JP2001340454A - チューブの引き抜き防止装置 - Google Patents

チューブの引き抜き防止装置

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JP2001340454A JP2001102546A JP2001102546A JP2001340454A JP 2001340454 A JP2001340454 A JP 2001340454A JP 2001102546 A JP2001102546 A JP 2001102546A JP 2001102546 A JP2001102546 A JP 2001102546A JP 2001340454 A JP2001340454 A JP 2001340454A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者等のチューブ装着者に精神的な負担を与
えることなく、チューブの引き抜きを遅延もしくは防止
し、さらに介護者等に通報できるチューブの引き抜き防
止装置を得ること。 【解決手段】 人体に装着されるチューブ1の一部を、
伸縮自在に形成したコイル状の伸縮カバー2で覆い、伸
縮カバー2をチューブ1に対して相対移動可能に形成
し、チューブ1の引き抜き動作をスイッチ部4で検知し
て警報装置5によって警告するように構成した。これに
より、チューブ1が人体から引き抜かれるのを効果的に
遅延もしくは防止できる。また、仮にチューブ1が引き
抜かれてしまった場合であっても、その後の処置に迅速
に対応することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、栄養の補給、輸
血、点滴時等に人体に装着されるチューブを患者等が引
き抜くのを遅延もしくは防止するチューブの引き抜き防
止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】栄養分を補給するためのチューブは、自
力では食事をとることのできない、または何らかの理由
により口から物を飲み込めない患者等に使用され、患者
の鼻腔から挿入して液体状の栄養分を胃に直接供給でき
るようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなチューブは、装着に慣れないと不快感を感じるた
め、介護者が目を離した隙等に患者が鼻腔から引き抜い
てしまうという問題があった。また、患者によっては、
食事のたびにチューブを引き抜いてしまうため、その度
に挿入し直さなければならず、患者および介護者双方の
負担が増大してしまうという問題があった。
【0004】さらに、食事中にチューブが中途半端に抜
けてしまうと、該チューブが気管に入ってしまい、摂取
中の栄養剤が肺に入ってしまうという危険もあった。ま
た、輸血時や点滴時に使用されるチューブも同様に、患
者が引き抜いてしまうという危険性があった。
【0005】そこで、以上のような問題を解決するため
に、従来は栄養を補給するためのチューブに関しては、
引き抜くことによって危険が生じる可能性が高い食事中
に限り、患者の手を縛ったり、特別な手袋を装着させる
ことによってチューブを直接把持できないようにすると
いう措置を取っていた。
【0006】しかしながら、このような方法は患者に対
して肉体的、精神的に不快を感じさせるだけでなく、人
権侵害にあたるとされ、問題視されている。また、輸血
時や点滴時に用いるチューブの場合にあっては、有効な
対策がないのが実情であった。
【0007】この発明は、上記に鑑みてなされたもので
あって、患者等のチューブ装着者に精神的な負担を与え
ることなく、チューブの引き抜きを遅延もしくは防止で
きるチューブの引き抜き防止装置を得ることを目的とす
る。
【0008】また、この発明は、チューブの引き抜き動
作時に患者や介護者等に警告できるチューブの引き抜き
防止装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、この発明にかかるチューブの引
き抜き防止装置は、人体に装着されるチューブの一部を
伸縮自在に形成したカバー部材で覆い、当該カバー部材
を当該チューブに対して相対移動可能に形成したもので
ある。
【0010】チューブの引き抜き防止装置を装着した患
者が不快感により意識的または無意識的にチューブを引
き抜こうとする状態を仮定する。この場合、チューブは
カバー部材に覆われているので、患者はチューブに直接
触れることができず、当該カバー部材をつかむこととな
る。このため、チューブを人体から引き抜こうとして
も、カバー部材がチューブに対して相対移動して伸長す
るだけなので、人体から抜けることはない。これによ
り、チューブの引き抜きを効果的に遅延もしくは防止で
きる。
【0011】つぎの発明にかかるチューブの引き抜き防
止装置は、少なくともカバー部材の一部に設置され所定
以上の圧力が加わったことを検知して検知信号を出力す
る圧力検知手段と、前記圧力検知手段の検知信号に基づ
いて警告を発する警告手段とを備えたものである。
【0012】したがって、チューブの引き抜き動作が行
われる初期の段階の当該チューブを掴んだときに圧力検
知手段および警告手段によって警告が発せられるので、
当該引き抜き動作の予防ができるとともに、仮にチュー
ブが引き抜かれてしまった場合であっても、その後の処
置に迅速に対応することができる。
【0013】つぎの発明にかかるチューブの引き抜き防
止装置は、チューブまたはカバー部材の一部に設けら
れ、カバー部材が所定量伸長したときにこれを検知して
検知信号を出力するスイッチ手段と、前記スイッチ手段
の検知信号に基づいて警告を発する警告手段とを備えた
ものである。
【0014】したがって、チューブの引き抜き動作が行
われたときは、スイッチ手段および警告手段によって警
告が発せられるので、当該引き抜き動作の予防ができる
とともに、仮にチューブが引き抜かれてしまった場合で
あっても、その後の処置に迅速に対応することができ
る。
【0015】つぎの発明にかかるチューブの引き抜き防
止装置は、カバー部材をコイル状に形成し、一端をチュ
ーブの人体装着箇所近傍に固定し、他端を自由端とした
ものである。これにより、簡易な構成によって、チュー
ブが人体から引き抜かれるのを効果的に遅延もしくは防
止できる。
【0016】つぎの発明にかかるチューブの引き抜き防
止装置は、警告手段による警告は、発音、文字もしくは
図形表示、発光のうちの少なくとも一つからなるように
構成したものである。これにより、適切な警告態様によ
って警告を確実に行うことができる。
【0017】つぎの発明にかかるチューブの引き抜き防
止装置は、警告手段は、警告内容を遠隔箇所に報知する
通信手段を備えたものである。これにより、介護者等は
チューブ装着者の近くに常時いる必要がなくなるので、
負担を軽減することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかるチューブ
の引き抜き防止装置の実施の形態を図面に基づいて詳細
に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限
定されるものではない。
【0019】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1にかかるチューブの引き抜き防止装置を示す説明
図である。なお、以下の説明においては、自力で食事を
とるのが困難な患者に対する栄養補給を例にして説明す
る。チューブ1の一端は、栄養セット3に接続されてお
り、他端は患者の鼻腔から体内に挿入されている。ここ
で、栄養セット3は、患者が摂取する栄養剤を入れるた
めの容器である。なお、チューブ1は、栄養セット3か
らの栄養の補給量を調整する図示しない活栓が設けられ
る。
【0020】コイル状かつ伸縮自在に形成された伸縮カ
バー2は、上記チューブ1を覆うものであり、後述する
ように一端をチューブ1に固定されている。スイッチ部
4は、チューブ1に設置され、たとえばマイクロスイッ
チ等のセンサにて構成されており、伸縮カバー2の伸長
によってその端部が触ると、当該スイッチがONとなる
ように形成されている。また、スイッチがONになる
と、警報装置5に信号を送信するように形成されてい
る。警報装置5は、たとえばスピーカにて構成され、ス
イッチ部4から信号が入力すると、ブザー等の所定の警
告音や音声等を出力するようになっている。
【0021】つぎに、伸縮カバー2およびスイッチ部4
について図2を用いてさらに詳細に説明する。ここで、
図2は、伸縮カバーおよびスイッチ部の設置状態を示す
説明図である。伸縮カバー2は、樹脂等の素材をコイル
状に巻いて形成したものであり、その端部aを患者の鼻
腔近傍のチューブ1に固定してある。なお、この端部a
のチューブ1への固定手段は、テープ等によって固定し
たり、あるいはチューブ1および端部aの両者に凹凸状
の係合部分を設けて固定してもよい。
【0022】一方、チューブ1の端部bは自由端として
あり、伸縮カバー2は図中のA方向に伸長できるように
なっている。スイッチ部4のチューブ1への設置位置P
は、伸縮カバー2が所定の長さ伸長すると、その端部b
がスイッチ部4をONにする位置に設定してある。ここ
で、上記所定の長さとは、伸縮カバー2の端部aに加わ
る力がチューブ1を鼻腔から引き抜く力よりも小さくな
るような長さである。
【0023】つぎに動作について説明する。患者が不快
感により意識的または無意識的にチューブ1を引き抜こ
うとする状態を仮定する。この場合、チューブ1は伸縮
カバー2に覆われているので、患者はチューブ1に直接
触れることができず、伸縮カバー2をつかむこととな
る。このため、チューブ1を鼻腔から引き抜こうとして
も、上記所定の力が加わるまでは伸縮カバー2が伸長す
るだけで鼻腔から抜けることはない。
【0024】伸縮カバー2がスイッチ部4の設置位置P
まで伸長すると、端部bが当接してスイッチ部4がON
になるので、スイッチ部4は警報装置5に信号を送信
し、その信号を受信した警報装置5は警告音(たとえ
ば、ブザー音)を発する。この警告音は、チューブ1を
意識的に引き抜こうとする患者に対しては、その動作を
中止するように促すことができるとともに、無意識的に
引き抜こうとしている患者に対しても同様に、注意を喚
起することができる。
【0025】さらに、患者がチューブ1の引き抜き動作
をしていることを介護者等に知らせることもできるの
で、チューブ1が引き抜かれるのを未然に防止すること
ができる。また、仮にチューブ1が引き抜かれてしまっ
た場合であっても、その後の処置に迅速に対応すること
ができる。
【0026】なお、本装置を病院等で用いる場合には、
警報装置5を遠隔のナースセンタに設置するようにして
もよいし、患者の近隣とナースセンタのような遠隔の場
所との両方に設置するようにしてもよい。これらは、無
線または有線の通信手段を介して実現できる。
【0027】以上のように、この実施の形態1にかかる
チューブの引き抜き防止装置によれば、チューブ1に伸
縮カバー2を設けたので、チューブ1が鼻腔から引き抜
かれるのを効果的に遅延もしくは防止できる。
【0028】また、当該チューブ1の引き抜き動作が行
われたときは、スイッチ部4および警報装置5によって
所定の警告音が発せられるので、当該引き抜き動作の予
防ができるとともに、仮にチューブ1が引き抜かれてし
まった場合であっても、その後の処置に迅速に対応する
ことができる。
【0029】また、警報装置5を介護者の待機場所等に
設置することによって、当該介護者は患者の近くに常時
いる必要がなくなるので、負担を軽減することができ
る。また、スイッチ部4を警報装置5に代えて、既存の
ナースコールに接続するようにしてもよい。このように
すれば、安価にシステムを構築することができる。
【0030】なお、上記実施の形態1においては、コイ
ル状かつ伸縮自在に形成された伸縮カバー2を例にして
説明したが、これに限定されず、患者がチューブ1を直
接把持できない構造であれば、いかなるものでもよく、
たとえば、蛇腹状かつ伸縮自在に形成したチューブであ
ってもよい。
【0031】また、スイッチ部4をマイクロスイッチ等
のセンサにて構成するものとして説明したが、これに限
定されず、伸縮カバー2が伸長したときにスイッチがO
Nとなるものであればどのような構造のセンサでもよ
く、たとえば、圧力センサ等を用いることもできる。
【0032】また、警報装置5はブザー音等の発音する
スピーカに限定されず、たとえば、音声メッセージを発
するように、あるいは文字・図形情報を表示するように
形成したり、LED等の発光手段を用いてもよい。ま
た、それらを組み合わせて用いるようにしてもよい。
【0033】また、本実施例では伸縮カバー2の端部a
がチューブ1に固定されているものとして説明したがこ
れに限定されるものではない。ここで、他の例を図3を
用いて説明する。なお、すでに説明した部材と同一もし
くは相当する部材には同一の符号を付して重複説明を省
略する。
【0034】図3に示すように伸縮カバー2の人体装着
側の一端(端部a)に耳かけ部6を設ける。耳かけ部6
はその一端を伸縮カバー2に設置し、もう一端はリング
状に構成する。本装置の使用時は、このリング状に構成
された部分を患者の耳にかけるものとする。
【0035】例えば、患者がチューブ1を引き抜こうと
した時、該チューブ1は伸縮カバー2に覆われているの
で、患者はチューブ1に直接触れることができず、伸縮
カバー2をつかむことになる。このため、チューブ1を
鼻腔から引き抜こうとしても、伸縮カバー2は耳かけ部
6を支点として伸長するだけで、チューブ1に対しては
何ら力が加わることはなく、当該チューブ1は抜けるこ
とはない。
【0036】以上のように、チューブ1と伸縮カバー2
を独立して構成すれば、伸縮カバー2がいくら伸長して
も、チューブ1が当該伸縮カバー2と一緒に抜けること
はない。
【0037】なお、耳かけ部6は伸縮自在でやわらかな
部材とするのがよい。また、耳かけ部6は両方の耳にか
けられるような構成にしてもよいし、耳にかけるのでは
なくリング部分を大きくし、当該リング部分を後頭部に
回すようにしてもよい。
【0038】また、伸縮カバー2の人体装着側の一端を
テープ等で患者の人体に直接張り付けるようにしてもよ
い。また、伸縮カバー2の人体装着側の一端にクリップ
等を設置し、患者の衣服に装着するようにしてもよい。
この場合も上述同様にチューブ1が伸縮カバー2と一緒
に抜けることはない。
【0039】また、患者に栄養補給をする場合の適用例
について説明したが、これに限定されず、輸血や点滴等
に用いるチューブについても同様に適用でき、同様の効
果を期待できる。
【0040】実施の形態2.図4は、この発明の実施の
形態2にかかるチューブの引き抜き防止装置を示す説明
図、図5は、リードスイッチの設置例を示す斜視図、図
6は、リードスイッチの要部を示す斜視図である。な
お、すでに説明した部材と同一もしくは相当する部材に
は、同一の符号を付して重複説明を省略する。
【0041】本実施の形態2は、スイッチ部4を、接点
たるリード部4a,4bを備えたリードスイッチとして
構成し、伸縮カバー2の伸長によりリード部4a,4b
が開くことで、チューブ1の引き抜き動作を検知できる
ようにしたものである。このスイッチ部4は、図4およ
び図5に示すように、伸縮カバー2の端部aの近傍に設
置されている。
【0042】また、図5および図6に示すように、リー
ド部4a,4bは、伸縮カバー2の1組の隣接するコイ
ル部に設けられており、通常は、接した状態で警報装置
5との間でループ回路を構成し、当該警報装置5によっ
て微弱電流が流されている。
【0043】つぎに動作について説明する。患者がチュ
ーブ1を鼻腔から引き抜こうとしても、チューブ1が伸
縮カバー2に覆われているので、患者はチューブ1に直
接触れることができず、伸縮カバー2をつかむこととな
る。このため、チューブ1を鼻腔から引き抜こうとして
も、所定の力が加わるまでは伸縮カバー2が図4中のB
方向に伸長するだけで鼻腔から抜けることはない。
【0044】伸縮カバー2に所定以上の力が付与され、
伸縮カバー2が伸長されると、前記隣接するコイル部が
離れるので、リード部4a,4bが離れて接点が開く。
すると、上記ループ回路に電流が流れなくなり、これを
警報装置5が検知して所定の警告音またはメッセージ等
を出力する。なお、誤検知や失検知を減少させるため
に、リード部4a,4bが設置されるコイルのそれぞれ
にいわゆるマジックテープ(登録商標)や磁石を設け
て、当該リード部4a,4bが接点を開く力を調節する
ようにしてもよい。
【0045】この警告音等は、チューブ1を意識的に引
き抜こうとする患者に対しては、その動作を中止するよ
うに促すことができるとともに、無意識的に引き抜こう
としている患者に対しても同様に、注意を喚起すること
ができる。
【0046】さらに、患者がチューブ1の引き抜き動作
をしていることを介護者等に知らせることもできるの
で、チューブ1が引き抜かれるのを未然に防止すること
ができる。また、仮にチューブ1が引き抜かれてしまっ
た場合であっても、その後の処置に迅速に対応すること
ができる。
【0047】なお、本装置を病院等で用いる場合には、
警報装置5を遠隔のナースセンタに設置するようにして
もよいし、患者の近隣とナースセンタのような遠隔の場
所との両方に設置するようにしてもよい。これらは、無
線または有線の通信手段を介して実現できる。
【0048】以上のように、この実施の形態2にかかる
チューブの引き抜き防止装置によれば、チューブ1が鼻
腔から引き抜かれるのを効果的に遅延もしくは防止でき
る。
【0049】また、当該チューブ1の引き抜き動作が行
われたときは、スイッチ部4および警報装置5によって
所定の警告音が発せられるので、当該引き抜き動作の予
防ができるとともに、仮にチューブ1が引き抜かれてし
まった場合であっても、その後の処置に迅速に対応する
ことができる。
【0050】また、警報装置5を介護者の待機場所等に
設置することによって、当該介護者は患者の近くに常時
いる必要がなくなるので、負担を軽減することができ
る。
【0051】なお、上記実施の形態2においては、スイ
ッチ部4をリードスイッチにて構成するものとして説明
したが、これに限定されず、伸縮カバー2が所定量伸長
したことを検知できるものであれば、どのような構造の
スイッチ手段でもよい。
【0052】実施の形態3.実施の形態3は患者がチュ
ーブ1を引き抜こうとする初期の段階である、当該チュ
ーブ1を握ったことを検知して外部にブザー等の所定の
警告を行うものである。本実施例では、後述する接点カ
バー10と伸縮カバー2に設置されるリード線20a、
20bによって圧力検知手段を構成している。
【0053】図7は、この発明の実施の形態3にかかる
チューブの引き抜き防止装置を示す説明図である。な
お、すでに説明した部材と同一もしくは相当する部材に
は、同一の符号を付して重複説明を省略する。
【0054】接点カバー10は伸縮カバー2を覆うよう
に設置するものである。なお、本実施例では、接点カバ
ー10を、患者がチューブを引き抜きく動作を行なう際
に最も握る確率の高い端部a側に設置することとした。
この確率は、発明者らが実際に実験によって求めたもの
である。
【0055】ここで、図8を用いて接点カバー10につ
いて説明する。接点カバー10はカバー部11、導体部
12、不導体部13、スペーサ14から構成され、カバ
ー部11の上には図8aに示すように導体部12、不導
体部13、スペーサ14が設置される。カバー部11は
ガーゼ等で構成されている。導体部12は金属等の電気
を通すものであれば何であってもよい。不導体部13は
電気を通さない伸縮性のある物質で構成され、本実施例
では網状のポリウレタンを用いている。スペーサ14も
不導体部13と同様に電気を通さない伸縮性のある物質
で構成され、本実施例ではスポンジを用い、図8aに示
すように各導体部12の間に設置される。図8bは接点
カバー10を側面から見た図であり、スペーサ14は導
体部12よりも高さがあり、不導体部13を導体部12
より浮かせるように構成している。図8cは接点カバー
10を伸縮カバー2に巻きつけたときの断面図である。
この図に示すように、導体部12は不導体部13とスペ
ーサ14によって伸縮カバー2には接触しないようにな
っている。
【0056】つぎに図9を用いて伸縮カバー2に設置さ
れたリード線20a、20bについて説明する。リード
線20a、20bはそれぞれ、伸縮カバー2のコイルに
所定の距離をおいて設置される。ここで所定の距離と
は、リード線20aが図8aにおける導体部12の上端
a、リード線20bが導体部12の下端bに合う位置で
ある。また、図7、図9に示すようにリード線20a、
20bは警報装置5との間でループ回路を構成し、当該
警報装置5によって微弱電流が流されている。
【0057】つぎに接点カバー10とリード線20a、
20bの関係について説明する。接点カバー10は図7
に示すように伸縮カバー2に設置されるが、その位置は
各導体部12の上端aにリード線20aが、下端bにリ
ード線20bが合うように巻きつける。この状態の断面
を示すのが図8cであり、前述したとおり、通常はリー
ド線20a、20bと各導体部12は不導体部13およ
びスペーサ14によって接触しないようになっている。
ところが、接点カバー10に一定以上の圧力が加わる
と、不導体部13およびスペーサ14が押しつぶされ、
リード線20a、20bと各導体部12が接触するよう
になる。このとき、ループ回路を構成するリード線20
a、20bに電流が流れるようになる。
【0058】つぎに動作について説明する。警報装置5
はリード線20a、20bのループ回路に微弱電流を流
そうとするが、通常はリード線20a、20bが離れて
いるため電流は流れない。ここで、患者がチューブ1を
鼻腔から引き抜こうとしたとする。このとき患者は、ま
ずチューブ1を掴む動作を行う。そこで、患者が接点カ
バー10を掴むと、当該接点カバー10の不導体部13
およびスペーサ14がその圧力によって押しつぶされ、
導体部12とリード線20a、20bが接触する。する
と、上述したループ回路に電流が流れるようになるの
で、これを警報装置5が検知して所定の警告音またはメ
ッセージ等を出力する。
【0059】この警告音等は、チューブ1を意識的に掴
んで引き抜こうとする患者に対しては、その動作を中止
するように促すことができるとともに、無意識的に掴ん
で引き抜こうとしている患者に対しても同様に、注意を
喚起することができる。
【0060】さらに、患者がチューブ1の引き抜き動作
をしていることを介護者等に知らせることもできるの
で、チューブ1が引き抜かれるのを未然に防止すること
ができる。また、仮にチューブ1が引き抜かれてしまっ
た場合であっても、その後の処置に迅速に対応すること
ができる。
【0061】なお、本実施例では接点カバー10を図7
に示すように端部a側のみに設置するようにしたが、こ
れに限定されることはない。たとえば、伸縮カバー2全
てを覆うようにしてもよいし、本実施例のような接点カ
バー10を伸縮カバー2の複数箇所に設けるようにして
もよい。このように構成すれば、患者がチューブ1のど
の部分を掴んでも検知できるし、さらに伸縮カバー2に
より引き抜きを遅延させることもできる。
【0062】また、本装置を病院等で用いる場合には、
警報装置5を遠隔のナースセンタに設置するようにして
もよいし、患者の近隣とナースセンタのような遠隔の場
所との両方に設置するようにしてもよい。これらは、無
線または有線の通信手段を介して実現できる。
【0063】以上のように、この実施の形態3にかかる
チューブの引き抜き防止装置によれば、チューブ1が鼻
腔から引き抜かれるのを効果的に防止できる。
【0064】また、警報装置5を介護者の待機場所等に
設置することによって、当該介護者は患者の近くに常時
いる必要がなくなるので、負担を軽減することができ
る。
【0065】なお、上記実施の形態3においては、圧力
検知手段を伸縮カバー2に設置したリード線20a、2
0bと接点カバー10にて構成するものとして説明した
が、これに限定されず、患者が伸縮カバー2を握ること
によって生じる所定以上の圧力を検知できるものであれ
ば、どのような構造でもよい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
チューブの引き抜き防止装置によれば、人体に装着され
るチューブの一部を伸縮自在に形成したカバー部材で覆
い、当該カバー部材を当該チューブに対して相対移動可
能に形成したので、チューブが人体から引き抜かれるの
を効果的に遅延もしくは防止できる。
【0067】つぎの発明にかかるチューブの引き抜き防
止装置によれば、少なくともカバー部材の一部に設置さ
れ所定以上の圧力が加わったことを検知して検知信号を
出力する圧力検知手段と、前記圧力検知手段の検知信号
に基づいて警告を発する警告手段とを備えたので、チュ
ーブの引き抜きが行われる初期の段階の当該チューブを
掴んだときに圧力検知手段および警告手段によって警告
が発せられるので、当該引き抜き動作の予防ができると
ともに、仮にチューブが引き抜かれてしまった場合であ
っても、その後の処置に迅速に対応することができる。
【0068】つぎの発明にかかるチューブの引き抜き防
止装置によれば、チューブまたはカバー部材の一部に設
けられ、カバー部材が所定量伸長したときにこれを検知
して検知信号を出力するスイッチ手段と、前記スイッチ
手段の検知信号に基づいて警告を発する警告手段とを備
えたので、チューブの引き抜き動作が行われたときは、
スイッチ手段および警告手段によって警告が発せられる
ので、当該引き抜き動作の予防ができるとともに、仮に
チューブが引き抜かれてしまった場合であっても、その
後の処置に迅速に対応することができる。
【0069】つぎの発明にかかるチューブの引き抜き防
止装置によれば、カバー部材をコイル状に形成し、一端
をチューブの人体装着箇所近傍に固定し、他端を自由端
としたので、簡易な構成によって、チューブが人体から
引き抜かれるのを効果的に遅延もしくは防止できる。
【0070】つぎの発明にかかるチューブの引き抜き防
止装置によれば、警告手段は、発音手段、文字もしくは
図形表示手段、発光手段のうちの少なくとも一つを備え
て構成したので、適切な警告態様によって警告を確実に
行うことができる。
【0071】つぎの発明にかかるチューブの引き抜き防
止装置によれば、警告手段は、警告内容を遠隔箇所に報
知する通信手段を備えたので、介護者等はチューブ装着
者の近くに常時いる必要がなくなり、負担を軽減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1にかかるチューブの引
き抜き防止装置を示す説明図である。
【図2】伸縮カバーおよびスイッチ部の設置状態を示す
説明図である。
【図3】伸縮カバーに耳かけ部を設置した状態の説明図
である。
【図4】この発明の実施の形態2にかかるチューブの引
き抜き防止装置を示す説明図である。
【図5】リードスイッチの設置例を示す斜視図である。
【図6】リードスイッチの要部を示す斜視図である。
【図7】この発明の実施の形態3にかかるチューブの引
き抜き防止装置を示す説明図である。
【図8】接点カバーの要部を示す斜視図である。
【図9】リード線の設置例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 チューブ 2 伸縮カバー 3 栄養セット 4 スイッチ部 4a、4b リード部 5 警報装置 6 耳かけ部 10 接点カバー 11 カバー部 12 導体部 13 不導体部 14 スペーサ 20a、20b リード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅原 美智子 東京都港区元赤坂1丁目6番6号 綜合警 備保障株式会社内 (72)発明者 長谷川 登 東京都港区元赤坂1丁目6番6号 綜合警 備保障株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体に装着されるチューブの一部を伸縮
    自在に形成したカバー部材で覆い、当該カバー部材を当
    該チューブに対して相対移動可能に形成したことを特徴
    とするチューブの引き抜き防止装置。
  2. 【請求項2】 少なくともカバー部材の一部に設置され
    所定以上の圧力が加わったことを検知して検知信号を出
    力する圧力検知手段と、 前記圧力検知手段の検知信号に基づいて警告を発する警
    告手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    チューブの引き抜き防止装置。
  3. 【請求項3】 チューブまたはカバー部材の一部に設け
    られ、カバー部材が所定量伸長したときにこれを検知し
    て検知信号を出力するスイッチ手段と、 前記スイッチ手段の検知信号に基づいて警告を発する警
    告手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    チューブの引き抜き防止装置。
  4. 【請求項4】 カバー部材をコイル状に形成し、一端を
    チューブの人体装着箇所近傍に固定し、他端を自由端と
    したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記
    載のチューブの引き抜き防止装置。
  5. 【請求項5】 警告手段は、発音手段、文字もしくは図
    形表示手段、発光手段のうちの少なくとも一つを備えた
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の
    チューブの引き抜き防止装置。
  6. 【請求項6】 警告手段は、警告内容を遠隔箇所に報知
    する通信手段を備えたことを特徴とする請求項2〜5の
    いずれか一つに記載のチューブの引き抜き防止装置。
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