JP2001342707A - 間仕切りパネル - Google Patents

間仕切りパネル

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JP2001342707A
JP2001342707A JP2000165233A JP2000165233A JP2001342707A JP 2001342707 A JP2001342707 A JP 2001342707A JP 2000165233 A JP2000165233 A JP 2000165233A JP 2000165233 A JP2000165233 A JP 2000165233A JP 2001342707 A JP2001342707 A JP 2001342707A
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JP
Japan
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core material
partition panel
thickness
panel
aluminum foil
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JP2000165233A
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Katsumi Yamamoto
克己 山本
Naomiki Sakurada
直幹 桜田
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Uni Charm PetCare Corp
Original Assignee
Uni Heartous Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス化成分を極限まで排除した芯材を用い、
軽量且つ加工性に優れた間仕切りパネルを提供するこ
と。 【解決手段】 不燃性の発泡材料芯材の両面に厚さ0.
15〜0.30mmのアルミニウム箔を備えた構造とす
る。更に、好ましくは、アルミニウム箔の厚さを0.1
5〜0.20mmとし、芯材の厚さを5〜25mmとす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリーンルームな
どの壁面や天井に使用される間仕切りパネルの構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】現在、クリーンルーム等で使用される間
仕切りパネルとしては、厚さ42mmのものが一般的で
ある。また、間仕切りパネルの芯材としては、無機質充
填の発泡体にバインダーとして有機系材料を付加したも
のが使用されている。
【0003】上記のような構成の間仕切りパネルにおい
ては、クリーンルームに代表されるように、ガス化成分
の除去が重要である。一般的に使用されている間仕切り
パネルは、前述の芯材の両面にアルミ板やカラー鋼板を
接合した構造となっている。例えば、厚さ40mmの芯
材の両面に厚さ1mmのアルミ板を各々接着して、42
mmのパネルを構成している。間仕切りパネルなどの建
築材料は、その多くが現場合わせの所謂現場工事であ
る。すなわち、規定サイズのパネルを現場で切断して寸
法合わせを行っている。このようなパネル切断には、
「ダイヤモンド刃」を使用した専用の切断具を使用して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、パネルの芯材
が、無機充填材と有機系発泡体から構成されているた
め、可塑剤などの添加剤が間仕切りパネルから蒸散し、
クリーンルームで製造される半導体に対して不純物とし
て悪影響を与えていた。このため、クリーンルームに使
用される建材からのガス化成分の極限までの除去が要求
されている。パネルからのガス化成分は、その殆どが芯
材として使用される発泡体からの蒸散である。従って、
ガス化成分を極限まで排除した芯材の開発が重要であ
る。
【0005】従来の間仕切りパネルは重量的に大きく、
殆どのものが10kg/m程度あり、パネル1枚あた
りの重量は0.9m×5.5mで50kgにも達する。
このため、現場での作業性が悪い。また、重量の大きな
間仕切りパネルを固定するには頑強な接合が必要となっ
てくる。このため、間仕切りパネルの軽量化が求められ
ている。
【0006】間仕切りパネルを専用の切断具を用いて切
断すると、芯材が粉塵となって飛散し、健康上の問題、
現場の汚染などの原因となる。また、「ダイヤモンド
刃」を使用した専用の切断具は、それ自体高価であるの
に加え、切断作業に手間がかかり作業性が悪いという問
題もあった。
【0007】本発明は上記のような状況に鑑みてなされ
たものであり、ガス化成分を極限まで排除した芯材を用
い、軽量且つ加工性に優れた間仕切りパネルを提供する
ことを主目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るパネルは、不燃性の発泡材料芯材の両
面に厚さ0.15〜0.30mmのアルミニウム箔を備
えた構造とする。更に、好ましくは、アルミニウム箔の
厚さを0.15〜0.20mmとし、芯材の厚さを5〜
25mmとする。
【0009】本発明においては、軽量高強度の芯材を使
用しているため、同強度レベルであれば、従来品に比べ
て全体の厚みを薄くすることができる。従って、パネル
重量を軽くすることができる。また、全体に強度が高い
ため、両面に使用するアルミ板を、0.2mm以下まで
薄くすることができ、その結果、パネル自体をカッター
ナイフで容易に切断可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、クリーンルーム用の間仕切りパネルを例にとって説
明する。なお、本発明に係る間仕切りパネルは、クリー
ンルーム用に限定されるものではなく、使用される場
所、状況に応じて適宜設計変更が可能である。すなわ
ち、パネルの巾や長さに応じて、芯材及びアルミニウム
箔の厚さを適宜変更できる。
【0011】図1に本発明の実施例に係る間仕切りパネ
ル10の構造を示す。パネル10は、炭酸カルシウムの
フィラーと蒸散ガス成分を極限まで少なくした発泡材と
の組み合わせからなる芯材12と、芯材12の表裏両面
に接着されたアルミニウム箔14,16とを備えてい
る。ここで、極限まで少なくすべき蒸散ガス成分として
は、トルエン、脂肪族ニトリル、芳香族アミド、縮合多
環族ケトン等がある。
【0012】芯材12としては、例えば、以下のような
組成(質量%)の炭酸カルシウムを主成分とするビニル
系樹脂発泡板を使用することができる。 炭酸カルシウム:57% 水酸化マグネシウム:20% 水酸化カルシウム:15% 添加剤(ビニル系樹脂):5% ゼオライト:3%
【0013】上記のような組成の芯材12は、厚さ10
mmの場合に、重さ約0.9kg/mとなる。芯材1
2を構成する発泡材としては、その他に、特公昭64−
4992や特公昭62−56113に示された組成及び
製法を適用することができる。
【0014】アルミニウム箔14,16の厚さは、0.
15〜0.30mmとする。更に好ましくは、0.15
〜0.20mmとする。また、芯材12の厚さは5〜2
5mmとする。本実施例に係る間仕切りパネルは、作業
現場において、カッターナイフで切断することが可能で
ある。
【0015】パネル10の巾を900mmとした場合、
従来品と同等程度のたわみ強度を保持するためのパネル
10の厚さと長さとの組み合わせ例を以下に示す。ここ
で、厚さは芯材12とアルミニウム箔14,16の厚さ
を全て含んだ値である。 厚さ5mm×長さ1800mm 厚さ10mm×長さ2400mm 厚さ15mm×長さ2700mm 厚さ25mm×長さ3000mm
【0016】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものでは
なく、特許請求の範囲に示された技術的思想の範疇にお
いて変更可能なものである。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
炭酸カルシウムを主成分とするビニル系樹脂発泡板を芯
材として使用しているため、パネルの芯材及びパネル自
体の厚みを従来品に比べて著しく薄くすることができ
る。従って、パネルの重量を軽くすることができ、現場
での作業性が向上する。また、芯材の表面に使用するア
ルミニウム箔の厚さを0.15mm〜0.3mmとして
いるため、パネルをカッターナイフで切断可能となる。
特に、アルミニウム箔の厚さを0.2mm以下にすれ
ば、パネルを更に容易にカッターナイフで切断可能とな
る。その結果、現場でのパネルの加工性が著しく向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例に係る間仕切りパネル
の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
10 間仕切りパネル 12 芯材 14,16 アルミニウム箔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不燃性の発泡材料からなる芯材と;前記芯
    材の両面に設けられた厚さ0.15〜0.30mmのア
    ルミニウム箔とを備えたことを特徴とする間仕切りパネ
    ル。
  2. 【請求項2】前記不燃性芯材は、炭酸カルシウムを主成
    分とするビニル系樹脂発泡材料であることを特徴とする
    請求項1に記載の間仕切りパネル。
  3. 【請求項3】前記アルミニウム箔の厚さは0.15〜
    0.20mmであることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の間仕切りパネル。
  4. 【請求項4】前記芯材の厚さは5〜25mmであること
    を特徴とする請求項1,2又は3に記載の間仕切りパネ
    ル。
JP2000165233A 2000-06-01 2000-06-01 間仕切りパネル Pending JP2001342707A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006122999A1 (es) * 2005-05-16 2006-11-23 Alucoil, S.A. Panel sándwich para la construcción, procedimiento de fabricación del mismo y fachada arquitectónica ventilada
ES2277738A1 (es) * 2005-05-16 2007-07-16 Alucoil, S.A. Panel sandwich para la construccion.
ES2351467A1 (es) * 2008-07-29 2011-02-07 Jorge Molina Santos Fachada ventilada.

Cited By (3)

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WO2006122999A1 (es) * 2005-05-16 2006-11-23 Alucoil, S.A. Panel sándwich para la construcción, procedimiento de fabricación del mismo y fachada arquitectónica ventilada
ES2277738A1 (es) * 2005-05-16 2007-07-16 Alucoil, S.A. Panel sandwich para la construccion.
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