JP2001347132A - 排煙脱硫装置 - Google Patents
排煙脱硫装置Info
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- JP2001347132A JP2001347132A JP2000172227A JP2000172227A JP2001347132A JP 2001347132 A JP2001347132 A JP 2001347132A JP 2000172227 A JP2000172227 A JP 2000172227A JP 2000172227 A JP2000172227 A JP 2000172227A JP 2001347132 A JP2001347132 A JP 2001347132A
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- Japan
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- gas
- flue gas
- absorption tower
- heater
- gas heater
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 設置面積を縮小して狭い場所への配置を行い
得ると共に、ダクトの物量の削減を図ることができ、更
に、吸収塔とガスガスヒータのメンテナンス性の向上を
図り得る排煙脱硫装置を提供する。 【解決手段】 吸収塔１の上部に、該吸収塔１の入側ガ
スにより出側ガスを再加熱するガスガスヒータ２を一体
に配置する。
得ると共に、ダクトの物量の削減を図ることができ、更
に、吸収塔とガスガスヒータのメンテナンス性の向上を
図り得る排煙脱硫装置を提供する。 【解決手段】 吸収塔１の上部に、該吸収塔１の入側ガ
スにより出側ガスを再加熱するガスガスヒータ２を一体
に配置する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、排煙脱硫装置に関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、石炭焚ボイラ等から排出される
排ガス中には、硫黄酸化物が含まれているため、前記石
炭焚ボイラ等の下流側に排煙脱硫装置を設置し、該排煙
脱硫装置において、排ガスと吸収液とを気液接触させ、
排ガス中に含まれる硫黄酸化物を除去することが行われ
ている。
排ガス中には、硫黄酸化物が含まれているため、前記石
炭焚ボイラ等の下流側に排煙脱硫装置を設置し、該排煙
脱硫装置において、排ガスと吸収液とを気液接触させ、
排ガス中に含まれる硫黄酸化物を除去することが行われ
ている。
【０００３】前記排煙脱硫装置の出側ガスは、通常、温
度がおよそ５０［℃］前後まで低下し水分が略飽和状態
となっており、この出側ガスをそのまま煙突から大気中
へ放出すると、白煙が発生するため、蓄熱式熱交換方式
等を採用したガスガスヒータを用いて前記排煙脱硫装置
の入側ガスにより出側ガスを再加熱するようになってい
る。
度がおよそ５０［℃］前後まで低下し水分が略飽和状態
となっており、この出側ガスをそのまま煙突から大気中
へ放出すると、白煙が発生するため、蓄熱式熱交換方式
等を採用したガスガスヒータを用いて前記排煙脱硫装置
の入側ガスにより出側ガスを再加熱するようになってい
る。
【０００４】図４及び図５は従来の排煙脱硫装置の一例
を表わすものであって、１は吸収塔、２は吸収塔１の入
側ガスにより出側ガスを再加熱するガスガスヒータであ
り、該ガスガスヒータ２は、吸収塔１の入口に接続され
る入側ダクト３と、吸収塔１の出口に接続される出側ダ
クト４の途中に、吸収塔１と並設されるように配置され
ている。
を表わすものであって、１は吸収塔、２は吸収塔１の入
側ガスにより出側ガスを再加熱するガスガスヒータであ
り、該ガスガスヒータ２は、吸収塔１の入口に接続され
る入側ダクト３と、吸収塔１の出口に接続される出側ダ
クト４の途中に、吸収塔１と並設されるように配置され
ている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如く、吸収塔１とガスガスヒータ２とを並設するので
は、排煙脱硫装置の設置面積が広く必要となり、該排煙
脱硫装置を狭い場所へ配置することが困難になると共
に、吸収塔１とガスガスヒータ２をつなぐダクト３，４
の物量が多くなり、又、吸収塔１とガスガスヒータ２の
メンテナンスを行う場合には、それぞれ別々に足場等を
組んで作業しなければならず、効率が悪いという欠点を
有していた。
如く、吸収塔１とガスガスヒータ２とを並設するので
は、排煙脱硫装置の設置面積が広く必要となり、該排煙
脱硫装置を狭い場所へ配置することが困難になると共
に、吸収塔１とガスガスヒータ２をつなぐダクト３，４
の物量が多くなり、又、吸収塔１とガスガスヒータ２の
メンテナンスを行う場合には、それぞれ別々に足場等を
組んで作業しなければならず、効率が悪いという欠点を
有していた。
【０００６】本発明は、斯かる実情に鑑み、設置面積を
縮小して狭い場所への配置を行い得ると共に、ダクトの
物量の削減を図ることができ、更に、吸収塔とガスガス
ヒータのメンテナンス性の向上を図り得る排煙脱硫装置
を提供しようとするものである。
縮小して狭い場所への配置を行い得ると共に、ダクトの
物量の削減を図ることができ、更に、吸収塔とガスガス
ヒータのメンテナンス性の向上を図り得る排煙脱硫装置
を提供しようとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸収塔の上部
に、該吸収塔の入側ガスにより出側ガスを再加熱するガ
スガスヒータを一体に配置したことを特徴とする排煙脱
硫装置にかかるものである。
に、該吸収塔の入側ガスにより出側ガスを再加熱するガ
スガスヒータを一体に配置したことを特徴とする排煙脱
硫装置にかかるものである。
【０００８】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
られる。
【０００９】前述の如く、吸収塔の上部に、該吸収塔の
入側ガスにより出側ガスを再加熱するガスガスヒータを
一体に配置すると、従来のように、吸収塔とガスガスヒ
ータとを並設するのに比べ、排煙脱硫装置の設置面積が
広く必要とならず、該排煙脱硫装置を狭い場所へ配置す
ることが可能になると共に、吸収塔とガスガスヒータを
つなぐダクトの物量が少なくなり、又、吸収塔とガスガ
スヒータのメンテナンスを行う場合には、それぞれ別々
に足場等を組む必要がなく、足場等の共用が可能とな
り、効率がよくなる。
入側ガスにより出側ガスを再加熱するガスガスヒータを
一体に配置すると、従来のように、吸収塔とガスガスヒ
ータとを並設するのに比べ、排煙脱硫装置の設置面積が
広く必要とならず、該排煙脱硫装置を狭い場所へ配置す
ることが可能になると共に、吸収塔とガスガスヒータを
つなぐダクトの物量が少なくなり、又、吸収塔とガスガ
スヒータのメンテナンスを行う場合には、それぞれ別々
に足場等を組む必要がなく、足場等の共用が可能とな
り、効率がよくなる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
例と共に説明する。
【００１１】図１〜図３は本発明を実施する形態の一例
であって、図中、図４及び図５と同一の符号を付した部
分は同一物を表わしており、基本的な構成は図４及び図
５に示す従来のものと同様であるが、本図示例の特徴と
するところは、図１〜図３に示す如く、吸収塔１の上部
に、該吸収塔１の入側ガスにより出側ガスを再加熱する
ガスガスヒータ２を一体に配置した点にある。
であって、図中、図４及び図５と同一の符号を付した部
分は同一物を表わしており、基本的な構成は図４及び図
５に示す従来のものと同様であるが、本図示例の特徴と
するところは、図１〜図３に示す如く、吸収塔１の上部
に、該吸収塔１の入側ガスにより出側ガスを再加熱する
ガスガスヒータ２を一体に配置した点にある。
【００１２】尚、ガスガスヒータ２の荷重は、吸収塔１
と図示していない架構によって支持するようにしてあ
る。
と図示していない架構によって支持するようにしてあ
る。
【００１３】次に、上記図示例の作動を説明する。
【００１４】前述の如く、吸収塔１の上部に、該吸収塔
１の入側ガスにより出側ガスを再加熱するガスガスヒー
タ２を一体に配置すると、従来のように、吸収塔１とガ
スガスヒータ２とを並設するのに比べ、排煙脱硫装置の
設置面積が広く必要とならず、該排煙脱硫装置を狭い場
所へ配置することが可能になると共に、吸収塔１とガス
ガスヒータ２をつなぐダクト３，４の物量が少なくな
り、又、吸収塔１とガスガスヒータ２のメンテナンスを
行う場合には、それぞれ別々に足場等を組む必要がな
く、足場等の共用が可能となり、効率がよくなる。
１の入側ガスにより出側ガスを再加熱するガスガスヒー
タ２を一体に配置すると、従来のように、吸収塔１とガ
スガスヒータ２とを並設するのに比べ、排煙脱硫装置の
設置面積が広く必要とならず、該排煙脱硫装置を狭い場
所へ配置することが可能になると共に、吸収塔１とガス
ガスヒータ２をつなぐダクト３，４の物量が少なくな
り、又、吸収塔１とガスガスヒータ２のメンテナンスを
行う場合には、それぞれ別々に足場等を組む必要がな
く、足場等の共用が可能となり、効率がよくなる。
【００１５】こうして、設置面積を縮小して狭い場所へ
の配置を行い得ると共に、ダクト３，４の物量の削減を
図ることができ、更に、吸収塔１とガスガスヒータ２の
メンテナンス性の向上を図り得る。
の配置を行い得ると共に、ダクト３，４の物量の削減を
図ることができ、更に、吸収塔１とガスガスヒータ２の
メンテナンス性の向上を図り得る。
【００１６】尚、本発明の排煙脱硫装置は、上述の図示
例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
【００１７】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の排煙脱硫
装置によれば、設置面積を縮小して狭い場所への配置を
行い得ると共に、ダクトの物量の削減を図ることがで
き、更に、吸収塔とガスガスヒータのメンテナンス性の
向上を図り得るという優れた効果を奏し得る。
装置によれば、設置面積を縮小して狭い場所への配置を
行い得ると共に、ダクトの物量の削減を図ることがで
き、更に、吸収塔とガスガスヒータのメンテナンス性の
向上を図り得るという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明を実施する形態の一例の側面図である。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ矢視図である。
【図３】図２のＩＩＩ−ＩＩＩ矢視図である。
【図４】従来例の平面図である。
【図５】図４のＶ−Ｖ矢視図である。
１ 吸収塔 ２ ガスガスヒータ
Claims (1)
- 【請求項１】 吸収塔の上部に、該吸収塔の入側ガスに
より出側ガスを再加熱するガスガスヒータを一体に配置
したことを特徴とする排煙脱硫装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000172227A JP2001347132A (ja) | 2000-06-08 | 2000-06-08 | 排煙脱硫装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000172227A JP2001347132A (ja) | 2000-06-08 | 2000-06-08 | 排煙脱硫装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001347132A true JP2001347132A (ja) | 2001-12-18 |
Family
ID=18674657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000172227A Pending JP2001347132A (ja) | 2000-06-08 | 2000-06-08 | 排煙脱硫装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001347132A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10290919A (ja) * | 1997-04-21 | 1998-11-04 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 排煙処理設備及び排煙処理方法 |
| JP2000107558A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-18 | Chiyoda Corp | 排煙脱硫方法および排煙脱硫装置 |
-
2000
- 2000-06-08 JP JP2000172227A patent/JP2001347132A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10290919A (ja) * | 1997-04-21 | 1998-11-04 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 排煙処理設備及び排煙処理方法 |
| JP2000107558A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-18 | Chiyoda Corp | 排煙脱硫方法および排煙脱硫装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070425 |
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| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080821 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100302 |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100422 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100629 |