JP2001348938A - 局部洗浄装置 - Google Patents

局部洗浄装置

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JP2001348938A
JP2001348938A JP2000173042A JP2000173042A JP2001348938A JP 2001348938 A JP2001348938 A JP 2001348938A JP 2000173042 A JP2000173042 A JP 2000173042A JP 2000173042 A JP2000173042 A JP 2000173042A JP 2001348938 A JP2001348938 A JP 2001348938A
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Japan
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supply device
cap
water supply
water
toilet
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JP2000173042A
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Masaki Tomita
勝紀 冨田
Takanori Idota
貴則 井戸田
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】洋風便器本体への取り付けの際、給水装置の破
損を生じない局部洗浄装置を提供する。 【解決手段】洋風便器本体1に設けられ、人体の局部を
洗浄可能な局部洗浄機構2bと、外部より洗浄水を供給
する水道管に直結され、水道管と局部洗浄機構2bとを
ストレーナを介して接続する給水装置23とを備えてい
る。給水装置23の下端にはストレーナを取り出し得る
キャップ23aが設けられている。また、給水装置23
はキャップ23aを下方に突出させてアンダーカバー2
iにより隠蔽されている。アンダーカバー2iの下面に
はキャップ23aの突出長さを超えて下方に突出するリ
ブ5が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は局部洗浄装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、洋風便器本体に設けられ、人体の
局部を洗浄可能な局部洗浄機構と、外部より洗浄水を供
給する水道管に直結され、水道管と局部洗浄機構とをス
トレーナを介して接続する給水装置とを備えた局部洗浄
装置が知られている。
【0003】ここで、ストレーナは、水道管から供給さ
れる洗浄水中の異物による局部洗浄機構の目詰まりを防
止すべく、洗浄水中の異物をろ過する。そして、この局
部洗浄装置では、給水装置の下端にキャップが設けら
れ、このキャップを開くことにより内部のストレーナを
取り出し得るようになっている。また、この給水装置は
美観上の問題から樹脂製のカバーにより隠蔽され、給水
装置のキャップは内部のストレーナを容易に取り出し得
るように下方に突出されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、局部洗浄装置
は、洋風便器本体への取り付けの際、給水装置を内蔵す
るカバーを一旦床面に載置する場合がある。この場合、
上記従来の局部洗浄装置では、そのカバーの下面から給
水装置のキャップが下方に突出しているため、そのキャ
ップが床面と干渉し、給水装置を破損するおそれがあっ
た。
【0005】本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされ
たものであって、洋風便器本体への取り付けの際、給水
装置の破損を生じない局部洗浄装置を提供することを解
決すべき課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の局部洗浄装置
は、洋風便器本体に設けられ、人体の局部を洗浄可能な
局部洗浄機構と、外部より洗浄水を供給する水道管に直
結され、該水道管と該局部洗浄機構とをストレーナを介
して接続する給水装置とを備え、該給水装置の下端には
該ストレーナを取り出し得るキャップが設けられ、該給
水装置が該キャップを下方に突出させてカバーにより隠
蔽された局部洗浄装置において、
【0007】前記カバーの下面には前記キャップの突出
長さを超えて下方に突出するリブが形成されていること
を特徴とする。
【0008】本発明の局部洗浄装置では、給水装置を内
蔵するカバーの下面にリブが形成され、このリブがキャ
ップの突出長さを超えて下方に突出しているため、洋風
便器本体への取り付けの際、そのカバーを一旦床面に載
置したとしても、キャップは床面と干渉しない。
【0009】したがって、本発明の局部洗浄装置は、洋
風便器本体への取り付けの際、給水装置の破損を生じな
い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図面を参照しつつ説明する。
【0011】図1に示すように、実施形態の局部洗浄装
置及び便器洗浄装置であるシャワートイレ2は、陶磁器
製の洋風便器本体1に取り付けられ、洋風水洗式便器を
構成する。
【0012】このシャワートイレ2は、図2にも示すよ
うに、フロントベースプレート2aと、このフロントベ
ースプレート2a上に固定されたノズル等の局部洗浄機
構2bと、リアベースプレート2cと、このリアベース
プレート2c上に固定された局部洗浄機構2bの残部を
構成する温水タンク2dと、リアベースプレート2c上
に固定されたバルブ等の便器洗浄機構2eと、リアベー
スプレート2cに固定され、温水タンク2d及び便器洗
浄機構2eに洗浄水を供給可能な給水機構2fと、リア
ベースプレート2c上に固定され、フロントベースプレ
ート2aをリアベースプレート2cに対して昇降可能に
設ける図示しない昇降機構と、リアベースプレート2c
の水平方向の全周囲に立設され、温水タンク2d、便器
洗浄機構2e及び昇降機構を囲包する隠蔽部材2gと、
これら局部洗浄機構2b等を内装するアッパーカバー2
h及びアンダーカバー2iと、アッパーカバー2hに揺
動可能に設けられた暖房便座2jと、アッパーカバー2
hに揺動可能に設けられた便蓋2kとを有している。
【0013】ここで、アッパーカバー2h及びアンダー
カバー2iは樹脂製であり、アッパーカバー2hとアン
ダーカバー2iとは、図1にも示すように、洋風便器本
体1のリム上面と等しい水平面内の分割線PLにより上
下分割可能になっている。
【0014】アッパーカバー2hは昇降機構により暖房
便座2j及び便蓋2kとともに洋風便器本体1の鉢面後
部を露出するように上昇可能になっている。アッパーカ
バー2hは、下降時にはフロントベースプレート2a、
ノズル等の局部洗浄機構2b、リアベースプレート2
c、温水タンク2dの上部、便器洗浄機構2eの上部、
昇降機構及び隠蔽部材2gを内装しており、上昇時には
これらのうちリアベースプレート2c、温水タンク2d
の上部、便器洗浄機構2e、昇降機構及び隠蔽部材2g
を剥き出しにする。
【0015】他方、アンダーカバー2iはリアベースプ
レート2cに固定されており、内部には温水タンク2d
の下部、便器洗浄機構2eの下部及び給水機構2fを収
納している。
【0016】給水機構2fは、図2に示すように、外部
より洗浄水を供給する図示しない水道管にフレキシブル
ホース3により一端が接続され、他端が便器洗浄機構2
eに接続された主管21と、主管21から分岐された枝
管22と、枝管22が下方に接続され、同じく下方が温
水タンク2dの底部に接続された給水装置23とからな
る。給水装置23は温水タンク2dとの連通路に電磁弁
と流量調整弁とを有するものである。この給水装置23
の下端にはキャップ23aが螺合されており、キャップ
23aを外すことにより内部の図示しないストレーナを
取り出すことが可能になっている。
【0017】アンダーカバー2iの幅方向の略中央上方
には、図3〜5にも示すように、底面から上方に凹んだ
凹部4が形成されている。凹部4の上端から給水機構2
fの主管21の一端が下方に向かって突出され、この一
端にクリップ6によってフレキシブルホース3が接続さ
れている。また、凹部4の両側面はこうして接続された
フレキシブルホース3の屈曲を許容すべく円弧状に形成
されたガイド面4aとされている。
【0018】また、アンダーカバー2iの一方側の底面
からは給水装置23のキャップ23aが下方に向かって
突出されており、その底面にはキャップ23aに隣接
し、キャップ23aの突出長さを超えて下方に突出する
リブ5が形成されている。
【0019】以上のように構成されたシャワートイレ2
では、アンダーカバー2iが給水装置23等を内蔵して
いることから美観に優れている。そして、給水装置23
等を内蔵するアンダーカバー2iの下面にリブ5が形成
され、このリブ5がキャップ23aの突出長さを超えて
下方に突出しているため、洋風便器本体1への取り付け
の際、そのアンダーカバー2iを一旦床面に載置したと
しても、キャップ23aは床面と干渉しない。
【0020】したがって、このシャワートイレ2は、洋
風便器本体1への取り付けの際、給水装置23の破損を
生じない。
【0021】こうして得られた洋風水洗式便器では、シ
ャワートイレ2の局部洗浄機構2bにより、暖房便座2
jを介して着座した人の局部を洗浄可能である。この
際、給水装置23のストレーナは、水道管から供給され
る洗浄水中の異物による局部洗浄機構2eの目詰まりを
防止すべく、洗浄水中の異物をろ過する。そして、この
洋風水洗式便器では、キャップ23aを開くことにより
内部のストレーナを取り出し、ストレーナのメンテナン
スを確実に行うことができる。また、この洋風水洗式便
器では、シャワートイレ2の便器洗浄機構2eにより、
洋風便器本体1を洗浄可能である。
【0022】なお、上記実施形態のシャワートイレ2で
は給水装置23が水道管と局部洗浄機構2bとをストレ
ーナを介して接続していたが、水道管と便器洗浄機構2
eとをストレーナを介して接続する給水装置を採用する
場合、その給水装置の下端にストレーナを取り出し得る
キャップが設けられ、その給水装置がそのキャップを下
方に突出させてカバーにより隠蔽されているのであれ
ば、そのカバーの下面にそのキャップの突出長さを超え
て下方に突出するリブを形成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の洋風水洗式便器の背後からの斜視図
である。
【図2】実施形態の洋風水洗式便器の背後からの拡大斜
視図である。
【図3】実施形態の洋風水洗式便器に係り、アンダーカ
バーの背面図である。
【図4】実施形態の洋風水洗式便器に係り、アンダーカ
バーの底面図である。
【図5】実施形態の洋風水洗式便器に係り、アンダーカ
バーの側面図である。
【符号の説明】
1…洋風便器本体 2…局部洗浄装置(シャワートイレ) 2b…局部洗浄機構 23…給水装置 23a…キャップ 2h…アッパーカバー 2i…アンダーカバー 5…リブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洋風便器本体に設けられ、人体の局部を洗
    浄可能な局部洗浄機構と、外部より洗浄水を供給する水
    道管に直結され、該水道管と該局部洗浄機構とをストレ
    ーナを介して接続する給水装置とを備え、該給水装置の
    下端には該ストレーナを取り出し得るキャップが設けら
    れ、該給水装置が該キャップを下方に突出させてカバー
    により隠蔽された局部洗浄装置において、 前記カバーの下面には前記キャップの突出長さを超えて
    下方に突出するリブが形成されていることを特徴とする
    局部洗浄装置。
JP2000173042A 1999-11-29 2000-06-09 局部洗浄装置 Pending JP2001348938A (ja)

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