | 2000-06-08 | 家庭用ネットワーク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001350676A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004061096A (ja) * | 2002-07-27 | 2004-02-26 | Samsung Electronics Co Ltd | 冷蔵庫システム及び冷蔵庫システムのアップグレード方法 |
US7082341B2 (en) | 2002-02-28 | 2006-07-25 | Lg Electronics Inc. | Home network system and method for exchanging standards in the same |
CN100407630C (zh) * | 2005-12-05 | 2008-07-30 | 上海广电(集团)有限公司中央研究院 | 家庭多媒体接入设备 |
JP2012060573A (ja) * | 2010-09-13 | 2012-03-22 | Mitsubishi Electric Corp | 監視制御システム総合試験方法及び模擬装置 |
WO2023207171A1 (zh) * | 2022-04-24 | 2023-11-02 | 青岛海信智慧生活科技股份有限公司 | 家居设备的控制方法、家居设备及智能烹饪方法 |
-
2000
- 2000-06-08 JP JP2000171489A patent/JP2001350676A/ja active Pending
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