JP2001346043A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

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JP2001346043A
JP2001346043A JP2000168975A JP2000168975A JP2001346043A JP 2001346043 A JP2001346043 A JP 2001346043A JP 2000168975 A JP2000168975 A JP 2000168975A JP 2000168975 A JP2000168975 A JP 2000168975A JP 2001346043 A JP2001346043 A JP 2001346043A
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JP2000168975A
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Shoichi Nomura
庄一 野村
Atsushi Takei
温 武居
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高品位な画像表示、プリント作成等の出力が簡
単にでき、さらにメディア種、特性に依存しない、高品
質の画像表示、プリント作成等の出力が得られる。 【解決手段】各種デジタルメディアの画像、及び画像原
稿を分割測光して得られた画像情報を取り込む画像入力
手段と、この画像入力手段から取り入れた入力画像情報
を所定の方法で階調変換する階調変換手段と、階調変換
された画像を表示、またはプリント出力、あるいは画像
記録メディアに書き込む画像出力手段を有する画像処理
装置であり、階調変換手段は、入力画像情報からハイラ
イト情報、シャドー情報、中間画像情報の各値を求め、
これらの値がそれぞれに対応した所定の3つの出力階調
値に変換される画像変換特性で階調変換を行う。また、
入力画像情報からハイライト情報、シャドー情報、主要
画像情報の各値を求め、それらと、予めそれぞれの値に
対応して定められている3つの出力階調値から画像階調
変換特性を求め、これをもとに階調変換を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像処理装置及
び画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーネガフィルム等の写真原稿から写
真プリントを作成するときには、その写真に写っている
被写体の中でも、撮影者にとって、あるいは一般的に見
て重要な被写体(これを主要被写体と呼ぶ)を、写真プ
リント上に好ましく再現するために調子(明るさ、色
調、コントラスト等)を整える作業(自動、半自動、手
動等各種ある)を行なうのが一般的である。
【0003】例えば、従来のカラーネガフィルムから印
画紙に写真を焼き付け露光して写真プリントを得る手法
においては、写真焼き付け時のプリント露光時間や、焼
き付け露光時の照射光量、結像レンズの絞りを変えたり
して、画像全体の明るさ、カラーバランスを調節する手
法が広く用いられ、また、必要に応じ印画紙の品種を変
えてコントラストを調整する場合もある。
【0004】しかし、この場合調整できるのは画面全体
の明るさ、カラーバランスだけであり、例えば逆光シー
ンで主要被写体を明るく再現しようとすると、背景の明
暗の調子が飛んでしまう場合があり、画面全体の調子を
整えることは困難であった。また、印画紙の品種を変え
る場合でも、全体のコントラストの調整しかできず、背
景まで調子を出そうとコントラストの低い印画紙を使え
ば全体に眠い感じの写真しか再現できず、さらに印画紙
交換に非常に手間がかかる問題があった。
【0005】一方、画像原稿をいったんデジタル画像化
し、あるいは最初からデジタル画像情報を得て、これら
に所定の階調変換処理を施し、プリント出力するデジタ
ル画像出力装置が出現している。
【0006】これらのデジタル画像出力装置では、前記
した銀塩写真と近似の階調変換を行い、プリント出力す
ることも可能であるが、さらに原稿の持つ特性に応じて
階調変換特性を変えることができる。
【0007】例えば、原稿画像情報のヒストグラムを取
り、その山谷をならすような階調変換処理が知られてお
り、画像入力特性が非線形なシステムでも適度なコント
ラスト配分を持つ良好な調子再現が可能であるとされて
きた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ヒストグラム
の形態は、シーンの内容によっても変化するため、一義
的に階調変換式を決定することは写真の不自然さをもた
らす危険があり、良好な調子再現特性が簡単に得られる
ものではなかった。
【0009】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたもので、高品位な画像表示、プリント作成等の
出力が簡単にでき、さらにメディア種、特性に依存しな
い、高品質の画像表示、プリント作成等の出力が得られ
る画像処理装置及び画像処理方法を提供することを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
【0011】請求項1に記載の発明は、『各種デジタル
メディアの画像、及び画像原稿を分割測光して得られた
画像情報を取り込む画像入力手段と、この画像入力手段
から取り入れた入力画像情報を所定の方法で階調変換す
る階調変換手段と、階調変換された画像を表示、または
プリント出力、あるいは画像記録メディアに書き込む画
像出力手段を有する画像処理装置であり、前記階調変換
手段は、前記入力画像情報からハイライト情報、シャド
ー情報、中間画像情報の各値を求め、これらの値がそれ
ぞれに対応した所定の3つの出力階調値に変換される画
像変換特性を求め、これをもとに階調変換を行うことを
特徴とする画像処理装置。』である。
【0012】請求項1に記載の発明によれば、入力画像
情報からハイライト情報、シャドー情報、中間画像情報
の各値を求め、これらの値がそれぞれに対応した所定の
3つの出力階調値に変換される画像変換特性を求め、こ
れをもとに階調変換を行うことで、主要な被写体を好ま
しい明るさで再現でき、またハイライトからシャドーま
で調子のある画像再現ができ、さらに画像の各要素に対
して十分な再現コントラストを得ることができるので、
高品位な画像表示、プリント作成等の出力が簡単にでき
る。さらに、明確な主要被写体部が存在しない写真で
も、任意に中間画像情報を設定できるので、画面の明る
さに応じた適切なコントラスト配分が実現できる。メデ
ィアの記録特性に依存しない出力コントラストが得られ
るので、メディア種、特性に依存しない、高品質の写真
プリント等の出力が得られる。
【0013】請求項2に記載の発明は、『各種デジタル
メディアの画像、及び画像原稿を分割測光して得られた
画像情報を取り込む画像入力手段と、この画像入力手段
から取り入れた入力画像情報を所定の方法で階調変換す
る階調変換手段と、階調変換された画像を表示、または
プリント出力、あるいは画像記録メディアに書き込む画
像出力手段を有する画像処理装置であり、前記階調変換
手段は、前記入力画像情報からハイライト情報、シャド
ー情報、中間画像情報の各値を求め、それらと、予めそ
れぞれの値に対応して定められている3つの出力階調値
から画像階調変換特性を求め、これをもとに階調変換を
行うことを特徴とする画像処理装置。』である。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、入力画像
情報からハイライト情報、シャドー情報、中間画像情報
の各値を求め、それらと、予めそれぞれの値に対応して
定められている3つの出力階調値から画像階調変換特性
を求め、これをもとに階調変換を行うことで、主要な被
写体を好ましい明るさで再現でき、またハイライトから
シャドーまで調子のある画像再現ができ、さらに画像の
各要素に対して十分な再現コントラストを得ることがで
きるので、高品位な画像表示、プリント作成等の出力が
簡単にできる。さらに、明確な主要被写体部が存在しな
い写真でも、任意に中間画像情報を設定できるので、画
面の明るさに応じた適切なコントラスト配分が実現でき
る。メディアの記録特性に依存しない出力コントラスト
が得られるので、メディア種、特性に依存しない、高品
質の写真プリント等の出力が得られる。
【0015】請求項3に記載の発明は、『前記画像階調
変換特性は、中間画像情報の階調変換結果が、前記3出
力階調値の内の対応する1値に変換され、その前後の階
調変換特性は、階調変換前の階調差と、階調変換後の階
調差の比が、所定値内に収まる範囲で、他2値の階調変
換後の値が対応する所定の出力値に近い値を取るもので
あることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装
置。』である。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、画像階調
変換特性は、中間画像情報の階調変換結果が、3出力階
調値の内の対応する1値に変換され、その前後の階調変
換特性は、階調変換前の階調差と、階調変換後の階調差
の比が、所定値内に収まる範囲で、他2値の階調変換後
の値が対応する所定の出力値に近い値を取ることで、よ
り高品位な画像表示、プリント作成等の出力が簡単にで
き、さらにメディア種、特性に依存しない、高品質の画
像表示、プリント作成等の出力が得られる。
【0017】請求項4に記載の発明は、『前記画像変換
特性は、ハイライト情報、シャドー情報の各値が、前記
3出力階調値の内の対応する2値に変換され、その間の
階調変換特性は、階調変換前の階調差と、階調変換後の
階調差の比が、所定値内に収まる範囲で、中間画像情報
の変換値が、対応する所定の出力値に近い値を取るもの
であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装
置。』である。
【0018】請求項4に記載の発明によれば、画像変換
特性は、階調変換前の階調差と、階調変換後の階調差の
比が、所定値内に収まる範囲で、中間画像情報の変換値
が、対応する所定の出力値に近い値を取ることで、より
主要な被写体を好ましい明るさで再現でき、またハイラ
イトからシャドーまで調子のある画像再現ができ、さら
に画像の各要素に対して十分な再現コントラストを得る
ことができる。
【0019】請求項5に記載の発明は、『各種デジタル
メディアの画像、及び画像原稿を分割測光して得られた
画像情報を取り込む画像入力手段と、この画像入力手段
から取り入れた入力画像情報を所定の方法で階調変換す
る階調変換手段と、階調変換された画像を表示、または
プリント出力、あるいは画像記録メディアに書き込む画
像出力手段を有する画像処理装置であり、前記階調変換
手段は、前記入力画像情報からハイライト情報、シャド
ー情報、中間画像情報の各値を求め、前記画像変換特性
は、ハイライト情報から中間画像情報間と、シャドー情
報から中間画像情報間で、それぞれ独立に階調分布平滑
化処理を施すことを特徴とする画像処理装置。』であ
る。
【0020】請求項5に記載の発明によれば、画像変換
特性は、ハイライト情報から中間画像情報間と、シャド
ー情報から中間画像情報間で、それぞれ独立に階調分布
平滑化処理を施することで、より主要な被写体を好まし
い明るさで再現でき、またハイライトからシャドーまで
調子のある画像再現ができ、さらに画像の各要素に対し
て十分な再現コントラストを得ることができる。
【0021】請求項6に記載の発明は、『前記画像変換
処理は、前記ハイライト情報、シャドー情報、中間画像
情報の各値が、それぞれに対応して予め定められた3つ
の出力階調値に変換されることを特徴とする請求項5に
記載の画像処理装置。』である。
【0022】請求項6に記載の発明によれば、画像変換
処理は、ハイライト情報、シャドー情報、中間画像情報
が、それぞれに対応した所定の3つの出力階調値に変換
されるから、明確な主要被写体部が存在しない写真で
も、任意に中間画像情報を設定でき、画面の明るさに応
じた適切なコントラスト配分が実現できる。
【0023】請求項7に記載の発明は、『前記3出力階
調値の組を複数有し、前記入力画像情報の属性を予め定
められた複数のグループより選択し、選択されたグルー
プに適合した3出力階調値の組を選択して用いることを
特徴とする請求項1乃至請求項4および請求項6のいず
れか1項に記載の画像処理装置。』である。
【0024】請求項7に記載の発明によれば、3出力階
調値の組を複数有し、入力画像情報の属性を予め定めら
れた複数のグループより選択し、選択されたグループに
適合した3出力階調値の組を選択するから、人物、風景
などの写真属性の違いに応じた適切なコントラスト配分
が実現できる。
【0025】請求項8に記載の発明は、『各種デジタル
メディアから入力された画像、及び画像原稿を分割測光
して得られた入力画像情報を、各種画像出力装置で画像
出力、あるいは各種記録メディアに記録するための画像
データに階調変換する画像処理方法であり、前記階調変
換は、前記入力画像情報からハイライト情報、シャドー
情報、中間画像情報の各値を求め、それぞれに対応して
予め定められている3つの出力階調値に変換される画像
変換特性を求め、これをもとに階調変換を行うことを特
徴とする画像処理方法。』である。
【0026】請求項8に記載の発明によれば、入力画像
情報からハイライト情報、シャドー情報、中間画像情報
の各値を求め、それぞれに対応して予め定められている
3つの出力階調値に変換される画像変換特性を求め、こ
れをもとに階調変換を行うことで、主要な被写体を好ま
しい明るさで再現でき、またハイライトからシャドーま
で調子のある画像再現ができ、さらに画像の各要素に対
して十分な再現コントラストを得ることができるので、
高品位な画像表示、プリント作成等の出力が簡単にでき
る。さらに、明確な主要被写体部が存在しない写真で
も、任意に中間画像情報を設定できるので、画面の明る
さに応じた適切なコントラスト配分が実現できる。メデ
ィアの記録特性に依存しない出力コントラストが得られ
るので、メディア種、特性に依存しない、高品質の写真
プリント等の出力が得られる。
【0027】請求項9に記載の発明は、『各種デジタル
メディアから入力された画像、及び画像原稿を分割測光
して得られた入力画像情報を、各種画像出力装置で画像
出力、あるいは各種記録メディアに記録するための画像
データに階調変換する画像処理方法であり、前記階調変
換は、前記入力画像情報からハイライト情報、シャドー
情報、中間画像情報の各値を求め、さらに、それぞれの
値に対応した所定の3出力階調値から画像階調変換特性
を求め、これをもとに階調変換を行うことを特徴とする
画像処理方法。』である。
【0028】請求項9に記載の発明によれば、入力画像
情報からハイライト情報、シャドー情報、中間画像情報
の各値を求め、さらに、それぞれの値に対応した所定の
3出力階調値から画像階調変換特性を求め、これをもと
に階調変換を行うことで、主要な被写体を好ましい明る
さで再現でき、またハイライトからシャドーまで調子の
ある画像再現ができ、さらに画像の各要素に対して十分
な再現コントラストを得ることができるので、高品位な
画像表示、プリント作成等の出力が簡単にできる。さら
に、明確な主要被写体部が存在しない写真でも、任意に
中間画像情報を設定できるので、画面の明るさに応じた
適切なコントラスト配分が実現できる。メディアの記録
特性に依存しない出力コントラストが得られるので、メ
ディア種、特性に依存しない、高品質の写真プリント等
の出力が得られる。
【0029】請求項10に記載の発明は、『前記画像調
変換特性は、中間画像情報の階調変換結果が、前記3出
力階調値の内の対応する1値に変換され、その前後の階
調変換特性は、階調変換前の階調差と、暗調変換後の階
調差の比が、所定値内に収まる範囲で、他2値の階調変
換後の値が対応する所定の出力値に近い値を取るもので
あることを特徴とする請求項9に記載の画像処理方
法。』である。
【0030】請求項10に記載の発明によれば、画像調
変換特性が階調変換前の階調差と、階調変換後の階調差
の比が、所定値内に収まる範囲で、他2値の階調変換後
の値が対応する所定の出力値に近い値を取ることで、よ
り自然で高品位な画像表示、プリント作成等の出力が簡
単にでき、さらにメディア種、特性に依存しない、高品
質の画像表示、プリント作成等の出力が得られる。
【0031】請求項11に記載の発明は、『前記画像変
換特性は、ハイライト情報、シャドー情報の各値が、前
記3出力階調値の内の対応する2値に変換され、その間
の階調変換特性は、階調変換前の階調差と、階調変換後
の階調差の比が、所定値内に収まる範囲で、中間画像情
報の変換値が、対応する所定の出力値に近い値を取るも
のであることを特徴とする請求項9に記載の画像処理方
法。』である。
【0032】請求項11に記載の発明によれば、画像変
換特性は、階調変換前の階調差と、階調変換後の階調差
の比が、所定値内に収まる範囲で、中間画像情報の変換
値が、対応する所定の出力値に近い値を取ることで、よ
り主要な被写体を好ましい明るさで再現でき、またハイ
ライトからシャドーまで調子のある画像再現ができ、さ
らに画像の各要素に対して十分な再現コントラストを得
ることができる。
【0033】請求項12に記載の発明は、『各種デジタ
ルメディアから入力された画像、及び画像原稿を分割測
光して得られた入力画像情報を、各種画像出力装置で画
像出力、あるいは各種記録メディアに記録するための画
像データに階調変換する画像処理方法であり、前記階調
変換は、前記入力画像情報からハイライト情報、シャド
ー情報、中間画像情報の各値を求め、前記画像変換特性
は、ハイライト情報から中間画像情報間と、シャドー情
報から中間画像情報間で、それぞれ独立に階調分布平滑
化処理を施すことを特徴とする画像処理方法。』であ
る。
【0034】請求項12に記載の発明によれば、入力画
像情報からハイライト情報、シャドー情報、中間画像情
報の各値を求め、前記画像変換特性は、ハイライト情報
から中間画像情報間と、シャドー情報から中間画像情報
間で、それぞれ独立に階調分布平滑化処理を施すこと
で、より主要な被写体を好ましい明るさで再現でき、ま
たハイライトからシャドーまで調子のある画像再現がで
き、さらに画像の各要素に対して十分な再現コントラス
トを得ることができる。
【0035】請求項13に記載の発明は、『前記画像変
換処理は、ハイライト情報、シャドー情報、中間画像情
報が、それぞれに対応した所定の3つの出力階調値に変
換されることを特徴とする請求項12に記載の画像処理
方法。』である。
【0036】請求項13に記載の発明によれば、画像変
換処理は、ハイライト情報、シャドー情報、中間画像情
報が、それぞれに対応した所定の3つの出力階調値に変
換されるから、明確な主要被写体部が存在しない写真で
も、任意に中間画像情報を設定でき、画面の明るさに応
じた適切なコントラスト配分が実現できる。
【0037】請求項14に記載の発明は、『前記3出力
階調値の組を複数有し、前記入力画像情報の属性を予め
定められた複数のグループより選択し、選択されたグル
ープに適合した3出力階調値の組を選択して用いること
を特徴とする請求項8乃至請求項11及び請求項13の
いずれか1項に記載の画像処理方法。』である。
【0038】請求項14に記載の発明によれば、3出力
階調値の組を複数有し、入力画像情報の属性を予め定め
られた複数のグループより選択し、選択されたグループ
に適合した3出力階調値の組を選択するから、シーン内
容に応じた適切なコントラスト配分が実現できる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、この発明の画像処理装置及
び画像処理方法の実施の形態を、図面に基づいて説明す
るが、この発明は、この実施の形態に限定されるもので
はない。
【0040】図1は画像処理装置の斜視図である。ここ
では、画像処理装置1として、感光材料に露光して現像
し、プリントを作成するものが例示されているが、これ
に限らず、画像情報に基づいてプリントを作成できるも
のであればよく、例えば、インクジェット方式、電子写
真方式のプリント作成装置であってもよい。
【0041】この実施の形態の画像処理装置1は、本体
2の左側面にマガジン装填部3を備え、本体2内には記
録媒体である感光材料に露光する露光処理部4と、露光
された感光材料を現像処理して乾燥し、プリントを作成
するプリント作成部5が備えられ、作成されたプリント
は本体2の右側面に設けられたトレー6に排出される。
さらに、本体2の内部には、露光処理部4の上方位置に
制御部7が備えられている。
【0042】また、本体2の上部には、CRT8が配置
されている。このCRT8がプリントを作成しようとす
る画像情報の画像を画面に表示する表示手段を構成して
いる。CRT8の左側に透過原稿読み込み装置であると
ころのフィルムスキャナ部9が配置され、右側に反射原
稿入力装置10が配置されている。
【0043】フィルムスキャナ部9や反射原稿入力装置
10から読み込まれる原稿として写真感光材料があり、
この写真感光材料としては、カラーネガフィルム、カラ
ーリバーサルフィルム、白黒ネガフィルム、白黒リバー
サルフィルム等が挙げられ、アナログカメラにより撮像
した駒画像情報が記録される。フィルムスキャナ部9の
フィルムスキャナーでデジタル情報に変換し、駒画像情
報とすることができる。また、写真感光材料がカラーペ
ーパーの場合、反射原稿入力装置10のフラットベット
スキャナーで駒画像情報にすることができる。
【0044】また、本体2の制御部7の位置には、画像
読込部14が設けられている。画像読込部14にはPC
カード用アダプタ14a、フロッピー(登録商標)ディ
スク用アダプタ14bが備えられ、PCカード13aや
フロッピーディスク13bが差し込み可能になってい
る。PCカード13aには、デジタルカメラで撮像して
複数の駒画像情報が記憶されたメモリを有する。フロッ
ピーディスク13bには、例えばデジタルカメラで撮像
して複数の駒画像情報が記憶される。
【0045】CRT8の前側に操作部11が配置され、
この操作部11に情報入力手段12が設けられ、情報入
力手段12は、例えばタッチパネル等で構成される。
【0046】前記以外のこの発明に係る駒画像情報を有
する記録媒体としては、マルチメディアカード、メモリ
ーステック、MDデータ、CD−ROM等が挙げられ
る。
【0047】なお、操作部11、CRT8、フィルムス
キャナ部9、反射原稿入力装置10、画像読込部14
は、本体2に一体的に設けられて装置の構造となってい
るが、いずれか1つ以上を別体として設けてもよい。
【0048】さらに、本体2の制御部7の位置には、画
像書込部15が設けられている。画像書込部15にはF
D用アダプタ15a、MO用アダプタ15b、光ディス
ク用アダプタ15cが備えられ、FD16a、MO16
b、光ディスク16cが差し込み可能になっており、画
像情報を画像記録メディアに書き込むことができるよう
になっている。
【0049】図2は画像処理装置の概略構成図である。
画像処理装置1の制御部7は、情報入力手段12からの
指令情報に基づき、フィルムスキャナ部9や反射原稿入
力装置10からの原稿情報の読み込みを行い、画像情報
を得てCRT8に表示する。
【0050】また、画像処理装置1はデータ蓄積手段7
1及びテンプレート記憶手段72を有する。データ蓄積
手段71に画像情報とそれに対応する注文情報(どの駒
の画像から何枚プリントを作成するかの情報、プリント
サイズの情報等)とを記憶し順次蓄積する。フィルムス
キャナ部9からは、アナログカメラにより撮像されたネ
ガフィルムを現像して得られる現像済のネガフィルムN
からの駒画像データが入力され、反射原稿入力装置10
からは駒画像を印画紙に焼き付けて現像処理したプリン
トPからの駒画像データが入力される。
【0051】テンプレート記憶手段72は、サンプル識
別情報D1、D2、D3に対応してサンプル画像データ
である背景画像、イラスト画像等と合成領域を設定する
少なくとも1個のテンプレートのデータが予め記憶され
ており、オペレータの操作によりセットしてテンプレー
ト記憶手段72に予め記憶された複数のテンプレートか
ら所定のテンプレートを選択し、駒画像情報は選択され
たテンプレートにより合成し、指定されるサンプル識別
情報D1、D2、D3に基づいて選択されたサンプル画
像データと、注文に基づく画像データ及び/又は文字デ
ータとを合成し、指定によるサンプルに基づくプリント
を作成する。このテンプレートによる合成は、周知のク
ロマキー法によって行なわれる。
【0052】また、制御部7は、画像処理部70を有
し、この画像処理部70で画像情報を画像処理して露光
用画像情報を形成し、露光処理部4に送る。露光処理部
4では、感光材料に画像の露光が行われ、この感光材料
をプリント作成部5に送り、プリント作成部5で露光さ
れた感光材料を現像処理して乾燥し、プリントP1、P
2、P3を作成する。プリントP1はサービスサイズ、
ハイビジョンサイズ、パノラマサイズ等であり、プリン
トP2はA4サイズ、プリントP3は名刺サイズのプリ
ントである。
【0053】この画像処理装置1には、デジタルカメラ
により撮像して記憶されたPCカード13aやフロッピ
ーディスク13bの駒画像情報を読み出して転送する画
像読込部14が備えられている。この画像読込部14に
は、画像転送手段30としてPCカード用アダプタ、フ
ロッピーディスク用アダプタ等が設けられている。PC
カード用アダプタ14aにPCカード13aを差し込
み、またはフロッピーディスク用アダプタ14bにフロ
ッピーディスク13bを差し込み、PCカード13aや
フロッピーディスク13bに記録された駒画像情報を読
み取りマイクロコンピュータで構成される制御部7へ転
送する。PCカード用アダプタ14aとしては、例えば
PCカードリーダやPCカードスロット等が用いられ
る。
【0054】この画像処理装置1では、プリントのサン
プルを指定するサンプル識別情報D1、D2、D3が操
作部11から入力されるが、サンプル識別情報D1、D
2、D3が、プリントのサンプル、または注文シートに
記録されているから、OCR等の読み取り手段により読
み取ることができ、あるいはオペレータがキーボードか
ら入力してもよい。
【0055】このようにプリントのサンプルを指定する
サンプル識別情報D1に対応してサンプル画像データを
記録しておき、プリントのサンプルを指定するサンプル
識別情報D1を入力し、この入力されるサンプル識別情
報D1に基づきサンプル画像データを選択し、この選択
されたサンプル画像データと、注文に基づく画像データ
及び/又は文字データとを合成し、指定によるサンプル
に基づくプリントを作成するから、種々の実物大のサン
プルをユーザが実際に手にしてプリントの注文ができ、
幅広いユーザの多様な要求に応じることができる。
【0056】また、第1のサンプルを指定する第1のサ
ンプル識別情報D2と第1のサンプルの画像データを記
憶し、また第2のサンプルを指定する第2のサンプル識
別情報D3と第2のサンプルの画像データを記憶し、指
定される第1及び第2のサンプル識別情報D2、D3と
に基づいて選択されたサンプル画像データと、注文に基
づく画像データ及び/又は文字データとを合成し、指定
によるサンプルに基づくプリントを作成るから、さらに
多種多様の画像を合成することができ、より一層幅広い
ユーザの多様な要求に応じたプリントを作成することが
できる。
【0057】また、画像書込部15には、画像搬送部3
1としてFD用アダプタ15a、MO用アダプタ15
b、光ディスク用アダプタ15cが備えられ、FD16
a、MO16b、光ディスク16cが差し込み可能にな
っており、画像情報を画像記録メディアに書き込むこと
ができるようになっている。
【0058】このように画像処理装置1は、各種デジタ
ルメディアの画像、及び画像原稿を分割測光して得られ
た画像情報を取り込む画像入力手段と、この画像入力手
段から取り入れた入力画像の画像情報を所定の方法で階
調変換する階調変換手段と、この階調変換手段により階
調変換された画像を表示、またはプリント出力、あるい
は画像記録メディアに書き込む画像出力手段とを有し、
画像入力手段は、各種デジタルメディアの画像の画像情
報を取り込む画像読込部14、画像原稿を分割測光して
得られた画像情報を取り込むフィルムスキャナ部9及び
反射原稿入力装置10から構成され、階調変換手段は、
画像処理部70に備えられ、また画像出力手段は、画像
を表示を行なうCRT8、プリント出力する露光処理部
4及びプリント作成部5、画像記録メディアに書き込む
画像書込部15から構成されている。
【0059】次に、この発明の画像処理について説明す
る。以下、この実施の形態の説明では、単色データのみ
で説明するが、例えば、r,g,b光学濃度データのよ
うな分光データであっても同様に適用される。
【0060】図3は画像処理のフローチャートである。
【0061】ステップaにおいて、図1及び図2に示す
画像入力手段より各種デジタルメディアの画像、及び画
像原稿を分割測光して得られた画像情報を取り込む。こ
の画像入力手段から取り入れた入力画像情報を得て(ス
テップb)、画像処理部70においてシャドー情報、ハ
イライト情報及び中間画像情報を求める(ステップ
c)。
【0062】次に、ステップdにおいて、シャドー情報
i1、ハイライト情報i2及び中間画像情報i3と、そ
れぞれのシャドー情報i1、ハイライト情報i2及び中
間画像情報i3に対応する所定の3出力階調値O1,O
2,O3に基づき、3点K1,K2,K3を通る階調特
性線を有する階調変換ルックアップテーブルを、作成す
る。
【0063】ステップdで作成した階調変換ルックアッ
プテーブルを用いて入力画像情報の画像変換を行ない
(ステップe)、プリント出力、あるいは表示出力等を
行なう(ステップf)。
【0064】このように画像処理部70は、所定の方法
で階調変換する階調変換手段を有し、階調変換された画
像を画像出力手段により表示、またはプリント出力、あ
るいは画像記録メディアに書き込む。
【0065】図4は逆光撮影の場合を例にとって、この
発明の階調変換手法を説明する図である。
【0066】図4(a)において、各種デジタルメディ
アの画像、及び画像原稿の画像を読み込みデジタル化
し、各画素の明るさのヒストグラムを作成し、シャドー
情報i1、ハイライト情報i2及び中間画像情報i3を
求める。ここに、a点からb点で示すプリンタの再現領
域E1を重ねると、シャドー情報i1〜ハイライト情報
i2の巾の方が、プリンタの再現領域E1より広いこと
が多い。図中、中間画像情報i3の点の階調レベルを再
現するのに好ましい明るさをc点で示す。
【0067】シャドー情報i1、ハイライト情報i2及
び中間画像情報i3と、それぞれのシャドー情報i1、
ハイライト情報i2及び中間画像情報i3に対応する所
定の3出力階調値O1,O2,O3に基づき、図5
(b)に示す階調変換ルックアップテーブルを作成し、
この階調変換ルックアップテーブルを用いて入力画像信
号の階調変換を行う。ここで出力階調値O3は、プリン
トの明るさが、c点のレベルとなる値が、設定されてい
る。
【0068】この図4(b)に示す階調変換ルックアッ
プテーブルによる階調特性線は、シャドー側の傾斜が急
であり、充分なコントラストが確保でき、かつ、必要な
画像要素を適度な明るさに再現できる。また、階調特性
線は、ハイライト側の傾斜が緩やかであり、ハイライト
側も調子を有するので画像が飛ぶことがない。
【0069】従来の写真手法でプリント画像を作成する
場合には、図4(d)に示すように、シャドー側に使用
されない再現域Aが生じてはっきりとした黒がででない
ことがあり、またハイライト側bがプリンタの再現領域
E1から外れるためにハイライトの調子が再現できな
い。
【0070】また、従来のデジタル手法では、図4
(e)に示すように、プリンタの再現領域E1に入るよ
うに、階調圧縮を行なうことができるが、この場合プリ
ント画像全体が眠くなる。また、図4(e)の例の場合
では、中間画像情報i3が、目標のO3よりも大幅に暗
く再現されることになり、被写体が好ましい明るさに再
現されない。
【0071】この発明では、このような従来の問題点が
解決され、入力画像情報からハイライト情報、シャドー
情報、中間画像情報の各値を求め、それぞれに対応した
所定の3つの出力階調値に変換される画像変換特性で階
調変換を行うことで、主要な被写体を好ましい明るさで
再現でき、またハイライトからシャドーまで調子のある
画像再現ができ、さらに画像の各要素に対して十分な再
現コントラストを得ることができるので、高品位な画像
表示、プリント作成等の出力が簡単にできる。さらに、
明確な主要被写体部が存在しない写真でも、任意に中間
画像情報を設定できるので、画面の明るさに応じた適切
なコントラスト配分が実現できる。メディアの記録特性
に依存しない出力コントラストが得られるので、メディ
ア種、特性に依存しない、高品質の写真プリント等の出
力が得られる。
【0072】この図4に示す実施の形態では、逆光撮影
の場合の階調変換について説明したが、その他、ストロ
ボ撮影、一般シーン撮影の場合にも同様に適用でき、良
好な再現が可能である。
【0073】次に、階調変換ルックアップテーブルに
は、各種形状の階調特性線を用いることができ、以下、
この階調特性線の実施の形態について説明する。
【0074】前記した第1の実施の形態では、図3
(b)に示したように、シャドー情報i1、ハイライト
情報i2及び中間画像情報i3と、それぞれのシャドー
情報i1、ハイライト情報i2及び中間画像情報i3に
対応する所定の3出力階調値O1,O2,O3に基づ
き、3点K1,K2,K3を求め、これら3点を通る階
調特性線が直線であり、線形補正が行なわれる。
【0075】第2の実施の形態では、図5に示すよう
に、3点K1,K2,K3を通る階調特性線が曲線であ
り、この場合出力階調値O3/中間画像情報i3の点K
3付近で強いコントラスト変化が発生しないため、大き
な補正を行っても、諧調不連続による不自然な画像再現
が発生しにくい。
【0076】第3の実施の形態では、図6に示すよう
に、中間画像情報i3/出力階調値o3の交点K3を通
り、コントラスト値がmin≦局部コントラスト値≦m
axの範囲で、シャドー情報i1/出力階調値O1の点
K1と、ハイライト情報i2/出力階調値O2の点K2
の近くを通過する曲線または直線からなる。この例で
は、コントラスト値に制限を設けることで、例えば、画
像ノイズが極端に拡大されるのを防止し、主要画像の明
るさを保ち、諧調再現域を有効に広く保てる。
【0077】第4の実施の形態では、図7に示すよう
に、シャドー情報i1/出力階調値O1の点K1と、ハ
イライト情報i2/出力階調値O2の点K2を通り、コ
ントラスト値がmin≦局部コントラスト値≦maxの
範囲で、中間画像情報i3/出力階調値O3の点K3の
近くを通過する曲線または直線からなる。この例では、
主要画像の明るさを十分に調節でき、さらに必要なコン
トラストと広い諧調再現域の両立ができる。
【0078】第5の実施の形態では、図8に示すよう
に、元画像ヒストグラムから階調変換ルックアップテー
ブルを作成し、この階調変換ルックアップテーブルの領
域A、Bのそれぞれで、ヒストグラム平滑化処理を行う
諧調変換を行ない、出力画像ヒストグラムを求める。ヒ
ストグラム平滑化処理による画像再現の平均化を適用し
ながら、主要画像の明るさを自在に調節できる。
【0079】また、第6の実施の形態として、第5の実
施の形態と、第3の実施の形態や第4の実施の形態との
組み合わせも可能である。
【0080】これらの実施の形態において、出力階調値
O1、O2点の決め方としては、出力や表示時にハイラ
イトやシャドーとして認識できる信号値を適当に設定す
れば良い。
【0081】また、出力階調値O3点の決め方は、平均
的なシーンにおいて主要な被写体要素が好ましく仕上が
る信号レベルに設定すれば良いが、写真プリントなどの
ハードコピーの場合は、おおむね光学濃度0.5〜1.
0程度となる画像信号値とする。処理するメディア種
や、処理するシーン種(すなわち、人物、風景など)あ
るいは、出力する画像コピーのサイズや、画像材料の特
性によって個別に設定されてもよい。
【0082】この実施の形態で、シャドー情報i1とハ
イライト情報i2の2点の求め方としては、画像データ
からヒストグラムを作成し、そこから最大/最小に関す
る情報を求めるのが、簡単で良い結果が得られる。ま
た、画像データの単にmax、minを求める。また、
画像データの上側と下側x%点として定義して求める。
カラー画像においては、ますグレイ画素を抽出し、そこ
からヒストグラム作成、前記あるいは後述する各種手法
により求める。また、ヒストグラム上の山を検出し、最
下の山と最上の山を抽出して、その領域内の情報を用い
て求める等がある。
【0083】次に、中間画像情報i3の求め方を説明す
る。ところで、この発明で言う「中間画像情報」とは、
階調変換後にある所定の階調(前述)を有することが望
まし画像原稿情報値のことを言う。
【0084】中間画像情報i3の求め方は、例えば、画
像情報の平均値、あるいは中央値を求め、これに自動補
正値、またはオペレーターによる、追加のマニュアル補
正値を加算した値とする等の求め方がある。
【0085】この場合、主要被写体の明確な位置指定が
不要で、高速化でき、さらに、風量など、明確な主要領
域が存在しない場合にも、好ましいコントラストと調子
再現域が得られる。
【0086】この自動レベル補正値の求め方としては、
a)統計的手法、b)画像出力シミュレーション結果の
評価による手法等がある。
【0087】a)統計的手法を簡単に説明すると、分割
測光して得られた画像情報から、平均値、分散、中央部
の平均値−全体の平均値など、複数の統計量を求め、こ
れらを用いて判別式の計算をし、画像種別を複数のグル
ープに分類する。さらにそれぞれのグループ毎に決めら
れた補正値計算式(前記したような複数の統計量を用い
た重み付け多項式)を用いてi3の補正値を求める。
【0088】また、前記したグループ分類を明確に行う
方法のほかに、それぞれのグループに入る確からしさを
グループ中心からのマハラノビス距離などの関係から求
め、補正値の計算を複数のグループの式を用いて行い、
得られた複数の補正値を、確からしさの指数を元に重み
付け平均する手法もある。これを用いれば、自動で補正
値を求める際 類似シーンが異なったグループ分類に属
してしまい、補正状況が不連続になる欠点を押さえられ
る。
【0089】b)画像出力シミュレーション結果の評価
による手法では、図9に示すように、各種デジタルメデ
ィアの画像、及び画像原稿を分割測光して得られた画像
情報を取り込み、データ採取し、補正値を仮に決定し、
例えば、図10に示されるような再現特性図を用いて、
表示濃度やプリント濃度を予測する。図10は、プリン
ト濃度の例を示す。そして、仕上がり評価値計算する。
【0090】仕上がり評価値計算は、表示やプリント濃
度の予測から隣接画素間のプリント濃度差を計算(絶対
値)し、濃度差の総和を求め、評価値とする。濃度値に
は、測光濃度のほか、人間の評価訳度を考慮した感覚濃
度を使ってもよい(高濃度部の濃度差を小さく見る)。
【0091】この仕上がり評価値が最大となるレベル補
正値を求める。
【0092】また、主要な被写体が明確、かつ、標準的
な被写体輝度分布を有している場合は、主要な被写体を
所定の階調レベルに仕上げることで、良好な画像再現結
果が得られる。そこで、このような場合においては、表
示手段に画像を表示し、オペレーターが主要部を指示、
あるいはカメラからの被写体位置情報や画像情報そのも
のをもとに、画面上の位置を特定、またはパターンマッ
チング、色域抽出などの手法で主要被写体領域を自動的
に判別して、その領域の平均値を求めることもできる。
【0093】前述した主要被写体を画面上に求める手法
は、前記したような平均的なシーン(主要被写体に平均
的な強さの光が当たっている)の場合にはそのままでも
良好な階調変換結果が得られるが、例えば強い逆光やス
トロボシーンでは主要被写体がヒストグラム上の両極端
な位置にあるため、これらの場合にi3点を主要被写体
に求めると階調不連続量が大きくなり、不自然である。
そのため、i3点はこれら主要被写体階調値よりもヒス
トグラムの内側に設定されるのが望ましい。
【0094】このように、入力画像情報からハイライト
情報i2、シャドー情報i1、中間画像情報i3の各値
を求め、さらに、それぞれの値に対応した所定の3出力
階調値O1〜O3から画像階調変換特性を求め、これを
もとに階調変換を行うことで、主要な被写体を好ましい
明るさで再現でき、またハイライトからシャドーまで調
子のある画像再現ができ、さらに主要な被写体に対して
十分な再現コントラストを得ることができるので、高品
位な画像表示、プリント作成等の出力が簡単にできる。
さらに、明確な主要被写体部が存在しない写真でも、任
意に中間画像情報を設定できるので、画面の明るさに応
じた適切なコントラスト配分が実現できる。メディアの
記録特性に依存しない出力コントラストが得られるの
で、メディア種、特性に依存しない、高品質の写真プリ
ント等の出力が得られる。
【0095】中間画像情報i3の階調変換結果が、3出
力階調値O1〜O3の内の対応する1値に変換され、そ
の前後の階調変換特性は、階調変換前の階調差と、階調
変換後の階調差の比が、所定値内に収まる範囲で、他2
値の階調変換後の値が対応する所定の出力値に近い値を
取ることで、より高品位な画像表示、プリント作成等の
出力が簡単にでき、さらにメディア種、特性に依存しな
い、高品質の画像表示、プリント作成等の出力が得られ
る。
【0096】また、画像階調変換特性は、ハイライト情
報i2、シャドー情報i1の各値が、3出力階調値O1
〜O3の内の対応する2値に変換され、その間の階調変
換特性は、階調変換前の階調差と、階調変換後の階調差
の比が、所定値内に収まる範囲で、中間画像情報の変換
値が、対応する所定の出力値に近い値を取ることで、よ
り主要な被写体を好ましい明るさで再現でき、またハイ
ライトからシャドーまで調子のある画像再現ができ、さ
らに主要な被写体に対して十分な再現コントラストを得
ることができる。
【0097】また、入力画像情報からハイライト情報i
2、シャドー情報i1、中間画像情報i3の各値を求
め、画像変換特性は、ハイライト情報i2から中間画像
情報間と、シャドー情報i3から中間画像情報間で、そ
れぞれ独立に階調分布平滑化処理を施すことで、より主
要な被写体を好ましい明るさで再現でき、またハイライ
トからシャドーまで調子のある画像再現ができ、さらに
主要な被写体に対して十分な再現コントラストを得るこ
とができる。
【0098】画像変換処理は、ハイライト情報i2、シ
ャドー情報i1、中間画像情報i3が、それぞれに対応
した所定の3つの出力階調値O1〜O3に変換されるか
ら、明確な主要被写体部が存在しない写真でも、任意に
中間画像情報を設定でき、画面の明るさに応じた適切な
コントラスト配分が実現できる。
【0099】また、3出力階調値の組を複数有し、入力
画像情報の属性を予め定められた複数のグループより選
択し、選択されたグループに適合した3出力階調値の組
を選択するから、明確な主要被写体部が存在しない写真
でも、任意に中間画像情報を設定でき、画面の明るさに
応じた適切なコントラスト配分が実現できる。
【0100】
【発明の効果】前記したように、請求項1乃至請求項7
に記載の発明の画像処理装置では、主要な被写体を好ま
しい明るさで再現できる。また、ハイライトからシャド
ーまで調子のある画像再現ができ、さらに主要な被写体
に対して十分な再現コントラストを得ることができるの
で、高品位な画像表示、プリント作成が簡単にできる。
さらに、明確な主要被写体部が存在しない写真でも、任
意に中間画像情報を設定できるので、画面の明るさに応
じた適切なコントラスト配分が実現できる。また、メデ
ィアの記録特性に依存しない表示やプリントのコントラ
ストが得られるので、メディア種、特性に依存しない、
高品質の写真が得られる。
【0101】請求項8乃至請求項14に記載の発明の画
像処理方法では、高品位な画像表示、プリント作成等の
出力が簡単にでき、さらにメディア種、主要な被写体を
好ましい明るさで再現できる。また、ハイライトからシ
ャドーまで調子のある画像再現ができ、さらに主要な被
写体に対して十分な再現コントラストを得ることができ
るので、高品位な画像表示、プリント作成が簡単にでき
る。さらに、明確な主要被写体部が存在しない写真で
も、任意に中間画像情報を設定できるので、画面の明る
さに応じた適切なコントラスト配分が実現できる。ま
た、メディアの記録特性に依存しない表示やプリントの
コントラストが得られるので、メディア種、特性に依存
しない、高品質の写真が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像処理装置の斜視図である。
【図2】画像処理装置の概略構成図である。
【図3】画像処理のフローチャートである。
【図4】逆光撮影の場合の階調変換を説明する図であ
る。
【図5】階調特性線の実施の形態について説明する図で
ある。
【図6】階調特性線の実施の形態について説明する図で
ある。
【図7】階調特性線の実施の形態について説明する図で
ある。
【図8】階調特性線の実施の形態について説明する図で
ある。
【図9】評価値が最大となる補正値を求める方法を説明
する図である。
【図10】再現特性図である。
【符号の説明】
1 画像処理装置 4 露光処理部 5 プリント作成部 8 CRT 9 フィルムスキャナ部 10 反射原稿入力装置 14 画像読込部 15 画像書込部 70 画像処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C262 AA24 AB07 AC04 BB01 BB36 BC09 BC10 5B057 AA11 BA02 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CC01 CE11 CH07 5C077 LL19 PP15 PP47 PP52 PP53 PQ08 PQ12 PQ19 PQ20 SS01 SS06 TT02 TT09

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種デジタルメディアの画像、及び画像原
    稿を分割測光して得られた画像情報を取り込む画像入力
    手段と、この画像入力手段から取り入れた入力画像情報
    を所定の方法で階調変換する階調変換手段と、階調変換
    された画像を表示、またはプリント出力、あるいは画像
    記録メディアに書き込む画像出力手段を有する画像処理
    装置であり、 前記階調変換手段は、前記入力画像情報からハイライト
    情報、シャドー情報、中間画像情報の各値を求め、これ
    らの値がそれぞれに対応した所定の3つの出力階調値に
    変換される画像変換特性を求め、これをもとに階調変換
    を行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】各種デジタルメディアの画像、及び画像原
    稿を分割測光して得られた画像情報を取り込む画像入力
    手段と、この画像入力手段から取り入れた入力画像情報
    を所定の方法で階調変換する階調変換手段と、階調変換
    された画像を表示、またはプリント出力、あるいは画像
    記録メディアに書き込む画像出力手段を有する画像処理
    装置であり、 前記階調変換手段は、前記入力画像情報からハイライト
    情報、シャドー情報、中間画像情報の各値を求め、それ
    らと、予めそれぞれの値に対応して定められている3つ
    の出力階調値から画像階調変換特性を求め、これをもと
    に階調変換を行うことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記画像階調変換特性は、中間画像情報の
    階調変換結果が、前記3出力階調値の内の対応する1値
    に変換され、その前後の階調変換特性は、階調変換前の
    階調差と、階調変換後の階調差の比が、所定値内に収ま
    る範囲で、他2値の階調変換後の値が対応する所定の出
    力値に近い値を取るものであることを特徴とする請求項
    2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記画像変換特性は、ハイライト情報、シ
    ャドー情報の各値が、前記3出力階調値の内の対応する
    2値に変換され、その間の階調変換特性は、階調変換前
    の階調差と、階調変換後の階調差の比が、所定値内に収
    まる範囲で、中間画像情報の変換値が、対応する所定の
    出力値に近い値を取るものであることを特徴とする請求
    項2に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】各種デジタルメディアの画像、及び画像原
    稿を分割測光して得られた画像情報を取り込む画像入力
    手段と、この画像入力手段から取り入れた入力画像情報
    を所定の方法で階調変換する階調変換手段と、階調変換
    された画像を表示、またはプリント出力、あるいは画像
    記録メディアに書き込む画像出力手段を有する画像処理
    装置であり、 前記階調変換手段は、前記入力画像情報からハイライト
    情報、シャドー情報、中間画像情報の各値を求め、前記
    画像変換特性は、ハイライト情報から中間画像情報間
    と、シャドー情報から中間画像情報間で、それぞれ独立
    に階調分布平滑化処理を施すことを特徴とする画像処理
    装置。
  6. 【請求項6】前記画像変換処理は、前記ハイライト情
    報、シャドー情報、中間画像情報の各値が、それぞれに
    対応して予め定められた3つの出力階調値に変換される
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】前記3出力階調値の組を複数有し、前記入
    力画像情報の属性を予め定められた複数のグループより
    選択し、選択されたグループに適合した3出力階調値の
    組を選択して用いることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4および請求項6のいずれか1項に記載の画像処理装
    置。
  8. 【請求項8】各種デジタルメディアから入力された画
    像、及び画像原稿を分割測光して得られた入力画像情報
    を、各種画像出力装置で画像出力、あるいは各種記録メ
    ディアに記録するための画像データに階調変換する画像
    処理方法であり、 前記階調変換は、前記入力画像情報からハイライト情
    報、シャドー情報、中間画像情報の各値を求め、それぞ
    れに対応して予め定められている3つの出力階調値に変
    換される画像変換特性を求め、これをもとに階調変換を
    行うことを特徴とする画像処理方法。
  9. 【請求項9】各種デジタルメディアから入力された画
    像、及び画像原稿を分割測光して得られた入力画像情報
    を、各種画像出力装置で画像出力、あるいは各種記録メ
    ディアに記録するための画像データに階調変換する画像
    処理方法であり、 前記階調変換は、前記入力画像情報からハイライト情
    報、シャドー情報、中間画像情報の各値を求め、さら
    に、それぞれの値に対応した所定の3出力階調値から画
    像階調変換特性を求め、これをもとに階調変換を行うこ
    とを特徴とする画像処理方法。
  10. 【請求項10】前記画像調変換特性は、中間画像情報の
    階調変換結果が、前記3出力階調値の内の対応する1値
    に変換され、その前後の階調変換特性は、階調変換前の
    階調差と、暗調変換後の階調差の比が、所定値内に収ま
    る範囲で、他2値の階調変換後の値が対応する所定の出
    力値に近い値を取るものであることを特徴とする請求項
    9に記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】前記画像変換特性は、ハイライト情報、
    シャドー情報の各値が、前記3出力階調値の内の対応す
    る2値に変換され、その間の階調変換特性は、階調変換
    前の階調差と、階調変換後の階調差の比が、所定値内に
    収まる範囲で、中間画像情報の変換値が、対応する所定
    の出力値に近い値を取るものであることを特徴とする請
    求項9に記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】各種デジタルメディアから入力された画
    像、及び画像原稿を分割測光して得られた入力画像情報
    を、各種画像出力装置で画像出力、あるいは各種記録メ
    ディアに記録するための画像データに階調変換する画像
    処理方法であり、 前記階調変換は、前記入力画像情報からハイライト情
    報、シャドー情報、中間画像情報の各値を求め、前記画
    像変換特性は、ハイライト情報から中間画像情報間と、
    シャドー情報から中間画像情報間で、それぞれ独立に階
    調分布平滑化処理を施すことを特徴とする画像処理方
    法。
  13. 【請求項13】前記画像変換処理は、ハイライト情報、
    シャドー情報、中間画像情報が、それぞれに対応した所
    定の3つの出力階調値に変換されることを特徴とする請
    求項12に記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】前記3出力階調値の組を複数有し、前記
    入力画像情報の属性を予め定められた複数のグループよ
    り選択し、選択されたグループに適合した3出力階調値
    の組を選択して用いることを特徴とする請求項8乃至請
    求項11及び請求項13のいずれか1項に記載の画像処
    理方法。
JP2000168975A 2000-06-06 2000-06-06 画像処理装置及び画像処理方法 Pending JP2001346043A (ja)

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