JP2001339315A - 画像信号伝送装置 - Google Patents

画像信号伝送装置

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JP2001339315A
JP2001339315A JP2000159409A JP2000159409A JP2001339315A JP 2001339315 A JP2001339315 A JP 2001339315A JP 2000159409 A JP2000159409 A JP 2000159409A JP 2000159409 A JP2000159409 A JP 2000159409A JP 2001339315 A JP2001339315 A JP 2001339315A
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JP
Japan
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signal
image
amplitude
cable
control signal
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JP2000159409A
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English (en)
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Hideki Kasamatsu
秀樹 笠松
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、ケーブル長に応じて変化する受
信信号のレベルに対応して、自動的に画像送信側装置か
ら出力される信号の振幅を調整することができるような
る画像信号伝送装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 画像受信側装置は、画像送信側装置から
ケーブルを介して画像受信側装置に伝送される信号のレ
ベルを検出し、検出した信号レベルに応じて画像送信側
装置からケーブルに出力される信号の振幅を制御するた
めの制御信号を発生させるための手段、および制御信号
を画像送信側装置に伝送する手段を備えており、画像送
信側装置は、画像受信側装置から送られてきた制御信号
に応じて画像送信側装置からケーブルに出力される信号
の振幅を制御する振幅制御手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パーソナルコン
ピュータで作成した画像信号を、パーソナルコンピュー
タと比較的距離が離れた所にある液晶プロジェクタやプ
ラズマディスプレイパネル(以下PDPと略す)等の表
示装置に伝送するために用いられる画像信号伝送装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータで作成した画像
信号をアナログ伝送ケーブルによって液晶プロジェクタ
に伝送する場合、アナログ伝送ケーブルが長くなると、
画像劣化が生じやすくなる。特に、1024×768画
素(XGA)の液晶プロジェクタ、1280×1024
画素(SXGA)の液晶プロジェクタのように、液晶プ
ロジェクタの解像度が高くなると、画像劣化が目立ちや
すくなる。
【0003】そこで、伝送ケーブル長が長い場合でも画
像劣化が発生しない画像信号伝送装置が既に開発されて
いる。その1つは米国のNational Semiconductor Corp.
(NS社) の"FPDLink" である。この画像信号伝送装置
は”LVDS”とも呼ばれている。
【0004】もう1つは、米国のSilicon Image,Inc.が
開発した"PanelLink" (パネルリンク)である。
【0005】図5は、"PanelLink" の構成を示してい
る。
【0006】"PanelLink" は、パーソナルコンピュータ
に内蔵せしめられるグラフィックスコントローラ(グラ
フィックスボード)101と、送信側ユニット102
と、受信側ユニット103と、送信側ユニット102と
受信側ユニット103とを接続するためのケーブル10
4とを備えている。
【0007】送信側ユニット102は、符号化および並
列−直列変換回路111と、PLL回路112と、振幅
制御回路113とを備えている。符号化および並列−直
列変換回路111には、グラフィックスコントローラ1
01から出力される画像データ、DE(Display Enable
信号:ディスプレイモードと待機モードとを判別する信
号)および制御信号が送られる。
【0008】符号化および並列−直列変換回路111で
は、24ビットのパラレルの画像データが並列−直列変
換される。これにより、信号線が減らされ、細いケーブ
ルでの伝送が可能となる。また、信号振幅が小さくさ
れ、EMI雑音の低減が図られている。さらに、並列−
直列変換時に符号化が行われる。この符号化の際には、
EMI雑音をより低減するために、伝送信号のレベルの
変化が少なくされる。
【0009】PLL回路112は、グラフィックスコン
トローラ101から出力されたクロック信号に基づい
て、符号化および並列−直列変換回路のためのクロック
信号を発生する。
【0010】ケーブル104は、画像データと制御信号
を含む符号を伝送するための3対の信号線と、PLL回
路112によって生成されたクロック信号を伝送するた
めの1本の信号線からなる。
【0011】振幅制御回路113は、送信側ユニット1
02から各ケーブル104に出力される信号(画像デー
タと制御信号を含む符号とクロック信号)の振幅を、外
付けの1個の抵抗115の抵抗値に応じて調整する。具
体的には、外付けされる1個の抵抗115の抵抗値を選
択することにより、信号振幅を0.5V〜2.5Vの範
囲内で調整できる。
【0012】受信側ユニット103は、データ抽出、直
列−並列変換および復号化回路131とPLL回路13
2とを備えている。データ抽出、直列−並列変換および
復号化回路131は、送信側ユニット102から送られ
てきた符号に対して、データ抽出、直列−並列変換およ
び復号化を行って、画像データ、DEおよび制御信号を
生成する。
【0013】PLL回路132は、送信側ユニット10
2から送られてきたクロック信号に基づいて、データ抽
出、直列−並列変換および復号化回路131のためのク
ロック信号を生成する。
【0014】データ抽出、直列−並列変換および復号化
回路131によって生成された画像データ、DEおよび
制御信号と、PLL回路132によって生成されたクロ
ック信号は、デジタル駆動方式の液晶パネル105に送
られる。
【0015】”LVDS”も"PanelLink" とほぼ同様で
あるが、符号化および復号化が行われないため、ケーブ
ルの信号線の総数が5本である点が異なっている。
【0016】図6は、本出願人が既に開発した画像信号
伝送装置の構成を示している(平成11年 特許願 第
151640号参照)。図6において、図5と同じもの
には同じ符号を付してその説明を省略する。なお、図6
に示す画像信号伝送装置は、本出願時点では公知となっ
ていない。
【0017】図6に示す画像信号伝送装置は、従来の"P
anelLink" を応用したものであり、パーソナルコンピュ
ータ(図示略、以下PCという)1内に装着された伝送
ユニット10と、液晶プロジェクタ20内に装着された
受信側ユニット103と、伝送ユニット10と受信側ユ
ニット103とを接続するためのケーブル104とを備
えている。
【0018】伝送ユニット10は、グラフィックスコン
トローラ(グラフィックスボード)101と、グラフィ
ックスコントローラ101に接続された送信側ユニット
102とから構成されている。グラフィックスコントロ
ーラ101は、PC1内のバス3を介してPC1内のメ
インCPU2に接続されている。伝送ユニット10内の
送信側ユニット102が、ケーブル104よって受信側
ユニット103に接続されている。
【0019】液晶プロジェクタ20内の受信側ユニット
103は、液晶プロジェクタ20内のデジタル駆動方式
の液晶パネル105に接続されている。
【0020】振幅制御回路113は、送信側ユニット1
02から各ケーブル104に出力される信号(画像デー
タと制御信号を含む符号とクロック信号)の振幅を、外
付けの可変抵抗回路114の抵抗値に応じて調整する。
可変抵抗回路114は、例えば抵抗値を2段階に切り替
えることができ、送信側ユニット102から各ケーブル
を104に出力される信号の振幅を2段階に切り替える
ことができる。
【0021】PC1には、ケーブル長設定のアプリケー
ションソフトがインストールされている。ユーザは、ケ
ーブル長を設定する際には、ケーブル長設定用のアプリ
ケーションソフトを起動させる。ケーブル長設定用のア
プリケーションソフトを起動させると、実際に使用され
ているケーブル104の長さをユーザに指定させるため
の選択画面がPC1の表示器に表示される。ユーザは、
この選択画面に基づいて、ケーブル長を選択する。
【0022】ユーザによってケーブル長が選択される
と、PC1は、ユーザによって選択されたケーブル長に
応じた指令信号(振幅指令信号)をバス3を介してグラ
フィックスコントローラ101に送る。グラフィックス
コントローラ101は、この指令信号を受信すると、指
令信号に応じた振幅制御信号を可変抵抗回路114の抵
抗値を変える。
【0023】図6に示す画像信号伝送装置によれば、ユ
ーザは、グラフィックスコントローラ101が装着され
たPC1を操作することによって、送信側ユニット10
2から各ケーブル104に出力される信号の振幅をケー
ブル長に応じて調整することができるようになる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】ところで、”LVD
S”または"PanekLink" のような画像信号伝送装置にお
いては、伝送信号の振幅を大きくすると、ケーブルによ
る伝送可能距離は大きくなる。しかしながら、伝送信号
の振幅を大きくすると、不要輻射信号は増大する。逆
に、伝送信号の振幅を小さくすると、不要輻射信号は減
少するが、伝送可能距離は短くなる。
【0025】したがって、ケーブル長に応じて信号振幅
を最適化することが好ましい。しかしながら”LVD
S”には、信号振幅を調整する機能はない。"PanekLin
k" は、上述したように、信号振幅を、外付けの1個の
抵抗115によって調整する機能を備えているが、外付
けの抵抗115は設計段階で取り付けられるので、ユー
ザがケーブル長に応じて信号振幅を調整することは困難
である。
【0026】また、図6に示す画像信号伝送装置では、
送信側ユニットからケーブルに出力される信号の振幅を
変化させるための振幅制御指令を、ユーザがケーブル長
に応じてPC1に入力する必要があった。
【0027】そのため、PC1には、予めケーブル長設
定用のアプリケーションソフトをインストールする必要
があり、ケーブル長を設定する際には、ケーブル長設定
用のアプリケーションソフトを起動させてPC1上にケ
ーブル長設定用選択画面を表示させ、この選択画面に基
づいて、ユーザがケーブル長を設定する必要があった。
【0028】さらに、ユーザが使用するケーブルを長さ
の異なるケーブルに変更した場合には、その都度、ユー
ザがコンピュータに振幅制御指令を入力しなければなら
なかった。
【0029】この発明は、ユーザがケーブル長を設定す
ることなく、ケーブル長に応じて変化する受信信号のレ
ベルに対応して、自動的に画像送信側装置から出力され
る信号の振幅を調整することができるようになる画像信
号伝送装置を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】この発明による画像信号
伝送装置は、画像送信側装置、画像受信側装置ならびに
画像送信側装置および画像受信側装置を接続するための
ケーブルを備えた画像信号伝達装置において、画像受信
側装置は、画像送信側装置からケーブルを介して画像受
信側装置に伝送される信号のレベルを検出し、検出した
信号レベルに応じて画像送信側装置からケーブルに出力
される信号の振幅を制御するための制御信号を発生させ
るための手段、および制御信号を画像送信側装置に伝送
する手段を備えており、画像送信側装置は、画像受信側
装置から送られてきた制御信号に応じて画像送信側装置
からケーブルに出力される信号の振幅を制御する振幅制
御手段を備えていることを特徴とする画像信号伝送装
置。
【0031】振幅制御手段としては、たとえば、外付け
される振幅制御用抵抗の抵抗値に応じて画像送信側装置
からケーブルに出力される信号の振幅を変化させるため
の振幅制御回路、振幅制御回路に振幅制御用抵抗として
外付けされた可変抵抗回路および画像受信側装置から送
られてきた制御信号に応じて可変抵抗回路の抵抗値を制
御する手段を備えているものが用いられる。
【0032】制御信号を画像送信側装置に伝送する手段
は、制御信号を有線によって伝送させるものであっても
よいし、制御信号を無線によって伝送させるものであっ
てもよい。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して、こ
の発明の実施の形態について説明する。
【0034】図1は、画像信号伝送装置の構成を示して
いる。図1において、図5および図6と同じものには同
じ符号を付してある。
【0035】画像信号伝送装置は、PC1内に装着され
た伝送ユニット10と、液晶プロジェクタ20内に装着
された受信側ユニット103と、伝送ユニット10と受
信側ユニット103とを接続するためのケーブル104
とを備えている。
【0036】伝送ユニット10は、グラフィックスコン
トローラ(グラフィックスボード)101と、グラフィ
ックスコントローラ101に接続された送信側ユニット
102とから構成されている。グラフィックスコントロ
ーラ101は、PC1内のバス3を介してPC1内のメ
インCPU2に接続されている。伝送ユニット10内の
送信側ユニット102が、ケーブル104によって受信
側ユニット103に接続されている。メインCPU2に
は、ラインレシーバ146が接続されている。
【0037】液晶プロジェクタ20内の受信側ユニット
103は、液晶プロジェクタ20内のデジタル駆動方式
の液晶パネル105に接続されている。また、液晶プロ
ジェクタ20内には、検波回路142、A/D変換器1
43、CPU144およびラインドライバ145が設け
られている。
【0038】送信側ユニット102は、符号化および並
列−直列変換回路111とPLL回路112と、振幅制
御回路113とを備えている。符号化および並列−直列
変換回路111には、グラフィックスコントローラ10
1から出力される画像データ、DE(Display Enable 信
号) および制御信号が送られる。符号化および並列−直
列変換回路111では、24ビットのパラレルの画像デ
ータが並列−直列変換される。また、信号振幅が小さく
され、EMI雑音の低減が図られている。さらに、並列
−直列変換時に符号化が行われる。この符号化の際に
は、EMI雑音をより低減するために、伝送信号のレベ
ルの変化が少なくされる。
【0039】PLL回路112は、グラフィックスコン
トローラ101から出力されたクロック信号に基づい
て、符号化および並列−直列変換回路111のためのク
ロック信号を生成する。
【0040】ケーブル104は、画像データと制御信号
を含む符号を伝送するための3対の信号線と、PLL回
路112によって生成されたクロック信号を伝送するた
めの1本の信号線とからなる。
【0041】振幅制御回路113は、送信側ユニット1
02から各ケーブル104に出力される信号(画像デー
タと制御信号を含む符号とクロック信号)の振幅を、外
付けの可変抵抗回路114の抵抗値に応じて調整する。
可変抵抗回路114は、図2に示すように、第1抵抗2
01および第1スイッチ205の直列回路、第2抵抗2
02および第2スイッチ206の直列回路、第3抵抗2
03および第3スイッチ207の直列回路、ならびに第
4抵抗204および第4スイッチ208が並列に接続さ
れているものである。
【0042】例えば、第1抵抗201の抵抗値を820
Ω、第2抵抗202の抵抗値を620Ω、第3抵抗20
3の抵抗値を390Ω、第4抵抗204の抵抗値を18
0Ωとする。
【0043】各スイッチ205〜208は、2ビットの
振幅制御信号(00,01,10,11)によって制御
される。振幅制御信号がたとえば”00”である場合に
は、、第1スイッチ205のみがオンでその他のスイッ
チ206、207、208がオフに切り替え制御され
る。この場合には、可変抵抗回路114の抵抗値は82
0Ωとなる。
【0044】振幅制御信号がたとえば”01”である場
合には、、第2スイッチ206のみがオンでその他のス
イッチ205、207、208がオフに切り替え制御さ
れる。この場合には、可変抵抗回路114の抵抗値は6
20Ωとなる。
【0045】振幅制御信号がたとえば”10”である場
合には、、第3スイッチ207のみがオンでその他のス
イッチ205、206、208がオフに切り替え制御さ
れる。この場合には、可変抵抗回路114の抵抗値は3
90Ωとなる。
【0046】振幅制御信号がたとえば”11”である場
合には、、第4スイッチ208のみがオンでその他のス
イッチ205、206、207がオフに切り替え制御さ
れる。この場合には、可変抵抗回路114の抵抗値は1
80Ωとなる。
【0047】このようにして、可変抵抗回路114の抵
抗値を4段階に切り替えることができる。言い換えれ
ば、切替えスイッチ205、206、207、208を
オンオフ制御することによって、送信側ユニット102
から各ケーブル104に出力される信号の振幅を4段階
に切り替えることができる。
【0048】受信側ユニット103は、データ抽出、直
列−並列変換および復号化回路131と、PLL回路1
32と、カップラ141とを備えている。データ抽出、
直列−並列変換および復号化回路131は送信側ユニッ
ト102から送られてきた符号に対して、データ抽出、
直列−並列変換および復号化を行って、画像データ、D
Eおよび制御信号を生成する。
【0049】PLL回路132は、送信側ユニット10
2から送られてきたクロック信号に基づいて、データ抽
出、直列−並列変換および復号化回路131のためのク
ロックを生成する。データ抽出、直列−並列変換および
復号化回路131によって生成された画像データ、DE
および制御信号と、PLL回路132によって生成され
たクロック信号とは、液晶パネル105に送られる。
【0050】送信ユニット102から受信ユニット10
3に伝送されるR、G、B信号の3対の画像データはそ
れぞれ差動信号によりペアで伝送されており、各信号レ
ベルはほぼ同等である。ケーブルを伝送されるディジタ
ルの画像データ(シリアルの画像データ)の伝送速度
は、例えばSXGA信号の場合、1.08Gbpsとな
る。
【0051】カップラ141は、図3に示すように、こ
の例では、受信したR信号の差動信号ペアであるRXR
+とRXR−のうちの、1本の信号RXR−の信号ライ
ンに配置され、そのカップリング出力が検波回路142
に入力される。各RXR+とRXR−の信号ラインの特
性インピーダンスはシングルエンドで50Ωであり、カ
ップラ141の終端抵抗301は例えば50Ωである。
【0052】RXR−のカップリング出力信号は、検波
回路142によって、信号の振幅レベルに比例した直流
(DC)電圧のアナログ信号に変換される。検波回路1
42としては、例えばアナログ・デバイセズ社から提供
されているAD8313のICが利用できる。
【0053】検波回路142から出力された検波信号
は、A/D変換回路143でディジタル信号に変換され
た後、CPU144の入力ポートに入力される。CPU
144では、RXR−受信信号レベルに応じて送信側の
送出信号レベルを変化させるために伝達される制御信号
を出力し、ラインドライバ145を介して送信側のPC
1内のラインレシーバ146にフィードバックする。
【0054】PC1内のラインレシーバ146に伝送さ
れる受信信号レベルに応じた制御信号は、例えば米国で
PCと液晶プロジェクタ等とのディジタルインタフェー
スとして規定されているDVI(Digital Vi
sual Interface)規格の24ピンコネク
タを用いた場合には、その8ピン端子(NC)の空き端
子を利用すれば、新たな配線をする必要もなく、ここか
ら1ビットの制御信号をシリアル伝送することができ
る。なお、制御信号伝送用インタフェースとして、新た
に信号配線をしてもよい。
【0055】PC1内のラインレシーバ146で受信し
た制御信号は、メインCPU2に入力される。PC1
は、メインCPU2に入力された制御信号に基づき、指
令信号(振幅指令信号)をバス3を介してグラフィック
スコントローラ101に送る。グラフィックスコントロ
ーラ101は、この指令信号を受信すると、指令信号に
応じた振幅制御信号を可変抵抗回路114に送る。
【0056】ケーブル104として1m以下の短ケーブ
ルが使用された場合には、カップラ141のRXR−の
カップリング出力信号の振幅が大となり、検波回路14
2信号の振幅レベルも大となる。従って、CPU144
から送信側の送出信号レベルを変化させるために伝達さ
れる制御信号は、送信信号の振幅レベルを下げるよう
に、ラインドライバ145を介して送信側に伝達する。
【0057】この受信側から伝達された制御信号に基づ
き、PC1は指令信号(振幅指令信号)をバス3を介し
てグラフィックスコントローラ101に送る。グラフィ
ックスコントローラ101によって、2ビットの振幅制
御信号が”00”にせしめられる。この場合には、スイ
ッチ205はオン状態、その他のスイッチ206〜20
8はオフ状態となり、可変抵抗回路114の抵抗値は、
4段階の抵抗値のうちの最も大きい抵抗値820Ωとな
り、送信側ユニット102から各ケーブル104に出力
される信号の振幅が4段階の振幅のうちの最も小さい振
幅となる。
【0058】ケーブル104として10m以上の長ケー
ブルが使用された場合には、カップラ141のRXR−
のカップリング出力信号の振幅が小となり、検波回路1
42信号の振幅レベルも小となる。従って、CPU14
4から送信側の送出信号レベルを変化させるために伝達
される制御信号は、送信信号の振幅レベルを上げるよう
に、ラインドライバ145を介して送信側に伝達する。
【0059】この受信側から伝達された制御信号に基づ
き、PC1は指令信号(振幅指令信号)をバス3を介し
てグラフィックスコントローラ101に送る。グラフィ
ックスコントローラ101によって、2ビットの振幅制
御信号が”11”にせしめられる。この場合には、スイ
ッチ208はオン状態となり、その他のスイッチ205
〜207はオフ状態となり、可変抵抗回路114の抵抗
値は、4段階の抵抗値のうちの最も小さい抵抗値180
Ωとなり、送信側ユニット102から各ケーブル104
に出力される信号の振幅が4段階のうちの最も大きい振
幅となる。
【0060】上記実施の形態によれば、受信側の画像デ
ータの振幅レベルが適正となるよう、グラフィックスコ
ントローラ101が装着されたPC1によって、送信側
ユニット102から各ケーブル104に出力される信号
の振幅を自動的に調整することができるようになる。
【0061】上記実施の形態では、送信側ユニット10
2から各ケーブル104に出力される信号の振幅を4段
階に調整する場合について説明したが、信号振幅の段階
にはこれに限定するものでなく、他の段階で調整できる
ようにしてもよい。
【0062】また、実施の形態では、カップラ141は
RXR−の信号ラインに配置されたが、RXR+の信号
ラインに配置されてもよいし、他の画像信号ラインRX
G+、RXG−、RXB+、RXB−のいずれかの信号
ラインに配置されてもよい。
【0063】さらに図4に示すように、受信側の液晶プ
ロジェクタ20から送信側のPC1に伝送する制御信号
の伝達方法として、無線インタフェースを用いて、CP
U144から出力される制御信号を、無線トランスミッ
タ147から送信し、無線レシーバ148で受信する構
成としてもよい。
【0064】
【発明の効果】この発明によれば、ユーザがケーブル長
を設定することなく、ケーブル長に応じて変化する受信
信号のレベルに対応して、自動的に画像送信側装置から
出力される信号の振幅を調整することができるような
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像伝送システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】伝送装置の構成を示すブロック図である。
【図3】信号レベル検出の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】他の画像伝送システムの構成を示すブロック図
である。
【図5】"PanelLink" の構成を示すブロック図である。
【図6】本出願人が既に開発した画像伝送システムの構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 PC 2 メインCPU 3 バス 10 伝送ユニット 20 液晶プロジェクタ 101 グラフィックスコントローラ 102 送信側ユニット 103 受信側ユニット 104 ケーブル 105 液晶パネル 111 符号化、並列−直列変換回路 112、132 PLL回路 113 振幅制御回路 114 可変抵抗回路 131 データ抽出、直列−並列変換、復号化回路 141 カップラ 142 検波回路 143 A/D変換回路 144 CPU 145 ラインドライバ 146 ラインレシーバ 147 無線トランスミッタ 148 無線レシーバ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像送信側装置、画像受信側装置ならび
    に画像送信側装置および画像受信側装置を接続するため
    のケーブルを備えた画像信号伝達装置において、 画像受信側装置は、画像送信側装置からケーブルを介し
    て画像受信側装置に伝送される信号のレベルを検出し、
    検出した信号レベルに応じて画像送信側装置からケーブ
    ルに出力される信号の振幅を制御するための制御信号を
    発生させるための手段、および制御信号を画像送信側装
    置に伝送する手段を備えており、 画像送信側装置は、画像受信側装置から送られてきた制
    御信号に応じて画像送信側装置からケーブルに出力され
    る信号の振幅を制御する振幅制御手段を備えていること
    を特徴とする画像信号伝送装置。
  2. 【請求項2】 振幅制御手段は、外付けされる振幅制御
    用抵抗の抵抗値に応じて画像送信側装置からケーブルに
    出力される信号の振幅を変化させるための振幅制御回
    路、振幅制御回路に振幅制御用抵抗として外付けされた
    可変抵抗回路および画像受信側装置から送られてきた制
    御信号に応じて可変抵抗回路の抵抗値を制御する手段を
    備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像信号
    伝送装置。
  3. 【請求項3】 制御信号を画像送信側装置に伝送する手
    段は、制御信号を有線によって伝送させるものである請
    求項1および2のいずれかに記載の画像信号伝送装置。
  4. 【請求項4】 制御信号を画像送信側装置に伝送する手
    段は、制御信号を無線によって伝送させるものである請
    求項1および2のいずれかに記載の画像信号伝送装置。
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