JP2001350142A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2001350142A
JP2001350142A JP2000177129A JP2000177129A JP2001350142A JP 2001350142 A JP2001350142 A JP 2001350142A JP 2000177129 A JP2000177129 A JP 2000177129A JP 2000177129 A JP2000177129 A JP 2000177129A JP 2001350142 A JP2001350142 A JP 2001350142A
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Japan
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liquid crystal
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display device
pair
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JP2000177129A
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English (en)
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卓也 ▲高▼橋
Takuya Takahashi
Kenichi Kizawa
賢一 鬼沢
Isao Ikuta
勲 生田
Yoichi Sakaki
洋一 榊
Noboru Hoshino
登 星野
Kazuhiro Kuwabara
和広 桑原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1335Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
    • G02F1/133553Reflecting elements

Abstract

(57)【要約】 【課題】高輝度な反射型液晶表示装置を提供するため、
アルミニウム−ネオジム合金のネオジム添加量を適正化
することにより高反射率の反射層材料を得る。 【解決手段】0.5 重量%以上3重量%以下のネオジム
添加量でアルミニウム−ネオジム合金の反射率は高くな
る。この組成の反射層を用いた反射型液晶表示装置、ま
たは部分透過型液晶表示装置の構成とする。この組成の
反射膜を採用すれば、明るくコントラストの高い表示を
実現する反射型液晶表示装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射型液晶表示装
置に関わる。
【0002】
【従来の技術】薄型化・軽量化・高精細化が図れる画像
表示装置として液晶表示装置がある。その中でも反射型
液晶表示装置はバックライトを必要とせず自然光や室内
灯などの外光によって表示を行うため低消費電力の特長
を持ち、携帯情報端末や携帯ゲーム機等の商品化に大き
く貢献している。
【0003】反射型液晶表示装置の反射層に用いる高反
射率材料としてアルミニウムが知られている。しかしな
がら、例えば特開平11−242240号公報に記載さ
れているように、アルミニウム膜は液晶表示装置の製造
工程中の熱履歴によりヒロックやボイド等の表面形状変
化を引き起こすため、その反射率を著しく低下させるこ
とになる。そこで、特開平11−242240号公報で
は、アルミニウム膜の下地にチタン膜やモリブデン膜を
設けた積層の反射層とすることにより反射率の低下を解
消している。また、アルミニウム膜の代わりにアルミニ
ウム−ジルコニウム、アルミニウム−ネオジム、アルミ
ニウム−イットリウム等のアルミニウム合金を用いると
表面形状変化を抑制できると記載されている。
【0004】特許公報第2,733,006 号には、ネオジム,
ガドリニウム,ジスプロシウムのうちの1種または2種
以上を添加したアルミニウム合金からなる半導体用電極
について記載されている。これらの添加元素を総量で
1.0 原子%超〜15原子%含有させることによりヒロ
ック耐性が得られる。これは、固溶した添加元素の一部
または全部が金属間化合物として析出するためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術である特
開平11−242240号公報では、アルミニウム合金
反射層の反射率の低下を解消するための合金添加量につ
いて記載されていない。一方、特許公報第2,733,006 号
には、アルミニウム合金のヒロック耐性のメカニズムに
ついて、固溶した添加元素の一部または全部が金属間化
合物として析出するためと記載されている。このヒロッ
ク耐性メカニズムから類推すると、アルミニウム合金反
射率を低下させるような表面形状変化を起こさない必要
最小限の添加元素量があるものと考えられる。また、添
加元素量が過剰な場合には金属間化合物の析出量が増大
し、反射層表面において金属間化合物の面積が占める割
合が大きくなり、ひいては反射率が低下する場合も考え
られる。すなわち、発明者らは、アルミニウム合金反射
層の反射率の低下を解消するための合金添加量には適正
範囲があるものと推察した。
【0006】本発明が解決しようとする課題は、アルミ
ニウム−ネオジム合金のネオジム添加量を適正化するこ
とにより高反射率の反射層材料を得、さらにこの反射層
を用いた高輝度な反射型液晶表示装置を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】アルミニウム−ネオジム
合金のネオジム添加量を適正化するために、ネオジム添
加量をパラメータとしてアルミニウム−ネオジム合金膜
の反射率を測定した。その結果、純アルミニウムより
も、0.5 重量%のネオジムを添加したアルミニウム合
金の方が反射率が著しく高いことがわかった。また、3
重量%よりもネオジム添加量が高い領域では、ネオジム
添加量が増すに従い反射率が低下することがわかった。
すなわち、0.5 重量%以上3重量%以下のネオジム添
加量が反射層アルミニウム合金として適正でる90%以
上の高反射率が得られることがわかった。
【0008】なお、アルミニウムへの添加元素量が低い
ときに高反射率が得られる傾向は、添加元素種がランタ
ン,サマリウム,イットリウムなどの場合も同様であっ
た。
【0009】3重量%よりもネオジム添加量が高い領域
でネオジム添加量が増すに従い反射率が低下する原因を
調べるために、反射層であるアルミニウム−ネオジム合
金の組織を透過電子顕微鏡にて観察した。その結果、1
重量%や3重量%の低ネオジム添加量のアルミニウム−
ネオジム合金の組織は柱状である。金属間化合物相の析
出がほとんど観察されないことから、柱状の結晶粒が妨
げなしに成長できるものと考察できる。このような組織
のときに反射率が高くなる。また、5重量%や10重量
%の高ネオジム添加量のアルミニウム−ネオジム合金の
組織は粒状である。粒状の結晶粒のうち小さなものはア
ルミニウムとネオジムとの金属間化合物である。この金
属間化合物相がアルミニウム相の粗大化を妨げる結果、
粒状の組織になるものと考察できる。このような組織の
ときは、アルミニウムとネオジムとの金属間化合物が反
射層表面に占める面積が大きいと考えられ、反射率は低
くなる。
【0010】本件の一実施態様によれば、透明基板であ
る第一の基板と、第二の基板と、第一の基板及び第二の
基板間に配置された液晶層と、第一の基板と第二の基板
の一方の基板もしくは両方の基板に配置された電極群と
を有し、電極群により液晶層の液晶分子の向きを変えた
り、表示情報を送信して表示を制御する液晶表示装置
で、第二の基板には、第一の基板側から入射した光を反
射する反射層を配置し、反射層はAlを主成分とし、N
dを0.5 重量パーセント以上3重量パーセント以下含
む合金を用いるというものである。尚、この場合の電極
群としては、少なくとも走査電極、走査電極と交差する
ように配置された信号電極、電圧を印加して液晶層の液
晶分子の向きを変える画素電極、共通電極(対向電極)
である。
【0011】また、反射率を考慮すると、さらに好まし
くは、この反射層はAlを主成分として、Ndを0.5
重量パーセント以上1重量パーセント以下含む合金で構
成することが望ましい。
【0012】さらに、第二の基板も透明基板とし、第二
の基板側にはバックライトとなる光源を配置し、また反
射層を部分的に開口部を有している構成とすることで、
バックライトからの光及び第一の基板側からの光を利用
して省電力を図るというものである。
【0013】本発明の別の実施態様によれば、透明であ
る第一の基板と、第二の基板と、第一の基板及び第二の
基板間に配置された液晶層と、第一の基板と第二の基板
の一方の基板もしくは両方の基板に配置された電極群と
を有し、電極群により液晶層の液晶分子の向きを変えた
り、表示情報を送信して表示を制御する液晶表示装置
で、第二の基板には、電極群のうちの一部の電極が配置
されており、この一部の電極はAlを主成分とし、Nd
を0.5 重量パーセント以上3重量パーセント以下含む
合金により構成されているというものである。またこの
一部の電極は、電極としての働きの他に、第一の基板側
から入射した光を反射する機能も有しているというもの
である。
【0014】本発明のさらに別の実施態様によれば、透
明である第一の基板と、第二の基板と、第一の基板及び
第二の基板間に配置された液晶層と、第一の基板と第二
の基板の一方の基板もしくは両方の基板に配置された電
極群とを有し、この電極群により液晶層の液晶分子の向
きを変えたり、表示情報を送信したりして表示を制御す
る液晶表示装置で、第二の基板には、複数の薄膜トラン
ジスタと、この複数の薄膜トランジスタのそれぞれのソ
ース電極に接続した反射層を有し、この反射層はAlを
主成分とし、Ndを0.5 重量パーセント以上3重量パ
ーセント以下含む合金により構成されているというもの
であり、第一の基板側から入射した光を反射するという
ものである。
【0015】さらに、この第二の基板は透明基板であ
り、また第二の基板側にはバックライトとなる光源を配
置し、反射層には部分的に開口部を有しているというも
のである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。 (実施例1)本実施例は、ネオジム添加量をパラメータ
としてアルミニウム−ネオジム合金膜の反射率を測定
し、更に膜の組織を観察した例である。ネオジムを所定
量含有する合金ターゲットを用いてDCマグネトロンス
パッタ法にてガラス基板上にアルミニウム−ネオジム合
金膜を成膜した。基板温度は120℃、成膜パワーは3
kW、アルゴン圧は0.3Paである。
【0017】図1に、アルミニウム−ネオジム合金膜の
反射率とネオジム添加量の関係を示す。反射率は波長5
50nmに対する値である。図1より、ネオジムを0.
5 重量%以上添加したアルミニウム合金の反射率は純
アルミニウムのそれよりも高いこと、ネオジムの添加量
増加とともに反射率が低下することがわかった。なお、
いずれのネオジム添加量のアルミニウム−ネオジム合金
膜の場合も、その反射率の分光特性は400nmから7
00nmの波長範囲でほぼフラットであった。
【0018】図2,図3に、アルミニウム−ネオジム合
金膜の組織とネオジム添加量の関係を示す。DCマグネ
トロンスパッタ法にてガラス基板上にアルミニウム−ネ
オジム合金膜を膜厚約300nmに成膜した。膜の断面
をシニング加工し、透過型電子顕微鏡により観察した。
図2(a)は1重量%のネオジムを添加したアルミニウ
ム−ネオジム合金膜の組織である。結晶粒は柱状に成長
しているが、金属間化合物相の生成がほとんどないため
に、柱状の結晶粒成長が可能であると推察できる。図2
(b)は3重量%のネオジムを添加したアルミニウム−
ネオジム合金膜の組織であり、1重量%の場合と同様に
柱状の結晶粒が観察された。図3(c)は5重量%のネ
オジムを添加したアルミニウム−ネオジム合金膜の組織
である。結晶粒の形状は粒状である。同一観察部位を暗
視野で観察した結果、粒状の結晶粒のうち小さいサイズ
のものはアルミニウムとネオジムとの金属間化合物であ
ることがわかった。この金属間化合物相の生成によりア
ルミニウム相の成長が抑止され粒状形状の結晶粒になる
ものと推察される。図3(d)は10重量%のネオジム
を添加したアルミニウム−ネオジム合金膜の組織であ
り、5重量%の場合と同様に粒状の結晶粒が観察され
た。
【0019】図1に示した反射率と図2に示した組織と
の間には相関性があり、柱状組織の方が反射率が高い。 (実施例2)図4は本発明による反射型液晶表示装置の
表示部の断面図である。
【0020】基板1a,1bは絶縁性基板であり、それ
ぞれ下基板,上基板である。上基板1bは透明基板であ
り、下基板1aは、絶縁性を有する基盤であれば低透過
率基板,着色基板,不透明基板等を用いることができ
る。この基板としては例えばソーダライム系ガラス,低
アルカリホウケイ酸ガラス,無アルカリホウケイ酸ガラ
ス,石英ガラス、または、高分子フィルム基板(ポリエ
ステル,ポリアリレート,ポリエーテルスルフォン,ポ
リカーボネート)等を用いることができる。ソーダライ
ム系ガラスを用いる場合、ガラス中からのアルカリの溶
出を防止するために、SiO2 等のシリカ系の薄膜を形
成することが望ましい。高分子フィルム基板を用いた場
合は、薄くて軽く、耐衝撃性に優れた反射型液晶表示装
置を実現できる。
【0021】反射層2は、少なくとも可視波長域で高い
反射率を有する材料であれば導電性の有無には無関係に
金属,非金属の材料で形成することができ、例えばアル
ミニウムまたは銀等の金属薄膜、またはアルミニウムま
たは銀を主成分とする合金等の薄膜、あるいは誘電体薄
膜で形成することができる。本実施例ではネオジムを1
重量%含有するアルミニウムを主成分とする合金薄膜を
DCマグネトロンスパッタ法で形成した。この組成のア
ルミニウム−ネオジム合金を採用することにより、高い
反射率が得られ、かつヒロック等の表面形態変化も起こ
さない反射層2を得ることができた。
【0022】絶縁層3は透明なアクリル系樹脂またはエ
ポキシ系樹脂で膜厚1〜3μmに形成できる。絶縁層3
は誘電率が低く、かつ光の透過率が高い材料で形成する
ことが望ましい。
【0023】電極4a,4bは、たとえばITO(Indiu
m Tin Oxide)膜で形成した透明電極である。
【0024】配向膜5a,5bは、膜厚50〜150n
mのポリイミド配向膜に所定の方向にラビング法で配向
処理を施して形成されている。また、配向膜5a,5b
は、ラビング法以外の配向制御手法を用いることがで
き、例えば光による配向処理が可能な高分子配向膜に所
定の波長の直線偏光を、その偏向方向が所定の角度とな
るように照射して形成することもできる。
【0025】ブラックマトリックス(以下、BMと記
す)6は、黒色顔料を混合したアクリル系樹脂またはエ
ポキシ系樹脂で膜厚0.5〜2.5μmに形成することも
できるし、低反射率の金属層(金属クロムと酸化クロム
の積層膜など)で膜厚0.05〜0.3μmに形成するこ
ともできる。
【0026】カラーフィルタ7(7a,7b,7c)
は、赤,緑,青の顔料を個別に分散してアクリル系樹
脂,ポリビニールアルコール系樹脂あるいはエポキシ系
樹脂で膜厚0.5〜2.0μmに形成することができる。
また、カラーフィルタ層7a,7b,7cは、それぞれ
の顔料の色をシアン,イエロー,マゼンタにすることも
できる。さらに、カラーフィルタ層7a,7b,7c
は、所定の分光特性を有する染料で染色(赤,青,緑あ
るいはシアン,イエロー,マゼンタ)された高分子膜
(ゼラチン,フィッシュグリュー,カゼイン,ポリアク
リルアミド,ポリビニールアルコールなど)で形成する
こともできる。
【0027】スペーサ8は、ポリマービーズ、シリカビ
ーズまたはガラスファイバー等を用いることができる。
また、スペーサ8の代わりに、少なくとも基板1a,1
bのどちらか一方の液晶層側の被表示部に、所定の高さ
を有する柱状スペーサを設けて基板間の間隙を保持する
こともできる。
【0028】液晶層9はネマティック液晶を用い、所定
のツイスト角となるようにカイラル剤を添加している。
液晶分子は上基板1bから下基板1aに向かってねじれ
た螺旋構造を有している。
【0029】偏光フィルム10は、ヨウ素系偏光フィル
ムまたは染色系偏光フィルムを用いることができる。ま
た、偏光フィルム10の表面はクリアハードコート,ア
ンチグレア(防眩処理),アンチリフレクション(無反
射処理)のものを用いることができる。
【0030】図5に電極端子部の断面図を示す。基板1
aと1bは、両基板の周辺部でスペーサ8を混合したシ
ール剤11で接着,シールされ、液晶の注入口は紫外線
硬化性樹脂,エポキシ系樹脂,アクリル樹脂,シリコン
樹脂等の封止剤で封止されている。シール剤11に混合
するスペーサは、必要に応じて画素部に設けたものと直
径の異なるスペーサを用いてもよい。さらに、下基板1
aに形成した電極4aの電極端子部12は、基板端子部
で露出するように配置,形成して、液晶駆動用ICを搭
載したTCP(Tape Carrier Package)等を接続できるよ
うになっている。
【0031】図6は電極端子と液晶駆動用ICの接続部
の断面図である。反射型液晶表示装置13の信号側およ
び走査側の電極端子部12には、駆動電圧を発生させる
液晶駆動用IC14を搭載したTCP15の出力側端子
が熱硬化型の異方性導電フィルム16aにより接着さ
れ、さらに電気的にも接続されている。TCP15の入
力側端子には、回路配線パタンおよび抵抗素子,容量素
子,コネクターなどのチップ素子17を設けた回路基板
18が熱硬化型の異方性導電フィルム16b、あるいは
半田で接続されている。
【0032】図7は、反射型液晶表示装置13とTCP
の接続を示す概観図であり、端子部19を信号側端子、
端子部20を走査側電極端子とした場合の一例である。
信号側電極の端子部19には信号側液晶駆動用IC14
aを搭載したTCP15aの出力側端子が接続されてい
る。TCP15aの入力側端子にはチップ素子17を搭
載した回路基板18aが接続されている。一方、反射型
液晶表示装置13の走査側電極の端子部20には走査側
液晶駆動用IC14bを搭載したTCP15bの出力側
端子が接続されている。TCP15bの入力側端子には
チップ素子17およびコネクタ23を搭載した回路基板
18bが接続されている。回路基板18aと18bは配線
21によって電気的に接続されている。また、コネクタ
23にはFPC(Flexible Printed Circuit),FFC(F
lexible Flat Cable) 等の配線22を接続して外部回路
から映像信号が供給される。
【0033】図7ではTCP15a,15bと回路基板
18a,18bは反射型液晶表示装置13の表示面に対
して水平に配置した例を示したが、TCP15aおよび
15bは折り曲げが可能であるため、信号側液晶駆動用I
C14aと回路基板18aおよび走査型液晶駆動用IC
14bと回路基板18bを反射型液晶表示装置13の裏
面に配置することもできる。
【0034】さらに、TCP15a,15bと回路基板
18a,18bを接続した反射型液晶表示装置13をフ
レームまたはケースなどに組み込んで液晶表示装置が完
成する。 (実施例3)図8は本発明による反射型液晶表示装置の
表示部の断面図である。
【0035】基板1a,1bは絶縁性基板であり、それ
ぞれ下基板,上基板である。上基板1bは透明基板であ
り、下基板1aは、絶縁性を有する基盤であれば低透過
率基板,着色基板,不透明基板等を用いることができ
る。
【0036】反射層2は、可視波長域で高い反射率を有
する材料であり、本実施例ではネオジムを0.5 重量%
含有するアルミニウムを主成分とする合金薄膜をDCマ
グネトロンスパッタ法で形成した。この組成のアルミニ
ウム−ネオジム合金を採用することにより、高い反射率
が得られ、かつヒロック等の表面形態変化も起こさない
反射層2を得ることができた。この例では反射層2は電
極の役割を兼ねている。
【0037】上基板1b側の電極4bは、たとえばIT
O(Indium Tin Oxide)膜で形成した透明電極である。
【0038】配向膜5a,5bは、膜厚50〜150n
mのポリイミド配向膜に所定の方向にラビング法で配向
処理を施して形成した。
【0039】BM6は、黒色顔料を混合したアクリル系
樹脂またはエポキシ系樹脂で膜厚0.5〜2.5μmに形
成した。カラーフィルタ7(7a,7b,7c)は、
赤,緑,青の顔料を個別に分散してアクリル系樹脂,ポ
リビニールアルコール系樹脂あるいはエポキシ系樹脂で
膜厚0.5〜2.0μmに形成した。
【0040】スペーサ8として、ポリマービーズを用い
た。液晶層9はネマティック液晶を用い、所定のツイス
ト角となるようにカイラル剤を添加した。偏光フィルム
10は、ヨウ素系偏光フィルムを用いた。 (実施例4)図9は本発明による部分透過型液晶表示装
置の表示部の断面図である。
【0041】基板1a,1bは透明な絶縁性基板であ
り、それぞれ下基板,上基板である。
【0042】反射層2は、可視波長域で高い反射率を有
する材料であり、本実施例ではネオジムを3重量%含有
するアルミニウムを主成分とする合金薄膜をDCマグネ
トロンスパッタ法で形成した。この組成のアルミニウム
−ネオジム合金を採用することにより、高い反射率が得
られ、かつヒロック等の表面形態変化も起こさない反射
層2を得ることができた。この例では、下基板1aの下
に配置されたバックライト24の光を透過させる機能を
具備させるために、反射層2は開口部を有している。
【0043】絶縁層3は透明なアクリル系樹脂またはエ
ポキシ系樹脂で膜厚1〜3μmに形成できる。絶縁層3
は誘電率が低く、かつ光の透過率が高い材料で形成する
ことが望ましい。
【0044】電極4a,4bは、ITO(Indium Tin Ox
ide)膜で形成した透明電極である。
【0045】配向膜5a,5bは、膜厚50〜150n
mのポリイミド配向膜に所定の方向にラビング法で配向
処理を施して形成した。
【0046】BM6は、黒色顔料を混合したアクリル系
樹脂またはエポキシ系樹脂で膜厚0.5〜2.5μmに形
成した。カラーフィルタ7(7a,7b,7c)は、
赤,緑,青の顔料を個別に分散してアクリル系樹脂,ポ
リビニールアルコール系樹脂あるいはエポキシ系樹脂で
膜厚0.5〜2.0μmに形成した。
【0047】スペーサ8として、ポリマービーズを用い
た。液晶層9はネマティック液晶を用い、所定のツイス
ト角となるようにカイラル剤を添加した。
【0048】偏光フィルム10は、ヨウ素系偏光フィル
ムを用いた。
【0049】下基板1aとバックライト24との間に
は、偏光板25と位相差板26が設けられている。これ
らにより、偏光フィルム10を介して入射し反射層2で
反射した光の偏光状態と、バックライト24から偏光板
25と位相差板26を介し反射層2の開口部を透過した
光の偏光状態との整合性が確保できる。 (実施例5)図10は本発明による反射型薄膜トランジ
スタ液晶表示装置の表示部の断面図である。
【0050】基板1a,1bは絶縁性基板であり、それ
ぞれ下基板,上基板である。この例では下基板として無
アルカリホウケイ酸ガラスを用いた。
【0051】下基板1aの上に、ゲート電極27を形成
した。この例では、10重量%のネオジムを含有するア
ルミニウムを主成分とする合金240nmとモリブデン
合金40nmをスパッタリング法により成膜した後、レ
ジストパタンをホトリソグラフィーにより形成し、湿式
エッチングにより加工した。この電極のネオジム組成
は、薄膜トランジスタ製造工程における熱履歴において
もヒロックを起こさないように、反射層2に用いるアル
ミニウム−ネオジム合金のそれよりも高含有量となって
いる。
【0052】次に、ゲート絶縁膜28として窒化シリコ
ン膜350nm、半導体層29としてアモルファスシリ
コン(真性半導体層140nmとn型半導体層20n
m)をプラズマ化学気相蒸着法により成膜した。その
後、レジストパタンをホトリソグラフィーにより形成
し、ドライエッチングにより半導体層29を加工した。
【0053】次に、ドレイン電極30およびソース電極
31としてクロム−モリブデン合金300nmをスパッ
タリング法により成膜した。その後、レジストパタンを
ホトリソグラフィーにより形成し、湿式エッチングによ
り加工した。続いて、ドライエッチングにより、ドレイ
ン電極30とソース電極31の間のn型半導体層をエッ
チングした。
【0054】次に、保護膜32として窒化シリコン膜3
50nmをプラズマ化学気相蒸着法により成膜した。そ
の後、レジストパタンをホトリソグラフィーにより形成
し、ドライエッチングによりコンタクトホール33を形
成した。
【0055】次に、反射層2として、ネオジムを3重量
%含有するアルミニウムを主成分とする合金薄膜をDC
マグネトロンスパッタ法で形成した。その後、レジスト
パタンをホトリソグラフィーにより形成し、湿式エッチ
ングにより加工した。反射層2はコンタクトホール33
を介してソース電極31と接続されており電極の役割を
兼ねている。
【0056】上基板1b側の電極4bは、たとえばIT
O(Indium Tin Oxide)膜で形成した透明電極である。
【0057】配向膜5a,5bは、膜厚50〜150n
mのポリイミド配向膜に所定の方向にラビング法で配向
処理を施して形成した。
【0058】BM6は、黒色顔料を混合したアクリル系
樹脂またはエポキシ系樹脂で膜厚0.5〜2.5μmに形
成した。カラーフィルタ7(7a,7b,7c)は、
赤,緑,青の顔料を個別に分散してアクリル系樹脂,ポ
リビニールアルコール系樹脂あるいはエポキシ系樹脂で
膜厚0.5〜2.0μmに形成した。
【0059】スペーサ8として、ポリマービーズを用い
た。液晶層9はネマティック液晶を用い、所定のツイス
ト角となるようにカイラル剤を添加した。偏光フィルム
10は、ヨウ素系偏光フィルムを用いた。 (実施例6)図11は本発明による部分透過型薄膜トラ
ンジスタ液晶表示装置の表示部の断面図である。
【0060】基板1a,1bは絶縁性基板であり、それ
ぞれ下基板,上基板である。この例では下基板として無
アルカリホウケイ酸ガラスを用いた。
【0061】下基板1aの上に、ゲート電極27を形成
した。次に、ゲート絶縁膜28,半導体層29(真性半
導体層とn型半導体層)を成膜し、半導体層29を加工
した。次に、ドレイン電極30およびソース電極31を
形成した。続いて、ドライエッチングにより、ドレイン
電極30とソース電極31の間のn型半導体層をエッチ
ングした。次に、保護膜32を成膜した後、コンタクト
ホール33を形成した。
【0062】次に、反射層2として、ネオジムを1重量
%含有するアルミニウムを主成分とする合金薄膜をDC
マグネトロンスパッタ法で形成した。その後、レジスト
パタンをホトリソグラフィーにより形成し、湿式エッチ
ングにより加工した。反射層2はコンタクトホール33
を介してソース電極31と接続されており電極の役割を
兼ねている。この例では、下基板1aの下に配置された
バックライト24の光を透過させる機能を具備させるた
めに、反射層2は開口部を有している。
【0063】上基板1b側の電極4bは、たとえばIT
O(Indium Tin Oxide)膜で形成した透明電極である。
【0064】配向膜5a,5bは、膜厚50〜150n
mのポリイミド配向膜に所定の方向にラビング法で配向
処理を施して形成した。
【0065】BM6は、黒色顔料を混合したアクリル系
樹脂またはエポキシ系樹脂で膜厚0.5〜2.5μmに形
成した。カラーフィルタ7(7a,7b,7c)は、
赤,緑,青の顔料を個別に分散してアクリル系樹脂,ポ
リビニールアルコール系樹脂あるいはエポキシ系樹脂で
膜厚0.5〜2.0μmに形成した。
【0066】スペーサ8として、ポリマービーズを用い
た。液晶層9はネマティック液晶を用い、所定のツイス
ト角となるようにカイラル剤を添加した。
【0067】偏光フィルム10は、ヨウ素系偏光フィル
ムを用いた。
【0068】下基板1aとバックライト24との間に
は、偏光板25と位相差板26が設けられている。これ
らにより、偏光フィルム10を介して入射し反射層2で
反射した光の偏光状態と、バックライト24から偏光板
25と位相差板26を介し反射層2の開口部を透過した
光の偏光状態との整合性が確保できる。
【0069】
【発明の効果】本発明により高輝度な反射型液晶表示装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アルミニウム−ネオジム合金膜の反射率とネオ
ジム添加量の関係を示す図である。
【図2】アルミニウム−ネオジム合金膜の組織とネオジ
ム添加量の関係を示す図である。
【図3】アルミニウム−ネオジム合金膜の組織とネオジ
ム添加量の関係を示す図である。
【図4】反射型液晶表示装置の表示部の断面図である。
【図5】電極端子部の断面図である。
【図6】電極端子と液晶駆動用ICの接続部の断面図で
ある。
【図7】反射型液晶表示装置とTCPの接続を示す概観
図である。
【図8】反射型液晶表示装置の表示部の断面図である。
【図9】部分透過型液晶表示装置の表示部の断面図であ
る。
【図10】反射型薄膜トランジスタ液晶表示装置の表示
部の断面図である。
【図11】部分透過型薄膜トランジスタ液晶表示装置の
表示部の断面図である。
【符号の説明】
1…基板、2…反射層、3…絶縁層、4…電極、5…配
向膜、6…ブラックマトリックス、7…カラーフィル
タ、8…スペーサ、9…液晶層、10…偏光フィルム、
11…シール剤、12…電極端子部、13…反射型液晶
表示装置、14…液晶駆動用IC、15…TCP、16
…異方性導電フィルム、17…チップ素子、18…回路
基板、19…信号側電極の端子部、20…走査側電極の
端子部、21…配線、22…配線端子部、23…コネク
タ、24…バックライト、25…偏光板、26…位相差
板、27…ゲート電極、28…ゲート絶縁膜、29…半
導体層、30…ドレイン電極、31…ソース電極、32
…保護膜、33…コンタクトホール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生田 勲 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 榊 洋一 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 星野 登 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所ディスプレイグループ内 (72)発明者 桑原 和広 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所ディスプレイグループ内 Fターム(参考) 2H042 DA01 DA02 DA11 DA12 DC02 DE04 2H091 FA08X FA08Z FA11X FA11Z FA14Y FA37X FB02 FB08 FB13 GA02 GA13 HA07 2H092 HA05 JA41 JB07 NA01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明基板である第一の基板と、第二の基板
    と、該第一の基板及び第二の基板間に配置された液晶層
    と、前記第一の基板と前記第二の基板の一方の基板もし
    くは両方の基板に配置された電極群とを有し、該電極群
    により前記液晶層の液晶分子の向きを変えて表示を制御
    する液晶表示装置において、 前記第二の基板には、前記第一の基板側から入射した光
    を反射する反射層を配置し、 該反射層はAlを主成分とし、Ndを0.5 重量パーセ
    ント以上3重量パーセント以下含む合金により構成され
    る液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記第二の基板は透明基板であり、 前記第二の基板側には光源を配置し、 前記反射層は、部分的に開口部を有している請求項1の
    液晶表示装置。
  3. 【請求項3】透明である第一の基板と、第二の基板と、
    該第一の基板及び第二の基板間に配置された液晶層と、
    前記第一の基板と前記第二の基板の一方の基板もしくは
    両方の基板に配置された電極群とを有し、該電極群によ
    り前記液晶層の液晶分子の向きを変えて表示を制御する
    液晶表示装置において、 前記第二の基板には、前記電極群のうちの一部の電極が
    配置されており、 該一部の電極はAlを主成分とし、Ndを0.5 重量パ
    ーセント以上3重量パーセント以下含む合金により構成
    され、前記第一の基板側から入射した光を反射するもの
    である液晶表示装置。
  4. 【請求項4】透明である第一の基板と、第二の基板と、
    該第一の基板及び第二の基板間に配置された液晶層と、
    前記第一の基板と前記第二の基板の一方の基板もしくは
    両方の基板に配置された電極群とを有し、該電極群によ
    り前記液晶層の液晶分子の向きを変えて表示を制御する
    液晶表示装置において、 前記第二の基板には、複数の薄膜トランジスタと、該薄
    膜トランジスタのソース電極に接続されている反射層を
    有し、 該反射層はAlを主成分とし、Ndを0.5 重量パーセ
    ント以上3重量パーセント以下含む合金により構成さ
    れ、前記第一の基板側から入射した光を反射するもので
    ある液晶表示装置。
  5. 【請求項5】前記第二の基板は透明基板であり、 前記第二の基板側には光源を配置し、 前記反射層は、部分的に開口部を有している請求項4の
    液晶表示装置。
  6. 【請求項6】前記反射層のアルミニウム合金は、その組
    織が柱状の結晶粒形状を有する請求項1〜5のいずれか
    に記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】上基板と下基板からなる一対の基板と、前
    記一対の基板間に配置された一対の配向膜と、前記一対
    の配向膜の間に配置された液晶層と、それぞれ対向する
    前記基板と前記配向膜との間に配置された複数の電極
    と、前記下基板と前記配向膜との間であって複数の前記
    電極と前記基板との間に配置された反射層と、前記上基
    板の表面に配置された偏光板とを有する液晶表示装置に
    おいて、前記反射層はNdを0.5 重量パーセント以上
    3重量パーセント以下含むAlを主成分とする合金であ
    ることを特徴とする液晶表示装置。
  8. 【請求項8】上基板と下基板からなる一対の基板と、前
    記一対の基板間に配置された一対の配向膜と、前記一対
    の配向膜の間に配置された液晶層と、前記上基板と対向
    する前記配向膜との間に配置された複数の電極と、前記
    下基板と対向する前記配向膜との間に配置された反射層
    を兼ねた複数の電極と、前記上基板の表面に配置された
    偏光板とを有する液晶表示装置において、前記反射層は
    Ndを0.5 重量パーセント以上3重量パーセント以下
    含むAlを主成分とする合金であることを特徴とする液
    晶表示装置。
  9. 【請求項9】上基板と下基板からなる一対の基板と、前
    記一対の基板間に配置された一対の配向膜と、前記一対
    の配向膜の間に配置された液晶層と、それぞれ対向する
    前記基板と前記配向膜との間に配置された複数の電極
    と、前記下基板と前記配向膜との間であって複数の前記
    電極と前記基板との間に配置された部分的に開口部を有
    する反射層と、前記下基板の裏側に配置されたバックラ
    イトと、前記バックライトと前記下基板との間に配置さ
    れた偏光板と、前記偏光板と前記下基板との間に配置さ
    れた位相差板と、前記上基板の表面に配置された偏光板
    とを有する液晶表示装置において、前記反射層はNdを
    0.5 重量パーセント以上3重量パーセント以下含むA
    lを主成分とする合金であることを特徴とする液晶表示
    装置。
  10. 【請求項10】上基板と下基板からなる一対の基板と、
    前記一対の基板間に配置された一対の配向膜と、前記一
    対の配向膜の間に配置された液晶層と、前記上基板と対
    向する前記配向膜との間に配置された複数の電極と、前
    記下基板と対向する前記配向膜との間に配置された複数
    の薄膜トランジスタと、前記薄膜トランジスタのソース
    電極に接続された反射層と、前記上基板の表面に配置さ
    れた偏光板とを有する液晶表示装置において、前記反射
    層はNdを0.5 重量パーセント以上3重量パーセント
    以下含むAlを主成分とする合金であることを特徴とす
    る液晶表示装置。
  11. 【請求項11】上基板と下基板からなる一対の基板と、
    前記一対の基板間に配置された一対の配向膜と、前記一
    対の配向膜の間に配置された液晶層と、前記上基板と対
    向する前記配向膜との間に配置された複数の電極と、前
    記下基板と対向する前記配向膜との間に配置された複数
    の薄膜トランジスタと、前記薄膜トランジスタのソース
    電極に接続された部分的に開口部を有する反射層と、前
    記下基板の裏側に配置されたバックライトと、前記バッ
    クライトと前記下基板との間に配置された偏光板と、前
    記偏光板と前記下基板との間に配置された位相差板と、
    前記上基板の表面に配置された偏光板とを有する液晶表
    示装置において、前記反射層はNdを0.5重量パーセン
    ト以上3重量パーセント以下含むAlを主成分とする合
    金であることを特徴とする液晶表示装置。
  12. 【請求項12】請求項7から11に記載の液晶表示装置
    において、前記反射層のアルミニウム合金は、その組織
    が柱状の結晶粒形状を有することを特徴とする液晶表示
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100491931B1 (ko) * 2002-01-25 2005-05-30 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 반사 필름, 반사형 액정 표시소자 및 상기 반사 필름을형성하기 위한 스퍼터링 타겟
US7123325B2 (en) 2001-03-29 2006-10-17 Nec Lcd Technologies, Ltd Liquid crystal display panel having reflection electrodes improved in smooth surface morphology and process for fabrication thereof

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