JP2001347486A - カッティングマシンにおけるカッタの昇降機構 - Google Patents

カッティングマシンにおけるカッタの昇降機構

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JP2001347486A JP2000173653A JP2000173653A JP2001347486A JP 2001347486 A JP2001347486 A JP 2001347486A JP 2000173653 A JP2000173653 A JP 2000173653A JP 2000173653 A JP2000173653 A JP 2000173653A JP 2001347486 A JP2001347486 A JP 2001347486A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構造で正確に作動するカッティングマシ
ンのカッタの昇降機構 【解決手段】X軸方向に移動する帯状のカッティングシ
ート5をY軸方向とZ軸方向に移動するカッタ19で切
断して所定の形状に切り出すカッティングマシンにおい
て、カッティングシート5の上に、Y軸方向にY軸シャ
フト8を配置し、Y軸シャフト8には、先端にカッタ1
9を取り付けたキャリッジ17をY軸シャフト8に沿っ
てスライド自在に設けるとともに、Y軸シャフト8に対
して平行なサブシャフト10をキャリッジ17の先端側
を貫通させて配置し、Y軸シャフト8とサブシャフト1
0の両端をそれぞれ連結フレーム12、13を介して連
結固定し、サブシャフト10を昇降手段により上下動さ
せることによりカッタ19をカッティングシート5に対
してZ軸方向に昇降させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X軸方向に移動す
るカッティングシートをY軸方向に移動するカッタで所
定の形状に切り出すカッティングマシンにおいて、カッ
タをカッティングシートに対して接離させるための昇降
機構に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】一般に、カッティングシート
を所定形状に切り出すカッティングマシンとして、静止
したカッティングシートに対してキャリッジをX軸方
向、Y軸方向に移動させるとともに、キャリッジをZ軸
方向に移動させてカッタをカッティングシートに接触、
離間させながら切り出していくものが知られている。
【0003】しかしながら、このようにカッタをX軸方
向やY軸方向に直動させる方式では、構造が複雑である
ばかりでなく、高価な軸受や、面倒なワイヤ張りが必要
となるという問題があった。特に、カッタを備えたキャ
リッジをZ軸方向に昇降させる機構は、精度を要求さ
れ、複雑な構造にならざるを得なかった。すなわち、直
動機構はカッタを上下動させて行なうことからカッタホ
ルダ自身がキャリッジに対し直線的にガイドされる構成
となっている。このためガイドは移動時にガタが出ない
ような精度の高い平行度(平行度が充分出ていないと長
期の使用でガタつきが大きくなり摩耗が大きくなってし
まう)を要求されるため高価になっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解消し、簡単な構造でありながら十分に正確に作動する
ことができるカッティングマシンにおけるカッタの昇降
機構を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係るカッティングマシンにおけるカッタの
昇降機構は、X軸方向に移動する帯状のカッティングシ
ートをY軸方向とZ軸方向に移動するカッタで切断して
所定の形状に切り出すカッティングマシンにおいて、上
記カッティングシートの上に、Y軸方向にY軸シャフト
を配置し、Y軸シャフトには、先端にカッタを取り付け
たキャリッジをY軸シャフトに沿ってスライド自在に設
けるとともに、Y軸シャフトに対して平行なサブシャフ
トを上記キャリッジの先端側を貫通させて配置し、Y軸
シャフトとサブシャフトの両端をそれぞれ連結フレーム
を介して連結固定し、サブシャフトを昇降手段により上
下動させることにより上記カッタを上記カッティングシ
ートに対してZ軸方向に昇降させることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1はカッティングマシンの要部
の斜視図、図2はその縦面面図であり、図3は側面図で
あり、図4はその平面図である。図において符号1はマ
シン本体で、その両側のサイドプレート2の間には中央
部が山形に形成されたシート案内面3が設けられ、さら
にシート案内面3の隣りにはロールホルダ4が設けら
れ、巻装されたシートロール5Aが保持されている。ロ
ールホルダ4にはロールが回転しやすいように、前後に
各1対のローラ6が配置されている。
【0007】カッティングシート5の両側には等間隔に
穴7が形成されている。
【0008】上記シート案内面3上にはY軸シャフト8
が配置されている。Y軸シャフト8はサイドプレート2
の軸受孔9に回転自在に支持され、軸受孔9を貫通して
外部に突出している。突出したY軸シャフト8の両端8
aはD形に形成されている。Y軸シャフト8の下流側に
はサブシャフト10が配置され、サブシャフト10もサ
イドプレート2の長孔11を貫通して外部に突出してい
る。そして、Y軸シャフト8とサブシャフト10の両端
はそれぞれ連結フレーム12、13を介して連結されて
いる。連結フレーム12、13はプレートを折り曲げた
もので、Y軸シャフト8の軸受孔9側の端部の折り曲げ
部14からは止めネジ15が螺合され、止めネジ15の
先端はY軸シャフト8の両端の平面部16に係合され、
ガタつきが生じるのを防止している。また、連結フレー
ム12、13の他端にはサブシャフト10の両端が固定
されている。このように、Y軸シャフト8とサブシャフ
ト10と連結フレーム12、13とは互いに固定され、
全体的に方形の枠組体Aとして形成されている。
【0009】次に、Y軸シャフト8にはキャリッジ17
がY軸シャフト8に沿ってスライド自在に設けられてい
る。キャリッジ17はスライドベアリング又はスライド
ブッシュを介してY軸シャフト8に係合し、またキャリ
ッジ17の先端にはカッタホルダ18を介してカッタ1
9が取り付けられている。サブシャフト10は上記キャ
リッジ17を貫通し、キャリッジ17はサブシャフト1
0に沿って摺動自在となっている。キャリッジ17はワ
イヤ20を介してサーボモータ(図示せず)に作動連結
されている。サブシャフト10はキャリッジ17がY軸
方向に移動するサブガイドにもなっている。
【0010】また、サブシャフト10の一端は調整フレ
ーム21を介してソレノイド22に連結され、またサブ
シャフト10はリターンバネ23により常時長孔11の
上端にあるように付勢されている。ソレノイド22をオ
ン作動することによりサブシャフト10が長孔11に沿
って下動し、オフすることによりリターンバネ23によ
りサブシャフト10が上動するように構成されている。
つまり、サブシャフト10はソレノイド22とリターン
バネ23から成る昇降手段により上下動し、これに伴っ
てキャリッジ17はY軸シャフト8を中心に揺動し、カ
ッタ19はZ軸方向に移動する。
【0011】次に、シート案内面3を構成する面板24
の両側には開口部25が形成され、この開口部25から
マシン本体1の内部に配置されたスプロケット26の外
周面27が露出している。スプロケット26は支軸aに
回転自在に支持され、その外周面27には上記カッティ
ングシート5の両側に形成された穴7に係合する突起2
8が、穴7と等間隔に形成されている。開口部の内側に
はシート押え30が配置されている。なお、スプロケッ
ト26はサーボモータ(図示せず)と同期するように作
動連結されている。
【0012】上記構成によれば、予め設定されたプログ
ラムに従って、スプロケット26を回転させることによ
りカッティングシート5をシート案内面3に沿ってX軸
方向に前進又は後退移動させるとともに、Y軸シャフト
8に沿ってキャリッジ17をY軸方向に移動させ、さら
にソレノイド22とリターンバネ23によりサブシャフ
ト10を上下動させてカッタ19をZ軸方向に昇降させ
ることにより、カッティングシート5を所定の形状に切
り出すことができる。
【0013】上述のように、カッタ19が昇降するとき
は、単にサブシャフト10が上下動するだけではない。
サブシャフト10とY軸シャフト8と連結フレーム1
2、13とからなる枠組体AがY軸シャフト8を中心に
一体として上下方向に揺動し、その結果としてキャリッ
ジ17の先端のカッタ19が同調して昇降するのであ
る。連結フレーム12、13はY軸シャフト8とサブシ
ャフト10とにそれぞれ固定されているので、枠組体A
は強固な一体物として作動する。このため、サブシャフ
ト10の一側を上下方向に揺動させるとき、サブシャフ
ト10の他側も同じ移動量だけ上下方向に揺動する。し
たがって、カッタ19の昇降手段はサブシャフト10の
一端にのみ設ければよく、構造が簡単でも十分に正確に
作動することができる。なお、昇降手段としては、ソレ
ノイド、リターンバネに限定されない。ムービングコイ
ルやモータ等のアクチュエータでもよいことはもちろん
である。
【0014】しかも、Y軸シャフト8をカッタ19がZ
軸方向に移動する支軸にすることができるから、構造が
簡素化でき、カッタ19の昇降機構を安価に実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カッティングマシンの要部の斜視図
【図2】カッティングマシンの縦断面図
【図3】カッティングマシンの側面図
【図4】カッティングマシンの平面図
【符号の説明】
1 マシン本体 5 カッティングシート 8 Y軸シャフト 10 サブシャフト 12、13 連結フレーム 17 キャリッジ 19 カッタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X軸方向に移動する帯状のカッティング
    シートをY軸方向とZ軸方向に移動するカッタで切断し
    て所定の形状に切り出すカッティングマシンにおいて、 上記カッティングシートの上に、Y軸方向にY軸シャフ
    トを配置し、Y軸シャフトには、先端にカッタを取り付
    けたキャリッジをY軸シャフトに沿ってスライド自在に
    設けるとともに、Y軸シャフトに対して平行なサブシャ
    フトを上記キャリッジの先端側を貫通させて配置し、Y
    軸シャフトとサブシャフトの両端をそれぞれ連結フレー
    ムを介して連結固定し、サブシャフトを昇降手段により
    上下動させることにより上記カッタを上記カッティング
    シートに対してZ軸方向に昇降させることを特徴とする
    カッティングマシンにおけるカッタの昇降機構。
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