JP2001339646A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2001339646A
JP2001339646A JP2000160308A JP2000160308A JP2001339646A JP 2001339646 A JP2001339646 A JP 2001339646A JP 2000160308 A JP2000160308 A JP 2000160308A JP 2000160308 A JP2000160308 A JP 2000160308A JP 2001339646 A JP2001339646 A JP 2001339646A
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area
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imaging
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JP2000160308A
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Osamu Yuki
修 結城
Kenji Kajiwara
賢治 梶原
Osamu Hamamoto
修 浜本
Noriyuki Umibe
紀之 海部
Kazuaki Tashiro
和昭 田代
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Canon Inc
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/40Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled
    • H04N25/41Extracting pixel data from a plurality of image sensors simultaneously picking up an image, e.g. for increasing the field of view by combining the outputs of a plurality of sensors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
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  • Image Input (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被写体像を複数の部分撮像領域に分割して撮
像し、それぞれの部分撮像領域の画素の選択を独立に行
う場合であっても、任意の部分領域の信号を読み出すこ
とを課題とする。 【解決手段】 被写体像を分割して撮像するための部分
撮像領域を複数有する撮像領域と、前記部分撮像領域毎
に独立に設けられた、前記撮像領域内に含まれる画素の
うち信号を読み出すための画素を選択する複数の選択手
段と、前記撮像領域の全領域よりも小さい任意の領域か
ら信号を読み出すために、それぞれの前記部分撮像領域
において前記任意の領域に含まれる領域の画素を選択す
るように、前記複数の選択手段を制御する制御手段とを
有することを特徴とする画像処理装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体像を複数の
領域に分割して撮像する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、広い範囲の被写体像を得ようとす
る場合は、小型の固体撮像素子を光学的又は物理的に複
数繋ぎ合わせて大面積な撮像領域を得るものや、大面積
な撮像領域を有する一つの固体撮像素子であって、複数
の垂直シフトレジスタ、水平シフトレジスタによって信
号を読み出すものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、小型の
固体撮像素子を光学的又は物理的に複数繋ぎ合わせて大
面積な撮像領域を得た場合等には、画素数がかなり多く
なり、そのような大面積な撮像領域から信号を読み出そ
うとすると、多くの読み出し時間を費やすことになり、
例えば、動画像を得ようとする場合には動解像度の点等
で不利である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を解決するために、一手段として、被写体像を分割し
て撮像するための部分撮像領域を複数有する撮像領域
と、前記部分撮像領域毎に独立に設けられた、前記撮像
領域内に含まれる画素のうち信号を読み出すための画素
を選択する複数の選択手段と、前記撮像領域の全領域よ
りも小さい任意の領域から信号を読み出すために、それ
ぞれの前記部分撮像領域において前記任意の領域に含ま
れる領域の画素を選択するように、前記複数の選択手段
を制御する制御手段とを有することを特徴とする画像処
理装置を提供する。
【0005】また、他の手段として、被写体像を撮像す
る部分撮像領域と前記部分撮像領域内に含まれる画素の
うち信号を読み出すための画素を選択する選択手段とを
含む固体撮像素子を複数配置し、複数の固体撮像素子の
それぞれで被写体像を分割して撮像する撮像装置であっ
て、前記複数の固体撮像素子のそれぞれに含まれる部分
撮像領域で構成される撮像領域の全領域よりも小さい任
意の領域から信号を読み出すために、それぞれの前記部
分撮像領域において前記任意の領域に含まれる領域の画
素を選択するように、前記複数の固体撮像素子のそれぞ
れに含まれる前記選択手段を制御する制御手段と、を有
することを特徴とする画像処理装置を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は本発
明の第1の実施の形態の画像処理装置を示す。
【0007】図1において、100は繋ぎ合わせ型撮像装置
であり、1〜9は、それぞれ固体撮像素子であり9枚の固
体撮像素子を3行×3列に配置することにより形成してい
る。固体撮像素子1〜9のそれぞれは、垂直方向及び水平
方向に画素を配列した被写体像を分割して撮像する部分
撮像領域1c、2c、…9c、選択手段であるデコ−ダ1a、2
a、…9a、1b、2b、…9bから構成されている。本実施の
形態及び以下の実施の形態で、部分撮像領域の集合を撮
像領域としている。
【0008】また、12は、上記のデコ−ダ1a、2a、…9
a、1b、2b、…9bを制御するための制御回路である。11
は、撮像領域の全領域よりも小さい任意の部分領域の座
標(撮像領域上での座標)を指定するための指定回路で
あり、10は、指定回路11で指定された座標からそれそれ
の固体撮像素子1〜9の部分撮像領域1c、2c、…9c上での
座標を算出する算出回路である。1d、2d、…9dは、算
出回路10で算出された座標に基づいて、それぞれの固体
撮像素子で信号を読み出すべき所望の画素を選択するた
めのパルスをデコ−ダから出力するように制御する処理
回路である。
【0009】図2は、図1の画像処理装置の一構成要件で
ある固体撮像素子1〜9の詳細を示したものであり、固体
撮像素子1を示している。他の固体撮像素子2〜9も固体
撮像素子1と構成及び動作は一緒である。
【0010】図2の詳細について説明する。20は、光電
変換を行うフォトダイオ―ド等を含む画素であり垂直方
向及び水平方向に配列されており、26は、水平方向の一
行の画素を選択するための選択信号線、24は、画素から
の信号が読み出される垂直出力線、21は、垂直出力線に
読み出された信号が蓄積される蓄積手段である容量、22
は、水平出力線25と、容量とを接続するスイッチ手段で
あるスイッチトランジスタ、23は出力アンプである。
【0011】次に、点線部分(任意の部分領域)の画素
からの信号のみを出力アンプ23から出力させる動作につ
いて説明する。
【0012】1aは垂直方向デコ−ダであり、処理回路1d
より2進数の011の信号を受けることにより、水平方向の
3行目画素が選択され、選択によって3行目の画素からの
信号がそれぞれの容量21に蓄積される。次に、1bは、
水平方向デコ−ダであり、1dより2進数011、100の信号
を順次受けることにより、3列目と4列目のトランジスタ
を順次オンにし、画素aと画素bからの信号を出力アン
プ23より出力する。蓄積容量21を不図示のリセット回路
によりリセットした後に、同様の動作により4行目の画
素cと画素dからの信号を出力アンプ23から出力する。
【0013】図3に図2の画素20の詳細について説明す
る。
【0014】30は、光電変換機能を有する光電変換部で
あるフォトダイオ―ド、32は、フォトダイオ―ドからの
信号を増幅して出力する増幅手段である増幅用MOSト
ランジスタであり、垂直出力線毎に設けられる定電流回
路31とでソ−スフォロワを構成し、38は増幅用MOSト
ランジスタにフォトダイオ―ドからの信号を転送する転
送手段である転送用MOSトランジスタ、37は増幅用M
OSトランジスタ32のゲ−ト電極領域のフローティング
ディフュージョン部をリセットするための所定の電位を
供給するリセット手段であるリセット用MOSトランジ
スタ、39は、選択信号線26からのパルスにより増幅MO
Sトランジスタ32のドレイン電極領域に所定の電位を供
給し増幅手段から信号を出力するようにする選択スイッ
チ手段である選択用MOSトランジスタである。
【0015】次に、図1で示した算出回路10について詳
細に説明を行う。
【0016】9枚の固体撮像素子1〜9で構成される撮像
領域は、水平4098画素、垂直3078画素とする。この撮像
領域中の任意の領域の画素から信号を読み出すには、そ
れぞれの固体撮像素子1〜9の部分撮像領域のどの部分が
指定されているのかを算出する必要がある。つまり、大
版の撮像領域上の座標から小型の部分撮像領域上での座
標へ変換しなくてはならない。
【0017】まず、指定回路11によって撮像領域中の任
意の部分領域として、図4に示すように座標E1(683,5
13)、F1(685,2565)、G1(3415,513)、H1(341
2,2565)を4角とする領域を指定する。
【0018】そして、算出回路により以下で説明するよ
うな演算を行う。
【0019】つまり図5に示すように個別の固体撮像素
子1の部分撮像領域1CからはA1=E1,B1=(6
83,1026),C1=(1366,513),D1
=(1366,1026)、固体撮像素子2の部分撮像
領域2CからはA2=(0,513),B2=(0,1
026),C2=(1366,513),D2=(13
66,1026)、固体撮像素子3の部分撮像領域3C
からはA3=(0,513),B3=(0,102
4),C3=(683,513),D3=(683,1
024)、固体撮像素子4の部分撮像領域4CからはA
4=(683,0),B4=(683,0),C4=
(1366,0),D4=(1366,1026)、固
体撮像素子5の部分撮像領域5CからはA5=(0,
0),B5=(0,1026),C5=(1366,
0),D5=(1366,1026)、固体撮像素子6
の部分撮像領域6CからはA6=(0,0),B6=
(0,1026),C6=(683,0),D6=(6
83,1026)、固体撮像素子7の部分撮像領域7C
からはA7=(683,0),B7=(683,51
3),C7=(1366,0),D7=(1366,5
13)、固体撮像素子8の部分撮像領域8CからはA8
=(0,0),B8=(0,513),C8=(136
6,0),D8=(1366,513)、固体撮像素子
9の部分撮像領域9CからはA9=(0,0),B9=
(0,513),C9=(683,0),D9=(68
3,513)の方形内の画素を読み出すように制御す
る。このように制御することにより全面読み出しより速
く読み出しができる。これらを一般的に表わせば、以下
の様になる。ここでmは固体撮像素子1乃至9の水平画
素、nは固体撮像素子1乃至9の垂直画素である。ま
た、部分読み出し座標E1=(x1,y1),F1=(x
2,y2),G1=(x3,y3),H1=(x4,y4)と
する。
【0020】 例1)x1≦m,y1≦nでx4≦m,y4≦n 読み出し撮像素子は1 読み出し座標はA1=(x1,y1),B1=(x1
4),C1=(x4,y1),D1=(x4,y4) 例2)m<x1≦2m,n<y1≦2n,2m<x4≦3
m,2n<y1≦3n読み出し撮像素子は5,6,8,
9 読み出し座標は、 A5=(x1−m,y1−n),B5=(x1−m,
n),C5=(m,y1−n),D5=(m,n) A6=(0,y1−n),B6=(0,n),C6=
(x4−2m,y1−n),D6=(x4−2m,n) A8=(0,0),B8=(0,y4−2n),C8=
(m,0),D8=(m,y4−2n) A9=(0,0),B9=(0,y4−2n),C9=
(x4−2m,0),D9=(x4−2m,y4−2n) という様に撮像領域の読み出すための領域によって、読
み出しを行う固体撮像素子とその読み出し座標を算出す
る。同じ効果を得る為に撮像領域の座標に対応する「固
体撮像素子番号+固体撮像素子内の部分撮像領域内での
読み出し座標」のテーブルを用いる事も可能である。
【0021】上記の方法により、複数枚の固体撮像素子
1乃至9から成る撮像領域上で指定した任意の部分領域
の撮像データは得る事ができる。
【0022】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態の画像処理装置の全体構成は、図1に示す第1の
実施の形態と同じである。第1の実施の形態と違う部分
は、算出回路10の部分である。
【0023】通常、固体撮像素子を複数枚貼り合わせて
撮像領域を形成すると、画素数は膨大なものと成り、上
記の第1の実施の形態のような座標の算出やテーブル検
索では、処理時間も非常に長くなる。またテーブルを用
いた場合は「固体撮像素子番号+読み出し座標」の記憶
装置が大きな物となる。この為、本実施の形態では、部
分撮像領域での読み出しの座標の別の算出、検索方法と
して個別の撮像素子1乃至9の部分撮像領域内の座標区
分を図6の様にブロック単位(本実施の形態では15ブ
ロック)とする。もし撮像領域上でE1と指定された座
標は部分撮像領域ではAb1の座標として指定される。
つまり、最初に指定回路によって指定される任意の部分
領域の4角の座標のうちの例えばE1の座標は、同じブ
ロック内であればブロック内のどこに指定されようと
も、部分撮像領域では、Ab1に変換されるこのような
指定により、固体撮像素子1の部分撮像領域上で24座
標点の算出、または、テーブル索引がおこなわれる。該
方法では、上記の座標の算出の為の時間は短縮する事が
できる。また、テーブル索引の方法を用いた場合でも、
テーブルの記憶容量も[12,628,000×「固体
撮像素子番号+読み出し座標」]の容量が必要な第1の
実施の形態の場合に比べ、[187×「固体撮像素子番
号+読み出し座標」]の容量ですみ、検索時間も短くて
済む。
【0024】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態の画像処理装置の全体構成は、図1に示す第1の
実施の形態と同じである。第1の実施の形態と違う部分
は算出回路10の部分である。
【0025】図7には、固体撮像素子の2つの配置がず
れてしまった撮像装置100の例を示す。図7の撮像装
置100では固体撮像素子2が左側に10画素(d
1),下側に10画素(d2)ずれて構成されてしまっ
ている。そしてこれに供なって固体撮像素子3も左側へ
10画素ずれて配置されている。
【0026】次に、本実施の形態における算出回路10
の動作の説明を行う。
【0027】この様な撮像装置100の撮像領域の任意
の部分領域から信号の読み出しをする場合の各固体撮像
素子の部分撮像領域内での座標算出は、固体撮像素子の
ずれによって生じる補正分を考慮して座標を算出しなけ
ればならない。
【0028】今、部分読み出しを行なう部分領域E2,
F2,G2,H2は上記の図4の場合と同じ座標でE2
(683,513),F2(683,2565),G2
(3415,513),H2(3415,2565)を
4角とする方形とする。この時個別の固体撮像素子1で
はA51=E2,B51=(683,1026),C5
1=(1356,513),D51=(1356,10
26)、固体撮像素子2ではA52=(10,50
3),B52=(10,1016),C52=(135
6,503),D52=(1356,1016)、固体
撮像素子3からはA53=(0,503),B53=
(0,1026),C53=(693,513),D5
3=(693,1026)、固体撮像素子4ではA54
=(683,0),E54=(683,10),C54
=(1346,0),F54=(1346,10)、さ
らに、E54=(683,10),B54=(683,
1026),F54=(1346,10),D54=
(683,1026)、固体撮像素子5ではE55=
(1346,0),F55=(1346,10),G5
5=(1356,0),H55=(1356,10)、
さらに、A55=(0,10),B55=(0,102
6),C55=(1356,10),D55=(135
6,1026)、それ以外の固体撮像素子6乃至9につ
いては、第1の実施の形態の固体撮像素子6乃至9にそ
れぞれ対応する4角の座標を算出する。
【0029】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態の画像処理装置の全体構成は図1に示す第1の実
施の形態と同じである。第1の実施の形態と違う部分
は、算出回路10の部分である。以下に算出回路につい
て説明する。
【0030】上記の第3の実施の形態の様にある固体撮
像素子のずれが生じた場合は、そのずれによって生じる
補正分を考慮して、固体撮像素子1乃至9の部分撮像領
域内での座標の算出をおこなえば良いが、1つの固体撮
像素子内で図7の固体撮像素子4,5の例の様に2種類
の方形から撮像データを読み出さなければならず、その
駆動は複雑になる。この状況を鑑みて、第2の実施の形
態で説明した様な図6で示される座標の決定をおこなえ
ば、分割された複数の固体撮像素子から読み出された信
号から1枚の画像を再構成する場合に必要な撮像データ
を漏らす事なく読み出せ、且つ、撮像素子1乃至9の全
面読み出しをおこなうより速くデータを得る事が可能で
ある。
【0031】すなわち、図6で示されるブロック座標で
判断される部分撮像領域上での座標Ab1と撮像領域上
で指定される座標E1の差、Ab1(xA1,yA1)−E
1(xE1,yE1)=(xE1−xA1,yE1−yA1)が、上
記第3の実施の形態で示した固体撮像素子のずれd1,
d2に対しマージンを持つようにする。このようにする
ことにより撮像領域で指定された部分の画像の再構成は
可能である。そして、このブロック座標を用いることに
よって複雑な固体撮像素子の駆動は不用となる。
【0032】(第5の実施の形態)本発明の第5の実施
の形態の画像処理装置は、第1の実施の形態の画像処理
装置のデコーダ1a,2a,・・・9a、1b,2b,
・・・,9bの部分を除き同一である。
【0033】第5の実施の形態では、選択手段として図
8に示すようにデコーダとシフトレジスタを用いてい
る。図8では、固体撮像素子1についての詳細を示して
いる。
【0034】ここでの水平デコーダ1b″の入力は、H
D0〜HD1が入力され、水平シフトレジスタ1b′は
クロックパルス(CLK)と水平リセットパルス(HR
ES)が入力できるようになっている。また、垂直方向
も同じ構成であり、垂直デコーダ1a″の入力はVD0
〜VD1が入力され、垂直シフトレジスタ1a′はクロ
ックパルス(CLK)と垂直リセットパルス(VRE
S)が入力できるようになっており、水平側の選択手段
1bと垂直側の選択手段1aとはほぼ同一なので、以
下、水平方向だけで論じていく。
【0035】まず、水平デコーダ1b″の入力HD0〜
HD1は、2本(bit)なのでこれだけで水平画素を
全て指定することはできないが、3画素までなら直接指
定することはできる。このため、水平シフトレジスタを
3ブロックに分け、そのブロックの先頭位置を水平デコ
ーダ1b″で指定できるように構成したものである。
【0036】水平シフトレジスタ1b′は、水平デコー
ダ1b″と部分撮像領域1cの間に位置し、水平デコー
ダ1b″から得られる各ブロックの先頭位置を受け取
り、クロックパルスCLKにより、その位置から走査さ
せるように構成したものである。走査を止めるときは水
平リセットパルスHRESにより、水平シフトレジスタ
1b′の内容を消去する。
【0037】算出回路10では、第2の実施の形態のよ
うに、部分撮像領域内を複数のブロックに分割して座標
を算出するようにする。
【0038】このように構成することにより、デコーダ
の構成を小さくすることができ、それぞれの固体撮像素
子の面積の縮小につながる。
【0039】(第6の実施の形態)本発明の第6の実施
の形態の画像処理装置が、図1に示す第1の実施の形態
の画像処理装置と違う点は、固体撮像素子の枚数、算出
回路10、及び選択手段1a、2a、…9a、1b、2b、…9bの
構成である。
【0040】図9に示すように、本実施の形態では、水
平方向6枚、垂直方向6枚の計36枚で繋ぎ合わせ型撮像装
置100を構成している。
【0041】それぞれの固体撮像素子は、部分撮像領域
110aと選択手段110bとして走査手段である垂直及び水
平シフトレジスタを有している。ここで、部分撮像領域
110aは、第1の実施の形態で説明した部分撮像領域と同
じ構成である。
【0042】そして、撮像領域よりも小さい任意の部分
領域の指定は、4枚の固体撮像素子による領域110c又は1
6枚の固体撮像素子による領域110dを指定することによ
りなされる。つまり、部分領域は、部分撮像領域(固体
撮像素子)単位となっている。
【0043】まず、指定回路11により、部分領域110c又
は部分領域110dのいずれかを指定する。算出回路で
は、指定回路による指定に応じて、読み出しを行う固体
撮像素子を選択する。つまり、部分領域110cに含まれる
4枚の固体撮像素子又は部分領域110dに含まれる16枚の
固体撮像素子のいずれかを選択するのみでよく、第1乃
至第5の実施の形態のような座標の算出を行わなくてよ
い。
【0044】そして、選択された固体撮像素子から信号
が読み出されることになる。
【0045】このように、本実施の形態では、部分領域
は、部分撮像領域(固体撮像素子)単位となっているた
めに、算出回路での算出動作が第1乃至第5の実施の形
態の算出回路での算出動作に比べ格段に簡単になるとと
もに、選択手段もシフトレジスタのみで構成することが
できる。つまり、画像処理装置の構成を第1乃至第5の
実施の形態の画像処理装置に比べ簡単な構成とすること
が出来る。
【0046】(第7の実施の形態)第1の実施の形態で
読み出された撮像データを再構成する時に、水平409
8画素×垂直3078画素の記憶装置、もしくは、表示
装置40に配置する事を考える。座標を単に逆算出すれ
ば、図2の様なE1(683,513),F1(68
3,2565),G1(2415,513)H1(34
15,2565)の方形で示される全体の中央に配置さ
れる。しかし、撮像素子1のA1(683,513)を
記憶装置、もしくは、表示装置40のIの位置に持って
くる場合は以下の様な座標の再構成が必要である。
【0047】ここで、固体撮像素子1乃至9の座標をそ
れぞれ、 A1=(x11,y11),B1=(x12,y12),c1=(x13,y13),D1=(x14,y14)、 A2=(x21,y21),B1=(x22,y22),c1=(x23,y23),D1=(x24,y24)、 A3=(x31,y31),B1=(x32,y32),c1=(x33,y33),D1=(x34,y34)、 : : A9=(x91,y91),B1=(x92,y92),c1=(x93,y93),D1=(x94,y94)、 とし、記憶装置、もしくは、表示装置40の配置座標を
I=(x1,y1),J=(x2,y2),K=(x3
3),L=(x4,y4)とすれば、個別の読み出しデ
ータの配置座標A1〜9,B1〜9,C1〜9,D1〜
9は以下の様になる。
【0048】 例1)x1<x11,y1<y11の時 A′1=(x11-x1,y11-y1) A′2=(x13-x1+1,y21-y1) B′1=(x11-x1,y12-y1) B′2=(x14-x1+1,y22-y1) C′1=(x13-x1,y13-y1) C′2=((x23-x21)+(x13-x1),y23-y1) D′1=(x14-x1,y14-y1) D′2=((x24-x22)+(x14-x1),y24-y1) A′3=((x23-x21)+(x13-x1)+1,y31-y1) B′3=((x24-x22)+(x14-x1)+1,y32-y1) C′3=((x33-x31)+(x23-x21)+(x13-x1),y33-y1) D′3=((x34-x32)+(x24-x22)+(x14-x1),y34-y1) : : A′9=((x83-x81)+(x73-x1)+1,(y62-y61)+(y32-y31)+1) B′9=((x84-x82)+(x72-x1)+1,(y92-y91)+(y62-y61)+(y32-y31)+1) C′9=((x93-x91)+(x83-x81)+(x73-x1)+1,(y64-y62)+(y34-y32)+1) D′9=((x94-x92)+(x84-x82)+(x74-x1)+1,(y94-y93)+(y64-y63)+(y34-y33)+1)
【0049】上記の座標に各固体撮像素子1乃至9から
の撮像データを再構成すれば、図4の様に原点(0,
0)を画像の左角に合わせた配列が得られる。
【0050】上記で説明した実施の形態では、複数の固
体撮像素子を繋ぎ合わせて構成したものを説明したが、
一つの固体撮像素子の撮像領域を複数の部分撮像領域に
分割して、それぞれの部分撮像領域をデコ−ダ等の選択
手段によって独立に画素の選択をするものであってもよ
い。
【0051】
【発明の効果】本発明の画像処理装置では、撮像領域が
高画素数を有する場合であっても、部分的な領域の信号
を読み出すことができ、信号の読み出し時間の遅延等を
防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像処理装置の構成を示す図である。
【図2】画像処理装置の一部分を示す図である。
【図3】画素の詳細を示す図である。
【図4】撮像領域上での読み出しを行う部分領域の座標
を示す図である。
【図5】部分撮像領域上での読み出しを行う部分領域の
座標を示す図である。
【図6】撮像領域上での座標と部分撮像領域上での座標
の関係を示す図である。
【図7】貼り合わせ誤差のある撮像装置を示す図であ
る。
【図8】固体撮像素子の詳細を示す図である。
【図9】撮像領域中での読み出しを行う部分領域を示す
図である。
【図10】記憶装置又は表示装置を表す図を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 固体撮像素子 1a 選択手段 2b 選択手段 1c 部分撮像領域 10 算出回路 11 指定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜本 修 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 海部 紀之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 田代 和昭 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 5B047 AA30 BB04 BC01 CA05 CB09 5C022 AA01 AB68 AC42 5C024 AX01 CX38 CX39 CY16 CY32 GY35 GY36 GY37 HX02 JX08

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を分割して撮像するための部分
    撮像領域を複数有する撮像領域と、 前記部分撮像領域毎に独立に設けられた、前記撮像領域
    内に含まれる画素のうち信号を読み出すための画素を選
    択する複数の選択手段と、 前記撮像領域の全領域よりも小さい任意の領域から信号
    を読み出すために、それぞれの前記部分撮像領域におい
    て前記任意の領域に含まれる領域の画素を選択するよう
    に、前記複数の選択手段を制御する制御手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像処理装置におい
    て、前記制御手段は、前記撮像領域中で前記任意の領域
    を指定する指定手段を含み、前記指定手段による指定に
    応じて、前記複数の選択手段を制御することを特徴とす
    る画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像処理装置におい
    て、前記制御手段は、前記撮像領域中で前記任意の領域
    の座標を指定する指定手段と、前記指定手段の指定に応
    じて、それぞれの前記部分撮像領域において前記任意の
    領域に含まれる領域の座標を算出する算出手段とを含
    み、前記算出手段の算出結果に応じてそれぞれの前記部
    分撮像領域の前記選択手段を制御することを特徴とする
    画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の画像処理装置おいて、
    前記部分撮像領域は複数のブロックに分割され、前記算
    出手段は、前記指定手段の指定に応じてブロック単位で
    算出することを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記
    載の画像処理装置において、前記選択手段は、デコ−ダ
    を含むことを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記
    載の画像処理装置において、前記選択手段は、信号を読
    み出すための画素を順次選択する走査手段と、前記走査
    手段を複数のブロックに分割し、ブロック毎に独立に走
    査を開始し、前記走査手段の走査範囲の所定の位置で走
    査を終了させる走査制御手段とを含むことを特徴とする
    画像処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の画像処理装置におい
    て、前記走査手段は、シフトレジスタを含み、前記走査
    制御手段は、デコ−ダを含むことを特徴とする画像処理
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項1又は請求項2に記載の画像処理装
    置おいて、前記任意の領域は、前記部分撮像領域単位で
    あることを特徴とする画像処理装置。
  9. 【請求項9】 被写体像を撮像する部分撮像領域と前記
    部分撮像領域内に含まれる画素のうち信号を読み出すた
    めの画素を選択する選択手段とを含む固体撮像素子を複
    数配置し、複数の固体撮像素子のそれぞれで被写体像を
    分割して撮像する画像処理装置であって、 前記複数の固体撮像素子のそれぞれに含まれる部分撮像
    領域で構成される撮像領域の全領域よりも小さい任意の
    領域から信号を読み出すために、それぞれの前記部分撮
    像領域において前記任意の領域に含まれる領域の画素を
    選択するように、前記複数の固体撮像素子のそれぞれに
    含まれる前記選択手段を制御する制御手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の画像処理装置におい
    て、前記制御手段は、前記撮像領域中で前記任意の領域
    を指定する指定手段を含み、前記指定手段による指定に
    応じて、前記複数の固体撮像素子にそれぞれ含まれる選
    択手段を制御することを特徴とする画像処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の画像処理装置におい
    て、前記制御手段は、前記撮像領域中で前記任意の領域
    の座標を指定する指定手段と、前記指定手段の指定に応
    じて、それぞれの前記部分撮像領域において前記任意の
    領域に含まれる領域の座標を算出する算出手段とを含
    み、前記算出手段の算出結果に応じて前記複数の固体撮
    像素子にそれぞれ含まれる前記選択手段を制御すること
    を特徴とすることを特徴とする画像処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項9乃至請求項11のいずれか1項に
    記載の画像処理装置において、前記制御手段は、前記固
    体撮像素子の配置のずれによる補正量に基づいて前記選
    択手段を制御することを特徴とする画像処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の画像処理装置におい
    て、前記算出手段は、前記固体撮像素子の配置のずれに
    よる補正量を座標に増減させることを特徴とする画像処
    理装置。
  14. 【請求項14】 請求項11乃至請求項13に記載の画像処
    理装置おいて、前記部分撮像領域は複数のブロックに分
    割され、前記算出手段は、前記指定手段の指定に応じて
    ブロック単位で算出することを特徴とする画像処理装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項9乃至請求項14のいずれか1項に
    記載の画像処理装置において、前記選択手段は、デコ−
    ダを含むことを特徴とする画像処理装置。
  16. 【請求項16】 請求項9乃至請求項14のいずれか1項に
    記載の画像処理装置において、前記選択手段は、信号を
    読み出すための画素を順次選択する走査手段と、前記走
    査手段を複数のブロックに分割し、ブロック毎に独立に
    走査を開始し、前記走査手段の走査範囲の所定の位置で
    走査を終了させる走査制御手段とを含むことを特徴とす
    る画像処理装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の画像処理装置におい
    て、前記走査手段は、シフトレジスタを含み、前記走査
    制御手段は、デコ−ダを含むことを特徴とする画像処理
    装置。
  18. 【請求項18】 請求項9又は請求項10に記載の画像処
    理装置おいて、前記任意の領域は、前記部分撮像領域単
    位であることを特徴とする画像処理装置。
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