JP2001346178A - ビデオ会議用撮像/表示装置、ビデオ会議用撮像/表示システム、画像処理方法及び記憶媒体 - Google Patents

ビデオ会議用撮像/表示装置、ビデオ会議用撮像/表示システム、画像処理方法及び記憶媒体

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JP2001346178A JP2000168858A JP2000168858A JP2001346178A JP 2001346178 A JP2001346178 A JP 2001346178A JP 2000168858 A JP2000168858 A JP 2000168858A JP 2000168858 A JP2000168858 A JP 2000168858A JP 2001346178 A JP2001346178 A JP 2001346178A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオ会議で用いる特に大型ディスプレイに
おいて会議を行う場合、多くの出席者の顔の表情を良好
に撮影、伝送、表示が可能なように構成することで、遠
隔地の会議出席者が自然に向かい合うイメージで会議デ
ィスプレイに画像を表示可能とし、効果的なビデオ会議
を可能としたビデオ会議用撮像/表示装置、ビデオ会議
用撮像/表示システム、画像処理方法及び記憶媒体を提
供する。 【解決手段】 ディスプレイ本体1の画面表示枠2の左
右両側に、第1のビデオカメラ3、第2のビデオカメラ
4を配置し、第1のビデオカメラ3、第2のビデオカメ
ラ4の高さを、ディスプレイ本体1の下辺から上辺まで
の高さの間に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ付き
ビデオ会議用ディスプレイ装置からなるビデオ会議用撮
像/表示装置、ビデオ会議用撮像/表示システム、画像
処理方法及び記憶媒体に関し、更に具体的には、例えば
ビデオ会議において、大型画面のディスプレイに対応し
たビデオ会議用カメラの対話相手のディスプレイの画像
面に映し出す複数の会議出席者の顔の映像が、対話相手
のディスプレイの画像面に自然に向かい合った姿で映し
出されるようにする技術であり、撮影環境及び画像デー
タの取り扱いを行う場合に好適なビデオ会議用撮像/表
示装置、ビデオ会議用撮像/表示システム、画像処理方
法及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、企業等におけるビデオ会議を
行うためのシステムが各種提案されている。図24〜図
26に従来のビデオ会議用ディスプレイとカメラシステ
ムの第1の例を示す。図24は会議用ディスプレイと会
議出席者と会議出席者が囲むテーブルを側面から観た場
合の図である。図25はその上面から観た場合の図であ
る。図26はその場合のビデオカメラが撮像したカメラ
画像のイメージ図である。
【0003】図24及び図25のように、従来、ビデオ
会議等に使用するビデオカメラは、首振り可能な雲台に
載せて、或いは雲台付きのビデオカメラをディスプレイ
の上に載せて、会議出席者の模様を撮影し、会議相手に
有線及び無線の個別或いはネットワーク回線等により、
上記撮影画像を圧縮或いは非圧縮処理を介して伝送し、
会議相手のディスプレイにしかるべき復調手段を介して
表示し、会議を行っていた。
【0004】図27〜図29に従来のビデオ会議用ディ
スプレイとカメラシステムの第2の例を示す。図27は
会議用ディスプレイと会議出席者と会議出席者が囲むテ
ーブルを側面から観た場合の図である。図28はその上
面から観た場合の図である。図29はその場合のビデオ
カメラが撮像したカメラ画像のイメージ図である。
【0005】図27及び図28のように、従来、ビデオ
会議等に使用するビデオカメラは、ディスプレイの前面
下などに設置して、会議出席者の模様を撮影し、会議相
手に有線及び無線の個別或いはネットワーク回線等によ
り、上記撮影画像を圧縮或いは非圧縮処理を介して伝送
し、会議相手のディスプレイにしかるべき復調手段を介
して表示し、会議を行っていた。また、この場合、双方
の或いは片方の、会議グループのディスプレイ画面上
は、上記会議相手のビデオカメラの映像と、その他の例
えばコンピュータの画像を切り替えて、或いは同時にマ
ルチ画面などとして表示していた。
【0006】図30は従来例のビデオ会議用ディスプレ
イ、ビデオカメラ等からなるシステムの構成を示すブロ
ック図である。従来例のシステムは、ディスプレイ2、
103、ビデオカメラ3、102、マイクロフォン1
1、101、スピーカ12、104、ビデオ会議端末1
3、105、コーデック14、106、伝送回線15、
107を備えている。ビデオカメラ3、102で撮影し
た会議の画像やマイクロフォン11、101で集音した
音声は、ビデオ会議端末13、105、コーデック1
4、106、伝送回線15、107を介して会議相手に
伝送される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、上記のような用
途のディスプレイは、表示するソースではパーソナルコ
ンピュータの表示解像度がSXGAやXGA(eXtended
Graphics Array)といった高精細化や、テレビでは放
送のデジタルテレビ化などによるハイビジョン等のコン
テンツの増加に伴い高精細化の方向に進み、それに伴い
ディスプレイの表示画面のサイズが大きくなる傾向にあ
る。
【0008】特に近年は、リアデータプロジェクション
装置やプラズマディスプレイ(PDP)として50から
100インチ程度のディスプレイや、ハイビジョンモニ
タ等が実用化されている。そういったディスプレイが会
議室に導入されるケースが多くなり、そのような大型の
ディスプレイを介して会議相手に出席者の表情を伝える
機会が多くなってきた。
【0009】しかし、図24及び図25、図27及び図
28のように単にビデオカメラをディスプレイの上やデ
ィスプレイの画面下等に設置して、会議出席者の表情を
撮影しようとしても、画面が大きくなれば、例えばカメ
ラをディスプレイの上に設置した場合、図26のカメラ
画像のイメージ図のように出席者の頭上を撮影するに至
り、上記出席者の顔の目や口の動きなどの表情は充分に
撮影できない。
【0010】また、図27及び図28のようにディスプ
レイの画面下等にビデオカメラを設置した場合、その高
さは上記ディスプレイ大型化に伴いどんどん下方にな
り、一般的に図27及び図28のように上記ディスプレ
イの前面にレイアウトされる会議テーブルの高さぎりぎ
りになる。そのような位置からの撮影による画像は、図
29のごとく会議卓に並んでいる出席者の横の姿の表情
になってしまい、更には、一番カメラ側の出席者が邪魔
になり、順次並んでいる出席者の一部が見えるか或いは
殆ど見えない。更には、ディスプレイの前で説明する会
議のプレゼンタの腰近辺を捉えてしまうような不都合が
あった。
【0011】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、ビデオ会議で用いる特に大型ディスプレイにお
いて会議を行う場合、多くの出席者の顔の表情を良好に
撮影、伝送、表示が可能なように構成することで、遠隔
地の会議出席者が自然に向かい合うイメージで会議ディ
スプレイに画像を表示可能とし、効果的なビデオ会議を
可能としたビデオ会議用撮像/表示装置、ビデオ会議用
撮像/表示システム、画像処理方法及び記憶媒体を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、撮像装置及び表示装置を備
え、映像信号を入力して画像を表示するビデオ会議用撮
像/表示装置であって、前記表示装置の表示画面範囲の
外側で且つ該表示画面の左右両側或いは何れか一方の側
に、前記撮像装置を配置してなることを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、請求項2記載の
発明は、前記撮像装置はビデオカメラであり、前記撮像
装置の高さを、前記表示装置の表示画面の下辺から上辺
までの高さの間に設定したことを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、請求項3記載の
発明は、前記表示装置の前記表示画面に向かって左側に
配置された第1の撮像装置の光軸の左右方向の角度を、
同一水平面上における角度に関して、前記表示画面の底
辺に平行な該表示画面の左右の両端を直線で結ぶ線X−
X’に対して該表示画面手前に垂直にZ軸を想定した場
合、該Z軸を基準として右に45度の角度を中心に正負
40度の範囲に設定したことを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、請求項4記載の
発明は、前記表示装置の前記表示画面に向かって右側に
配置された第2の撮像装置の光軸の左右方向の角度を、
同一水平面上における角度に関して、前記表示画面の底
辺に平行な該表示画面の左右の両端を直線で結ぶ線X−
X’に対して該表示画面手前に垂直にZ軸を想定した場
合、該Z軸を基準として左に45度の角度を中心に正負
40度の範囲に設定したことを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、請求項5記載の
発明は、前記撮像装置の高さを可変とする高さ可変手
段、前記撮像装置のチルト設定を可変とするチルト手
段、前記撮像装置のパンニングを可能とするパンニング
手段の何れかを具備或いは同時に具備したことを特徴と
する。
【0017】上記目的を達成するため、請求項6記載の
発明は、前記高さ可変手段、前記チルト手段、前記パン
ニング手段は、電動式であることを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するため、請求項7記載の
発明は、前記高さ可変手段、前記チルト手段、前記パン
ニング手段は、会議相手側から操作可能であることを特
徴とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項8記載の
発明は、前記高さ可変手段、前記チルト手段、前記パン
ニング手段は、第三の任意の位置から操作可能であるこ
とを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するため、請求項9記載の
発明は、前記第1及び第2の撮像装置の出力映像信号を
1つの画面として合成する画像合成手段を具備し、該画
像合成手段は、画角設定手段と、画面位置設定手段とを
備えることを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、請求項10記載
の発明は、外部からの画像信号を入力する画像信号入力
手段と、前記第1及び第2の撮像装置の出力映像信号と
前記画像信号入力手段に入力された画像信号を1つの画
面として合成する画像合成手段とを具備し、該画像合成
手段は、画角設定手段と、画面位置設定手段とを備える
ことを特徴とする。
【0022】上記目的を達成するため、請求項11記載
の発明は、前記画像合成手段は、前記第1及び第2の撮
像装置の出力を合成した画面の残りの領域に、第3の映
像又はキャラクタ情報又は双方を同時に画像合成するこ
とを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項12記載
の発明は、前記第3の映像の領域、前記キャラクタ情報
の領域は、可変としたことを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するため、請求項13記載
の発明は、前記第1の撮像装置の映像信号と、前記第2
の撮像装置の映像信号と、選択的に前記第3の映像信号
と、選択的に前記キャラクタ信号の何れか又は全部を、
それぞれデジタルデータとして同時に圧縮及び変調もし
くは交互に時分割圧縮及び変調し伝送を行い、直接或い
は伝送変調手段により会議相手に送出するように構成し
たことを特徴とする。
【0025】上記目的を達成するため、請求項14記載
の発明は、前記送出されたビデオ会議データを受像する
会議相手側の装置が、前記デジタルデータをそれぞれ抽
出復調する抽出復調手段と、前記復調出力した複数の映
像信号及びキャラクタ信号を任意に、選択した配置と大
きさで表示画面に合成表示する表示制御手段とを具備し
たことを特徴とする。
【0026】上記目的を達成するため、請求項15記載
の発明は、前記表示制御手段は、前記第1の撮像装置の
映像は前記表示画面の左側、前記第2の撮像装置の映像
は前記表示画面の右側の位置関係で表示することを特徴
とする。
【0027】上記目的を達成するため、請求項16記載
の発明は、前記第1及び第2の撮像装置の出力を、IE
EE(Institute of Electrical and Electronics Engi
neers)1394インターフェースにより後段の回路に
画像データとして転送することを特徴とする。
【0028】上記目的を達成するため、請求項17記載
の発明は、前記第1及び第2の撮像装置の出力を、US
B(Univresal Serial Bus)インターフェースにより後
段の回路に画像データとして転送することを特徴とす
る。
【0029】上記目的を達成するため、請求項18記載
の発明は、前記第1及び第2の撮像装置の出力を、赤外
線インターフェースにより後段の回路に画像データとし
て転送することを特徴とする。
【0030】上記目的を達成するため、請求項19記載
の発明は、前記第1及び第2の撮像装置の出力を、無線
通信インターフェースにより後段の回路に画像データと
して転送することを特徴とする。
【0031】上記目的を達成するため、請求項20記載
の発明は、前記第1及び第2の撮像装置は、ズーム機能
を有することを特徴とする。
【0032】上記目的を達成するため、請求項21記載
の発明は、前記第1及び第2の撮像装置は、撮像/表示
装置本体に対し着脱可能であることを特徴とする。
【0033】上記目的を達成するため、請求項22記載
の発明は、前記表示装置は、プラズマディスプレイデバ
イス、陰極線管、ライトバルブリアプロジェクション、
ライトバルブフロントプロジェクション、液晶表示ディ
スプレイデバイス、ルミネッセンスディスプレイデバイ
ス、LEDアレイディスプレイデバイス、FED(Fiel
d Emission Display)、SED(Surface Condition El
ectron Emitter Display)の何れかであることを特徴と
する。
【0034】上記目的を達成するため、請求項23記載
の発明は、撮像装置及び表示装置を備え映像信号を入力
して画像を表示するビデオ会議用撮像/表示装置を備え
たビデオ会議用撮像/表示システムであって、前記ビデ
オ会議用撮像/表示装置を構成する前記表示装置の表示
画面範囲の外側で且つ該表示画面の左右両側或いは何れ
か一方の側に、前記ビデオ会議用撮像/表示装置を構成
する前記撮像装置を配置してなることを特徴とする。
【0035】上記目的を達成するため、請求項24記載
の発明は、前記撮像装置はビデオカメラであり、前記撮
像装置の高さを、前記表示装置の表示画面の下辺から上
辺までの高さの間に設定したことを特徴とする。
【0036】上記目的を達成するため、請求項25記載
の発明は、前記表示装置の前記表示画面に向かって左側
に配置された第1の撮像装置の光軸の左右方向の角度
を、同一水平面上における角度に関して、前記表示画面
の底辺に平行な該表示画面の左右の両端を直線で結ぶ線
X−X’に対して該表示画面手前に垂直にZ軸を想定し
た場合、該Z軸を基準として右に45度の角度を中心に
正負40度の範囲に設定したことを特徴とする。
【0037】上記目的を達成するため、請求項26記載
の発明は、前記表示装置の前記表示画面に向かって右側
に配置された第2の撮像装置の光軸の左右方向の角度
を、同一水平面上における角度に関して、前記表示画面
の底辺に平行な該表示画面の左右の両端を直線で結ぶ線
X−X’に対して該表示画面手前に垂直にZ軸を想定し
た場合、該Z軸を基準として左に45度の角度を中心に
正負40度の範囲に設定したことを特徴とする。
【0038】上記目的を達成するため、請求項27記載
の発明は、前記撮像装置の高さを可変とする高さ可変手
段、前記撮像装置のチルト設定を可変とするチルト手
段、前記撮像装置のパンニングを可能とするパンニング
手段の何れかを具備或いは同時に具備したことを特徴と
する。
【0039】上記目的を達成するため、請求項28記載
の発明は、前記高さ可変手段、前記チルト手段、前記パ
ンニング手段は、電動式であることを特徴とする。
【0040】上記目的を達成するため、請求項29記載
の発明は、前記高さ可変手段、前記チルト手段、前記パ
ンニング手段は、会議相手側から操作可能であることを
特徴とする。
【0041】上記目的を達成するため、請求項30記載
の発明は、前記高さ可変手段、前記チルト手段、前記パ
ンニング手段は、第三の任意の位置から操作可能である
ことを特徴とする。
【0042】上記目的を達成するため、請求項31記載
の発明は、前記第1及び第2の撮像装置の出力映像信号
を1つの画面として合成する画像合成手段を具備し、該
画像合成手段は、画角設定手段と、画面位置設定手段と
を備えることを特徴とする。
【0043】上記目的を達成するため、請求項32記載
の発明は、外部からの画像信号を入力する画像信号入力
手段と、前記第1及び第2の撮像装置の出力映像信号と
前記画像信号入力手段に入力された画像信号を1つの画
面として合成する画像合成手段とを具備し、該画像合成
手段は、画角設定手段と、画面位置設定手段とを備える
ことを特徴とする。
【0044】上記目的を達成するため、請求項33記載
の発明は、前記画像合成手段は、前記第1及び第2の撮
像装置の出力を合成した画面の残りの領域に、第3の映
像又はキャラクタ情報又は双方を同時に画像合成するこ
とを特徴とする。
【0045】上記目的を達成するため、請求項34記載
の発明は、前記第3の映像の領域、前記キャラクタ情報
の領域は、可変としたことを特徴とする。
【0046】上記目的を達成するため、請求項35記載
の発明は、前記第1の撮像装置の映像信号と、前記第2
の撮像装置の映像信号と、選択的に前記第3の映像信号
と、選択的に前記キャラクタ信号の何れか又は全部を、
それぞれデジタルデータとして同時に圧縮及び変調もし
くは交互に時分割圧縮及び変調し伝送を行い、直接或い
は伝送変調手段により会議相手に送出するように構成し
たことを特徴とする。
【0047】上記目的を達成するため、請求項36記載
の発明は、前記送出されたビデオ会議データを受像する
会議相手側の装置が、前記デジタルデータをそれぞれ抽
出復調する抽出復調手段と、前記復調出力した複数の映
像信号及びキャラクタ信号を任意に、選択した配置と大
きさで表示画面に合成表示する表示制御手段とを具備し
たことを特徴とする。
【0048】上記目的を達成するため、請求項37記載
の発明は、前記表示制御手段は、前記第1の撮像装置の
映像を前記表示画面の左側、前記第2の撮像装置の映像
を前記表示画面の右側の位置関係で表示することを特徴
とする。
【0049】上記目的を達成するため、請求項38記載
の発明は、前記第1及び第2の撮像装置の出力を、IE
EE(Institute of Electrical and Electronics Engi
neers)1394インターフェースにより後段の回路に
画像データとして転送することを特徴とする。
【0050】上記目的を達成するため、請求項39記載
の発明は、前記第1及び第2の撮像装置の出力を、US
B(Univresal Serial Bus)インターフェースにより後
段の回路に画像データとして転送することを特徴とす
る。
【0051】上記目的を達成するため、請求項40記載
の発明は、前記第1及び第2の撮像装置の出力を、赤外
線インターフェースにより後段の回路に画像データとし
て転送することを特徴とする。
【0052】上記目的を達成するため、請求項41記載
の発明は、前記第1及び第2の撮像装置の出力を、無線
通信インターフェースにより後段の回路に画像データと
して転送することを特徴とする。
【0053】上記目的を達成するため、請求項42記載
の発明は、前記第1及び第2の撮像装置は、ズーム機能
を有することを特徴とする。
【0054】上記目的を達成するため、請求項43記載
の発明は、前記第1及び第2の撮像装置は、撮像/表示
装置本体に対し着脱可能であることを特徴とする。
【0055】上記目的を達成するため、請求項44記載
の発明は、前記表示装置は、プラズマディスプレイデバ
イス、陰極線管、ライトバルブリアプロジェクション、
ライトバルブフロントプロジェクション、液晶表示ディ
スプレイデバイス、ルミネッセンスディスプレイデバイ
ス、LEDアレイディスプレイデバイス、FED(Fiel
d Emission Display)、SED(Surface Condition El
ectron Emitter Display)の何れかであることを特徴と
する。
【0056】上記目的を達成するため、請求項45記載
の発明は、前記撮像/表示装置の前記画像合成手段で縮
小合成された画像信号、前記撮像/表示装置に付設され
たマイクロフォンからの音声信号、前記撮像/表示装置
の前記表示装置への受信ビデオ信号、前記撮像/表示装
置に付設されたスピーカへの受信音声信号の伝送切り換
えを行うビデオ会議端末と、該ビデオ会議端末と伝送媒
体を介してデータ通信が可能な他のビデオ会議端末と、
該他のビデオ会議端末に接続された表示装置とを具備す
ることを特徴とする。
【0057】上記目的を達成するため、請求項46記載
の発明は、撮像装置及び表示装置を備え、映像信号を入
力して画像を表示するビデオ会議用撮像/表示装置に適
用される画像処理方法であって、前記表示装置の表示画
面範囲の外側で且つ該表示画面の左右両側或いは何れか
一方の側に配置された第1及び第2の撮像装置の出力映
像信号を1つの画面として合成する画像合成工程を有
し、該画像合成工程は、画角設定工程と、画面位置設定
工程とを有することを特徴とする。
【0058】上記目的を達成するため、請求項47記載
の発明は、撮像装置及び表示装置を備え、映像信号を入
力して画像を表示するビデオ会議用撮像/表示装置に適
用される画像処理方法であって、外部からの画像信号を
入力する画像信号入力工程と、前記表示装置の表示画面
範囲の外側で且つ該表示画面の左右両側或いは何れか一
方の側に配置された第1及び第2の撮像装置の出力映像
信号と前記画像信号入力工程で入力された画像信号を1
つの画面として合成する画像合成工程とを有し、該画像
合成工程は、画角設定工程と、画面位置設定工程とを有
することを特徴とする。
【0059】上記目的を達成するため、請求項48記載
の発明は、前記画像合成工程では、前記第1及び第2の
撮像装置の出力を合成した画面の残りの領域に、第3の
映像又はキャラクタ情報又は双方を同時に画像合成する
ことを特徴とする。
【0060】上記目的を達成するため、請求項49記載
の発明は、前記第1の撮像装置の映像信号と、前記第2
の撮像装置の映像信号と、選択的に前記第3の映像信号
と、選択的に前記キャラクタ信号の何れか又は全部を、
それぞれデジタルデータとして同時に変調もしくは交互
に時分割伝送を行い、直接或いは伝送変調手段により会
議相手に送出するようにしたことを特徴とする。
【0061】上記目的を達成するため、請求項50記載
の発明は、前記送出されたビデオ会議データを受像する
会議相手側の装置が、前記デジタルデータをそれぞれ抽
出復調する抽出復調工程と、前記復調出力した複数の映
像信号及びキャラクタ信号を任意に、選択した配置と大
きさで表示画面に合成表示する表示制御工程とを有する
ことを特徴とする。
【0062】上記目的を達成するため、請求項51記載
の発明は、前記表示制御工程では、前記第1の撮像装置
の映像は前記表示画面の左側、前記第2の撮像装置の映
像は前記表示画面の右側の位置関係で表示することを特
徴とする。
【0063】上記目的を達成するため、請求項52記載
の発明は、前記第1及び第2の撮像装置の出力を、IE
EE(Institute of Electrical and Electronics Engi
neers)1394インターフェースにより後段の回路に
画像データとして転送することを特徴とする。
【0064】上記目的を達成するため、請求項53記載
の発明は、前記第1及び第2の撮像装置の出力を、US
B(Univresal Serial Bus)インターフェースにより後
段の回路に画像データとして転送することを特徴とす
る。
【0065】上記目的を達成するため、請求項54記載
の発明は、前記第1及び第2の撮像装置の出力を、赤外
線インターフェースにより後段の回路に画像データとし
て転送することを特徴とする。
【0066】上記目的を達成するため、請求項55記載
の発明は、前記第1及び第2の撮像装置の出力を、無線
通信インターフェースにより後段の回路に画像データと
して転送することを特徴とする。
【0067】上記目的を達成するため、請求項56記載
の発明は、撮像装置及び表示装置を備え、映像信号を入
力して画像を表示するビデオ会議用撮像/表示装置に適
用される画像処理方法を実行するプログラムを記憶した
コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、
前記画像処理方法は、前記表示装置の表示画面範囲の外
側で且つ該表示画面の左右両側或いは何れか一方の側に
配置された第1及び第2の撮像装置の出力映像信号を1
つの画面として合成するように制御すると共に、画角設
定ステップ及び画面位置設定ステップからなる画像合成
ステップを有することを特徴とする。
【0068】上記目的を達成するため、請求項57記載
の発明は、撮像装置及び表示装置を備え、映像信号を入
力して画像を表示するビデオ会議用撮像/表示装置に適
用される画像処理方法を実行するプログラムを記憶した
コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、
前記画像処理方法は、外部からの画像信号を入力するよ
うに制御する画像信号入力ステップと、前記表示装置の
表示画面範囲の外側で且つ該表示画面の左右両側或いは
何れか一方の側に配置された第1及び第2の撮像装置の
出力映像信号と前記画像信号入力ステップで入力された
画像信号を1つの画面として合成するように制御すると
共に、画角設定ステップ及び画面位置設定ステップから
なる画像合成ステップとを有することを特徴とする。
【0069】上記目的を達成するため、請求項58記載
の発明は、前記画像合成ステップでは、前記第1及び第
2の撮像装置の出力を合成した画面の残りの領域に、第
3の映像又はキャラクタ情報又は双方を同時に画像合成
するように制御することを特徴とする。
【0070】上記目的を達成するため、請求項59記載
の発明は、前記第1の撮像装置の映像信号と、前記第2
の撮像装置の映像信号と、選択的に前記第3の映像信号
と、選択的に前記キャラクタ信号の何れか又は全部を、
それぞれデジタルデータとして同時に圧縮及び変調もし
くは交互に時分割圧縮及び変調し伝送を行い、直接或い
は伝送変調手段により会議相手に送出するように制御す
る送出ステップを有することを特徴とする。
【0071】上記目的を達成するため、請求項60記載
の発明は、前記送出されたビデオ会議データを受像する
会議相手側の装置において前記デジタルデータをそれぞ
れ抽出復調するように制御する抽出復調ステップと、前
記会議相手側の装置において前記復調出力した複数の映
像信号及びキャラクタ信号を任意に、選択した配置と大
きさで表示画面に合成表示するように制御する表示制御
ステップとを有することを特徴とする。
【0072】上記目的を達成するため、請求項61記載
の発明は、前記表示制御ステップでは、前記第1の撮像
装置の映像は前記表示画面の左側、前記第2の撮像装置
の映像は前記表示画面の右側の位置関係で表示するよう
に制御することを特徴とする。
【0073】上記目的を達成するため、請求項62記載
の発明は、前記第1及び第2の撮像装置の出力を、IE
EE(Institute of Electrical and Electronics Engi
neers)1394インターフェースにより後段の回路に
画像データとして転送するように制御する転送ステップ
を有することを特徴とする。
【0074】上記目的を達成するため、請求項63記載
の発明は、前記第1及び第2の撮像装置の出力を、US
B(Univresal Serial Bus)インターフェースにより後
段の回路に画像データとして転送するように制御する転
送ステップを有することを特徴とする。
【0075】上記目的を達成するため、請求項64記載
の発明は、前記第1及び第2の撮像装置の出力を、赤外
線インターフェースにより後段の回路に画像データとし
て転送するように制御する転送ステップを有することを
特徴とする。
【0076】上記目的を達成するため、請求項65記載
の発明は、前記第1及び第2の撮像装置の出力を、無線
通信インターフェースにより後段の回路に画像データと
して転送するように制御する転送ステップを有すること
を特徴とする。
【0077】上記目的を達成するため、請求項66記載
の発明は、前記ビデオ会議用撮像/表示装置は、前記会
議用途以外のコミュニケーション用途にも適用可能であ
ることを特徴とする。
【0078】上記目的を達成するため、請求項67記載
の発明は、前記ビデオ会議用撮像/表示装置及びビデオ
会議用撮像/表示システムは、前記会議用途以外のコミ
ュニケーション用途にも適用可能であることを特徴とす
る。
【0079】上記目的を達成するため、請求項68記載
の発明は、前記画像処理方法が適用されるビデオ会議用
撮像/表示装置及びビデオ会議用撮像/表示システム
は、前記会議用途以外のコミュニケーション用途にも適
用可能であることを特徴とする。
【0080】上記目的を達成するため、請求項69記載
の発明は、前記記憶媒体が適用されるビデオ会議用撮像
/表示装置及びビデオ会議用撮像/表示システムは、前
記会議用途以外のコミュニケーション用途にも適用可能
であることを特徴とする。
【0081】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0082】[第1の実施の形態]図1は本発明の第1
の実施の形態に係るビデオカメラ付きビデオ会議用ディ
スプレイ装置の構成を示す正面図であり、本発明の特徴
を最もよく表す図である。本発明の第1の実施の形態の
ビデオカメラ付きビデオ会議用ディスプレイ装置は、デ
ィスプレイ本体1の各部に、表示画面枠(画面、ディス
プレイ)2、レンズ部3aを有し高さが移動可能な第1
のビデオカメラ3、レンズ部4aを有し高さが移動可能
な第2のビデオカメラ4、操作パネル5、スピーカ1
2、12を装備している。この場合、第1のビデオカメ
ラ3、第2のビデオカメラ4は、ディスプレイ本体1に
対し着脱可能に構成されている。
【0083】図2は上記図1に示したビデオカメラ付き
ビデオ会議用ディスプレイ装置、会議机、会議出席者の
様子を側面から観た場合の会議レイアウト例を示す側面
図、図3は上記図1に示したビデオカメラ付きビデオ会
議用ディスプレイ装置、会議机、会議出席者の様子を上
面から観た場合の会議のレイアウト例を示す上面図、図
4は上記図2及び図3に示したビデオ会議の例におけ
る、上記図1に示したビデオカメラ付きビデオ会議用デ
ィスプレイ装置により送出された画像の受信表示例を示
す説明図である。
【0084】図5は上記図1に示したビデオカメラ付き
ビデオ会議用ディスプレイ装置における第1のビデオカ
メラ3の撮影画像のイメージ例を示す説明図、図6は上
記図1に示したビデオカメラ付きビデオ会議用ディスプ
レイ装置における第2のビデオカメラ4の撮影画像のイ
メージ例を示す説明図である。
【0085】上記図1〜図3において、ディスプレイ本
体1は、例えばプラズマディスプレイ装置(以下ディス
プレイ装置)であり、装置中央部には、プラズマディス
プレイのデバイスの画面2(以下画面2)が配置され、
画面2の周辺のいわゆる額縁の左側に第1のビデオカメ
ラ3、画面2の周辺のいわゆる額縁の右側に第2のビデ
オカメラ4が備えられている。ここで、第1のビデオカ
メラ3は、3が本体、3aはレンズ部である。同様に、
第2のビデオカメラ4は、4が本体、4aはレンズ部で
ある。
【0086】図7は本発明の第1の実施の形態に係るビ
デオカメラ付きビデオ会議用ディスプレイシステムの構
成を示すブロック図である。本発明の第1の実施の形態
のビデオカメラ付きビデオ会議用ディスプレイシステム
は、ディスプレイ2、第1のビデオカメラ3、第2のビ
デオカメラ4、画像合成部10、マイクロフォン11、
スピーカ12を有するディスプレイ本体1、ビデオ会議
端末13、コーデック14、伝送回線15、マイクロフ
ォン101、ビデオカメラ102、ディスプレイ10
3、スピーカ104、ビデオ会議端末105、コーデッ
ク106、伝送回線107を備えている。各部の機能は
動作と共に後述する。
【0087】図8は本発明の第1の実施の形態に係るビ
デオカメラ付きビデオ会議用ディスプレイシステムの画
像合成部10の詳細構成を示すブロック図である。本発
明の第1の実施の形態のビデオカメラ付きビデオ会議用
ディスプレイシステムの画像合成部10は、第1のカラ
ーデコーダ301、同期分離回路及びクロック発生部3
02、メモリ書き込みコントロール部303、第1の画
像フレームメモリ(1)304、メモリ読み出しコント
ロール部305、データセレクタ306、NTSCエン
コーダ部307、第2のカラーデコーダ308、同期分
離回路及びクロック発生部309、メモリ書き込みコン
トロール部310、第2の画像フレームメモリ(2)3
11、ROM312を備えている。各部の機能は動作と
共に後述する。
【0088】図23は本発明の各実施形態に係るプログ
ラム及び関連データが記憶媒体から装置に供給される概
念例を示す説明図である。プログラム及び関連データ
は、フロッピディスクやCD−ROM等の記憶媒体23
1をコンピュータ等の装置232に装備された記憶媒体
ドライブ挿入口233に挿入することで供給される。そ
の後、プログラム及び関連データを記憶媒体231から
一旦ハードディスクにインストールしハードディスクか
らRAMにロードするか、或いはハードディスクにイン
ストールせずに直接RAMにロードすることで、プログ
ラム及び関連データを実行することが可能となる。
【0089】この場合、本発明の各実施形態に係るビデ
オカメラ付きビデオ会議用ディスプレイシステムにおい
てプログラムを実行する場合は、例えば上記図23に示
したような手順で本システムの各装置にプログラム及び
関連データを供給するか、或いは本システムの各装置に
予めプログラム及び関連データを格納しておくことで、
プログラム実行が可能となる。
【0090】図22は本発明の各実施形態に係るプログ
ラム及び関連データを記憶した記憶媒体の記憶内容の構
成例を示す説明図である。記憶媒体は、例えばボリュー
ム情報221、ディレクトリ情報222、プログラム実
行ファイル223、プログラム関連データファイル22
4等の記憶内容で構成される。プログラムは、各実施形
態の動作手順に基づきプログラムコード化されたもので
ある。
【0091】尚、本発明の特許請求の範囲と本発明の各
実施形態との対応関係は下記の通りである。第1の撮像
装置は第1のビデオカメラ3に対応し、第2の撮像装置
は第2のビデオカメラ4に対応し、表示装置はディスプ
レイ2に対応し、ビデオ会議端末はビデオ会議端末13
に対応し、他のビデオ会議端末はビデオ会議端末105
に対応し、伝送媒体は伝送回線15、107に対応し、
画像合成手段は画像合成部10に対応し、画像信号入力
手段は映像信号入力端子201に対応し、抽出復調手段
はコーデック105に対応し、表示制御手段はビデオ会
議端末105の表示制御機能に対応する。
【0092】上記図1〜図3に示した画面2の左右の第
1のビデオカメラ3及び第2のビデオカメラ4におい
て、図3に示すように、第1のビデオカメラ3のレンズ
部3aの光軸を法線Aとして示すと、法線Aと画面(ス
クリーン)2の左右を結ぶ線上X−X’との成す角度を
θ1とすると、本実施形態の場合おおよそθ1≒45度
である。第2のビデオカメラ4のレンズ部4aの光軸を
法線Bとして示すと、法線Bと画面(スクリーン)2の
左右を結ぶ線上X−X’との成す角度をθ2とすると、
本実施形態の場合おおよそθ2≒45度である。
【0093】以上の第1のビデオカメラ3の光軸設定に
おいて、図3に示す第1のビデオカメラ3のレンズ部3
a及び図示せずとも、当然、内部撮像素子に関しても、
上記それぞれの光軸上に対してしかるべき角度に配置さ
れる。第1のビデオカメラ3は、図3記載の出席者
(1)、(2)、(3)を被写体として捉える角度イ、
ロの範囲で撮像する。
【0094】同様に、第2のビデオカメラ4の光軸設定
において、図3に示す第2のビデオカメラ4のレンズ部
4a及び図示せずとも、当然、内部撮像素子に関して
も、上記それぞれの光軸上に対してしかるべき角度に配
置される。第2のビデオカメラ4は、図3記載の出席者
(4)、(5)、(6)を被写体として捉える角度ハ、
ニの範囲で撮像する。
【0095】尚、図2に示す側面からの図において、第
1のビデオカメラ3のレンズ部3aからの光軸は設置面
に対して略水平であり、画面2の上下方向の面Y−Y’
に対しての角度θ3は約90度である。第1のビデオカ
メラ3の高さは上述のように移動可能であり、出席者
(1)、(2)、(3)の顔の高さに設定される。
【0096】同様に、図示せずとも、第2のビデオカメ
ラ4のレンズ部4aからの光軸は設置面に対して略水平
であり、画面2の上下方向の面Y−Y’に対しての角度
θ3は約90度である。第2のビデオカメラ4の高さは
上述のように移動可能であり、出席者(4)、(5)、
(6)の顔の高さに設定される。
【0097】また、第1のビデオカメラ3及び第2のビ
デオカメラ4はチルト可変可能であり、同様に、第1の
ビデオカメラ3及び第2のビデオカメラ4はパンニング
方向にも可変可能であり、以上のようなカメラの高さ、
チルト、パンニングの機能により、第1のビデオカメラ
3と第2のビデオカメラ4の撮像エリアを設定し、会議
の状況を撮像する。尚、カメラの高さ、チルト、パンニ
ングの機能は電動式であってもよいし、また、カメラの
高さ、チルト、パンニングの機能は電動式で受像側また
は送信側の何れか或いは第三の地点により制御すること
も可能であり、それにより操作性は向上する。
【0098】以上による場合の第1のビデオカメラ3及
び第2のビデオカメラ4のそれぞれが撮像する画像を図
5、図6に示す。図5は第1のビデオカメラ3の撮像画
像であり、図6は第2のビデオカメラ4の撮像画像であ
る。第1のビデオカメラ3の撮像画像出力と第2のビデ
オカメラ4の撮像画像出力は、それぞれ本実施形態にお
いては、輝度信号と色信号に分離されたNTSC(Nati
onal Television System Commitee)ビデオ信号として
出力され、図7における画像合成部10に供給される。
【0099】図7の回路ブロックダイヤグラムの画像合
成部10において、第1のビデオカメラ3及び第2のビ
デオカメラ4による撮像画像は各々縮小合成され、ビデ
オ会議端末13に送られる。図8に上記図7の回路ブロ
ックダイヤグラムの画像合成部10の更に詳しい内容を
示す。
【0100】図8において、第1のカラーデコーダ30
1は、NTSC信号を復調するものであり、第1のビデ
オカメラ3からの映像信号をA/D変換するA/Dコン
バータ(不図示)、該A/Dコンバータのデジタル信号
をフィルタリングするデジタルフィルタ(不図示)を介
してデジタル輝度信号を抽出し、また、デジタルバンド
パスフィルタ(不図示)により平行変調された色信号を
抽出し、該色信号に関しては色復調段により色復調を行
い、デ・マトリクス部(不図示)にて輝度信号と色復調
信号によりデジタル化された赤、緑、青の3原色信号を
得る。
【0101】上記デジタル化された赤、緑、青の3原色
信号は、データセレクタ306に供給され、また同時
に、第1の画像フレームメモリ304のデータバスにも
接続される。第1の画像フレームメモリ304のデータ
バスは、本実施形態においては双方向のインターフェー
スである。第1のカラーデコーダ301、第1の画像フ
レームメモリ304の上記データバスに接続するインタ
ーフェースは、3ステートであり、詳述せずとも、メモ
リ書き込みコントロール部303、メモリ読み出しコン
トロール部305より適宜制御されるものである。第2
のカラーデコーダ308、第2の画像フレームメモリ3
11においても同様である。
【0102】第1の画像フレームメモリ304は、本実
施形態においてはマルチポート型メモリを使用してお
り、書き込みと読み出しのタイミングは非同期で動作可
能となる。その他の例えば画像フレームメモリLSI
や、DRAM、SRAM等の汎用メモリにおいても、し
かるべきタイミング及び接続により、書き込みと読み出
しは同様に実現できることは勿論である。
【0103】第1の画像フレームメモリ304の書き込
みアドレスは、第1のメモリをAとしてA0からA76
799番地までで、この数は水平320ドット、垂直2
40ドットの画素に相当する。尚、本実施形態において
は、各ドットにつき、各赤、緑、青に対応し各々の階調
を各6bitを割り当て、合計18bitのデータ幅を
与える。
【0104】一方、第1のカラーデコーダ301より同
期分離回路及びクロック発生部302に、コンポジット
同期信号と、第1のカラーデコーダ301から出力され
る赤、緑、青の3原色信号のデータレートに同じ周波数
の基本クロックが供給される。本実施形態においては、
第1のカラーデコーダ301は、有効表示期間において
水平640ドット、垂直480ドット(ライン)の解像
度に対応した出力レートを持つ。
【0105】同期分離回路及びクロック発生部302に
より、水平同期信号と垂直同期信号を得て、データがメ
モリ書き込みコントロール部303に供給される。同様
に、同期分離回路及びクロック発生部302により、第
1のカラーデコーダ301から出力される赤、緑、青の
3原色信号のデータレートの半分の周波数のクロックが
後段のメモリ書き込みコントロール部303に供給され
る。
【0106】メモリ書き込みコントロール部303にお
いて、第1の画像フレームメモリ304の第1のメモリ
の書き込みアドレスをA0からA76799番地まで、
第1のカラーデコーダ301から出力される赤、緑、青
の3原色信号のデータレートの半分の周波数で書き込み
を行うことにより、第1のビデオカメラ3の出力画像
を、水平方向で1画素おきの、水平320ドット、垂直
方向にも1ラインおきの垂直240ラインの画素データ
が、第1の画像フレームメモリ304に逐次書き込まれ
ていく。
【0107】ここで、第1のビデオカメラ3の出力信号
は、NTSC方式に準じているため、インターレース走
査方式であるが、上記有効表示期間に関して奇数フィー
ルド、偶数フィールドの順に1フレーム分をストアして
いく。また、線順次走査(プログレッシブ)方式の場合
は、そのまま1フレーム分を書き込めばよい。どちらの
走査方式でも、余分に帰線期間のビデオデータをストア
しても、アドレスさせ明確であれば、なんら問題はな
い。
【0108】同様に、第2のビデオカメラ4の出力映像
信号は、第2のカラーデコーダ308に入力される。デ
ータレート、解像度等は、上記第1のカラーデコーダ3
01と同じである。更に、同期分離回路及びクロック発
生部309、メモリ書き込みコントロール部310に関
しても、それぞれ第1のビデオカメラ3の信号処理と同
様である。
【0109】第2のカラーデコーダ308において復調
されデジタル化された赤、緑、青の3原色信号はデータ
セレクタ306に供給される。また同時に、第2の画像
フレームメモリ311のデータバスにも接続される。第
2の画像フレームメモリ311のデータバスも、本実施
形態においては、双方向のインターフェースであり、構
成等は第1の画像フレームメモリ304と同様のもので
ある。
【0110】第2の画像フレームメモリ311の書き込
みアドレスは、第2のメモリをBとしてB0からB76
799番地までで、この数は水平320ドット、垂直2
40ドットの画素に相当する。尚、本実施形態において
は、各ドットにつき、各赤、緑、青に対応し各々の階調
を各6bitを割り当て、合計18bitのデータ幅を
与える。
【0111】一方、第2のカラーデコーダ308より同
期分離回路及びクロック発生部309に、コンポジット
同期信号と、第2のカラーデコーダ308から出力され
る赤、緑、青の3原色信号のデータレートに同じ周波数
の基本クロックが供給される。本実施形態においては、
第2のカラーデコーダ308は、有効表示期間において
水平640ドット、垂直480ドット(ライン)の解像
度に対応した出力レートを持つ。
【0112】同期分離回路及びクロック発生部309に
より、水平同期信号と垂直同期信号を得て、データがメ
モリ書き込みコントロール部310に供給される。同様
に、同期分離回路及びクロック発生部309により、第
2のカラーデコーダ308から出力される赤、緑、青の
3原色信号のデータレートの半分の周波数のクロックが
後段のメモリ書き込みコントロール部310に供給され
る。
【0113】メモリ書き込みコントロール部310にお
いて、第2の画像フレームメモリ311の書き込みアド
レスをB0からB76799番地まで、第2のカラーデ
コーダ308から出力される赤、緑、青の3原色信号の
データレートの半分の周波数で書き込みを行うことによ
り、第2のビデオカメラ4の出力画像を、水平方向で1
画素おきの、水平320ドット、垂直方向にも1ライン
おきの垂直240ラインの画素データが、第2の画像フ
レームメモリ311に逐次書き込まれていく。尚、飛び
越し走査または線順次走査方式に関しての対応は、上記
第1のビデオカメラ3の場合と同様である。
【0114】上記第1の画像フレームメモリ304と第
2の画像フレームメモリ311のアドレスは、割り当て
画素数以上にアドレスを増加させて、各ビデオカメラ
3、4に関する情報を記録させてもよい。
【0115】以上の動作により、上記第1の画像フレー
ムメモリ304と第2の画像フレームメモリ311に
は、上記第1のビデオカメラ3と第2のビデオカメラ4
の映像が各フレーム毎に、決められたアドレスに順次書
き込まれる。
【0116】次に、図9に記載のように、先ずメモリ読
み出しコントロール部305により、第1の画像フレー
ムメモリ304と第2の画像フレームメモリ311を読
み出す。読み出しタイミングは、本実施形態において
は、NTSC方式に準じて、水平640ドット、垂直4
80ラインの有効画素を想定して、垂直帰線期間、水平
帰線期間を挟みながら順次読み出される。
【0117】ここで、読み出しは、1垂直期間の前半の
120ラインは、ダミーの例えば青色のデータまたは黒
色のデータまたは灰色のデータ等、任意の色データを出
力データとする。このダミーデータは、データセレクタ
306の3つ目の入力に接続された、例えばROM(リ
ードオンリメモリ)312から得る。ROM312に
は、予め決められたデータ値を書き込んでおく。ROM
312は、電気的書き換え可能なROM(EEPRO
M)や、RAMに図示せずとも、マイクロコンピュータ
より、例えば装置の電源投入直後等に、予め決められた
データ値を書き込むことでも実現可能である。
【0118】同様に、上記読み出しにおける、垂直帰線
期間、水平帰線期間の黒レベル或いはセットアップレベ
ルは、ROM312の別アドレスとして予めストアして
おいて、上記読み出しの、垂直帰線期間、水平帰線期間
に読み出される。
【0119】次に、後半の121(241)ラインよ
り、水平方向に320画素分として、第1の画像フレー
ムメモリ304の第1ラインの1ライン分の320画素
を読み出す。続けて、水平方向に321画素から640
画素分まで、第2の画像フレームメモリ311の第1ラ
インの1ライン分の320画素を読み出す。
【0120】以上の動作で、横640画素分の画像デー
タが読み出され、該画像データの前半は第1の画像フレ
ームメモリ304に保持された画像の第1ラインであ
り、後半は第2の画像フレームメモリ311に保持され
た画像の第1ラインがデータとして読み出される。
【0121】同様に、122(242)ラインにおい
て、水平期間の前半の320画素分として、第1の画像
フレームメモリ304の第2ラインの1ライン分の30
4画素のデータを読み出す。続けて、上記読み出しの1
22ラインの後半の320画素分として、第2の画像フ
レームメモリ311の第2ラインの1ライン分の320
画素を読み出す。
【0122】以上のように順次、第3のライン、第4の
ラインという順序で読み出し、水平期間の前半において
第1の画像フレームメモリ304、後半において第2の
画像フレームメモリ311を読み出して、読み出し画像
の第239ラインの後半の320画素を、第2の画像フ
レームメモリ311の120ラインの320画素を、続
けて、読み出し画像の第240ラインの前半の320画
素を、第1の画像フレームメモリ304の120ライン
の320画素を、読み出し画像の第240ラインまで読
み出す。
【0123】次に、読み出し画像の偶数フィールドとし
て、上記奇数フィールドの読み出しに準じて、垂直帰線
期間を挟んで241ラインから360ラインまで、ダミ
ーの例えば青色のデータまたは黒色のデータまたは灰色
のデータ等、任意の色データを出力データとする。この
ダミーデータは、上記奇数フィールド同様、データセレ
クタ306の3つ目の入力に接続された、例えばROM
(リードオンリメモリ)312から得る。
【0124】次の361ラインからは、上記奇数フィー
ルドのフィールドメモリの読み出しと逆の順序、つま
り、読み出し画像の361ラインの640画素のうち前
半の320画素はROM312より得られるダミーのデ
ータを、直前のライン同様に読み出す。361ラインの
後半の320画素は、第2の画像フレームメモリ311
の241ラインの320画素を読み出す。次の読み出し
ラインである362ラインの前半の320画素に関し
て、第1の画像フレームメモリ304の241ラインの
320画素の読み出しを行う。続けて、第2の画像フレ
ームメモリ311の242ラインの320画素を読み出
す。
【0125】以上のように交互に第1の画像フレームメ
モリ304と第2の画像フレームメモリ311を読み出
し、読み出し画像の偶数フィールドの240ラインの前
半の320画素は、第1の画像フレームメモリ304の
240ラインの320画素を、偶数フィールドの240
ラインの後半の320画素は、第2の画像フレームメモ
リ311の240ラインの320画素を読み出し、その
後、垂直帰線期間に関し、ROM312の第2のデータ
である黒信号またはセットアップ信号を読み出し、次の
フレームの読み出しに移る。
【0126】上述したように、交互に第1の画像フレー
ムメモリ304と、第2の画像フレームメモリ311
と、ROM(読み出し専用メモリ)312とを、メモリ
読み出しコントロール部305からの読み出し制御信号
による制御と、データセレクタ306により、それぞれ
対応するメモリをセレクトして、NTSCエンコーダ部
307に入力する。
【0127】NTSCエンコーダ部307は、赤、緑、
青のデジタル色信号の入力を備え、データセレクタ30
6の出力デジタル信号の各色に対応して入力される。N
TSCエンコーダ部307は、上記メモリから読み出さ
れた赤、緑、青のデジタル色信号を、図示せずとも、デ
ジタルマトリクス、デジタルエンコーダ等の処理によ
り、デジタルNTSC信号を得る。該NTSC信号は、
同期信号を付加した輝度信号と直角2相平衡変調された
クロマ信号の所謂YCセパレート信号で、それぞれD/
A変換され出力される。
【0128】尚、上記第1のカラーデコーダ301、第
2のカラーデコーダ308の構成は様々考えられ、アナ
ログベースで復調し、その後、赤、緑、青の色信号の段
階で、3つのA/DコンバータによりA/D変換して、
第1の画像フレームメモリ304、第2の画像フレーム
メモリ311及びデータセレクタ306に供給しても、
目的は達せられる。
【0129】また、NTSCエンコーダ部307も上記
の例とは異なり、入力されたデジタル信号を先にA/D
変換して、アナログの赤、緑、青信号を得て、該アナロ
グ色信号をマトリクス変換、直角2相平衡変調、同期信
号付加の手段を経て、アナログのNTSC信号を出力す
る構成でも成り立つことは勿論である。
【0130】NTSCエンコーダ部307のNTSC信
号出力は、上記図7の本実施形態の全体のブロックダイ
アグラムにおいて、ビデオ会議端末13に供給される。
ビデオ会議端末13においては、マイクロフォン11か
らの音声信号、ディスプレイ本体1への受信ビデオ信
号、スピーカ12への受信音声信号の双方向の伝送切り
換えを行っており、画像合成部10からの合成画像信号
はマイクロフォン11よりの音声信号と合成され、次段
のコーデック14に供給される。
【0131】コーデック14にて伝送信号として圧縮変
調され、受信信号においては復号解凍化され、送出にお
いては伝送回線15に送出される。この場合に、一般的
なビデオ会議用伝送信号圧縮形式として、ITU(Inte
rnational Telecommunication Union) Hシリーズ規
格で、例えばH.320、H.323、H.324など
があり、それらの少なくとも一つに適合すると共に会議
システムとも互換性を持つことが好ましい。
【0132】伝送回線15は、その後、通信回線とし
て、一般的にはISDN(IntegratedService Digital
Network)回線等、或いはその他の有線または無線、光
通信、衛星通信回線等を、単独に或いは複数組み合わせ
た通信媒体を介して、本実施形態においては伝送回線1
07に接続され、コーデック106に供給され、復号化
され、ビデオ会議端末105に供給される。ビデオ会議
端末105にて音声信号が復調増幅され、スピーカ10
4に出力される。また、ビデオ会議端末105から映像
信号が復調され、ディスプレイ103に供給される。デ
ィスプレイ103には、画像合成部10にて合成された
状態の映像信号が表示される。
【0133】図4にディスプレイ103に表示される画
像のイメージを示す。図4に示すように、表示画像の左
には第1のビデオカメラ3により撮像された映像、表示
画像の右には第2のビデオカメラ4により撮像された映
像が表示される。上述のように、送出側の第1のビデオ
カメラ3及び第2のビデオカメラ4をそれぞれ角度を設
定し、第1のビデオカメラ3及び第2のビデオカメラ4
の出力映像を合成し、伝送することにより、遠隔地の会
議出席者が自然に向かい合うイメージで、良好に表示可
能となるものである。
【0134】尚、本実施形態の説明では、受像側のディ
スプレイ103は、特にビデオカメラ102のみの記載
であるが、勿論、双方会議のディスプレイにおけるビデ
オカメラに関しては、本発明の特徴であるディスプレイ
の両側に上記請求項記載のカメラ光軸に関しての角度を
持った2つのビデオカメラを具備することが、双方の会
議の自然な状況を得るために望ましい。
【0135】本発明の第1の実施の形態において、第1
のビデオカメラ3及び第2のビデオカメラ4の出力をデ
ジタルビデオのシリアルインターフェースまたはパラレ
ルインターフェースとしても、本実施形態は実現でき
る。この場合、例えばシリアルインターフェースとして
はP1394やUSB(Universal Serial Bus)で、そ
れらは一般的にアイソクロナスによるパケット転送方式
により転送するのが画像の転送に適している。また、こ
の場合、本実施形態の具体的には画像合成部10におい
て、シリアル画像データをそれぞれフレーム画像データ
として上記の画像フレームメモリに書き込む。読み出し
は、上述のように第1のビデオカメラ3の画像が左の画
像として、第2のビデオカメラ4の画像が右の画像とし
て読み出される。
【0136】次に、例えばシリアルインターフェースと
してはRS422で転送する。この場合、本実施形態の
具体的には画像合成部10において、シリアル画像デー
タをそれぞれフレーム画像データとして上記の画像フレ
ームメモリに書き込む。画像合成部10においてA/D
変換処理が省略できるため、画質劣化が軽減され、また
コスト的にも有利である。読み出しは、上述のように第
1のビデオカメラ3の画像が左の画像として、第2のビ
デオカメラ4の画像が右の画像として読み出され、ビデ
オ会議端末13に供給される。
【0137】以上のカメラ手段及び画像処理においては
NTSC方式で説明したが、PAL(Phase Alternatin
g by Line)方式、SECAM(Sequential Couleur a
Memoire)方式、HDTV(High Density Television)
方式等、或いはコンピュータのビデオグラフィックスフ
ォーマット(例えばVGA(Video Graphics Array)、
SVGA(Super Video Graphics Array)、XGA(Ex
tended Graphics Array)等)においても基本的考え方
は同一である。
【0138】また、カラーの信号形式としては、NTS
Cのようなコンポジットカラービデオ信号や、Y、U、
Vなどの色差信号形式、赤、緑、青の3原色信号形式で
も、それぞれの信号処理過程においてデコード、エンコ
ード、マトリクス、デマトリクス処理により実現は可能
である。
【0139】また、メモリに書き込み/読み出しを行う
画像データは、コンポジットカラービデオ信号を直接デ
ジタイズして、或いは輝度信号とクロマ信号に関してそ
れぞれデジタイズして、同様の書き込み/読み出し処理
を行っても実現できることは勿論である。但し、コンポ
ジットカラービデオ信号やクロマ信号をデジタイズする
場合は、サブキャリア信号の周波数の2倍以上でサンプ
リングするのが望ましい。
【0140】また、ビデオ会議端末13においては、デ
ジタル信号入力として、内部処理を全てデジタル処理に
することにより、画像合成部10のD/A変換手段が省
略できる。
【0141】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態によれば、会議用ディスプレイの両側に会議用の
ビデオカメラを具備し、ビデオカメラの撮影方向を互い
の光軸が交わる所定の角度に設定し、複数の会議出席者
を横からの撮影を回避するようにして、ビデオカメラの
2つの映像を伝送し、受像側にあっては自然に2つの映
像が並んで表示され、会議出席者の顔の表示がより良好
な画角にて表示されるようにしたものである。
【0142】即ち、会議用ディスプレイの両側にそれぞ
れ所定の角度の光軸を持つ2つのビデオカメラを具備
し、ビデオカメラの2つの画像を画像合成手段により合
成してから伝送するか、或いはビデオカメラの2つの画
像を伝送してから画像合成し、会議用ディスプレイに向
かって右のカメラの映像を表示画像の右に、左のカメラ
の映像を表示画像の左に表示する。これにより、ビデオ
会議で用いる特に大型ディスプレイにおいて会議を行う
場合、多くの出席者の顔の表情を良好に撮影、伝送、表
示が可能なように構成することで、遠隔地の会議出席者
が自然に向かい合うイメージで会議ディスプレイに画像
を表示可能となり、効果的なビデオ会議が可能となると
いう効果を奏する。
【0143】[第2の実施の形態]上述した本発明の第
1の実施の形態においては、上記図7の画像合成部10
にて、第1のビデオカメラ3の画像と第2のビデオカメ
ラ4の画像を合成した場合の残りの領域、つまり上記図
8のメモリ読み出しコントロール部305に制御された
読み取り画像の奇数フィールドの有効走査期間の第1ラ
インから120ラインの前半320画素期間と、偶数フ
ィールド有効走査期間の第1ラインから120ラインの
後半320画素期間において、ブランクの例えば青色の
データまたは黒色のデータまたは灰色のデータ等、任意
の色データをROM312より供給して均一画像を表示
したが、本発明の第2の実施の形態においては、外部よ
り第3の映像を或いはキャラクタ等の映像を表示するよ
うにしたものである。以下に本発明の第2の実施の形態
について説明を行う。
【0144】図10は本発明の第2の実施の形態に係る
ビデオカメラ付きビデオ会議用ディスプレイシステムの
構成を示すブロック図である。本発明の第2の実施の形
態のビデオカメラ付きビデオ会議用ディスプレイシステ
ムは、ディスプレイ2、第1のビデオカメラ3、第2の
ビデオカメラ4、画像合成部10、マイクロフォン1
1、スピーカ12、映像信号入力端子(外部画像入力端
子)201を有するディスプレイ本体1、ビデオ会議端
末13、コーデック14、伝送回線15、マイクロフォ
ン101、ビデオカメラ102、ディスプレイ103、
スピーカ104、ビデオ会議端末105、コーデック1
06、伝送回線107を備えている。
【0145】図10において、映像信号入力端子(外部
画像入力端子)201は、第3の映像を入力する端子で
ある。映像信号入力端子201には、例えばビデオテー
プレコーダ装置(以下VTR)のビデオ信号を接続し
て、該VTRのビデオ信号を入力し、画像合成部10に
供給する。
【0146】図11は本発明の第2の実施の形態に係る
ビデオカメラ付きビデオ会議用ディスプレイシステムの
画像合成部10の詳細構成を示すブロック図である。本
発明の第2の実施の形態のビデオカメラ付きビデオ会議
用ディスプレイシステムの画像合成部10は、第1のカ
ラーデコーダ301、同期分離回路及びクロック発生部
302、メモリ書き込みコントロール部303、第1の
画像フレームメモリ304、メモリ読み出しコントロー
ル部305、データセレクタ306、NTSCエンコー
ダ部307、第2のカラーデコーダ308、同期分離回
路及びクロック発生部309、メモリ書き込みコントロ
ール部310、第2の画像フレームメモリ311、RO
M312、第3のカラーデコーダ313、同期分離回路
及びクロック発生部314、メモリ書き込みコントロー
ル部315、第3の画像フレームメモリ316を備えて
いる。
【0147】図11において、第2の実施の形態は、上
記第1の実施の形態の図8の構成の他に、第3のカラー
デコーダ313、同期分離回路及びクロック発生部31
4、メモリ書き込みコントロール部315、第3の画像
フレームメモリ316を備えるものである。尚、データ
セレクタ306は、入力を4系統として、第3の映像の
セレクトを処理する。
【0148】上記映像信号入力端子201から入力され
た第3の外部位映像信号は、第3のカラーデコーダ31
3に入力され、上記同様、赤、緑、青のデジタル映像信
号に復調される。本実施形態においては、有効表示画面
の水平方向に640画素のデータレートで出力される。
同期分離回路及びクロック発生部314においては、水
平同期信号と、垂直同期信号、フレーム信号、第3のカ
ラーデコーダ313の出力映像信号のデータレートに対
応したクロック信号が出力され、メモリ書き込みコント
ロール部315に供給される。
【0149】メモリ書き込みコントロール部315から
は、第3の画像フレームメモリ316の書き込み制御信
号が出力される。第3の画像フレームメモリ316は、
第1及び第2の画像フレームメモリ304、311と同
様のマルチポートメモリを使用する。上記第1の実施の
形態で述べたように、他の種類のRAMであっても、し
かるべきタイミングにて駆動すれば問題はない。但し、
第3の画像フレームメモリ316においては、垂直方向
には1フレームあたり240ラインの容量を持ち、水平
方向においては320画素分の容量を備える。
【0150】次に、第1の画像フレームメモリ304、
第2の画像フレームメモリ311、第3の画像フレーム
メモリ316は、それぞれ上記第1の実施の形態同様
に、水平方向320画素、垂直方向240ライン分のフ
レーム画像を逐次書き込む。
【0151】次に、メモリ読み出しコントロール部30
5において、第1の画像フレームメモリ304と第2の
画像フレームメモリ311を読み出す。読み出しタイミ
ングは、本実施形態においては、NTSC方式に準じて
水平640ドット、垂直480ラインの有効画素を想定
して、垂直帰線期間、水平帰線期間を挟みながら順次読
み出される。
【0152】ここで、読み出しは、奇数フィールドの1
垂直期間の前半の120ラインは、第3の画像フレーム
メモリ316を読み出す。水平方向には320画素を読
み出し、残りの320画素は上記第1の実施の形態同様
に、ダミーの例えば青色のデータまたは黒色のデータま
たは灰色のデータ等、任意の色データを出力データとす
る。このダミーデータは、データセレクタ306の3つ
目の入力に接続された、例えばROM(リードオンリメ
モリ)312から得る。ROM312に関しては上記第
1の実施の形態同様である。同様に、上記読み出しにお
ける垂直帰線期間、水平帰線期間の黒レベル或いはセッ
トアップレベルは、ROM312の別アドレスとして予
めストアしておいて、上記読み出しの垂直帰線期間、水
平帰線期間に読み出される。
【0153】以上のように、メモリ読み出しコントロー
ル部305によるフレームメモリ読み出しの読み出し画
面の上半分の左側に上記第3の画像を読み出し、次に、
後半の121(241)ラインより、上記第1の実施の
形態同様に、水平方向に320画素分として第1の画像
フレームメモリ304の第1ラインの1ライン分の32
0画素を読み出す。続けて、水平方向に321画素から
640画素分まで、第2の画像フレームメモリ311の
第1ラインの1ライン分の320画素を読み出す。
【0154】以上の動作で、横640画素分の画像デー
タが読み出され、該画像データの前半は第1の画像フレ
ームメモリ304に保持された画像の第1ラインであ
り、後半は第2の画像フレームメモリ311に保持され
た画像の第1ラインがデータとして読み出される。同様
に、122(242)ラインにおいて、水平期間の前半
の320画素分として、第1の画像フレームメモリ30
4の第2ラインの1ライン分の320画素のデータを読
み出す。続けて、上記読み出しの122ラインの後半の
320画素分として、第2の画像フレームメモリ311
の第2ラインの1ライン分の320画素を読み出す。
【0155】以上のように、順次第3のライン、第4の
ラインという順序で読み出し、水平期間の前半において
第1の画像フレームメモリ304、後半において第2の
画像フレームメモリ311を読み出して、読み出し画像
の第239ラインの後半の320画素を、第2の画像フ
レームメモリ311の120ラインの320画素を、続
けて、読み出し画像の第239ラインの前半の320画
素を、第1の画像フレームメモリ304の120ライン
の320画素を読み出し、画像の第240ラインまで読
み出す。
【0156】次に、読み出し画像の偶数フィールドとし
て、上記奇数フィールドの読み出しに準じて、垂直帰線
期間を挟んで偶数フィールドの1(241)ラインから
120(360)ラインまで、第3の画像フレームメモ
リ316を読み出す。インターレースのため、読み出し
画像のタイミングの、奇数フィールド、有効表示画面の
第1ラインは画面中央から始まり、この半分の水平期間
はROM312から得られるダミー画像を、次の第2ラ
インの前半320画素は第3の画像フレームメモリ31
6の121ラインの320画素を読み出す。以降同様
に、水平読み出し期間後半の320画素はROM312
から得られるダミー画像、水平期間の前半は第3の画像
フレームメモリ316を読み出す。
【0157】次に、奇数フィールドの121(361)
ラインからは、上記奇数フィールドのフィールドメモリ
の読み出しと逆の順序、つまり、読み出し画像の361
ラインの640画素のうち、前半の320画素はROM
312より得られるダミーのデータを直前のライン同様
に読み出す。361ラインの後半の320画素は第2の
画像フレームメモリ311の241ラインの320画素
を読み出す。次の読み出しラインである362ラインの
前半の320画素に関して、第1の画像フレームメモリ
304の241ラインの320画素の読み出しを行う。
続けて、第2の画像フレームメモリ311の242ライ
ンの320画素を読み出す。
【0158】以上のように交互に第1の画像フレームメ
モリ304と第2の画像フレームメモリ311を読み出
し、読み出し画像の偶数フィールドの240ラインの前
半320画素は、第1の画像フレームメモリ304の2
40ラインの320画素を、上記偶数フィールドの24
0ラインの後半の320画素は、第2の画像フレームメ
モリ311の240ラインの320画素を読み出し、そ
の後、垂直帰線期間を、ROM312の第2のデータで
ある黒信号またはセットアップ信号を読み出し、次のフ
レームの読み出しに移る。
【0159】上述したように、交互に第3の画像フレー
ムメモリ316と、第1の画像フレームメモリ304
と、第2の画像フレームメモリ311と、ROM(読み
出し専用メモリ)312とを、メモリ読み出しコントロ
ール部305からの読み出し制御信号による制御と、デ
ータセレクタ306により、それぞれ対応するメモリを
セレクトして、以降の処理を上記第1の実施の形態同様
にNTSC方式に準じた変調を行い、後段の図10のビ
デオ会議端末13に供給し、上記第1の実施の形態同様
にコーデック14及び伝送回線15を介して会議相手に
対して伝送する。
【0160】コーデック14にて伝送信号として圧縮変
調され、受信信号においては復号解凍化され、送出にお
いては伝送回線15に送出される。この場合に、一般的
なビデオ会議用伝送信号圧縮形式として、ITU Hシ
リーズ規格で、例えばH.320、H323、H324
などがあり、それらの少なくとも一つに適合すると共に
会議システムとも互換性を持つことが好ましい。
【0161】以上の処理においては、伝送される画像の
4分割の第2象限に、上記映像信号入力端子(外部画像
入力端子)201に入力された第3の画像が表示され、
同画面の第3象限(画面下半分の左)に第1のビデオカ
メラ3の映像が、第4象限(画面下半分の右)に第2の
ビデオカメラの映像がそれぞれ表示可能となるものであ
る。
【0162】本発明の第2の実施の形態においても、上
記第1の実施の形態同様に、第1のビデオカメラ3、第
2のビデオカメラ4、及び第3のビデオ信号の信号出力
を、デジタルビデオのシリアルインターフェースまたは
パラレルインターフェースとしても、本実施形態は実現
できる。この場合、上記第1実施形態記載の例えばシリ
アルインターフェースとしてはP1394やUSBで、
それらは一般的にアイソクロナスによるパケット転送方
式により転送するのが画像の転送に適している。また、
この場合、上記第1実施形態の具体的には画像合成部1
0において、シリアル画像データをそれぞれフレーム画
像データとして上記の画像フレームメモリに書き込む。
読み出しは、上述のように第1のビデオカメラ3の画像
が左の画像として、第2のビデオカメラ4の画像が右の
画像として読み出される。
【0163】次に、例えばシリアルインターフェースと
してはRS422で転送する。この場合、上記第1実施
形態の具体的には画像合成部10において、シリアル画
像データをそれぞれフレーム画像データとして上記の画
像フレームメモリに書き込む。画像合成部10において
A/D変換処理が省略できるため、画質劣化が軽減さ
れ、またコスト的にも有利である。読み出しは、上述の
ように第1のビデオカメラ3の画像が左の画像として、
第2のビデオカメラ4の画像が右の画像として読み出さ
れ、ビデオ会議端末13に供給される。
【0164】以上のカメラ手段及び画像処理においては
NTSC方式で説明したが、PAL方式、SECAM方
式、HDTV方式等、或いはコンピュータのビデオグラ
フィックスフォーマット(例えばVGA、SVGA、X
GA等)においても基本的考え方は同一である。
【0165】また、カラーの信号形式としては、NTS
Cのようなコンポジットカラービデオ信号や、Y、U、
Vなどの色差信号形式、赤、緑、青の3原色信号形式で
も、それぞれの信号処理過程においてデコード、エンコ
ード、マトリクス、デマトリクス処理により実現は可能
である。
【0166】また、ビデオ会議端末13においては、デ
ジタル信号入力として、内部処理を全てデジタル処理に
することにより、画像合成部10のD/A変換手段が省
略できる。
【0167】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態によれば、上記第1の実施の形態と同様に、ビデ
オ会議で用いる特に大型ディスプレイにおいて会議を行
う場合、多くの出席者の顔の表情を良好に撮影、伝送、
表示が可能なように構成することで、遠隔地の会議出席
者が自然に向かい合うイメージで会議ディスプレイに画
像を表示可能となり、効果的なビデオ会議が可能となる
という効果を奏する。
【0168】[第3の実施の形態]上述した本発明の第
1の実施の形態及び第2の実施の形態記載の本発明のビ
デオカメラ付きディスプレイにおいて、第1のビデオカ
メラ3と第2のビデオカメラ4の画像を、上記実施形態
の如く、第1のビデオカメラ3の画像を画面左に、第2
のビデオカメラ4の画像を画面右に表示した場合に、本
発明の第3の実施の形態では、画面の空いたエリアに或
いは上記画像と重畳してキャラクタ情報を表示するよう
にしたものである。
【0169】図12は本発明の第3の実施の形態に係る
ビデオカメラ付きビデオ会議用ディスプレイシステムの
構成を示すブロック図である。本発明の第3の実施の形
態のビデオカメラ付きビデオ会議用ディスプレイシステ
ムは、ディスプレイ2、第1のビデオカメラ3、第2の
ビデオカメラ4、画像合成部10、マイクロフォン1
1、スピーカ12、外部キャラクタ制御端子501を有
するディスプレイ本体1、ビデオ会議端末13、コーデ
ック14、伝送回線15、マイクロフォン101、ビデ
オカメラ102、ディスプレイ103、スピーカ10
4、ビデオ会議端末105、コーデック106、伝送回
線107を備えている。
【0170】図13は本発明の第3の実施の形態に係る
ビデオカメラ付きビデオ会議用ディスプレイシステムの
画像合成部10の詳細構成を示すブロック図である。本
発明の第3の実施の形態のビデオカメラ付きビデオ会議
用ディスプレイシステムの画像合成部10は、第1のカ
ラーデコーダ301、同期分離回路及びクロック発生部
302、メモリ書き込みコントロール部303、第1の
画像フレームメモリ304、メモリ読み出しコントロー
ル部305、データセレクタ306、NTSCエンコー
ダ部307、第2のカラーデコーダ308、同期分離回
路及びクロック発生部309、メモリ書き込みコントロ
ール部310、第2の画像フレームメモリ311、RO
M312、外部コンピュータ接続インターフェース50
2、キャラクタ表示制御マイクロコントローラ503、
キャラクタ信号発生部(OSD信号発生部)504を備
えている。
【0171】図12において、外部キャラクタ制御端子
501に、例えばパーソナルコンピュータ(不図示)の
制御信号線を接続し、図13の外部コンピュータ接続イ
ンターフェース502に接続される。次に、外部コンピ
ュータ接続インターフェース502を介してキャラクタ
表示制御マイクロコントローラ503に接続される。
【0172】キャラクタ表示制御マイクロコントローラ
503において、上記外部接続のコンピュータからのキ
ャラクタ表示制御コマンドを送り込み、キャラクタ信号
発生部504を制御する。キャラクタ信号発生部504
からは、上記コマンドに従ったキャラクタ信号をデータ
セレクタ306を介して、上記フレームメモリ読み出し
画像の空きスペースに或いは直接重ね表示を行い、後段
のNTSCエンコーダ部307にて変調処理を行い、図
12のビデオ会議端末13に送られ、上記第1及び第2
の実施の形態同様に、コーデック14及び伝送回線15
を介して会議相手に送出されるものである。
【0173】コーデック14にて伝送信号として圧縮変
調され、受信信号においては復号解凍化され、送出にお
いては伝送回線15に送出される。この場合に、一般的
なビデオ会議用伝送信号圧縮形式として、ITU Hシ
リーズ規格で、例えばH.320、H323、H324
などがあり、それらの少なくとも一つに適合すると共に
会議システムとも互換性を持つことが好ましい。
【0174】以上の第3の実施の形態の処理により、例
えば図14の表示例に示すように、上記第1及び第2の
実施の形態の如く、第1のビデオカメラ3の画像を画面
左に、第2のビデオカメラ4の画像を画面右に表示した
場合に、該表示画面の空いたエリアに或いは上記画像と
重畳してキャラクタ情報を表示して、会議相手に伝送可
能としたものである。
【0175】本発明の第3の実施の形態において、第1
のビデオカメラ3及び第2のビデオカメラ4の出力を、
デジタルビデオのシリアルインターフェースまたはパラ
レルインターフェースとしても、本実施形態は実現でき
る。この場合、例えばシリアルインターフェースとして
はP1394やUSBで、それらは一般的にアイソクロ
ナスによるパケット転送方式により転送するのが画像の
転送に適している。また、この場合、上記第1及び第2
実施形態の具体的には画像合成部10において、シリア
ル画像データをそれぞれフレーム画像データとして上記
の画像フレームメモリに書き込む。読み出しは、上述の
ように第1のビデオカメラ3の画像が左の画像として、
第2のビデオカメラ4の画像が右の画像として読み出さ
れる。
【0176】次に、例えばシリアルインターフェースと
してはRS422で転送する。この場合、上記第1及び
第2実施形態の具体的には画像合成部10において、シ
リアル画像データをそれぞれフレーム画像データとして
上記の画像フレームメモリに書き込む。画像合成部10
においてA/D変換処理が省略できるため、画質劣化が
軽減され、またコスト的にも有利である。読み出しは、
上述のように第1のビデオカメラ3の画像が左の画像と
して、第2のビデオカメラ4の画像が右の画像として読
み出され、ビデオ会議端末13に供給される。
【0177】以上のカメラ手段及び画像処理においては
NTSC方式で説明したが、PAL方式、SECAM方
式、HDTV方式等、或いはコンピュータのビデオグラ
フィックスフォーマット(例えばVGA、SVGA、X
GA等)においても基本的考え方は同一である。
【0178】また、カラーの信号形式としては、NTS
Cのようなコンポジットカラービデオ信号や、Y、U、
Vなどの色差信号形式、赤、緑、青の3原色信号形式で
も、それぞれの信号処理過程においてデコード、エンコ
ード、マトリクス、デマトリクス処理により実現は可能
である。
【0179】また、ビデオ会議端末13においては、デ
ジタル信号入力として、内部処理を全てデジタル処理に
することにより、画像合成部10のD/A変換手段が省
略できる。
【0180】以上説明したように、本発明の第3の実施
の形態によれば、上記第1及び第2の実施の形態と同様
に、ビデオ会議で用いる特に大型ディスプレイにおいて
会議を行う場合、多くの出席者の顔の表情を良好に撮
影、伝送、表示が可能なように構成することで、遠隔地
の会議出席者が自然に向かい合うイメージで会議ディス
プレイに画像を表示可能となり、効果的なビデオ会議が
可能となるという効果を奏する。
【0181】[第4の実施の形態]上述した本発明の第
1の実施の形態及び第2の実施の形態記載の本発明のビ
デオカメラ付きディスプレイにおいて、第1のビデオカ
メラ3と第2のビデオカメラ4の画像を、本発明の第4
の実施の形態においては、それぞれ画像圧縮処理して第
1の圧縮画像と第2の圧縮画像として、例えばH.32
0の伝送プロトコル上の映像符号データとして同時に転
送するものである。
【0182】図15は本発明の第4の実施の形態に係る
ビデオカメラ付きビデオ会議用ディスプレイシステムの
構成を示すブロック図である。本発明の第4の実施の形
態のビデオカメラ付きビデオ会議用ディスプレイシステ
ムは、ディスプレイ2、第1のビデオカメラ3、第2の
ビデオカメラ4、画像合成部10、マイクロフォン1
1、スピーカ12、外部キャラクタ制御端子501を有
するディスプレイ本体1、ビデオ会議端末13、コーデ
ック14、伝送回線15、マイクロフォン101、ビデ
オカメラ102、ディスプレイ103、スピーカ10
4、ビデオ会議端末105、コーデック106、伝送回
線107を備えている。
【0183】図17は本発明の第4の実施の形態に係る
ビデオカメラ付きビデオ会議用ディスプレイシステムの
画像合成部10の詳細構成を示すブロック図である。本
発明の第4の実施の形態のビデオカメラ付きビデオ会議
用ディスプレイシステムの画像合成部10は、第1の画
像復号部401、同期分離回路及びクロック発生部40
2、メモリ書き込みコントロール部303、第1の画像
フレームメモリ304、メモリ読み出しコントロール部
305、データセレクタ306、NTSCエンコーダ部
307、第2の画像復号部408、同期分離回路及びク
ロック発生部409、メモリ書き込みコントロール部3
10、第2の画像フレームメモリ311、ROM31
2、データ復号部602、キャラクタ表示制御マイクロ
コントローラ503、キャラクタ信号発生部(OSD信
号発生部)504を備えている。
【0184】図15において、第1のビデオカメラ3と
第2のビデオカメラ4の画像信号は、それぞれビデオ会
議端末13に供給される。ビデオ会議端末13におい
て、第1のビデオカメラ3と第2のビデオカメラ4の画
像信号はそれぞれ、例えばITU−TにおけるH.26
1画像符号化規格に基づき画像圧縮符号化される。同様
に音声についても、G711、G722、G728等の
音声符号化規格に準じて音声圧縮符号化される。
【0185】これらの圧縮符号化データは、図16に示
すような通信プロトコル構成を持つ。これらは図15に
あってはコーデック14にて行われ、伝送回線15に送
出される。伝送回線15は、上記第1の実施の形態同様
に、その後、通信回線として、一般的にはISDN回線
等或いはその他の有線または無線、光通信、衛星通信回
線等を、単独に或いは複数組み合わせた通信媒体を介し
て、本実施形態においては伝送回線107に接続され、
コーデック106に供給される。
【0186】コーデック106においては、例えば上記
送出のH.320の伝送プロトコルに準じて、図15に
示す2つの第1及び第2のビデオカメラ3、4の画像信
号である上記第1の圧縮画像と第2の圧縮画像を、他の
音声データ、付加データ等と共に分離抽出して復号化し
て、ビデオ会議端末105に供給する。或いは、ビデオ
会議端末105の中において、それぞれの圧縮符号化信
号を復号化して、画像信号に関しては、上記第1の圧縮
画像からの復調信号は画面の左に、更に、上記第2の圧
縮画像からの復調信号は画面の右に、画像合成する。こ
こで、画像合成部10は、図17に示すように、上記第
1、第2及び第3の実施形態に示すような画像合成部1
0に準ずる。
【0187】図17において、コーデック部106より
得られる画像データ1及び画像データ2の、画像圧縮さ
れたH.261の画像データは、それぞれ第1の画像復
号部401と第2の画像復号部408に供給され、復号
化され、例えば第1の画像復号部401から出力された
赤、緑、青の色信号は、第1の画像フレームメモリ30
4と、データセレクタ306に接続されたデータバスに
供給される。
【0188】尚、第1の画像復号部401より基本同期
信号を抽出して、同期分離回路及びクロック発生部40
2よりメモリ書き込みコントロール部303に同期信号
とクロック信号を供給する。メモリ書き込みコントロー
ル部303においては、第1の画像フレームメモリ30
4の書き込み制御信号を該画像フレームメモリ304に
供給する。
【0189】第1の画像フレームメモリ304は、第1
の画像復号部401からの画像信号を順次フレーム毎
に、決められたアドレスに書き込む。同様に、第1の画
像復号部401から出力された赤、緑、青の色信号は、
第2の画像フレームメモリ311とデータセレクタ30
6に供給される。
【0190】尚、第2の画像復号部408より基本同期
信号を抽出して、同期分離回路及びクロック発生部40
9よりメモリ書き込みコントロール部310に同期信号
とクロック信号を供給する。メモリ書き込みコントロー
ル部310においては、第2の画像フレームメモリ31
1の書き込み制御信号を該画像フレームメモリ311に
供給する。
【0191】第2の画像フレームメモリ311は、第2
の画像復号部408からの画像信号を順次フレーム毎
に、決められたアドレスに書き込む。
【0192】以上の動作により、2つの画像フレームメ
モリ304と311に、上記第1のカメラ画像と第2の
カメラ画像が逐次書き込まれる。
【0193】尚、データ復号部602には、上記画像通
信プロトコル上に同時に組み込まれて伝送されたITU
−Tにて規格化された、例えばT.120やH.281
などのフォーマットに基づいたキャラクタ等の情報が供
給され、復号化される。該データは、キャラクタ表示制
御マイクロコントローラ503を介してキャラクタ信号
発生部504に供給され、データセレクタ306に接続
される。
【0194】次に、メモリ読み出しコントロール部30
5において、特定の圧縮フォーマット固有の水平及び垂
直の画素数やインターレース或いはノンインターレース
等の規定があるが、ここでは上記第1の実施の形態同様
に、水平方向640ドット、垂直240ラインとして、
先ず奇数フィールドを、同様に続いて水平方向640ド
ット、垂直方向240ラインとして偶数フィールドに準
じた、例えば毎秒30フレームのインターレース画像信
号として、上記第1の実施の形態の読み出しタイミング
と同様に、第1の画像フレームメモリ304と第2の画
像フレームメモリ311を読み出し、図17に示す如く
画像データ1より得られる第1のビデオカメラ3による
画像を画面の左に、画像データ2より得られる第2のビ
デオカメラ4による画像を画面の右に合成して表示す
る。
【0195】また、キャラクタ信号発生部504より出
力されるキャラクタ信号は、メモリ読み出しコントロー
ル部305より得られる同期信号及びクロック信号に基
づき、データセレクタ306を介してNTSCエンコー
ダ部307により変調され、ディスプレイ103に供給
され、図18に示す如くディスプレイ103の表示画面
においては、上記2つの画像以外の、図示するCエリア
にキャラクタ情報を表示するものである。
【0196】以上の処理により、上記第1の実施の形態
及び第3の実施の形態に示すような効果が得られると同
時に、上記第1の圧縮画像と第2の圧縮画像を抽出して
復調した画像信号は、データとして2つに分離されてお
り、表示画面の任意の位置に設定して、配置できる。
【0197】図19はその例であり、例えば基本画像が
コンピュータグラフィックスフォーマットのXGAの場
合、図20に示すように、その左右両方の下端角の領域
に表示して、残りの領域にはコンピュータの映像等を表
示してもよい。この場合、本実施形態における電気的構
成においては、上記2つの画像フレームメモリ304、
311及びキャラクタ信号発生部504の読み出し周波
数及びタイミングを適合化することにより、実施可能で
ある。この場合、データセレクタ306のブランキング
用ROMにおいても、メモリ読み出しコントロール部3
05に同期して適正タイミングにて機能することは勿論
である。
【0198】以上説明したように、本発明の第4の実施
の形態によれば、上記第1、第2及び第3の実施の形態
と同様に、ビデオ会議で用いる特に大型ディスプレイに
おいて会議を行う場合、多くの出席者の顔の表情を良好
に撮影、伝送、表示が可能なように構成することで、遠
隔地の会議出席者が自然に向かい合うイメージで会議デ
ィスプレイに画像を表示可能となり、効果的なビデオ会
議が可能となるという効果を奏する。
【0199】[第5の実施の形態]上述した本発明の第
1〜第4の実施の形態において、上記第1のビデオカメ
ラ3と第2のビデオカメラ4の画像信号の出力が、一部
或いは全部、光学的に、画像合成部10或いはパーソナ
ルコンピュータ(PC)のインターフェースと接続され
伝送されるようにしても、同様の実現は可能である。
【0200】[第6の実施の形態]上述した本発明の第
1〜第5の実施の形態において、上記第1のビデオカメ
ラ3と第2のビデオカメラ4の画像信号の出力が、一部
或いは全部、電波の使用による無線通信手段により、画
像合成部10或いはパーソナルコンピュータ(PC)の
インターフェースと接続され伝送されるようにしても、
同様の実現は可能である。
【0201】[第7の実施の形態]上述した本発明の第
1〜第6の実施の形態において、ディスプレイは、プラ
ズマディスプレイデバイス(PDP)の他に、陰極線管
(CRT)によるディスプレイ、液晶或いは動揺画素ミ
ラー2次元配列ディスプレイデバイス等による、ライト
バルブリアプロジェクションディスプレイ、上記と同様
のディスプレイによるライトバルブフロントプロジェク
ションディスプレイのスクリーン画面、液晶表示フラッ
トディスプレイデバイス、ルミネッセンスフラットディ
スプレイデバイス、LEDアレイフラットディスプレイ
デバイス、FED(Field Emission Display)、SED
(Surface condition Electron Emitter Display)の何
れであっても、勿論同様の効果が得られるものである。
【0202】[他の実施の形態]上述した本発明の第1
〜第4の実施の形態においては、2つのビデオ会議端末
を伝送回線で接続し、会議出席者の顔の表情を撮影、伝
送、表示する場合を例に上げたが、本発明はこれに限定
されるものではなく、3つ以上のビデオ会議端末を伝送
回線で接続し、会議出席者の顔の表情を撮影、伝送、表
示する場合にも適用可能である。
【0203】また、上述した本発明の第1〜第4の実施
の形態においては、ビデオ会議用途の場合を例に上げた
が、本発明はこれに限定されるものではなく、コミュニ
ケーション用途にも適用可能である。
【0204】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体等の媒
体に格納されたプログラムコードを読み出し実行するこ
とによっても、達成されることは言うまでもない。
【0205】この場合、記憶媒体等の媒体から読み出さ
れたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を
実現することになり、そのプログラムコードを記憶した
記憶媒体等の媒体は本発明を構成することになる。プロ
グラムコードを供給するための記憶媒体等の媒体として
は、例えば、フロッピディスク、ハードディスク、光デ
ィスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁
気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、或いはダ
ウンロードなどを用いることができる。
【0206】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれるこ
とは言うまでもない。
【0207】更に、記憶媒体等の媒体から読出されたプ
ログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張
ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに
備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの
指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0208】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜22記
載のビデオ会議用撮像/表示装置によれば、会議用ディ
スプレイの両側にそれぞれ所定の角度の光軸を持つ2つ
のビデオカメラを具備し、ビデオカメラの2つの画像を
画像合成手段により合成してから伝送するか、或いはビ
デオカメラの2つの画像を伝送してから画像合成し、会
議用ディスプレイに向かって右のカメラの映像を表示画
像の右に、左のカメラの映像を表示画像の左に表示する
ことにより、即ち、ビデオ会議で用いる特に大型ディス
プレイにおいて会議を行う場合、多くの出席者の顔の表
情を良好に撮影、伝送、表示が可能なように構成するこ
とで、遠隔地の会議出席者が自然に向かい合うイメージ
で会議ディスプレイに画像を表示可能となり、効果的な
ビデオ会議が可能となるという効果を奏する。
【0209】また、請求項23〜45記載のビデオ会議
用撮像/表示システムによれば、上記と同様に、遠隔地
の会議出席者が自然に向かい合うイメージで会議ディス
プレイに画像を表示可能となり、効果的なビデオ会議が
可能となるという効果を奏する。
【0210】また、請求項46〜55記載の画像処理方
法によれば、上記と同様に、遠隔地の会議出席者が自然
に向かい合うイメージで会議ディスプレイに画像を表示
可能となり、効果的なビデオ会議が可能となるという効
果を奏する。
【0211】また、請求項56〜65記載の記憶媒体に
よれば、上記と同様に、遠隔地の会議出席者が自然に向
かい合うイメージで会議ディスプレイに画像を表示可能
となり、効果的なビデオ会議が可能となるという効果を
奏する。
【0212】また、請求項66記載のビデオ会議用撮像
/表示装置、請求項67記載のビデオ会議用撮像/表示
システム、請求項68記載の画像処理方法、請求項69
記載の記憶媒体によれば、コミュニケーション用途にお
いても、上記ビデオ会議用途と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るビデオカメラ
付きビデオ会議用ディスプレイ装置の構成を示す正面図
である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るビデオカメラ
付きビデオ会議用ディスプレイ装置を使用した会議のレ
イアウト例を示す側面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るビデオカメラ
付きビデオ会議用ディスプレイ装置を使用した会議のレ
イアウト例を示す上面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るビデオカメラ
付きビデオ会議用ディスプレイ装置により送出された画
像の受像画の表示例を示す説明図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るビデオカメラ
付きビデオ会議用ディスプレイ装置における第1のビデ
オカメラの撮影画像のイメージ例を示す説明図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るビデオカメラ
付きビデオ会議用ディスプレイ装置における第2のビデ
オカメラの撮影画像のイメージ例を示す説明図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係るビデオカメラ
付きビデオ会議用ディスプレイシステムの構成を示すブ
ロック図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係るビデオカメラ
付きビデオ会議用ディスプレイシステムにおける画像合
成部の詳細構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係るビデオカメラ
付きビデオ会議用ディスプレイシステムにおける画像フ
レームメモリ読み出しを示すタイミング図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係るビデオカメ
ラ付きビデオ会議用ディスプレイシステムの構成を示す
ブロック図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係るビデオカメ
ラ付きビデオ会議用ディスプレイシステムにおける画像
合成部の詳細構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態に係るビデオカメ
ラ付きビデオ会議用ディスプレイシステムの構成を示す
ブロック図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態に係るビデオカメ
ラ付きビデオ会議用ディスプレイシステムにおける画像
合成部の詳細構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態に係る画像の例を
示す説明図である。
【図15】本発明の第4の実施の形態に係るビデオカメ
ラ付きビデオ会議用ディスプレイシステムの構成を示す
ブロック図である。
【図16】本発明の第4の実施の形態に係るビデオ会議
用通信プロトコルの例を示す説明図である。
【図17】本発明の第4の実施の形態に係るビデオカメ
ラ付きビデオ会議用ディスプレイシステムにおける画像
合成部の詳細構成を示すブロック図である。
【図18】本発明の第4の実施の形態に係る受像画像表
示例を示す説明図である。
【図19】本発明の第4の実施の形態に係る第2の受像
画像表示例を示す説明図である。
【図20】本発明の第4の実施の形態に係る第3の受像
画像表示例を示す説明図である。
【図21】本発明の第4の実施の形態に係る第4の受像
画像表示例を示す説明図である。
【図22】本発明の第1〜第4の実施の形態に係るプロ
グラム及び関連データを記憶した記憶媒体の記憶内容の
構成例を示す説明図である。
【図23】本発明の第1〜第4の実施の形態に係るプロ
グラム及び関連データが記憶媒体から装置に供給される
概念例を示す説明図である。
【図24】従来例に係る会議用ディスプレイ、会議出席
者、会議用テーブルの配置例を示す側面図である。
【図25】従来例に係る会議用ディスプレイ、会議出席
者、会議用テーブルの配置例を示す上面図である。
【図26】従来例に係るビデオカメラが撮影したカメラ
画像のイメージを示す説明図である。
【図27】従来例に係る会議用ディスプレイ、会議出席
者、会議用テーブルの別の配置例を示す側面図である。
【図28】従来例に係る会議用ディスプレイ、会議出席
者、会議用テーブルの別の配置例を示す上面図である。
【図29】従来例に係るビデオカメラが撮像した別のカ
メラ画像のイメージを示す説明図である。
【図30】従来例に係るビデオ会議用ディスプレイ、ビ
デオカメラ等の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ディスプレイ本体 2 画面表示枠 3 第1のビデオカメラ 4 第2のビデオカメラ 10 画像合成部 11、101 マイクロフォン 12、104 スピーカ 13、105 ビデオ会議端末 14、106 コーデック 15、107 伝送回線

Claims (69)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像装置及び表示装置を備え、映像信号
    を入力して画像を表示するビデオ会議用撮像/表示装置
    であって、 前記表示装置の表示画面範囲の外側で且つ該表示画面の
    左右両側或いは何れか一方の側に、前記撮像装置を配置
    してなることを特徴とするビデオ会議用撮像/表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記撮像装置はビデオカメラであり、前
    記撮像装置の高さを、前記表示装置の表示画面の下辺か
    ら上辺までの高さの間に設定したことを特徴とする請求
    項1記載のビデオ会議用撮像/表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示装置の前記表示画面に向かって
    左側に配置された第1の撮像装置の光軸の左右方向の角
    度を、同一水平面上における角度に関して、前記表示画
    面の底辺に平行な該表示画面の左右の両端を直線で結ぶ
    線X−X’に対して該表示画面手前に垂直にZ軸を想定
    した場合、該Z軸を基準として右に45度の角度を中心
    に正負40度の範囲に設定したことを特徴とする請求項
    1又は2記載のビデオ会議用撮像/表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示装置の前記表示画面に向かって
    右側に配置された第2の撮像装置の光軸の左右方向の角
    度を、同一水平面上における角度に関して、前記表示画
    面の底辺に平行な該表示画面の左右の両端を直線で結ぶ
    線X−X’に対して該表示画面手前に垂直にZ軸を想定
    した場合、該Z軸を基準として左に45度の角度を中心
    に正負40度の範囲に設定したことを特徴とする請求項
    1乃至3の何れかに記載のビデオ会議用撮像/表示装
    置。
  5. 【請求項5】 前記撮像装置の高さを可変とする高さ可
    変手段、前記撮像装置のチルト設定を可変とするチルト
    手段、前記撮像装置のパンニングを可能とするパンニン
    グ手段の何れかを具備或いは同時に具備したことを特徴
    とする請求項1乃至4の何れかに記載のビデオ会議用撮
    像/表示装置。
  6. 【請求項6】 前記高さ可変手段、前記チルト手段、前
    記パンニング手段は、電動式であることを特徴とする請
    求項5記載のビデオ会議用撮像/表示装置。
  7. 【請求項7】 前記高さ可変手段、前記チルト手段、前
    記パンニング手段は、会議相手側から操作可能であるこ
    とを特徴とする請求項6記載のビデオ会議用撮像/表示
    装置。
  8. 【請求項8】 前記高さ可変手段、前記チルト手段、前
    記パンニング手段は、第三の任意の位置から操作可能で
    あることを特徴とする請求項6記載のビデオ会議用撮像
    /表示装置。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2の撮像装置の出力映像
    信号を1つの画面として合成する画像合成手段を具備
    し、該画像合成手段は、画角設定手段と、画面位置設定
    手段とを備えることを特徴とする請求項1乃至8の何れ
    かに記載のビデオ会議用撮像/表示装置。
  10. 【請求項10】 外部からの画像信号を入力する画像信
    号入力手段と、前記第1及び第2の撮像装置の出力映像
    信号と前記画像信号入力手段に入力された画像信号を1
    つの画面として合成する画像合成手段とを具備し、該画
    像合成手段は、画角設定手段と、画面位置設定手段とを
    備えることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載
    のビデオ会議用撮像/表示装置。
  11. 【請求項11】 前記画像合成手段は、前記第1及び第
    2の撮像装置の出力を合成した画面の残りの領域に、第
    3の映像又はキャラクタ情報又は双方を同時に画像合成
    することを特徴とする請求項9又は10記載のビデオ会
    議用撮像/表示装置。
  12. 【請求項12】 前記第3の映像の領域、前記キャラク
    タ情報の領域は、可変としたことを特徴とする請求項1
    1記載のビデオ会議用撮像/表示装置。
  13. 【請求項13】 前記第1の撮像装置の映像信号と、前
    記第2の撮像装置の映像信号と、選択的に前記第3の映
    像信号と、選択的に前記キャラクタ信号の何れか又は全
    部を、それぞれデジタルデータとして同時に圧縮及び変
    調もしくは交互に時分割圧縮及び変調し伝送を行い、直
    接或いは伝送変調手段により会議相手に送出するように
    構成したことを特徴とする請求項1乃至12の何れかに
    記載のビデオ会議用撮像/表示装置。
  14. 【請求項14】 前記送出されたビデオ会議データを受
    像する会議相手側の装置が、前記デジタルデータをそれ
    ぞれ抽出復調する抽出復調手段と、前記復調出力した複
    数の映像信号及びキャラクタ信号を任意に、選択した配
    置と大きさで表示画面に合成表示する表示制御手段とを
    具備したことを特徴とする請求項13記載のビデオ会議
    用撮像/表示装置。
  15. 【請求項15】 前記表示制御手段は、前記第1の撮像
    装置の映像は前記表示画面の左側、前記第2の撮像装置
    の映像は前記表示画面の右側の位置関係で表示すること
    を特徴とする請求項14記載のビデオ会議用撮像/表示
    装置。
  16. 【請求項16】 前記第1及び第2の撮像装置の出力
    を、IEEE(Institute of Electrical and Electron
    ics Engineers)1394インターフェースにより後段
    の回路に画像データとして転送することを特徴とする請
    求項1乃至15の何れかに記載のビデオ会議用撮像/表
    示装置。
  17. 【請求項17】 前記第1及び第2の撮像装置の出力
    を、USB(Univresal Serial Bus)インターフェース
    により後段の回路に画像データとして転送することを特
    徴とする請求項1乃至15の何れかに記載のビデオ会議
    用撮像/表示装置。
  18. 【請求項18】 前記第1及び第2の撮像装置の出力
    を、赤外線インターフェースにより後段の回路に画像デ
    ータとして転送することを特徴とする請求項1乃至15
    の何れかに記載のビデオ会議用撮像/表示装置。
  19. 【請求項19】 前記第1及び第2の撮像装置の出力
    を、無線通信インターフェースにより後段の回路に画像
    データとして転送することを特徴とする請求項1乃至1
    5の何れかに記載のビデオ会議用撮像/表示装置。
  20. 【請求項20】 前記第1及び第2の撮像装置は、ズー
    ム機能を有することを特徴とする請求項1乃至19の何
    れかに記載のビデオ会議用撮像/表示装置。
  21. 【請求項21】 前記第1及び第2の撮像装置は、撮像
    /表示装置本体に対し着脱可能であることを特徴とする
    請求項1乃至20の何れかに記載のビデオ会議用撮像/
    表示装置。
  22. 【請求項22】 前記表示装置は、プラズマディスプレ
    イデバイス、陰極線管、ライトバルブリアプロジェクシ
    ョン、ライトバルブフロントプロジェクション、液晶表
    示ディスプレイデバイス、ルミネッセンスディスプレイ
    デバイス、LEDアレイディスプレイデバイス、FED
    (Field Emission Display)、SED(Surface Condit
    ion Electron Emitter Display)の何れかであることを
    特徴とする請求項1乃至21の何れかに記載のビデオ会
    議用撮像/表示装置。
  23. 【請求項23】 撮像装置及び表示装置を備え映像信号
    を入力して画像を表示するビデオ会議用撮像/表示装置
    を備えたビデオ会議用撮像/表示システムであって、 前記ビデオ会議用撮像/表示装置を構成する前記表示装
    置の表示画面範囲の外側で且つ該表示画面の左右両側或
    いは何れか一方の側に、前記ビデオ会議用撮像/表示装
    置を構成する前記撮像装置を配置してなることを特徴と
    するビデオ会議用撮像/表示システム。
  24. 【請求項24】 前記撮像装置はビデオカメラであり、
    前記撮像装置の高さを、前記表示装置の表示画面の下辺
    から上辺までの高さの間に設定したことを特徴とする請
    求項23記載のビデオ会議用撮像/表示システム。
  25. 【請求項25】 前記表示装置の前記表示画面に向かっ
    て左側に配置された第1の撮像装置の光軸の左右方向の
    角度を、同一水平面上における角度に関して、前記表示
    画面の底辺に平行な該表示画面の左右の両端を直線で結
    ぶ線X−X’に対して該表示画面手前に垂直にZ軸を想
    定した場合、該Z軸を基準として右に45度の角度を中
    心に正負40度の範囲に設定したことを特徴とする請求
    項23又は24記載のビデオ会議用撮像/表示システ
    ム。
  26. 【請求項26】 前記表示装置の前記表示画面に向かっ
    て右側に配置された第2の撮像装置の光軸の左右方向の
    角度を、同一水平面上における角度に関して、前記表示
    画面の底辺に平行な該表示画面の左右の両端を直線で結
    ぶ線X−X’に対して該表示画面手前に垂直にZ軸を想
    定した場合、該Z軸を基準として左に45度の角度を中
    心に正負40度の範囲に設定したことを特徴とする請求
    項23乃至25の何れかに記載のビデオ会議用撮像/表
    示システム。
  27. 【請求項27】 前記撮像装置の高さを可変とする高さ
    可変手段、前記撮像装置のチルト設定を可変とするチル
    ト手段、前記撮像装置のパンニングを可能とするパンニ
    ング手段の何れかを具備或いは同時に具備したことを特
    徴とする請求項23乃至26の何れかに記載のビデオ会
    議用撮像/表示システム。
  28. 【請求項28】 前記高さ可変手段、前記チルト手段、
    前記パンニング手段は、電動式であることを特徴とする
    請求項27記載のビデオ会議用撮像/表示システム。
  29. 【請求項29】 前記高さ可変手段、前記チルト手段、
    前記パンニング手段は、会議相手側から操作可能である
    ことを特徴とする請求項28記載のビデオ会議用撮像/
    表示システム。
  30. 【請求項30】 前記高さ可変手段、前記チルト手段、
    前記パンニング手段は、第三の任意の位置から操作可能
    であることを特徴とする請求項28記載のビデオ会議用
    撮像/表示システム。
  31. 【請求項31】 前記第1及び第2の撮像装置の出力映
    像信号を1つの画面として合成する画像合成手段を具備
    し、該画像合成手段は、画角設定手段と、画面位置設定
    手段とを備えることを特徴とする請求項23乃至30の
    何れかに記載のビデオ会議用撮像/表示システム。
  32. 【請求項32】 外部からの画像信号を入力する画像信
    号入力手段と、前記第1及び第2の撮像装置の出力映像
    信号と前記画像信号入力手段に入力された画像信号を1
    つの画面として合成する画像合成手段とを具備し、該画
    像合成手段は、画角設定手段と、画面位置設定手段とを
    備えることを特徴とする請求項23乃至30の何れかに
    記載のビデオ会議用撮像/表示システム。
  33. 【請求項33】 前記画像合成手段は、前記第1及び第
    2の撮像装置の出力を合成した画面の残りの領域に、第
    3の映像又はキャラクタ情報又は双方を同時に画像合成
    することを特徴とする請求項31又は32記載のビデオ
    会議用撮像/表示システム。
  34. 【請求項34】 前記第3の映像の領域、前記キャラク
    タ情報の領域は、可変としたことを特徴とする請求項3
    3記載のビデオ会議用撮像/表示システム。
  35. 【請求項35】 前記第1の撮像装置の映像信号と、前
    記第2の撮像装置の映像信号と、選択的に前記第3の映
    像信号と、選択的に前記キャラクタ信号の何れか又は全
    部を、それぞれデジタルデータとして同時に圧縮及び変
    調もしくは交互に時分割圧縮及び変調し伝送を行い、直
    接或いは伝送変調手段により会議相手に送出するように
    構成したことを特徴とする請求項23乃至34の何れか
    に記載のビデオ会議用撮像/表示システム。
  36. 【請求項36】 前記送出されたビデオ会議データを受
    像する会議相手側の装置が、前記デジタルデータをそれ
    ぞれ抽出復調する抽出復調手段と、前記復調出力した複
    数の映像信号及びキャラクタ信号を任意に、選択した配
    置と大きさで表示画面に合成表示する表示制御手段とを
    具備したことを特徴とする請求項35記載のビデオ会議
    用撮像/表示システム。
  37. 【請求項37】 前記表示制御手段は、前記第1の撮像
    装置の映像を前記表示画面の左側、前記第2の撮像装置
    の映像を前記表示画面の右側の位置関係で表示すること
    を特徴とする請求項36記載のビデオ会議用撮像/表示
    システム。
  38. 【請求項38】 前記第1及び第2の撮像装置の出力
    を、IEEE(Institute of Electrical and Electron
    ics Engineers)1394インターフェースにより後段
    の回路に画像データとして転送することを特徴とする請
    求項23乃至37の何れかに記載のビデオ会議用撮像/
    表示システム。
  39. 【請求項39】 前記第1及び第2の撮像装置の出力
    を、USB(Univresal Serial Bus)インターフェース
    により後段の回路に画像データとして転送することを特
    徴とする請求項23乃至37の何れかに記載のビデオ会
    議用撮像/表示システム。
  40. 【請求項40】 前記第1及び第2の撮像装置の出力
    を、赤外線インターフェースにより後段の回路に画像デ
    ータとして転送することを特徴とする請求項23乃至3
    7の何れかに記載のビデオ会議用撮像/表示システム。
  41. 【請求項41】 前記第1及び第2の撮像装置の出力
    を、無線通信インターフェースにより後段の回路に画像
    データとして転送することを特徴とする請求項23乃至
    37の何れかに記載のビデオ会議用撮像/表示システ
    ム。
  42. 【請求項42】 前記第1及び第2の撮像装置は、ズー
    ム機能を有することを特徴とする請求項23乃至41の
    何れかに記載のビデオ会議用撮像/表示システム。
  43. 【請求項43】 前記第1及び第2の撮像装置は、撮像
    /表示装置本体に対し着脱可能であることを特徴とする
    請求項23乃至42の何れかに記載のビデオ会議用撮像
    /表示システム。
  44. 【請求項44】 前記表示装置は、プラズマディスプレ
    イデバイス、陰極線管、ライトバルブリアプロジェクシ
    ョン、ライトバルブフロントプロジェクション、液晶表
    示ディスプレイデバイス、ルミネッセンスディスプレイ
    デバイス、LEDアレイディスプレイデバイス、FED
    (Field Emission Display)、SED(Surface Condit
    ion Electron Emitter Display)の何れかであることを
    特徴とする請求項23乃至43の何れかに記載のビデオ
    会議用撮像/表示システム。
  45. 【請求項45】 前記撮像/表示装置の前記画像合成手
    段で縮小合成された画像信号、前記撮像/表示装置に付
    設されたマイクロフォンからの音声信号、前記撮像/表
    示装置の前記表示装置への受信ビデオ信号、前記撮像/
    表示装置に付設されたスピーカへの受信音声信号の伝送
    切り換えを行うビデオ会議端末と、該ビデオ会議端末と
    伝送媒体を介してデータ通信が可能な他のビデオ会議端
    末と、該他のビデオ会議端末に接続された表示装置とを
    具備することを特徴とする請求項23乃至44の何れか
    に記載のビデオ会議用撮像/表示システム。
  46. 【請求項46】 撮像装置及び表示装置を備え、映像信
    号を入力して画像を表示するビデオ会議用撮像/表示装
    置に適用される画像処理方法であって、 前記表示装置の表示画面範囲の外側で且つ該表示画面の
    左右両側或いは何れか一方の側に配置された第1及び第
    2の撮像装置の出力映像信号を1つの画面として合成す
    る画像合成工程を有し、該画像合成工程は、画角設定工
    程と、画面位置設定工程とを有することを特徴とする画
    像処理方法。
  47. 【請求項47】 撮像装置及び表示装置を備え、映像信
    号を入力して画像を表示するビデオ会議用撮像/表示装
    置に適用される画像処理方法であって、 外部からの画像信号を入力する画像信号入力工程と、前
    記表示装置の表示画面範囲の外側で且つ該表示画面の左
    右両側或いは何れか一方の側に配置された第1及び第2
    の撮像装置の出力映像信号と前記画像信号入力工程で入
    力された画像信号を1つの画面として合成する画像合成
    工程とを有し、該画像合成工程は、画角設定工程と、画
    面位置設定工程とを有することを特徴とする画像処理方
    法。
  48. 【請求項48】 前記画像合成工程では、前記第1及び
    第2の撮像装置の出力を合成した画面の残りの領域に、
    第3の映像又はキャラクタ情報又は双方を同時に画像合
    成することを特徴とする請求項46又は47記載の画像
    処理方法。
  49. 【請求項49】 前記第1の撮像装置の映像信号と、前
    記第2の撮像装置の映像信号と、選択的に前記第3の映
    像信号と、選択的に前記キャラクタ信号の何れか又は全
    部を、それぞれデジタルデータとして同時に変調もしく
    は交互に時分割伝送を行い、直接或いは伝送変調手段に
    より会議相手に送出するようにしたことを特徴とする請
    求項46乃至48の何れかに記載の画像処理方法。
  50. 【請求項50】 前記送出されたビデオ会議データを受
    像する会議相手側の装置が、前記デジタルデータをそれ
    ぞれ抽出復調する抽出復調工程と、前記復調出力した複
    数の映像信号及びキャラクタ信号を任意に、選択した配
    置と大きさで表示画面に合成表示する表示制御工程とを
    有することを特徴とする請求項49記載の画像処理方
    法。
  51. 【請求項51】 前記表示制御工程では、前記第1の撮
    像装置の映像は前記表示画面の左側、前記第2の撮像装
    置の映像は前記表示画面の右側の位置関係で表示するこ
    とを特徴とする請求項50記載の画像処理方法。
  52. 【請求項52】 前記第1及び第2の撮像装置の出力
    を、IEEE(Institute of Electrical and Electron
    ics Engineers)1394インターフェースにより後段
    の回路に画像データとして転送することを特徴とする請
    求項46乃至51の何れかに記載の画像処理方法。
  53. 【請求項53】 前記第1及び第2の撮像装置の出力
    を、USB(Univresal Serial Bus)インターフェース
    により後段の回路に画像データとして転送することを特
    徴とする請求項46乃至51の何れかに記載の画像処理
    方法。
  54. 【請求項54】 前記第1及び第2の撮像装置の出力
    を、赤外線インターフェースにより後段の回路に画像デ
    ータとして転送することを特徴とする請求項46乃至5
    1の何れかに記載の画像処理方法。
  55. 【請求項55】 前記第1及び第2の撮像装置の出力
    を、無線通信インターフェースにより後段の回路に画像
    データとして転送することを特徴とする請求項46乃至
    51の何れかに記載の画像処理方法。
  56. 【請求項56】 撮像装置及び表示装置を備え、映像信
    号を入力して画像を表示するビデオ会議用撮像/表示装
    置に適用される画像処理方法を実行するプログラムを記
    憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であ
    って、 前記画像処理方法は、前記表示装置の表示画面範囲の外
    側で且つ該表示画面の左右両側或いは何れか一方の側に
    配置された第1及び第2の撮像装置の出力映像信号を1
    つの画面として合成するように制御すると共に、画角設
    定ステップ及び画面位置設定ステップからなる画像合成
    ステップを有することを特徴とする記憶媒体。
  57. 【請求項57】 撮像装置及び表示装置を備え、映像信
    号を入力して画像を表示するビデオ会議用撮像/表示装
    置に適用される画像処理方法を実行するプログラムを記
    憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であ
    って、 前記画像処理方法は、外部からの画像信号を入力するよ
    うに制御する画像信号入力ステップと、前記表示装置の
    表示画面範囲の外側で且つ該表示画面の左右両側或いは
    何れか一方の側に配置された第1及び第2の撮像装置の
    出力映像信号と前記画像信号入力ステップで入力された
    画像信号を1つの画面として合成するように制御すると
    共に、画角設定ステップ及び画面位置設定ステップから
    なる画像合成ステップとを有することを特徴とする記憶
    媒体。
  58. 【請求項58】 前記画像合成ステップでは、前記第1
    及び第2の撮像装置の出力を合成した画面の残りの領域
    に、第3の映像又はキャラクタ情報又は双方を同時に画
    像合成するように制御することを特徴とする請求項56
    又は57記載の記憶媒体。
  59. 【請求項59】 前記第1の撮像装置の映像信号と、前
    記第2の撮像装置の映像信号と、選択的に前記第3の映
    像信号と、選択的に前記キャラクタ信号の何れか又は全
    部を、それぞれデジタルデータとして同時に圧縮及び変
    調もしくは交互に時分割圧縮及び変調し伝送を行い、直
    接或いは伝送変調手段により会議相手に送出するように
    制御する送出ステップを有することを特徴とする請求項
    56乃至58の何れかに記載の記憶媒体。
  60. 【請求項60】 前記送出されたビデオ会議データを受
    像する会議相手側の装置において前記デジタルデータを
    それぞれ抽出復調するように制御する抽出復調ステップ
    と、前記会議相手側の装置において前記復調出力した複
    数の映像信号及びキャラクタ信号を任意に、選択した配
    置と大きさで表示画面に合成表示するように制御する表
    示制御ステップとを有することを特徴とする請求項59
    記載の記憶媒体。
  61. 【請求項61】 前記表示制御ステップでは、前記第1
    の撮像装置の映像は前記表示画面の左側、前記第2の撮
    像装置の映像は前記表示画面の右側の位置関係で表示す
    るように制御することを特徴とする請求項60記載の記
    憶媒体。
  62. 【請求項62】 前記第1及び第2の撮像装置の出力
    を、IEEE(Institute of Electrical and Electron
    ics Engineers)1394インターフェースにより後段
    の回路に画像データとして転送するように制御する転送
    ステップを有することを特徴とする請求項56乃至61
    の何れかに記載の記憶媒体。
  63. 【請求項63】 前記第1及び第2の撮像装置の出力
    を、USB(Univresal Serial Bus)インターフェース
    により後段の回路に画像データとして転送するように制
    御する転送ステップを有することを特徴とする請求項5
    6乃至61の何れかに記載の記憶媒体。
  64. 【請求項64】 前記第1及び第2の撮像装置の出力
    を、赤外線インターフェースにより後段の回路に画像デ
    ータとして転送するように制御する転送ステップを有す
    ることを特徴とする請求項56乃至61の何れかに記載
    の記憶媒体。
  65. 【請求項65】 前記第1及び第2の撮像装置の出力
    を、無線通信インターフェースにより後段の回路に画像
    データとして転送するように制御する転送ステップを有
    することを特徴とする請求項56乃至61の何れかに記
    載の記憶媒体。
  66. 【請求項66】 前記ビデオ会議用撮像/表示装置は、
    前記会議用途以外のコミュニケーション用途にも適用可
    能であることを特徴とする請求項1乃至22の何れかに
    記載のビデオ会議用撮像/表示装置。
  67. 【請求項67】 前記ビデオ会議用撮像/表示装置及び
    ビデオ会議用撮像/表示システムは、前記会議用途以外
    のコミュニケーション用途にも適用可能であることを特
    徴とする請求項23乃至45の何れかに記載のビデオ会
    議用撮像/表示システム。
  68. 【請求項68】 前記画像処理方法が適用されるビデオ
    会議用撮像/表示装置及びビデオ会議用撮像/表示シス
    テムは、前記会議用途以外のコミュニケーション用途に
    も適用可能であることを特徴とする請求項46乃至55
    の何れかに記載の画像処理方法。
  69. 【請求項69】 前記記憶媒体が適用されるビデオ会議
    用撮像/表示装置及びビデオ会議用撮像/表示システム
    は、前記会議用途以外のコミュニケーション用途にも適
    用可能であることを特徴とする請求項56乃至65の何
    れかに記載の記憶媒体。
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JP2020167614A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 株式会社スノーピークビジネスソリューションズ 遠隔コミュニケーション装置

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