JP2001342002A - 燃料改質器 - Google Patents
燃料改質器Info
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- combustion gas
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃焼ガスの偏流を少なくすることで、構成部
材の変形や損傷を防止しつつ、改質効率を向上させるこ
とができる燃料改質器を提供する。 【解決手段】 上下方向に延びる断熱筒4、触媒筒56
及び燃焼筒58が、この順で内側となるように容器52
内に設けられ、バーナ60からの燃焼ガスが、燃焼筒5
8を経て、燃焼筒58と触媒筒56との隙間、及び、触
媒筒56と断熱筒4との隙間を通過するように構成され
ており、燃焼ガスによって加熱された触媒筒56に導入
した原燃料を改質ガスに改質する燃料改質器において、
燃焼筒58と触媒筒56との隙間及び/又は触媒筒56
と断熱筒4との隙間に螺旋状のスペーサ10を設け、燃
焼ガスの軸方向流れを旋回流とした。
材の変形や損傷を防止しつつ、改質効率を向上させるこ
とができる燃料改質器を提供する。 【解決手段】 上下方向に延びる断熱筒4、触媒筒56
及び燃焼筒58が、この順で内側となるように容器52
内に設けられ、バーナ60からの燃焼ガスが、燃焼筒5
8を経て、燃焼筒58と触媒筒56との隙間、及び、触
媒筒56と断熱筒4との隙間を通過するように構成され
ており、燃焼ガスによって加熱された触媒筒56に導入
した原燃料を改質ガスに改質する燃料改質器において、
燃焼筒58と触媒筒56との隙間及び/又は触媒筒56
と断熱筒4との隙間に螺旋状のスペーサ10を設け、燃
焼ガスの軸方向流れを旋回流とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導入された原燃料
を、燃料電池システム等に用いられる改質ガスに改質す
る燃料改質器に関する。
を、燃料電池システム等に用いられる改質ガスに改質す
る燃料改質器に関する。
【0002】
【従来の技術】りん酸型燃料電池、溶融炭酸塩型燃料電
池、固体電解質燃料電池などの燃料電池発電システムを
構成する重要機器の一つに改質器がある。この改質器
は、メタンを主成分とする天然ガスや都市ガス、ナフ
サ、LPG、メタノール等の燃料と水蒸気を原料とし
て、水素を主成分とする改質ガスを生成するものであ
る。燃料電池用改質器には多管式、単管式、流動式等様
々な型式のものがあるが、特に単管式改質器は、熱効率
が高く、コンパクトであることが特徴である。図3に、
従来の単管式改質器の一例を示す。
池、固体電解質燃料電池などの燃料電池発電システムを
構成する重要機器の一つに改質器がある。この改質器
は、メタンを主成分とする天然ガスや都市ガス、ナフ
サ、LPG、メタノール等の燃料と水蒸気を原料とし
て、水素を主成分とする改質ガスを生成するものであ
る。燃料電池用改質器には多管式、単管式、流動式等様
々な型式のものがあるが、特に単管式改質器は、熱効率
が高く、コンパクトであることが特徴である。図3に、
従来の単管式改質器の一例を示す。
【0003】同図に示すように、改質器50は、容器5
2に収容され、上下方向に直立した状態で同心状に配置
された断熱筒54,触媒筒56及び燃焼筒58を備えて
いる。容器52は、円筒状の胴部52aの上端が蓋部5
2bにより開閉自在とされており、底部52cの中央に
バーナ60が設けられている。尚、容器52は、加圧型
の場合は圧力容器が用いられ、常圧型の場合は単なる容
器が用いられる。
2に収容され、上下方向に直立した状態で同心状に配置
された断熱筒54,触媒筒56及び燃焼筒58を備えて
いる。容器52は、円筒状の胴部52aの上端が蓋部5
2bにより開閉自在とされており、底部52cの中央に
バーナ60が設けられている。尚、容器52は、加圧型
の場合は圧力容器が用いられ、常圧型の場合は単なる容
器が用いられる。
【0004】断熱筒54及び燃焼筒58は、下部が容器
の底部52cに固定され上方に延びており、燃焼筒58
の下端がバーナ60に接続されている。
の底部52cに固定され上方に延びており、燃焼筒58
の下端がバーナ60に接続されている。
【0005】触媒筒56は、外筒56a及び内筒56b
から構成されており、内筒56bの内部に燃焼筒58が
緩挿されている。この触媒筒56は、外筒56aと内筒
56bとの間が同心状に配置された3つの隔壁筒62,
64,66によって仕切られており、触媒筒外筒56a
と外側の隔壁筒62との隙間に粒状改質触媒が充填され
ることで第1触媒層68が形成され、触媒筒内筒56b
と内側の隔壁筒66との隙間に粒状改質触媒が充填され
ることで第2触媒層70が形成されている。第1触媒層
68の下部と第2触媒層70の下部との間には、径方向
に延びる複数のパイプ72が介在されている。
から構成されており、内筒56bの内部に燃焼筒58が
緩挿されている。この触媒筒56は、外筒56aと内筒
56bとの間が同心状に配置された3つの隔壁筒62,
64,66によって仕切られており、触媒筒外筒56a
と外側の隔壁筒62との隙間に粒状改質触媒が充填され
ることで第1触媒層68が形成され、触媒筒内筒56b
と内側の隔壁筒66との隙間に粒状改質触媒が充填され
ることで第2触媒層70が形成されている。第1触媒層
68の下部と第2触媒層70の下部との間には、径方向
に延びる複数のパイプ72が介在されている。
【0006】また、触媒筒外筒56aの上端にはフラン
ジ部56cが設けられており、このフランジ部56cが
蓋部52bと胴部52aとの間に挟持されることによ
り、触媒筒56が容器52に支持されている。
ジ部56cが設けられており、このフランジ部56cが
蓋部52bと胴部52aとの間に挟持されることによ
り、触媒筒56が容器52に支持されている。
【0007】次に、この改質器50の作動について説明
する。蓋部52bに形成された原料ガス入口74から、
原燃料(天然ガス、メタンを主成分とする都市ガス、ナ
フサ、LPG、メタノール等)と水蒸気の混合した原料
ガスを供給すると、この原料ガスは、第1触媒層68を
下向きに通過する過程で一部が改質反応する。そして、
隔壁筒64,66の間を通過した後、第2触媒層70を
通過する過程で残りの原料ガスが改質される。第2触媒
層70の下部から出た改質ガスは、パイプ72を介して
隔壁筒62,64の間を上向きに流れ、蓋部52aに形
成された改質ガス出口76から一酸化炭素変成器(図示
せず)に向けて排出される。
する。蓋部52bに形成された原料ガス入口74から、
原燃料(天然ガス、メタンを主成分とする都市ガス、ナ
フサ、LPG、メタノール等)と水蒸気の混合した原料
ガスを供給すると、この原料ガスは、第1触媒層68を
下向きに通過する過程で一部が改質反応する。そして、
隔壁筒64,66の間を通過した後、第2触媒層70を
通過する過程で残りの原料ガスが改質される。第2触媒
層70の下部から出た改質ガスは、パイプ72を介して
隔壁筒62,64の間を上向きに流れ、蓋部52aに形
成された改質ガス出口76から一酸化炭素変成器(図示
せず)に向けて排出される。
【0008】一方、改質に必要な熱はバーナ60により
供給される。バーナ60で燃焼した燃焼ガスは、燃焼筒
58の上部開口を経た後、触媒筒56と燃焼筒58との
間を下向きに流れ、更に断熱筒54と触媒筒56との間
を上向きに流れる過程で、第2触媒層70及び第1触媒
層68とそれぞれ熱交換し、改質反応を促進する。燃焼
ガスは、この後、胴部52aと断熱筒54との間を下向
きに流れ、容器の底部52cに形成された燃焼ガス出口
78から排出される。
供給される。バーナ60で燃焼した燃焼ガスは、燃焼筒
58の上部開口を経た後、触媒筒56と燃焼筒58との
間を下向きに流れ、更に断熱筒54と触媒筒56との間
を上向きに流れる過程で、第2触媒層70及び第1触媒
層68とそれぞれ熱交換し、改質反応を促進する。燃焼
ガスは、この後、胴部52aと断熱筒54との間を下向
きに流れ、容器の底部52cに形成された燃焼ガス出口
78から排出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した改質器50に
おける運転中の内部温度は、例えば、燃焼筒58で85
0〜900℃、触媒筒56で800〜850℃、断熱筒
54で600℃程度であり、かなりの高温となるため、
温度上昇に伴う熱伸びが大きなものとなる。このため、
燃焼筒58、触媒筒56及び断熱筒54がそれぞれ有す
る製作精度や据付精度の誤差、或いは、円周方向での温
度分布差によって生じる曲がりが原因となって、触媒筒
56が、燃焼筒58や断熱筒54に接触することがあ
る。特に、マルチMW級の大型単管式改質器の場合、熱
伸びの絶対量が大きくなると共に、燃焼ガスの流路が長
くなることに伴う偏流の発生により円周方向の温度分布
差も大きくなるので(例えば、触媒筒56で約120℃
の温度差が発生する)、断熱筒54や触媒筒56などに
生じる曲がりが非常に大きくなり、接触後の熱伸びが拘
束されて過大な応力が生じ、変形や破損などの問題を生
じていた。
おける運転中の内部温度は、例えば、燃焼筒58で85
0〜900℃、触媒筒56で800〜850℃、断熱筒
54で600℃程度であり、かなりの高温となるため、
温度上昇に伴う熱伸びが大きなものとなる。このため、
燃焼筒58、触媒筒56及び断熱筒54がそれぞれ有す
る製作精度や据付精度の誤差、或いは、円周方向での温
度分布差によって生じる曲がりが原因となって、触媒筒
56が、燃焼筒58や断熱筒54に接触することがあ
る。特に、マルチMW級の大型単管式改質器の場合、熱
伸びの絶対量が大きくなると共に、燃焼ガスの流路が長
くなることに伴う偏流の発生により円周方向の温度分布
差も大きくなるので(例えば、触媒筒56で約120℃
の温度差が発生する)、断熱筒54や触媒筒56などに
生じる曲がりが非常に大きくなり、接触後の熱伸びが拘
束されて過大な応力が生じ、変形や破損などの問題を生
じていた。
【0010】また、改質器50の内部温度は、構成部材
の耐熱性を考慮して最高温度を所定温度以下に維持する
必要があるが、上述したように燃焼ガスの周方向の温度
分布差が大きいために熱による局部的な寿命低下を防止
すべく、燃焼ガスの平均温度を構成部材の耐熱温度より
もかなり下げざるを得ず、触媒温度が低い領域が多くな
って十分な改質効率が得られないという問題があった。
の耐熱性を考慮して最高温度を所定温度以下に維持する
必要があるが、上述したように燃焼ガスの周方向の温度
分布差が大きいために熱による局部的な寿命低下を防止
すべく、燃焼ガスの平均温度を構成部材の耐熱温度より
もかなり下げざるを得ず、触媒温度が低い領域が多くな
って十分な改質効率が得られないという問題があった。
【0011】本発明は、以上の問題を解決すべくなされ
たものであって、燃焼ガスの偏流を少なくすることで、
構成部材の変形や損傷を防止しつつ、改質効率を向上さ
せることができる燃料改質器の提供を目的とする。
たものであって、燃焼ガスの偏流を少なくすることで、
構成部材の変形や損傷を防止しつつ、改質効率を向上さ
せることができる燃料改質器の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の前記目的は、上
下方向に延びる断熱筒、触媒筒及び燃焼筒が、この順で
内側となるように容器内に設けられ、バーナからの燃焼
ガスが、前記燃焼筒を経て、該燃焼筒と前記触媒筒との
隙間、及び、前記触媒筒と前記断熱筒との隙間を通過す
るように構成されており、前記燃焼ガスによって加熱さ
れた前記触媒筒に導入した原燃料を改質ガスに改質する
燃料改質器において、前記燃焼筒と前記触媒筒との隙間
及び/又は前記触媒筒と前記断熱筒との隙間に螺旋状の
スペーサを設け、燃焼ガスの軸方向流れを旋回流とした
ことを特徴とする燃料改質器により達成される。
下方向に延びる断熱筒、触媒筒及び燃焼筒が、この順で
内側となるように容器内に設けられ、バーナからの燃焼
ガスが、前記燃焼筒を経て、該燃焼筒と前記触媒筒との
隙間、及び、前記触媒筒と前記断熱筒との隙間を通過す
るように構成されており、前記燃焼ガスによって加熱さ
れた前記触媒筒に導入した原燃料を改質ガスに改質する
燃料改質器において、前記燃焼筒と前記触媒筒との隙間
及び/又は前記触媒筒と前記断熱筒との隙間に螺旋状の
スペーサを設け、燃焼ガスの軸方向流れを旋回流とした
ことを特徴とする燃料改質器により達成される。
【0013】この燃料改質器においては、前記容筒にお
ける燃焼ガスの流路に、環状の多孔体を設けることが好
ましい。
ける燃焼ガスの流路に、環状の多孔体を設けることが好
ましい。
【0014】更に、前記触媒筒は、改質触媒を有する触
媒層と、該触媒層に隣接して設けられ該触媒層を経た改
質ガスが通過する改質ガス流路とを備えており、前記改
質ガス流路に金属製の多孔体を設けることが好ましい。
媒層と、該触媒層に隣接して設けられ該触媒層を経た改
質ガスが通過する改質ガス流路とを備えており、前記改
質ガス流路に金属製の多孔体を設けることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の具体的な実施の形態について説明する。図1
は、本発明の一実施形態に係る燃料改質器を示す縦断面
図であり、図2は、この燃料改質器を一部切り欠いて示
す要部断面斜視図である。本実施形態の改質器は、図3
に示す従来の改質器の構造を改良したものであり、従来
と同様の構成部分については説明を省略する。
本発明の具体的な実施の形態について説明する。図1
は、本発明の一実施形態に係る燃料改質器を示す縦断面
図であり、図2は、この燃料改質器を一部切り欠いて示
す要部断面斜視図である。本実施形態の改質器は、図3
に示す従来の改質器の構造を改良したものであり、従来
と同様の構成部分については説明を省略する。
【0016】図1及び図2に示すように、本実施形態に
係る改質器は、従来の改質器50における断熱筒54に
代えて、新たな断熱筒4を備えている。この断熱筒4
は、底無筒状に形成されており、上端の開口周縁にフラ
ンジ部4cが設けられている。このフランジ部4cは、
触媒筒のフランジ部56cと共に蓋部52bと胴部52
aとの間に挟持されており、これによって、触媒筒56
の上部及び断熱筒4の上部が容器52に支持されてい
る。
係る改質器は、従来の改質器50における断熱筒54に
代えて、新たな断熱筒4を備えている。この断熱筒4
は、底無筒状に形成されており、上端の開口周縁にフラ
ンジ部4cが設けられている。このフランジ部4cは、
触媒筒のフランジ部56cと共に蓋部52bと胴部52
aとの間に挟持されており、これによって、触媒筒56
の上部及び断熱筒4の上部が容器52に支持されてい
る。
【0017】断熱筒4は、上部に円周方向に沿って開口
4dが複数形成されており、下端と容器の底部52cと
の間が伸縮継手6によってシールされている。これによ
り、触媒筒56と断熱筒4の間を上向きに流れる燃焼ガ
スは、開口4dを経て、胴部52aの下部に形成された
燃焼ガス出口78から排出される。尚、伸縮継手6の内
部における底部52cには、冷却用の圧縮空気を供給す
るための空気供給口8が形成されており、更に伸縮継手
6を高温の燃焼ガスから保護するための断熱材18が載
置されている。
4dが複数形成されており、下端と容器の底部52cと
の間が伸縮継手6によってシールされている。これによ
り、触媒筒56と断熱筒4の間を上向きに流れる燃焼ガ
スは、開口4dを経て、胴部52aの下部に形成された
燃焼ガス出口78から排出される。尚、伸縮継手6の内
部における底部52cには、冷却用の圧縮空気を供給す
るための空気供給口8が形成されており、更に伸縮継手
6を高温の燃焼ガスから保護するための断熱材18が載
置されている。
【0018】また、本実施形態に係る改質器は、触媒筒
外筒56aの外周面及び触媒筒内筒56bの内周面に、
それぞれ複数のリブ状スペーサ10が螺旋状に設けられ
ている。このスペーサ10の径方向高さは、対応する燃
焼ガス流路の幅、即ち、断熱筒4と触媒筒56との間及
び触媒筒56と燃焼筒58との間における各隙間幅より
1〜3mm程度小さくして、各筒の熱伸びに必要なクリ
アランスを確保することが好ましい。
外筒56aの外周面及び触媒筒内筒56bの内周面に、
それぞれ複数のリブ状スペーサ10が螺旋状に設けられ
ている。このスペーサ10の径方向高さは、対応する燃
焼ガス流路の幅、即ち、断熱筒4と触媒筒56との間及
び触媒筒56と燃焼筒58との間における各隙間幅より
1〜3mm程度小さくして、各筒の熱伸びに必要なクリ
アランスを確保することが好ましい。
【0019】また、断熱筒4と触媒筒56との間には、
環状の第1の多孔体12が嵌挿されている。この第1の
多孔体12は、3次元網目構造を有するステンレス製の
ワイヤーメッシュであり、周方向で略均一な高さを有し
ている。第1の多孔体12の圧力損失は、改質器の圧力
損失の1/4〜1/2程度であることが好ましい。圧力
損失が小さ過ぎると、後述する周方向の温度分布差を小
さくするという効果を十分得難くなる一方、圧力損失が
大き過ぎると、バーナ60の背圧が大きくなり燃焼状態
が悪化する傾向にある。
環状の第1の多孔体12が嵌挿されている。この第1の
多孔体12は、3次元網目構造を有するステンレス製の
ワイヤーメッシュであり、周方向で略均一な高さを有し
ている。第1の多孔体12の圧力損失は、改質器の圧力
損失の1/4〜1/2程度であることが好ましい。圧力
損失が小さ過ぎると、後述する周方向の温度分布差を小
さくするという効果を十分得難くなる一方、圧力損失が
大き過ぎると、バーナ60の背圧が大きくなり燃焼状態
が悪化する傾向にある。
【0020】更に、触媒筒56は、外側の隔壁筒62と
中間の隔壁筒64との間に、環状の第2の多孔体14が
嵌挿されている。この第2の多孔体14は、上述した第
1の多孔体12と同様、3次元網目構造を有するステン
レス製等のワイヤーメッシュからなる。
中間の隔壁筒64との間に、環状の第2の多孔体14が
嵌挿されている。この第2の多孔体14は、上述した第
1の多孔体12と同様、3次元網目構造を有するステン
レス製等のワイヤーメッシュからなる。
【0021】以上の構成を備えた改質器によれば、触媒
筒56に設けられた螺旋状のスペーサ10によって、通
過する燃焼ガスの流れが旋回流となるので、燃焼ガスの
流路内における偏流が少なくなる。この結果、燃焼ガス
の円周方向の温度分布差が小さくなり、断熱筒4,触媒
筒56及び燃焼筒58の曲がりが小さくなるので、これ
らの構成部材の接触により生じる応力が緩和され、変形
や破損といった問題が解消される。
筒56に設けられた螺旋状のスペーサ10によって、通
過する燃焼ガスの流れが旋回流となるので、燃焼ガスの
流路内における偏流が少なくなる。この結果、燃焼ガス
の円周方向の温度分布差が小さくなり、断熱筒4,触媒
筒56及び燃焼筒58の曲がりが小さくなるので、これ
らの構成部材の接触により生じる応力が緩和され、変形
や破損といった問題が解消される。
【0022】また、燃焼ガスの温度分布差を小さくでき
る結果、燃焼ガスの平均温度を構成部材の耐熱温度近傍
まで上昇させることができるので、触媒筒56における
改質触媒を十分活性化することができ、改質効率を向上
させることができる。
る結果、燃焼ガスの平均温度を構成部材の耐熱温度近傍
まで上昇させることができるので、触媒筒56における
改質触媒を十分活性化することができ、改質効率を向上
させることができる。
【0023】また、断熱筒4と触媒筒56との間に設け
られた第1の多孔体12によって一定の圧力損失を生じ
させることによっても燃料ガスの偏流を少なくできるの
で、構成部材の変形や破損をより確実に防止し、改質効
率を更に向上させることができる。
られた第1の多孔体12によって一定の圧力損失を生じ
させることによっても燃料ガスの偏流を少なくできるの
で、構成部材の変形や破損をより確実に防止し、改質効
率を更に向上させることができる。
【0024】また、第2触媒層70に隣接する外側の隔
壁筒62と中間の隔壁筒64との間に伝熱性の高い第2
の多孔体14が設けられているので、第2触媒層70を
通過する際の反応で高温となった改質ガスから第2触媒
層70に伝熱され、活性触媒をより高温にして改質効率
を更に高めることができる。
壁筒62と中間の隔壁筒64との間に伝熱性の高い第2
の多孔体14が設けられているので、第2触媒層70を
通過する際の反応で高温となった改質ガスから第2触媒
層70に伝熱され、活性触媒をより高温にして改質効率
を更に高めることができる。
【0025】以上、本発明の一実施形態について詳述し
たが、本発明の具体的な態様がこれに限定されるもので
はない。例えば、スペーサ10,第1の多孔体12及び
第2の多孔体14を設けることが可能な改質器は、必ず
しも本実施形態に係る構成のものに限定されず、図3に
示す従来の改質器などに設けることも可能である。
たが、本発明の具体的な態様がこれに限定されるもので
はない。例えば、スペーサ10,第1の多孔体12及び
第2の多孔体14を設けることが可能な改質器は、必ず
しも本実施形態に係る構成のものに限定されず、図3に
示す従来の改質器などに設けることも可能である。
【0026】また、本実施形態においては、螺旋状のス
ペーサ10を、触媒筒56の外周面及び内周面の双方に
設けた構成としているが、いずれか一方にのみ設けた構
成としても良い。燃焼ガスの旋回流には遠心力が作用す
ることを考慮すれば、スペーサ10を、燃焼ガスの流路
の外側、即ち、断熱筒4の内周面及び触媒筒内筒56b
の内周面に設けることが好ましい。尚、スペーサ10を
燃焼筒58の外周面に設けることも可能である。
ペーサ10を、触媒筒56の外周面及び内周面の双方に
設けた構成としているが、いずれか一方にのみ設けた構
成としても良い。燃焼ガスの旋回流には遠心力が作用す
ることを考慮すれば、スペーサ10を、燃焼ガスの流路
の外側、即ち、断熱筒4の内周面及び触媒筒内筒56b
の内周面に設けることが好ましい。尚、スペーサ10を
燃焼筒58の外周面に設けることも可能である。
【0027】また、本実施形態においてはスペーサ10
を複数設けているが、1本の棒状部材を上部から下部ま
で螺旋状に巻回したスペーサとしても良い。尚、スペー
サ10の断面形状は、特に限定されるものではない。
を複数設けているが、1本の棒状部材を上部から下部ま
で螺旋状に巻回したスペーサとしても良い。尚、スペー
サ10の断面形状は、特に限定されるものではない。
【0028】また、本実施形態においては、第1及び第
2の多孔体12,14を、3次元網目構造を有するステ
ンレス製のワイヤーメッシュとしているが、材質や形状
については特に限定されず、第1の多孔体12について
は、耐熱性を有し一定の圧損を生じさせる環状のもので
あれば良く、第2の多孔体14については、耐熱性を有
し熱伝導性が良好なものであれば良い。例えば、使用温
度で弾力性のある金属からなるパンチングメタル板や網
板などの複数積層体を使用することもできる。
2の多孔体12,14を、3次元網目構造を有するステ
ンレス製のワイヤーメッシュとしているが、材質や形状
については特に限定されず、第1の多孔体12について
は、耐熱性を有し一定の圧損を生じさせる環状のもので
あれば良く、第2の多孔体14については、耐熱性を有
し熱伝導性が良好なものであれば良い。例えば、使用温
度で弾力性のある金属からなるパンチングメタル板や網
板などの複数積層体を使用することもできる。
【0029】また、第1の多孔体12を設ける位置は本
実施形態に限定されず、容筒における燃焼ガスの流路内
であれば、耐熱温度を考慮した上で任意の位置を選択す
ることが可能であり、例えば、断熱筒4と容筒胴部52
aとの間に設けることができる。
実施形態に限定されず、容筒における燃焼ガスの流路内
であれば、耐熱温度を考慮した上で任意の位置を選択す
ることが可能であり、例えば、断熱筒4と容筒胴部52
aとの間に設けることができる。
【0030】
【実施例】図1に示す本実施形態の改質器及び図3に示
す従来の改質器(いずれも5MW級)の改質効率を比較
したところ、原料ガス入口74における原料ガスの温度
は共に500℃であるが、改質ガス出口76における改
質ガスの温度が、本実施形態においては550℃である
のに対し、従来の改質器は600℃であった。また、触
媒筒56の底部最下部における金属温度は、共に900
℃であるが、断熱筒出口4dにおける燃焼ガス温度が、
本実施形態においては550℃であるのに対し、従来の
改質器は600℃であった。この結果、改質器の改質効
率として2%程度向上したものと考えられ、燃料電池プ
ラントにおいては、バーナ60の燃費を抑えることで
0.2%程度の送電端効率の向上が期待できる。
す従来の改質器(いずれも5MW級)の改質効率を比較
したところ、原料ガス入口74における原料ガスの温度
は共に500℃であるが、改質ガス出口76における改
質ガスの温度が、本実施形態においては550℃である
のに対し、従来の改質器は600℃であった。また、触
媒筒56の底部最下部における金属温度は、共に900
℃であるが、断熱筒出口4dにおける燃焼ガス温度が、
本実施形態においては550℃であるのに対し、従来の
改質器は600℃であった。この結果、改質器の改質効
率として2%程度向上したものと考えられ、燃料電池プ
ラントにおいては、バーナ60の燃費を抑えることで
0.2%程度の送電端効率の向上が期待できる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る燃料改質器によれば、燃焼筒と触媒筒との隙間及
び/又は触媒筒と断熱筒との隙間に螺旋状のスペーサを
設け、燃焼ガスの軸方向流れを旋回流としたことによ
り、燃焼ガスの偏流を少なくして周方向の温度分布差を
低減することができる。
に係る燃料改質器によれば、燃焼筒と触媒筒との隙間及
び/又は触媒筒と断熱筒との隙間に螺旋状のスペーサを
設け、燃焼ガスの軸方向流れを旋回流としたことによ
り、燃焼ガスの偏流を少なくして周方向の温度分布差を
低減することができる。
【0032】したがって、燃焼筒、触媒筒や断熱等など
の曲がりを軽減して、熱伸びの拘束による過大な応力の
発生を防止することができ、変形や破損を回避して信頼
性を改善させることができる。また、改質効率の改善、
起動時間の短縮、負荷応答性の向上など運用面での改善
を図ることができ、更に、改質触媒の局部的な劣化を防
止できるために触媒を長期間交換しなくても良く、メン
テナンス性の向上も図ることができる。
の曲がりを軽減して、熱伸びの拘束による過大な応力の
発生を防止することができ、変形や破損を回避して信頼
性を改善させることができる。また、改質効率の改善、
起動時間の短縮、負荷応答性の向上など運用面での改善
を図ることができ、更に、改質触媒の局部的な劣化を防
止できるために触媒を長期間交換しなくても良く、メン
テナンス性の向上も図ることができる。
【0033】また、容筒における燃焼ガスの流路に、厚
みが略均一な環状の第1の多孔体を設けることにより、
周方向の温度差を更に低減させることができ、上述した
効果がより優れたものとなる。
みが略均一な環状の第1の多孔体を設けることにより、
周方向の温度差を更に低減させることができ、上述した
効果がより優れたものとなる。
【0034】更に、触媒筒を、改質触媒を含む触媒層
と、該触媒層に隣接して設けられ該触媒層を経た改質ガ
スが通過する改質ガス流路とを備えたものとし、改質ガ
ス流路に熱伝導性を有する第2の多孔体を設けることに
より、改質効率を更に高めることができる。
と、該触媒層に隣接して設けられ該触媒層を経た改質ガ
スが通過する改質ガス流路とを備えたものとし、改質ガ
ス流路に熱伝導性を有する第2の多孔体を設けることに
より、改質効率を更に高めることができる。
【図1】 本発明の一実施形態に係る燃料改質器を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】 図1に示す燃料改質器の要部断面斜視図であ
る。
る。
【図3】 従来の燃料改質器を示す縦断面図である。
4 断熱筒 6 伸縮継手 10 スペーサ 12 第1の多孔体 14 第2の多孔体 52 容器 56 触媒筒 58 燃焼筒 62,64,66 隔壁筒
Claims (3)
- 【請求項1】 上下方向に延びる断熱筒、触媒筒及び燃
焼筒が、この順で内側となるように容器内に設けられ、 バーナからの燃焼ガスが、前記燃焼筒を経て、該燃焼筒
と前記触媒筒との隙間、及び、前記触媒筒と前記断熱筒
との隙間を通過するように構成されており、 前記燃焼ガスによって加熱された前記触媒筒に導入した
原燃料を改質ガスに改質する燃料改質器において、 前記燃焼筒と前記触媒筒との隙間及び/又は前記触媒筒
と前記断熱筒との隙間に螺旋状のスペーサを設け、燃焼
ガスの軸方向流れを旋回流としたことを特徴とする燃料
改質器。 - 【請求項2】 前記容筒における燃焼ガスの流路に、環
状の第1の多孔体を設けたことを特徴とする請求項1に
記載の燃料改質器。 - 【請求項3】 前記触媒筒は、改質触媒を含む触媒層
と、該触媒層に隣接して設けられ該触媒層を経た改質ガ
スが通過する改質ガス流路とを備えており、 前記改質ガス流路に熱伝導性を有する第2の多孔体を設
けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料改質
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000160122A JP2001342002A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | 燃料改質器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000160122A JP2001342002A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | 燃料改質器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001342002A true JP2001342002A (ja) | 2001-12-11 |
Family
ID=18664363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000160122A Pending JP2001342002A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | 燃料改質器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001342002A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN108061295A (zh) * | 2017-07-14 | 2018-05-22 | 新能能源有限公司 | 一种灰水除氧器 |
-
2000
- 2000-05-30 JP JP2000160122A patent/JP2001342002A/ja active Pending
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US8038960B2 (en) | 2004-01-30 | 2011-10-18 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Reformer |
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