JP2001344143A - 個人情報管理システムおよび個人情報管理方法 - Google Patents

個人情報管理システムおよび個人情報管理方法

Info

Publication number
JP2001344143A
JP2001344143A JP2000162774A JP2000162774A JP2001344143A JP 2001344143 A JP2001344143 A JP 2001344143A JP 2000162774 A JP2000162774 A JP 2000162774A JP 2000162774 A JP2000162774 A JP 2000162774A JP 2001344143 A JP2001344143 A JP 2001344143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
information management
individual storage
user
personal information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000162774A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4465815B2 (ja
Inventor
Masahiko Enari
正彦 江成
Fukashi Ina
深思 稲
Masaki Takemura
昌樹 竹村
Hideki Nakamura
英樹 中村
Kazuhiro Onishi
和宏 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000162774A priority Critical patent/JP4465815B2/ja
Publication of JP2001344143A publication Critical patent/JP2001344143A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4465815B2 publication Critical patent/JP4465815B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storage Device Security (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローカルの記憶媒体を増設することなく、か
つユーザの操作性を低下させることなく、増大する個人
情報を容易に管理する。 【解決手段】 ユーザが所有するPC101、もしくは
一時所有するPC103で作成されたファイルは、個人
情報管理ネットワークサービスのプロバイダ115のH
DD117に論理的に分離された、特定の個別記憶領域
に蓄積される。サーバ116は、データベース126に
より、ファイルの格納先の他に、ファイルの拡張子、作
成日、修正日、インデックス等の属性管理により、ファ
イルをデータベース化する。ユーザは、必要に応じてP
C101またはPC103をプロバイダ115に接続
し、HDD117の個別記憶領域にあるファイルを、P
C101のHDD102またはPC103のHDD10
4に移動させて利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人や法人などが
パーソナルコンピュータで利用する電子情報を管理する
個人情報管理システムおよび個人情報管理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンビュータ(以下、
PCと記す)が普及し、個人や法人においては、情報を
電子化して利用することが多くなった。家庭や職場で作
成もしくは購入等した電子情報(ファイル)は、一般
に、ハードディスク(以下、HDDと記す)に格納され
て管理される。これに伴って、HDDに要求される容量
は増加する傾向にある。また、HDDも技術進歩を遂
げ、年々容量を増し、1記憶容量単位のコストが激減し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、PCを一度
購入した利用者は、HDD容量が不足した場合、新たに
HDDユニットを増設するか、光磁気記録媒体等の記録
再生装置を購入して増設する等の対策を自ら講じなくて
はならなかった。また、HDDは、書込み中の電源断、
衝撃、粉塵、静電気などによって破壊される場合があ
り、その対策としての光磁気記録媒体等へのバックアッ
プなどの手間、破壊された場合の修復作業など一般的利
用者にとって難しい作業であり、増え続ける情報を個人
で管理することが難しくなってきた。
【0004】また、家庭内でPCを使って職場のコンピ
ュータへ接続するビジネス利用を行う在宅勤務形態も一
般化しつつあり、また遠距離出張においてもPCの利用
も多くなった。しかしながら、家庭内で職場にある電子
情報を利用しようとした場合、常に電源が投入されたサ
ーバマシンにある情報を利用することは可能であるが、
個人のPCのHDDにある情報は、そのPCの電源が入
っていなければ取り出すことはできない。遠距離出張時
も同様である。
【0005】また、近年、PC上のHDDに格納された
情報のセキュリティが社会問題化している。特にノート
型・モバイル型と呼ばれるPCは、小型、軽量であり、
職場外、家庭内に持ち出し易い。遠距離出張等では好都
合である。しかしながら、小型、軽量であることから本
体そのものの盗難、遺失、落下による破壊等の危険性が
高く、電子情報の漏洩、消滅の恐れがあった。
【0006】さらに、従来、音楽や映画等は、CDや磁
気テープ等の有形媒体での販売流通であった。これら情
報は近年では電子情報(コンテンツ)としてネットワー
ク上での入手が普及しつつある。しかしながら、ネット
ワークを介してコンテンツを入手するには、一般には、
現在使用しているPCにダウンロードしてHDDに格納
する。このため、他の場所、他のPCでコンテンツを利
用しようとした場合には、コンテンツを、ネットワーク
を介して、または記録媒体を介して移動させなくてはな
らなかった。
【0007】そこで本発明は、ローカルの記憶媒体を増
設することなく、かつユーザの操作性を低下させること
なく、増大する個人情報を容易に管理することができる
個人情報管理システムおよび個人情報管理方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による個人情報管理システムは、ユー
ザが用いるローカル機器と、ネットワーク上にユーザ毎
に設けられた個別記憶手段と、前記ローカル機器で取り
扱われる情報を、前記ネットワークを介して前記個別記
憶手段に前記ローカル機器によって取り出し可能に格納
する情報管理手段とを具備することを特徴とする。
【0009】また、好ましい態様として、例えば請求項
2記載のように、請求項1記載の個人情報管理システム
において、前記ローカル機器は、ユーザのみが知り得る
暗号化・復号化鍵を発生する鍵発生手段と、前記個別記
憶手段に情報が格納される際、前記鍵発生手段により発
生された暗号化・復号化鍵に基づいて前記情報を暗号化
する暗号化手段と、前記個別記憶手段から暗号化された
情報を、前記ネットワークを介して自身に転送する際、
前記暗号化・復号化鍵に基づいて復号する復号化手段と
を具備するようにしてもよい。
【0010】また、好ましい態様として、例えば請求項
3記載のように、請求項1記載の個人情報管理システム
において、前記個別記憶手段は、物理的な記憶手段を論
理的に分離することにより形成された記憶領域であって
もよい。
【0011】また、好ましい態様として、例えば請求項
4記載のように、請求項1記載の個人情報管理システム
において、前記個別記憶手段は、前記ローカル機器に接
続または内蔵されるローカル記憶手段に対する操作と同
様に操作可能なネットワーク記憶手段として接続される
ようにしてもよい。
【0012】また、好ましい態様として、例えば請求項
5記載のように、請求項1記載の個人情報管理システム
において、前記情報管理手段は、前記ローカル機器がネ
ットワーク上の情報提供元から取得した情報を、該情報
提供元から直接受け取り、前記個別記憶手段に前記ロー
カル機器によって取り出し可能に格納するようにしても
よい。
【0013】また、好ましい態様として、例えば請求項
6記載のように、請求項1記載の個人情報管理システム
において、前記情報管理手段は、前記ローカル機器の指
示に基づいて、前記個別記憶手段に格納されている情報
を、ネットワーク上の情報提供先へ直接、転送するよう
にしてもよい。
【0014】また、好ましい態様として、例えば請求項
7記載のように、請求項1記載の個人情報管理システム
において、前記情報管理手段は、アナログ情報をデジタ
ル情報に変換する第1の変換手段を具備し、前記第1の
変換手段により変換されたデジタル情報を前記個別記憶
手段に前記ローカル機器によって取り出し可能に格納す
るようにしてもよい。
【0015】また、好ましい態様として、例えば請求項
8記載のように、請求項1記載の個人情報管理システム
において、前記情報管理手段は、前記個別記憶手段に格
納されている情報を、第1のデータ形式から第2のデー
タ形式へ変換する第2の変換手段を具備し、前記第2の
変換手段により第2のデータ形式へ変換された情報を前
記個別記憶手段に前記ローカル機器によって取り出し可
能に格納するようにしてもよい。
【0016】上記目的達成のため、請求項9記載の発明
による個人情報管理方法は、ユーザが用いるローカル機
器で取り扱われる情報を、ネットワーク上にユーザ毎に
設けられた個別記憶手段に、前記ローカル機器によって
取り出し可能に格納することを特徴とする。
【0017】また、好ましい態様として、例えば請求項
10記載のように、請求項9記載の個人情報管理方法に
おいて、前記情報は、前記個別記憶手段に格納される際
に、前記ローカル機器によりユーザのみが知り得る暗号
化・復号化鍵に基づいて暗号化される一方、前記個別記
憶手段から前記ローカル機器に転送される際に、前記ロ
ーカル機器により前記暗号化・復号化鍵に基づいて復号
されるようにしてもよい。
【0018】また、好ましい態様として、例えば請求項
11記載のように、請求項9記載の個人情報管理方法に
おいて、前記ローカル機器によってネットワーク上の情
報提供元から取得した情報を、前記情報提供元から前記
個別記憶手段に直接格納するようにしてもよい。
【0019】また、好ましい態様として、例えば請求項
12記載のように、請求項9記載の個人情報管理方法に
おいて、前記個別記憶手段に格納されている情報を、前
記ローカル機器の指示に基づいて、ネットワーク上の情
報提供先へ直接、転送するようにしてもよい。
【0020】また、好ましい態様として、例えば請求項
13記載のように、請求項9記載の個人情報管理方法に
おいて、アナログ情報からデジタル情報に変換された情
報を、前記個別記憶手段に格納するようにしてもよい。
【0021】また、好ましい態様として、例えば請求項
14記載のように、請求項9記載の個人情報管理方法に
おいて、前記個別記憶手段に格納されている第1のデー
タ形式の情報を第2のデータ形式へ変換するようにして
もよい。
【0022】この発明では、情報管理手段は、ユーザが
用いるローカル機器で取り扱われる情報を、前記ネット
ワークを介して、ユーザ毎に設けられた個別記憶手段に
前記ローカル機器によって取り出し可能に格納する。し
たがって、ローカルの記憶媒体を増設することなく、増
大する個人情報を容易に管理することが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。 A.実施形態の構成 図1は、本発明の実施形態によるシステム構成を示すブ
ロック図である。105は、ユーザ(当該サービスを享
受する利用者)が所有する機器である。PC101は、
ユーザが例えば家庭などに所有する、据え置き型のパー
ソナルコンビュータである。HDD102は、PC10
1に内蔵または外付けされており、PC101で取り扱
われる各種情報(以下、コンテンツ)を一時保存するも
のである。暗号・解読化鍵発生部120は、ユーザしか
知り得ない暗号・解読化鍵を発生する。暗号・解読化/
ネットワークドライブ(以下、N−Dと記す)ゲートウ
ェイ121は、上記暗号・解読化鍵により、後述する個
人情報管理ネットワークサービスのプロバイダ115に
コンテンツを保存する際に暗号化するとともに、プロバ
イダ115から転送される暗号化されたコンテンツを解
読する。また、暗号・解読化/N−Dゲートウェイ12
1は、インターネット119を介して、後述する各種サ
ーバへアクセスした際に、各サーバで管理されているH
DDを、PC101のネットワークドライブとして接続
するものである。上記暗号・解読化鍵発生部120およ
び暗号・解読化/N−Dゲートウェイ121は、いずれ
もPC101の本体に内蔵または外付けされている。
【0024】次に、106は、ユーザが海外等で借り受
け、一時所有する機器である。PC103は、ユーザが
海外等で借り受けるパーソナルコンピュータである。H
DD104は、PC103に内蔵または外付けされてお
り、PC103で取り扱われるコンテンツを一時保存す
るものである。暗号・解読化鍵発生部122は、ユーザ
しか知り得ない暗号・解読化鍵を発生する。暗号・解読
化/N−Dゲートウェイ123は、上記暗号・解読化鍵
により、後述する個人情報管理ネットワークサービスの
プロバイダ115にコンテンツを保存する際に暗号化す
るとともに、プロバイダ115から転送される暗号化さ
れたコンテンツを解読する。また、暗号・解読化/N−
Dゲートウェイ123は、インターネット119を介し
て、後述する各種サーバへアクセスした際に、各サーバ
で管理されているHDDを、PC103のネットワーク
ドライブとして接続するものである。暗号・解読化鍵発
生部122、暗号・解読化/N−Dゲートウェイ123
は、いずれもPC103の本体に内蔵または外付けされ
ている。
【0025】プロバイダ109は、インターネット11
9上に存在し、音楽データのダウンロードサービスを提
供するものであり、サーバ110およびHDD111か
ら構成されている。サーバ110は、プロバイダ109
のサービス全体を制御する。HDD111には、複数の
音楽コンテンツが格納されている。プロバイダ112
は、インターネット119上に存在し、電子写真のプリ
ントサービスを提供するものであり、サーバ113およ
びHDD114から構成されている。サーバ113は、
プロバイダ112のサービス全体を制御する。HDD1
14には、複数の写真コンテンツが格納されている。
【0026】プロバイダ115は、インターネット上に
存在し、本発明による個人情報管理ネットワークサービ
スを提供するものであり、サーバ116およびHDD1
17から構成されている。サーバ116は、プロバイダ
115のサービス全体を制御する。HDD117は、論
理的に分離された個別記憶領域(M×N)に別れてお
り、それぞれの個別記憶領域には、当該個人情報管理ネ
ットワークサービスを享受するユーザのコンテンツが格
納される。コンテンツは、前述したように、各PCにお
いて、ユーザしか知り得ない暗号化鍵によって暗号化さ
れている。データベース126は、ユーザのコンテンツ
の格納先、コンテンツの属性管理を行っている。
【0027】B.実施形態の動作 次に、上述した実施形態の動作について説明する。 <個人情報管理>ユーザは、PC101を用いて文書、
写真等のファイルを作成し、HDD102に一旦、保存
する。次に、ユーザは、PC101を、インターネット
119を介して個人情報管理ネットワークサービスのプ
ロバイダ115に接続する。この時点でPC101から
は、HDD117において論理的に分離された個別記憶
領域のうち、特定の個別記憶領域にネットワークドライ
ブ(N−D)接続されたように見える。
【0028】ユーザは、HDD102に格納されている
ファイルを、この個別記憶領域にコビーまたは移動させ
る。これによって、HDD102に一旦貯えられたユー
ザのファイルは、インターネット119を介してプロバ
イダ115のHDD117内の個別記憶領域に移動す
る。このとき、ユーザのファイルは、暗号・解読化/N
−Dゲートウェイ121において、暗号・解読化鍵発生
部120で発生したユーザしか知り得ない暗号・解読化
鍵によって暗号化される。
【0029】一方、ユーザは、海外等で借り受け、一時
所有するPC103を用いても、上述したPC101と
同様に、作成した文書、写真等のファイルを、一旦、H
DD104に保存した後、インターネット119を介し
て個人情報管理ネットワークサービスのプロバイダ11
5に接続し、プロバイダ115のHDD117内の個別
記憶領域に移動させることが可能である。この場合も、
ユーザのファイルは、暗号・解読化/N−Dゲートウェ
イ123において、暗号・解読化鍵発生部122で発生
したユーザしか知り得ない暗号・解読化鍵によって暗号
化される。
【0030】このように、ユーザが所有するPC10
1、もしくは一時所有するPC103のいずれで作成し
たファイルであっても、個人情報管理ネットワークサー
ビスのプロバイダ115のHDD117の個別記憶領域
に蓄積しておくことができる。また、個人情報管理ネッ
トワークサービスのプロバイダ115においては、サー
バ116が、データベース126により、ファイルの格
納先の他に、ファイルの拡張子、作成日、修正日、イン
デックス等の属性管理を行い、ファイルをデータベース
化する。これにより、個人が引き出し目的とする情報を
即座に選択できる。
【0031】さらに、ユーザは、必要に応じてPC10
1またはPC103を、インターネット119を介して
個人情報管理ネットワークサービスのプロバイダ115
に接続し、HDD117の個別記憶領域にあるファイル
を、PC101のHDD102またはPC103のHD
D104に移動させて利用する。このとき、プロバイダ
115におけるHDD117の個別記憶領域に格納され
ているファイルは暗号化されているので、ユーザが暗号
・解読化鍵発生部121または123に個人しか知り得
ない暗号・解読化鍵を与えることで解読される。
【0032】ここで、図2は、上述した個人情報管理の
動作例を説明するためのフローチャートである。なお、
図2において、NW−SPは個人情報管理ネットワーク
サービスプロバイダを示し、N−DはNW−SP内の論
理的に分離された個人情報の個別記憶領域を示す。ユー
ザは、PC101を用いて文書、写真等のファイルを作
成し(S10)、HDD102に一旦、保存する(S1
2)。次に、ユーザは、PC101を、インターネット
119を介して個人情報管理ネットワークサービスのプ
ロバイダ115に接続する(S14)。そして、ユーザ
が、HDD102に格納されているファイルを、接続さ
れたネットワークドライブ(N−D)である個別記憶領
域にコビーまたは移動させると、ユーザのファイルは、
暗号・解読化部121において、暗号・解読化鍵発生部
120で発生したユーザしか知り得ない暗号・解読化鍵
によって暗号化された後、インターネット119を介し
てプロバイダ115のHDD117内の個別記憶領域に
転送される(S16)。そして、ユーザは、PC101
と個人情報管理ネットワークサービスのプロバイダ11
5との回線を遮断する(S18)。
【0033】個人情報管理ネットワークサービスのプロ
バイダ115のデータベース126では、ファイルの格
納先の他に、ファイルの拡張子、作成日、修正日、イン
デックス等の属性管理を行い、ファイルをデータベース
化する(S20)。また、ユーザは、ファイルをプロバ
イダ115のHDD117内の個別記憶領域に移動させ
た後、HDD102に格納されているファイルを削除す
る(S22)。これにより、PC101側のHDD10
2の空き容量を圧迫することがない。
【0034】一方、ユーザが、海外等でPC103を借
り受け(S24)、インターネット119を介して個人
情報管理ネットワークサービスのプロバイダ115に接
続する(S26)。この時点で、PC103には、HD
D117において論理的に分離された個別記憶領域のう
ち、特定の個別記憶領域にネットワークドライブ(N−
D)接続されたように見える。次に、ユーザは、HDD
117の個別記憶領域にあるファイルを、PC103の
HDD104に転送し(S28)、PC103と個人情
報管理ネットワークサービスのプロバイダ115との回
線を遮断する(S30)。このとき、該ファイルは暗号
化されているので、ユーザが暗号・解読化鍵発生部12
3に個人しか知り得ない暗号・解読化鍵を与えること
で、暗号・解読化/N−Dゲートウェイ123において
解読される。そして、ユーザは、PC103によりファ
イルを利用し(S32)、必要であれば、そのファイル
を再度、プロバイダ115のデータベース117の個別
記憶領域に転送した後、HDD104からファイルを削
除し(S34)、PC103を返却する(S36)。
【0035】このように、ユーザにとっては、PC10
1、PC103の何れかで作成したファイルを個人情報
管理ネットワークサービスのプロバイダ115の個別記
憶領域に移動し、ファイルの管理をプロバイダ115に
依託することにより、以下のことが可能になる。 ・個人用に使用するPCのHDD容量を増設する必要が
なくなり、ユーザの手間が軽減される。 ・ファイルの管理において、拡張子毎、作成・修正日
毎、インデックス毎の管理を個人で行う必要がなくな
り、ユーザの手間が軽減される。 ・遠隔地でPCを使用する際に、個人用PCを持ち出す
必要がなくなる。 ・PCの盗難、遺失、落下による破壊等による、個人情
報の漏洩、消滅の機会がなくなる。
【0036】<電子コンテンツのネットワーク取引(ダ
ウンロード)>次に、音楽コンテンツをダウンロード購
入する場合について説明する。ユーザは、PC101
を、インターネット119を介して音楽ダウンロードサ
ービスのプロバイダ109に接続する。ユーザは、サー
バ110を通じてHDD111に格納されている複数の
販売用音楽コンテンツの中から、所望する音楽コンテン
ツを選択して購入する。この購入意思によって、ユーザ
が選択した音楽コンテンツは、プロバイダ109のHD
D111から、個人情報管理ネットワークサービスのプ
ロバイダ115におけるHDD117内の個別記憶領域
にコピーされる。このとき、サーバ116では、ファイ
ルの拡張子等によって音楽ファイルであることが自動認
識され、個人情報管理ネットワークサービスのプロバイ
ダ115内に個人用にライブラリが生成される。
【0037】なお、この音楽ダウンロードサービスのプ
ロバイダ109と個人情報管理ネットワークサービスの
プロバイダ115と間の通信は、インターネット119
を用いても構わないし、図示しない専用のバックボーン
回線、または同じ母屋であれば専用線であっても構わな
い。
【0038】したがって、ユーザが購入した音楽コンテ
ンツは、個人情報管理ネットワークサービスのプロバイ
ダ115におけるHDD117の個別記憶領域に格納さ
れる。その後、ユーザは、上記音楽コンテンツを、HD
D117の個別記憶領域からインターネット119を介
してPC101またはPC103に転送して利用(再
生)する。
【0039】ここで、図3は、上述した電子コンテンツ
のネットワーク取引(ダウンロード)の動作例を説明す
るためのフローチャートである。なお、図3において、
音楽DL−SPは音楽ダウンロードサービスプロバイダ
を示す。ユーザは、PC101を、インターネット11
9を介して音楽ダウンロードサ−ビスのプロバイダ10
9に接続する(S40)。次に、ユーザは、サーバ11
0を通じてHDD111に格納されている複数の販売用
音楽コンテンツの中から、所望するコンテンツを選択し
て購入し(S42)、PC103と音楽ダウンロードサ
−ビスのプロバイダ109との回線を遮断する(S4
4)。この購入意思によって、ユーザが選択した音楽コ
ンテンツは、プロバイダ109のHDD111から、イ
ンターネット119、専用のバックボーン回線または専
用線などを介して、個人情報管理ネットワークサービス
のプロバイダ115におけるHDD117内の個別記憶
領域にコピーされる(S46)。そして、サーバ116
では、課金・清算処理が行われた後(S48)、ファイ
ルの拡張子等によって音楽ファイルであることが自動認
識され、個人情報管理ネットワークサービスのプロバイ
ダ115内では個人用にライブラリが生成され、データ
ベース化される(S50)。
【0040】その後、ユーザは、PC101を、インタ
ーネット119を介して個人情報管理ネットワークサー
ビスのプロバイダ115に接続する(S52)。そし
て、プロバイダ115のHDD117の個別記憶領域に
格納された音楽コンテンツを、該HDD117からイン
ターネット119を介して個人のPC101のHDD1
02に転送し(S54)、PC101と個人情報管理ネ
ットワークサービスのプロバイダ115との回線を遮断
する(S56)。そして、上記音楽コンテンツを、ユー
ザのPC101で利用(再生)する(S58)。
【0041】これによって、以下のことが可能になる。 ・購入したい電子コンテンツを個人のPCのHDDに回
線を使ってダウンロードするという従来と同じ操作で、
購入したい電子コンテンツが個人情報管理ネットワーク
サービスのプロバイダのHDDに蓄積されるので、バッ
クアップの手間が必要なくなる。 ・個人情報管理ネットワークサービスのプロバイダにお
いて、購入した電子コンテンツのライブラリ化(データ
ベース化)が自動で行われるので、ユーザの手間が軽減
される。
【0042】なお、上述した例では、音楽コンテンツを
例にとって説明したが、ゲームソフトウェア、PCソフ
トウェア、映画、写真、テキストデータ等、如何なる電
子コンテンツであっても構わない。また、このコンテン
ツ取引は有償であっても、無償であっても構わない。
【0043】<電子コンテンツのネットワーク取引(出
力依頼)>次に、画像コンテンツをプリントアウトする
場合について説明する。ユーザは、PC101を用いて
例えばデジタルカメラ等によって撮影した画像を入力
し、加工して画像ファイルを作成し、HDD102に一
旦、保存する。次に、ユーザは、PC101を、インタ
ーネット119を介して、個人情報管理ネットワークサ
ービスのプロバイダ115に接続する。この時点で、P
C101には、HDD117において論理的に分離され
た個別記憶領域のうち、特定の個別記憶領域にネットワ
ークドライブ(N−D)接続されたように見える。
【0044】ユーザは、HDD102内に格納されてい
る画像ファイルを、この個別記憶領域にコビーまたは移
動させる。これによって、HDD102に一旦保存され
たユーザの画像ファイルは、インターネット119を介
してプロバイダ115のHDD117内の個別記憶領域
に移動する。このとき、サーバ116では、ファイルの
拡張子等によって画像ファイルであることが自動認識さ
れ、個人情報管理ネットワークサービスのプロバイダ1
15内に個人用にライブラリが生成される。
【0045】次に、ユーザは、PC101を、インター
ネット119を介して、インターネット上に存在する電
子写真プリントサービスのプロバイダ112に接続す
る。ユーザは、サーバ126を通じて個人情報管理ネッ
トワークサービスのプロバイダ115におけるHDD1
17の個別記憶領域に格納されている画像ファイルを検
索して、プリントアウトしたい画像を選択する。ユーザ
によって画像が選択されると、プリントアウトすべく選
択された画像ファイルは、個人情報管理ネットワークサ
ービスのプロバイダHDD117内の個別記憶領域か
ら、電子写真プリントサービスのプロバイダ112のH
DD114にコピーされる。電子写真プリントサービス
のプロバイダ112では、ユーザからのサービス依頼を
受け、画像ファイルを写真としてプリントアウトし、ユ
ーザに届ける。
【0046】なお、この電子写真プリントサービスのプ
ロバイダ112と、個人情報管理ネットワークサービス
のプロバイダ115との間の通信は、インターネット1
09を用いても構わないし、図示しない専用のバックボ
ーン回線、または同じ母屋であれば専用線であっても構
わない。
【0047】ここで、図4は、上述した画像コンテンツ
をプリントアウトする場合の動作例を説明するためのフ
ローチャートである。なお、図4において、写真PT−
SPは電子写真プリントサービスプロバイダを示す。ユ
ーザは、PC101を用いて例えばデジタルカメラ等に
よって撮影した画像を入力し、加工してファイルを作成
し(S60)、HDD102に一旦、保存する(S6
2)。次に、ユーザは、PC101を、インターネット
119を介して、個人情報管理ネットワークサービスの
プロバイダ115に接続する(S64)。
【0048】そして、ユーザが、HDD102に格納さ
れている画像ファイルを、接続されたネットワークドラ
イブ(N−D)にコビーまたは移動させると、ユーザの
画像ファイルは、インターネット119を介してプロバ
イダ115のHDD117内の個別記憶領域に転送され
る(S66)。このとき、サーバ116では、ファイル
の拡張子等によって画像ファイルであることが自動認識
され、個人情報管理ネットワークサービスのプロバイダ
115内に個人用にライブラリが生成され、データベー
ス化される(S68)。
【0049】次に、ユーザは、サーバ126を通じてプ
ロバイダ115のHDD117の個別記憶領域に格納さ
れている画像ファイルを検索して、プリントアウトした
い画像を選択する(S70)。そして、ユーザは、PC
101と個人情報管理ネットワークサービスのプロバイ
ダ115との回線を遮断する(S72)。ユーザによっ
て画像が選択されると、プリントアウトすべく選択され
た画像ファイルは、プロバイダ115のHDD117内
の個別記憶領域から、電子写真プリントサービスのプロ
バイダ112のHDD114に転送される(S74)。
電子写真プリントサービスのプロバイダ112では、画
像ファイルを電子写真としてプリントアウトし(S7
6)、課金・清算処理を行う(S78)。そして、プリ
ントアウトした電子写真をユーザに郵送する(S8
0)。
【0050】これによって、以下のことが可能になる。 ・個人がプリントアウト依頼しようとする電子コンテン
ツは、個人情報管理ネットワークサービスのプロバイダ
から、インターネット119などの回線を介して電子写
真プリントサービスのプロバイダに自動的に転送される
ので、ユーザの手間が軽減される。 ・個人情報管理ネットワークサービスのプロバイダにお
いて、電子コンテンツのライブラリ化(データベース
化)が自動で行われるので、ユーザの手間が軽減され
る。
【0051】なお、上述した例では、画像ファイルを例
にとって説明したが、出力可能な電子コンテンツであれ
ば、映画、テキストデータ等であっても構わない。さら
に、出力する媒体も紙などに限定されず、FDやMO、
CD−ROM、DVD−ROMなどの記憶媒体でもよ
く、この場合、電子コンテンツとしては、音楽データ、
ゲームソフトウェア、PCソフトウェアなども含まれ
る。また、このコンテンツ取引は有償であっても、無償
であっても構わない。
【0052】<デジタル化>次に、アナログデータをデ
ジタル化する場合について説明する。ユーザは、例えば
アナログ8mmビデオテープを、持ち込みまたは郵送等
で個人情報管理ネットワークサービスのプロバイダ11
5に渡し、デジタル化を依頼する。個人情報管理ネット
ワークサービスのプロバイダ115では、アナログ信号
で記録された映像信号をデジタルデータに変換し、HD
D117内の個別記憶領域に格納する。このとき、サー
バ116では、ファイルの拡張子等によって映像ファイ
ルであることが自動認識され、個人情報管理ネットワー
クサービスのプロバイダ115内には、個人用にライブ
ラリが生成される。その後、ユーザは、プロバイダ11
5の個別記憶領域からインターネット119を介してP
C101またはPC103に取り出して利用(再生・編
集等)することができる。
【0053】ここで、図5は、上述したアナログ映像を
デジタル化する場合の動作例を説明するためのフローチ
ャートである。ユーザは、例えばアナログ8mmビデオ
テープを、持ち込みまたは郵送等で個人情報管理ネット
ワークサービスのプロバイダ115に渡し、デジタル化
を依頼する(S90)。個人情報管理ネットワークサー
ビスのプロバイダ115では、アナログ信号で記録され
た映像信号をデジタルデータに変換し(S92)、HD
D117内の個別記憶領域に格納する(S94)。この
とき、サーバ116では、ファイルの拡張子等によって
映像ファイルであることが自動認識され、個人情報管理
ネットワークサービスのプロバイダ115内には、個人
用にライブラリが生成され、データベース化される(S
96)。次に、サーバ116では、課金・清算処理が行
われる(S98)。
【0054】その後、ユーザは、PC101を、インタ
ーネット119を介して、個人情報管理ネットワークサ
ービスのプロバイダ115に接続する(S100)。そ
して、プロバイダ115のHDD117の個別記憶領域
からインターネット119を介して個人のPC101の
HDD102に転送し(S102)、PC101と個人
情報管理ネットワークサービスのプロバイダ115との
回線を遮断する(S104)。そして、ユーザは、上記
映像ファイルをPC101で利用(再生・編集等)する
(S106)。
【0055】これによって、以下のことが可能になる。 ・アナログ信号で記録されたアナログ媒体がデジタルコ
ンテンツ化され、個人のPCで自由に利用することがで
きる。
【0056】なお、上述した例では、映像コンテンツを
例にとって説明したが、写真、文字など、如何なるアナ
ログ媒体を電子コンテンツ化(デジタル化)しても構わ
ない。また、このコンテンツ取引は有償であっても、無
償であっても構わない。
【0057】<フォーマット変換>次に、映像コンテン
ツをフォーマット変換する場合について説明する。ユー
ザは、個人情報管理ネットワークサービスのプロバイダ
115のHDD117内の個別記憶領域に、第1の方式
(フォーマット)にて映像コンテンツを格納している。
技術の進歩により、第2の方式(フォーマット)が主流
になり、フォーマット変換の必要が出てきた場合、ユー
ザは、個人情報管理ネットワークサービスのプロバイダ
115にインターネット119を介してフォーマット変
換を依頼する。個人情報管理ネットワークサービスのプ
ロバイダ115では、指定された映像コンテンツを第1
の方式から第2の方式に変換し、HDD117内の個別
記憶領域に格納する。このとき、サーバ116では、フ
ァイルの拡張子等によって映像ファイルであることが自
動認識され、プロバイダ115内には、個人用にライブ
ラリが生成される。その後、ユーザは、プロバイダ11
5のHDD117内の個別記憶領域からインターネット
119を介してユーザのPC101またはPC103に
持ち出すことができる。
【0058】ここで、図6は、上述したコンテンツをフ
ォーマット変換する場合の動作例を説明するためのフロ
ーチャートである。ユーザは、PC101を、インター
ネット119を介して、個人情報管理ネットワークサー
ビスのプロバイダ115に接続し(S110)、フォー
マット変換すべき映像コンテンツを選択し、フォーマッ
ト変換を依頼する(S112)。そして、ユーザは、P
C101と個人情報管理ネットワークサービスのプロバ
イダ115との回線を遮断する(S114)。ユーザに
よって映像コンテンツが選択されると、プロバイダ11
5は、指定された映像コンテンツを第1の方式(フォー
マット)から第2の方式(フォーマット)に変換し、H
DD117内の個別記憶領域に格納する(S116)。
このとき、サーバ116では、ファイルの拡張子等によ
って映像ファイルであることが自動認識され、プロバイ
ダ115内には、個人用にライブラリが生成され、デー
タベース化される(S118)。次に、サーバ116で
は、課金・清算処理が行われる(S120)。
【0059】その後、ユーザは、PC101を、インタ
ーネット119を介して、個人情報管理ネットワークサ
ービスのプロバイダ115に接続する(S122)。そ
して、フォーマット変換された映像コンテンツを、プロ
バイダ115のHDD117の個別記憶領域からインタ
ーネット119を介してPC101のHDD102に転
送し(S124)、PC101と個人情報管理ネットワ
ークサービスのプロバイダ115との回線を遮断する
(S126)。そして、ユーザは、上記映像コンテンツ
をPC101で利用(再生・編集等)する(S12
8)。
【0060】これによって、以下のことが可能になる。 ・技術の進歩による方式(フォーマット)変換を個人情
報管理ネットワークサービスプロバイダ内で行えるよう
になり、個人の手間を軽減することができる。
【0061】なお、上述した例では、映像コンテンツを
例にとって説明したが、音声、画像、文書など、如何な
る電子コンテンツのフォーマット変換であっても構わな
い。また、このコンテンツ取引は有償であっても、無償
であっても構わない。
【0062】なお、上述した本実施形態では、伝送媒体
としてインターネット119を用いたが、衛星、地上
波、ケーブルなど、他の伝送媒体でも適用することが可
能である。また、パーソナルコンピュータを用いた例を
示したが、IRD等の一般民生機器で実現できることは
言うまでもない。また、本実施形態では、一般個人利用
について説明したが、利用者は法人であっても構わな
い。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、情報管理
手段により、ユーザが用いるローカル機器で取り扱われ
る情報を、前記ネットワークを介して、ユーザ毎に設け
られた個別記憶手段に前記ローカル機器によって取り出
し可能に格納するようにしたので、ローカルの記憶媒体
を増設することなく、かつユーザの操作性を低下させる
ことなく、増大する個人情報を容易に管理することがで
きるという利点が得られる。
【0064】また、請求項2記載の発明によれば、ロー
カル機器において、個別記憶手段に情報が格納される
際、暗号化手段により、鍵発生手段により発生された、
ユーザのみが知り得る暗号化・復号化鍵に基づいて前記
情報を暗号化する一方、前記個別記憶手段から暗号化さ
れた情報を、前記ネットワークを介して自身に転送する
際、復号化手段により、前記暗号化・復号化鍵に基づい
て復号するようにしたので、ローカルの記憶媒体を増設
することなく、かつユーザの操作性を低下させることな
く、増大する個人情報を安全に、かつ容易に管理するこ
とができるという利点が得られる。
【0065】また、請求項3記載の発明によれば、前記
個別記憶手段を、物理的な記憶手段を論理的に分離する
ことにより形成された記憶領域としたので、ローカルの
記憶媒体を増設することなく、かつユーザの操作性を低
下させることなく、増大する個人情報を容易に管理する
ことができるという利点が得られる。
【0066】また、請求項4記載の発明によれば、前記
個別記憶手段を、前記ローカル機器に接続または内蔵さ
れるローカル記憶手段に対する操作と同様に操作可能な
ネットワーク記憶手段として接続するようにしたので、
ローカルの記憶媒体を増設することなく、かつユーザの
操作性を低下させることなく、増大する個人情報を容易
に管理することができるという利点が得られる。
【0067】また、請求項5記載の発明によれば、前記
ローカル機器がネットワーク上の情報提供元から取得し
た情報を、前記情報管理手段により、情報提供元から直
接受け取り、前記個別記憶手段に前記ローカル機器によ
って取り出し可能に格納するようにしたので、ローカル
の記憶媒体を増設することなく、かつユーザの操作性を
低下させることなく、増大する個人情報を容易に管理す
ることができるという利点が得られる。
【0068】また、請求項6記載の発明によれば、前記
ローカル機器の指示に基づいて、前記個別記憶手段に格
納されている情報を、前記情報管理手段により、ネット
ワーク上の情報提供先へ直接、転送するようにしたの
で、ローカルの記憶媒体を増設することなく、かつユー
ザの操作性を低下させることなく、増大する個人情報を
容易に管理することができるという利点が得られる。
【0069】また、請求項7記載の発明によれば、前記
情報管理手段は、第1の変換手段により、アナログ情報
をデジタル情報に変換し、該デジタル情報を前記個別記
憶手段に前記ローカル機器によって取り出し可能に格納
するようにしたので、ローカルの記憶媒体を増設するこ
となく、かつユーザの操作性を低下させることなく、増
大する個人情報を容易に管理することができるという利
点が得られる。
【0070】また、請求項8記載の発明によれば、前記
情報管理手段は、第2の変換手段により、前記個別記憶
手段に格納されている情報を、第1のデータ形式から第
2のデータ形式へ変換するようにしたので、ローカルの
記憶媒体を増設することなく、かつユーザの操作性を低
下させることなく、増大する個人情報を容易に管理する
ことができるという利点が得られる。
【0071】また、請求項9記載の発明によれば、ユー
ザが用いるローカル機器で取り扱われる情報を、ネット
ワーク上にユーザ毎に設けられた個別記憶手段に、前記
ローカル機器によって取り出し可能に格納するようにし
たので、ローカルの記憶媒体を増設することなく、かつ
ユーザの操作性を低下させることなく、増大する個人情
報を容易に管理することができるという利点が得られ
る。
【0072】また、請求項10記載の発明によれば、情
報を前記個別記憶手段に格納する際に、前記ローカル機
器によりユーザのみが知り得る暗号化・復号化鍵に基づ
いて暗号化する一方、前記個別記憶手段から前記ローカ
ル機器に転送する際に、前記ローカル機器により前記暗
号化・復号化鍵に基づいて復号するようにしたので、ロ
ーカルの記憶媒体を増設することなく、かつユーザの操
作性を低下させることなく、増大する個人情報を安全
に、かつ容易に管理することができるという利点が得ら
れる。
【0073】また、請求項11記載の発明によれば、前
記ローカル機器によってネットワーク上の情報提供元か
ら取得した情報を、前記情報提供元から前記個別記憶手
段に直接格納するようにしたので、ローカルの記憶媒体
を増設することなく、かつユーザの操作性を低下させる
ことなく、増大する個人情報を容易に管理することがで
きるという利点が得られる。
【0074】また、請求項12記載の発明によれば、前
記個別記憶手段に格納されている情報を、前記ローカル
機器の指示に基づいて、ネットワーク上の情報提供先へ
直接、転送するようにしたので、ローカルの記憶媒体を
増設することなく、かつユーザの操作性を低下させるこ
となく、増大する個人情報を容易に管理することができ
るという利点が得られる。
【0075】また、請求項13記載の発明によれば、ア
ナログ情報からデジタル情報に変換された情報を、前記
個別記憶手段に格納するようにしたので、ローカルの記
憶媒体を増設することなく、かつユーザの操作性を低下
させることなく、増大する個人情報を容易に管理するこ
とができるという利点が得られる。
【0076】また、請求項14記載の発明によれば、前
記個別記憶手段に格納されている第1のデータ形式の情
報を第2のデータ形式へ変換するようにしたので、ロー
カルの記憶媒体を増設することなく、かつユーザの操作
性を低下させることなく、増大する個人情報を容易に管
理することができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図2】個人情報管理の動作例を説明するためのフロー
チャートである。
【図3】電子コンテンツのネットワーク取引(ダウンロ
ード)の動作例を説明するためのフローチャートであ
る。
【図4】画像コンテンツをプリントアウトする場合の動
作例を説明するためのフローチャートである。
【図5】アナログ映像をデジタル化する場合の動作例を
説明するためのフローチャートである。
【図6】コンテンツをフォーマット変換する場合の動作
例を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
101……PC(ローカル機器)、102……HDD、
120……暗号・解読化鍵発生部(鍵発生手段)、12
1……暗号・解読化/N−Dゲートウェイ(暗号化手
段、復号化手段)、103……PC(ローカル機器)、
104……HDD、122……暗号・解読化鍵発生部
(鍵発生手段)、123……暗号・解読化/N−Dゲー
トウェイ(暗号化手段、復号化手段)、109……音楽
データダウンロードサービスのプロバイダ、110……
サーバ、111……HDD、112……電子写真プリン
トサービスのプロバイダ、113……サーバ、114…
…HDD、115……個人情報管理ネットワークサービ
スのプロバイダ、116……サーバ(情報管理手段、第
1の変換手段、第2の変換手段)、117……HDD
(個別記憶手段)、126……データベース、119…
…インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 英樹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 大西 和宏 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B017 AA07 BA07 CA16 5B082 CA18 GA02 GA11 HA05 HA08 5B085 AA08 AE29 BC02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが用いるローカル機器と、 ネットワーク上にユーザ毎に設けられた個別記憶手段
    と、 前記ローカル機器で取り扱われる情報を、前記ネットワ
    ークを介して前記個別記憶手段に前記ローカル機器によ
    って取り出し可能に格納する情報管理手段とを具備する
    ことを特徴とする個人情報管理システム。
  2. 【請求項2】 前記ローカル機器は、 ユーザのみが知り得る暗号化・復号化鍵を発生する鍵発
    生手段と、 前記個別記憶手段に情報が格納される際、前記鍵発生手
    段により発生された暗号化・復号化鍵に基づいて前記情
    報を暗号化する暗号化手段と、 前記個別記憶手段から暗号化された情報を、前記ネット
    ワークを介して自身に転送する際、前記暗号化・復号化
    鍵に基づいて復号する復号化手段とを具備することを特
    徴とする請求項1記載の個人情報管理システム。
  3. 【請求項3】 前記個別記憶手段は、物理的な記憶手段
    を論理的に分離することにより形成された記憶領域であ
    ることを特徴とする請求項1記載の個人情報管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記個別記憶手段は、前記ローカル機器
    に接続または内蔵されるローカル記憶手段に対する操作
    と同様に操作可能なネットワーク記憶手段として接続さ
    れることを特徴とする請求項1記載の個人情報管理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記情報管理手段は、前記ローカル機器
    がネットワーク上の情報提供元から取得した情報を、該
    情報提供元から直接受け取り、前記個別記憶手段に前記
    ローカル機器によって取り出し可能に格納することを特
    徴とする請求項1記載の個人情報管理システム。
  6. 【請求項6】 前記情報管理手段は、前記ローカル機器
    の指示に基づいて、前記個別記憶手段に格納されている
    情報を、ネットワーク上の情報提供先へ直接、転送する
    ことを特徴とする請求項1記載の個人情報管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記情報管理手段は、アナログ情報をデ
    ジタル情報に変換する第1の変換手段を具備し、前記第
    1の変換手段により変換されたデジタル情報を前記個別
    記憶手段に前記ローカル機器によって取り出し可能に格
    納することを特徴とする請求項1記載の個人情報管理シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記情報管理手段は、前記個別記憶手段
    に格納されている情報を、第1のデータ形式から第2の
    データ形式へ変換する第2の変換手段を具備し、前記第
    2の変換手段により第2のデータ形式へ変換された情報
    を前記個別記憶手段に前記ローカル機器によって取り出
    し可能に格納することを特徴とする請求項1記載の個人
    情報管理システム。
  9. 【請求項9】 ユーザが用いるローカル機器で取り扱わ
    れる情報を、ネットワーク上にユーザ毎に設けられた個
    別記憶手段に、前記ローカル機器によって取り出し可能
    に格納することを特徴とする個人情報管理方法。
  10. 【請求項10】 前記情報は、前記個別記憶手段に格納
    される際に、前記ローカル機器によりユーザのみが知り
    得る暗号化・復号化鍵に基づいて暗号化される一方、前
    記個別記憶手段から前記ローカル機器に転送される際
    に、前記ローカル機器により前記暗号化・復号化鍵に基
    づいて復号されることを特徴とする請求項9記載の個人
    情報管理方法。
  11. 【請求項11】 前記ローカル機器によってネットワー
    ク上の情報提供元から取得した情報を、前記情報提供元
    から前記個別記憶手段に直接格納することを特徴とする
    請求項9記載の個人情報管理方法。
  12. 【請求項12】 前記個別記憶手段に格納されている情
    報を、前記ローカル機器の指示に基づいて、ネットワー
    ク上の情報提供先へ直接、転送することを特徴とする請
    求項9記載の個人情報管理方法。
  13. 【請求項13】 アナログ情報からデジタル情報に変換
    された情報を、前記個別記憶手段に格納することを特徴
    とする請求項9記載の個人情報管理方法。
  14. 【請求項14】 前記個別記憶手段に格納されている第
    1のデータ形式の情報を第2のデータ形式へ変換するこ
    とを特徴とする請求項9記載の個人情報管理方法。
JP2000162774A 2000-05-31 2000-05-31 個人情報管理システムおよび個人情報管理方法 Expired - Fee Related JP4465815B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000162774A JP4465815B2 (ja) 2000-05-31 2000-05-31 個人情報管理システムおよび個人情報管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000162774A JP4465815B2 (ja) 2000-05-31 2000-05-31 個人情報管理システムおよび個人情報管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001344143A true JP2001344143A (ja) 2001-12-14
JP4465815B2 JP4465815B2 (ja) 2010-05-26

Family

ID=18666632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000162774A Expired - Fee Related JP4465815B2 (ja) 2000-05-31 2000-05-31 個人情報管理システムおよび個人情報管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4465815B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003324675A (ja) * 2002-05-07 2003-11-14 Mitsubishi Electric Corp 映像記録システム
JP2016105251A (ja) * 2014-12-01 2016-06-09 富士通株式会社 情報秘匿化プログラム、情報秘匿化方法および情報秘匿化装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003324675A (ja) * 2002-05-07 2003-11-14 Mitsubishi Electric Corp 映像記録システム
JP2016105251A (ja) * 2014-12-01 2016-06-09 富士通株式会社 情報秘匿化プログラム、情報秘匿化方法および情報秘匿化装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4465815B2 (ja) 2010-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4850075B2 (ja) データ格納方法、データ再生方法、データ記録装置、データ再生装置および記録媒体
JP4701175B2 (ja) 記録媒体並びに記録媒体に情報を記録する記録装置及び記録方法
JP4227565B2 (ja) 印刷システム、管理サーバ装置、それらの制御方法、プログラム及び記憶媒体
CN1957558B (zh) 存储介质转换方法、程序和设备
EP1081575B1 (en) Copyrighted data processing method and apparatus
AU778645B2 (en) Data management apparatus, data management method, and record medium recording data management program
JP4705916B2 (ja) 記録媒体、記録媒体に対する情報処理装置及び情報処理方法
JP4415233B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びにプログラム格納媒体
WO2002056203A1 (en) Distribution device, terminal device, and program and method for use therein
EP1197883B1 (en) Information processing apparatus and method, and program storing medium
JP2006287686A (ja) 情報ネットワークシステムおよび情報機器
JP4123365B2 (ja) サーバ装置と、デジタルデータのバックアップおよび復元方法
JP2000357201A (ja) データ管理装置、データ管理方法及びデータ管理プログラムを記録している記録媒体
JP4465815B2 (ja) 個人情報管理システムおよび個人情報管理方法
US6983373B2 (en) Information processing apparatus, information processing system, information processing method, and storage medium therefor
JP2005346523A (ja) 著作権保護方法、著作権保護システム
JP2009163560A (ja) デジタルデータ記録装置
JPWO2002093825A1 (ja) コンテンツ再生装置、コンテンツ配布サーバ及びコンテンツ配布システム
JP2004139323A (ja) ライセンス管理方法および受信端末装置
JP3727001B2 (ja) コンテンツ販売システムにおけるコピー管理方法、及びその方法を実行するプレーヤ
JP2001093227A (ja) ディジタルデータ編集装置とデータ編集方法
JP2009169460A (ja) コンテンツ自動コピーシステム
CN100432961C (zh) 记录媒体及将信息记录于记录媒体的记录装置
JP2008077235A (ja) 情報記録再生方法、情報記録再生システム、情報閲覧管理装置、画像形成装置、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP2005316638A (ja) 情報媒体の記録方法及びシステム

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060929

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091229

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100215

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140305

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees