JP2001349208A - 内燃機関のバルブ駆動装置 - Google Patents

内燃機関のバルブ駆動装置

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JP2001349208A
JP2001349208A JP2000170036A JP2000170036A JP2001349208A JP 2001349208 A JP2001349208 A JP 2001349208A JP 2000170036 A JP2000170036 A JP 2000170036A JP 2000170036 A JP2000170036 A JP 2000170036A JP 2001349208 A JP2001349208 A JP 2001349208A
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valve
exhaust
pressure
opening
exhaust valve
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Minoru Suzuki
木 実 鈴
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Mikuni Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】吸排気バルブを電磁アクチュエータにより開閉
駆動するエンジンにおいて、装置の大型化、コストの増
加等を招くことなく、排気バルブの開閉を所定のタイミ
ングで確実に行なわせる。 【解決手段】吸気バルブ40及び排気バルブ50と、電
磁アクチュエータ60,70と、吸気ポート31及び排
気ポート32とを備え、排気ポート32に連通する開口
部36aを有する圧力室36及び筒内圧を圧力室36に
導く圧力導入通路35をシリンダヘッド30に設け、開
口部36aを開閉する第2弁体53を排気バルブ50に
設け、排気バルブ50を開弁させる際の補助力として、
シリンダボア11内の筒内圧を第2弁体53に作用させ
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼室の開閉を行
なうバルブを駆動する内燃機関のバルブ駆動装置に関
し、特に、燃焼室を開閉する排気バルブを開閉駆動する
内燃機関のバルブ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関(エンジン)の燃焼室に対し
て、吸気を導く吸気ポートの開閉を行なう吸気バルブ及
び燃焼ガスを排出する排気ポートを開閉する排気バルブ
を駆動する機構として、カムシャフト、タイミングベル
ト等からなる機構を用いる代わりに、電磁力によって直
接駆動する電磁アクチュエータが開発されている。この
電磁アクチュエータを備えた内燃機関として、例えば、
特開平10−141028号公報、特開平8−1893
15号公報等に開示されたものが知られている。これら
の公報に開示の電磁アクチュエータにおいては、吸気行
程においてシリンダボア内をピストンが下降する際に、
所定のタイミングで電磁力により吸気バルブが開弁方向
に駆動されて吸気ポートが開かれ、この吸気ポートから
シリンダボア及び燃焼室内に新気が供給される。
【0003】また、排気行程においてシリンダボア内を
ピストンが上昇する際に、所定のタイミングで電磁力に
より排気バルブが開弁方向に駆動されて排気ポートが開
かれ、燃焼したガス(排気)が、この排気ポートから排
気マニホールドを通って大気中に排出されることにな
る。この電磁力による駆動においては、吸気バルブ及び
排気バルブの開閉タイミングを自由に設定でき、理論的
にはエンジンの全回転域で最大の体積効率を得ることが
可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジンの
排気行程において、シリンダボア内における燃焼ガスの
残留圧力は、例えば0.6MPa程度となる。したがっ
て、燃焼ガスを排出する際には、この燃焼ガスの圧力に
打ち勝って、排気バルブを開弁方向に駆動させるべく、
電磁アクチュエータは大きな電磁力を発生させる必要が
ある。すなわち、この燃焼ガスが閉弁方向に押し付ける
力に打ち勝って、排気バルブを開弁させるには、吸気バ
ルブ側の電磁アクチュエータに比べて、排気バルブ側の
電磁アクチュエータを大型化し、あるいは、供給する駆
動電流を大きくする必要があり、装置全体としての大型
化を招くことになる。また、吸気バルブを駆動する電磁
アクチュエータとの共用化が図れないため、コストの増
加を招くことになる。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
成されたものであり、その目的とするところは、装置の
大型化、コストの増加等を招くことなく、あるいは駆動
に要するエネルギを低減しつつ、特に排気バルブの開閉
駆動を所定のタイミングで確実にかつ正確に行なわせる
ことのできる内燃機関のバルブ駆動装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る内燃機関の
バルブ駆動装置は、シリンダヘッドに往復動自在に配置
されかつシリンダボアの上方に位置する燃焼室を開閉す
る主弁体を有する吸気バルブ及び排気バルブと、吸気バ
ルブ及び排気バルブを開閉駆動する駆動機構と、排気バ
ルブの開弁により排出される排気を導くようにシリンダ
ヘッドに形成された排気ポートとを備えた内燃機関のバ
ルブ駆動装置であって、上記排気バルブを開弁させる際
の補助力として、シリンダボア内の筒内圧を排気バルブ
の一部に加える筒内圧付加手段を有する、ことを特徴と
している。この構成によれば、内燃機関の排気行程にお
いて、駆動機構により排気バルブが開弁方向に駆動され
る際に、筒内圧付加手段により筒内圧が排気バルブの一
部に付加されて、この付加された筒内圧が開弁動作を補
助する補助力として作用することになる。すなわち、シ
リンダボア内の燃焼ガスの圧力(筒内圧)は、主弁体に
作用して排気バルブを閉弁方向に押圧する以外に、排気
バルブの一部に作用して排気バルブを開弁方向に押圧す
る。したがって、開弁方向に作用する分だけ駆動機構に
加わる負荷が小さくなり、それ故に、駆動機構は、排気
バルブを所定のタイミングで確実に開弁方向に駆動する
ことになる。
【0007】上記構成において、筒内圧付加手段は、シ
リンダヘッドに形成されかつ排気ポートに連通する開口
部を有する圧力室と、シリンダボア内の筒内圧を圧力室
に導く圧力導入通路と、排気バルブに一体的に形成され
主弁体の開閉動作に同期して圧力室の開口部を開閉する
第2弁体とを有し、この第2弁体の受圧面積は、主弁体
の受圧面積以下である、構成を採用することができる。
この構成によれば、シリンダ内の筒内圧は、圧力導入通
路を経て圧力室に導かれ、第2弁体を開弁させる方向に
作用する。ここで、第2弁体の受圧面積は主弁体の受圧
面積以下であるため、圧力導入通路及び圧力室内の圧力
損失等を考慮すると、第2弁体に作用して排気バルブを
開弁方向に付勢する押圧力は、主弁体に作用して排気バ
ルブを閉弁方向に付勢する押圧力よりも小さくなる。し
たがって、内燃機関の排気行程以外に排気バルブが開弁
することはなく、この第2弁体に作用する開弁方向の力
は、排気行程における駆動機構の補助力としてのみ作用
することになる。
【0008】上記構成において、圧力導入通路は、シリ
ンダヘッドに形成されている、構成を採用することがで
きる。この構成によれば、シリンダボア内の筒内圧は、
シリンダヘッドに形成された圧力導入通路を経て圧力室
に導かれる。この圧力導入通路と圧力室とは、共にシリ
ンダヘッドに形成されているため、第2弁体を追加する
点を除いて既存の排気バルブの設計仕様等を流用するこ
とができる。
【0009】また、上記構成において、圧力導入通路
は、排気バルブ内に形成されている、構成を採用するこ
とができる。この構成によれば、シリンダボア内の筒内
圧は、排気バルブ内に形成された(例えば、主弁体の端
面から軸部を貫通し、軸部の途中から径方向外側に向け
て開口した)圧力導入通路を経て圧力室に導かれる。こ
の圧力導入通路は、排気バルブに形成されているため、
シリンダヘッドに圧力室を設ける点を除いて既存のシリ
ンダヘッドの設計仕様等を流用することができる。
【0010】上記構成において、駆動機構は、少なくと
も排気バルブを電磁力により開閉駆動する電磁アクチュ
エータからなる、構成を採用することができる。この構
成によれば、カムシャフト及びタイミングベルト等を用
いた機械的機構が発生する駆動力に比べて、電磁アクチ
ュエータが発生する駆動力は小さいものの、上記筒内圧
付加手段との有機的結合により、電磁アクチュエータ
は、排気バルブを所定のタイミングで(排気行程におい
て)確実に開閉駆動する。
【0011】上記構成において、排気バルブの軸部に摺
動自在に嵌合されて圧力室と軸部との隙間をシールする
シール弁と、このシール弁を第2弁体から遠ざける方向
に付勢するスプリングとを有する、構成を採用すること
ができる。この構成によれば、スプリングの付勢力によ
りシール弁が付勢されて、圧力室と排気バルブの軸部と
の隙間をシールする。これにより、圧力室の気密性が確
保され、第2弁体の開弁動作以外での圧力の抜けを防止
できる。
【0012】上記構成において、電磁アクチュエータ
は、排気バルブの開弁動作以外のときに、排気バルブを
閉弁する方向に駆動される、構成を採用することができ
る。この構成によれば、第2弁体の受圧面積と主弁体の
受圧面積とがほぼ同等で又両弁体に作用する押圧力が同
等の場合であっても、電磁アクチュエータの駆動により
排気バルブは閉弁方向に付勢されるため、排気行程以外
での排気バルブの開弁動作が確実に防止される。特に、
上記シール弁を付勢するスプリングをシール弁と第2弁
体との間に配置するような場合には、このスプリングの
付勢力に打ち勝つ駆動力を電磁アクチュエータに発生さ
せることにより、排気行程以外での排気バルブの開弁動
作がより一層確実に防止される。したがって、排気行程
において電磁アクチュエータの駆動負荷をできるだけ小
さくしつつ、電磁アクチュエータによる排気バルブの開
弁駆動を、所定のタイミングで確実に行なわせることが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の一
実施形態に係るバルブ駆動装置を備えた4サイクル内燃
機関(エンジン)の一部断面図であり、図2は吸気バル
ブ及び排気バルブを開閉駆動する駆動機構の概略構成を
示す断面図である。
【0014】この実施形態に係る排気制御装置を備えた
エンジンは、図1に示すように、シリンダボア11を形
成するシリンダブロック10、シリンダボア11内を上
下方向に往復動するように配置されたピストン20、シ
リンダブロック10の上端に接合され吸気ポート31及
び排気ポート32を形成するシリンダヘッド30、吸気
ポート31を開閉する主弁体42を有する吸気バルブ4
0、排気ポート32を開閉する主弁体52を有する排気
バルブ50、吸気バルブ40を駆動する駆動機構として
の電磁アクチュエータ60、排気バルブ50を駆動する
駆動機構としての電磁アクチュエータ70、シリンダヘ
ッド30の上方を覆うシリンダヘッドカバー80、排気
ポート32に接続された排気マニホールド90と、排気
バルブ50の一部に開弁させる際の補助力としてシリン
ダボア11内の筒内圧を加える筒内圧付加手段35,3
6,53等を、その基本構成として備えている。
【0015】ここで、シリンダヘッド30には、その下
面領域において、吸気を導入する吸気ポート31及び燃
焼ガスを排出する排気ポート32に連通しかつシリンダ
ボア11の上方に位置する燃焼室CHが形成されてお
り、又、略中央部から垂直に伸びる領域において、点火
プラグ(不図示)を取り付けるための点火プラグ孔33
が、燃焼室CHに連通するように形成されている。ま
た、吸気ポート31の上方領域には、吸気バルブ40を
往復動方向に案内する吸気バルブガイド34が嵌着さ
れ、又、吸気バルブ40を電磁力により駆動する電磁ア
クチュエータ60が配置されている。
【0016】一方、排気ポート32の内側領域及び上方
領域には、燃焼室CHに連通してシリンダボア11内の
筒内圧を導く圧力導入通路35と、この圧力導入通路3
5に連通しかつ排気ポート32に連通する開口部36a
を有する圧力室36とが形成されている。さらに、この
圧力室36の上方には、排気バルブ50を往復動方向に
案内する排気バルブガイド37が嵌着され、又、排気バ
ルブ50を電磁力により駆動する電磁アクチュエータ7
0が配置されている。そして、シリンダヘッド30の上
端には、電磁アクチュエータ60,70等を覆うよう
に、シリンダヘッドカバー80が取り付けられている。
【0017】排気バルブ50は、図2に示すように、軸
部51(バルブステム)、軸部51の先端に位置する主
弁体52、軸部51の途中に一体的に設けられた第2弁
体53等により形成されており、軸部51の上端部54
が電磁アクチュエータ70の可動部材76の一端部76
aに対して着脱自在に連結されるようになっている。ま
た、主弁体52の上側には、バルブシート面52aが形
成されており、このバルブシート面52aが排気ポート
32のバルブシート32a(図1参照)に対して着座及
び離脱することにより、排気ポート32が開閉される。
さらに、第2弁体53の上側には、バルブシート面53
aが形成されており、このバルブシート面53aが圧力
室36の開口部36a(バルブシート)に対して着座及
び離脱することにより、開口部36aが開閉される。
【0018】上記主弁体52による排気ポート32の開
閉動作と、第2弁体53による開口部36aの開閉動作
とは、同期して(同時に)行なわれる。すなわち、排気
バルブ50が開弁方向に移動するとき、第2弁体53が
圧力室36の開口部36aを開放すると同時に主弁体5
2が排気ポート32を開放し、一方、排気バルブ50が
閉弁方向に移動するとき、第2弁体53が圧力室36の
開口部36aを閉塞すると同時に主弁体52が排気ポー
ト32を閉塞する。ここで、第2弁体53が圧力室36
内の圧力(筒内圧)を受ける部分の面積(受圧面積)
は、主弁体52がシリンダボア11内の圧力(筒内圧)
を受ける部分の面積(受圧面積)以下(小さいかあるい
は同等)に形成されている。したがって、圧力導入通路
35及び圧力室36等における圧力損失を考慮すれば、
第2弁体が受ける開弁方向の押圧力よりも、主弁体52
が受ける閉弁方向の押圧力が常に大きくなる。それ故
に、両押圧力の力関係のみにより、排気バルブ50が開
弁することはなく、排気行程以外での開弁動作が防止さ
れる。
【0019】上記開口部36aを有する圧力室36、圧
力導入通路35、排気バルブ50に一体的に形成された
第2弁体53により、排気バルブ50を開弁させる際の
補助力として、シリンダボア11内の筒内圧を排気バル
ブ50の一部に加える筒内圧付加手段が構成されてい
る。尚、吸気バルブ40は、排気バルブ50の第2弁体
53に相当するものが無い点等を除けば、排気バルブ5
0と同様に、軸部41(バルブステム)、主弁体42等
により形成されており、電磁アクチュエータ60との連
結も同様であるため、詳細な説明を省略する。
【0020】排気バルブ50及び吸気バルブ40を駆動
する電磁アクチュエータ70,60は、図1及び図2に
示すように、磁路を形成する断面略C字形状のヨーク7
1,61、ヨーク71,61の内側に配置された樹脂等
の非磁性材料からなるボビン72,62、ボビン72,
62に対して環状に巻回された励磁用のコイル73,6
3、ボビン72,62の中央部に配置されたコア74,
64、コイル73,63への通電により磁極が形成され
る3つの磁極部71a,71b,74a、61a,61
b,64a、これら磁極部71a,71b,74a、6
1a,61b,64aと協働して所定の間隙Dを画定す
るように配置された磁路を形成するヨーク75,65、
この間隙Dにおいて往復動自在に配置された可動部材7
6,66、磁気ギャップ77,78、67,68等によ
り構成されている。
【0021】可動部材76,66には、その一端部76
a,66aにおいて、排気バルブ50及び吸気バルブ4
0の上端部54,44を着脱自在に連結できるような連
結部(不図示)が形成されており、又、上記間隙Dに位
置する主領域において、磁極部71a,71b,74
a、61a,61b,64a、ヨーク75,65と対向
し得るように永久磁石片76b,76c、66b,66
cが固着されている。この永久磁石片76b,76c、
66b,66cは、図2に示すように、それぞれの着磁
面の極性がお互いに逆向きとなるように、すなわち、永
久磁石片76b,66bの着磁面がN極→S極の配列に
対して、永久磁石片76c,66cの着磁面がS極→N
極の配列となるように形成されている。
【0022】上記構成をなす電磁アクチュエータ70,
60においては、コイル73,63に電流が供給されて
いない状態で、磁気ギャップ77,78、67,68の
磁気抵抗が永久磁石片76b,76c、66b,66c
の磁力に対して大きいため、永久磁石76b,66b
(N極)→磁極部74a,64a→コア74,64→ヨ
ーク71,61→磁極部71b,61b→永久磁石76
c,66c(S極)→永久磁石片76c,66c(N
極)→ヨーク75,65→永久磁石片76b,66b
(S極)という経路を辿る磁路が形成され、図2に示す
ように、可動部材76,66は、上方の休止位置に偏倚
して位置付けられる。この休止位置に可動部材76,6
6が位置するとき、一端部76a,66aに連結された
排気バルブ50及び吸気バルブ40は、排気ポート32
及び吸気ポート31を閉じた状態に位置付けられること
になる。
【0023】一方、コイル73,63に対して、所定方
向に所定レベルの電流が供給されると、磁気ギャップ7
7,78、67,68にも磁束が通り、永久磁石片76
b,66b(N極)→磁気ギャップ78,68→磁極部
71a,61a→ヨーク71,61→磁気ギャップ7
7,67→ヨーク71,61→コア74,64→磁極部
74a,64a→永久磁石片76c,66c(S極)→
永久磁石片76c,66c(N極)→ヨーク75,65
→永久磁石片76b,66b(S極)という経路を辿る
磁路と、永久磁石片76b,66b(N極)→磁気ギャ
ップ78,68→磁極部71a,61a→ヨーク71,
61→磁気ギャップ77,67→ヨーク71,61→磁
極部71b,61b→永久磁石片76c,66c(S
極)→永久磁石片76c,66c(N極)→ヨーク7
5,65→永久磁石片76b,66b(S極)という経
路を辿る磁路とが形成され、可動部材76,66は下方
の作動位置に向けて移動させられる。
【0024】さらに、コイル73,63へ供給する電流
を大きくすると、永久磁石片76b,66b(N極)→
磁気ギャップ78,68→磁極部71a,61a→ヨー
ク71,61→磁気ギャップ77,67→ヨーク71,
61→コア74,64→磁極部74a,64a→永久磁
石片76c,66c(S極)→永久磁石片76c,66
c(N極)→ヨーク75,65→永久磁石片75b,6
6b(S極)という経路を辿る磁路のみが形成され、可
動部材76,66はさらに下方の作動位置に向けて移動
させられる。この可動部材76,66の作動位置への移
動により、一端部76a,66aに連結された排気バル
ブ50及び吸気バルブ40は、排気ポート32及び吸気
ポート31を開いた状態(開弁位置)に位置付けられる
ことになる。
【0025】上記のように、吸気バルブ40を駆動する
電磁アクチュエータ60と排気バルブ50を駆動する電
磁アクチュエータ70とは、ほぼ同一の構成をなしてお
り、部品の共用化が行なわれている。したがって、この
部品の共用化により、コストの低減を行なうことができ
る。尚、これら電磁アクチュエータ60,70の駆動に
おいては、クランクシャフトの回転角度を検出するクラ
ンク角センサ、冷却水の温度を検出する水温センサ、吸
気の圧力を検出する吸気圧センサ、吸気の流量を検出す
るエアフローセンサ、排気マニホールド90内における
酸素の量を検出する酸素センサ等の種々のセンサにより
検出された情報に基づいて、先ずエンジンの運転状態が
判断され、この判断情報とROM等の記憶手段に予め記
憶された駆動マップ等に基づき、制御部(CPU)から
所定の制御信号が出力され、この出力された制御信号に
より、所定のタイミングで駆動されることになる。
【0026】次に、本発明のバルブ駆動装置を備えたエ
ンジンの動作について説明する。先ず、吸気行程におい
ては、電磁アクチュエータ60のコイル63に所定の電
流が供給されて、その可動部材66が吸気バルブ40を
開弁位置に移動させる。すると、吸気ポート31からシ
リンダボア11内に新気及び噴霧燃料が充填され、その
後コイル63へ逆向きの通電がなされて、可動部材66
は休止位置に向かい、吸気バルブ40を閉弁位置に移動
させる。そして、圧縮行程において、ピストン20がシ
リンダボア11内を下死点から上死点に向けて移動し、
所定のタイミングで点火プラグにより混合気が点火さ
れ、膨張行程へと移行する。膨張行程においては、ピス
トン20がシリンダボア11内を上死点から下死点に向
けて移動し、この運動エネルギがクランクシャフトの回
転力に変換される。
【0027】続いて、排気行程においては、ピストン2
0が下死点から上死点に向けて上昇するに伴なって、所
定のタイミングで電磁アクチュエータ70のコイル73
に所定の電流が供給されて、その可動部材76が排気バ
ルブ50を開弁位置に移動させる。この際、第2弁体5
3の上面側には、圧力導入通路35及び圧力室36を経
て導かれたシリンダボア11内の筒内圧が、排気バブル
50を開弁させる方向に補助力として作用している。し
たがって、電磁アクチュエータ70に加わる負荷はその
分だけ軽減されており、比較的低電流による通電であっ
ても、電磁アクチュエータ70は、燃焼ガスの圧力(筒
内圧)に打ち勝って排気バルブ50を開弁させることが
できる。これにより、燃焼ガスは、排気ポート32を介
して排気マニホールド90に向け排出されることにな
る。
【0028】上記圧力導入通路35及び圧力室36を介
して導かれた筒内圧は、一連の吸気行程、圧縮行程、膨
張行程においても、第2弁体53に作用して排気バルブ
50を開弁させる方向に押圧しているが、主弁体52に
作用する押圧力の方が大きいため、排気バルブ50が開
弁することはない。尚、この一連の吸気行程、圧縮行
程、膨張行程において、電磁アクチュエータ70に逆向
きの通電を行なって、排気バルブ50を閉弁方向に駆動
するようにしてもよい。この場合、排気行程以外の行程
で、排気バルブ50が開弁するのを防止できるのは勿論
のこと、主弁体52による排気ポート32のシール性を
より一層高めることができる。
【0029】図3は、他の実施形態に係るバルブ駆動装
置を備えたエンジンを示すものであり、圧力室36内に
シール弁及びスプリングが設けられた以外は、図1に示
す実施形態と同様の構成になっており、同一の構成につ
いては同一の符号を付してその説明を省略する。この実
施形態においては、図3に示すように、排気バルブ50
の軸部51に対して摺動自在に嵌合されたシール弁38
と、このシール弁38を圧力室35の上面36bに向け
て押し付けるスプリング39とをさらに備えている。シ
ール弁38は、圧力室36と軸部51との隙間をシール
するものであり、スプリング39の付勢力により、第2
弁体53から遠ざけられて上面36bに常時当接するよ
うに押し付けられている。これにより、圧力室36の気
密性が確保され、排気バルブ50を開弁させる際の補助
力として、筒内圧を有効に利用することができる。
【0030】この実施形態において、スプリング39
は、シール弁38と第2弁体53との間に圧縮させた状
態で配置されているが、第2弁体53に当接させて支持
するのではなく、圧力室36を形成する壁面の一部に当
接させて支持するようにすれば、このスプリング39の
付勢力が排気バルブ50を開弁させる方向に作用せず、
その分だけ電磁アクチュエータ70が排気バルブ50を
閉弁させる方向に付勢する力を軽減することができる。
尚、この実施形態に係るバルブ駆動装置を備えたエンジ
ンの動作については、圧力室36内においてシール弁3
8及びスプリング39によるシーリングが行なわれる点
を除き前述の実施形態と同様であるため、その説明を省
略する。
【0031】図4は、さらに他の実施形態に係るバルブ
駆動装置を備えたエンジンを示すものであり、圧力導入
通路を変更した以外は、図3に示す実施形態と同様の構
成になっており、同一の構成については同一の符号を付
してその説明を省略する。この実施形態においては、図
4に示すように、排気バルブ50´の軸部51内に圧力
導入通路55が形成されている。この圧力導入通路55
は、主弁体52の端面においてその一端が開口し、又、
圧力室36内に位置する軸部51の外周面においてその
他端が開口している。すなわち、シリンダボア11内の
筒内圧は、この圧力導入通路55を経て圧力室36に導
かれ、第2弁体53の上面側において、排気バブル50
´を開弁させる方向の補助力として作用する。尚、この
実施形態に係るバルブ駆動装置を備えたエンジンの動作
については、筒内圧が排気バルブ50´内の圧力導入通
路55を介して導かれる点を除き前述の実施形態と同様
であるため、その説明を省略する。
【0032】図5は、さらに他の実施形態に係るバルブ
駆動装置を備えたエンジンを示すものであり、駆動機構
としてカムシャフト、タイミングベルト等からなる機械
的駆動機構を採用した以外は、図3に示す実施形態と同
様の構成になっており、同一の構成については同一の符
号を付してその説明を省略する。この実施形態において
は、図5に示すように、排気バルブ50を開閉駆動する
機構として、排気バルブ50の上端に配置されたバルブ
リフタ100、排気バルブ50を閉弁方向に付勢するバ
ルブスプリング110、バルブリフタ100を押し下げ
るカムシャフト120等が設けられている。そして、ク
ランクシャフトからの回転力がタイミングベルト等を介
して伝達され、カムシャフト120が回転させられるこ
とにより、排気バルブ50が開閉駆動されるようになっ
ている。尚、吸気バルブ40を開閉駆動する機構は、排
気バルブ50の機構と同様であるため、ここでの説明は
省略する。
【0033】ところで、バルブスプリング110は、一
般にそのサージング限界及び排気バルブ50のジャンプ
限界あるいはバウンス限界等を考慮して比較的大きいバ
ネ定数に設定されており、その故に、開弁する際にカム
シャフト120には大きな負荷が加わるようになってい
る。この実施形態においては、圧力導入通路35及び圧
力室36を介して、シリンダボア11内の筒内圧が第2
弁体53の上面側に作用し、開弁方向に向けて押圧する
ようになっている。すなわち、ジャンプ現象あるいはバ
ウンス現象が防止できる範囲内において、バルブスプリ
ング110の付勢力に拮抗する向きに(開弁方向に)筒
内圧を作用させることにより、カムシャフト120を回
転駆動する際の駆動負荷(抵抗)を軽減することがで
き、その分だけ燃費の低減等を行なうことができる。
尚、この実施形態に係るバルブ駆動装置を備えたエンジ
ンの動作については、駆動機構の動作が異なる点を除き
前述の実施形態と同様であるため、その説明を省略す
る。
【0034】図1ないし図4に示す実施形態において
は、吸気バルブ40も電磁アクチュエータ60により駆
動される構成としたが、吸気バルブ40を他の駆動手段
により駆動する構成においても、本発明を適用すること
ができる。また、上記実施形態においては、筒内圧付加
手段として、シリンダヘッド30あるいは排気バルブ5
0´に形成された圧力導入通路35,55、圧力室3
6、第2弁体53等により構成されるものを示したが、
これに限定されるものではなく、排気バルブを開弁させ
る際の補助力としてシリンダボア11内の筒内圧を利用
する思想が具現化され得るものであれば、その他の構成
を採用することができる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る内燃機
関のバルブ駆動装置によれば、内燃機関の排気行程にお
いて、駆動機構により排気バルブが開弁方向に駆動され
る際に、筒内圧付加手段により筒内圧が排気バルブの一
部に付加されて、開弁動作を補助する補助力として作用
するため、駆動機構に加わる負荷が小さくなり、排気バ
ルブを所定のタイミングで確実に開弁させることができ
る。また、筒内圧による補助力の分だけ、駆動機構の動
作に要するエネルギを低減することができる。特に、筒
内圧付加手段を、圧力室、圧力導入通路、排気バルブに
一体的に形成され第2弁体等により構成することによ
り、既存の部品の一部の変更で対応でき、装置を容易に
具現化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバルブ駆動装置を備えた内燃機関の概
略構成を示す断面図である。
【図2】図1に示す内燃機関における電磁アクチュエー
タ及び吸排気バルブの概略構成を示す断面図である。
【図3】本発明に係るバルブ駆動装置の他の実施形態を
示す断面図である。
【図4】本発明に係るバルブ駆動装置の他の実施形態を
示す断面図である。
【図5】本発明に係るバルブ駆動装置の他の実施形態を
示す断面図である。
【符号の説明】
11 シリンダボア 30 シリンダヘッド 31 吸気ポート 32 排気ポート 35 圧力導入通路(筒内圧付加手段) 36 圧力室(筒内圧付加手段) 36a 開口部 36b 上面 37 排気バルブガイド 38 シール弁 39 スプリング 40 吸気バルブ 50,50´ 排気バルブ 51 軸部 52 主弁体 53 第2弁体(筒内圧付加手段) 53a バルブシート面 55 圧力導入通路(筒内圧付加手段) 60、70 電磁アクチュエータ(駆動機構) 100 バルブリフタ(駆動機構) 110 バルブスプリング(駆動機構) 120 カムシャフト(駆動機構)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02F 1/24 F02F 1/24 F

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッドに往復動自在に配置され
    かつシリンダボアの上方に位置する燃焼室を開閉する主
    弁体を有する吸気バルブ及び排気バルブと、吸気バルブ
    及び排気バルブを開閉駆動する駆動機構と、排気バルブ
    の開弁により排出される排気を導くようにシリンダヘッ
    ドに形成された排気ポートと、を備えた内燃機関のバル
    ブ駆動装置であって、 前記排気バルブを開弁させる際の補助力として、前記シ
    リンダボア内の筒内圧を前記排気バルブの一部に加える
    筒内圧付加手段を有する、ことを特徴とする内燃機関の
    バルブ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記筒内圧付加手段は、前記シリンダヘ
    ッドに形成されかつ前記排気ポートに連通する開口部を
    有する圧力室と、前記シリンダボア内の筒内圧を前記圧
    力室に導く圧力導入通路と、前記排気バルブに一体的に
    形成され前記主弁体の開閉動作に同期して前記圧力室の
    開口部を開閉する第2弁体とを有し、 前記第2弁体の受圧面積は、前記主弁体の受圧面積以下
    である、ことを特徴とする請求項1記載の内燃機関のバ
    ルブ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記圧力導入通路は、前記シリンダヘッ
    ドに形成されている、ことを特徴とする請求項2記載の
    内燃機関のバルブ駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記圧力導入通路は、前記排気バルブ内
    に形成されている、ことを特徴とする請求項2記載の内
    燃機関のバルブ駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動機構は、少なくとも前記排気バ
    ルブを電磁力により開閉駆動する電磁アクチュエータか
    らなる、ことを特徴とする請求項1ないし4いずれかに
    記載の内燃機関のバルブ駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記排気バルブの軸部に摺動自在に嵌合
    されて前記圧力室と前記軸部との隙間をシールするシー
    ル弁と、前記シール弁を前記第2弁体から遠ざける方向
    に付勢するスプリングと、を有する、ことを特徴とする
    請求項2ないし5いずれかに記載の内燃機関のバルブ駆
    動装置。
  7. 【請求項7】 前記電磁アクチュエータは、前記排気バ
    ルブの開弁動作以外のときに、前記排気バルブを閉弁す
    る方向に駆動される、ことを特徴とする請求項5又は6
    に記載の内燃機関のバルブ駆動装置。
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