JP2001344320A - 棚割作成システムおよび記録媒体 - Google Patents

棚割作成システムおよび記録媒体

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JP2001344320A
JP2001344320A JP2000163650A JP2000163650A JP2001344320A JP 2001344320 A JP2001344320 A JP 2001344320A JP 2000163650 A JP2000163650 A JP 2000163650A JP 2000163650 A JP2000163650 A JP 2000163650A JP 2001344320 A JP2001344320 A JP 2001344320A
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Mitsuru Hirota
充 広田
Shigeru Nakabayashi
茂 中林
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、商品を棚割したパターンをもとに
独特の棚割したパターンを作成する棚割作成システムお
よび記録媒体に関し、標準パターンをもとに地区独特の
棚割したパターンを作成したときに差分情報を保存し、
次回の標準パターンの変更時に差分情報をもとに自動的
に棚割したパターンを作成したり、棚割が衝突したとき
に優先度を設けて優先度の高い方をパターンに反映した
りし、標準パターンが変更された場合に地区独特の商品
などを反映した棚割のパターンを自動作成することを目
的とする。 【解決手段】 商品を棚に割り当てたパターンを受信す
る手段と、前回の受信したパターンをもとに独特の棚割
してパターンを作成したときの差分情報を記憶する手段
と、受信した今回のパターンに対して、記憶した差分情
報をもとに独特の棚割したパターンを作成する手段とを
備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を棚割したパ
ターンをもとに独特の棚割したパターンを作成する棚割
作成システムおよび記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンビニエンスストアの業界のよ
うに、本部ー地区事業部ー店舗といった数階層構造とな
っている小売業では、商品の棚割業務を行う場合、本部
が商品をいずれの棚に割り当てるかといった棚割の標準
パターンAを作成し、地区事業部が標準パターンAをも
とに地区独特の商品を盛り込んだ地区としてのパターン
aを作成し、当該パターンaに従い商品を店舗の棚に配
置し、顧客に商品を販売する。そして、棚割期間(例え
ば1月、6月)が経過すると、本部が標準パターンAを
もとに標準パターンA’を作成し、地区事業部がこれを
もとにパターンa’を作成する。これらパターンA’,
a’はいずれも手作業で作成するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、本部で棚割
期間が経過する毎に少し商品の棚割を替えたパターン
A’を作成すると、地区事業部ではこのパターンA’を
もとに地区独特のパターンa’を毎回手作業で作成する
必要があり、前回のパターンAをもとに地区独特の商品
を割り当てて作成したパターンaのときの情報がいかさ
れず、毎回手作業で地区独特の同じ商品の棚割作業を繰
り返さなければならないという問題があった。
【0004】本発明は、これらの問題を解決するため
に、標準パターンをもとに地区独特の棚割したパターン
を作成したときに差分情報を保存し、次回の標準パター
ンの変更時に差分情報をもとに自動的に棚割したパター
ンを作成したり、棚割が衝突したときに優先度を設けて
優先度の高い方をパターンに反映したりし、標準パター
ンが変更された場合に地区独特の商品などを反映した棚
割のパターンを自動作成することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、標準パタ
ーン作成手段2は、本部(本部計算機システム)2で標
準となる商品の棚割の標準パターンを作成するものであ
る。
【0006】地区パターン作成手段13は、地区(地区
計算機システム)12で、標準パターンをもとに優先度
を考慮して独特の商品を棚割したパターンを作成したり
などするものである。
【0007】次に、動作を説明する。地区12の地区パ
ターン作成手段13が、前回に受信したパターンをもと
に独特の商品を棚割してパターンを作成したときの差分
情報を記憶しておき、今回に受信した標準パターンに対
して、記憶しておいた差分情報をもとに独特の商品を棚
割したパターンを作成するようにしている。
【0008】この際、記憶した差分情報をもとに独特の
商品を棚割したパターンを作成する場合に、棚割の商品
に衝突が生じたときに、商品毎に付与されている優先度
の高い方の棚割を採用してパターンを作成するようにし
ている。
【0009】また、差分情報として、削除した商品およ
び追加した商品を対応づけた情報を記憶するようにして
いる。また、商品を棚割してパターンを作成する際に、
店舗の棚割の配置の優先度を設定した棚構成情報および
商品毎の優先情報を設定した商品実績テーブルをもと
に、商品の棚割を行うようにしている。
【0010】従って、標準パターンをもとに地区独特の
商品の棚割したパターンを作成したときに差分情報を保
存しておき、次回の標準パターンの変更時に差分情報を
もとに自動的に棚割したパターンを作成したり、棚割が
衝突したときに優先度を設けて優先度の高い方をパター
ンに反映したりすることにより、標準パターンが変更さ
れた場合に地区独特の商品などを反映した棚割のパター
ンを自動作成することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、図1から図6を用いて本発
明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1の(a)は本部2で例えばある季節の標準パターン
を作成して通知し、地区12で通知された標準パターン
をもとに地区独特の商品を棚割してパターンを作成する
ときのシステム構成図を示す。
【0013】図1の(b)は本部2で例えば次の季節の
標準パターンを作成して通知し、地区12で通知された
標準パターンに差分情報を反映してパターンを作成する
ときのシステム構成図を示す。
【0014】図1の(a),(b)において、棚割情報
入力手段1は、本部、地区事業部、各店舗というように
階層構造を持つチェーン店舗を展開している本部2にお
ける、棚割情報を入力する端末であって、本部バイヤあ
るいは取引先などからの棚割情報の入力を行うものであ
る。
【0015】本部2は、本部、地区事業部、各店舗とい
うように階層構造を持つチェーン店舗のうちの、全体を
統括管理するものであって、ここでは、標準パターン作
成手段3などから構成されるものである。
【0016】標準パターン作成手段3は、店舗に対す
る、標準棚割パターン4を作成するものであって、共通
商品マスタ5および店舗の棚の構成情報などをもと標準
棚割パターン4を作成するものである(図5参照)。
【0017】標準棚割パターン4は、商品を棚割した標
準的なパターンであって、各店舗では店舗独特(地区独
特)の商品の棚割を行う元となる標準パターンである。
共通商品マスタ5は、各店舗で共通に棚割する商品の情
報(商品名、サイズ、価格などの棚割および販売に必要
な情報)を登録したマスタである。
【0018】店舗棚割入力手段11は、本部2から受信
した標準棚割パターン4をもとに、店舗の独特の商品
(例えば地区でキャンペーン販売する商品など)を棚割
する情報を入力したりなどするものである。
【0019】地区13は、本部、地区事業部、各店舗と
いうような階層構造を持つチェーン店舗のうちの、地区
事業部(地区事業部計算機システム)であって、ここで
は、本部から受信した標準棚割パターン4に対して、地
区独特の商品の棚割を行って各店舗のパターンを作成す
るものであって、地区パターン作成手段13などから構
成されるものである。
【0020】地区パターン作成手段13は、標準棚割パ
ターン4に、地区独特の商品の棚割を反映したパターン
(店舗棚割パターン14)を作成したりなどするもので
ある(図2から図7を用いて後述する)。
【0021】店舗棚割パターン14は、店舗の棚割のパ
ターンであって、本部2で作成した標準棚割パターン4
に対して、店舗独特の商品の棚割を反映したパターンで
ある。
【0022】店別商品マスタ15は。店舗毎の商品の情
報を登録したマスタである。店別棚割修正情報21は、
標準棚割パターン4に対して、店別に独特の商品を棚割
して修正して作成した店別棚割パターン14との差分情
報(削除した商品と追加した商品などの差分情報、およ
び商品の棚割の優先順位)を保存したものである。
【0023】メンテナンス手段22は、店別棚割修正情
報21などを管理し、次の標準棚割パターン4(例えば
本部2から次の季節の標準パターン4)の通知あるいは
前回の標準棚割パターン4との棚割の差分情報の通知が
あったときに地区パターン作成手段13に通知したりな
どするものである。
【0024】次に、図1の(a)の状態(標準パターン
に、地区独特の商品の棚割を反映したパターンを作成す
る状態)、および図1の(b)の状態(次の標準パター
ンとの差分情報をもとに、地区独特の商品の棚割を反映
したパターンを作成する状態)を順次説明する。
【0025】(1) 図1の(a)の棚割情報入力手段
1から、本部2で作成する棚割に必要な情報(共通商品
の指定、棚割のための店舗の棚構成情報、その商品を棚
割するときの棚の優先順位などの情報)を入力する。
【0026】(2) 本部2の標準パターン作成手段3
が、入力された共通商品マスタ5および棚構成情報、棚
の優先順位などの情報(棚の段、列などと、商品を割り
付ける優先順位などの情報)をもとに商品の棚割の標準
棚割パターン4を作成する。この際、必要に応じて管理
者が標準棚割パターン4の修正、追加などを行い、適切
な標準棚割パターン4に編集する。
【0027】(3) 店舗棚割入力手段11が、店舗毎
の棚割に必要な情報(店舗独特の商品とその優先度など
の情報)を入力すると共に、本部2から受信した標準棚
割パターン4を地区パターン作成手段13に通知する。
【0028】(4) 地区パターン作成手段13が、標
準棚割パターン4に対し、店舗独特の商品を登録した店
別商品マスタ15をもとに店舗棚割パターン14を作成
する。このとき、標準棚割パターン4から店別棚割パタ
ーン14を作成したときの修正情報を店別棚割修正情報
(差分情報)21として記憶(保存)する。
【0029】以上によって、本部2で標準棚割パターン
4を作成し、地区12で標準棚割パターン4をもとに、
店別の独特の商品を優先度に応じて棚割した店別棚割パ
ターン14を自動作成したり、更に、自動作成したパタ
ーンを管理者が修正して適切な店別棚割パターン14に
編集したりすることが可能となる。
【0030】(5) 図1の(b)の棚割情報入力手段
1から、例えば次の季節の本部2で作成する棚割に必要
な情報(共通商品の指定、棚割のための店舗の棚構成情
報、その商品を棚割するときの棚の優先順位などの情
報)を入力する。
【0031】(6) 本部2の標準パターン作成手段3
が、前回の標準棚割パターンをもとに、指示された変更
を反映した新たな標準棚割パターン4を作成する。この
際、必要に応じて管理者が標準棚割パターン4の修正、
追加などを行い、適切な次の季節などの標準棚割パター
ン4に編集する。
【0032】(7) メンテナンス手段22が、本部2
から通知された次の標準棚割パターン4と、記憶してお
いた前回の標準棚割パターン4と店舗独特の商品の棚割
を反映して作成した店別棚割パターン14との差分情報
を、一緒にして地区パターン作成手段13に通知する。
【0033】(8) 地区パターン作成手段13は、新
たな標準棚割パターン4に対し、差分情報を反映して新
たな店別棚割パターン14を作成する。この際、商品の
棚割に衝突が生じた場合には、商品に付与されている優
先度の高い方の商品を棚割することで、本部の商品の棚
割と、店舗独特の商品の棚割との衝突を解消する。
【0034】以上によって、本部2で次の標準棚割パタ
ーン4を作成して地区12に通知すると共に、合わせて
前回の標準棚割パターン4と店別棚割パターン14との
差分情報とを地区12に通知し、地区12では新たな標
準棚割パターン4に対して差分情報を商品に付された優
先度の高い方を棚割して衝突を解消することにより、店
舗毎の変更情報(差分情報)を反映した店別棚割パター
ン14を簡易、迅速に作成することが可能となる。
【0035】図2は、本発明の動作説明フローチャート
を示す。図2において、S1は、本部が棚割パターンA
を作成する。これは、図1の本部2の標準パターン作成
手段3が共通商品マスタ5および店の構成情報、商品の
優先情報などをもとに店の標準的な棚割パターンAを作
成する。この際、管理者が必要に応じて修正、追加など
の編集して適切な棚割パターンAを作成する。
【0036】S2は、地区が棚割パターンAをもとに、
地区パターンaを作成する。これは、図1の地区パター
ン作成手段13が、本部2から通知を受けた棚割パター
ンAをもとに、店舗独特の商品の棚割をした棚割パター
ンaを作成する。そして、棚割パターンAと、作成した
店舗独特の商品を棚割した棚割パターンaとの差分情報
を抽出して保存しておく。
【0037】S3は、本部が棚割パターンAをもとに、
次の棚割パターンA’を作成する。これは、本部が次の
季節に合わせた商品の棚割パターンについて、前回の棚
割パターンAをもとに、新たな棚割パターンA’を作成
する。
【0038】S4は、地区が棚割パターンA’および差
分情報をもとに棚割パターンa’を作成する。これは、
S3で本部が次の棚割パターンA’を作成して地区に通
知し、地区では通知を受けた棚割パターンA’に対し、
S2で記憶しておいた差分情報を商品の優先度情報をも
とに反映して棚割パターンa’を作成する。
【0039】S5は、確認する。これはS4で自動作成
された棚割パターンa’について、管理者が見て適切な
棚割パターンa’か否かを判別する。OKの場合には、
終了する。NGの場合には、S4に戻り繰り返し、商品
の優先度情報の修正などして新たな棚割パターンa’の
作成、確認を繰り返す。
【0040】以上によって、本部で標準となる棚割パタ
ーンを作成し、地区で当該棚割パターンに店舗独特の商
品の棚割を反映した棚割パターンを作成し、次回から本
部で作成した次の棚割パターンに対し、地区で差分情報
を反映して新たな店別の棚割パターンを自動作成するこ
とにより、店舗毎の独特の商品を棚割した棚割パターン
を季節などに応じて任意に修正した適切な棚割パターン
を簡易、迅速、かつ自動的に作成することが可能とな
る。
【0041】図3は、本発明の動作説明フローチャート
を示す。図3において、S31は、地区が棚割パターン
A’を受信する。これは、既述した図2のS3で本部2
が前回の棚割パターンAをもとに新たなに作成した棚割
パターンA’を受信する。
【0042】S32は、地区が変更データ1件を読み込
む。これは、地区12の地区パターン作成手段13が、
変更情報(例えば後述する図4のS44’のの変更デ
ータ)を1件読み込む。
【0043】S33は、棚割パターンA’から位置が一
致するものを検索する。これは、棚割パターンA’に対
し、S32で取り出した変更情報、例えば後述する図4
のS44’のの削除商品49−2、追加商品49−4
に一致するものがあるか判別する。YESの場合には、
S36に進む。NOの場合には、S35でエラーとして
記憶し、S32で次の変更データに進み、繰り返す。
【0044】S36は、地区の優先度が本部の優先度よ
り高いか判別する。これは、S34のYESで見つけ
た、変更情報中のの変更データの商品(地区の商品)
と、棚割パターンA’中の一致する位置の商品(本部の
商品)とのそれぞれの優先度を比較し、地区の商品の優
先度が本部の商品の優先度よりも高いか判別する。YE
Sの場合には、地区の商品の優先度が高いと判明したの
で、S37で棚割パターンA’の一致した位置の商品
を、変更情報で指定された地区(店独特)の商品に棚割
を置換し、S38に進む。一方、S36のNOの場合に
は、地区の商品の優先度が本部の商品の優先度よりも低
いと判明したので、棚割パターンA’の一致した商品の
棚割のままとし、S38に進む。
【0045】S38は、変更した内容を保存する。S3
9は、地区の変更情報の更新を行い、最新にする。S4
0は、終了か判別する。NOの場合には、S32に戻り
次の変更データについて繰り返す。YESの場合には、
終了する。
【0046】以上によって、本部から次の棚割パターン
A’を受信した場合に当該棚割パターンA’に対し、差
分情報(変更情報、前回の棚割パターンAとこれをもと
に店舗独特の商品を棚割した後の店別の棚割パターンa
との差分情報)を商品の優先度をもとに反映することに
より、地区では、新たな棚割パターンA’に変更情報を
反映するのみで店独特の商品の棚割を反映した新たな店
別の棚割パターンを簡易、迅速かつ自動的に作成するこ
とが可能となる。
【0047】図4は、本発明の説明図を示す。これは、
3月に最初の棚割パターンAを作成し、6月に次の棚割
パターンA’を作成したときの様子を具体的に示したも
のである。
【0048】図4において、3月の最初の棚割パターン
の作成について説明する。S41は、本部で棚割情報を
入力する。S42は、S41の入力された棚割情報をも
とに、標準の棚割パターンAを作成する。
【0049】S43は、S42で作成された棚割パター
ンAを地区が受信する。S44は、地区で棚割パターン
Aの変更入力を行う。これは、S43で受信した棚割パ
ターンAに対し、店舗独特の商品への棚割の変更を入力
する。この際、合わせて、左下段に示すように、商品の
棚割の優先度(本部の商品と、地区の商品とが棚割で衝
突したときに、優先度の高い方を棚割に決定し、衝突を
解決するためのものである)を設定する。例えば図示の
下記のように変更する。
【0050】 削除商品 追加商品 49−2 49−4 具体的には、上段の棚割パターンA中のの商品No.
「49−2」を削除し、代わりに「49−4」に変更
し、下段の棚割パターンa中の’に示すように変更す
る。
【0051】S45は、S44で変更後(店舗独特の商
品の棚割に変更した後)の棚割パターンaを作成する。
以上によって、3月の最初の本部の標準となる棚割パタ
ーンA、およびこの棚割パターンAをもとに店舗独特の
商品の棚割に変更した棚割パターンaを作成できたこと
となる。
【0052】次に、図4において、6月の次の棚割パタ
ーンの作成について説明する。S51は、前回の3月に
作成した棚割パターンAを取り込む。S52は、S41
で取り込んだ前回の3月の棚割パターンAに対し、変更
入力を行う。
【0053】S52’は、S52で変更入力して棚割パ
ターンA’を作成する。S53は、S52’で作成され
た棚割パターンA’を地区が受信する。S54は、地区
で(A→a)の変更情報を棚割パターンA’に反映す
る。これは、前回のS42の棚割パターンAと、前回の
S45の店舗独特の棚割パターンaとの差分情報を、今
回のS52’の棚割パターンA’に反映し、店舗別の新
たな棚割パターンa’を自動作成する。具体的には、S
54’の変更情報中の’、を、S52’の棚割パター
ンA’中ののエントリに施し、S55の棚割パターン
a’中の’’のエントリに示すように反映(変更)す
る。
【0054】以上によって、次の6月のときには、本部
で変更した6月の棚割パターンA’を作成し、地区では
この棚割パターンA’に対し、変更情報(差分情報、前
回の本部の棚割パターンAと、これに店舗独特の棚割を
した棚割パターンaとの差分情報(変更情報))を
’’に示すように反映して新たな店舗別の棚割パター
ンa’を簡易、迅速、かつ自動的に作成することが可能
となる。
【0055】図5は、本発明の動作説明フローチャート
(棚割)を示す。図5において、S61は、棚構成を決
める。S62は、棚の優先順位を決める。これらS6
1、S62は、店舗の棚の構成(段、列などの構成)お
よび商品を棚割する優先順位を決める。例えば後述する
図6の(a)に示す棚割配置優先順位テーブルに示す下
記の情報に対応づけて優先順位を決める。
【0056】 ・店番号: ・棚番号: ・縦位置: ・横位置: ・優先順位: S63は、商品実績テーブルおよび配置優先順位テーブ
ルにもとづき、商品の棚割を行う。これは、例えば後述
する図6の(b)の商品実績テーブルおよび図6の
(c)の配置優先順位テーブルにもとづき、商品の棚割
を行う。具体的には、後述する図6の(d−1)の商品
実績テーブルおよび図6の(d−2)の配置優先順位テ
ーブルに従い、図6の(d−3)の店の棚優先順位にも
とづき、図6の(d−4)に示すように、商品の棚割を
行う。
【0057】以上によって、店の棚構成および棚の優先
順位を決めた後、商品実績テーブルおよび配置優先順位
テーブルをもとに自動的に棚割を行うことが可能とな
る。そして、自動的に棚割した棚割パターンを管理者が
見て必要に応じて修正などして適切な棚割パターンに編
集することが可能となる。
【0058】図6は、本発明の説明図を示す。これは、
店の商品の棚割を自動的に行う時の説明図を示す。図6
の(a)は、棚構成および棚割の優先順位を示す。
【0059】図6の(a−1)は棚配置優先順位テーブ
ルの例を示す。ここでは、図示の下記の情報を対応づけ
て設定する。 ・店番号: ・棚番号: ・縦位置: ・横位置: ・優先順位: 図6の(a−2)は、大井町スナック菓子棚優先順位の
例を示す。ここでは、図示の配置図に示すように、棚優
先順位を決めた例を示す。
【0060】図6の(b)は、商品実績テーブルの例を
示す。図示の商品実績テーブルには、図示の下記の情報
を対応づけて設定すると共に、優先順位を設定する。 ・商品コード: ・商品グループ: ・推薦フラグ: ・売上高: ・数量: ・在庫金額: ・在庫数量: ・回転率: ・その他: 図6の(c)は、配置優先順位テーブルの例を示す。こ
こでは、配置優先順位テーブルには、図示の下記の情報
を対応づけて設定する。
【0061】 ・商品グループ: ・推薦フラグ: ・売上高: ・数量: ・在庫金額: ・回転率: ・その他: そして、各欄中には、数字で優先順位を例えば図示1か
ら5・・・と設定する。
【0062】図6の(d)は、例を示す。図6の(d−
1)は、商品実績テーブルの例を示す。これは、既述し
た図6の(b)の商品実績テーブルに実際に設定した例
を示す。
【0063】図6の(d−2)は、配置優先順位テーブ
ルの例を示す。これは、既述した図6の(c)の配置優
先順位テーブルと同じものである。図6の(d−3)
は、棚優先順位の例を示す。これは、既述した図6の
(a−2)の棚優先順位と同じものである。
【0064】図6の(d−4)は、図6の(d−1)の
商品実績テーブル、図6の(d−2)の配置優先順位テ
ーブル、および図6の(d−3)の棚優先順位に従い、
図6の(d−3)の棚に商品を実際に棚割した棚割パタ
ーンの例を示す。
【0065】(1) 図6の(d−3)の棚優先順位の
1()は、図6の(d−2)の配置優先順位テーブル
の優先順位「1」が「推薦フラグ:1」であるので、図
6の(d−1)の商品実績テーブルを参照すると該当す
るものが、 .商品コード:B,E,H,K となり、優先順位が一意に決らないので、次に、図6の
(d−2)の配置優先順位テーブルの優先順位「2」が
「売上高」であるので、図6の(d−1)の商品実績テ
ーブルを参照すると該当するものが、 .売上高:E−300 となり、優先順位が一意に決ったので、図6の(d−
4)の棚のの位置に商品「E」を棚割する。
【0066】(2) 図6の(d−3)の棚優先順位の
2()は、図6の(d−2)の配置優先順位テーブル
の優先順位「1」が「推薦フラグ:1」であるので、図
6の(d−1)の商品実績テーブルを参照すると該当す
るものが、 .商品コード:B,E(棚割済),H,K となり、優先順位が一意に決らないので、次に、図6の
(d−2)の配置優先順位テーブルの優先順位「2」が
「売上高」であるので、図6の(d−1)の商品実績テ
ーブルを参照すると該当するものが、 .売上高:E−300(棚割済)、H−200,K−2
00 となり、優先順位が一意に決らないので、次に、図6の
(d−2)の配置優先順位テーブルの優先順位「3」が
「数量」であるので、図6の(d−1)の商品実績テー
ブルを参照すると該当するものが、 .売上高:H−30 となり、優先順位が一意に決ったので、図6の(d−
4)の棚のの位置に商品「H」を棚割する。
【0067】(3) 以下同様に商品の棚割を行うと、
図6の(d−4)に示すように棚割されることとなる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
標準パターンをもとに地区独特の商品の棚割したパター
ンを作成したときに差分情報を保存しておき、次回の標
準パターンの変更時に差分情報をもとに自動的に棚割し
たパターンを作成したり、棚割が衝突したときに優先度
を設けて優先度の高い方をパターンに反映したりする構
成を採用しているため、標準パターンが変更された場合
でも地区独特の商品などを反映した棚割のパターンを簡
易、迅速、かつ自動作成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャートである。
【図3】本発明の動作説明フローチャート(棚割)であ
る。
【図4】本発明の説明図である。
【図5】本発明の動作説明フローチャート(棚割)であ
る。
【図6】本発明の説明図である。
【符号の説明】
1:棚割情報入力手段 2:本部(本部計算機システム) 3:標準パターン作成手段 4:標準棚割パターン(標準パターン) 5:共通商品マスタ 11:店別棚割入力手段 12:地区(地区計算機システム) 13:店別棚割パターン 14:店別商品マスタ 21:店別棚割修正情報(差分情報) 22:メンテナンス手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品を棚割したパターンをもとに独特の棚
    割したパターンを作成する棚割作成システムにおいて、 商品を棚に割り当てたパターンを受信する手段と、 前回の受信したパターンをもとに独特の棚割してパター
    ンを作成したときの差分情報を記憶する手段と、 上記受信した今回のパターンに対して、上記記憶した差
    分情報をもとに独特の棚割したパターンを作成する手段
    とを備えたことを特徴とする棚割作成システム。
  2. 【請求項2】上記記憶した差分情報をもとに独特の棚割
    したパターンを作成する際に、棚割に衝突が生じたとき
    に、商品毎に付与されている優先度の高い方の棚割を採
    用してパターンを作成することを特徴とする請求項1記
    載の棚割作成システム。
  3. 【請求項3】上記差分情報として、削除した商品および
    追加した商品を対応づけた情報としたことを特徴とする
    請求項1あるいは請求項2記載の棚割作成システム。
  4. 【請求項4】上記商品を棚割してパターンを作成する際
    に、店舗の棚割の配置の優先度を設定した棚構成情報お
    よび商品毎の優先情報を設定した商品実績テーブルをも
    とに、棚割を行うことを特徴とする請求項1からは請求
    項3のいずれかに記載の棚割作成システム。
  5. 【請求項5】商品を棚に割り当てたパターンを受信する
    手段と、 前回の受信したパターンをもとに独特の棚割してパター
    ンを作成したときの差分情報を記憶する手段と、 上記受信した今回のパターンに対して、上記記憶した差
    分情報をもとに独特の棚割したパターンを作成する手段
    として機能させるプログラムを記録したコンピュータ読
    取可能な記録媒体。
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