JP2001344884A - 制御装置および制御方法、並びにプログラム記録媒体 - Google Patents

制御装置および制御方法、並びにプログラム記録媒体

Info

Publication number
JP2001344884A
JP2001344884A JP2000161788A JP2000161788A JP2001344884A JP 2001344884 A JP2001344884 A JP 2001344884A JP 2000161788 A JP2000161788 A JP 2000161788A JP 2000161788 A JP2000161788 A JP 2000161788A JP 2001344884 A JP2001344884 A JP 2001344884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
display
position information
recording medium
reproducing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000161788A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazue Sadanaka
和枝 定仲
Keiji Kaneko
恵司 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000161788A priority Critical patent/JP2001344884A/ja
Publication of JP2001344884A publication Critical patent/JP2001344884A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録再生装置に対して、巻き戻しや早送りを
指令するコマンドが定義されていなくても、ユーザが、
早送り操作や巻き戻し操作を行うことができるようにす
る。 【解決手段】 DTV(Digital Television)11は、A
VHDD(Audio VisualHard Disk Drive)12がアクセ
スしているHD(図示せず)の位置に関する現在位置情
報に対応する時間の表示としての、操作パネル11Aの
カウンタ表示を、ユーザによる早送りボタンや巻き戻し
ボタンの操作に対応して更新し、その更新後のカウンタ
表示に対応するHDの位置にアクセスすることを指令す
るコマンドを、AVHDD12に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御装置および制
御方法、並びにプログラム記録媒体に関し、特に、例え
ば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics E
ngineers)1394規格等のディジタルインタフェースを介
して接続される記録再生装置の操作性を向上させること
ができるようにする制御装置および制御方法、並びにプ
ログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルインタフェースの規格の1つ
であるIEEE1394規格による通信は、データのアイソクロ
ナス転送を行うことができることから、画像や音声とい
ったリアルタイムで再生する必要のあるデータの転送に
適しており、さらに、近年におけるマルチメディアデー
タの通信の要請の高まりもあって、大きく注目されてい
る。
【0003】図1は、IEEE1394規格による通信が可能な
AV(Audio Visual)システム(システムとは、複数の装
置が論理的に集合した物をいい、各構成の装置が同一筐
体中にあるか否かは問わない)の一例の構成を示してい
る。
【0004】図1(A)においては、AVシステムは、
IEEE1394機器1と2とが、IEEE1994ケーブルを介して接
続されることにより構成されている。
【0005】IEEE1394機器1は、IEEE1394規格による通
信が可能な、例えばDTV(DigitalTelevision)等で、
ここでは、他のIEEE1394機器であるIEEE1394機器2を制
御する機能と、情報を表示する機能を、少なくとも有し
ている。IEEE1394機器2は、IEEE1394規格による通信が
可能な、例えばDVHS(Digital Video Home System)
等で、ビデオテープ(図示せず)に対する画像や音声の
記録および再生を行う。
【0006】IEEE1394機器1では、IEEE1394機器2を制
御するための操作パネル1Aが表示され、操作パネル1
Aには、再生、停止、巻き戻し、および早送りを指示す
るときに操作されるボタン(再生ボタン、停止ボタン、
巻き戻しボタン、および早送りボタン)が表示されてい
る。操作パネル1Aにおけるボタンが、ユーザによって
操作されると、その操作されたボタンに対応するコマン
ドが、IEEE1394機器1から、IEEE1394ケーブルを介し
て、IEEE1394機器2に送信され、IEEE1394機器2は、そ
のコマンドにしたがった処理を行う。
【0007】即ち、IEEE1394機器2は、例えば、ビデオ
テープからの画像や音声の再生、再生等の停止、ビデオ
テープの巻き戻し、早送り等を行う。
【0008】また、IEEE1394機器1の操作パネル1Aに
は、IEEE1394機器2において再生されるビデオテープの
先頭等の所定の位置を基準として、現在、再生等が行わ
れているビデオテープの位置に対応する時間(現在の再
生位置)や、ビデオテープに記録されている情報すべて
を再生するのに要する時間(総時間)も表示されるよう
になっており、現在の再生位置を表す時間は、IEEE1394
機器2においてビデオテープの再生や、巻き戻し、早送
り等が行われ、IEEE1394機器2がアクセスしているビデ
オテープの位置が変わると、その位置に対応して変更さ
れる。
【0009】即ち、例えば、図1(B)に示すように、
操作パネル1Aの早送りボタンが操作されると、早送り
を指令するコマンドが、IEEE1394機器1から、IEEE1394
ケーブルを介して、IEEE1394機器2に送信され、IEEE13
94機器2は、このコマンドにしたがって、ビデオテープ
の早送りを開始する。そして、IEEE1394機器2は、ビデ
オテープの早送りを行っている間、現在の再生位置(ア
クセス位置)を表す情報(現在位置情報)を、IEEE1394
ケーブルを介して、IEEE1394機器1に送信する。IEEE13
94機器1では、IEEE1394機器2からの現在位置情報に基
づいて、操作パネル1Aの「現在の再生位置」の表示
が、その現在位置情報に対応する時間に変更される。
【0010】その後、操作パネル1Aの停止ボタンが操
作されると、停止を指令するコマンドが、IEEE1394機器
1から、IEEE1394ケーブルを介して、IEEE1394機器2に
送信され、IEEE1394機器2は、このコマンドにしたがっ
て、ビデオテープの早送りを停止する。そして、IEEE13
94機器1では、IEEE1394機器2からの最新の現在位置情
報に基づいて、操作パネル1Aの「現在の再生位置」の
表示が更新される。従って、操作パネル1Aでは、早送
りが停止されたときに、IEEE1394機器2がアクセスして
いたビデオテープの位置に対応する時間(時刻)が表示
される。
【0011】なお、図1(B)においては(後述する図
5、図8、図10においても同様)、図1(A)で説明
した「現在の再生位置」を「現在」と、「総時間」を
「終わり」と、それぞれ表してある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、IEEE1394規
格では、例えば、画像や音声の記録や再生等の制御を行
うためのコマンドセットとして、AV/Cと呼ばれるコ
マンドセットが規定されている。
【0013】AV/Cにおいては、ビデオテープ等のテ
ープ状の記録媒体の記録や再生等を行うIEEE1394機器に
ついては、巻き戻しや早送りを指令するコマンドが用意
されているが、ディスク状の記録媒体の記録や再生等を
行うIEEE1394機器については、ランダムアクセスが可能
であり、巻き戻しや早送りといった概念が必要ないた
め、巻き戻しや早送りを指令するコマンドは用意されて
いない。
【0014】一方、HD(Hard Disk)や、DVD(Digita
l Versatile Disc)、MD(Mini Disc)(MDは商標)等
のディスク状の記録媒体の低価格化および大容量化に伴
い、テープ状の記録媒体ではなく、ディスク状の記録媒
体が搭載されたIEEE1394機器、あるいは、ディスク状の
記録媒体の着脱が可能なIEEE1394機器が、今後主流にな
っていくことが予想される。
【0015】しかしながら、ディスク状の記録媒体の記
録再生を行うIEEE1394機器については、上述したよう
に、巻き戻しや早送りを指令するコマンドがないため、
テープ状の記録媒体の記録再生を行うIEEE1394機器か
ら、ディスク状の記録媒体の記録再生を行うIEEE1394機
器に移行したユーザは、巻き戻しや早送りの操作を行う
ことができず、その操作性に違和感を感じることが予想
される。
【0016】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、例えば、特に、ディスク状の記録媒体の
記録や再生を行う記録再生装置の操作性を向上させるこ
とができるようにするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の制御装置は、記
録再生装置がアクセスしている記録媒体の位置に関する
位置情報を、表示装置に表示させる表示制御手段と、ユ
ーザの操作に対応して、表示装置による位置情報の表示
を更新する更新手段と、更新後の位置情報に対応する記
録媒体の位置にアクセスすることを指令するコマンド
を、ディジタルインタフェースを介して記録再生装置に
送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
【0018】本発明の制御方法は、記録再生装置がアク
セスしている記録媒体の位置に関する位置情報を、表示
装置に表示させる表示制御ステップと、ユーザの操作に
対応して、表示装置による位置情報の表示を更新する更
新ステップと、更新後の位置情報に対応する記録媒体の
位置にアクセスすることを指令するコマンドを、ディジ
タルインタフェースを介して記録再生装置に送信する送
信ステップとを備えることを特徴とする。
【0019】本発明のプログラム記録媒体は、記録再生
装置がアクセスしている記録媒体の位置に関する位置情
報を、表示装置に表示させる表示制御ステップと、ユー
ザの操作に対応して、表示装置による位置情報の表示を
更新する更新ステップと、更新後の位置情報に対応する
記録媒体の位置にアクセスすることを指令するコマンド
を、ディジタルインタフェースを介して記録再生装置に
送信する送信ステップとを備えるプログラムが記録され
ていることを特徴とする。
【0020】本発明の制御装置および制御方法、並びに
プログラム記録媒体においては、記録再生装置がアクセ
スしている記録媒体の位置に関する位置情報が、表示装
置に表示される一方、ユーザの操作に対応して、表示装
置による位置情報の表示が更新され、その更新後の位置
情報に対応する記録媒体の位置にアクセスすることを指
令するコマンドが、ディジタルインタフェースを介して
記録再生装置に送信される。
【0021】
【発明の実施の形態】図2は、本発明を適用したAVシ
ステムの一実施の形態の構成例を示している。
【0022】このAVシステムは、IEEE1394規格による
通信が可能なDTV11とAVHDD(Audio Visual Ha
rd Disk Drive)12とが、IEEE1394ケーブルを介して接
続されることにより構成されている。
【0023】図3は、図2のDTV11の構成例を示し
ている。
【0024】チューナ21には、例えば、図示せぬアン
テナで受信されたテレビジョン放送信号が供給されるよ
うになっており、チューナ21は、制御部23からの制
御にしたがって、所定のチャンネルのテレビジョン放送
信号を検波、復調し、表示部22に供給する。
【0025】表示部22は、CRT(Cathode Ray Tube)
や液晶パネル等で構成され、チューナ21から供給され
る画像を表示する。また、表示部22は、OSD(On Sc
reenDisplay)部24が出力する、後述するような操作パ
ネル11A(図5、図8、図10)も表示する。さら
に、表示部22は、IEEE1394インタフェース部25から
供給される、IEEE1394ケーブルを介して、AVHDD1
2から送信されてくる画像も表示する。なお、表示部2
2では、画像と、操作パネル11Aとを、例えば、スー
パインポーズして表示することが可能である。
【0026】制御部23は、操作部26の操作に応じ
て、チューナ21や、OSD部24、およびIEEE1394イ
ンタフェース部25を制御する。また、制御部23は、
メモリ23Aを有しており、そのメモリ23Aに、IEEE
1394インタフェース部25から供給される情報等を、必
要に応じて記憶させる。
【0027】OSD部24は、制御部23の制御にした
がって、操作パネル11Aを、表示部22に表示させ
る。
【0028】IEEE1394インタフェース部25は、制御部
23の制御の下、他のIEEE1394機器との間で、IEEE1394
規格に準拠した通信を行うための通信制御を行う。そし
て、IEEE1394インタフェース部25は、制御部23から
の制御にしたがい、所定のコマンドを、IEEE1394ケーブ
ルを介して、AVHDD12に送信し、また、AVHD
D12から送信されてくる情報を、表示部22や制御部
23に供給する。
【0029】次に、図4は、図2のAVHDD12の構
成例を示している。
【0030】IEEE1394インタフェース部31は、他のIE
EE1394機器との間で、IEEE1394規格に準拠した通信を行
うための通信制御を行う。そして、IEEE1394インタフェ
ース部31は、IEEE1394ケーブルを介して、DTV11
からコマンドを受信した場合には、そのコマンドに対応
する処理を行う。また、IEEE1394インタフェース部31
は、IEEE1394ケーブルを介して供給される画像や音声等
を、HDコントローラ32に供給し、また、HDコント
ローラ32から供給される画像や音声等を、IEEE1394ケ
ーブルを介して、DTV11に送信する。
【0031】HDコントローラ32は、IEEE1394インタ
フェース部31から供給される画像や音声等を、HD3
3に記憶させる。また、HDコントローラ32は、HD
33から、そこに記憶された画像や音声を読み出し、IE
EE1394インタフェース部31に供給する。
【0032】HD33には、HDコントローラ32から
供給される画像や音声が記録される。
【0033】以上のようなDTV11およびAVHDD
12で構成されるAVシステムにおいては、ディスク状
の記録媒体であるHD33を有するAVHDD12に対
し、巻き戻しや早送りを指示するAV/Cのコマンドは
用意されていないが、AVHDD12において、巻き戻
しや早送りが行われているかのようなユーザインタフェ
ースが提供されるようになっている。
【0034】即ち、IEEE1394規格による通信では、画像
や音声等の実データを送受信するための情報信号パケッ
トと、コマンドやステータス等を送受信するための制御
信号パケットとの2種類のパケットが伝送可能であり、
DTV11(図3)では、制御部23が、IEEE1394イン
タフェース部25を制御することにより、ステータスを
問い合わせるコマンド(ステータスコマンド)を、制御
信号パケットに配置して、AVHDD12に、定期的ま
たは不定期に送信している。
【0035】AVHDD12(図4)では、IEEE1394イ
ンタフェース部31がステータスコマンドを受信する
と、HDコントローラ32が現在アクセスしているHD
33の位置の情報(現在位置情報)や、HD33に記録
された画像や音声等のコンテンツごとの記録時間や記録
容量等のステータスを認識し、制御信号パケットに配置
して、DTV11に送信する。
【0036】なお、AV/Cでは、各種のディスクリプ
タ(Descriptor)が定義されており、現在位置情報は、ス
テータスディスクリプタ(Status Descriptor)に、コン
テンツごとの記録時間や記録容量は、コンテンツリスト
ディスクリプタ(Contents List Descriptor)に、それぞ
れ記述される。
【0037】DTV11では、IEEE1394インタフェース
部25において、AVHDD12からの、ステータスコ
マンドに対する応答としての制御信号パケットが受信さ
れ、制御部23に供給される。制御部23は、その制御
信号パケットに配置された情報を参照することで、現在
位置情報や、HD33に記録されたコンテンツごとの記
録時間等を認識する。
【0038】また、制御部23は、OSD部24を制御
することで、前述の図1(A)に示した操作パネル1A
と同様の操作パネル11Aを、表示部22に表示させ
る。これにより、表示部22においては、図5(A)に
示すように、現在位置情報(「現在」と記載されている
部分)や、総時間(「終わり」と記載されている部分)
等が表示された操作パネル11Aが表示される。なお、
操作パネル11Aは、図11(A)に示した操作パネル
1Aと同様に、各種のボタンも有するが、図5(後述す
る図8および図10でも同様)では、その図示を省略し
てある。
【0039】その後、ユーザが、操作部26を操作する
ことにより、操作パネル11Aの早送りボタンの操作を
開始すると、その操作が行われている間、制御部23
は、OSD部24を制御することにより、図5(B)に
示すように、操作パネル11Aの現在位置情報としての
時間(時刻)の表示(以下、適宜、カウンタ表示とい
う)を順次インクリメントさせる。
【0040】従って、この場合、AVHDD12では、
特に処理が行われているわけではないが、ユーザは、カ
ウンタ表示を見ることにより、AVHDD12におい
て、早送りが行われているかのように認識することとな
る。
【0041】そして、ユーザが、操作パネル11Aの早
送りボタンの操作を停止すると、図5(C)に示すよう
に、制御部23は、OSD部24を制御することによ
り、カウンタ表示のインクリメントを停止させ、さら
に、IEEE1394インタフェース部25を制御することによ
り、そのときのカウンタ表示に対応するHD33の位置
にアクセスするように指令するコマンド(位置指定コマ
ンド)を、AVHDD12に送信する。
【0042】ここで、AV/Cでは、位置指定コマンド
として、サーチコマンド(Search Command)が用意されて
いる。ランダムアクセス可能なディスク状の記録媒体の
記録や再生を行うIEEE1394機器には、サーチコマンドを
用いることにより、記録媒体の所定の位置にアクセスさ
せることが可能である。
【0043】AVHDD12のIEEE1394インタフェース
部31は、位置指定コマンドを受信すると、その位置指
定コマンドによってアクセスすることが指令されている
HD33の位置にアクセスするように、HDコントロー
ラ32を制御する。これにより、HDコントローラ32
は、図5(D)に示すように、その位置にアクセスし、
さらに、そこに記録されている画像等のデータを読み出
して、IEEE1394インタフェース部31を介し、DTV1
1に送信する。
【0044】DTV11のIEEE1394インタフェース部2
5は、AVHDD12から画像等のデータを受信する
と、それを、表示部22に供給して表示させる。
【0045】従って、例えば、図5(A)に示すよう
に、カウンタ表示が00.01.23である場合において、ユー
ザが操作パネル11Aの早送りボタンの操作を開始する
と、図5(B)に示すように、00.01.23を表示していた
カウンタ表示が高速でインクリメントされる。その後、
ユーザが早送りボタンの操作を停止すると、図5(C)
に示すように、カウンタ表示のインクリメントも停止さ
れる。図5(C)では、カウンタ表示が、00.34.56とな
ったところで、早送りボタンの操作が停止されている。
そして、図5(D)に示すように、00.34.56のカウンタ
表示に対応するHD33の位置に記録されている画像
が、AVHDD12からDTV11に送信され、DTV
11において表示される。
【0046】その結果、ユーザからずれば、早送りボタ
ンの操作に対応して、早送りが行われ、その操作を停止
した時点から、再生が開始されたように見えることにな
る。従って、ユーザには、テープ状の記録媒体の記録再
生を行うIEEE1394機器と同一の操作性が提供されるの
で、ユーザに違和感を感じさせることを防止することが
できる。
【0047】なお、巻き戻しボタンが操作された場合
も、カウンタ表示をデクリメントすることにより、早送
りボタンが操作された場合と同様にして、ユーザに対し
て、違和感のない操作性を提供することができる。
【0048】また、早送りボタンや巻き戻しボタンが操
作された場合のカウンタ表示は、HD33における情報
の記録時間の範囲外の値とならないように制限するのが
望ましい。ここで、HD33における情報の記録時間
は、例えば、AVHDD12から送信されてくるコンテ
ンツリストディスクリプタ等を参照することで認識する
ことが可能である。
【0049】次に、図6のフローチャートを参照して、
以上のようにカウンタ表示を更新することで、早送りや
巻き戻しが行われているかのようにユーザに見せるため
の、DTV11が行うカウンタ処理について説明する。
【0050】カウンタ処理では、まず最初に、ステップ
S1において、制御部23は、IEEE1394インタフェース
部25を制御することにより、AVHDD12に対し
て、ステータスコマンドを送信させ、ステップS2に進
む。
【0051】ステップS2では、IEEE1394インタフェー
ス部25が、ステップS1で送信されたステータスコマ
ンドの応答として、AVHDD12からコンテンツリス
トディスクリプタおよびステータスディスクリプタが送
信されてきたかどうかを判定する。ステップS2におい
て、コンテンツリストディスクリプタおよびステータス
ディスクリプタが送信されてきていないと判定された場
合、ステップS2に戻り、それらのディスクリプタが、
AVHDD12から送信されてくるまで待つ。
【0052】また、ステップS2において、コンテンツ
リストディスクリプタおよびステータスディスクリプタ
が送信されてきたと判定された場合、IEEE1394インタフ
ェース部25は、そのコンテンツリストディスクリプタ
およびステータスディスクリプタを受信し、制御部23
に供給して、ステップS3に進む。
【0053】ステップS3では、制御部23は、IEEE13
94インタフェース部25からのコンテンツリストディス
クリプタおよびステータスディスクリプタを参照するこ
とにより、現在位置情報や、コンテンツごとの記録時間
等を認識し、メモリ23Aに供給して記憶させる(上書
きする)。
【0054】ここで、制御部23は、メモリ23Aに記
憶された現在位置情報や、コンテンツごとの記録時間を
認識して、OSD部24を制御することにより、表示部
22に表示された操作パネル11Aに、HD33の現在
位置に対応する時間(カウンタ表示)や、全記憶容量に
対応する時間(全記録時間)を表示させる。
【0055】そして、ステップS4に進み、制御部23
は、ユーザが操作部26を操作することにより、表示部
22に表示された操作パネル11Aの早送りボタンまた
は巻き戻しボタンが操作されたかどうかを判定する。ス
テップS4において、早送りボタンおよび巻き戻しボタ
ンのいずれも操作されていないと判定された場合、ステ
ップS1に戻り、以下、同様の処理を繰り返す。
【0056】また、ステップS4において、早送りボタ
ンまたは巻き戻しボタンのうちのいずれかが操作された
と判定された場合、ステップS5に進み、制御部23
は、その操作されたボタンに対応して、メモリ23Aに
記憶された現在位置情報を更新する。
【0057】即ち、ステップS5では、早送りボタンが
操作された場合には、メモリ23Aに記憶された現在位
置情報が、所定の値だけインクリメントされ、また、巻
き戻しボタンが操作された場合には、メモリ23Aに記
憶された現在位置情報が、所定の値だけデクリメントさ
れる。
【0058】なお、ステップS5において、メモリ23
Aに記憶された現在位置情報を、どの程度の値だけイン
クリメントまたはデクリメントするかは、所定の一定値
とすることも可能であるし、また、早送りボタンまたは
巻き戻しボタンが操作されている時間に応じて変更する
こと等も可能である。
【0059】メモリ23Aに記憶された現在位置情報が
更新されると、ステップS5からS6に進み、制御部2
3は、更新後の現在位置情報に対応する時間に、操作パ
ネル11Aのカウンタ表示を変更するように、OSD部
24を制御し、ステップS7に進む。これにより、カウ
ンタ表示は、更新後の現在位置情報に対応する時間を表
示するように変更される。
【0060】ステップS7では、制御部23は、操作パ
ネル11Aの早送りボタンまたは巻き戻しボタンの操作
が停止されたかどうかを判定する。ステップS7におい
て、早送りボタンまたは巻き戻しボタンの操作が停止さ
れていないと判定された場合、ステップS5に戻り、以
下、同様の処理を繰り返す。
【0061】以上のようにして、ステップS5乃至S7
の処理が繰り返されることにより、早送りボタンまたは
巻き戻しボタンが操作されている間は、AVHDD12
において早送りまたは巻き戻しが行われているかのよう
に、カウンタ表示が順次インクリメントまたはデクリメ
ントされる。
【0062】一方、ステップS7において、早送りボタ
ンまたは巻き戻しボタンの操作が停止されたと判定され
た場合、ステップS8に進み、制御部23は、IEEE1394
インタフェース部25を制御することにより、AVHD
D12に対して、メモリ32Aに記憶された現在位置情
報、即ち、早送りボタンまたは巻き戻しボタンの操作が
停止されたときのカウンタ表示に対応するHD33の位
置にアクセスすることを指令する位置指定コマンドを送
信させ、ステップS1に戻り、以下、同様の処理を繰り
返す。
【0063】上述したように、AVHDD12のIEEE13
94インタフェース部31は、位置指定コマンドを受信す
ると、その位置指定コマンドによってアクセスすること
が指令されているHD33の位置にアクセスするよう
に、HDコントローラ32を制御する。この場合、HD
コントローラ32は、その位置に記録されている画像等
のデータを読み出し、IEEE1394インタフェース部31を
介して、DTV11に送信させる。
【0064】即ち、AVHDD12では、早送りボタン
または巻き戻しボタンの操作が停止されたときのカウン
タ表示に対応するHD33の位置からの再生が開始され
る。
【0065】次に、図7のフローチャートを参照して、
DTV11が行うカウンタ処理の他の実施の形態につい
て説明する。
【0066】図7では、ステップS11乃至S16にお
いて、図6のステップS1乃至S6における場合とそれ
ぞれ同様の処理が行われる。
【0067】そして、ステップS16において、カウン
タ表示が、更新後の現在位置情報に対応する時間を表示
するように変更された後は、ステップS17に進み、制
御部23は、IEEE1394インタフェース部25を制御する
ことにより、AVHDD12に対して、更新後の現在位
置情報に対応するHD33の位置にアクセスすることを
指令する位置指定コマンドを送信させる。
【0068】この場合、AVHDD12は、DTV11
からの位置指定コマンドにしたがって、更新後の現在位
置情報に対応するHD33の位置にアクセスし、そこに
記録されている画像等を読み出して、DTV11に送信
する。DTV11では、ステップS18において、AV
HDD12から送信されてくる画像等が、IEEE1394イン
タフェース部25で受信され、表示部22に供給されて
表示される。
【0069】その後、ステップS19に進み、図6のス
テップS7における場合と同様に、操作パネル11Aの
早送りボタンまたは巻き戻しボタンの操作が停止された
かどうかが判定され、その操作が停止されていないと判
定された場合、ステップS15に戻り、以下、同様の処
理を繰り返す。
【0070】従って、この場合、ステップS16におい
て、早送りボタンまたは巻き戻しボタンの操作に対応し
て、カウンタ表示が更新されるとともに、ステップS1
8において、その更新されたカウンタ表示に対応するH
DD33の位置に記録された画像が、表示部22に表示
される。その結果、ユーザは、画像を確認しながら、早
送りボタンや巻き戻しボタンの操作を行うことができ
る。
【0071】そして、その後、ステップS19におい
て、早送りボタンまたは巻き戻しボタンの操作が停止さ
れたと判定された場合、ステップS20に進み、図6の
ステップS8における場合と同様の処理が行われ、ステ
ップS11に戻り、以下、同様の処理を繰り返す。
【0072】以上のようなカウンタ処理によれば、ユー
ザが、操作部26を操作することにより、操作パネル1
1Aの早送りボタンの操作を開始すると、その操作が行
われている間、図8(A)に示すように、操作パネル1
1Aの現在位置情報としての時間の表示(カウンタ表
示)が順次インクリメントされる。
【0073】さらに、早送りボタンの操作が行われてい
る間においては、図8(B)および図8(C)に示すよ
うに、更新後のカウンタ表示に対応するHD33の位置
に記録された画像が、AVHDD12から取得され、表
示部22に表示される。
【0074】そして、ユーザが、操作パネル11Aの早
送りボタンの操作を停止すると、図8(D)に示すよう
に、カウンタ表示のインクリメントが停止され、さら
に、停止後のカウンタ表示に対応するHD33の位置に
記録された画像が、AVHDD12から取得され、表示
部22に表示される。
【0075】なお、上述の場合には、カウンタ表示が1
回更新されるごとに、その更新されたカウンタ表示に対
応するHDD33の位置に記録された画像を、表示部2
2に表示するようにしたが、その他、例えば、カウンタ
表示が複数回更新されるごとに、その複数回の更新後の
カウンタ表示に対応するHDD33の位置に記録された
画像を、表示部22に表示することも可能である。さら
に、カウンタ表示が1回更新される間に、更新前のカウ
ンタ表示から更新後のカウンタ表示までに対応するHD
D33の記録範囲に記録された複数フレームまたはフィ
ールドの画像を、表示部22に表示することも可能であ
る。
【0076】次に、図9のフローチャートを参照して、
DTV11が行うカウンタ処理のさらに他の実施の形態
について説明する。
【0077】図9では、ステップS31乃至S33にお
いて、図6のステップS1乃至S3における場合とそれ
ぞれ同様の処理が行われる。
【0078】そして、ステップS33において、AVH
DD12から取得した現在位置情報や、コンテンツごと
の記録時間等をメモリ23Aに上書きした後は、ステッ
プS34に進み、制御部23は、ユーザが操作部26を
操作することにより、操作パネル11Aのカウンタ表示
を設定する設定入力があったかどうかを判定する。ステ
ップS34において、カウンタ表示を設定する設定入力
がなかったと判定された場合、ステップS31に戻り、
以下、同様の処理を繰り返す。
【0079】また、ステップS34において、カウンタ
表示を設定する設定入力があったと判定された場合、ス
テップS35に進み、制御部23は、メモリ23Aに記
憶されている現在位置情報を、ユーザから設定入力があ
ったカウンタ表示に対応する値に更新し(書き換え)、
ステップS36に進む。
【0080】ステップS36では、制御部23は、更新
後の現在位置情報に対応する時間に、操作パネル11A
のカウンタ表示を変更するように、OSD部24を制御
し、ステップS37に進む。これにより、カウンタ表示
は、更新後の現在位置情報に対応する時間、即ち、ユー
ザが入力した時間を表示するように変更される。
【0081】ステップS37では、制御部23は、IEEE
1394インタフェース部25を制御することにより、AV
HDD12に対して、更新後の現在位置情報に対応する
HD33の位置にアクセスするように指令する位置指定
コマンドを送信させ、ステップS31に戻り、以下、同
様の処理を繰り返す。
【0082】従って、この場合、ユーザが、ある値を入
力すると、その値に対応するHD33の位置からの再生
が開始されることになる。
【0083】即ち、以上のようなカウンタ処理によれ
ば、表示部22において、図10(A)に示すように、
現在位置情報(「現在」と記載されている部分)や、総
時間(「終わり」と記載されている部分)等が表示され
た操作パネル11Aが表示されている場合に、ユーザ
が、操作部26を操作することにより、所定の値を入力
すると、図10(B)に示すように、操作パネル11A
のカウンタ表示が、その入力された値に更新される。
【0084】さらに、図10(C)に示すように、更新
後のカウンタ表示に対応するHD33の位置にアクセス
するように指令する位置指定コマンドが、DTV11か
らAVHDD12に送信される。これにより、DTV1
1では、ユーザが入力した値に対応するHD33の位置
に記録された画像が、AVHDD12から取得され、表
示部22に表示される。
【0085】この場合、ユーザは、再生を開始する位置
を、直接指定することができる。
【0086】なお、本実施の形態では、DTV11に、
カウンタ表示を行わせるようにしたが、カウンタ表示を
行わせる機器は、DTV11に限定されるものではな
く、例えば、DVHS等のように、液晶その他の表示手
段を有しているAV機器を用いることが可能である。
【0087】また、カウンタ表示を行わせる機器として
は、AV機器の他、例えば、コンピュータを用いること
も可能であり、この場合、上述のカウンタ処理を行うた
めのプログラムが、コンピュータにインストールされ
る。
【0088】そこで、図11は、上述した一連の処理を
実行するプログラムがインストールされるコンピュータ
の一実施の形態の構成例を示している。
【0089】プログラムは、コンピュータに内蔵されて
いる記録媒体としてのハードディスク105やROM1
03に予め記録しておくことができる。
【0090】あるいはまた、プログラムは、フロッピー
(登録商標)ディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Onl
y Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digita
l Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなど
のリムーバブル記録媒体111に、一時的あるいは永続
的に格納(記録)しておくことができる。このようなリ
ムーバブル記録媒体111は、いわゆるパッケージソフ
トウエアとして提供することができる。
【0091】なお、プログラムは、上述したようなリム
ーバブル記録媒体111からコンピュータにインストー
ルする他、ダウンロードサイトから、ディジタル衛星放
送用の人工衛星を介して、コンピュータに無線で転送し
たり、LAN(Local Area Network)、インターネットとい
ったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送
し、コンピュータでは、そのようにして転送されてくる
プログラムを、通信部108で受信し、内蔵するハード
ディスク105にインストールすることができる。
【0092】コンピュータは、CPU(Central Processing
Unit)102を内蔵している。CPU102には、バス1
01を介して、入出力インタフェース110が接続され
ており、CPU102は、入出力インタフェース110を
介して、ユーザによって、キーボードや、マウス、マイ
ク等で構成される入力部107が操作等されることによ
り指令が入力されると、それにしたがって、ROM(Read O
nly Memory)103に格納されているプログラムを実行
する。あるいは、また、CPU102は、ハードディスク
105に格納されているプログラム、衛星若しくはネッ
トワークから転送され、通信部108で受信されてハー
ドディスク105にインストールされたプログラム、ま
たはドライブ109に装着されたリムーバブル記録媒体
111から読み出されてハードディスク105にインス
トールされたプログラムを、RAM(Random Access Memor
y)104にロードして実行する。これにより、CPU10
2は、上述したフローチャートにしたがった処理、ある
いは上述したブロック図の構成により行われる処理を行
う。そして、CPU102は、その処理結果を、必要に応
じて、例えば、入出力インタフェース110を介して、
LCD(Liquid CryStal Display)やスピーカ等で構成され
る出力部106から出力、あるいは、通信部108から
送信、さらには、ハードディスク105に記録等させ
る。
【0093】ここで、本明細書において、コンピュータ
に各種の処理を行わせるためのプログラムを記述する処
理ステップは、必ずしもフローチャートとして記載され
た順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あ
るいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるい
はオブジェクトによる処理)も含むものである。
【0094】また、プログラムは、1のコンピュータに
より処理されるものであっても良いし、複数のコンピュ
ータによって分散処理されるものであっても良い。さら
に、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実
行されるものであっても良い。
【0095】以上のように、AVHDD12がアクセス
しているHD33の位置に関する現在位置情報に対応す
る時間の表示としてのカウンタ表示を、ユーザによる早
送りボタンや巻き戻しボタン等の操作に対応して更新
し、その更新後のカウンタ表示に対応するHD33の位
置にアクセスすることを指令するコマンドを、AVHD
D12に送信するようにしたので、AVHDD12に対
して、巻き戻しや早送りを指令するコマンドが定義され
ていなくても、ユーザには、擬似的に、早送りや巻き戻
しが行われているかのように見せることができ、従っ
て、テープ状の記録媒体の記録再生装置を扱う場合と同
様の操作性を提供することができる。さらに、そのよう
な操作性を提供するにあたって、AVHDD12の仕様
や、AV/Cのコマンドセットを変更する必要もない。
【0096】即ち、上述のカウンタ処理によれば、巻き
戻しや早送りを指令するコマンドが定義されていなくて
も、位置指定コマンドが定義されていれば、擬似的な巻
き戻しや早送りを、容易に実現することができる。
【0097】なお、カウンタ処理は、AV/Cにおい
て、巻き戻しや早送りを指令するコマンドが定義されて
いる、テープ状の記録媒体の記録再生装置にも適用可能
である。即ち、上述の場合には、カウンタ処理を、ディ
スク状の記録媒体の記録再生を行うAVHDD12に適
用して、擬似的な早送りや巻き戻しを行うようにした
が、カウンタ処理は、AVHDD12の他、ディスク状
以外の、例えばテープ状の記録媒体や、カード状の記録
媒体、半導体メモリ、その他の記録媒体の記録再生を行
う記録再生装置にも適用可能である。
【0098】また、本実施の形態では、カウンタ表示と
して時間を表示するようにしたが、その他、例えば、H
D33におけるデータ量(例えば、バイト数等)等の、
ユーザにHD33へのアクセス位置を提示する指標を表
示するようにすることが可能である。
【0099】さらに、本実施の形態では、HD33から
データを再生する場合を対象としたが、本発明は、HD
33にデータを記録する場合にも適用可能である。
【0100】また、本発明は、HD33に記録されるデ
ータの種類にかかわらず、即ち、HD33に記録される
データが、画像、音声、テキスト、プログラム等のいず
れであっても適用可能である。
【0101】さらに、画像がMPEG(Moving Picture
Experts Group)符号化されて、HD33に記録される場
合において、ユーザが早送りボタン等を操作している間
に、画像を、DTV11に表示するときには、DTV1
1では、その表示すべき画像のフレーム(フィールド)
を含むGOP(Group Of Picture)がサーチされ、必要な
MPEGデコードが行われる。
【0102】また、本実施の形態では、IEEE1394規格に
よる通信を行う機器を対象としたが、本発明は、その他
のディジタルインタフェースによる通信を行う機器にも
適用可能である。
【0103】さらに、図7および図8の実施の形態で
は、早送りボタンまたは巻き戻しボタンが操作されてい
る間、カウンタ表示の変更に同期して、AVHDD12
から画像を読み出して表示するようにしたが、早送りボ
タンまたは巻き戻しボタンが操作されている間におけ
る、AVHDD12からの画像を読み出しおよび表示
は、カウンタ表示の変更とは非同期に行うことも可能で
ある。
【0104】
【発明の効果】以上の如く、本発明の制御装置および制
御方法、並びにプログラム記録媒体によれば、記録再生
装置がアクセスしている記録媒体の位置に関する位置情
報が、表示装置に表示される一方、ユーザの操作に対応
して、表示装置による位置情報の表示が更新され、その
更新後の位置情報に対応する記録媒体の位置にアクセス
することを指令するコマンドが、ディジタルインタフェ
ースを介して記録再生装置に送信される。従って、例え
ば、擬似的な早送りや巻き戻しを実現することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のAVシステムの一例の構成と、その動作
を説明する図である。
【図2】本発明を適用したAVシステムの一実施の形態
の構成例を示すブロック図である。
【図3】図2のDTV11の構成例を示すブロック図で
ある。
【図4】図2のAVHDD12の構成例を示すブロック
図である。
【図5】DTV11によるカウンタ処理の第1実施の形
態を説明する図である。
【図6】DTV11によるカウンタ処理の第1実施の形
態を説明するフローチャートである。
【図7】DTV11によるカウンタ処理の第2実施の形
態を説明するフローチャートである。
【図8】DTV11によるカウンタ処理の第2実施の形
態を説明する図である。
【図9】DTV11によるカウンタ処理の第3実施の形
態を説明するフローチャートである。
【図10】DTV11によるカウンタ処理の第3実施の
形態を説明する図である。
【図11】本発明を適用したコンピュータの一実施の形
態の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 DTV, 11A 操作パネル, 12 AVH
DD, 21 チューナ, 22 表示部, 23 制
御部, 23A メモリ, 24 OSD部,25 IE
EE1394インタフェース部, 26 操作部, 31 IE
EE1394インタフェース部, 32 HDコントローラ,
33 HD, 101 バス, 102 CPU, 1
03 ROM, 104 RAM, 105 ハードディス
ク, 106 出力部, 107 入力部, 108
通信部, 109 ドライブ,110 入出力インタフ
ェース, 111 リムーバブル記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D066 CA12 SA07 SB08 SC03 SD01 SE02 SF10 5D077 AA21 CA02 CB02 DC03 HC02 HC43

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に対する情報の記録または再生
    を行う記録再生装置とディジタルインタフェースを介し
    て接続され、前記記録再生装置を制御する制御装置であ
    って、 前記記録再生装置がアクセスしている前記記録媒体の位
    置に関する位置情報を、表示装置に表示させる表示制御
    手段と、 ユーザの操作に対応して、前記表示装置による位置情報
    の表示を更新する更新手段と、 更新後の位置情報に対応する前記記録媒体の位置にアク
    セスすることを指令するコマンドを、前記ディジタルイ
    ンタフェースを介して前記記録再生装置に送信する送信
    手段とを備えることを特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】 前記更新手段は、ユーザが所定の操作を
    行っている間、前記表示装置による位置情報の表示を順
    次更新することを特徴とする請求項1に記載の制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記更新手段は、ユーザが所定の操作を
    停止した場合に、前記表示装置による位置情報の表示の
    更新を停止することを特徴とする請求項2に記載の制御
    装置。
  4. 【請求項4】 前記送信手段は、前記表示装置による位
    置情報の表示の更新が停止されたときの位置情報に対応
    する前記記録媒体の位置にアクセスすることを指令する
    コマンドを、前記記録再生装置に送信することを特徴と
    する請求項3に記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記送信手段は、前記表示装置による位
    置情報の表示が更新されている間、その更新後の位置情
    報に対応する前記記録媒体の位置にアクセスすることを
    指令するコマンドを、前記記録再生装置に送信すること
    を特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記記録再生装置に前記コマンドを送信
    することによって、前記記録再生装置から送信されてく
    る情報を出力させる出力制御手段をさらに備えることを
    特徴とする請求項5に記載の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記更新手段は、前記表示装置による位
    置情報の表示を、ユーザから入力された値に更新するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体は、ディスク状のものであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  9. 【請求項9】 前記位置情報は、時間を表すものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  10. 【請求項10】 ディジタルインタフェースを介して接
    続され、記録媒体に対する情報の記録または再生を行う
    記録再生装置を制御する制御方法であって、 前記記録再生装置がアクセスしている前記記録媒体の位
    置に関する位置情報を、表示装置に表示させる表示制御
    ステップと、 ユーザの操作に対応して、前記表示装置による位置情報
    の表示を更新する更新ステップと、 更新後の位置情報に対応する前記記録媒体の位置にアク
    セスすることを指令するコマンドを、前記ディジタルイ
    ンタフェースを介して前記記録再生装置に送信する送信
    ステップとを備えることを特徴とする制御装置。
  11. 【請求項11】 記録媒体に対する情報の記録または再
    生を行う記録再生装置を制御する制御処理を、前記記録
    再生装置とディジタルインタフェースを介して接続され
    たコンピュータに行わせるプログラムが記録されている
    プログラム記録媒体であって、 前記記録再生装置がアクセスしている前記記録媒体の位
    置に関する位置情報を、表示装置に表示させる表示制御
    ステップと、 ユーザの操作に対応して、前記表示装置による位置情報
    の表示を更新する更新ステップと、 更新後の位置情報に対応する前記記録媒体の位置にアク
    セスすることを指令するコマンドを、前記ディジタルイ
    ンタフェースを介して前記記録再生装置に送信する送信
    ステップとを備えるプログラムが記録されていることを
    特徴とするプログラム記録媒体。
JP2000161788A 2000-05-31 2000-05-31 制御装置および制御方法、並びにプログラム記録媒体 Withdrawn JP2001344884A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000161788A JP2001344884A (ja) 2000-05-31 2000-05-31 制御装置および制御方法、並びにプログラム記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000161788A JP2001344884A (ja) 2000-05-31 2000-05-31 制御装置および制御方法、並びにプログラム記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001344884A true JP2001344884A (ja) 2001-12-14

Family

ID=18665762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000161788A Withdrawn JP2001344884A (ja) 2000-05-31 2000-05-31 制御装置および制御方法、並びにプログラム記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001344884A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8170403B2 (en) 2005-03-17 2012-05-01 Funai Electric Co., Ltd. Video data reproduction apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8170403B2 (en) 2005-03-17 2012-05-01 Funai Electric Co., Ltd. Video data reproduction apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8806366B2 (en) Media file management system and method for home media center
US8824500B2 (en) Method of controlling connection between nodes in digital interface
US7346650B2 (en) Recording and reproducing system, server apparatus, recording and reproducing method, terminal apparatus, operating method, and program storage medium
JP3809640B2 (ja) メディア・コンテンツ管理avシステム及びコントロールセンター
US20080297371A1 (en) Electronic apparatus and connected apparatus searching method
JP2004288197A (ja) スクリーンエリアインセット内にデータ表現を提示するためのインターフェース
JP2001512274A (ja) Av/cベースのディスク媒体プレーヤ/レコーダサブユニットのためのモデル及びコマンドセット
JP2001238278A (ja) 外部連結機器に対する画像機器のメニュー遠隔制御方法
US20070025197A1 (en) Information-processing apparatus, recording medium and information-processing method
US20090044221A1 (en) Information Processing Apparatus and Program Startup Control Method
JP4578831B2 (ja) 映像信号及び/または音声信号を記録/再生できるディスプレイ装置及びその運用方法
US20020095531A1 (en) Disc playback system and display unit
JP3396859B2 (ja) 複数個の機器を含むシステムにおけるデータ転送方法、データ転送システム、転送機器指定装置、ネットワーク機器の遠隔制御装置および情報機器
JP2004357293A (ja) 識別子で関連付けられたドキュメントの選択のためのナビゲーション処理及びその処理を実施する装置
JP4116390B2 (ja) 機器コントロールシステム、表示装置及び機器コントロールプログラムを記録した記録媒体
JP3748257B2 (ja) Ieee1394シリアルバスに接続されるコントローラ機器とそれを用いたネットワークシステム
JP2001344884A (ja) 制御装置および制御方法、並びにプログラム記録媒体
US11582514B2 (en) Source apparatus and control method therefor
JP2003217266A (ja) 記録方法及び記録装置
JPH10210058A (ja) 電子機器およびその制御方法
KR100620515B1 (ko) 외부기기와의 av연결상태의 디스플레이가 가능한영상기기 및 그 av연결상태의 디스플레이방법
KR101614946B1 (ko) 장면 간의 링크를 이용한 멀티미디어 컨텐츠 재생 방법 및 장치
WO2020195879A1 (ja) 情報処理端末、情報処理方法、およびプログラム
EP0809234A1 (en) PC-controlled multimedia system and methods using the same
JP2002262238A (ja) 映像再生装置、映像配信装置および記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070807