JPH08117296A - 呼び出し装置、タッチ式センサ及び呼び出し装置の親機側拡張装置 - Google Patents

呼び出し装置、タッチ式センサ及び呼び出し装置の親機側拡張装置

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JPH08117296A
JPH08117296A JP31277794A JP31277794A JPH08117296A JP H08117296 A JPH08117296 A JP H08117296A JP 31277794 A JP31277794 A JP 31277794A JP 31277794 A JP31277794 A JP 31277794A JP H08117296 A JPH08117296 A JP H08117296A
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Tomiichi Kitano
富一 北野
Susumu Nakatani
進 中谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重症の患者首を振るというほんの少しの動作
でもコールを可能とするタッチセンサー式ナースコール
装置の提供にある。 【構成】 敷板1は枕の下に差し込み敷かれ固定する
敷部分2と、この敷部分2の後部に延長された倒れ防止
部分3と、敷部分2と倒れ防止部分3の境に立ち上げら
れた支柱板4とからなっていて、該4の上部にはコント
ロールボックス8が取り付けてある。該8にはツータッ
チコールを少し固めのある程度自在に曲げることができ
る自在アーム13が取り付けられ、この自在アーム13
の先端に設けられた球体形状の球面型導体(球状電極)
14からなるタッチ部分15を含むセンサー部16が取
り付けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】病気や障害を持った患者等が、ナ
ースや看護人を呼んだり異常を知らせるために使用する
ナースコール等の呼び出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の呼び出し装置の代表的な装置とし
てナースコールが知られている。このナースコールは柔
軟な導線の先端に取り付けられたらっきょ形状等からな
る直径2センチメートル程度の本体の先端に押ボタンを
設けた押しボタンスイッチからなる親機に接続された小
機で、手で握って押ボタンを押したり、指間に本体を挟
んで空いている指で押ボタンを押すというものであっ
た。この押しボタンスイッチとマイクを組み合わせたマ
イク付きスイッチもあった。また、従来タッチ式センサ
といえば、センサ部が薄板状あるいはシート状の2枚の
導体かなっていた。また、唇付近に固定した電極を舌で
なめることにより、電気抵抗の低下を検知して呼び出し
を行なう呼び出し装置があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術で述べ
たナースコールは、押しボタンスイッチを握れない患者
等では使用することができなかった。また、押しボタン
スイッチは枕元においたり、ベットの枠に下げたりして
ある場合が多く、消燈などでの暗闇などで探すのに苦労
する場合があった。また、既設の小機の近いところに他
の小機を着脱可能に接続することができないため、患者
の症状の応じた小機を取り付けて使用することができな
かった。また、センサ部が薄板状あるいはシート状の2
枚の導体からなっているので、見た目も悪く患者等が手
で触れ難く、頬や顎に触れさせるには曲面でない場所が
あるので顔を傷つけるような印象を与え、ナースコール
のセンサ部としては使用し難かった。また、電極を舌で
なめる呼び出し装置は、絶えず電極を衛生的に消毒等し
ておかなくてはならず手入れが面倒であったし、不特定
多数の患者に使用するには、不潔感、病気の感染恐怖感
からの抵抗や、病気等の感染の恐れもあり不向きであっ
た。また、従来のナースコールは、例えば、口の聞けな
い患者に医者等が話し掛けた場合、問いかけに対してイ
エース・ノーの意志を伝達する手段として使用できるも
のではなかった。また、交通事故などで鞭打ちなどの首
の骨に異常の恐れがあり両腕も負傷して、首も手も動か
せない状態にある患者は、ナースが廻ってくるのを待つ
しかなかった。また、既設の呼び出し装置を、心拍、血
圧、呼吸、体温、失禁などを感知する装置にするには、
全面的に装置を交換しなければならなく、多大の時間と
費用がかかるもので、どこの医療施設でも行なえるとい
うものではなかった。本発明は、以上のような従来技術
の持つ問題点に鑑みてなされたものであって、その目的
は、(1)手でナースコールを押せない重症の患者等で
も首を横振りすることは比較的容易にできるということ
に注目し、この首を振るというほんの少しの動作でもコ
ールを可能とし、不特定多数に安心して使用できる呼び
出し装置の提供、(2)見た目もよく手で触れやすく、
顔に押し付けられても安全な形状のタッチ式センサの提
供、(3)呼び出し装置を医師等の問いかけに対して患
者等の意志伝達手段としても利用できる呼び出し装置の
提供、(4)首も手も動かせない状態にある患者でも、
呼び出しができる呼び出し装置の提供、(5)親機の機
能拡張が簡単・安価・単時間ででき、患者の異常と内容
をより早く知ることができる呼び出し装置の親機側拡張
装置の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上のような従来技術の
持つ問題点を解決するために、本発明に係る呼び出し装
置は、以下に述べるような構成となっている。 (1)ナースや看護人などを呼び出すためのブザーや表
示灯などの表示部を設けた呼び出し手段を設けてなる親
機に接続された小機側に接続される拡張小機であって、
人体の働きかけを感知するセンサ部と、このセンサ部の
変化を検知して前記呼び出し手段を作動させる制御部
と、前記小機側に接続するための親機接続手段とからな
っている。本明細書でいう「呼び出し手段」とは、1つ
のブザーや1つの表示灯などからなるものも含むもので
ある。本明細書でいう「親機」とは、小機や拡張小機を
接続する、ナース等を呼び出すための呼び出し手段を設
けた装置をいう。本明細書でいう「人体の働きかけを感
知するセンサ部」とは、人体が近接したり接触すると静
電容量(容量)の変化を感知するもの、人体が触れたと
きの圧力を感知するもの、人体が触れたときの振動を感
知するもの、人体が触れたときの電気抵抗の変化を感知
するもの、人体が触れたときの電圧の変化を感知するも
の、などである。このなかでも静電容量の変化を感知す
るものが誤動作が少なく好ましい。本特許請求の範囲で
いう「センサ部の変化を検知して前記呼び出し手段を作
動させる制御部」の「作動」とは、制御部が呼び出し手
段を直接的に作動させる場合も含むし、制御部がリレー
が親機の制御部を介して間接的に作動させる場合も含む
ものである。本明細書でいう「親機接続手段」とは、制
御部と直接あるいはリレーなどを介して間接に接続され
た導線のみからなるもの、プラグやジャックなどの接続
器をいう。親機接続手段が導線のみからなるものの場
合、例えば、親機に接続され既設小機側の既設導線を切
断し、この切断した既設導線と親機接続手段の導線を圧
着スリーブなどで既設小機の導線とともに並列接続して
使用する。また、押しボタンやマイクなどの小機に設け
た、他の小機を接続するためのジャックなどからなる拡
張用小機接続手段を設けたものも含まれるものである。 (2)ナースや看護人などを呼び出すためのブザーや表
示灯などの表示部を設けた呼び出し手段を設けてなる親
機に接続された小機側に接続される拡張小機であって、
人体の働きかけを感知するセンサ部と、このセンサ部の
変化を検知して前記呼び出し手段を作動させる制御部
と、この制御部に設けられた前記センサ部の変化を検知
する検知部と、この検知部の検知信号により作動する、
前記呼び出し手段の呼び出し形態を設定する呼び出し形
態設定部と、この呼び出し形態設定部の呼び出し形態を
設定する呼び出し形態設定スイッチと、前記小機側に接
続するための親機接続手段とからなる呼び出し装置もよ
い。本明細書でいう「呼び出し形態」とは、呼び出し手
段がブザーの場合、例えばブザーの鳴り方が重症患者の
場合とぎれることなく鳴るとか、軽症患者の場合1秒間
隔で鳴るとか。あるいは、例えば患者の症状に応じて設
定した形態に基づいて呼び出し音の音色が違うとか。呼
び出し手段が表示灯の場合、例えば症状を定めた色違い
や文字識別した複数の表示灯が設定された形態に基づい
て点灯するとか。呼び出し手段がディスプレーの場合、
設定された形態の基づく文字がディスプレーに表示され
るとかなどのことをいう。 (3)ナースや看護人などを呼び出すためのブザーや表
示灯などの表示部を設けた呼び出し手段を設けてなる親
機に接続される小機であって、人体の働きかけを感知す
る第1のセンサ部と、人体の血圧の変化を感知する血圧
センサや人体の心拍(脈拍)を感知する心拍センサや人
体の呼吸を感知する呼吸センサや人体の失禁を感知する
失禁センサや人体の体温を感知する体温センサなどから
なる第2のセンサ部群と、前記第1のセンサ部の変化を
検知する第1の検知部、前記第2のセンサ部群の各セン
サ部の変化を検知する第2の検知部群を有し、該第1の
センサ部あるいは該第2のセンサ部群の変化を検知して
前記呼び出し手段を作動させる制御部と、前記小機側に
接続するための親機接続手段とからなる呼び出し装置も
よい。第2のセンサ部群は、例えば血圧センサとして
は、振動センサと加圧センサを組み合わせたもの、例え
ば心拍センサとしては振動センサや圧力センサ、呼吸セ
ンサとしては圧力センサや流量センサ、失禁センサとし
ては静電容量変化感知センサや抵抗値変化・電圧変化感
知・電流変化感知センサや臭い感知センサなどがある
が、これらのみに技術範囲を限定するものではない。ま
た、第2のセンサ部群はプラグやジャックなどの接続手
段により、拡張小機に着脱可能なものが好ましい。こう
することにより、必要なセンサ部のみを拡張小機に取り
付けて使用することができる。 (4)ナースや看護人などを呼び出すためのブザーや表
示灯などの表示部を設けた呼び出し手段を設けてなる親
機に接続された小機側に接続される拡張小機であって、
人体の働きかけを感知する第1のセンサ部と、人体の血
圧の変化を感知する血圧センサや人体の心拍(脈拍)を
感知する心拍センサや人体の呼吸を感知する呼吸センサ
や人体の失禁を感知する失禁センサや人体の体温を感知
する体温センサなどからなる第2のセンサ部群と、前記
第1のセンサ部あるいは第2のセンサ部群の変化を検知
して呼び出し手段の動作形態を設定する呼び出し形態設
定部と、この呼び出し形態設定部を有し、該呼び出し形
態設定部の識別に基づいて前記呼び出し手段を作動させ
る制御部と、前記小機側に接続するための親機接続手段
とからなる呼び出し装置もよい。 (5)前記()2、3、又は4記載の呼び出し装置にお
いて、制御部に第1の接続手段を設け、該制御部を収納
し前記第1の接続手段を有する第1のボックスを設け、
第2のセンサ部群が接続されたコネクターなどからなる
前記第1の接続手段と接続される第2の接続手段を設
け、該第2のセンサ部群と該第2の接続手段を有する第
2のボックスとを設けてなる呼び出し装置もよい。 (6)人体の働きかけを感知する第1のセンサ部と、人
体の血圧の変化を感知する血圧センサや人体の心拍(脈
拍)を感知する心拍センサや人体の呼吸を感知する呼吸
センサや人体の失禁を感知する失禁センサや人体の体温
を感知する体温センサなどからなる第2のセンサ部群
と、前記第1のセンサ部の変化を検知する第1の検知部
と、前記第2のセンサ部群の各センサ部の変化を検知す
る第2の検知部群と、前記第1のセンサ部、前記第2の
センサ部群、前記第1の検知部、前記第2の検知部群を
有し、前記第1のセンサ部あるいは前記第2のセンサ部
群の変化を検知してナースや看護人を呼び出すためのブ
ザーや表示灯を設けた呼び出し手段を作動させる制御部
からなる小機と、この小機が接続された、前記第1の検
知部と前記第2の検知部群の発する検知信号形態に対応
した表示を行なう表示部を設けた呼び出し手段を設けて
なる親機と、前記検知信号形態に基づいて前記呼び出し
手段の所定の前記表示部を作動させる親機側制御部とか
らなる呼び出し装置もよい。 (7)前記()1、2、3、4、5、6又は7記載の呼
び出し装置において、センサ部あるいは第1のセンサ部
が、高さや方向等を調節できるアームの先端方に設けら
れてなる呼び出し装置もよい。 (8)前記()1、2、3、4、5、6、7又は8記載
の呼び出し装置において、制御部によって開閉されるリ
レーなどの開閉手段を設け、この開閉手段に親機等を接
続するための親機接続手段を接続してなる呼び出し装置
もよい。 (9)ナースや看護人などを呼び出すためのブザーや表
示灯などの表示部を設けた呼び出し手段を設けてなる親
機に接続される拡張小機であって、高さや方向等が調節
できるアームと、このアームの適宜な場所に設けた、人
体が近づいたり触れると感知するセンサ部と、このセン
サ部の変化を検知してリレーなどの開閉手段を作動させ
る制御部と、前記小機側に接続するための親機接続手段
とからなる呼び出し装置もよい。センサ部の最適な例と
しては、指などの人体を2枚の金属板の一方に近づけた
り触れたりすると容量や電流の変化がおこる現象を利用
して、この容量電流の変化を制御部で検知するものが最
適である。 (10)ナースや看護人などを呼び出すためのブザーや
表示灯などの表示部を設けた呼び出し手段を設けてなる
親機に接続された小機側に接続される拡張小機であっ
て、高さや方向等が調節できるアームと、このアームの
適宜な場所に設けた、人体が近づいたり触れると感知す
るセンサ部と、このセンサ部の変化を一定時間内に複数
回検知するとリレーなどの開閉手段を作動させる制御部
と、前記開閉手段に接続された、前記小機側に接続する
ための親機接続手段とからなる呼び出し装置もよい。 (11)ナースや看護人などを呼び出すためのブザーや
表示灯などの表示部を設けた呼び出し手段を設けてなる
親機に接続された小機側に接続される拡張小機であっ
て、高さや方向等が調節できるアームと、このアームの
適宜な場所に設けた、人体が近づいたり触れると感知す
るセンサ部と、このセンサ部の変化を検知してリレーな
どの開閉手段を作動させる制御部と、前記センサ部の変
化を一回検知すると前記開閉手段を作動させる第1回路
と、前記センサ部の変化を一定時間内に複数回検知する
と前記開閉手段を作動させる第2回路と、前記第1回路
と第2回路を切り替える回路切替スイッチと、前記開閉
手段に接続された、前記小機側に接続するための親機接
続手段とからなる呼び出し装置もよい。 (12)方向が調節できるアームの適宜な場所に設けた
人体を近づけたり触ると変化する静電容量を感知するセ
ンサ部、このセンサ部の変化を検知してナースや看護人
などを呼び出すためのブザーや表示灯などの表示部を設
けた呼び出し手段を作動させる制御部とからなる小機
と、この小機が接続された、前記呼び出し手段を設けた
親機とからなる呼び出し装置もよい。 (13)前記()1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11又は12記載の呼び出し装置において、
センサ部あるいは第1のセンサ部の変化が検知されると
鳴るように制御されたブザーが患者等の聞こえる場所に
設けられ、親機との接続を切り離したり接続したりする
ための切り離しスイッチが設けられてなる呼び出し装置
もよい。 (14)前記()1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11又は12記載の呼び出し装置において、
センサ部あるいは第1のセンサ部の変化が検知されると
鳴るように制御されたブザーが患者等の聞こえる場所に
設けられ、親機との接続を切り離すための、所定の断線
時間を過ぎると接続状態に復帰するように制御された切
り離しスイッチを設けた呼び出し装置もよい。 (15)前記()1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11、12、13又は14記載の呼び出し装
置において、センサ部あるいは第1のセンサ部の変化を
検知すると鳴るように制御されたブザーを、患者等の聞
こえる場所に設けた呼び出し装置もよい。 (16)前記()1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11、12、13、14又は15記載の呼び
出し装置において、親機接続手段が親機の側に設けた小
機接続手段と着脱可能なプラグやジャックやコンセント
やコネクターなどからなる接続器で構成されてなる呼び
出し装置もよい。 (17)前記()1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11、12、13、14、15又は16記載
の呼び出し装置において、親機接続手段が、既設の押し
ボタンスイッチなどの既設の小機を作動させるためのソ
レノイドや音発生器や振動発生器などからなる既設小機
作動手段である呼び出し装置もよい。 (18)前記()1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11、12、13、14、15、16又は1
7記載の呼び出し装置において、患者等の枕の下に敷く
敷板の適宜な場所に制御部を収納したボックスを設け、
このボックスに自在に方向を調節することができるアー
ムを設け、このアームの先端方にセンサ部あるいは第1
のセンサ部を設けてなる呼び出し装置もよい。 (19)前記()1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11、12、13、14、15、16、17
又は18記載の呼び出し装置において、患者等の枕の下
に敷く敷板の適宜な場所に自在に方向を調節することが
できるアームを設け、このアームの先端方にセンサ部あ
るいは第1のセンサ部を先端方に設け、このセンサ部に
制御部に接続するための着脱可能な接続手段を設けてな
る呼び出し装置もよい。 (20)前記()1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11、12、13、14、15、16、1
7、18又は19記載の呼び出し装置において、センサ
部あるいは第1のセンサ部に、人体が触れると点滅する
ようにした発光ダイオードなどの発光体を設けた呼び出
し装置もよい。 (21)前記()1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11、12、13、14、15、16、1
7、18、19又は20記載の呼び出し装置において、
センサ部あるいは第1のセンサ部の人体が接触するタッ
チ部分が略球面形状をした球面型導体であることを特徴
とする呼び出し装置もよい。 (22)前記()1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11、12、13、14、15、16、1
7、18、19、20又は21記載の呼び出し装置にお
いて、センサ部あるいは第1のセンサ部が静電容量を持
つように絶縁された二つの導体(電極)からなる呼び出
し装置もよい。 (23)前記()1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11、12、13、14、15、16、1
7、18、19、20、21又は22記載の呼び出し装
置において、センサ部あるいは第1のセンサ部が耐液部
材で構成されかつ防水(防液)構造であることを特徴と
する呼び出し装置もよい。 (24)前記()1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11、12、13、14、15、16、1
7、18、19、20、21、22又は23記載の呼び
出し装置において、センサ部あるいは第1のセンサ部が
気圧の変化を感知する圧力センサ部と、この圧力センサ
部に着脱自在に取り付けられる、口にくわえるストロー
とからなる呼び出し装置もよい。 (25)前記(24)記載の呼び出し装置において、ス
トローが抗菌処理が施された抗菌ストローである呼び出
し装置もよい。本発明のタッチ式センサは、以下に述べ
るような構成となっている。 (26)人体が接触する略球面形状をした球面型導体
(電極)からなるタッチ電極と、このタッチ電極とは絶
縁され該タッチ電極に近設された導体(電極)と、この
導体と前記タッチ電極間に静電容量を持たせるように構
成されている。 (27)人体が接触する略球面形状をした球面型導体
(電極)からなるタッチ電極と、このタッチ電極とは絶
縁され該タッチ電極に近設された導体(電極)と、前記
タッチ電極に設けた発光ダイオードなどの発光体と、前
記導体と前記タッチ電極間に静電容量を持たせるよう設
けてなるタッチ式センサもよい。 (28)前記()24又は25記載のタッチ式センサに
おいて、自在アームの先端に球面型導体(電極)からな
るタッチ電極を設けたタッチ式センサもよい。本発明の
呼び出し装置の親機側拡張装置は次のような構成となっ
ている。 (29)集中管理をする親機とベットごとに取り付けら
れた小機とからなるナースコール装置などの呼び出し装
置の親機側に取り付ける拡張装置であって、親機に設け
られたブザーなどの呼び出し手段の呼び出し形態音を感
知する振動センサなどからなるセンサ部と、前記呼び出
し形態音に対応した表示を行なう表示部分を設けた表示
部と、感知した呼び出し形態音を検知、識別して前記表
示部の前記表示部分を作動させる制御部とからなってい
る。振動センサはマイクなどでもよいことは言うまでも
ない。親機の表示手段が表示灯ならセンサ部は呼び出し
形態を点滅により表現する表示灯の点滅形態を感知する
光センサなどということになる。 (30)集中管理をする親機とベットごとに取り付けら
れた小機とからなるナースコール装置などの呼び出し装
置の親機側に取り付ける拡張装置であって、親機と小機
を繋ぐ接続線の共通線などに接続するための接続手段
と、呼び出し形態信号などに対応した表示を行なう表示
部分を設けた表示部と、受信した呼び出し形態信号など
に基づいて前記表示部の前記表示部分を作動させる制御
部とからなることを特徴とする呼び出し装置の親機側拡
張装置もよい。例えば、親機と小機を接続する共通線に
親機側拡張装置の接続手段を接続する場合、小機側に接
続する拡張小機の接続手段も該共通線に接続し、拡張小
機から発せられる呼び出し形態信号は電波として共通線
に流される。
【0005】
【作用】本発明の呼び出し装置は以上のような構成とな
っているので、以下のように作用する。()番号は請求
項の番号に対応している。 (1)「課題を解決するための手段」の欄(1)で述べ
た呼び出し装置は以下のように作用する。親機に接続さ
れた小機側の接続線あるいは該小機側に設けられた拡張
小機を接続するための拡張小機接続手段に、該拡張小機
の親機接続手段を例えば並列接続する。これにより、セ
ンサ部が人体の働きかけを感知しこの変化を制御部が検
知すると、制御部は絶縁状態の小機側の接続線を導通状
態にする。小機側の接続線が導通状態になると、接続線
に電流が流れ親機の呼び出し手段が作動する。 (2)「課題を解決するための手段」の欄(2)で述べ
た呼び出し装置は以下のように作用する。例えば親機に
設けられた呼び出し手段が一つの小機に対して1つのブ
ザーであり、呼び出し形態スイッチが重症患者と軽症患
者を識別する呼び出し形態となっていて、重症患者の場
合ブザーが切れ目なく鳴り続け、軽症患者の場合ブザー
が1秒間隔で鳴るように、拡張小機側で制御されるよう
になっているとする。親機に接続された小機側の接続線
あるいは該小機に設けられた拡張小機を接続するための
拡張小機接続手段に、拡張小機の親機接続手段を並列接
続する。これにより、センサ部が人体の働きかけを感知
しこの変化を制御部が検知すると、制御部は絶縁状態の
小機側の接続線を導通状態にする。小機側の接続線が導
通状態になると、接続線に電流が流れ親機の呼び出し手
段が作動する。その際、呼び出し形態設定スイッチが重
症患者に設定されていれば、親機のブザーは切れ目なく
鳴り続け、呼び出しているのが重症患者であることをナ
ース等がブザー音で知ることができる。また、呼び出し
形態設定スイッチが軽症患者に設定されていれば、親機
のブザーは1秒間隔で鳴り、呼び出しているのが軽症患
者であることをナース等がブザー音で知ることができ
る。 (3)「課題を解決するための手段」の欄(3)で述べ
た呼び出し装置は以下のように作用する。親機に接続さ
れた小機側の接続線あるいは該小機側に設けられた拡張
小機を接続するための拡張小機接続手段に、拡張小機の
親機接続手段を例えば並列接続する。これにより、第1
のセンサ部が人体の働きかけを感知しあるいは第2のセ
ンサ部群が対応する変化を感知すると、制御部は絶縁状
態の小機側の接続線を導通状態にする。小機側の接続線
が導通状態になると、接続線に電流が流れ親機の呼び出
し手段が作動する。また、各検知部の発する検知信号形
態を違うものにすることにより、検知信号形態によって
親機の呼び出し手段の例えばブザーの鳴り方を違うよう
にできる。すなわち、ブザーの鳴り方によって、患者が
呼んだのか、心伯に異常をきたしているのか、呼吸が異
常なのか、体温が異常なのか、失禁したのかなどをナー
ス等がブザー音で知ることができるようになる。 (4)「課題を解決するための手段」の欄(4)で述べ
た呼び出し装置は以下のように作用する。親機に接続さ
れた小機側の接続線あるいは該小機に側設けられた拡張
小機を接続するための拡張小機接続手段に、拡張小機の
親機接続手段を例えば並列接続する。これにより、第1
のセンサ部が人体の働きかけを感知しあるいは第2のセ
ンサ部群が対応する変化を感知すると、制御部は絶縁状
態の小機側の接続線を導通状態にする。小機側の接続線
が導通状態になると、接続線に電流が流れ親機の呼び出
し手段が作動する。その際、変化がどのセンサ部からの
ものであるかを識別し、呼び出し形態設定部では感知し
たセンサ部に対応した呼び出し形態を設定する。制御部
は設定された呼び出し形態に対応した形態で、親機の呼
び出し手段を作動させる。すなわち、呼び出し手段の作
動や動作のしかたにより、患者が呼んだのか、心伯に異
常をきたしているのか、呼吸が異常なのか、体温が異常
なのか、失禁したのかなどをナース等が知ることができ
る。 (5)「課題を解決するための手段」の欄(5)で述べ
た呼び出し装置は以下のように作用する。親機に接続さ
れた小機側の接続線あるいは該小機側に設けられた拡張
小機を接続するための拡張小機接続手段に、拡張小機の
親機接続手段を例えば並列接続する。第2の接続手段を
第1の接続手段に接続する。これにより、第1のセンサ
部が人体の働きかけを感知しあるいは第2のセンサ部群
が対応する変化を感知すると、制御部は絶縁状態の小機
側の接続線を導通状態にする。小機側の接続線が導通状
態になると、接続線に電流が流れ親機の呼び出し手段が
作動する。 (6)「課題を解決するための手段」の欄(6)で述べ
た呼び出し装置は以下のように作用する。第1のセンサ
部が人体の働きかけを感知しあるいは第2のセンサ部群
が対応する変化を感知すると、親機の呼び出し手段が作
動する。その際、親機側制御部は検知信号がどのセンサ
からのものであるかを識別し、感知したセンサに対応し
た形態で、親機の呼び出し手段の所定の表示部を作動さ
せる。すなわち、作動した表示部により、患者が呼んだ
のか、心伯に異常をきたしているのか、呼吸が異常なの
か、体温が異常なのか、失禁したのかなどをナース等が
知ることができる。 (7)「課題を解決するための手段」の欄(7)で述べ
た呼び出し装置は以下のように作用する。アームを調節
することにより、センサ部を最適な場所に設定する。 (8)「課題を解決するための手段」の欄(8)で述べ
た呼び出し装置は以下のように作用する。親機に接続さ
れた小機側の接続線あるいは該小機に設けられた拡張小
機を接続するための拡張小機接続手段に、拡張小機の親
機接続手段を並列接続する。これにより、センサ部が人
体の働きかけを感知すると、制御部は開閉手段を導通状
態にし、接続線に電流が流れるので親機の呼び出し手段
が作動する。 (9)「課題を解決するための手段」の欄(9)で述べ
た呼び出し装置は以下のように作用する。親機に接続さ
れた小機側の接続線あるいは該小機側に設けられた拡張
小機を接続するための拡張小機接続手段に、拡張小機の
親機接続手段を例えば並列接続する。これにより、セン
サ部が人体の働きかけを感知すると、制御部は開閉手段
を導通状態にし、接続線に電流が流れるので親機の呼び
出し手段が作動する。アームを調節することにより、セ
ンサ部を最適な場所に設定する。 (10)「課題を解決するための手段」の欄(10)で
述べた呼び出し装置は以下のように作用する。親機に接
続された小機側の接続線あるいは該小機側に設けられた
拡張小機を接続するための拡張小機接続手段に、拡張小
機の親機接続手段を例えば並列接続する。アームを調節
し例えば患者等の顔の近くの適宜な場所にセンサ部をセ
ットする。患者等が異常などを知らせるために首を横に
振り、一定時間に例えば2回センサ部に顔が触れ、2回
の例えば容量の変化に伴う一瞬の電流の変化が検知され
ると、制御部は開閉手段を導通状態にする。接続線に電
流が流れ親機の呼び出し手段が作動する。すなわち、1
回のセンサ部への接触では開閉手段は作動せず、呼び出
し手段は作動しない。 (11)「課題を解決するための手段」の欄(11)で
述べた呼び出し装置は以下のように作用する。親機に接
続された小機側の接続線あるいは該小機に設けられた拡
張小機を接続するための拡張小機接続手段に、拡張小機
の親機接続手段を並列接続する。アームを調節し例えば
患者の顔の上の方の手の届く場所にセンサ部をセットす
る。切替スイッチを第1回路にセットしてあれば、手が
センサ部に1回触れると制御部は開閉手段を導通状態に
する。接続線に電流が流れ親機の呼び出し手段が作動す
る。切替スイッチを第2回路にセットしてあれば、手が
センサ部に例えば3秒以内に2回触れると制御部は開閉
手段を導通状態にする。接続線に電流が流れ親機の呼び
出し手段が作動する。 (12)「課題を解決するための手段」の欄(12)で
述べた呼び出し装置は以下のように作用する。アームを
調節し例えば患者の顔上手の届く場所にセンサ部をセッ
トする。手がセンサ部に触れると制御部は親機の呼び出
し手段を作動させる。 (13)「課題を解決するための手段」の欄(13)で
述べた呼び出し装置は以下のように作用する。切り離し
スイッチを例えば押して、拡張小機と親機を絶縁状態に
する。この絶縁状態で、「痛いですか」などの質問に、
口の聞けない状態の患者がセンサ部に人体の適宜な部分
を触れさせることにより、ブザーを鳴らしその意志を医
者やナースなどに伝えることができる。 (14)「課題を解決するための手段」の欄(14)で
述べた呼び出し装置は以下のように作用する。切り離し
スイッチを例えば押して、拡張小機と親機を絶縁状態に
する。この絶縁状態で、「痛いですか」などの質問に、
口の聞けない状態の患者がセンサ部に人体の適宜な部分
を触れさせることにより、ブザーを鳴らしその意志を医
者やナースなどに伝えることができる。切り離しスイッ
チは、一定時間過ぎると自動的に絶縁状態が解除され、
拡張小機と親機とは導通状態に復帰する。 (15)「課題を解決するための手段」の欄(15)で
述べた呼び出し装置は以下のように作用する。センサ部
の変化を検知すると、患者の聞こえる場所でブザーが鳴
る。患者自身がセンサに触れたこと確認することができ
る。 (16)「課題を解決するための手段」の欄(16)で
述べた呼び出し装置は以下のように作用する。拡張小機
を必要なときに、親機接続手段を小機接続手段に接続し
て使用する。必要なくなれば取り外す。 (17)「課題を解決するための手段」の欄(17)で
述べた呼び出し装置は以下のように作用する。例えば既
設の押しボタンスイッチに、該押しボタンスイッチの押
しボタンを押すソレノイドを設けた既設小機作動手段を
装着する。センサ部が感知すると制御部はソレノイドを
作動させ押しボタンを押す。押しボタンが押されたので
親機の呼び出し手段が作動する。 (18)「課題を解決するための手段」の欄(18)で
述べた呼び出し装置は以下のように作用する。敷板を患
者等の枕の下に敷き固定する。アームを調節しセンサ部
を適宜な場所に固定する。使用が終了したら、敷板を枕
のしたから引き抜き抜き撤去する。 (19)「課題を解決するための手段」の欄(19)で
述べた呼び出し装置は以下のように作用する。敷板を患
者等の枕の下に敷き固定する。アームを調節しセンサ部
を適宜な場所に固定する。制御部を患者の手の届かない
適宜な場所に置くなり固定するなりする。接続手段を制
御部に接続する。使用が終了したら、制御部を取り外し
敷板を枕のしたから引き抜き撤去する。アームは人体に
押されたときに、押された動きに合わせて動き、人体を
強く押し付けられないような適宜な弾性のあるものがよ
い。 (20)「課題を解決するための手段」の欄(20)で
述べた呼び出し装置は以下のように作用する。暗闇でも
発光体が点灯しているので、センサ部の場所が分かり、
探すことなく確実にセンサ部に手で触れることができ
る。センサ部に手が触れると発光体が点滅するので、セ
ンサ部に触れことと呼び出しが行なわれていることを患
者自身が確認できる。 (21)「課題を解決するための手段」の欄(21)で
述べた呼び出し装置は以下のように作用する。タッチ部
分が横前のどこにでもあるので、間違いなくタッチして
コールでき、見た目もよいので使用しやすい。また、頬
などに強くあたっても球面なので人体を傷つける心配が
なく安心して使用できる。球面型導体の大きさは、目に
あたっても目を傷つけたり強い刺激を与えない大きさや
部材からなるものがよい。例えば直径3センチメートル
くらいの球体であるとか、導電性の柔らかいゴムや合成
樹脂樹脂であるとか、細い導線を網状にした柔らかいも
のを、柔らかいゴムや合成樹脂などと組み合わせたもの
などが考えられる。 (22)「課題を解決するための手段」の欄(22)で
述べた呼び出し装置は以下のように作用する。センサ部
が静電容量を持つように絶縁された二つの導体(電極)
からなるものは、明るさ、気温、振動、音などの条件で
静電容量が変化することがなく、人体が触れたときに確
実にコールできるので、誤動作の少ない大変安定した装
置にできる。 (23)「課題を解決するための手段」の欄(23)で
述べた呼び出し装置は以下のように作用する。消毒液が
センサ部内部に浸透したり、センサ部が消毒液により変
質することがないので、センサ部を消毒液で消毒でき
る。 (24)「課題を解決するための手段」の欄(24)で
述べた呼び出し装置は以下のように作用する。圧力セン
サ部にストローを取付、患者の口に加えさせ、ナース等
を呼び出す場合、患者は加えたストローを例えば吹く。
圧力センサ部が圧力の変化を感知し、親機の呼び出し手
段が作動する。ストローはある程度時間が経過したら交
換する。 (25)「課題を解決するための手段」の欄(25)で
述べた呼び出し装置は以下のように作用する。圧力セン
サ部にストローを取付、患者の口に加えさせ、ナース等
を呼び出す場合、患者は加えたストローを例えば吹く。
圧力センサ部が圧力の変化を感知し、親機の呼び出し手
段が作動する。ストローは抗菌処理してあるので、殺菌
で汚染される心配がなく、圧力センサ部が殺菌で汚染さ
れる心配がない。ストローはある程度時間が経過したら
交換する。本発明のタッチ式センサは、以下に述べるよ
うに作用する。 (26)「課題を解決するための手段」の欄(26)で
述べたタッチ式センサは以下のように作用する。タッチ
部分が略球面形状をした球面型導体(電極)となってい
るので、ナースコールなど人体の接触に使用する場合、
タッチ部分が横前のどこにでもあるので、間違いなくタ
ッチしてコールでき(どこに触れてもコールでき
る。)、見た目もよいので使用しやすい。また、頬など
にあたっても球面なので人体を傷つける心配がなく安心
して使用できる。 (27)「課題を解決するための手段」の欄(27)で
述べたタッチ式センサは以下のように作用する。暗闇や
暗がりでも速やかにセンサ部を発見でき、センサ部にタ
ッチすることができる。 (28)「課題を解決するための手段」の欄(28)で
述べたタッチ式センサは以下のように作用する。自在ア
ームを調節しセンサ部を適宜な場所にセットする。本発
明の呼び出し装置の親機側拡張装置は以下のように作用
する。 (29)「課題を解決するための手段」の欄(29)で
述べた呼び出し装置の親機側拡張装置は以下のように作
用する。例えば、親機に設けられた呼び出し手段がブザ
ーである場合。センサ部がブザー音を感知する振動セン
サからなる拡張装置を適宜な場所に設け、センサ部をブ
ザーのブザー音を感知する適宜な場所に設置する。小機
から発せられた呼び出し形態に基づいて、親機のブザー
が鳴ると、ブザー音の形態をセンサ部が感知しこの変化
を制御部は検知し識別して、呼び出し形態に対応した表
示部分を作動させる。 (30)「課題を解決するための手段」の欄(30)で
述べた呼び出し装置の親機側拡張装置は以下のように作
用する。例えば、親機と小機を接続する共通線に親機側
拡張装置の接続手段を接続する場合、小機側に接続する
拡張小機の接続手段も該共通線も接続し、拡張小機から
発せられる呼び出し形態信号は電波として共通線に流さ
れる。上記例の場合、親機と小機を接続する共通線に親
機側拡張装置の接続手段を接続し、小機側の該共通線に
拡張小機の1線を接続する。拡張小機のいずれかのセン
サあるいは複数のセンサが人体の異常を感知すると、呼
び出し形態信号が電波となって該共通線に流れる。この
電波を親機側拡張装置の制御部が受信・識別して、呼び
出し形態に対応した表示部分を作動させる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照しながら説明す
る。ただし、この実施例に記載されている構成部品の大
きさ、形状、材質、数、その相対配置などは、特に特定
的な記載がないかぎりは、本発明の範囲をそれらのみに
限定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎな
い。
【0007】実施例1 図1は本発明の実施例1を示す斜視図、図2は同じ実施
例1のセンサ部とアームを示す拡大部分断面図である。
敷板1は枕の下に差し込み敷かれ敷部分2と、この敷部
分2の後部に延長された倒れ防止部分3と、敷部分2と
倒れ防止部分3の境に立ち上げられ上部に貫通した穴を
設けた立ち上がり部4とからなっていて、プラスチック
製材でできている。ボックス取付台5はL字形状をした
プラスチック製板状部材からなっていて、立ち下がり部
分6と取付部分7にはそれぞれ貫通した穴があけられて
いる。制御部を収納したコントロールボックス8は、前
面に電源スイッチ9と、ワンタッチコールとツータッチ
コールを切り替える切替スイッチ10と、タッチ確認を
発光して表示するランプ11、12と、少し固めのある
程度自在に曲げることができる、先端には球体形状の球
面型導体(球状電極)14からなるタッチ部分15を含
むセンサ部16を設けた自在アーム13が取り付けら
れ、側面には電源ジャック17と既設のナースコール導
線を接続するブザージャック18が設けられ、底部には
ナットが内設されている。 敷板1の立ち上がり部4の
穴とボックス取付台5の立ち下がり部分6の穴を合わせ
蝶ボルト19とナットで固定し、取付部分7上に蝶ボル
ト19によってコントロールボックス8を取付固定して
ある。ボックス取付台5とコントロールボックス8はそ
れぞれを固定する蝶ボルト19(蝶ナットでもよい)を
緩めれば回転させることができ、センサ部16のセット
をより広範囲に行なえ、且自在アームと内部の導線の曲
げを緩和るようになっている。倒れ防止部分3が設けて
あるので、敷板1が軽いプラスチック製でも倒れること
がなくとても操作性がよい。また、棚などへの収納性が
大変よい。 20はナットである。図2において、導電
体からなる球形状の球状電極14は後部から開口穴21
があけられ、その奥底部にはナット22が螺刻されてい
ている。棒状導電体23は球状電極14の開口穴21よ
り小径で長い棒状の胴体24と、この胴体24の前先端
部に設けたボルト25と、該胴体24を被う絶縁体26
と、この絶縁体26を被う胴24から絶縁された導体
(内側電極)27からなっている。球状電極14の開口
穴21に棒状導電体23が挿入されナット22とボルト
25によって、棒状導電体23が球状電極14に導電状
態に接続され固定されている。棒状導電体23の後部に
はシールド線28の芯線29が接続され、内側電極27
の後部にはシールド線28の外線30が接続されてい
る。強靱な絶縁樹脂31が棒状導電体23とシールド線
28を連結するように被い、絶縁樹脂31の前方は開口
穴21の中にまで達している。内側電極27の前方は開
口穴21の中にむき出しの状態となっている。絶縁樹脂
31には適度に固めの銅棒32の前部が固定されてい
て、銅棒32の根元はコントロールボックス8の前部に
しっかりと取付固定されている。そして、球状電極14
の根元からコントロールボックス8のアーム取付部分3
3まで、絶縁性の柔軟性樹脂製被覆34で被われ、ある
程度自在に曲げられる自在アーム13となっている。3
5、36は被覆である。球状電極14と内側電極27に
電位を与えると電荷がたくわえられ静電容量がもたらさ
れる。この状態に電極となる導体である人体が近づいた
り触れたりすると球状電極14の面積が大きくなり、電
極間の静電容量が変化する。この変化を制御部で検知し
てスイッチ等の開閉などをおこないコールするのであ
る。本実施例によれば、敷板がプラスチック製なので軽
く、操作箇所が単純なので誰でも簡単に操作でき、部品
点数が少なく安価なのでコストを安くできる。また、敷
板等にぶつかったりしても軽いので、衝撃が少なく大き
い怪我をする心配もない。 実施例2 図3は本発明の実施例2の使用状態を示す説明図であ
る。敷板37の端に支柱38が立設され、この支柱38
の上部には回転可能な回転ベース39が設けられ、回転
ベース39の側部には回転ベース39を固定するための
蝶ボルト19が設けられている。回転ベース39の上に
は制御部を収納したコントロールボックス40が固定さ
れている。コントロールボックス40の前部には、電源
スイッチ41と、制御部がタッチを検知したら鳴るブザ
ー42と、このブザー42の音量を調節する音量つまみ
43と、ワンタッチコール、ツータッチコールかを設定
する切替ボタン44、45と、リセットスイッチ46が
設けられ、後部からは接続部品47を先端に接続した導
線56(制御部に制御されたリレーに接続。)が出てい
て、この接続部品47に接続部品48が接続され、この
接続部品48にはナースセンターにある表示(呼び出
し)装置に接続してある既設の導線57と既設の押しボ
タンスイッチ49が並列に接続されている。回転ベース
39には数本の棒同士を移動可能にして蝶ボルトで固定
するように組み合わせたアーム50が取り付けられ、ア
ーム50の先端にはセンサ部51が取り付けられてい
て、センサ部51は押されると引き込み解放されるとス
プリング52によって元の位置にもどるようになってい
る。53はシールド線、54は電源線である。リセット
スイッチ46は、タッチを検出した場合ブザーが鳴り続
けるようにしてあるので、これをキャンセルし初期状態
にもどすためのものである。図3では、枕の下に敷板3
7の敷部分55が枕の下に敷かれ頭部重量によって抑え
られている。センサ部51は人の頬近くにセットされて
いる。顔を横に振ることにより、頬をセンサ部51に触
れさせることができ、ナースコールが簡単にできる。 実施例3 図4は本発明の実施例3を示す説明図である。ベットの
枠に取り付けるU字型取付部材58の上部に制御部を収
納したコントロールボックス59が取り付けられてい
て、U字型取付部材58の前部には中空の自在継手を連
結してなるアーム60が取り付けられていて、アーム6
0の先端にはセンサ部61が取り付けられている。62
は締め付けネジ、63はシールド線、64は電源ジャッ
ク、65は電源プラグ、66はACアダプター、67は
既設用ジャック、68はコールブザー、69は既設線プ
ラグである。 実施例4 図5は本発明の実施例4を示す構成図である。制御部7
0には絶縁された二つの電極を近設させてなるセンサ部
71と、リセットスイッチ72と、発光ダイオード73
と、ブザー74と、リレー75と、ワンタッチコールと
ツータッチコールとを切替る切替スイッチ76が接続さ
れている。センサ部71は絶縁された適宜な静電容量を
もつように近設された二つの電極84、85からなって
いる。切替スイッチ76は切替ることにより、センサ部
71に人体が1回触れた(ワンタッチコール)のを検知
することによりリレー75等を動作させる第1回路77
と、センサ部71に人体が一定時間内(秒)2回触れた
(ツータッチコール)のを検知することによりリレー7
5等を動作させる第2回路78に連絡されている。第2
回路内の79はタイマーで2回触れなければならない時
間をマニュアルにより設定するものである。センサ部7
1に接続された可変抵抗80は、センサの感度をマニュ
アルにより調節するものである。リレー75には既設の
ナースコールの既設導線81が接続され、更に既設導線
81には既設の押しボタンスイッチ82が並列に接続さ
れている。83は電源スイッチである。本実施例は次の
ように動作する。既設導線81には電圧がかかってい
る。切替スイッチ電源スイッチ83を開き制御回路及び
電圧をかけると、電極84、85間に静電容量に対応し
た電荷がたくわえられる。ここに人体が触れると静電容
量が変化する。この変化を制御部70で検知すると、リ
レー75が開き、コールブザー68が鳴ってナースを呼
び、発光ダイオード73が点滅しブザー74が鳴り患者
にナースコールが行なわれていることを知らせる。ナー
スが来てリセットスイッチ72を開き、装置を初期状態
にもどすとコールブザー68、発光ダイオード73、ブ
ザー74が停止する。ブザー74の鳴る音を聞いてナー
スコールが行なわれていることを確認でき患者は安心す
る。リセットスイッチ72を患者の所に来てナースが押
すので、ナースセンターでナースが患者の所に着いたこ
とを確認できる。また、例えば、0,5秒間に2回以上
センサ部に触れた場合、アームの反発による連続接触に
よる御接触として処理され、呼び出しをしないようにす
ることにより、御接触による誤動作をより確実に防止す
ることができる。このためのフィルターなどを設けた回
路を制御部に設けておくのがよい。 実施例5 図6は本発明の制御部の一実施例を示す回路図である。
86はセンサ接続端子でセンサ部が接続される。87は
リレー接点出力で既設ナースコールの既設導線が接続さ
れる。88、89はトグル出力で、センサ部へのタッチ
ごとに反転する出力が得られ、出力はCMOSレベルの
デジタル信号で、トグル出力88は基盤に電源が加えら
れた直後の状態でHレベル、トグル出力89はLレベル
になる。90はブザー出力端子である。91はタッチ検
出出力端子で人体がセンサ部にタッチしていることを示
す出力が得られ、出力はCMOSレベルのデジタル信号
である。92はリセット端子である。93、94は切替
パターンで93及び94を切替変更することにより、出
力の形態を以下のように変更することができる。切替パ
ターン93を変更すると、タッチ検出出力端子91の出
力の極性を逆にすることができる。切替パターン94を
変更すると、電源を加えたあと一度タッチすると、 トグル出力88がLレベル トグル出力89がHレベル リレー接点出力87がON の状態を保持する。2回以上タッチしても上の状態は変
わらない。もとの状態にもどすには、電源を一旦切る
か、リセット端子92を接続することで可能となる。リ
セット端子92を接続したままにすると、今度はタッチ
しても、もとの状態から変化しなくなる。なお切替パタ
ーン93はタッチ検出出力端子91の状態には、まった
く影響しない。 実施例6 図7は本発明の制御回路の一実施例を示す回路図であ
る。リレーは便宜上コイル部分97cと接点97sと言
うように分けて説明している。制御部70に12V電源
を接続した状態で、センサ部96に触れコイル部97c
に電流が流れ続けるとセンサ部96に触れているときだ
けブザー90が鳴るようになっている。そして、2度目
にセンサ部96に触れるとコイル部97cの電流を切る
ようになっている。すなわち、センサ部96に触れるた
びにON・OFFを繰り返すようになっている。切替ス
イッチ95が左側に倒れて(図面6の状態)1タッチコ
ールの状態となっている場合の動作。電源スイッチ10
2を開くと、制御部70に通電され待機の状態となるが
他の回路は動作しない。センサ部96に触れるとコイル
部97cが動作し接点97sのa接点はつながりb接点
は離れ、電流は接点100sのb接点を通り発光ダイオ
ード104とコイル部98cとタイマー103をそれぞ
れ同時に動作させる。コイル部98cが動作するとa接
点がつながるので自己保持回路が働き接点100sのb
接点が離れ、迄発光ダイオード104とコイル部98c
とタイマー103は動作し続ける。接点98sのa接点
がつながることでコイル部99cと発光ダイオード10
5が動作する。このとき接点99sはa接点がつながる
のでナースコール106が動作する。その後、例えばタ
イマー103を5秒にセットしてある場合、タイマー1
03が動きはじめて5秒後にはタイマー103の接点が
つながってコイル部100cを動作させコイル部100
cのb接点が離れる迄コイル部98cとタイマー103
とコイル部99cは切れて初期の状態にもどる。切替ス
イッチ95が右側に倒れて2タッチコールの状態となっ
ている場合の動作。センサ部96に触れるとコイル部9
7cが動作し接点97sのb接点が離れる。つづいてコ
イル部98cが動作するので接点98sがつながり(こ
のとき発光ダイオード104は点灯する。)接点97s
のb接点は離れるのでコイル部99cは動作せずナース
コール106は動作しない。この状態のまま5秒過ぎる
とタイマー103の動作により初期の状態にもどってし
まう。しかし、5秒以内にセンサ部96に再度タッチす
るとコイル部97cの電圧がなくなるのでコイル部97
cのb接点はつながりコイル部99cが動作してナース
コール106が動作するとともに発光ダイオード105
も点灯する。この状態も5秒後には初期の状態にもど
る。1タッチコールと2タッチコールとこれを生じさせ
る第1回路と第2回路を設けた主な理由は、顔の近くに
設置したセンサ部は寝返りなどで触れたり、ナースや介
護者が誤ってふれたりするがる可能性が大きく、これら
による誤動作を防止するためである。また、本当に重症
人である人は1度タッチするのが精一杯で、相当頑張ら
ないとタッチできないので、したがって寝返りなどの心
配はなく、1タッチで十分であり、実際数秒間に2タッ
チはコールできない場合が多かった。このナースコール
自体が重症者用であるが、その中でも比較的動ける人は
寝返りなどをするので2タッチがよい。 実施例7 図8は本発明の実施例7を示す断面図である。導電体か
らなる球形状の球状電極107は後部から開口穴108
があけられ、前部先端は貫通した接続穴109があいて
いて、球状電極107の前部は半円球状のタッチ部11
0となっていて後部はアーム111を接続するアーム接
続部112となっている。シールド線113の先端は芯
線114と外線115が絶縁された状態で露出されてい
て、芯線114は接続穴109に挿入されハンダ付けさ
れ、外線115は開口穴108内で球状電極107とは
静電容量を持つよう絶縁状態で固定されている。シール
ド線113は強靱曲がり難い固定部材116により動か
ないように固定されている。製造が簡単で安価にでき
る。また、球状電極の適宜な場所に発光ダイオードをは
め込む貫通したはめ込み穴を設け導線をアームなどを通
して接続すれば、ランプ付きのセンサとすることができ
る。球状電極は絶縁性の合成樹脂シート部材など防水機
能も持たせて包んでおくのが安全でよい。 実施例8 図9は本発明の実施例8を示す説明図である。敷板1に
立ち上がった立ち上がり部4に回動可能な調節部117
が蝶ナット19により取り付けられ、調節部117に第
1のセンサ部125を先端に設けた自在アーム13が取
り付けられている。自在アームの根元は制御部と接続す
るためのジャック122となっている。敷板1及び第1
のセンサ部125と分離してなる制御部ボックス119
には、前部に第1センサを接続するためのジャック12
2が設けられている。また側部には第2センサ群の各セ
ンサ部が取り付けられる第2センサ取付ジャック120
となっている。プラグ118、118を両端に設けた接
続線121の、該118、118を第1のセンサ部12
5のジャック122と制御部ボックス119のジャック
122に接続して使用する。 実施例9 図10は本発明の実施例9を示す説明図である。1枚の
板からなる敷板123の端方に制御部ボックス124が
設けられ、該124の上部に、第1のセンサ部125を
先端に設けた自在アーム13が立ち上げられている。部
品点数が少なくもっとも安価に提供できる。 実施例10 図11は本発明の実施例10を示す説明図である。敷板
123の適宜な場所に第1のセンサ部125を先端に設
けた自在アーム13が立ち上げら、根元のベース126
からはプラグ118が引き出されている。さらに敷板端
方に制御ボックス装着部127が設けられている。上部
にジャック122を設けた制御ボックス128を制御ボ
ックス装着部127に差し込み装着し、該122にプラ
グ118を差し込で使用する。 実施例11 図12は本発明の実施例11を示す説明図である。敷板
123の端方に第1のセンサ部125を先端に設けた自
在アーム13が立ち上げられ、根元のベース126から
はプラグ118が引き出されている。制御ボックス11
9は、制御ボックス装着部130を設けたクリップ12
9の該130に装着されて、ベットの手すりなどに取り
付けられている。ジャック122にプラグ118を差し
込で制御ボックス119と第1のセンサ部を接続して使
用する。 実施例12 図13は本発明の実施例12を示す説明図である。ナー
スや看護人などを呼び出すためのブザーや表示灯などの
表示部を設けた呼び出し手段を設けてなる親機に接続さ
れた小機側に接続される拡張小機134はは次のような
構成となっている。人体の働きかけを感知するセンサ部
132と、このセンサ部132の変化を検知して前記呼
び出し手段を作動させる制御部131と、前記小機側に
接続するための親機接続手段133とからなっている。 実施例13 図14は本発明の実施例13を示す説明図である。ナー
スや看護人などを呼び出すためのブザーや表示灯などの
表示部を設けた呼び出し手段を設けてなる親機に接続さ
れた小機側に接続される拡張小機135は次のような構
成となっている。センサ部132と、このセンサ部13
2の変化を検知して前記呼び出し手段を作動させる制御
部136と、この制御部136に設けられた前記センサ
部132の変化を検知する検知部137と、この検知部
137の検知信号により作動する、前記呼び出し手段の
呼び出し形態を設定する呼び出し形態設定部138と、
この呼び出し形態設定部138の呼び出し形態を設定す
る呼び出し形態設定スイッチ139と、前記小機側に接
続するための親機接続手段140とからなっている。
実施例14 図15は本発明の実施例14を示す説明図である。ナー
スや看護人などを呼び出すためのブザーや表示灯などの
表示部を設けた呼び出し手段を設けてなる親機に接続さ
れた小機側に接続される拡張小機142は以下のような
構成となっている。人体の働きかけを感知する第1のセ
ンサ部141と、人体の血圧の変化を感知する血圧セン
サや人体の心拍(脈拍)を感知する心拍センサや人体の
呼吸を感知する呼吸センサや人体の失禁を感知する失禁
センサや人体の体温を感知する体温センサなどからなる
第2のセンサ部群143と、 前記第1のセンサ部14
1の変化を検知する第1の検知部137、前記第2のセ
ンサ部群143の各センサ部の変化を検知する第2の検
知部群144をボックス146内に有し、該第1のセン
サ部141あるいは第2のセンサ部群143の変化を検
知して前記呼び出し手段を作動させる制御部145と、
前記小機側に接続するための親機接続手段133とから
なっている。第2のセンサ部群143の各センサ部はプ
ラグなどにより着脱可能にしておくのが好ましい。 実施例15 図16は本発明の実施例15を示す説明図である。拡張
小機147は第2の検知部群144をボックス146の
外側に有している点以外は、前記実施例14のものと同
じなので他の構成の説明は省略する。第2のセンサ部群
143の各センサ部と第2の検知部群144の各検知部
は一体にして、プラグなどによりボックス146に着脱
可能にしておくと、必要なセンサ部のみを取り付ければ
よく便利である。また、専門病院などは使用するセンサ
部の種類が特定されたりして、使用数に大きな相違が生
まれる。このよな場合にも、必要なセンサ部を必要な数
揃えることができ大変経済的である。 実施例16 図17は本発明の実施例16を示す説明図である。拡張
小機148は以下のような構成となっている。第1のボ
ックス152には、センサ部141が設続された制御部
150が収納され、該150に第1の接続手段151が
設けられている。第2のボックス153には、第2のセ
ンサ部群143と第2の検知部群144を有し、該14
4に第2の接続手段149が接続されている。第1の接
続手段151に第2の接続手段149を接続して使用す
る。第2の接続手段149は、第2のボックス153か
ら引き出されたリード線に設けるなどいろいろである。 実施例17 図18は本発明の実施例17を示す説明図である。拡張
小機154は以下のような構成となっている。第1ボッ
クス152には、第1のセンサ部125を先端に設けた
自在アーム13が取り付けられていて、該125は内設
した呼び出し形態設定部138を設けた制御部155に
接続されている。第1ボックス152は制御部155に
接続された第1の接続手段151が設けられている。第
2ボックス153には第2のセンサ部群143と第2の
接続手段149が設けられ、該143は第2の接続手段
149に接続されている。第1の接続手段151に第2
の接続手段149を接続して使用する。 実施例18 図19は本発明の実施例18を示す説明図である。拡張
小機159は以下に述べるような構成となっている。第
1のセンサ部125を先端に取り付けた自在アーム13
が制御部155に接続され、さらに該155にはリレー
75に接続されて親機接続手段が設けられている。ま
た、切替スイッチ76は切替ることにより、第1のセン
サ部125に人体が1回触れた(ワンタッチコール)の
を検知することによりリレー75を作動させる第1回路
77と、第1のセンサ部125に人体が一定時間内に2
回触れた(ツータッチコール)のを検知することにより
リレー75を作動させる第2回路78に連絡されてい
る。小機側160には親機からの接続線161に小機接
続手段154と既設の押しボタンスイッチ49とマイク
付きスイッチ156が並列接続されている。157はマ
イク、158は押しボタンスイッチである。 実施例19 図20は本発明の実施例19を示す説明図である。拡張
小機165は以下に述べるような構成となっている。第
1のセンサ部141の変化が検知されると鳴るように制
御されたブザー163が制御部164に接続されボック
ス166に取り付けられている。検知部137とリレー
75の間に親機との接続を切り離すための、所定の断線
時間を過ぎると接続状態に復帰するように制御されたタ
イマー付き切り離しスイッチ162が設けられている。 実施例20 図21は本発明の実施例20を示す説明図である。拡張
小機167は以下に述べるような構成となっている。ボ
ックス168に制御部169が収納され、該169には
センサ部141とジャック170が接続されている。小
機作動装置176は次のような構成となっている。リレ
ー174の制御側には、前記ジャック170に装着され
該174を前記制御部169によって作動させるための
プラグ172が接続され、スイッチ側には導線が接続さ
れ、該導線の一方の側には100ボルト用の電源プラグ
173が設けられ、もう一方の側には既設の小機の押し
ボタンスイッチを押すための既設小機作動手段175が
設けられている。171は既設小機側で、親機からの接
続線161には押しボタンスイッチ49とマイク付きス
イッチ156が接続されている。拡張小機167のジャ
ック170に小機作動装置176のプラグ172を差し
込み接続する。小機作動装置176の既設小機作動手段
175を例えばマイク付きスイッチ156に装着する。
センサ部141が人体の働きかけを感知すると、制御部
169はリレー174を作動させる。該174が作動す
ると既設小機作動手段175に100ボルト電流がなが
れ既設小機作動手段175が作動しマイク付きスイッチ
156を押す。親機の呼び出し手段が作動する。 実施例21 図22は本発明の実施例21を示す一部切り欠き説明図
である。拡張小機167には、ナットが螺刻されたジャ
ック185が設けられている。小機作動装置177は次
のような構成となっている。内設されたリレー174の
制御側には、前記ジャック185に装着され該174を
制御部169によって作動させるための固定ナットを設
けたプラグ180が接続され、スイッチ側には100ボ
ルト用の電源プラグ173が設けられ、もう一方の側に
は既設の小機の押しボタンスイッチを押すためのソレノ
イドからなる既設小機作動手段186(179は可動
棒)が設けられている。さらに、小機作動装置177に
は小機181に固定するための固定ナット178が設け
られている。小機181は、前記固定ナットをねじ込む
雄ねじ182が螺刻され、内部には内部側押しボタンス
イッチ183が設けられ、外側には外側押しボタンスイ
ッチ184が設けられたいる。親機からの接続線161
に小機181を接続する。小機作動装置177を小機1
81に固定ナット178と雄ねじ182を介して接続し
固定する。拡張小機167のジャック185にプラグ1
80を装着する。100ボルトコンセントに電源プラグ
173を接続する。センサ部が人体の働きかけを感知す
ると、制御部169はリレー174を作動させ、既設小
機作動手段186に100ボルトの電流を流し、該18
6を作動させる、可動棒179が押し出され小機181
の内部側押しボタンスイッチ183を押す。親機の呼び
出し手段が作動する。小機181から既設小機作動手段
186と拡張小機167を取り外した状態でも、該18
1の外側押しボタンスイッチ184を指で押して使用で
きる。 実施例22 図23は本発明の実施例22を示す説明図である。拡張
小機134は実施例12で説明してあるので説明を省略
する。マイク付きスイッチ187には拡張小機134の
プラグ133を接続するためのジャック188が設けら
れ、親機からの接続線161と並列接続になるようにな
っている。 実施例23 図24は本発明の実施例23を示す説明図である。拡張
小機142(本実施例の場合は小機として使用。)は実
施例14で説明してあるので説明を省略する。また、プ
ラグ133は取付ずに、親機189に接続されている。
親機189には、拡張小機142の検出信号を受信し
て、検出信号がどの拡張小機からのものか、検出信号が
どのセンサ部からのものかを識別しする制御部193
と、この制御部193の識別に基づいて、必要な表示を
行なう表示部分192a〜192eを設けた表示部19
1と、呼び出し手段であるブザー190が設けられてい
る。センサ部が異常や人体の働きかけを感知すると、拡
張小機142から検出信号が発せられ、この検出信号を
制御部193が受信、小機の特定、感知センサ部の特定
を行ない、ブザー190を鳴らすとともに、特定された
小機に対応する表示部191の表示部分192a〜のい
ずれかあるいは複数を作動させる。 実施例24 図25は本発明の実施例25の圧力センサ部を示す拡大
断面図、図26は同じ実施例24を示す斜視図である。
圧力センサ部194は以下に述べるような構成となって
いる。この圧力センサは圧力センサの一例である。先端
に突出したストロー取付口195が設けられた容器体1
96の中央に弾性薄膜197が該196内に第1室19
8、第2室199に二分するように設けられている。第
1室198、第2室199には、弾性薄膜197に押さ
れて可動するアーム200と、この200に押されて作
動するスイッチ201が設けられている。202はスイ
ッチ201が作動したことを知らせる発光ダイオード、
203はリード線、204は自在アーム、205は抗菌
処理が施されたストローである。図26において、敷板
1の取り付けられたコントロールボックス8にアーム2
04が取り付けられ、該204の先端に圧力センサ部1
94が取り付けられ、ストロー取付口195にストロー
205が装着されている。ストロー205の先端には柔
軟性部材からなる略中央にストロー通し穴を設けた薄円
盤形状の、唇からストローが抜けるのを防止する抜け防
止具206が取り付けてある。患者がストロー205の
先端を唇に加え、唇を塞ぎ口内の中の圧力を上げるか下
げるかする。口内の圧力を上げると、弾性薄膜197が
第2室199のほうに膨らみ、該199内のアーム20
0を押し上げスイッチ201が入り、親機の呼び出し手
段が作動する。口内の圧力を下げると、弾性薄膜197
が第1室198のほうに膨らみ、該198内のアーム2
00を押し上げスイッチ201が入り、親機の呼び出し
手段が作動する。圧力センサ部にプラグを設けアームの
先端にジャックを設け、他のセンサ部にもプラグを設け
ることにより、センサ部を取り替えて使用できるように
すると便利である。ストローは一般的に販売されいるも
のを使用できるようにするのがよい。また、先端の途中
を円盤状に拡径した抜け防止部を一体的に形成したスト
ローもよい。 実施例25 図27は本発明のセンサ部に圧力センサを使用した場合
の回路図例である。 1.(C)スイッチは左側に倒すと、ストローを吸って
も吹いてもR1が動作し、 呼び出し手段を作動させ
る。 2.(C)スイッチを右側に倒すと、ストローを吹くと
R1が動作し呼び出し手段を作動させ、吸うとR2が自
己保持しながら外部機器を点灯させる。次に吹くと自己
保持は解除され外部機器を消燈させる。 実施例26 図28は本発明の実施例26を示す説明図である。集中
管理をする親機とベットごとに取り付けられた小機とか
らなるナースコール装置などの呼び出し装置の親機に取
り付ける親機側拡張装置207は次のような構成となっ
ている。親機に設けられたブザーなどの呼び出し手段の
呼び出し形態音を感知するマイク208と、前記呼び出
し形態音に対応した表示を行なう表示部分209a〜2
09eを設けた表示部210と、感知した呼び出し形態
音を検知、識別して表示部分209a〜209eを作動
させる制御部211とからなっている。制御部211で
は、ブザー音の特性を認識させ、この認識させた特性の
みを検出するように、特性記憶部と、記憶された特性と
感知音を対比する対比部を設けるとよい。このような構
成にすることにより、誤動作のない装置とすることがで
きる。例えば実施例14(図15)に示した拡張小機1
42を小機として親機に接続した場合次のように作用す
る。拡張小機142の各センサ部はそれぞれ検出信号に
特徴を持たせた呼び出し形態を持たせてある。したがっ
て、親機のブザーは検出信号に基づいた特徴のあるなり
方をする。このなり方を制御部211が識別し、呼び出
し形態に対応した表示部分209a〜209eを作動さ
せる。 実施例27 図29は本発明の実施例27を示す説明図である。拡張
小機212は数ある既設の小機の5番ベットに取り付け
た場合を例として説明する。拡張小機212は次のよう
な構成となっている。制御部214に第1のセンサ部1
41と心拍センサ部143a、血圧センサ部143b、
呼吸センサ部143c、体温センサ部143d、失禁セ
ンサ部143eからなる第2のセンサ部群が接続されて
いる。さらに、制御部214には第1の接続手段224
と第2の接続手段215が設けられている。第1の接続
手段224は、親機からの接続線161に並列に接続し
て親機220のブザー224と表示部分222を作動さ
せるためのリレー213を設けたものである。第2の接
続手段215は、親機からの接続手段161の共通線2
16に接続され、第1センサ部群143での感知を電波
にして親機側拡張装置223に送信するためのものであ
る。親機側拡張装置223は次のような構成となってい
る。制御部218に共通線216に接続される接続手段
217が設けられている。さらに、制御部218に制御
され、拡張小機212から送信された電波に基づいて対
応する表示を行なう、心拍表示灯209a、血圧表示灯
209b、呼吸表示灯209c、体温表示灯209d、
失禁表示灯209eからなる表示部209が設けられて
いる。例えば、小機の5番ベットに取り付けられた拡張
小機212の失禁センサ部143eが失禁を感知したと
する。制御部212は失禁センサ部143eの感知を検
知すると、第1の動作と第2の動作を同時に行なう。第
1の動作は、リレー213を作動させて親機からの接続
線161を接続状態にし、親機221のブザー224を
作動させ、5番ベット表示部分222の5を作動させ
る。第2の動作は、制御部は失禁センサ部143eの感
知であることを識別し、電波の形態を失禁センサ部14
3e形態にして、共通線216を介して親機側拡張装置
223に送信する。受信した制御部218は、電波の形
態に基づいて失禁表示灯209eを作動させる。これに
より、ナース等は5番ベットの患者が失禁したことを知
ることができる。 本実施例の親機側拡張装置と拡張小
機を適宜な数、呼び出し装置に取り付けるだけで、簡単
な施工と安価な装置購入費で、既設の呼び出し装置をよ
り敏速で的確な患者対応が行なえる呼び出し装置に強化
することができる。 実施例28 図30は本発明の実施例28を示す説明図である。拡張
小機147は実施例15(図16)で説明してあるので
説明を省略す。既設の親機225はベット番号を記入し
たベット番号部226と該226の呼び出し表示を行な
う表示灯227からなっている。親機側拡張装置228
は、制御ボックス239と表示板232と表示板取付盤
237からなっている。制御ボックス239に制御部2
38が収納され、該制御ボックス239の表面には感知
形態を示す表示形態文字掲示部230が設けられ、その
下に感知形態を色分けして表示した表示形態色別掲示部
231が設けられている。制御部238から出た接続線
229は親機225の適宜な線に接続されている。さら
に、制御部238は表示板232に接続され、表示板2
32には表示形態色別掲示部231と同じ色順で色別表
示灯が設けられ、更に、光センサ部227が設けられい
る。この光センサ部227は制御部238に接続されて
いる。表示板232には表示板取付盤237に取り付け
場所を調節るための調節穴240が設けられている。表
示板取付盤237には表示板取付固定部237が多数設
けられ、表示板232の取付場所を親機225のベット
番号部226に対応した場所にできるようにされてい
る。表示板取付盤237は親機225の側部に固定す
る。センサ部が感知すると拡張小機141から呼び出し
形態信号が親機225に対して発せられる。親機225
の対応する表示灯227が点滅する。制御部238では
呼び出し形態信号が受信と光センサ部227による表示
灯227の点滅が感知され、この二つの情報に基づき制
御部238は対応する表示板232の対応する色別表示
灯233を点滅させる。
【0008】
【発明の効果】本発明の呼び出し装置は前述したような
構成となっているので、以下に述べるような効果を奏す
る。 (1)ナースや看護人などを呼び出すためのブザーや表
示灯などの表示部を設けた呼び出し手段を設けてなる親
機に接続された小機側に接続される拡張小機であって、
人体の働きかけを感知するセンサ部と、このセンサ部の
変化を検知して前記呼び出し手段を作動させる制御部
と、前記小機側に接続するための親機接続手段とからな
る呼び出し装置の効果。イ.親機接続手段を設けてある
ので、既設の押しボタンスイッチやマイクなどからなる
小機を外すことなく、該既設の小機側に拡張小機を例え
ば並列接続するだけの簡単な作業で追加でき大変便利で
ある。また、既設の装置をそのまま使用できるととも
に、重症患者などの入る必要なベットのみに取り付ける
ことができるし、1台を試験的に購入し使用してみてか
ら必要台数を購入するとか、少しずつ増やして行くとか
できるので大変経済的である。呼び出し装置を新設する
場合も、後で必要に応じて拡張小機を追加して行くこと
ができるのでリスクが少なく負担が軽い上に、最初から
多機能で高価な装置を設置しなくてよくこの点でも軽負
担である。当然既設の押しボタンスイッチなどは従来ど
おりしようできる。ロ.病院によっては扱う患者の種類
にばらつきがあるが、病院の患者の種類に対応したセン
サ部を設けた拡張小機を適宜な数揃えて行くことができ
るので、無駄がなく経済的で大変便利である。 以下で説明する請求項に記載の発明の同一の構成につい
ては説明を省略する。 (2)ナースや看護人などを呼び出すためのブザーや表
示灯などの表示部を設けた呼び出し手段を設けてなる親
機に接続された小機側に接続される拡張小機であって、
人体の働きかけを感知するセンサ部と、このセンサ部の
変化を検知して前記呼び出し手段を作動させる制御部
と、この制御部に設けられた前記センサ部の変化を検知
する検知部と、この検知部の検知信号により作動する、
前記呼び出し手段の呼び出し形態を設定する呼び出し形
態設定部と、この呼び出し形態設定部の呼び出し形態を
設定する呼び出し形態設定スイッチと、前記小機側に接
続するための親機接続手段とからなる呼び出し装置の効
果。呼び出し形態スイッチを患者の症状に該当する形態
に設定することにより、既設の親機の呼び出し手段で
も、例えばブザーの鳴り方を複数形態にすることがで
き、どのような症状の患者が呼び出しているのか分かる
ので、ナース等の対応をより的確なものとすることがで
きる。また、呼び出し形態の中に「緊急応援要員要請」
の形態と呼び出し形態スイッチを設けておけば、患者に
対応しながらにして応援要員を要請することができるな
どのこともできる。呼び出し形態スイッチの一つ「緊急
応援要員要請スイッチ」にしてもよいことは言うまでも
ない。 (3)ナースや看護人などを呼び出すためのブザーや表
示灯などの表示部を設けた呼び出し手段を設けてなる親
機に接続される小機であって、人体の働きかけを感知す
る第1のセンサ部と、人体の血圧の変化を感知する血圧
センサや人体の心拍(脈拍)を感知する心拍センサや人
体の呼吸を感知する呼吸センサや人体の失禁を感知する
失禁センサや人体の体温を感知する体温センサなどから
なる第2のセンサ部群と、前記第1のセンサ部の変化を
検知する第1の検知部、前記第2のセンサ部群の各セン
サ部の変化を検知する第2の検知部群を有し、該第1の
センサ部あるいは該第2のセンサ部群の変化を検知して
前記呼び出し手段を作動させる制御部と、前記小機側に
接続するための親機接続手段とからなる呼び出し装置の
効果。第1のセンサ部が人体の働きかけを感知しあるい
は第2のセンサ部群が対応する変化を感知すると、親機
の呼び出し手段が作動するので、患者に装着したセンサ
部がなんであるかを親機側に表示しておけば、呼び出し
ている患者の異常をいち早く知ることができ容態の異常
をきたした初期の段階で対応できる。また、各検知部の
発する検知信号形態を違うものにすることにより、検知
信号形態によって親機の呼び出し手段の例えばブザーの
鳴り方を違うようにできる。すなわち、ブザーの鳴り方
によって、患者が呼んだのか、心伯に異常をきたしてい
るのか、呼吸が異常なのか、体温が異常なのか、失禁し
たのかなどをナース等がブザー音で初期の段階で知るこ
とができるようになるので、より的確で敏速な対応がで
き大変便利である。センサ部あるいはセンサと検知部は
プラグなどの接続手段で着脱可能にしたものが好まし
い。こうすることにより患者の症状に対応した必要なセ
ンサ部のみを拡張小機に取り付けて使用できる。プラグ
などの接続手段は例えば径の違うものにして、誤接続が
ないようにするのが好ましい。 (4)ナースや看護人などを呼び出すためのブザーや表
示灯などの表示部を設けた呼び出し手段を設けてなる親
機に接続された小機側に接続される拡張小機であって、
人体の働きかけを感知する第1のセンサ部と、人体の血
圧の変化を感知する血圧センサや人体の心拍(脈拍)を
感知する心拍センサや人体の呼吸を感知する呼吸センサ
や人体の失禁を感知する失禁センサや人体の体温を感知
する体温センサなどからなる第2のセンサ部群と、前記
第1のセンサ部あるいは第2のセンサ部群の変化を検知
して呼び出し手段の動作形態を設定する呼び出し形態設
定部と、この呼び出し形態設定部を有し、該呼び出し形
態設定部の識別に基づいて前記呼び出し手段を作動させ
る制御部と、前記小機側に接続するための親機接続手段
とからなる呼び出し装置の効果。呼び出し形態設定部で
感知したセンサ部に対応した呼び出し形態を設定し、制
御部は設定された呼び出し形態に対応した形態で、親機
の呼び出し手段を作動させるので、呼び出し手段の作動
や動作のしかたにより、患者が呼んだのか、心伯に異常
をきたしているのか、呼吸が異常なのか、体温が異常な
のか、失禁したのかなどをナース等が初期の段階で知る
ことができ、患者の異常が初期の段階でより的確で敏速
な対応ができる。 (5)前記()2、3又は4記載の呼び出し装置におい
て、制御部に第1の接続手段を設け、該制御部を収納し
前記第1の接続手段を有する第1のボックスを設け、第
2のセンサ部群が接続されたコネクターなどからなる前
記第1の接続手段と接続される第2の接続手段を設け、
該第2のセンサ部群と該第2の接続手段を有する第2の
ボックスとを設けてなる呼び出し装置の効果。第1のボ
ックスと第2のボックスの必要度は違うので、それぞれ
適宜な数準備しておけばよく、無駄な経費を削減できる
のでより経済的である。 (6)人体の働きかけを感知する第1のセンサ部と、人
体の血圧の変化を感知する血圧センサや人体の心拍(脈
拍)を感知する心拍センサや人体の呼吸を感知する呼吸
センサや人体の失禁を感知する失禁センサや人体の体温
を感知する体温センサなどからなる第2のセンサ部群
と、前記第1のセンサ部の変化を検知する第1の検知部
と、前記第2のセンサ部群の各センサ部の変化を検知す
る第2の検知部群と、前記第1のセンサ部、前記第2の
センサ部群、前記第1の検知部、前記第2の検知部群を
有し、前記第1のセンサ部あるいは前記第2のセンサ部
群の変化を検知してナースや看護人を呼び出すためのブ
ザーや表示灯を設けた呼び出し手段を作動させる制御部
からなる小機と、この小機が接続された、前記第1の検
知部と前記第2の検知部群の発する検知信号形態に対応
した表示を行なう表示部を設けた呼び出し手段を設けて
なる親機と、前記検知信号形態に基づいて前記呼び出し
手段の所定の前記表示部を作動させる親機側制御部とか
らなる呼び出し装置の効果。作動した表示部により、患
者が呼んだのか、心伯に異常をきたしているのか、呼吸
が異常なのか、体温が異常なのか、失禁したのかなどを
ナース等が初期の段階で知ることができるので、患者の
異常が初期の段階でより正確で敏速な対応ができる。 (7)前記()1、2、3、4、5、6又は7記載の呼
び出し装置において、センサ部あるいは第1のセンサ部
が、高さや方向等を調節できるアームの先端方に設けら
れてなる呼び出し装置の効果。アームを調節することに
より、センサ部を最適な場所に設定することができるの
で便利である。 (8)前記()1、2、3、4、5、6、7又は8記載
の呼び出し装置において、制御部によって開閉されるリ
レーなどの開閉手段を設け、この開閉手段に親機等を接
続するための親機接続手段を接続してなる呼び出し装置
の効果。制御部が微弱電圧で動作している場合など、動
作電圧の高い呼び出し手段を作動させる場合に便利であ
る。また、既設の呼び出し装置によっては呼び出し手段
の動作電圧がまちまちである場合でも、開閉手段の耐電
圧能力を高いものにしておけば、あらゆる既設の呼び出
し装置に接続して使用できるの便利である。 (9)ナースや看護人などを呼び出すためのブザーや表
示灯などの表示部を設けた呼び出し手段を設けてなる親
機に接続される拡張小機であって、高さや方向等が調節
できるアームと、このアームの適宜な場所に設けた、人
体が近づいたり触れると感知するセンサ部と、このセン
サ部の変化を検知してリレーなどの開閉手段を作動させ
る制御部と、前記小機側に接続するための親機接続手段
とからなる呼び出し装置の効果。アームを調節すること
により、センサ部を簡単に最適な場所に設定することが
でき使用し易い。 (10)ナースや看護人などを呼び出すためのブザーや
表示灯などの表示部を設けた呼び出し手段を設けてなる
親機に接続された小機側に接続される拡張小機であっ
て、高さや方向等が調節できるアームと、このアームの
適宜な場所に設けた、人体が近づいたり触れると感知す
るセンサ部と、このセンサ部の変化を一定時間内に複数
回検知するとリレーなどの開閉手段を作動させる制御部
と、前記開閉手段に接続された、前記小機側に接続する
ための親機接続手段とからなる呼び出し装置の効果。セ
ンサ部に指などの人体が近づいたいり接触するとおこる
容量等の変化を制御部が検知しすることによってコール
が行なわれるので、センサ部に指や顔などの人体が触れ
るだけでコールができ、このセンサ部が向きや高さなど
を調節できるアームに取り付けてあるので、センサ部を
頬や顎などの近くに近づけて固定することができる。こ
れにより、手でナースコールの押しボタンスイッチを押
せない患者等でも、比較的に容易にできる首を少し振る
というほんの少しの動作によりコールを可能とした。ま
た、手が動くのだけれど握力がない患者等には、センサ
部を患者等の視野の中に入るようにセットすることで、
かざした手を自分の目で確認しながらタッチして利用で
きた。センサ部の変化を一定時間内に複数回検知する
と、例えば3秒以内に2回センサ部に頬等が触れるとナ
ースセンターの呼び出し手段を作動させるので、患者等
が寝返りなどでをしてセンサ部に1回は誤って触れても
コールしないので、誤接触に誤動作を回避できる。以上
のように、今までナースコールを使えなかった患者等も
簡単な操作でコールできるようになり、また、重症度に
応じたコールを可能としたのである。また、頬や顎の近
い場所にセンサ部をセットした場合は、消燈などの暗闇
の中でも確実にコールできるようになる。 (11)ナースや看護人などを呼び出すためのブザーや
表示灯などの表示部を設けた呼び出し手段を設けてなる
親機に接続された小機側に接続される拡張小機であっ
て、高さや方向等が調節できるアームと、このアームの
適宜な場所に設けた、人体が近づいたり触れると感知す
るセンサ部と、このセンサ部の変化を検知してリレーな
どの開閉手段を作動させる制御部と、前記センサ部の変
化を一回検知すると前記開閉手段を作動させる第1回路
と、前記センサ部の変化を一定時間内に複数回検知する
と前記開閉手段を作動させる第2回路と、前記第1回路
と第2回路を切り替える回路切替スイッチと、前記開閉
手段に接続された、前記小機側に接続するための親機接
続手段とからなる呼び出し装置の効果。また、寝返りな
どにより1回触れても作動しないので、寝返りなどによ
る誤動作を回避することができる。ワンタッチコール
(第1回路)とツータッチコール(第2回路)と切り替
えることで、重症度に合わせた対応が可能となった。実
際に相当重症の筋萎縮性側索硬化症患者と、寝返りがで
きる比較的軽症の患者とでワンタッチコールとツータッ
チコールを切替て使用でき、1台の拡張小機で両者の症
状に応じた対応ができた。 (12)方向が調節できるアームの適宜な場所に設けた
人体を近づけたり触ると変化する静電容量を感知するセ
ンサ部、このセンサ部の変化を検知してナースや看護人
などを呼び出すためのブザーや表示灯などの表示部を設
けた呼び出し手段を作動させる制御部とからなる小機
と、この小機が接続された、前記呼び出し手段を設けた
親機とからなる呼び出し装置の効果。センサ部が静電容
量の変化を感知するセンサを制御部となっているので、
温度や振動や、明るさなどの条件によって誤動作するこ
とがなく、頬や手で軽く触れるだけで確実に呼び出すこ
とができる。で検知して、呼び出し手段をを一回検知す
るとスイッチなどの開閉動作を行なう (13)前記()1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11又は12記載の呼び出し装置において、
センサ部あるいは第1のセンサ部の変化が検知されると
鳴るように制御されたブザーが患者等の聞こえる場所に
設けられ、親機との接続を切り離したり接続したりする
ための切り離しスイッチが設けられてなる呼び出し装置
の効果。切り離しスイッチで親機と絶縁させると、セン
サ部に触れても呼び出し手段は作動しない。医者などの
質問ん患者が首を振るなどしてセンサ部にさわり、ブザ
ーを鳴らして意志を伝えることができ大変便利である。 (14)前記()1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11又は12記載の呼び出し装置において、
センサ部あるいは第1のセンサ部の変化が検知されると
鳴るように制御されたブザーが患者等の聞こえる場所に
設けられ、親機との接続を切り離すための、所定の断線
時間を過ぎると接続状態に復帰するように制御された切
り離しスイッチを設けた呼び出し装置の効果。切り離し
スイッチにより拡張小機あるいは小機と親機が絶縁状態
になっても、一定時間が経過すると、自動的に絶縁状態
が解除され導通状態となるので、切り忘れによる装置の
不動作を防ぐことができ安全である。 (15)前記()1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11、12、13又は14記載の呼び出し装
置において、センサ部あるいは第1のセンサ部の変化を
検知すると鳴るように制御されたブザーを、患者等の聞
こえる場所に設けた呼び出し装置の効果。センサ部に触
れた患者等の耳元近くでブザーがなり、患者等自身にコ
ール中であることを知らせるので、患者等はすぐに安心
し精神状態を安定したものにできる。 (16)前記()1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11、12、13、14又は15記載の呼び
出し装置において、親機接続手段が親機の側に設けた小
機接続手段と着脱可能なプラグやジャックやコンセント
やコネクターなどからなる接続器で構成されてなる呼び
出し装置の効果。患者等の状態により必要な場合に呼び
出し装置を簡単に取り付けて使用することができるの
で、適宜な数の呼び出し装置を準備しておけば、対応で
きるので大変経済的である。また、全てのベットの小機
側に例えばプラグを取り付けておけば、どのベットにも
必要に応じて拡張小機を取り付けることができ、患者等
の容態に応じてベットを探した準備する必要がないので
大変便利である。呼び出し装置を取り外しても、押しボ
タンスイッチによるコールは従来どおり行なえるので便
利である。 (17)前記()1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11、12、13、14、15又は16記載
の呼び出し装置において、親機接続手段が、既設の押し
ボタンスイッチなどの既設の小機を作動させるためのソ
レノイドや音発生器や振動発生器などからなる既設小機
作動手段である呼び出し装置の効果。既設の呼び出し装
置に一切細工をすることなく、拡張小機をとりつけて使
用できるので便利である。 (18)前記()1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11、12、13、14、15、16又は1
7記載の呼び出し装置において、患者等の枕の下に敷く
敷板の適宜な場所に制御部を収納したボックスを設け、
このボックスに自在に方向を調節することができるアー
ムを設け、このアームの先端方にセンサ部あるいは第1
のセンサ部を設けてなる呼び出し装置の効果。敷板を患
者等の枕の下に敷くだけで拡張小機ををベットに取付固
定できるので、取付・撤去操作が誰でも簡単にスピーデ
ィーに行なうことができ、軽いので一人で簡単に持ち運
びでき大変便利である。また、構造が簡単で部品が安価
なのでコストの安いものを提供できる。 (19)前記()1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11、12、13、14、15、16、17
又は18記載の呼び出し装置において、患者等の枕の下
に敷く敷板の適宜な場所に自在に方向を調節することが
できるアームを設け、このアームの先端方にセンサ部あ
るいは第1のセンサ部を先端方に設け、このセンサ部に
制御部に接続するための着脱可能な接続手段を設けてな
る呼び出し装置の効果。敷板と制御部が分離していて、
着脱可能な接続手段により接続されているので、例えば
制御部側に設けられた第2のセンサ部群の失禁センサ部
みを使用する場合、ベットの手すりの中程に制御部を取
り付け、失禁センサ部のみを尻の下などに置けるので、
より柔軟に使用条件に適した使用や取付ができ便利であ
る。 (20)前記()1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11、12、13、14、15、16、1
7、18又は19記載の呼び出し装置において、センサ
部あるいは第1のセンサ部に、人体が触れると点滅する
ようにした発光ダイオードなどの発光体を設けた呼び出
し装置の効果。光る発光体を速やかに確認でき、センサ
部に速やかに触れることができ、消燈などの暗闇やみや
薄暗い場所でも中でも安心であり、手の感覚が鈍ってい
る患者でも、点滅により目で触れたことが確認でき疑心
暗鬼な苛立ちを防止することができる。 (21)前記()1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11、12、13、14、15、16、1
7、18、19又は20記載の呼び出し装置において、
センサ部あるいは第1のセンサ部の人体が接触するタッ
チ部分が略球面形状をした球面型導体であることを特徴
とする呼び出し装置の効果。タッチ部分が横前のどこに
でもあるので、間違いなくタッチしてコールでき、見た
目もよいので使用しやすい。また、頬などにあたっても
球面なので傷つける心配がなく安心して使用でき安全で
ある。また、球面型導体の一部や全部にアルミ箔などを
簡単に巻き付るなどして固定でき、タッチ部分大きくし
たり長くしたりしてきるので、より患者等の容態に適応
した状態にタッチ部分を変化させることができ大変便利
である。 (22)前記()1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11、12、13、14、15、16、1
7、18、19、20又は21記載の呼び出し装置にお
いて、センサ部あるいは第1のセンサ部が静電容量を持
つように絶縁された二つの導体(電極)からなる呼び出
し装置もよい。センサ部が静電容量を持つように絶縁さ
れた二つの導体(電極)からなるものは、明るさ、気
温、湿度、振動、雑音などの条件で静電容量が変化する
ことがないので誤動作しない。したがって、ナースコー
ル装置に使用した場合、明るさ、気温などの条件に左右
されず、人体が触れたときに確実にコールできる安定性
があり安心して使用できる。 (24)前記()1、2、3、4、5、6、7、8、
9、10、11、12、13、14、15、16、1
7、18、19、20、21、22又は23記載の呼び
出し装置において、センサ部あるいは第1のセンサ部が
気圧の変化を感知する圧力センサ部と、この圧力センサ
部に着脱自在に取り付けられる、口にくわえるストロー
とからなる呼び出し装置の効果。交通事故などでの負傷
により、腕も首も動かせない状態の患者などの場合に、
主にストローを口にくわえて使用する。口にくわえたス
トローを少し強めに吹くなり吸うと、圧力センサ部が感
知しこの変化を制御部が検知し呼び出し手段を作動させ
る。ストローは着脱かのうなので適宜に交換でき衛生的
であり安心である。 (25)前記(24)記載の呼び出し装置において、ス
トローが抗菌処理が施された抗菌ストローである呼び出
し装置の効果。ストローが抗菌処理されているので、病
原菌がストローを伝って圧力センサ部に及ぶことがな
く、ストローを交換すれば違う患者にも安心して使用で
き、より安全で安心である。本発明のタッチ式センサは
前述したような構成となっているので、以下に述べるよ
うな効果を奏する。 (26)人体が接触する略球面形状をした球面型導体
(電極)からなるタッチ電極と、このタッチ電極とは絶
縁され該タッチ電極に近設された導体(電極)と、この
導体と前記タッチ電極間に静電容量を持たせるように構
成されてなるタッチいる。式センサの効果。ッチ部分が
横前のどこにでもあるので、間違いなくタッチしてコー
ルでき、見た目もよいので使用しやすい。また、頬など
にあたっても球面なので傷つける心配がなく安心して使
用できる。また、球面型導体の一部や全部にアルミ箔な
どを簡単に巻き付るなどして、タッチ部分大きくしたり
長くしたりできるので、より患者等の容態に適応した状
態にタッチ部分を変化させることができ大変便利であ
る。 (27)人体が接触する略球面形状をした球面型導体
(電極)からなるタッチ電極と、このタッチ電極とは絶
縁され該タッチ電極に近設された導体(電極)と、前記
タッチ電極に設けた発光ダイオードなどの発光体と、前
記導体と前記タッチ電極間に静電容量を持たせるよう設
けてなるタッチ式センサの効果。暗闇や暗がりでも速や
かにセンサ部を発見でき、速やかにセンサ部にタッチし
コールすることができ、いらぬ心労を患者等に与えるこ
とがないので、病状を悪化させるとがない。 (28)前記()24又は25記載のタッチ式センサに
おいて、自在アームの先端に球面型導体(電極)からな
るタッチ電極を設けたタッチ式センサの効果。自在アー
ムの根元を固定し自在アームを手で簡単に曲げることが
でき、誰でもセンサ部を目的の場所に速やかにセットで
きるので、ナース等の大きな負担になることがない。本
発明の呼び出し装置の親機側拡張装置は次のような構成
となっているので、以下に述べるような効果を奏する。 (29)集中管理をする親機とベットごとに取り付けら
れた端末からなる小機からなるナースコール装置などの
呼び出し装置の親機側に取り付ける拡張装置であって、
ブザーなどの呼び出し手段の呼び出し形態音を感知する
振動センサなどからなるセンサ部と、前記呼び出し形態
音に対応した表示を行なう表示部分を設けた表示部と、
感知した呼び出し形態音を検知、識別して前記表示部の
前記表示部分を作動させる制御部とからなっている呼び
出し装置の親機側拡張装置の効果。例えば、親機に設け
られた呼び出し手段がブザーである場合。センサ部がブ
ザー音を感知する振動センサからなる拡張装置を適宜な
場所に設け、センサ部をブザーのブザー音を感知する適
宜な場所に設置することにより、拡張小機から発せられ
た呼び出し形態に基づいて、親機のブザーが鳴ると、ブ
ザー音の形態をセンサ部が感知しこの変化を制御部は検
知し識別して、呼び出し形態に対応した表示部分を作動
させる。すなわち、患者の異常を初期の段階でナース等
が知ることができ、患者の異常をきたした初期の段階か
ら的確で敏速な対応ができる。既設の呼び出し装置をそ
のまま使用しながら、簡単な取付工事のみで、より高度
な対応ができる装置にグレードアップできる。 (30)集中管理をする親機とベットごとに取り付けら
れた端末からなる小機からなるナースコール装置などの
呼び出し装置の親機側に取り付ける拡張装置であって、
親機と小機を繋ぐ接続線の共通線などに接続するための
接続手段と、呼び出し形態信号などに対応した表示を行
なう表示部分を設けた表示部と、受信した呼び出し形態
信号などに基づいて前記表示部の前記表示部分を作動さ
せる制御部とからなることを特徴とする呼び出し装置の
親機側拡張装置の効果。既設の接続線に接続するだけの
簡単な施工で取り付けることができ、センサ部がないの
でより安価な親機側拡張装置を提供でき、表示部分の動
作もより誤差のないものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1を示す斜視図。
【図2】 本発明の実施例1のセンサ部とアームを示す
拡大部分断面図。
【図3】 本発明の実施例2の使用状態を示す説明図。
【図4】 本発明の実施例3を示す説明図。
【図5】 本発明の実施例4を示す構成図。
【図6】 本発明の制御部の一実施例を示す回路図。
【図7】 本発明の制御回路の一実施例を示す回路図。
【図8】 本発明の実施例7を示す断面図。
【図9】 本発明の実施例8を示す説明図。
【図10】 本発明の実施例9を示す説明図。
【図11】 本発明の実施例10を示す説明図。
【図12】 本発明の実施例11を示す説明図。
【図13】 本発明の実施例12を示す説明図。
【図14】 本発明の実施例13を示す説明図。
【図15】 本発明の実施例14を示す説明図。
【図16】 本発明の実施例15を示す説明図。
【図17】 本発明の実施例16を示す説明図。
【図18】 本発明の実施例17を示す説明図。
【図19】 本発明の実施例18を示す説明図。
【図20】 本発明の実施例19を示す説明図。
【図21】 本発明の実施例20を示す説明図。
【図22】 本発明の実施例21を示す一部切り欠き説
明図。
【図23】 本発明の実施例22を示す説明図。
【図24】 本発明の実施例23を示す説明図。
【図25】 本発明の実施例24の圧力センサを示す拡
大断面図。
【図26】 本発明の実施例24を示す斜視図。
【図27】 本発明のセンサ部に圧力センサを使用した
場合の回路図例である。
【図28】 本発明の実施例25を示す説明図。
【図29】 本発明の実施例27を示す説明図。
【図30】 本発明の実施例28を示す説明図。
【符号の説明】
1−−−−−−−敷板 2−−−−−−−敷部分 3−−−−−−−倒れ防止部分 4−−−−−−−立ち上がり部 5−−−−−−−ボックス取付台 6−−−−−−−立ち下がり部分 7−−−−−−−取付部分 8−−−−−−−コントロールボックス 9−−−−−−−電源スイッチ 10−−−−−−−切替スイッチ 11−−−−−−−ランプ 12−−−−−−−ランプ 13−−−−−−−自在アーム 14−−−−−−−球状電極 15−−−−−−−タッチ部分 16−−−−−−−センサ部 17−−−−−−−電源ジャック 18−−−−−−−ブザージャック 19−−−−−−−蝶ボルト 20−−−−−−−ナット 21−−−−−−−開口穴 22−−−−−−−ナット 23−−−−−−−棒状導電体 24−−−−−−−胴体 25−−−−−−−ボルト 26−−−−−−−絶縁体 27−−−−−−−内側電極 28−−−−−−−シールド線 29−−−−−−−芯線 30−−−−−−−外線 31−−−−−−−絶縁樹脂 32−−−−−−−銅棒 33−−−−−−−アーム取付部分 34−−−−−−−柔軟性樹脂製被覆 35−−−−−−−被覆 36−−−−−−−被覆 37−−−−−−−敷板 38−−−−−−−支柱 39−−−−−−−回転ベース 40−−−−−−−コントロールボックス 41−−−−−−−電源スイッチ 42−−−−−−−ブザー 43−−−−−−−音量つまみ 44−−−−−−−切替ボタン 45−−−−−−−切替ボタン 46−−−−−−−リセットスイッチ 47−−−−−−−接続部品 48−−−−−−−接続部品 49−−−−−−−押しボタンスイッチ 50−−−−−−−アーム 51−−−−−−−センサ部 52−−−−−−−スプリング 53−−−−−−−シールド線 54−−−−−−−電源線 55−−−−−−−敷部分 56−−−−−−−導線 57−−−−−−−既設の導線 58−−−−−−−U字型取付部材 59−−−−−−−コントロールボックス 60−−−−−−−アーム 61−−−−−−−センサ部 62−−−−−−−締め付けネジ 63−−−−−−−シールド線 64−−−−−−−電源ジャック 65−−−−−−−電源プラグ 66−−−−−−−ACアダプター 67−−−−−−−既設用ジャック 68−−−−−−−コールブザー 69−−−−−−−既設線プラグ 70−−−−−−−制御部 71−−−−−−−センサ部 72−−−−−−−リセットスイッチ 73−−−−−−−発光ダイオード 74−−−−−−−ブザー 75−−−−−−−リレー 76−−−−−−−切替スイッチ 77−−−−−−−第1回路 78−−−−−−−第2回路 79−−−−−−−タイマー 80−−−−−−−可変抵抗 81−−−−−−−既設導線 82−−−−−−−押しボタンスイッチ 83−−−−−−−電源スイッチ 84−−−−−−−電極 85−−−−−−−電極 86−−−−−−−センサ接続端子 87−−−−−−−リレー接点出力 88−−−−−−−トグル出力 89−−−−−−−トグル出力 90−−−−−−−ブザー出力端子 91−−−−−−−タッチ検出出力端子 92−−−−−−−リセット端子 93−−−−−−−切替パターン 94−−−−−−−切替パターン 95−−−−−−−切替スイッチ 96−−−−−−−センサ部 97c−−−−−−コイル部分 97s−−−−−−接点 98c−−−−−−コイル部分 98s−−−−−−接点 99c−−−−−−コイル部分 99s−−−−−−接点 100c−−−−−−コイル部分 100s−−−−−−接点 102−−−−−−−電源スイッチ 103−−−−−−−タイマー 104−−−−−−−発光ダイオード 105−−−−−−−発光ダイオード 106−−−−−−−ナースコール 107−−−−−−−球状電極 108−−−−−−−開口穴 109−−−−−−−接続穴 110−−−−−−−タッチ部 111−−−−−−−アーム 112−−−−−−−アーム接続部 113−−−−−−−シールド線 114−−−−−−−芯線 115−−−−−−−外線 116−−−−−−−固定部材 117−−−−−−−調節部 118−−−−−−−プラグ 119−−−−−−−制御部ボックス 120−−−−−−−第2センサ取付ジャック 121−−−−−−−接続線 122−−−−−−−ジャック 123−−−−−−−敷板 124−−−−−−−制御部ボックス 125−−−−−−−第1のセンサ部 126−−−−−−−ベース 127−−−−−−−制御ボックス装着部 128−−−−−−−制御ボックス 129−−−−−−−クリップ 130−−−−−−−制御ボックス装着部 131−−−−−−−制御部 132−−−−−−−センサ部 133−−−−−−−親機接続手段 134−−−−−−−拡張小機 135−−−−−−−拡張小機 136−−−−−−−制御部 137−−−−−−−検知部 138−−−−−−−呼び出し形態設定部 139−−−−−−−呼び出し形態設定スイッチ 140−−−−−−−親機接続手段 141−−−−−−−第1のセンサ部 142−−−−−−−拡張小機 143−−−−−−−第2のセンサ部群 143a−−−−−−心拍センサ部 143b−−−−−−血圧センサ部 143c−−−−−−呼吸センサ部 143d−−−−−−体温センサ部 143e−−−−−−失禁センサ部 144−−−−−−−第2の検知部群 145−−−−−−−制御部 146−−−−−−−ボックス 147−−−−−−−拡張小機 148−−−−−−−拡張小機 149−−−−−−−第2の接続手段 150−−−−−−−制御部 151−−−−−−−第1の接続手段 152−−−−−−−第1のボックス 153−−−−−−−第2のボックス 154−−−−−−−小機接続手段 155−−−−−−−制御部 156−−−−−−−マイク付きスイッチ 157−−−−−−−マイク 158−−−−−−−押しボタンスイッチ 159−−−−−−−拡張小機 160−−−−−−−小機側 161−−−−−−−親機からの接続線 162−−−−−−−タイマー付き切り離しスイッチ 163−−−−−−−ブザー 164−−−−−−−制御部 165−−−−−−−拡張小機 166−−−−−−−ボックス 167−−−−−−−拡張小機 168−−−−−−−ボックス 169−−−−−−−制御部 170−−−−−−−ジャック 171−−−−−−−既設小機側 172−−−−−−−プラグ 173−−−−−−−電源プラグ 174−−−−−−−リレー 175−−−−−−−既設小機作動手段 176−−−−−−−小機作動装置 177−−−−−−−小機作動装置 178−−−−−−−固定ナット 179−−−−−−−可動棒 180−−−−−−−プラグ 181−−−−−−−小機 182−−−−−−−雄ねじ 183−−−−−−−内部側押しボタンスイッチ 184−−−−−−−外側押しボタンスイッチ 185−−−−−−−ジャック 186−−−−−−−既設小機作動手段 187−−−−−−−マイク付きスイッチ 188−−−−−−−ジャック 189−−−−−−−親機 190−−−−−−−ブザー 191−−−−−−−表示部 192a〜192e−表示部分 193−−−−−−−制御部 194−−−−−−−圧力センサ部 195−−−−−−−ストロー取付口 196−−−−−−−容器体 197−−−−−−−弾性薄膜 198−−−−−−−第1室 199−−−−−−−第2室 200−−−−−−−アーム 201−−−−−−−スイッチ 202−−−−−−−発光ダイオード 203−−−−−−−リード線 204−−−−−−−自在アーム 205−−−−−−−ストロー 206−−−−−−−抜け防止具 207−−−−−−−親機側拡張装置 208−−−−−−−マイク 209−−−−−−−表示部分 209a−−−−−−心拍表示灯 209b−−−−−−血圧表示灯 209c−−−−−−呼吸表示灯 209d−−−−−−体温表示灯 209e−−−−−−失禁表示灯 210−−−−−−−表示部 211−−−−−−−制御部 212−−−−−−−拡張小機 213−−−−−−−リレー 214−−−−−−−制御部 215−−−−−−−接続線 216−−−−−−−共通線 217−−−−−−−接続線 218−−−−−−−制御部 219−−−−−−−表示灯掲示板 220−−−−−−−親機 221−−−−−−−ベット掲示部 222の1−−−−−1番ベット表示部分 222の5−−−−−5番ベット表示部分 223−−−−−−−親機側拡張装置 224−−−−−−−ブザー 225−−−−−−−親機 226−−−−−−−ベット番号部 227−−−−−−−表示灯 228−−−−−−−親機側拡張装置 229−−−−−−−接続線 230−−−−−−−表示形態文字掲示部 231−−−−−−−表示形態色別掲示部 232−−−−−−−表示板 233−−−−−−−色別表示灯 234−−−−−−−光センサ部 235−−−−−−−取り付けねじ 236−−−−−−−表示板取付固定部 237−−−−−−−表示板取付盤 238−−−−−−−制御部 239−−−−−−−制御ボックス 240−−−−−−−調節穴

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナースや看護人などを呼び出すためのブ
    ザーや表示灯などの表示部を設けた呼び出し手段を設け
    てなる親機に接続された小機側に接続される拡張小機で
    あって、 人体の働きかけを感知するセンサ部と、 このセンサ部の変化を検知して前記呼び出し手段を作動
    させる制御部と、 前記小機側に接続するための親機接続手段とからなるこ
    とを特徴とする呼び出し装置。
  2. 【請求項2】 ナースや看護人などを呼び出すためのブ
    ザーや表示灯などの表示部を設けた呼び出し手段を設け
    てなる親機に接続された小機側に接続される拡張小機で
    あって、 人体の働きかけを感知するセンサ部と、 このセンサ部の変化を検知して前記呼び出し手段を作動
    させる制御部と、 この制御部に設けられた前記センサ部の変化を検知する
    検知部と、 この検知部の検知信号により作動する、前記呼び出し手
    段の呼び出し形態を設定する呼び出し形態設定部と、 この呼び出し形態設定部の呼び出し形態を設定する呼び
    出し形態設定スイッチと、 前記小機側に接続するための親機接続手段とからなるこ
    とを特徴とする呼び出し装置。
  3. 【請求項3】 ナースや看護人などを呼び出すためのブ
    ザーや表示灯などの表示部を設けた呼び出し手段を設け
    てなる親機に接続された小機側に接続される拡張小機で
    あって、 人体の働きかけを感知する第1のセンサ部と、 人体の血圧の変化を感知する血圧センサや人体の心拍
    (脈拍)を感知する心拍センサや人体の呼吸を感知する
    呼吸センサや人体の失禁を感知する失禁センサや人体の
    体温を感知する体温センサなどからなる第2のセンサ部
    群と、 前記第1のセンサ部の変化を検知する第1の検知部、前
    記第2のセンサ部群の各センサ部の変化を検知する第2
    の検知部群を有し、該第1のセンサ部あるいは該第2の
    センサ部群の変化を検知して前記呼び出し手段を作動さ
    せる制御部と、 前記小機側に接続するための親機接続手段とからなるこ
    とを特徴とする呼び出し装置。
  4. 【請求項4】 ナースや看護人などを呼び出すためのブ
    ザーや表示灯などの表示部を設けた呼び出し手段を設け
    てなる親機に接続された小機側に接続される拡張小機で
    あって、 人体の働きかけを感知する第1のセンサ部と、 人体の血圧の変化を感知する血圧センサや人体の心拍
    (脈拍)を感知する心拍センサや人体の呼吸を感知する
    呼吸センサや人体の失禁を感知する失禁センサや人体の
    体温を感知する体温センサなどからなる第2のセンサ部
    群と、 前記第1のセンサ部あるいは第2のセンサ部群の変化を
    検知して呼び出し手段の動作形態を設定する呼び出し形
    態設定部と、 この呼び出し形態設定部を有し、該呼び出し形態設定部
    の識別に基づいて前記呼び出し手段を作動させる制御部
    と、 前記小機側に接続するための親機接続手段とからなるこ
    とを特徴とする呼び出し装置。
  5. 【請求項5】 制御部に第1の接続手段を設け、該制御
    部を収納し前記第1の接続手段を有する第1のボックス
    を設け、第2のセンサ部群が接続されたコネクターなど
    からなる前記第1の接続手段と接続される第2の接続手
    段を設け、該第2のセンサ部群と該第2の接続手段を有
    する第2のボックスとを設けたことを特徴とする請求項
    2、3、又は4記載の呼び出し装置。
  6. 【請求項6】 人体の働きかけを感知する第1のセンサ
    部と、 人体の血圧の変化を感知する血圧センサや人体の心拍
    (脈拍)を感知する心拍センサや人体の呼吸を感知する
    呼吸センサや人体の失禁を感知する失禁センサや人体の
    体温を感知する体温センサなどからなる第2のセンサ部
    群と、 前記第1のセンサ部の変化を検知する第1の検知部と、 前記第2のセンサ部群の各センサ部の変化を検知する第
    2の検知部群と、 前記第1のセンサ部、前記第2のセンサ部群、前記第1
    の検知部、前記第2の検知部群を有し、前記第1のセン
    サ部あるいは前記第2のセンサ部群の変化を検知してナ
    ースや看護人を呼び出すためのブザーや表示灯を設けた
    呼び出し手段を作動させる制御部からなる小機と、 この小機が接続された、前記第1の検知部と前記第2の
    検知部群の発する検知信号形態に対応した表示を行なう
    表示部を設けた呼び出し手段を設けてなる親機と前記検
    知信号形態に基づいて前記呼び出し手段の所定の前記表
    示部を作動させる親機側制御部とからなることを特徴と
    する呼び出し装置。
  7. 【請求項7】 センサ部あるいは第1のセンサ部が高さ
    や方向等を調節できるアームの先端方に設けられてなる
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、又は6記
    載の呼び出し装置。
  8. 【請求項8】 制御部によって開閉されるリレーなどの
    開閉手段を設け、この開閉手段に親機等を接続するため
    の親機接続手段を接続してなることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5、6又は7記載の呼び出し装置。
  9. 【請求項9】 ナースや看護人などを呼び出すためのブ
    ザーや表示灯などの表示部を設けた呼び出し手段を設け
    てなる親機に接続される拡張小機であって、 高さや方向等が調節できるアームと、 このアームの適宜な場所に設けた、人体が近づいたり触
    れると感知するセンサ部と、 このセンサ部の変化を検知してリレーなどの開閉手段を
    作動させる制御部と、 前記小機側に接続するための親機接続手段とからなるこ
    とを特徴とする呼び出し装置。
  10. 【請求項10】 ナースや看護人などを呼び出すための
    ブザーや表示灯などの表示部を設けた呼び出し手段を設
    けてなる親機に接続された小機側に接続される拡張小機
    であって、 高さや方向等が調節できるアームと、 このアームの適宜な場所に設けた、人体が近づいたり触
    れると感知するセンサ部と、 このセンサ部の変化を一定時間内に複数回検知するとリ
    レーなどの開閉手段を作動させる制御部と、 前記開閉手段に接続された、前記小機側に接続するため
    の親機接続手段とからなることを特徴とする呼び出し装
    置。
  11. 【請求項11】 ナースや看護人などを呼び出すための
    ブザーや表示灯などの表示部を設けた呼び出し手段を設
    けてなる親機に接続された小機側に接続される拡張小機
    であって、 高さや方向等が調節できるアームと、 このアームの適宜な場所に設けた、人体が近づいたり触
    れると感知するセンサ部と、 このセンサ部の変化を検知してリレーなどの開閉手段を
    作動させる制御部と、 前記センサ部の変化を一回検知すると前記開閉手段を作
    動させる第1回路と、 前記センサ部の変化を一定時間内に複数回検知すると前
    記開閉手段を作動させる第2回路と、 前記第1回路と第2回路を切り替える回路切替スイッチ
    と、 前記開閉手段に接続された、前記小機側に接続するため
    の親機接続手段とからなることを特徴とする呼び出し装
    置。
  12. 【請求項12】 方向が調節できるアームの適宜な場所
    に設けた人体を近づけたり触ると変化する静電容量を感
    知するセンサ部、このセンサ部の変化を検知してナース
    や看護人などを呼び出すためのブザーや表示灯などの表
    示部を設けた呼び出し手段を作動させる制御部とからな
    る小機と、 この小機が接続された、前記呼び出し手段を設けた親機
    とからなることを特徴とする呼び出し装置。
  13. 【請求項13】 センサ部あるいは第1のセンサ部の変
    化が検知されると鳴るように制御されたブザーが患者等
    の聞こえる場所に設けられ、親機との接続を切り離した
    り接続したりするための切り離しスイッチが設けられて
    なることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、
    7、8、9、10、11又は12記載の呼び出し装置。
  14. 【請求項14】 センサ部あるいは第1のセンサ部の変
    化が検知されると鳴るように制御されたブザーが患者等
    の聞こえる場所に設けられ、親機との接続を切り離すた
    めの、所定の断線時間を過ぎると接続状態に復帰するよ
    うに制御された切り離しスイッチを設けたことを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、1
    0、11又は12記載の呼び出し装置。
  15. 【請求項15】 センサ部あるいは第1のセンサ部の変
    化を検知すると鳴るように制御されたブザーを、患者等
    の聞こえる場所に設けたことを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、
    13又は14記載の呼び出し装置。
  16. 【請求項16】 親機接続手段が親機の側に設けた小機
    接続手段と着脱可能部品で構成されてなることを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、1
    0、11、12、13、14又は15記載の呼び出し装
    置。
  17. 【請求項17】 親機接続手段が、既設の押しボタンス
    イッチなどの既設の小機を作動させるためのソレノイド
    や音発生器や振動発生器などからなる既設小機作動手段
    であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8、9、10、11、12、13、14、15
    又は16記載の呼び出し装置。
  18. 【請求項18】 患者等の枕の下に敷く敷板の適宜な場
    所に制御部を収納したボックスを設け、このボックスに
    自在に方向を調節することができるアームを設け、この
    アームの先端方にセンサ部あるいは第1のセンサ部を設
    けてなることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8、9、10、11、12、13、14、1
    5、16又は17記載の呼び出し装置。
  19. 【請求項19】 患者等の枕の下に敷く敷板の適宜な場
    所に自在に方向を調節することができるアームを設け、
    このアームの先端方にセンサ部あるいは第1のセンサ部
    を先端方に設け、このセンサ部に制御部に接続するため
    の着脱可能な接続手段を設けてなることを特徴とする請
    求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、1
    1、12、13、14、15、16、17又は18記載
    の呼び出し装置。
  20. 【請求項20】 センサ部あるいは第1のセンサ部に、
    人体が触れると点滅するようにした発光ダイオードなど
    の発光体を設けたことを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、1
    4、15、16、17、18又は19記載の呼び出し装
    置。
  21. 【請求項21】 センサ部あるいは第1のセンサ部の人
    体が接触するタッチ部分が略球面形状をした球面型導体
    であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8、9、10、11、12、13、14、1
    5、16、17、18、19又は20記載の呼び出し装
    置。
  22. 【請求項22】 センサ部あるいは第1のセンサ部が静
    電容量を持つように絶縁された二つの導体(電極)から
    なることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、
    7、8、9、10、11、12、13、14、15、1
    6、17、18、19、20又は21記載の呼び出し装
    置。
  23. 【請求項23】 センサ部あるいは第1のセンサ部が耐
    液部材で構成されかつ防水(防液)構造であることを特
    徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、
    10、11、12、13、14、15、16、17、1
    8、19、20、21又は22記載の呼び出し装置。
  24. 【請求項24】 センサ部あるいは第1のセンサ部が気
    圧の変化を感知する圧力センサ部と、この圧力センサ部
    に着脱自在に取り付けられる、口にくわえるストローと
    からなることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8、9、10、11、12、13、14、1
    5、16、17、18、19、20、21、22又は2
    3記載の呼び出し装置。
  25. 【請求項25】 ストローが抗菌処理が施された抗菌ス
    トローであることを特徴とする請求項24記載の呼び出
    し装置。
  26. 【請求項26】 人体が接触する略球面形状をした球面
    型導体(電極)からなるタッチ電極と、このタッチ電極
    とは絶縁され該タッチ電極に近設された導体(電極)
    と、この導体と前記タッチ電極間に静電容量を持たせる
    ように設けてなることを特徴とするタッチ式センサ。
  27. 【請求項27】 人体が接触する略球面形状をした球面
    型導体(電極)からなるタッチ電極と、 このタッチ電極とは絶縁され該タッチ電極に近設された
    導体(電極)と、 前記タッチ電極に設けた発光ダイオードなどの発光体
    と、 前記導体と前記タッチ電極間に静電容量を持たせるよう
    設けてなるタッチ式センサもよい。
  28. 【請求項28】 自在アームの先端に球面型導体(電
    極)からなるタッチ電極を設けたことを特徴とする請求
    項24又は25記載のタッチ式センサ。
  29. 【請求項29】 集中管理をする親機とベットごとに取
    り付けられた小機とからなるナースコール装置などの呼
    び出し装置の親機側に取り付ける拡張装置であって、 親機に設けられたブザーなどの呼び出し手段の呼び出し
    形態音を感知する振動センサなどからなるセンサ部と、 前記呼び出し形態音に対応した表示を行なう表示部分を
    設けた表示部と、 感知した呼び出し形態音を検知、識別して前記表示部の
    前記表示部分を作動させる制御部とからなることを特徴
    とする呼び出し装置の親機側拡張装置。
  30. 【請求項30】 集中管理をする親機とベットごとに取
    り付けられた小機とからなるナースコール装置などの呼
    び出し装置の親機側に取り付ける拡張装置であって、 親機と小機を繋ぐ接続線の共通線などに接続するための
    接続手段と、 呼び出し形態信号などに対応した表示を行なう表示部分
    を設けた表示部と、 受信した呼び出し形態信号などに基づいて前記表示部の
    前記表示部分を作動させる制御部とからなることを特徴
    とする呼び出し装置の親機側拡張装置。
JP31277794A 1994-09-02 1994-11-22 呼び出し装置、タッチ式センサ及び呼び出し装置の親機側拡張装置 Pending JPH08117296A (ja)

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