JP2001347179A - 破砕機 - Google Patents

破砕機

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JP2001347179A
JP2001347179A JP2000169970A JP2000169970A JP2001347179A JP 2001347179 A JP2001347179 A JP 2001347179A JP 2000169970 A JP2000169970 A JP 2000169970A JP 2000169970 A JP2000169970 A JP 2000169970A JP 2001347179 A JP2001347179 A JP 2001347179A
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blade
crusher
rotary drum
rotary
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Yasuhiro Yoda
康宏 依田
Katsuya Maruyama
克也 丸山
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MATSUMOTO TEKKOSHO KK
Matsumoto Iron Works Co Ltd
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MATSUMOTO TEKKOSHO KK
Matsumoto Iron Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定刃と回転刃の隙間調整を簡単に行なうこ
とのできる破砕機を提案すること。 【解決手段】 破砕機1の固定刃9は、複数の刃先91
が形成されている固定刃ユニット92と、複数の固定刃
ユニット92が取り付けられている固定刃取付けブロッ
ク93とを有し、固定刃ユニット92および固定刃取付
けブロック93は、それぞれ、X、Y方向に位置調整可
能となっている。固定刃9と回転刃8の刃先面の隙間調
整を、各固定刃ユニット92毎に行なうことができるの
で、その位置調整が簡単かつ容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物等の破砕対
象物を固定刃と回転刃の間に送り込み、これらの刃の噛
み合い運動によって所定寸法の破砕片となるように破砕
する破砕機に関するものである。さらに詳しくは、回転
刃との相対位置調整を簡単に行なうことのできる固定刃
の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】産業廃棄物等を破砕して所定寸法の破砕
片にする破砕機としては、破砕室内に配置された回転ド
ラムの外周面に取り付けた回転刃と、破砕機フレームの
側に取り付けた固定刃との噛み合い位置に向けて破砕対
象物を押付け機構によって押し付けて破砕を行なう形式
のものが知られている。
【0003】図3(a)および(b)にはこの形式の破
砕機の平面構成および断面構成を示してある。これらの
図に示すように、従来のこの種の破砕機100は筒状の
破砕室101を備え、この破砕室101の上端が破砕対
象物の投入口102とされている。破砕室の底面開口に
は破砕片を落下させるためのメッシュフィルタ103が
取付けられており、このメッシュフィルタ103の直上
位置には、回転ドラム104が水平に配置されている。
【0004】回転ドラム104の外周面には、その軸線
方向に向けて複数個の回転刃105が装着されている。
破砕室の底板106には回転ドラム外周面に対峙させて
複数個の固定刃107が回転ドラム軸線方向に一列状態
に装着されている。
【0005】回転刃105と固定刃107の噛み合い位
置の側方には、押付け機構110が配置されており、こ
の押付け機構110は、破砕室底板106に対して垂直
に配置されている押付け板111と、この押付け板11
1を噛み合い位置に対して水平方向に前後動させる油圧
シリンダ112を備えている。押付け板111は回転ド
ラム104の軸長と同様な幅のものであり、底板106
と、左右のサイド枠113、114と、上部枠115と
によって区画される横長のボックス内から破砕室101
内の噛み合い位置近傍まで突出可能である。
【0006】回転ドラム104の一端側は破砕室外部に
配置されている減速機121、駆動ベルト122を介し
て電動機123に連結されており、当該電動機123に
よって回転駆動される。
【0007】破砕室投入口から破砕対象物を投入する
と、破砕対象物は底板106に自重により落下する。落
下した破砕対象物は、押付け機構110の押付け板11
1によって、回転している回転ドラム外周面に装着され
ている回転刃105と固定刃107の噛み合い位置に向
けて水平に押し付けられる。この噛み合い位置に押し付
けられることにより、破砕対象物が回転刃および固定刃
の噛み合いによって破砕される。所定寸法に破砕された
破砕片はメッシュフィルタを通過して自重により落下す
る。
【0008】ここで、図4に示すように、固定刃107
は横長の単一部品131の端面に複数の山形の刃先13
2が一列状態に形成された構成となっている。2分割の
部品から構成されている場合もある。固定刃107を破
砕機フレーム133に取付けるためのボルト取付け孔1
34は、ボルト135よりも大き目の孔あるいは長孔と
されており、固定刃107の取付け位置を調整可能とな
っている。また、固定刃107の背面には等間隔で複数
本のアジャスタボルト136が押し付けられており、こ
のアジャスタボルト136のねじ込み量を調整すること
により、固定刃107と回転刃105の隙間Δ1、Δ2
を調整できるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
破砕機100における固定刃107においては、次のよ
うな解決すべき課題がある。
【0010】まず、固定刃107の刃先面と回転ドラム
104に取り付けた回転刃105の刃先面との間隔は、
各部分において一定であることが望ましい。しかし、回
転ドラム104の加工精度、回転刃105の加工精度や
回転ドラムに対する取付け精度が良くないと、双方の刃
の刃先面の隙間が場所によって広い部分と狭い部分がで
きてしまう。この場合、固定刃107の位置調整によ
り、各部分での隙間が均一になるように調整することが
困難である。勿論、加工精度等を向上させればよいが、
そのような精密加工はコスト高になるので現実的ではな
い。
【0011】第2に、使用により回転刃、固定刃が摩耗
して、双方の刃の刃先面の隙間が広くなるので、その隙
間を適正な値となるように調整する必要がある。しか
し、刃の摩耗量は位置によって異なり、一般に、回転ド
ラム軸線方向の中央部分で最も摩耗量が多く、両側部分
では少ない。このため、固定刃107の位置を調整して
も、中央部分での隙間を適正な値に調整すると、両側部
分の隙間が狭くなり過ぎてしまい、逆に、両側部分の隙
間を適正な値に調整すると、中央部分での隙間が広くな
り過ぎてしまう。この結果、固定刃107を早めに交換
する必要があるので、維持費が嵩み不経済であるという
問題点もある。
【0012】本発明の課題は、加工精度を向上させるこ
となく、また、固定刃の交換を頻繁に行なうことなく、
固定刃と回転刃の隙間を常に適切な値に保持可能な破砕
機を提案することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、回転ドラムの外周面に取り付けた回転
刃と、破砕機フレームに取り付けた固定刃との噛み合い
位置に破砕対象物を送り込むことにより破砕動作を行な
う破砕機において、前記固定刃は、複数の刃先が形成さ
れている固定刃ユニットと、刃先が前記回転ドラムの軸
線方向に一列に配列されるように、複数個の前記固定刃
ユニットが取り付けられた固定刃取付けブロックとを有
し、この固定刃取付けブロックが破砕機フレームに取付
けられており、前記固定刃ユニットは、前記回転ドラム
に接近および離れる方向の取付け位置、並びに前記回転
ドラムの軸線方向の取付け位置をそれぞれ調整可能な状
態で、前記固定刃取付けブロックに取り付けられている
ことを特徴としている。
【0014】ここで、前記固定刃取付けブロックは、前
記回転ドラムに接近および離れる方向の取付け位置、並
びに前記回転ドラムの軸線方向の取付け位置をそれぞれ
調整可能な状態で、前記破砕機フレームに取り付けられ
ていることが望ましい。
【0015】また、前記固定刃取付けブロックの前記回
転ドラムに接近および離れる方向の取付け位置を調整す
る複数本の調整ボルトを有していることが望ましい。
【0016】本発明では、固定刃を複数の部分に分割し
た固定刃ユニットと、これが取り付けられた固定刃取付
けブロックから構成してあり、固定刃ユニットおよび固
定刃取付けブロックが位置調整可能となっている。した
がって、加工精度が悪いために固定刃の刃先面と回転刃
の刃先面の隙間が、各部分で異なっていても、固定刃の
各刃先面を、回転ドラム側の回転刃の刃先面に対して適
切な隙間で対峙させることができる。また、各刃先部分
の摩耗量が異なっていても、各部分毎に隙間調整ができ
るので、各部分での隙間を適切な値に調整できる。
【0017】さらに、摩耗量の激しい部分の固定刃ユニ
ットのみを交換すればよいので、維持費も安くすみ、経
済的である。
【0018】次に、本発明では、上記の構成に加えて、
前記回転ドラムが収納されている破砕室を有し、前記固
定刃取付けブロックは前記破砕室の外側に配置されてい
ることを特徴としている。この構成によれば、固定刃の
刃先面と回転刃の刃先面の隙間調整作業が簡単になる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用した破砕機の実施例を説明する。
【0020】(全体構成)図1(a)および(b)は本
例の破砕機の概略平面図およびb−b線で切断した部分
の概略断面図である。これらの図に示すように、本例の
破砕機1は破砕機フレーム2を有し、このフレーム2に
よって上方に広がった破砕室3が支持されている。破砕
室3の上端は破砕対象物の投入口4とされており、その
下端開口5には回転ドラム6が破砕室左右方向に向けて
水平に配置されている。破砕室3は左右の垂直な側板3
1、32と、後側の傾斜端板33と、前側の円弧状端板
34から形成されており、この円弧状端板34の内側面
が凹円弧状のガイド面35とされている。
【0021】回転ドラム6の下側には、当該回転ドラム
外周面の下半部分を覆う状態で、半円弧状にメッシュフ
ィルタ7が取付けられており、この直下の位置が破砕片
回収部8となっている。
【0022】回転ドラム6の外周面には、その軸線6a
の方向の中心に対して左右対称な状態で螺旋状に複数個
の回転刃8が取付けられている。回転ドラム6の回転方
向(図において矢印Aで示す方向)の手前側の位置には
当該回転ドラム6の外周面に対峙するように、軸線6a
の方向に向けて一列状態で複数個の固定刃9がフレーム
2に取り付けられている。回転ドラム6の回転刃8と固
定刃9の噛み合い位置10の直上位置から、上記の破砕
室3の凹円弧状のガイド面35が、投入口4まで上方に
向けて延びている。
【0023】回転ドラム6の両端に取り付けられている
回転軸61、62は破砕室3の左右の側板31、32を
貫通して外部に突出し、破砕室側に配置されている軸受
け部11、12によって回転自在の状態で支持されてい
る。回転軸62の側は減速機13、駆動ベルト14を介
して電動機15に連結されている。電動機15を駆動す
ると、回転ドラム6が回転して、回転刃8と固定刃9の
噛み合い位置10に位置する破砕対象物の破砕動作が行
われる。
【0024】本例の破砕機1は、投入口4から破砕室3
内に投入された破砕対象物を噛み合い位置10に向けて
押し付けるための押付け機構20が備わっている。押付
け機構20は、凹円弧状のガイド面35に沿って上下に
円弧運動可能な押付け部材21を備えている。押付け部
材21のガイド面35の側の面は当該ガイド面35に対
応した凸円弧面21aとされている。
【0025】押付け部材21の両端部21b、21c
は、破砕室側板31、32に形成した円弧状のスリット
(図示せず)を通って破砕室外に突き出て、それぞれ、
スイングアーム22、23の先端部22a、23aに連
結されている。スイングアーム22、23は、破砕室3
の側板31、32の外側に隣接して形成した細幅のアー
ム室24、25の中に配置されており、側板31、32
と平行な方向に延びている。これらのスイングアーム2
2、23の基端部22b、23bは、支持ピン26の両
端部分に回転自在に取り付けられている。支持ピン26
はブラケット27によって破砕室後側の端板33に支持
されている。
【0026】一方のスイングアーム22における中程の
位置と、フレーム2との間には、スイングアーム駆動機
構としての油圧シリンダ27が架け渡されている。この
油圧シリンダ27を伸縮させると、スイングアーム2
2、23が基端側の支点22c,23cを中心として上
下にスイングする。ここで、破砕室の凹円弧状のガイド
面35を規定している円弧の中心は支点22c、23c
に一致させてあるので、スイングアーム22、23が上
下にスイングすると、これらスイングアーム22、23
の先端部22a、23aに取り付けられている押付け部
材21が凹円弧状のガイド面35に沿って上下に円弧運
動を行なう。
【0027】押付け部材21の下面は、回転ドラム4の
外周面に対応した凹円弧状の押付け面21dとされてお
り、押付け部材21が下方に移動すると、押付け面21
dにって破砕対象物が回転刃8と固定刃9の噛み合い位
置10に向けて押し付けられる。押付け部材21の上面
は、ガイド面35から離れるに連れて下方に傾斜してい
る傾斜面21eとされている。従って、押付け部材21
が上方に移動すると、その移動に伴って傾斜面21の水
平となす角度αが徐々に大きくなる。
【0028】このように構成した本例の破砕機1におけ
る破砕動作を説明する。電動機を駆動すると、回転ドラ
ム4が矢印Aの方向に回転する。押付け機構20の押付
け部材21は図において想像線で示す上端位置に待機さ
せておく。この状態で、投入口から破砕対象物を破砕室
3内に投入すると、破砕対象物は自重により回転ドラム
4上に落下する。あるいは前側傾斜板、凹円弧状のガイ
ド面35に沿って自重により滑落する。
【0029】所定量の破砕対象物を投入した後は、油圧
シリンダを引くことにより、押付け部材21を図におい
て実線で示す下端位置まで移動させる。この結果、破砕
室3内に投入された破砕対象物が回転刃8と固定刃9の
噛み合い位置10に向けて押し付けられ、両刃にかみ込
まれて破砕される。破砕動作が継続して所定の寸法まで
破砕された破砕片は回転ドラム4の下方に配置されてい
るメッシュフィルタを通り抜けて落下して破砕片回収部
で回収される。
【0030】(固定刃の構造)図2は本例の固定刃9の
構成を示す図である。本例の固定刃9は、複数の刃先9
1、例えば3個の刃先91が形成されている固定刃ユニ
ット92が一列状態に配列された構成となっている。こ
れらの複数の固定刃ユニット92、例えば9個の固定刃
ユニット92は、3個ずつ固定刃取り付けブロック93
に取付け固定されている。3個の固定刃取付けブロック
93は、それぞれ破砕機フレーム2に取り付けられてい
る。
【0031】各固定刃ユニット92には左右一対のボル
ト孔92aが形成されており、ここに通した取付けボル
ト94によって各固定刃取付けユニット92は固定刃取
付けブロック93に固定されている。各ボルト孔92a
は、取付けボルト94よりも一回り大きな孔であり、従
って、固定刃ユニット92は、回転ドラム6に対して接
近および離れる方向Y、並びに回転ドラム6の軸線6a
の方向Xに僅かに位置調整可能である。
【0032】同様に、各固定刃取付けブロック93にも
3個のボルト孔93aが形成され、ここに通した取付け
ボルト95によって、各固定刃取付けブロック93が破
砕機フレーム2に固定されている。各ボルト孔93a
は、取付けボルト95よりも一回り大きな孔であり、従
って、XおよびY方向に僅かに位置調整可能である。
【0033】さらに、各固定刃取付けブロック93は、
その背面側から2本のアジャスタボルト96によってY
方向に押されている。各アジャスタボルト96は、破砕
機フレーム2の側に形成したボルトねじ孔97にねじ込
まれている。従って、各アジャスタボルト96のねじ込
み量を調整することにより、各固定刃取付けブロック9
3のY方向の位置を微調整可能である。
【0034】ここで、図2(b)から分かるように、各
固定刃ユニット92は破砕室3内に位置しているが、そ
れ以外の部分である固定刃ユニット取付けブロック93
の取付けボルト94、アジャスタボルト96は破砕室3
の外部に露出している。
【0035】このように構成された固定刃9において
は、X、Y方向に取付け位置を微調整可能な固定刃取付
けブロック93に、同じくX、Y方向に取付け位置を微
調整可能な固定刃ユニット92が取付けられており、こ
の固定刃ユニット92に本例では3個の刃先91が形成
されている。従って、固定刃の刃先面と回転刃の刃先面
の隙間調整を、各固定刃ユニット92毎に行なうことが
できるので、間隔調整を簡単に行なうことができる。ま
た、各部分の加工精度を高めることなく、X方向の全幅
にわたって隙間を適切な値となるように調整できる。
【0036】よって、回転ドラム6の加工精度を高める
必要がないので、廉価に回転ドラムを製造でき、また、
破砕機全体のコストを低減できる。また、固定刃が摩耗
した場合でも、固定刃ユニット92の単位で交換を行な
えばよいので、極めて経済的である。また、この結果、
全体的な固定刃寿命を伸ばすことができるという利点も
得られる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の破砕機で
は、固定刃を複数の固定刃ユニットに分割し、各固定刃
ユニットを固定刃取付けブロックに取り付けた構成と
し、固定刃ユニットおよび/または固定刃取付けユニッ
トの位置調整も可能な構成としてある。
【0038】従って、本発明によれば、固定刃と回転刃
の刃面間の隙間調整を簡単に行なうことができる。ま
た、回転ドラム等の加工精度を上げることなく、各部分
での隙間を適切な値に設定できる。
【0039】これに加えて、固定刃における各部分の摩
耗量が異なる場合でも、各部分の隙間を適切な値に調整
できる。また、刃先が摩耗した場合には、摩耗した部分
の固定刃ユニットのみを交換すればよいので、交換作業
が簡単であると共に、経済的である。
【0040】次に、本発明では、固定刃ユニットの位置
調整および固定刃取付けブロックの位置調整を破砕室の
外側で行なうことができるので、このような位置調整が
簡単になるという利点も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)および(b)は、本発明を適用した破砕
機の概略平面図および概略断面図である。
【図2】(a)は図1の固定刃の構成を示す平面図、
(b)はその断面構成図、(c)は固定刃と回転刃の刃
先面の隙間を示す説明図図である。
【図3】(a)および(b)は、従来の破砕機の概略平
面図および概略断面図である。
【図4】従来における固定刃の構成を示す平面図、断面
構成図、および刃先面の隙間を示す説明図である。
【符号の説明】
1 破砕機 2 破砕機フレーム 3 破砕室 31、32 側板 33 端板 34 端板 35 凹円弧状のガイド面 4 投入口 5 下端開口 6 回転ドラム 6a 軸線 7 メッシュフィルタ 8 回転刃 9 固定刃 91 刃先 92 固定刃ユニット 92a ボルト孔 93 固定刃取付けブロック 93a ボルト孔 94 取付けボルト 95 取付けボルト 96 アジャスタボルト 97 ボルトねじ孔 10 噛み合い位置 11、12 軸受け部 13 減速機 14 駆動ベルト 15 電動機 20 押付け機構 21 押付け部材 21d 押付け面 21e 傾斜面 22、23 スイングアーム 22c 支点 24、25 アーム室 26 ピン 27 油圧シリンダ A 回転ドラムの回転方向 α 押付け部材の傾斜面の水平となす角度

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ドラムの外周面に取り付けた回転刃
    と、破砕機フレームに取り付けた固定刃との噛み合い位
    置に破砕対象物を送り込むことにより破砕動作を行なう
    破砕機において、 前記固定刃は、複数の刃先が形成されている固定刃ユニ
    ットと、刃先が前記回転ドラムの軸線方向に一列に配列
    されるように、複数個の前記固定刃ユニットが取り付け
    られた固定刃取付けブロックとを有し、この固定刃取付
    けブロックが破砕機フレームに取付けられており、 前記固定刃ユニットは、前記回転ドラムに接近および離
    れる方向の取付け位置、並びに前記回転ドラムの軸線方
    向の取付け位置をそれぞれ調整可能な状態で、前記固定
    刃取付けブロックに取り付けられていることを特徴とす
    る破砕機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記固定刃取付けブロックは、前記回転ドラムに接近お
    よび離れる方向の取付け位置、並びに前記回転ドラムの
    軸線方向の取付け位置をそれぞれ調整可能な状態で、前
    記破砕機フレームに取り付けられていることを特徴とす
    る破砕機。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記固定刃取付けブロックにおける前記回転ドラムに接
    近および離れる方向の取付け位置を調整するための複数
    本の調整ボルトを有していることを特徴とする破砕機。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のうちのいずれかの項
    において、 前記回転ドラムが収納されている破砕室を有し、前記固
    定刃取付けブロックは前記破砕室の外側に配置されてい
    ることを特徴とする破砕機。
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