JP2001344382A - 書類発行申請受付システムおよび記録媒体 - Google Patents

書類発行申請受付システムおよび記録媒体

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JP2001344382A
JP2001344382A JP2000165592A JP2000165592A JP2001344382A JP 2001344382 A JP2001344382 A JP 2001344382A JP 2000165592 A JP2000165592 A JP 2000165592A JP 2000165592 A JP2000165592 A JP 2000165592A JP 2001344382 A JP2001344382 A JP 2001344382A
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隆 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発行機関における現状の受付処理手続を大き
く変更することなく安価で簡便に導入でき、24時間い
つでも書類発行申請の受付が可能となる書類発行申請受
付システムを提供するものである。 【解決手段】 発行機関である自治体各機関と地域住民
である申請者の端末をインターネットで接続し、申請者
はその端末に表示された画面から申請する書類の種別を
設定するとともに必要項目を入力し、発行申請を出力す
る。システムは発行申請内容を受付番号を付して格納蓄
積し、自治体ではこの蓄積データを発行処理者の端末に
表示して発行処理を行い、発行済みメールを受信した申
請者は、自治体の窓口で書類を受け取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オンライン回線
を介して申請者の端末から発行機関への書類の発行申請
を受け付ける書類発行申請受付システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】住民
票や戸籍謄本等の公文書、その他その発行に申請手続が
必要となる書類の発行申請を行う場合、当該書類の発行
機関である、例えば市役所や町役場の受付時間内にその
受付窓口に出向く必要があり、その窓口での待ち時間を
含めると、多忙な申請者にとっては時間的に大きな負担
となる場合が多い。また、自動交付機が設置されている
場合にも、その稼働時間内に設置場所まで出向く必要が
あり、利便性において必ずしも満足のいくものではな
い。更に、この種自動交付機は価格が高価であり、規模
の小さな発行機関(自治体等)では導入することも困難
である。
【0003】この発明は以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、発行機関における現状の受付処
理手続を大きく変更することなく安価で簡便に導入で
き、24時間いつでも書類発行申請の受付が可能となる
書類発行申請受付システムおよび当該システムを機能さ
せるためのプログラムを記録した記録媒体を提供するも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係る書類発行
申請受付システムは、公文書等の書類を発行する発行機
関とオンライン回線を介して接続された申請者の端末か
ら上記書類の発行申請を受け付けるシステムであって、
上記申請者の端末に上記書類の種別を表示し、この表示
画面に基づき当該申請者に対して発行を申請する書類種
別の設定入力を促す書類種別入力手段、この書類種別入
力手段で設定された書類の申請に必要な入力項目を上記
申請者の端末に表示し、この表示画面により当該申請者
に上記入力項目の入力を促すとともに入力を終えた当該
書類の発行申請を出力する発行申請出力手段、この発行
申請出力手段から出力された発行申請内容を順次採番す
る受付番号を付して格納蓄積する発行申請内容蓄積手
段、この発行申請内容蓄積手段に蓄積された各発行申請
内容を上記発行機関の端末に表示し、上記発行機関の発
行処理者に対して上記各発行申請内容の発行処理の入力
を促す発行処理入力手段、およびこの発行処理入力手段
に基づき発行処理された書類の発行処理完了を当該申請
者の端末に向けて通知する発行処理完了通知手段を備え
たものである。
【0005】また、この発明に係る書類発行申請受付シ
ステムの発行処理入力手段は、発行申請内容蓄積手段に
蓄積された各発行申請内容を発行機関の端末に表示し、
上記発行機関の発行処理者に対して上記各発行申請内容
の発行合否の入力を促す発行合否入力手段を備え、発行
処理入力手段は、上記発行合否入力手段により発行合と
され発行処理された書類の発行処理完了を当該申請者の
端末に向けて通知し、上記発行合否入力手段により発行
否とされた申請に係る申請者の端末には入力内容不備を
通知するようにしたものである。
【0006】また、この発明に係る書類発行申請受付シ
ステムの発行申請出力手段は、申請者によって入力され
た入力項目の入力内容を予め設定された基準によりチェ
ックし不備がある場合は、その不備内容を当該申請者の
端末に表示するようにしたものである。
【0007】また、この発明に係る書類発行申請受付シ
ステムは、その発行機関で扱う各書類の発行申請用書類
の画像データを格納する申請用書類画像データ格納手段
を備え、書類種別入力手段で設定された書類種別の発行
申請用書類の画像データを上記申請用書類画像データ格
納手段から読み出して申請者の端末に向けて出力するよ
うにしたものである。
【0008】また、この発明に係る書類発行申請受付シ
ステムの発行申請内容蓄積手段は、各発行申請内容を、
その対象書類の取扱い担当発行機関または発行機関内の
取扱い担当部門である担当部署毎に区分して格納蓄積
し、上記発行申請内容蓄積手段に蓄積された各発行申請
内容はそれぞれ書類の担当部署の端末に表示させるよう
にしたものである。
【0009】また、この発明に係る記録媒体は、公文書
等の書類を発行する発行機関とオンライン回線を介して
接続された申請者の端末から上記書類の発行申請を受け
付けるシステムとして機能させるためのプログラムであ
って、上記申請者の端末に上記書類の種別を表示し、こ
の表示画面に基づき当該申請者に対して発行を申請する
書類種別の設定入力を促す書類種別入力手段、この書類
種別入力手段で設定された書類の申請に必要な入力項目
を上記申請者の端末に表示し、この表示画面により当該
申請者に上記入力項目の入力を促すとともに入力を終え
た当該書類の発行申請を出力する発行申請出力手段、こ
の発行申請出力手段から出力された発行申請内容を順次
採番する受付番号を付して格納蓄積する発行申請内容蓄
積手段、この発行申請内容蓄積手段に蓄積された各発行
申請内容を上記発行機関の端末に表示し、上記発行機関
の発行処理者に対して上記各発行申請内容の発行処理の
入力を促す発行処理入力手段、およびこの発行処理入力
手段に基づき発行処理された書類の発行処理完了を当該
申請者の端末に向けて通知する発行処理完了通知手段と
して機能させるためのプログラムを記録したものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1における書類発行申請受付システムの構
成を示すブロック図である。同図(1)は、本システム
を機能させるためのソフトウェアプログラムを搭載した
サーバ1をプロバイダ2に設置するASP(アプリケー
ション・サービス・プロバイダ)タイプのもの、同図
(2)は同サーバ1を書類の発行機関である、例えば自
治体3に設置するパッケージタイプと称しているもので
ある。いずれも、書類の発行を申請する申請者である地
域住民4のパソコン端末5と自治体3のパソコン端末6
とをオンライン回線であるインターネット7を介して接
続する構成であり、本システムとしては全く同様に機能
するもので、以下ではこれらタイプを区別することなく
説明することにする。
【0011】次に、図2および図3により、住民票の発
行申請を例にとった場合における、このシステムによる
処理の流れの概要を説明する。図2は、地域住民(申請
者)が自宅のパソコン端末を操作して住民票の発行を申
請してから実際に発行された住民票を受け取るまでの経
過をイラスト的に示した図である。また、図3は、同じ
工程における各処理の主体を、申請者、システム、発行
処理者(自治体の発行処理担当者)の別に区別して表示
した処理フロー図である。
【0012】以下、図3を中心に、1つの発行申請案件
に係る各処理を時系列に沿って説明していく。申請者が
自宅のパソコン端末を操作して、例えば当該自治体のホ
ームページを開き、その住民サービスメニューから、書
類発行申請をクリックすると、本システムが起動するこ
とになる。先ず、希望する書類(ここでは、住民票)を
選択する(ステップA1)。申請者は画面に誘導されて
入力欄に必要事項を入力する(ステップA2)。システ
ムではステップA1を受けて当該選択された書類に係る
申請書(画像情報)を申請者パソコン端末へ送信し、申
請者はこの申請書を印刷し、その印刷した申請書に必要
事項を記入して(ステップA3)、書類発行の申請を発
信する(ステップA4)。システムではステップA4を
受けて送信された申請に対する受付書を申請者パソコン
端末へ送信し(ステップA5)、申請者はこの受付書を
印刷する(ステップA6)。
【0013】以上は、申請者において、24時間任意の
時間帯で処理可能であるが、以下は、自治体における定
時間内での処理となる。システムが入力した発行申請の
内容を自治体のパソコン端末に表示し(ステップA
7)、自治体の発行処理者はその画面に基づき発行の合
否を判断し、合のときはこれに基づき書類(住民票)を
発行し、「発行済み」をクリックする(ステップA8)
とともに、システムが発行済みメールを申請者のパソコ
ン端末に送信する(ステップA9)。発行した書類は窓
口に保管される(ステップA10)。申請者は発行済み
メールを確認すると(ステップA11)、必要事項を記
入した申請書と必要事項が申請者によって入力されて作
成された受付書と必要な金額の発行手数料とを持参しこ
れらと引き替えに自治体の窓口で住民票を受け取ること
ができる(ステップA12)。勿論、発行申請手続の内
容確認を終え既に申請対象の住民票が作成されているの
で、自治体の定時後であっても夜間窓口等で受け取るこ
ともできる。
【0014】次に、フローチャート図およびパソコン端
末のディスプレイに出力する画面図を適宜参照して本シ
ステムによる処理の流れを詳細に説明する。なお、以下
では、申請者(地域住民)が書類の発行を申請する処理
を実行処理、自治体等の運用者(自治体職員)が書類を
発行する処理を運用処理、また、自治体等の設定者(自
治体職員)がシステムを設定する処理を設定処理と称す
るものとし、説明の都合上、各処理毎に説明する。
【0015】図4、図5は実行処理を説明するためのフ
ローチャートである。なお、各ステップの符号に′を付
したものは、システムがクライアントPC(申請者端
末)上で行う処理を示し、″を付したものは、システム
がサーバ上で行う処理を示し、これらを付していないも
のは申請者が行う処理を示す。
【0016】申請者がインターネットを利用して住民票
の発行申請を行う場合、図4では図示を省略している
が、先ず、その発行機関である市が開設しているホーム
ページにアクセスし、その画面上で設定される例えば住
民サービスメニューから「書類発行申請」サービスをク
リックすることになる。即ち、本システムを新たに導入
する場合には、クライアントである市等が開設するホー
ムページに本システムのソフトをリンクさせるようにす
ればよい。「書類発行申請」をクリックすると、図6の
書類選択画面が表示され、希望書類を選択する(ステッ
プJ1)。例えば、「住民票等の申請」をクリックする
と、図7の項目入力画面が表示され、申請者の端末のキ
ーボードを使って必要事項を入力する(ステップJ
2)。入力を終え、「決定」をクリックすると、図8の
入力内容確認画面が表示され(ステップJ3)、不備に
気付けば「NG」ボタンをクリックして(ステップJ4
でNG)、入力画面に戻し入力の修正を行う(ステップ
J2〜)。
【0017】不備がなければ「OK」ボタンをクリック
する(ステップJ4でOK)。以上は、申請者自身によ
る入力内容の確認処理であるが、申請者による確認が終
わった後、システム側が必要欄の入力欠落の有無など入
力内容が正常か否かを判別し、不備があれば(ステップ
J5′でNG)、その旨の表示を出力して申請者に入力
内容の修正を促す(ステップJ6′)。不備がなければ
(ステップJ5′でOK)、選択された書類の申請内容
をサーバに送信し(ステップJ7′)、サーバでは画像
ファイルデータ8から受信した選択書類に対応する画像
ファイルを画像ファイルデータ8から読み出し、クライ
アントPC(申請者)に送信する(ステップJ8″)。
なお、画像ファイルデータ8は、通常窓口で使用してい
る申請書類を、別途設定者がスキャナで取り込み画像フ
ァイルとして保持したものである。後述する図9に住民
票の申請書類を例示している。
【0018】申請書類の画像(図9)が表示されると
(ステップJ9′)、申請者は、端末のプリンタを使
い、図8に示す確認画面上で指示されていた形で上記画
像を印刷する(ステップJ10)。申請者は印刷した申
請書類に必要事項を記入するとともに、画面を再び図8
の確認画面に戻し、確認画面の「申請内容送信」ボタン
をクリックする(ステップJ11)。この情報がサーバ
に送信され(ステップJ12′)、サーバでは当該申請
に対し受付番号データ9から受付番号を採番し(ステッ
プJ13″)、受信した申請内容を受付番号を付して申
請内容データ10に保存する(ステップJ14″)。な
お、この申請内容データ10は後述する運用処理におい
て読み出される。
【0019】この受付番号をクライアントPC(申請
者)に送信し(ステップJ15″)、申請者の端末では
入力された申請内容とこの受付番号とを基に作成された
受付書が表示され(ステップJ16′、図10)、申請
者はこれを印刷する(ステップJ17)。
【0020】次にステップJ18で処理完了メール(図
11)をサーバから受け取るが、この処理完了メール
は、後述する運用処理において、申請内容データ10を
基に運用者が入力内容を確認してOKとなり「発行済
み」をクリックすることによって発信される。従って、
申請者による以上の処理が夜間になされた場合には、こ
の処理完了メールの受け取りは、少なくとも翌日の運用
時間経過後以降に可能となる。
【0021】申請者は、自分が申請した処理が終了して
いるかどうかを知りたいときは、ステップJ1で説明し
た要領で図6の書類選択画面を表示させ、この画面上で
「処理状況確認」ボタンをクリックすると、図12に示
す申請処理状況確認画面が表示され、ここで入手済の受
付書の受付番号を入力すると、サーバでは、その処理完
了/未完を判別して同画面の処理状態欄にその判別結果
を表示する。なお、申請者の入力内容に不備がある場合
は、後述する図14のステップU22″により、入力内
容不備メールが申請者の端末に送信される。
【0022】申請者は、以上でパソコン端末を用いた処
理は終了し、都合のつく時間帯に、印刷した受付書、印
刷して必要事項を記入した申請書、および必要な手数料
を、役所の窓口に持参すれば、所望する書類(住民票)
を受け取ることができる(ステップJ19)。役所の定
時外は、運用担当者が不在であるので、現状の発行申請
手続は受け付けられないが、このシステムを適用した場
合は、ステップJ18までの処理で、本来の発行申請の
受付処理が完了しているので、持参資料を確認するのみ
の簡単な手続きで済み、定時外窓口で支障なく扱うこと
ができる。
【0023】次に、書類発行処理を担当する運用者によ
る運用処理について図13、図14のフローチャートに
基づいて説明する。この運用処理は、当然ながら定時
内、即ち運用時間内で行われるものである。なお、各ス
テップの符号に′を付したものは、システムがクライア
ントPC(運用者端末)上で行う処理を示し、″を付し
たものは、システムがサーバ上で行う処理を示し、これ
らを付していないものは、運用者が行う処理を示す。
【0024】運用者が上位画面(図示省略)の「書類発
行運用」ボタンをクリックすると、図15の表示書類選
択画面が表示されるので、これから処理する書類、例え
ば「住民票等の申請」を選択して「受付表示」ボタンを
クリックする(ステップU1)。これにより選択書類名
がサーバに送信され(ステップU2′)、サーバではこ
の選択書類名をキーワードにして申請内容データ10か
ら当該書類名のデータを抽出し(ステップU3″)、受
付番号順に並べ替えそのデータをクライアントPC(運
用者)に送信し(ステップU4″、U5″)、運用者の
端末に申請受付表示画面(図16)を表示する(ステッ
プU6′)。
【0025】運用者は、この表示画面により、各案件毎
に入力内容の合否を判断し(ステップU7)、申請内容
が正常なときは(ステップU8でOK)、申請内容に基
づき書類(住民票)を発行し(ステップU9、図1
4)、当該案件については同画面上の「発行済み」をク
リックする(ステップU10)。なお、このステップU
9の書類発行処理は、運用者としては、通常の窓口から
受け付けたものと同様の処理となる。
【0026】この発行済みの情報はサーバに送信され
(ステップU11′)、サーバでは、受信した申請デー
タの処理状況を発行済みにし(図12参照)、処理完了
メールをクライアントPC(申請者)に送信(図5のス
テップJ18参照)後、処理完了をクライアントPC
(運用者)に送信する(ステップU12″)。運用者が
画面上で容易に識別できるよう、発行済みの申請につい
て表示色を変更する(ステップU13′)。発行した書
類は窓口に保管し、受け取りに来た申請者に渡す(ステ
ップU14、U15)。
【0027】申請者への手渡しが完了した案件は、申請
受付表示画面(図16)上で「削除」をクリックし(ス
テップU16)、これがサーバに送信され当該案件の処
理状況を削除に更新し、申請受付表示画面から削除して
(ステップU17′、U18″、U19′)、処理を終
了する。
【0028】ステップU8(図13)でNG、即ち、申
請内容に不備があると、運用者は申請受付表示画面(図
16)上で当該案件の「入力内容不備」をクリックする
(ステップU20)。これがサーバに送信され、サーバ
では、入力内容不備メールをクライアントPC(申請
者)に送信するとともに、運用者が画面上で容易に識別
できるように、発行済みのものとは異なる配色でその表
示色を変更し(ステップU21′、U22″、U2
3′)、処理を終了する。
【0029】次に、本システムの導入時等に、自治体等
の設定者が行う設定処理について図17のフローチャー
トに基づいて説明する。設定者が図示を省略する上位画
面で「書類発行申請設定」をクリックすると、図18の
選択書類設定画面が表示され、設定者はこの画面上で申
請を受け付ける書類名等(例えば、住民票等の申請)を
入力する(ステップS1)。この入力内容に不備があれ
ば(ステップS2′でNG)、不備の内容が表示され
(ステップS3′)設定者は設定入力を修正する。
【0030】入力内容が正常であると(ステップS2′
でOK)、書類名等のデータがサーバに送信されて設定
データ11に格納される(ステップS4′、S5″)。
次に、設定者は図19の入力項目設定画面上で申請書類
を発行するために必要な項目を入力する(ステップS
6)。この入力内容のチェックがなされた(ステップS
7′、S8′)後、入力項目等はサーバに送信されて設
定データ11に格納され処理を終了する(ステップS
9′、S10″)。
【0031】以上のように、本願発明になる書類発行申
請受付システムを導入することにより、申請者である地
域住民は、インターネットと接続可能なパソコン端末が
有れば、これを使って24時間何時でも必要な書類の発
行申請手続が可能となり、あとは、既に発行済みの書類
を役所等の窓口へ受け取りに行くだけで済み現行の申請
手続に比較して申請者の負担が大幅に軽減される。ま
た、申請手続に不備が存在しても、端末上でその不備の
是正が可能となり、書類の発行済みを確認した後、窓口
へ出向けばよいので、無駄のない円滑な受け取りが可能
となる。
【0032】書類の発行機関である自治体等では、本シ
ステムを導入しても書類の発行および申請者への受け渡
しの方式自体は現行の方式と変化がなく、しかも、申請
者による入力内容の確認等の作業も全て定時時間内の業
務として処理することができるので、現行の業務形態を
ほとんど変更することなく、現行方式と併用する形で抵
抗なく本システムを採用することができ、住民サービス
の向上を実現することができる。また、本システムを機
能させるために必要なプログラムソフトをCD−ROM
等の記録媒体に一括記録するようにすれば、最小限の情
報関連機器を備えるのみで、本システムを安価簡便に導
入することができる。
【0033】なお、上述した実施の形態1では、発行申
請手続が必要となる書類として住民票を代表例に取り挙
げ説明したが、他の種類の書類も全く同様に本システム
の適用対象とできることは勿論である。発行機関も自治
体等の公的機関に限らず私的機関があってもよい。ま
た、申請者が選択可能な書類の発行担当部署が、その書
類の種別によって異なる場合には、例えば、市役所の中
の住民課であったり、福祉課であったりする場合、更に
市役所管轄のもの、保健所管轄のもの等、大きく異なる
場合等には、申請者の端末からの発行申請内容データを
上記担当部署毎に区別して格納蓄積し、各データはそれ
ぞれの担当部署の端末に表示して処理するようにすれ
ば、各担当部署では自部署で担当する案件のみを対象と
すればよいので、運用業務が円滑になされる。また、申
請者は、自分が申請した書類の発行担当部署を正確に把
握していない場合や思い違いをしていた場合にも、自己
の端末で印刷した受付書に記載された書類受け渡し窓口
を確認することで、混乱することなく、正しい発行担当
窓口に出向くことができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る書類発行
申請受付システムは、公文書等の書類を発行する発行機
関とオンライン回線を介して接続された申請者の端末か
ら上記書類の発行申請を受け付けるシステムであって、
上記申請者の端末に上記書類の種別を表示し、この表示
画面に基づき当該申請者に対して発行を申請する書類種
別の設定入力を促す書類種別入力手段、この書類種別入
力手段で設定された書類の申請に必要な入力項目を上記
申請者の端末に表示し、この表示画面により当該申請者
に上記入力項目の入力を促すとともに入力を終えた当該
書類の発行申請を出力する発行申請出力手段、この発行
申請出力手段から出力された発行申請内容を順次採番す
る受付番号を付して格納蓄積する発行申請内容蓄積手
段、この発行申請内容蓄積手段に蓄積された各発行申請
内容を上記発行機関の端末に表示し、上記発行機関の発
行処理者に対して上記各発行申請内容の発行処理の入力
を促す発行処理入力手段、およびこの発行処理入力手段
に基づき発行処理された書類の発行処理完了を当該申請
者の端末に向けて通知する発行処理完了通知手段を備え
たので、申請者は発行機関の業務時間と関係なく何時で
も書類発行申請の手続ができ、発行機関は現行処理方式
を大きく変更することなく、本システムによる申請受付
処理を安価簡便に導入することができる。
【0035】また、この発明に係る書類発行申請受付シ
ステムの発行処理入力手段は、発行申請内容蓄積手段に
蓄積された各発行申請内容を発行機関の端末に表示し、
上記発行機関の発行処理者に対して上記各発行申請内容
の発行合否の入力を促す発行合否入力手段を備え、発行
処理入力手段は、上記発行合否入力手段により発行合と
され発行処理された書類の発行処理完了を当該申請者の
端末に向けて通知し、上記発行合否入力手段により発行
否とされた申請に係る申請者の端末には入力内容不備を
通知するようにしたので、発行機関は現行と同様の発行
合否判別の処理が可能となり、申請者もその結果が判り
速やかな対処が可能となる。
【0036】また、この発明に係る書類発行申請受付シ
ステムの発行申請出力手段は、申請者によって入力され
た入力項目の入力内容を予め設定された基準によりチェ
ックし不備がある場合は、その不備内容を当該申請者の
端末に表示するようにしたので、申請者による入力の不
備の解消が容易となる。
【0037】また、この発明に係る書類発行申請受付シ
ステムは、その発行機関で扱う各書類の発行申請用書類
の画像データを格納する申請用書類画像データ格納手段
を備え、書類種別入力手段で設定された書類種別の発行
申請用書類の画像データを上記申請用書類画像データ格
納手段から読み出して申請者の端末に向けて出力するよ
うにしたので、現行申請受付方式との併用がより容易に
実現できる。
【0038】また、この発明に係る書類発行申請受付シ
ステムの発行申請内容蓄積手段は、各発行申請内容を、
その対象書類の取扱い担当発行機関または発行機関内の
取扱い担当部門である担当部署毎に区分して格納蓄積
し、上記発行申請内容蓄積手段に蓄積された各発行申請
内容はそれぞれ書類の担当部署の端末に表示させるよう
にしたので、発行申請内容が、各担当部署に正確に伝達
されその受付発行の処理が円滑になされる。
【0039】また、この発明に係る記録媒体は、公文書
等の書類を発行する発行機関とオンライン回線を介して
接続された申請者の端末から上記書類の発行申請を受け
付けるシステムとして機能させるためのプログラムであ
って、上記申請者の端末に上記書類の種別を表示し、こ
の表示画面に基づき当該申請者に対して発行を申請する
書類種別の設定入力を促す書類種別入力手段、この書類
種別入力手段で設定された書類の申請に必要な入力項目
を上記申請者の端末に表示し、この表示画面により当該
申請者に上記入力項目の入力を促すとともに入力を終え
た当該書類の発行申請を出力する発行申請出力手段、こ
の発行申請出力手段から出力された発行申請内容を順次
採番する受付番号を付して格納蓄積する発行申請内容蓄
積手段、この発行申請内容蓄積手段に蓄積された各発行
申請内容を上記発行機関の端末に表示し、上記発行機関
の発行処理者に対して上記各発行申請内容の発行処理の
入力を促す発行処理入力手段、およびこの発行処理入力
手段に基づき発行処理された書類の発行処理完了を当該
申請者の端末に向けて通知する発行処理完了通知手段と
して機能させるためのプログラムを記録したので、この
記録内容をコンピュータに読み取らせることにより、安
価簡便に本システムの導入を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における書類発行申
請受付システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施の形態における申請から発行までの経
過をイラスト的に示した図である。
【図3】 同実施の形態における申請から発行までの処
理の概略の流れを説明するための図である。
【図4】 同実施の形態の書類発行申請受付システムに
おける実行処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図5】 図4に続くフローチャートである。
【図6】 同実施の形態における書類選択画面を示す図
である。
【図7】 同実施の形態における項目入力画面を示す図
である。
【図8】 同実施の形態における入力内容確認画面を示
す図である。
【図9】 同実施の形態における住民票の申請書類の画
像表示画面を示す図である。
【図10】 同実施の形態における受付書表示画面を示
す図である。
【図11】 同実施の形態における処理完了メールの表
示画面を示す図である。
【図12】 同実施の形態における申請処理状況確認画
面を示す図である。
【図13】 同実施の形態の書類発行申請受付システム
における運用処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図14】 図13に続くフローチャートである。
【図15】 同実施の形態における表示書類選択画面を
示す図である。
【図16】 同実施の形態における申請受付表示画面を
示す図である。
【図17】 同実施の形態の書類発行申請受付システム
における設定処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図18】 同実施の形態における選択書類設定画面を
示す図である。
【図19】 同実施の形態における入力項目設定画面を
示す図である。
【符号の説明】
1 サーバ、2 プロバイダ、3 自治体、4 地域住
民、5,6 パソコン端末、7 インターネット、8
画像ファイルデータ、9 受付番号データ、10 申請
内容データ、11 設定データ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公文書等の書類を発行する発行機関とオ
    ンライン回線を介して接続された申請者の端末から上記
    書類の発行申請を受け付けるシステムであって、 上記申請者の端末に上記書類の種別を表示し、この表示
    画面に基づき当該申請者に対して発行を申請する書類種
    別の設定入力を促す書類種別入力手段、この書類種別入
    力手段で設定された書類の申請に必要な入力項目を上記
    申請者の端末に表示し、この表示画面により当該申請者
    に上記入力項目の入力を促すとともに入力を終えた当該
    書類の発行申請を出力する発行申請出力手段、この発行
    申請出力手段から出力された発行申請内容を順次採番す
    る受付番号を付して格納蓄積する発行申請内容蓄積手
    段、この発行申請内容蓄積手段に蓄積された各発行申請
    内容を上記発行機関の端末に表示し、上記発行機関の発
    行処理者に対して上記各発行申請内容の発行処理の入力
    を促す発行処理入力手段、およびこの発行処理入力手段
    に基づき発行処理された書類の発行処理完了を当該申請
    者の端末に向けて通知する発行処理完了通知手段を備え
    たことを特徴とする書類発行申請受付システム。
  2. 【請求項2】 発行処理入力手段は、発行申請内容蓄積
    手段に蓄積された各発行申請内容を発行機関の端末に表
    示し、上記発行機関の発行処理者に対して上記各発行申
    請内容の発行合否の入力を促す発行合否入力手段を備
    え、発行処理入力手段は、上記発行合否入力手段により
    発行合とされ発行処理された書類の発行処理完了を当該
    申請者の端末に向けて通知し、上記発行合否入力手段に
    より発行否とされた申請に係る申請者の端末には入力内
    容不備を通知するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の書類発行申請受付システム。
  3. 【請求項3】 発行申請出力手段は、申請者によって入
    力された入力項目の入力内容を予め設定された基準によ
    りチェックし不備がある場合は、その不備内容を当該申
    請者の端末に表示するようにしたことを特徴とする請求
    項1または2に記載の書類発行申請受付システム。
  4. 【請求項4】 発行機関で扱う各書類の発行申請用書類
    の画像データを格納する申請用書類画像データ格納手段
    を備え、書類種別入力手段で設定された書類種別の発行
    申請用書類の画像データを上記申請用書類画像データ格
    納手段から読み出して申請者の端末に向けて出力するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載の書類発行申請受付システム。
  5. 【請求項5】 発行申請内容蓄積手段は、各発行申請内
    容を、その対象書類の取扱い担当発行機関または発行機
    関内の取扱い担当部門である担当部署毎に区分して格納
    蓄積し、上記発行申請内容蓄積手段に蓄積された各発行
    申請内容はそれぞれ書類の担当部署の端末に表示させる
    ようにしたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
    かに記載の書類発行申請受付システム。
  6. 【請求項6】 公文書等の書類を発行する発行機関とオ
    ンライン回線を介して接続された申請者の端末から上記
    書類の発行申請を受け付けるシステムとして機能させる
    ためのプログラムであって、 上記申請者の端末に上記書類の種別を表示し、この表示
    画面に基づき当該申請者に対して発行を申請する書類種
    別の設定入力を促す書類種別入力手段、この書類種別入
    力手段で設定された書類の申請に必要な入力項目を上記
    申請者の端末に表示し、この表示画面により当該申請者
    に上記入力項目の入力を促すとともに入力を終えた当該
    書類の発行申請を出力する発行申請出力手段、この発行
    申請出力手段から出力された発行申請内容を順次採番す
    る受付番号を付して格納蓄積する発行申請内容蓄積手
    段、この発行申請内容蓄積手段に蓄積された各発行申請
    内容を上記発行機関の端末に表示し、上記発行機関の発
    行処理者に対して上記各発行申請内容の発行処理の入力
    を促す発行処理入力手段、およびこの発行処理入力手段
    に基づき発行処理された書類の発行処理完了を当該申請
    者の端末に向けて通知する発行処理完了通知手段として
    機能させるためのプログラムを記録したことを特徴とす
    るコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003208514A (ja) * 2002-01-17 2003-07-25 Oki Electric Ind Co Ltd 事務リスクモニタリングシステム
JP2005080127A (ja) * 2003-09-02 2005-03-24 Ricoh Co Ltd 電子証明書発行方法
JP2012018558A (ja) * 2010-07-08 2012-01-26 Dainippon Printing Co Ltd 住民登録システム

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