JP2001339180A - 通電回路 - Google Patents

通電回路

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JP2001339180A
JP2001339180A JP2000158756A JP2000158756A JP2001339180A JP 2001339180 A JP2001339180 A JP 2001339180A JP 2000158756 A JP2000158756 A JP 2000158756A JP 2000158756 A JP2000158756 A JP 2000158756A JP 2001339180 A JP2001339180 A JP 2001339180A
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power supply
container
energizing
electric heater
lines
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JP2000158756A
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English (en)
Inventor
Nagaki Furukawa
長樹 古川
Yoko Ono
洋子 小野
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Mechatronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器内の配線数を少なくすることができ、こ
れにより容器内の処置に際して配線が邪魔になる不具合
を解消できるとともに容器内の空間を有効活用すること
ができる通電回路を提供する。 【解決手段】 真空容器11内において、電気ヒータ2
1に対する通電用および電気ヒータ22に対する通電用
として共通の通電ラインLbを設け、さらに電気ヒータ
22に対する通電用および電気ヒータ23に対する通電
用として共通の通電ラインLcを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば半導体
製造に使用される真空容器のための通電回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造等の処置に際し、余計な気体
分子や埃による処置対象物への悪影響を防ぐため、処置
対象物をガス挿入等の給気口と容器内を排気する手段を
備えた真空容器に収容し、その真空容器の中で必要な処
置を行うことがある。この真空容器の一例を図4に示し
ている。
【0003】1は真空容器で、内部が真空状態に保たれ
ている。この真空容器1内に処置対象物たとえばウエハ
ーを載置するためのテーブル2が収容され、そのテーブ
ル2に複数の電気ヒータ3,4,5が装着されている。
【0004】真空容器1の底周面の所定個所には、容器
内配線と容器外配線とを中継するための複数の端子6
a,6b,6c,6d,6e,6fが設けられている。
そして、真空容器1の内側において、端子6a,6bに
電気ヒータ3の両端、端子6c,6dに電気ヒータ4の
両端、端子6e,6fに電気ヒータ5の両端がそれぞれ
接続されている。真空容器1の外側では、端子6a,6
b、端子6c,6d、端子6e,6fにそれぞれ動作用
電力を供給するための配線が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】真空容器1内の配線数
は、電気ヒータの個数に対応する。電気ヒータの個数が
多くなると、それに伴って真空容器1内の配線数が増加
し、処置の邪魔になることがある。
【0006】この発明は上記の事情を考慮したもので、
その目的とするところは、容器内の配線数を少なくする
ことができ、これにより容器内の処置に際して配線が邪
魔になる不具合を解消できるとともに容器内の空間を有
効活用することができる通電回路を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の通
電回路は、容器内の各電気負荷のうち、第1の電気負荷
に対する一対の通電ラインの片側と、第2の電気負荷に
対する一対の通電ラインの片側とを、容器内で共通化し
ている。
【0008】請求項2に係る発明の通電回路は、請求項
1に係る発明において、さらに、容器外に設けられ各電
気負荷に対する動作用電力を出力する電源回路と、容器
外に設けられ上記電源回路の出力を各通電ラインに導く
ための複数の電源ラインと、これら電源ラインにそれぞ
れ介挿された絶縁トランスと、を備えている。
【0009】請求項3に係る発明の通電回路は、請求項
2に係る発明において、さらに、各電源ラインに設けら
れた通電量可変手段と、各電源ラインの通電量を検出す
る検出手段と、この検出手段の検出結果が設定値一定と
なるよう上記各通電量可変手段を制御する制御手段と、
を備えている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0011】図1において、11はガス挿入等の給気口
と容器内を排気する手段を備えた真空容器で、内部が真
空状態に保たれている。この真空容器11内に処置対象
物たとえばウエハーを載置するためのテーブル12が収
容され、そのテーブル12に複数の電気負荷たとえば電
気ヒータ21,22,23が装着されている。この装着
例を図2および図3にそれぞれ示している。
【0012】図2、図3において、T1,T2,T3,
T4は接続用タップで、テーブル12の下面に分散して
設けられている。そして、接続用タップT1,T2間に
電気ヒータ21、接続用タップT2,T3間に電気ヒー
タ22、接続用タップT3,T4間に電気ヒータ23が
それぞれ配設され、各電気ヒータが互いに直列接続され
てテーブル12の下面の略全域を覆うように屈曲形成ま
たは螺旋形成されている。
【0013】真空容器11の底周面には、その所定個所
に、容器内配線と容器外配線とを中継するための複数の
端子24a,24b,24c,24dが設けられてい
る。端子24a,24bには、一対の通電ラインLa,
Lbを介して接続用タップT1,T2(電気ヒータ21
の両端)が接続されている。端子24b,24cには、
一対の通電ラインLb,Lcを介して接続用タップT
2,T3(電気ヒータ22の両端)が接続されている。
端子24c,24dには、一対の通電ラインLc,Ld
を介して接続用タップT3,T4(電気ヒータ23の両
端)が接続されている。
【0014】とくに、電気ヒータ21に対する通電ライ
ンLa,Lb、および電気ヒータ22に対する通電ライ
ンLb,Lcに関しては、共通の電源ラインLbが採用
されている。また、電気ヒータ22に対する電源ライン
Lb,Lc、および電気ヒータ23に対する電源ライン
Lc,Ldに関しては、共通の電源ラインLcが採用さ
れている。
【0015】一方、真空容器11の外側には電源回路3
0が設けられている。電源回路30は、電気ヒータ2
1,22,23に対する動作用電力を出力する。この出
力が、電源ライン25により端子24a,24b間に導
かれ、電源ライン26により端子24b,24c間に導
かれ、電源ライン27により端子24c,24d間に導
かれる。
【0016】さらに、電源ライン25に絶縁トランス3
1が介挿され、その絶縁トランス31の一次側に通電量
可変手段として双方向性サイリスタ41が挿接されてい
る。電源ライン26には絶縁トランス32が介挿され、
その絶縁トランス32の一次側に通電量可変手段として
双方向性サイリスタ42が挿接されている。電源ライン
27には絶縁トランス33が介挿され、その絶縁トラン
ス33の一次側に通電量可変手段として双方向性サイリ
スタ43が挿接されている。
【0017】また、電源ライン25において、絶縁トラ
ンス31の二次側に電圧検出器51および電流検出器6
1が設けられている。電源ライン26には、絶縁トラン
ス32の二次側に電圧検出器52および電流検出器62
が設けられている。電源ライン27には、絶縁トランス
33の二次側に電圧検出器53および電流検出器63が
設けられている。これら検出器の検出結果が制御部70
に供給される。
【0018】制御部70は、主要な機能として次の
[1]〜[6]を備えている。 [1]電圧検出器51の検出電圧および電流検出器61
の検出電流に基づいて電源ライン25の通電量(電気ヒ
ータ21への供給電力)を検出する第1の検出手段。 [2]第1の検出手段の検出結果が設定値一定となるよ
う双方向性サイリスタ41を制御する制御手段。 [3]電圧検出器52の検出電圧および電流検出器62
の検出電流に基づいて電源ライン26の通電量(電気ヒ
ータ22への供給電力)を検出する第2の検出手段。 [4]第2の検出手段の検出結果が設定値一定となるよ
う双方向性サイリスタ42を制御する制御手段。 [5]電圧検出器53の検出電圧および電流検出器63
の検出電流に基づいて電源ライン27の通電量(電気ヒ
ータ23への供給電力)を検出する第3の検出手段。 [6]第3の検出手段の検出結果が設定値一定となるよ
う双方向性サイリスタ43を制御する制御手段。
【0019】このような構成によれば、電気ヒータ2
1,22,23に供給される動作用電力が常に設定値一
定に維持される。これにより、テーブル12の各部の温
度がそのテーブル12上の処置対象物にとって最適な状
態に設定される。
【0020】とくに、真空容器11内において、電気ヒ
ータ21(第1の電気負荷に相当)に対する通電用およ
び電気ヒータ22(第2の電気負荷に相当)に対する通
電用として共通の通電ラインLbを設け、さらに電気ヒ
ータ22(第1の電気負荷に相当)に対する通電用およ
び電気ヒータ23(第2の電気負荷に相当)に対する通
電用として共通の通電ラインLcを設けているので、真
空容器11内の配線数を従来に比べてはるかに少なくす
ることができる。この配線数の減少は、電気ヒータの個
数が多くなるほど顕著な効果となって現われる。
【0021】こうして、真空容器11内の配線数が少な
くなることにより、真空容器11内での処置に際して配
線が邪魔になる不具合を解消できるとともに、真空容器
11内の限られた空間を有効活用することができる。
【0022】しかも、電源ライン25,26,27に絶
縁トランス31,32,33を介挿しているので、電気
ヒータ21,22,23の地絡を防止できるという効果
を奏する。
【0023】なお、上記実施形態では、容器として真空
容器を例に説明したが、真空でない容器に対しても同様
に適用可能である。また、電気ヒータの個数およびそれ
に伴う配線数については適宜に変更可能である。その
他、この発明は上記実施形態に限定されるものではな
く、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。
【0024】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、容
器内の各電気負荷のうち、第1の電気負荷に対する一対
の通電ラインの片側と、第2の電気負荷に対する一対の
通電ラインの片側とを、容器内で共通化したので、容器
内の配線数を少なくすることができ、これにより容器内
の処置に際して配線が邪魔になる不具合を解消できると
ともに容器内の空間を有効活用することができる通電回
路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の構成を示す図。
【図2】同実施形態における各電気ヒータの配設状態の
一例を示す図。
【図3】同実施形態における各電気ヒータの配設状態を
示す図。
【図4】従来の通電回路の構成を示す図。
【符号の説明】
11…真空容器、12…テーブル、T1,T2,T3,
T4…接続用タップ、21,22,23…電気ヒータ
(電気負荷)、24a,24b,24c,24d…端
子、La,Lb,Lc,Ld…通電ライン、25,2
6,27…電源ライン、30…電源回路、31,32,
33…絶縁トランス、41,42,43…双方向性サイ
リスタ(通電量可変手段)、51,52,53…電圧検
出器、61,62,63…電流検出器、70…制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/324 H01L 21/324 K

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電気負荷を容器に収容したものに
    おいて、 前記各電気負荷のうち、第1の電気負荷に対する一対の
    通電ラインの片側と、第2の電気負荷に対する一対の通
    電ラインの片側とを、前記容器内で共通化したことを特
    徴とする通電回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通電回路において、 前記容器外に設けられ、前記各電気負荷に対する動作用
    電力を出力する電源回路と、 前記容器外に設けられ、前記電源回路の出力を前記各通
    電ラインに導くための複数の電源ラインと、 これら電源ラインにそれぞれ介挿された絶縁トランス
    と、 を備えたことを特徴とする通電回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の通電回路において、 前記各電源ラインに設けられた通電量可変手段と、 前記各電源ラインの通電量を検出する検出手段と、 この検出手段の検出結果が設定値一定となるよう前記各
    通電量可変手段を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする通電回路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008257104A (ja) * 2007-04-09 2008-10-23 Mitsubishi Electric Corp 可変分散補償器
JP2013118226A (ja) * 2011-12-01 2013-06-13 Samco Inc 化合物半導体気相成長装置
JP2014150160A (ja) * 2013-02-01 2014-08-21 Hitachi High-Technologies Corp プラズマ処理装置および試料台
JP2015142050A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 株式会社日立ハイテクノロジーズ プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法

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