JP2001344549A - Ecショッピング保証装置、ecショッピング保証方法および記録媒体 - Google Patents

Ecショッピング保証装置、ecショッピング保証方法および記録媒体

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JP2001344549A
JP2001344549A JP2000162957A JP2000162957A JP2001344549A JP 2001344549 A JP2001344549 A JP 2001344549A JP 2000162957 A JP2000162957 A JP 2000162957A JP 2000162957 A JP2000162957 A JP 2000162957A JP 2001344549 A JP2001344549 A JP 2001344549A
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Application number
JP2000162957A
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Inventor
Shuji Tateno
修二 舘野
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Nomura Research Institute Ltd
Original Assignee
Nomura Research Institute Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 消費者へ負担をかけることなく消費者の不安
を軽減し、クレジットカード決済の安全性を確保できる
ECショッピング保証のための技術を提供する。 【構成】 決済センターに対して予め登録され加盟店I
Dを取得した仮想ショップにて、商品等の注文の意思表
示を示した消費者に対応した注文IDを作成し、加盟店
IDとともに送信されてくる注文情報を受信する。その
注文情報に基づいて決済手続きのための決済IDを付与
して仮想ショップへ返信する。仮想ショップが受信した
決済IDを転送された消費者は、クレジットカード情報
を決済センターへ送信する。クレジットカード情報は、
与信のためにクレジットカード会社へ送信し、与信結果
を受信する。その与信結果を仮想ショップへ送信するこ
ととする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、EC(エレクト
リック・コマース)におけるクレジットカード決済の技
術に関するものである。
【0002】
【先行技術】インターネットの発達に伴い、EC技術に
ついても日進月歩であるが、クレジットカードによる決
済が危険であるとの認識が一般消費者に根強い。危険で
ある理由の一つとしては、クレジット番号が盗聴などに
よって漏洩するという技術的な問題がクローズアップさ
れることが多い。
【0003】このため、プリペイドカードを購入し、イ
ンターネット上の仮想ショップにてそのカードに記載さ
れた決済用コード等を入力することで、プリペイドカー
ドの購入額を限度とした決済を行える、という方式が普
及している。平成5年以後に公開された特許出願につい
て、「決済*カード*暗号」というキーワードにて検索し
たところ、特許出願25件を抽出したが、その中の特開
2000−30124号、特開平11−120244号
などは、前述したプリペイドカード方式に関する技術で
ある。
【0004】プリペイド方式は、決済用コードが盗聴な
どによって漏洩したり、仮想ショップの閉鎖などによっ
て注文した商品が届かなかったなどの問題が生じたとし
ても、その被害額がプリペイドカードに対して支払った
金額の限度を超えない、という安心感がある。このた
め、インターネット上における一部の少額決済では、プ
リペイド方式が急速に普及している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】プリペイド方式が普及
する一方で、クレジットカードによる決済が伸び悩む理
由としては、消費者の立場では、電子財布に関する技術
的な不安よりも、現実の店舗が存在しない仮想店舗に対
してクレジット番号を開示することへの不安が大きいと
いうことが推測されている。
【0006】また、電子財布の場合は、消費者が自分の
コンピュータへ、証明書やウォレットのためのソフトウ
エアをインストールしなければならないという手間があ
る。本発明が解決すべき課題は、消費者へ負担をかける
ことなく消費者の不安を軽減し、クレジットカード決済
の安全性を確保できる技術を提供することにある。請求
項1から請求項4記載の発明の目的は、消費者へ負担を
かけることなく消費者の不安を軽減し、クレジットカー
ド決済の安全性を確保できるECショッピング保証装置
を提供することにある。
【0007】請求項5から請求項8記載の発明の目的
は、消費者へ負担をかけることなく消費者の不安を軽減
し、クレジットカード決済の安全性を確保できるECシ
ョッピング保証方法を提供することにある。請求項9お
よび請求項10記載の発明の目的は、消費者へ負担をか
けることなく消費者の不安を軽減し、クレジットカード
決済の安全性を確保できるECショッピング保証方法を
実現するコンピュータプログラムを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、インターネッ
ト上に開店する仮想ショップ(ECショップ)での売買
について、ECショップとクレジットカード会社との仲
介業務を行う決済センターを設けることによって上記し
た目的を達成する。 (請求項1)請求項1記載の発明は、クレジットカード
会社と仮想ショップとの仲介業務を行う決済センターに
備えられる装置である。すなわち、決済センターに対し
て予め登録され加盟店IDを取得した仮想ショップに
て、商品等の注文の意思表示した消費者に対応した注文
IDを作成し、加盟店IDとともに送信されてくる注文
情報を受信する注文情報受信手段と、 その注文情報に
基づいて決済手続きのための決済IDを付与して仮想シ
ョップへ返信する決済ID生成手段と、 仮想ショップ
が受信した決済IDを転送された消費者から送信される
クレジットカード情報を受信するカード情報受信手段
と、 そのクレジットカード情報を与信のためにクレジ
ットカード会社へ送信するとともに、与信結果をクレジ
ット会社から受信する与信要求手段と、 その与信結果
を仮想ショップへ送信する与信結果送信手段とを備えた
ECショッピング保証装置に係る。
【0009】(用語説明)「仮想ショップ」とは、イン
ターネット上にて商品やサービスを提供する店をいう。
決済センターに対して予めなす「登録」は、クレジット
カード会社が行う加盟店登録の条件と異なる審査(例え
ば情報処理技術のレベル判定など)に基づいて行うこと
している。消費者の安心度を高めるためである。決済セ
ンターは、審査に合格した加盟店に対してのみ加盟店I
Dを付与して管理する。
【0010】「商品等」とは、商品またはサービスのこ
ととする。「注文ID」とは、購入に係る商品やサービ
スの特定や金額についての情報を管理するためのIDで
ある。「クレジットカード情報」とは、クレジットカー
ドの番号、暗証番号、有効期限など、決済に必要な情報
をいう。
【0011】決済ID、注文IDなど、送信時において
暗号化が必要な情報については、適宜暗号化することと
する。 (作用)まず、仮想ショップは、決済センターに対して
登録手続きを行って加盟店IDを取得する。この加盟店
IDを取得した仮想ショップでのショッピングが、本願
発明のショッピング保証装置の対象となる。
【0012】消費者が仮想ショップのサイトを閲覧し、
購入を決意したら、当該仮想ショップに対して商品を特
定して注文の意思表示を送信する。すると、その意思表
示を受信した仮想ショップは、注文に係る商品等および
消費者などを特定するための注文情報を決済センターへ
送信する。決済センターでは、注文情報受信手段が、送
信されてきた注文情報を受信する。そして、その注文情
報に基づいて、決済ID生成手段が決済手続きのための
決済IDを付与して仮想ショップへ返信する。そして決
済IDを含む決済のための連絡を消費者へ送信する。
【0013】決済IDを受信した消費者は、自分がなし
た注文が決済センターまで届いていることが推測できる
ので、決済IDとともにクレジットカード情報を決済セ
ンターへ送信する。クレジットカード情報を受信した決
済センターでは、与信要求手段が、クレジットカード情
報、決済ID(あるいはその決済IDに含まれる商品等
の購入金額)とともにクレジットカード会社へ与信要求
を送信する。与信要求を受信したクレジットカード会社
は、その与信検証手段によって、クレジットカード情
報、決済IDなどによってカード利用限度額を超えてい
ないかどうかなどの確認を取る。確認が取れたら、与信
結果を決済センターへ送信する。
【0014】決済センターでは、与信結果送信手段が与
信結果を仮想ショップへ送信する。ここにおいて、消費
者は決済センターが予め登録した仮想ショップであるこ
と、およびクレジットカード番号などを仮想ショップで
はなくて決済センターへ連絡することとなっているた
め、安心してショッピングをすることができる。仮想シ
ョップとすれば、クレジットカード会社への与信要求な
どを決済センターに代行してもらえるという利点があ
る。
【0015】クレジットカード会社としては、仮想ショ
ップが多数あったとしても、与信などの通信を行うのは
決済センターのみであるので、事務的な手続きを簡素化
できるという利点がある。 (請求項2)請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明を限定したものであり、仮想ショップへ注文した商品
等が消費者へ届いた場合に納品通知を受信する納品通知
受信手段と、 その納品通知を受信した場合に、クレジ
ットカード会社に仮想ショップへの振り込みを促す振り
込み催促送信手段とを備えたECショッピング保証装置
に係る。
【0016】(用語説明)「納品通知受信手段」とは、
例えば、以下の二種類がある。第一の手段として、仮想
ショップあるいは仮想ショップから依頼された運送業者
が、消費者に商品を送り届けた証明を、仮想ショップあ
るいは運送業者から受信する手段である。第二の手段と
して、商品を受け取った証明を消費者から受信する手段
である。いずれの手段も、納品通知を送信しなければペ
ナルティを課せられる仕組みによって強制力を持つ。仮
想ショップが納品通知を送信する義務を負う場合、納品
通知を送信しないと決済センターが登録を取り消すなど
のペナルティを課す。消費者が納品通知を送信する義務
を負う場合、納品通知を送信しないと仮想ショップへの
アクセス権限を取り消すなどのペナルティを課す。
【0017】(作用)納品通知受信手段が、仮想ショッ
プへ注文した商品が消費者へ届いた場合に納品通知を受
信する。この時点で、消費者としては商品が間違ってい
たり破損していたりしなければ、仮想ショップとの取引
が完了する。続いて、振り込み催促送信手段がクレジッ
トカード会社に仮想ショップへの振り込みを促す。振り
込みが完了すれば、クレジットカード会社と仮想ショッ
プとの取引が完了する。この仕組みによって、仮想ショ
ップが消費者への納品をせずにお金だけを受け取るとい
う不正行為や、商品の間違いや破損といったクレームを
未然に防ぐことができる。
【0018】決済センターとしては、消費者と仮想ショ
ップとの取引およびクレジットカード会社と仮想ショッ
プとの取引の完了を確認できるので、消費者、仮想ショ
ップおよびクレジットカード会社からの信頼を獲得でき
る。 (請求項3)請求項3記載の発明は、クレジットカード
会社との仲介業務を行う決済センターに対して予め登録
された加盟店たる仮想ショップに備えられる装置であ
る。すなわち、決済センターに対して予め登録され加盟
店IDを取得した仮想ショップにて、商品等を注文する
意思表示を消費者から受信する注文受信手段と、 注文
の意思表示に対して、消費者に対応した注文IDを作成
して加盟店IDとともに注文情報を決済センターへ送信
する注文ID送信手段と、 決済センターの決済ID生
成手段に基づいて作成された決済手続きのための決済I
Dを受信する決済ID受信手段と、 決済センターがク
レジットカード会社へ与信した結果を受信する与信受信
手段とを備えたECショッピング保証装置に係る。
【0019】(作用)まず、仮想ショップは、決済セン
ターに対して予め登録し、加盟店IDを取得する。消費
者からの商品等の注文の意思表示は、注文受信手段が受
信する。そして、その意思表示に対しては、決済モジュ
ールが消費者に対応した注文IDを作成して加盟店ID
とともに注文情報を決済センターへ送信する。
【0020】一方の決済センターでは、注文IDおよび
消費者から受信したクレジットカード情報等に基づいて
クレジットカード会社へ与信する。与信の結果は、決済
センターを介して仮想ショップが受け取る。ここにおい
て、仮想ショップとしては、消費者の支払い能力が保証
されたので、安心して消費者へ商品等を発送することが
できる。
【0021】(請求項4)請求項4記載の発明は、請求
項3記載のECショッピング保証装置を限定したもので
ある。すなわち、請求項4記載の発明は、決済モジュー
ルには、商品の注文が完了された旨を消費者へ通知する
ための注文確認送信手段を備え、 その注文確認送信手
段は、クレジットカード会社から許可する旨の与信結果
を、決済センターを介して受信した場合に消費者へ通知
することとしたECショッピング保証装置に係る。
【0022】(作用)注文確認送信手段は、決済モジュ
ールが決済センターから決済IDを受信した場合に、商
品の注文が完了された旨を消費者へ通知する。 (請求項5)請求項5記載の発明は、決済センターに対
して予め登録され加盟店IDを取得した仮想ショップに
て消費者が商品を注文する場合に用いる。すなわち、決
済センターに対して予め登録され加盟店IDを取得した
仮想ショップにて、商品等の注文の意思表示を示した消
費者に対応した注文IDが作成され、加盟店IDととも
に送信される注文情報を受信する注文情報受信手順と、
その注文情報に基づいて決済手続きのための決済ID
を付与して仮想ショップへ返信する決済ID生成手順
と、 仮想ショップが受信した決済IDを転送された消
費者から送信されるクレジットカード情報を受信するカ
ード情報受信手順と、 そのクレジットカード情報を与
信のためにクレジットカード会社へ送信するとともに、
与信結果を受信する与信要求手順と、 その与信結果を
仮想ショップへ送信する与信結果送信手順とを備えたE
Cショッピング保証方法に係る。
【0023】(請求項6)請求項6記載の発明は、請求
項5記載のECショッピング保証方法を限定したもので
あり、仮想ショップへ注文した商品等が消費者へ届いた
場合に納品通知を受信する納品通知受信手順と、 その
納品通知を受信した場合に、クレジットカード会社に仮
想ショップへの振り込みを促す振り込み催促送信手順と
を備えたECショッピング保証方法に係る。
【0024】(請求項7)請求項7記載の発明は、決済
センターに対して予め登録された仮想ショップにて消費
者が商品を注文する場合に用いる。すなわち、決済セン
ターに対して予め登録され加盟店IDを取得した仮想シ
ョップにて、商品等を注文する意思表示を消費者から受
信する注文受信手順と、 注文の意思表示に対して、消
費者に対応した注文IDを作成して加盟店IDとともに
注文情報を決済センターへ送信する注文ID送信手順
と、 決済センターの決済ID生成手段に基づいて作成
された決済手続きのための決済IDを受信する決済ID
受信手順と、 決済センターがクレジットカード会社へ
与信した結果を受信する与信受信手順とを備えたECシ
ョッピング保証方法に係る。
【0025】(請求項8)請求項8記載の発明は、請求
項7記載のECショッピング保証方法を限定したもので
あり、 商品の注文が完了された旨を消費者へ通知する
ための注文確認送信手順と、 クレジットカード会社か
ら許可する旨の与信結果を、決済センターを介して受信
した場合に消費者へ通知する与信結果通知手順とを備え
たECショッピング保証方法に係る。
【0026】(請求項9)請求項9記載の発明は、プロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
である。そのプログラムは、決済センターに対して予め
登録され加盟店IDを取得した仮想ショップにて、商品
等の注文の意思表示を示した消費者に対応した注文ID
が作成され、加盟店IDとともに送信される注文情報を
受信する注文情報受信手順と、 その注文情報に基づい
て決済手続きのための決済IDを付与して仮想ショップ
へ返信する決済ID生成手順と、 仮想ショップが受信
した決済IDを転送された消費者から送信されるクレジ
ットカード情報を受信するカード情報受信手順と、 そ
のクレジットカード情報を与信のためにクレジットカー
ド会社へ送信するとともに、与信結果を受信する与信要
求手順と、 その与信結果を仮想ショップへ送信する与
信結果送信手順とを実行させるためのプログラムとす
る。
【0027】(用語説明)ここで、「記録媒体」とは、
それ自身では空間を占有し得ないプログラムを担持する
ことができる媒体であり、例えば、フロッピー(登録商
標)ディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO
(光磁気ディスク)、DVD−ROM、PDなどであ
る。 (請求項10)請求項10記載の発明は、プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0028】そのプログラムは、決済センターに対して
予め登録され加盟店IDを取得した仮想ショップにて、
商品等を注文する意思表示を消費者から受信する注文受
信手順と、 注文の意思表示に対して、消費者に対応し
た注文IDを作成して加盟店IDとともに注文情報を決
済センターへ送信する注文ID送信手順と、 決済セン
ターの決済ID生成手段に基づいて作成された決済手続
きのための決済IDを受信する決済ID受信手順と、
決済センターがクレジットカード会社へ与信した結果を
受信する与信受信手順とを実行させるためのプログラム
とする。
【0029】(その他)請求項6または請求項8に係る
ECショッピング保証方法をコンピュータに実行させる
ため、それぞれの請求項に記載された手順を実行させる
ためのプログラムを記録媒体に記録させた発明を提供す
ることもできる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態及び図
面に基づいて、更に詳しく説明する。ここで使用する図
面は、本発明の実施形態を示す概念図たる図1である。
図1は、インターネット上で営業する仮想ショップたる
ECショップ、そのECショップにアクセスしてショッ
ピングをする消費者、消費者のショッピング代金をEC
ショップに対して支払い、且つ消費者へ代金を請求する
クレジットカード会社、およびECショップとクレジッ
トカード会社と消費者との仲介業務を行う決済センター
におけるやり取りを示している。各種情報の授受は、電
話回線または専用線によって行われる。
【0031】前提として、ECショップは、決済センタ
ーに対して所定条件を満たす場合に登録されている。そ
の「登録」は、クレジットカード会社が行う加盟店登録
の条件と異なる審査(ここでは、加盟店において情報処
理技術者が常駐しているか否かという審査)に基づいて
行うことしているため、消費者の安心度を高めることに
役立つ。決済センターは、審査に合格した加盟店に対し
てのみ加盟店IDを付与し、加盟店契約データベースに
それらのデータを蓄積して管理する。
【0032】まず、消費者は、ECショップに対してア
クセスし、そこで販売されている商品またはサービスを
選び、商品注文の意思表示を行う(0)。ECショップ
は、図示を省略した注文受信手段にてこの意思表示を受
信する。すると、ECショップに備えられた決済モジュ
ールが加盟店ID、注文ID、金額および配送予定日と
いった情報を決済センターへ送信する(1)。決済セン
ターに備えられた決済ID生成手段は、ECショップか
らの注文情報を受信する注文情報受信機能と、その注文
情報から決済IDを生成してECショップへ送信する決
済ID生成機能とを備えており、その決済ID生成手段
が決済IDをECショップへ送信する(2)。この決済
IDは、安全性を高めるため、暗号化して行う。
【0033】決済IDを受信したECショップの決済モ
ジュールは、決済URLを消費者へ送信する(3)。こ
のときも安全性を高めるため、暗号化して行う。消費者
は、この決済URLとともに、注文した商品の代金を支
払うためのクレジットカード番号および暗証番号といっ
たクレジットカード情報を、暗号化して決済センターへ
送信する(4)。
【0034】決済URL、クレジットカードの番号およ
び暗証番号を、図示を省略したカード情報受信手段にて
受信した決済センターでは、決済URLを用いて加盟店
IDおよび決済IDを割り出し、クレジットカード番号
および暗証番号、決済金額といった情報とともにクレジ
ットカード会社へ与信要求を行う(5)。与信を要求さ
れたクレジットカード会社は、与信検証手段によって検
証し、与信結果を決済センターへ返信する(6)。与信
結果は、注文IDとともにECショップへ暗号化されて
送信される(7)。なお、与信要求(5)および与信結
果(6)の通信は、セキュリティ確保のため、専用線を
用いて行う。
【0035】この結果、消費者のECショップへの支払
いを、クレジットカード会社が保証したこととなる。代
金の支払いが保証されたECショップでは、商品の発送
手続きを済ませる(8)。一方、決済センターに備えら
れた決済データベースからは、クレジットカード会社へ
売り上げ決済IDが送信される(9)。そして、クレジ
ットカード会社は、ECショップへの代金振り込みを行
う(10)。その一方、売上代金を消費者へ請求する手
続きをとる(11)。
【0036】決済センターとしては、ECショップにお
ける与信関連の手続きを代行したり、消費者からのクレ
ジットカード情報の管理を代行していることとなるの
で、決済手数料をECショップに対して請求することと
なる(12)。上記した実施形態によれば、消費者は決
済センターが予め登録した仮想ショップであること、お
よびクレジットカード番号などをECショップではなく
て決済センターへ連絡することとなっているため、安心
してショッピングをすることができる。
【0037】仮想ショップとすれば、クレジットカード
会社への利用照会などを決済センターに代行してもらえ
るという利点がある。クレジットカード会社としては、
仮想ショップが多数あったとしても、利用照会などの通
信を行うのは決済センターのみであるので、事務的な手
続きを簡素化できるという利点がある。
【0038】(バリエーション)仮想ショップへ注文し
た商品等が消費者へ届いた場合に納品通知を受信する納
品通知受信手段と、その納品通知を受信した場合に、ク
レジットカード会社に仮想ショップへの振り込みを促す
振り込み催促送信手段とを備えることとしてもよい。具
体的には、仮想ショップあるいは仮想ショップから依頼
された運送業者が消費者に商品を送り届けた証明を、仮
想ショップあるいは運送業者から決済センターが受信す
ることとするのである。この仕組みによって、仮想ショ
ップが消費者への納品をせずにお金だけを受け取るとい
う不正行為や、商品の間違いや破損といったクレームを
未然に防ぐことができる。決済センターとしては、消費
者と仮想ショップとの取引およびクレジットカード会社
と仮想ショップとの取引の完了を確認できるので、消費
者、仮想ショップおよびクレジットカード会社からの信
頼を獲得できることともなる。
【0039】
【発明の効果】請求項1から請求項4記載の発明によれ
ば、消費者へ負担をかけることなく消費者の不安を軽減
し、クレジットカード決済の安全性を確保できるECシ
ョッピング保証装置を提供することができた。請求項5
から請求項8記載の発明によれば、消費者へ負担をかけ
ることなく消費者の不安を軽減し、クレジットカード決
済の安全性を確保できるECショッピング保証方法を提
供することができた。
【0040】請求項9および請求項10記載の発明によ
れば、消費者へ負担をかけることなく消費者の不安を軽
減し、クレジットカード決済の安全性を確保できるEC
ショッピング保証方法を実現するコンピュータプログラ
ムを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す概念図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 424 G06F 17/60 424 512 512 Fターム(参考) 5B049 AA05 BB11 BB46 CC05 CC39 EE03 FF03 FF04 GG04 GG07 GG10 5B055 CB09 CB10 CC10 CC11 EE02 EE03 EE17 EE21 EE27 HA04 HA12 JJ05 KK01 KK19 MM20 PA02 PA34

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クレジットカード会社と仮想ショップとの
    仲介業務を行う決済センターに備えられる装置であっ
    て、 決済センターに対して予め登録され加盟店IDを取得し
    た仮想ショップにて、商品等の注文の意思表示した消費
    者に対応した注文IDを作成し、加盟店IDとともに送
    信されてくる注文情報を受信する注文情報受信手段と、 その注文情報に基づいて決済手続きのための決済IDを
    付与して仮想ショップへ返信する決済ID生成手段と、 仮想ショップが受信した決済IDを転送された消費者か
    ら送信されるクレジットカード情報を受信するカード情
    報受信手段と、 そのクレジットカード情報を与信のためにクレジットカ
    ード会社へ送信するとともに、与信結果をクレジット会
    社から受信する与信要求手段と、 その与信結果を仮想ショップへ送信する与信結果送信手
    段とを備えたECショッピング保証装置。
  2. 【請求項2】仮想ショップへ注文した商品等が消費者へ
    届いた場合に納品通知を受信する納品通知受信手段と、 その納品通知を受信した場合に、クレジットカード会社
    に仮想ショップへの振り込みを促す振り込み催促送信手
    段とを備えた請求項1記載のECショッピング保証装
    置。
  3. 【請求項3】決済センターに対して予め登録され加盟店
    IDを取得した仮想ショップにて、商品等を注文する意
    思表示を消費者から受信する注文受信手段と、 注文の意思表示に対して、消費者に対応した注文IDを
    作成して加盟店IDとともに注文情報を決済センターへ
    送信する注文ID送信手段と、 決済センターの決済ID生成手段に基づいて作成された
    決済手続きのための決済IDを受信する決済ID受信手
    段と、 決済センターがクレジットカード会社へ与信した結果を
    受信する与信受信手段とを備えたECショッピング保証
    装置。
  4. 【請求項4】決済モジュールには、商品の注文が完了さ
    れた旨を消費者へ通知するための注文確認送信手段を備
    え、 その注文確認送信手段は、クレジットカード会社から許
    可する旨の与信結果を、決済センターを介して受信した
    場合に消費者へ通知することとした請求項3記載のEC
    ショッピング保証装置。
  5. 【請求項5】決済センターに対して予め登録され加盟店
    IDを取得した仮想ショップにて、商品等の注文の意思
    表示を示した消費者に対応した注文IDが作成され、加
    盟店IDとともに送信される注文情報を受信する注文情
    報受信手順と、 その注文情報に基づいて決済手続きのための決済IDを
    付与して仮想ショップへ返信する決済ID生成手順と、 仮想ショップが受信した決済IDを転送された消費者か
    ら送信されるクレジットカード情報を受信するカード情
    報受信手順と、 そのクレジットカード情報を与信のためにクレジットカ
    ード会社へ送信するとともに、与信結果を受信する与信
    要求手順と、 その与信結果を仮想ショップへ送信する与信結果送信手
    順とを備えたECショッピング保証方法。
  6. 【請求項6】仮想ショップへ注文した商品等が消費者へ
    届いた場合に納品通知を受信する納品通知受信手順と、 その納品通知を受信した場合に、クレジットカード会社
    に仮想ショップへの振り込みを促す振り込み催促送信手
    順とを備えた請求項5記載のECショッピング保証方
    法。
  7. 【請求項7】決済センターに対して予め登録され加盟店
    IDを取得した仮想ショップにて、商品等を注文する意
    思表示を消費者から受信する注文受信手順と、 注文の意思表示に対して、消費者に対応した注文IDを
    作成して加盟店IDとともに注文情報を決済センターへ
    送信する注文ID送信手順と、 決済センターの決済ID生成手段に基づいて作成された
    決済手続きのための決済IDを受信する決済ID受信手
    順と、 決済センターがクレジットカード会社へ与信した結果を
    受信する与信受信手順とを備えたECショッピング保証
    方法。
  8. 【請求項8】商品の注文が完了された旨を消費者へ通知
    するための注文確認送信手順と、 クレジットカード会社から許可する旨の与信結果を、決
    済センターを介して受信した場合に消費者へ通知する与
    信結果通知手順とを備えた請求項7記載のECショッピ
    ング保証方法。
  9. 【請求項9】プログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体であって、 そのプログラムは、決済センターに対して予め登録され
    加盟店IDを取得した仮想ショップにて、商品等の注文
    の意思表示を示した消費者に対応した注文IDが作成さ
    れ、加盟店IDとともに送信される注文情報を受信する
    注文情報受信手順と、 その注文情報に基づいて決済手続きのための決済IDを
    付与して仮想ショップへ返信する決済ID生成手順と、 仮想ショップが受信した決済IDを転送された消費者か
    ら送信されるクレジットカード情報を受信するカード情
    報受信手順と、 そのクレジットカード情報を与信のためにクレジットカ
    ード会社へ送信するとともに、与信結果を受信する与信
    要求手順と、 その与信結果を仮想ショップへ送信する与信結果送信手
    順とを実行させるためのプログラムとしたコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】プログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体であって、 そのプログラムは、決済センターに対して予め登録され
    加盟店IDを取得した仮想ショップにて、商品等を注文
    する意思表示を消費者から受信する注文受信手順と、 注文の意思表示に対して、消費者に対応した注文IDを
    作成して加盟店IDとともに注文情報を決済センターへ
    送信する注文ID送信手順と、 決済センターの決済ID生成手段に基づいて作成された
    決済手続きのための決済IDを受信する決済ID受信手
    順と、 決済センターがクレジットカード会社へ与信した結果を
    受信する与信受信手順とを実行させるためのプログラム
    としたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002352170A (ja) * 2001-05-25 2002-12-06 Yamato Transport Co Ltd 決済仲介システム及び決済仲介方法
JP2016038828A (ja) * 2014-08-11 2016-03-22 株式会社日立システムズ 決済情報処理装置、決済方法、プログラム、および決済システム

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