JP2001338036A - 交渉形エネルギーマネジメント方法および交渉形エネルギーマネジメントシステム - Google Patents
交渉形エネルギーマネジメント方法および交渉形エネルギーマネジメントシステムInfo
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Abstract
て、適切なエネルギー運用ができるようにする。 【解決手段】 ビル群管理システム12は、複数のビル
10のビル群管理システム13を統括、管理する。各ビ
ル10の過去の実績、運転スケジュールや以後の気象情
報などに基づいて、ビル群管理システム12がビル群と
してのエネルギー需要を予測し、ビル群としての契約デ
マンドに収まるかどうかにより、各ビル10の新たな運
転計画を立てる。
Description
ルと称す)・工場などエネルギーの需要家において使用
するエネルギーを管理し、効率的な運用を実現するため
の交渉形エネルギーマネジメント方法およびシステムに
関するものである。
4号公報に示された従来のエネルギーマネジメントシス
テムを示すブロック図であり、図において、1はオペレ
ータから入力されて電力料金単価、目標使用電力量が設
定される設定部、2はこの設定値を基に使用可能な目標
電力料金を算出する演算部、3はこの目標電力料金の算
出値に従うように監視対象機器16(各種負荷)に対し
て制御を行う制御部、4は各種情報を表示する表示部で
ある。
が設定部1から、電力料金単価と使用時間帯に応じた目
標使用電力量を設定する。これらの設定値から演算部2
で目標電力料金を算出する。そして制御部3で、実際の
使用電力量と目標電力料金を勘案して監視対象機器16
に対し運転制御指令を出力し、使用電力料金が目標電力
料金に従うように制御する。これにより、一定時間内で
使用できる料金の最大値を算出し、それ以内であれば時
間帯に関係なく、また使用負荷の量にも関係なく負荷運
転ができるため、必要に応じて最適エネルギーコストで
負荷制御が可能となっている。
うに構成されており、あくまで電力料金単価情報を調査
し、手入力されたデータを基に最適エネルギーコストを
算出している。従来の昼夜時間帯別料金等は、事前にエ
ネルギー供給系(電力会社、ガス会社等)により金額
他、契約内容が規定されており、そのエネルギーコスト
はほぼ安定したものであるため、従来の装置、技術で良
かった。しかし、今後電力小売り自由化などエネルギー
供給系の自由化により、需要側はより安いコストで設備
運転することを願望、期待し、また需要家自ら発電しそ
の余剰電力を供給側に売ることも可能になってくる。さ
らに、ネットワーク化が進展し、料金体系の複雑化・流
動化が進んで行くと考えられるため、従来の技術では追
随、対応できないという問題があった。
内の負荷に限られており、ビル群で全体的にエネルギー
を最適運用することができない。さらに、従来の装置や
システムではエネルギー運用の実態を把握して解析を行
うための詳細データの収集を安価に実現することが困難
であり、制御状態の評価の仕組みも確立されていないと
いう問題があった。
るためになされたものであり、複雑、流動的なエネルギ
ー料金体系に対応して、適切なエネルギー運用ができる
ようにすることを目的とする。また、複数の個別需要家
をまとめた需要家群として、適切なエネルギー運用がで
きるようにすることを目的とする。また、一つのエネル
ギー供給系全体として、負荷の平準化を図った運用がで
きるようにすることを目的とする。また、エネルギー運
用の実態を把握するために必要なデータを安価に収集で
きるようにすることを目的とする。また、個別需要家毎
に異なる設備機器やパラメータに対応して、エネルギー
運用の解析、制御に必要なデータを安価に収集できるよ
うにすることを目的とする。また、個別需要家側でエネ
ルギー運用実態データを収集、解析、評価してより適切
なエネルギー運用が可能となるようにすることを目的と
する。
ネルギーマネジメント方法は、エネルギーの需要家内の
機器を監視、制御してエネルギー使用を管理するものに
おいて、エネルギー供給側からリアルタイムで送信され
るエネルギー料金情報に基づき、需要家内のエネルギー
需要を満足させながら低料金になるように需要家内の機
器の運転計画を立てて最適制御を行うものである。
ント方法は、エネルギーの複数の需要家からなる需要家
群のエネルギー使用を需要家群管理システムが統括して
管理するものにおいて、需要家群としてのエネルギーデ
マンドでエネルギー供給側とデマンド契約をしておき、
需要家群の使用エネルギーが契約したデマンド値以下に
なるように需要家のエネルギー使用を制御するものであ
る。
ント方法は、請求項2記載のものにおいて、需要家群内
のいずれかの需要家にピークカット機器を設置してお
き、需要家群内の機器の過去の運転実績、以後の運転ス
ケジュールおよび以後の気象予報データから、需要家群
のエネルギー需要を予測し、需要家群の使用エネルギー
が契約したデマンド値以下になるようにピークカット機
器の運転を行うものである。
ント方法は、請求項3記載のものにおいて、エネルギー
供給側から以後の契約デマンド値を受信し、この契約デ
マンド値とエネルギー需要予測に基づき、需要家群の使
用エネルギーが契約したデマンド値以下になるようにピ
ークカット機器を含めた機器の運転計画を立てるもので
ある。
ント方法は、請求項4記載のものにおいて、地域冷熱供
給会社が需要家群管理システムとして需要家群を統括、
管理し、エネルギー供給側が、以後の予測される全体の
エネルギー需要と供給能力との関係から地域冷熱供給会
社に対して必要なエネルギー抑制量を指示し、地域冷熱
供給会社が、指示されたエネルギー抑制量と需要家群の
エネルギー需要予測に基づき、指示されたエネルギー抑
制量を守るようにピークカット機器を含めた機器の運転
計画を立てるものである。
ント方法は、請求項2記載のものにおいて、各需要家に
備えられた需要家管理システムを統括、管理する需要家
群管理システムが、需要家管理システムへモバイルエー
ジェントを配信し、このモバイルエージェントを使用し
て必要なデータを収集、加工して取得するものである。
ント方法は、請求項6記載のものにおいて、需要家管理
システムが、需要家の各機器に接続されてこれらの機器
を制御するローカルコントローラ、およびこのローカル
コントローラと需要家群管理システムとに接続されたセ
ンター装置からなり、需要家群管理システムがモバイル
エージェントを使用して、ローカルコントローラに蓄積
されているデータから必要なデータを取得するものであ
る。
ント方法は、請求項7記載のものにおいて、需要家群管
理システムが、需要家群のエネルギー需要を満足させな
がら低料金になるように需要家群の機器の運転計画を立
てて最適制御を行うとともに、モバイルエージェントを
使用してローカルコントローラから最適制御のパラメー
タおよび制御結果をリアルタイムで取得し、制御状況を
確認するものである。
ント方法は、請求項8記載のものにおいて、需要家群管
理システムが、取得した制御結果に基づき最適制御のパ
ラメータのチューニングを行うものである。
メント方法は、請求項6記載のものにおいて、モバイル
エージェントを使用して、制御が良好に行われているか
どうかを判断するための指標となる指標データを蓄積
し、この指標データを需要家群管理システムへ定期的に
送信するものである。
メント方法は、請求項10記載のものにおいて、需要家
管理システムが、需要家の各機器に接続されてこれらの
機器を制御するローカルコントローラ、およびこのロー
カルコントローラと需要家群管理システムとに接続され
たセンター装置からなり、このセンター装置へモバイル
エージェントを配信するものである。
メント方法は、請求項2記載のものにおいて、需要家管
理システムが、需要家の各機器に接続されてこれらの機
器を制御するローカルコントローラ、およびこのローカ
ルコントローラと需要家群管理システムとに接続された
センター装置からなり、機器のデータを保持する機器オ
ブジェクトを詳細度により複数段階にレベル分けしてロ
ーカルコントローラに蓄積し、高詳細度レベルの機器オ
ブジェクトは、通常時にはローカルコントローラに留め
置き、必要時にセンター装置へ送信するものである。
メント方法は、請求項2記載のものにおいて、各需要家
に備えられた需要家管理システムを統括、管理する需要
家群管理システムと需要家管理システムとの間でデータ
の送受を行う分散オブジェクト同期機構を設けるととも
に、需要家の各機器のデータを保持する機器オブジェク
トを詳細度により複数段階にレベル分けして需要家管理
システムに蓄積し、高詳細度レベルの機器オブジェクト
は、通常時には需要家管理システムに留め置き、需要家
群管理システムの指示があったときに分散オブジェクト
同期機構を通じて需要家群管理システムへ送信するもの
である。
メント方法は、請求項2記載のものにおいて、需要家群
管理システムが、需要家群のエネルギー需要を満足させ
ながら低料金になるように需要家群の機器の運転計画を
立てて最適制御を行うものであって、需要家群管理シス
テムと需要家管理システムの間でデータの送受を行う分
散オブジェクト同期機構を設けるとともに、需要家管理
システムが、需要家の各機器に接続されてこれらの機器
を制御するローカルコントローラおよびこのローカルコ
ントローラと需要家群管理システムとに接続されたセン
ター装置からなり、需要家群管理システムが分散オブジ
ェクト同期機構を通じてローカルコントローラから最適
制御のパラメータおよび制御結果をリアルタイムで取得
し、制御状況を確認するものである。
メント方法は、請求項14記載のものにおいて、需要家
群管理システムが、取得した制御結果に基づき最適制御
のパラメータのチューニングを行うものである。
メントシステムは、各需要家にを設けられて需要家に設
置された機器を制御する需要家管理システム、複数の需
要家管理システムを統括、管理する需要家群管理システ
ム、エネルギー供給側のシステム、および需要家管理シ
ステムと需要家群管理システムとエネルギー供給側のシ
ステムを接続するネットワークからなり、需要家管理シ
ステムは、需要家の各機器に接続されてこれらの機器を
制御するローカルコントローラおよびこのローカルコン
トローラと需要家群管理システムとに接続されたセンタ
ー装置からなるものである。
メントシステムは、請求項16記載のものにおいて、需
要家群管理システムと需要家管理システムの間でデータ
の送受を行う分散オブジェクト同期機構を設けたもので
ある。
メントシステムは、請求項16記載のものにおいて、需
要家群管理システムに、需要家管理システムへモバイル
エージェントを配信してこのモバイルエージェントを管
理するモバイルエージェント管理機構を設けたものであ
る。
ント方法およびシステムの説明においては、ネットワー
クとエネルギーをキー技術として、今後導入される可能
性のある複雑な料金体系にも対応でき、需要家でのエネ
ルギー使用コストを低減する最適制御ができる仕組みを
示すものである。また、「交渉形」とは、エネルギー供
給側と需要家あるいは需要家を管理するシステムとの
間、または複数の需要家を管理するシステムと個別の需
要家との間で、種々の情報を送受しながらエネルギー使
用の制御を行うことを意味する。
渉形マネジメントシステムの全体構成を示すブロック図
で、以下に説明する実施の形態1〜14に共通するもの
である。図において、11は電力会社やガス会社などの
エネルギー供給側であり、需要家全体の需要予測、供給
計画、料金体系の決定などを行っている。10はエネル
ギーの個別の需要家としてのビルで、需要家としてはビ
ル以外に、工場などエネルギーを使用する他の施設であ
ってもよいが、ここではビルとする。13はビル10に
設置されてそれぞれのビル10でのエネルギー使用の管
理を行う需要家管理システムとしてのビル管理システ
ム、12はビル群のエネルギー使用を統括、管理する需
要家群管理システムとしてのビル群管理システム、16
は各ビル10に設置の機器で、監視対象機器、14、1
5はビル管理システム13のセンター装置とローカルコ
ントローラで、ローカルコントローラ15が監視対象機
器16に接続されてこれらを制御するとともに、センタ
ー装置14がローカルコントローラ15とビル群管理シ
ステム12に接続されている。なお、監視対象機器16
のメーカー、例えば冷凍機のメーカーもネットワークに
接続し、冷凍機の効率データのような運転性能情報など
が得られるようにしてもよい。
態1における交渉形マネジメントシステムの構成を示す
ブロック図である。図において、21は接続機器台数や
強制運転情報など各種パラメータを設定する設定部、2
3はセンター装置14とローカルコントローラ15に設
けられた演算部であり、設定部21から受け取ったパラ
メータとエネルギー供給側11から受信した情報により
最適な機器運転計画を立案する。24は演算部23の演
算結果により監視対象機器16の制御を行う制御部、2
2は各種データを表示する表示部である。なお、設定部
21と表示部23はセンター装置14に、そして制御部
24はローカルコントローラ15に設置されている。1
6はビル10内の電気、熱源、空調等の諸設備である監
視対象機器で、ビル管理システム13の制御部24に接
続されている。また、一般家庭などの小規模需要家90
では表示端末91が各種負荷92に接続されている。
給側11はリアルタイムでのコスト情報を提供する。す
なわち、エネルギー供給側11は、エネルギー単価やそ
のエネルギー単価を達成するための条件(目標電力な
ど)、コストを下げるための条件などを、例えば1時間
あるいは2〜3時間毎にビル管理システム13の演算部
23に送信し、ビル管理システム13は受信したこれら
の情報をリアルタイムに取り込む。また、設定部21で
は、各種のパラメータを設定し、表示部22に表示す
る。演算部23では、供給側システム11と設定部21
から得た情報により、エネルギーコストが最低となる設
備運転計画を立案する。そしてその結果を制御部24へ
送信し、制御部24がビル10内の監視対象機器16を
制御する。また設定部21にて、使用電力(以後、電力
をエネルギーの例として説明)の目標コストを入力して
おくこともできる。それにより、電力コストの目標と現
状とを比較することができ、需要家はその差を見て省エ
ネルギーの判断材料にすることができる。
般家庭などの小規模需要家90に対しては、エネルギー
供給側が表示端末91を提供し、オンライン計測機能に
追加して、コスト情報の送信を行う。小規模需要家90
は、リアルタイムに更新されるコスト情報を見て、各種
負荷92を人手で制御する。また、実際の電力使用量と
コスト情報から、現時点までの使用料金を算出して表示
端末91に表示する。
1にビル管理システム13や表示端末25をネットワー
クで接続し、オンラインでエネルギーコスト情報や、よ
りコストを下げるための条件を通信したり、目標料金、
実績料金をビジブルにしたりできるため、エネルギーコ
ストを低減する適切な運転計画を立案、実施したり、省
エネルギーに対する意識を向上させたりするのに役立
つ。
形態2における交渉形マネジメントシステムの構成を示
すブロック図である。図において、12は複数のビル1
0のビル管理システム13を統括管理するビル群管理シ
ステムであり、ビル10とは離れて設置されているが、
ネットワークで互いに接続されエネルギー情報の収集、
解析を行って、ビル群全体として最適運転制御を行い、
そのエネルギー使用の評価をする。13はビル管理シス
テムであり、リアルタイムでのビル10内の電力需要情
報を監視、提供する機能をもつ。その他は実施の形態1
の場合と同様であるので説明を省略する。
システム12の管理するビル群はそのビル群全体で群電
力デマンドを契約しているものとする。ビル管理システ
ム13は、常時そのビル10の使用電力情報を収集し蓄
積するとともに、ビル群管理システム12に使用電力情
報を送信する。ビル群管理システム12は、取り込んだ
個々のビル10の使用電力を演算して、ビル群全体での
使用電力を管理する。もし全体の使用電力値が、ビル群
での契約電力デマンドを越えそうになった場合は、ビル
群管理システム12が各ビル10の使用電力合計がビル
群での契約電力デマンドを越えないように、各ビルの使
用電力を抑制するようビル管理システム13に対して制
御指令を行う。このようにすることにより、ビル10個
別で契約する場合と比較して、ビル群での契約電力デマ
ンドを低く押さえることができるので、電力エネルギー
のコストを削減できる。
以下に述べる。図4、図5はそれぞれビル管理システム
13およびビル群管理システム12の動作を示すフロー
チャートである。まず、図4のステップA1で自らのビ
ル10の電力需要予測を行い、ステップA2で機器の運
転スケジュールを立案する。次に、ステップA3でこれ
らの情報の他、過去の実績データなどを送信し、ステッ
プA4でビル10の電力需要情報を送信する。一方、図
5のステップB1では、ステップA3から送られてきた
各ビル10の過去の実績データなどを受信し、ステップ
B2で気象情報を受信し、ステップB3でステップA4
からの各ビル10の電力需要情報を受信する。そしてス
テップB4で、これらの諸情報に基づいて、各ビル10
の現在から先の電力需要を予測する。
需要予測値でビル群の契約電力デマンドに収まるかどう
か判断し、もし収まるのであればB6で現状のままの目
標値をステップA5へ送信する。もし収まらなければ、
契約電力デマンドを越えないように各ビル10の制御を
行うため、ステップB7で新たな目標値をステップA5
へ送信する。ステップB6、B7からはステップB1へ
戻って繰り返す。図4のステップA5では、ステップB
6またはB7からの情報を受信し、ステップA6で必要
に応じて分散電源などの運転制御を行う。そしてステッ
プA3に戻って繰り返す。
ット機器、例えば夜間蓄熱運転やマイクロガスタービン
のような分散電源運転など電力需要のピークカットのた
めの機器の最適運転制御指令を行う。ビル10個別での
電力デマンド契約ではなく、ここでは複数のビル10か
らなるビル群として電力デマンド契約をしているので、
ビル群で電力の需要が逼迫したときは、蓄熱槽や分散電
源をもっているビル10で、それらを運転して受電電力
を削減し、需要のピークを押し上げているビル10と合
計してビル群の契約電力デマンドに収まるようにする。
これにより、複数のビル10に蓄熱槽や分散電源を導入
することなく、これらの設備を集中させて初期投資費
用、運転費用を削減しながら、全体の契約電力デマンド
を押さえることができるようになる。
形態3における交渉形エネルギーマネジメントシステム
の構成を示すブロック図である。図において、11はエ
ネルギー供給側であり、ビル群管理システム12に対し
て使用電力を監視し、現在から先の契約電力デマンドを
指示する。その他は実施の形態2の場合と同様であるの
で説明を省略する。
ステム12は、各ビル管理システム13からそれぞれの
ビル10の電力需要情報はじめ過去の実績データや運転
スケジュールなどを収集する。エネルギー供給側11は
現在から先の、エネルギー供給側11全体での電力需要
情報を考慮し、各ビル群管理システム12に対して、現
在から先の、例えば当日あるいは翌日の契約電力を指示
する。
電力需要を合計し、ビル群としての使用電力がビル群と
しての契約電力を越えないようにするために、各ビル1
0の電力需要を抑制するようビル管理システム13に対
して、夜間蓄熱や分散電源の運転など電力需要のピーク
カットのための最適運転制御指令を行う。これにより、
エネルギー供給側11ではビル群の協力を得て、以後の
ピークを押え込むことができるようになるため、エネル
ギー供給側11の新たな設備投資を削減できる。
ギー需要の制御について、蓄熱槽などのピークカット機
器を有する地域冷熱供給会社を対象とする。図7は、実
施の形態4における交渉形エネルギーマネジメントの構
成を示すブロック図である。図において、17は複数の
ビル10のエネルギーを管理する地域冷熱会社のエネル
ギー管理装置であり、実施の形態3のビル群管理システ
ム12に相当し、各ビル10のエネルギーを管理する。
その他は実施の形態3の場合と同様であるので説明を省
略する。
供給側11は、地域冷熱供給会社のエネルギー管理装置
17で設定あるいは予測した需要エネルギー値を取り込
む。そして各需要家から取り込んだ値を合計した予測需
要エネルギー合計値と、エネルギー供給側11が供給可
能な供給可能エネルギー値とを比較する。もし予測需要
エネルギー値の方が供給可能エネルギー値より大きけれ
ば、エネルギー供給側11が、抑制すべき総エネルギー
値を算出する。需要家側(この場合は、地域冷熱供給会
社)においては、このような場合に抑制すべき抑制エネ
ルギー値を、予めエネルギー供給側11と契約してお
き、エネルギー供給側11から抑制指示があった場合
に、その決めた範囲内でエネルギー抑制を行うモードに
入り、監視対象機器16である各種機器の制御を行う。
これを第1段抑制モードとする。
ネルギー値に基づき、地域冷熱供給会社のエネルギー管
理装置17に対して抑制値を送信、指示する。エネルギ
ー管理装置17は、その指示値と自身側の予測需要エネ
ルギー値とを勘案して、第1段抑制モードに入り、蓄熱
分や消費予測負荷分を基に最適運転計画を算出する。そ
の計画に基づき、監視対象機器16の制御を行う。エネ
ルギー管理装置17においては、制御状態をリアルタイ
ムでグラフに表示できるようになっている。もしエネル
ギーの使用状態が、当初予測した需要エネルギー値から
抑制指示値分を差し引いた値を越えそうになった場合
は、第2段抑制モードへ展開し、さらなる抑制を行うた
めの運転計画を立て、制御を行う。
地域冷熱供給会社のような大規模需要家のピークシフト
設備を有効に使用できるため、エネルギー供給側11で
の設備投資を押えることができ、かつエネルギー供給側
の負荷率(平均使用電力/ピーク使用電力)を向上させ
ることができるため、エネルギー供給設備の高効率運転
が可能となる。また、地域冷熱供給会社側では、既に投
資した設備を高稼働率で運転してコスト削減を行い、地
域全体でのエネルギー費用の削減を図ることができる。
形態5における交渉形エネルギーマネジメントシステム
の構成を示すブロック図である。図において、14、1
5はビル管理システム13のセンター装置とローカルコ
ントローラであり、ローカルコントローラ15が監視対
象機器16からデータを収集して蓄積するとともにこれ
らのデータをセンター装置14へ送信する。センター装
置14ではローカルコントローラ15から収集したデー
タを蓄積、表示する。31はビル管理システム13のセ
ンター装置14に保持されたモバイルエージェントで、
ネットワーク上に分散した計算機間を移動して動作する
ソフトウエアである。
トローラ15は、監視対象機器16から常時情報を収集
し、蓄積するとともに、センター装置14へ必要な情報
を送信する。センター装置14はローカルコントローラ
15から常時必要な情報を収集し、蓄積する。ビル群管
理システム12は、エネルギーマネジメントのために情
報が必要になった時に、必要とする情報についてセンタ
ー装置14での収集方法および加工方法をプログラムし
たモバイルエージェント31を各ビル10のセンター装
置14へ配信する。
ージェント31は、予めプログラムされた収集方法およ
び加工方法にしたがい、センター装置14に蓄積された
情報を収集、加工する。モバイルエージェント31は情
報の収集、加工が完了した後、その情報をビル群管理シ
ステム12へ送信する。ビル群管理システム12は、モ
バイルエージェント31から送信された情報をもとにエ
ネルギーマネジメントを行う。
12とセンター装置14の間でやりとりされる情報は、
モバイルエージェント31と加工後の情報であるから、
加工前の情報を直接ビル群管理システム12とセンター
装置14の間でやりとりする方法と比較して、通信量の
削減と処理時間の短縮が図れる。さらに、情報の加工方
法は、モバイルエージェント31にプログラムされるの
で、予めセンター装置14に組み込んでおく必要がな
い。また、情報の加工方法の変更もモバイルエージェン
ト31の変更だけで済むので、各ビル管理システム13
のプログラムを変更する必要がなく、変更にかかる工数
を削減できる。上記の方法によると、従来現地のビル1
0まで出かけて行って確認しなければならなかった制御
状況を、遠隔地のビル群管理システム12側でモバイル
エージェント31を発行することにより把握でき、制御
状況に問題がある場合の把握が遠隔地からできる効果が
ある。
エージェント31がセンター装置内に保持されている
が、この実施の形態ではローカルコントローラ内に保持
される。図9は、この発明の実施の形態6における交渉
形エネルギーマネジメントシステムの構成を示すブロッ
ク図である。モバイルエージェント31はビル管理シス
テム13のローカルコントローラ15に保持されてい
る。その他は実施の形態5の場合と同様であるので説明
を省略する。次に動作について説明する。ビル群管理シ
ステム12は、必要とする情報について、ローカルコン
トローラ15での収集方法および加工方法をプログラム
したモバイルエージェント31を各ビル10のローカル
コントローラ15へ配信する。ローカルコントローラ1
5に配信されたモバイルエージェント31は、ローカル
コントローラ15に蓄積された情報を収集、加工して、
ビル群管理システム12へ送信する。ビル群管理システ
ム12は、その情報を基にエネルギーマネジメントを行
う。
果に加えて、次のような利点を有する。すなわち、モバ
イルエージェント31がローカルコントローラ15上で
動作するので、センター装置14に無くてローカルコン
トローラ15に有る情報を加工する場合、ローカルコン
トローラ15からセンター装置14へその情報を送信す
る必要がなく、情報量の削減と処理時間の短縮が図れ
る。さらに、情報の収集、加工方法が変更になったとき
に、ローカルコントローラ15とセンター装置14の間
の情報送信のプログラムに変更を加える必要がなく、変
更にかかる工数を削減できる。
テムの構成は、図9と同様になっており、その説明を省
略する。この実施の形態では、ビル群管理システム12
へ最適制御のパラメータと制御結果を送信するようにな
っている。
システム12は、エネルギーマネジメントに情報が必要
となったときに、モバイルエージェント31を各ビル1
0のローカルコントローラ15へ配信する。ローカルコ
ントローラ15に配信されたモバイルエージェント31
は、最適制御のパラメータ(例えば室温の設定値など)
と制御結果を収集、加工し、その情報をビル群管理シス
テム12へ送信する。ビル群管理システム12は、送信
された情報をもとに制御状況確認し、問題があれば制御
パラメータを変更する。以上により、実施の形態6と同
様の効果を奏する。
の形態8における交渉形エネルギーマネジメントシステ
ムの構成を示すブロック図である。図において、33は
ローカルコントローラ15に備えられた制御機能であ
り、ビル群管理システム12からの指示によりチューニ
ングを行う。ここで、チューニングとは、遠隔地からの
オンライン制御による調整をいう。その他は実施の形態
6の場合と同様であるので説明を省略する。
ントローラ15は、監視対象機器16から常時情報を収
集し、蓄積するとともに、センター装置14に必要な情
報を送信する。センター装置14は、ローカルコントロ
ーラ15から常時必要な情報を収集し、蓄積する。ビル
群管理システム12は、最適制御のパラメータのチュー
ニングが必要になったときに、必要とする情報について
ローカルコントローラ15で保持する最適制御のパラメ
ータおよび制御結果を取得するために、モバイルエージ
ェント31を作成し、各ビル10のローカルコントロー
ラ15へ配信する。
バイルエージェント31は、最適制御のパラメータおよ
び制御結果を収集して、常時ビル群管理システム12へ
送信する。ビル群管理システム12は、モバイルエージ
ェント31から受信した情報をもとにパラメータおよび
制御結果を確認し、最適な制御状況となるように、制御
機能33を用いてパラメータ値のチューニングを行う。
生したときに、モバイルエージェント31を作成、送信
し、遠隔地からのチューニングを行うことができるた
め、ビル群管理システム12に駐在するオペレータが、
現地のビル10へ出かけていって調整作業を行うことが
不要になる。
の形態9における交渉形エネルギーマネジメントシステ
ムの構成を示すブロック図である。図において、41〜
43はローカルコントローラ15内に、詳細度により3
段階のレベルに分割して登録された機器オブジェクトで
あり、詳細度の低い順に、41はマクロ監視オブジェク
ト、42は通常監視オブジェクト、43は詳細監視オブ
ジェクトである。その他は実施の形態5の場合と同様で
あるので説明を省略する。ただし、この実施の形態では
ビル管理システム13にモバイルエージェントが配信さ
れていない。
ントローラ15は、監視対象機器16から常時情報を収
集し、そのデータを複数のレベルのオブジェクトに分け
て蓄積する。そして、特に問題のない時はマクロ監視オ
ブジェクト41のみをセンター装置14へ送信する。ま
た、オペレータの指示があったときやマクロ監視中に問
題となるデータが発生したとき、定期収集時などに通常
監視オブジェクト42を送信する。詳細監視オブジェク
トについては、通常はローカルコントローラ15に蓄積
するのみとし、ビル群管理システム12から指示があっ
たとき、その指示に基づいてセンター装置14経由でビ
ル群管理システム12へ送信する。ただし、その際にセ
ンター装置14は自らが必要としない詳細オブジェクト
43については認識しない。
数が多くなればその分製作コストが多くかかっていた
が、上記のようにオブジェクトのレベルを分け、必要に
応じて通信を行うことにより、認識するオブジェクト数
を削減し、製作コストを下げることが可能になる。ま
た、オペレータにとっても認識すべきオブジェクトを最
小限にとどめることができ、オペレータの負荷を低減す
ることができる。
施の形態10における交渉形エネルギーマネジメントシ
ステムを示すブロック図である。ビル群管理システム1
2は、エネルギーマネジメント機能部52、機器オブジ
ェクト収納部53および分散オブジェクト同期機構54
を備えている。また、ビル管理システム13のセンター
装置14は、ビル監視機能部55および分散オブジェク
ト同期機構56を備えていて、ビル群管理システム12
とセンター装置14の両分散オブジェクト同期機構5
4、56は互いに接続されている。57はローカルコン
トローラ15から取得した機器オブジェクト、58は機
器オブジェクト57の一部であるビル監視用機器オブジ
ェクトである。その他は図2と同様であるので説明を省
略する。なお、監視対象機器の図示を省略している(以
下の実施の形態においても同じ)。
ステム13において、ローカルコントローラ15から取
得し、センター装置14内に保持した機器オブジェクト
57をビル群管理システム12とセンター装置14の両
分散オブジェクト同期機構54、56間の同期処理によ
り、ビル群管理システム12の指示に従って、機器オブ
ジェクト収納部53へ送信する。ビル群管理システム1
2においては、エネルギーマネジメント機能部52が、
機器オブジェクト収納部53の機器オブジェクトを参照
し、エネルギー情報収集、解析、評価などのエネルギー
マネジメント処理を行う。ビル管理システム13のセン
ター装置14内のビル監視制御機能部55は、機器オブ
ジェクト57内のエネルギーマネジメント処理を行うた
めの詳細な部分を意識せずに、ビル監視用機器オブジェ
クト58を参照し、通常のビル監視制御を行うことがで
きる。
施の形態11における交渉形エネルギーマネジメントシ
ステムを示すブロック図である。図において、60はビ
ル群管理システム12に備えられた最適制御パラメータ
・制御結果収納部、59はローカルコントローラから取
得した最適制御パラメータおよび制御結果である。その
他は実施の形態10と同様であるので説明を省略する。
ステム13において、ローカルコントローラ15は、予
め設定されている最適制御パラメータに従って監視対象
機器を制御する。ローカルコントローラ15から取得
し、センター装置14内に保持した最適制御パラメータ
・制御結果59を、ビル群管理システム12とセンター
装置14の両分散オブジェクト同期機構54、56間の
同期処理により、ビル群管理システム12の最適制御パ
ラメータ・制御結果収納部60へ送信する。
ペレータは、遠隔地にあるビル管理システム13の最適
制御パラメータおよび制御結果のオブジェクトを、オペ
レータの手元の最適制御パラメータ・制御結果収納部6
0から参照でき、制御状況を確認できる効果がある。
施の形態12における交渉形エネルギーマネジメントシ
ステムを示すブロック図である。図において、55はビ
ル監視制御機能部、33は最適制御のパラメータのチュ
ーニングを行うための制御機能である。その他は実施の
形態11の場合と同様であるので説明を省略する。
ステム13において、ローカルコントローラ15は設定
されている最適制御パラメータに従って監視対象機器を
制御する。ローカルコントローラ15から取得し、セン
ター装置14内に保持した最適パラメータ・制御結果
を、ビル群管理システム12とセンター装置14の両分
散オブジェクト同期機構54、56間の同期処理によ
り、ビル群管理システム12の最適制御パラメータ・制
御結果収納部60へ送信する。
ギーマネジメント機能部52が最適制御パラメータ・制
御結果収納部53の内容を参照して、定期的に最適制御
パラメータを再演算し、最適制御パラメータ・制御結果
収納部60へ書き込み、両分散オブジェクト同期機構5
4、56間の同期処理により、ビル管理システム13の
センター装置14へ送信する。センター装置14では、
受信した最適制御パラメータをビル監視制御機能部55
がローカルコントローラ15へ、制御機能33を用いて
送信、チューニングを行う。
果に加えて、ビル群管理システム12のオペレータが、
現地のビル10に赴くことなく最適制御パラメータのチ
ューニングができるという効果がある。なお、実施の形
態10〜12ではビル管理システム13側の分散オブジ
ェクト同期機構56をセンター装置14に設置したが、
ローカルコントローラ15に設置しても同様の効果が得
られる。
施の形態13における交渉形エネルギーマネジメントシ
ステムを示すブロック図である。ビル群管理システム1
2は、エネルギーマネジメント機能部52、指標データ
収納部63およびモバイルエージェント管理機構64を
備えていて、モバイルエージェント管理機構64がビル
管理システム13のセンター装置14とつながってい
る。57はローカルコントローラ15で取得した機器オ
ブジェクト、65は制御が良好に行われているかどうか
を判断するための指標となる指標データである。その他
は実施の形態6と同様であるので説明を省略する。
ステム12のモバイルエージェント管理機構64からビ
ル管理システム13のローカルコントローラ15へモバ
イルエージェント31が配信され、ローカルコントロー
ラ15にて必要な指標データ65を機器オブジェクト6
7から検索、取得して、ビル群管理システム12へ送信
する。受信したビル群管理システム12ではこれを指標
データ収納部63へ収納する。エネルギーマネジメント
機能部52が指標データ収納部63の内容を参照し、無
駄なエネルギーを消費していると考えられる機器の抽出
や、必要データの演算、運転コストの算出などを行う。
理システム12に集めて通信量を増大させるようなこと
はなく、ローカルコントローラ15で必要なデータを抽
出してその必要なデータのみを収集できる。また、モバ
イルエージェント31を使用しているので、内容を変更
して再配信することができ、したがってシステム構築時
点では指標データとしてどのようなデータを収集すれば
よいか分からない場合でも、いたずらに収集データを増
加させることなく、必要データを絞り込んで取得し、解
析の用に供することができる。
施の形態14における交渉形エネルギーマネジメントシ
ステムを示すブロック図である。実施の形態13ではモ
バイルエージェント31がビル管理システム13のロー
カルコントローラ15に保持されているが、この実施の
形態ではセンター装置14に保持されている。その他は
実施の形態13の場合と同様であるので説明を省略す
る。
システム12のモバイルエージェント管理機構64から
ビル管理システム13のセンター装置14へモバイルエ
ージェント31が配信される。ローカルコントローラ1
5から取得して、センター装置14に蓄積されている機
器オブジェクト57から、モバイルエージェント31が
必要な指標データ65を検索、取得してビル群管理シス
テム12へ送信する。以下、実施の形態13と同様に動
作する。
果に加えて、ビル管理システム13でセンター装置14
にデータを集めておくことにより、大量のメモリを必要
とするデータ蓄積に有利で、当該ビルの生産熱量計算な
ど、1台のローカルコントローラ15に限定できないデ
ータの収集が行える効果がある。
メント方法によれば、エネルギー供給側からリアルタイ
ムで送信されるエネルギー情報に基づき、需要を満足さ
せながら低料金になるように機器の運転を最適制御する
ので、複雑、流動的な料金体系に対応して適切なエネル
ギー運用ができる。
ント方法によれば、需要家群としてのエネルギーデマン
ドでデマンド契約をしておき、需要家群の使用エネルギ
ーが契約したデマンド値以下になるように制御するの
で、需要家群の中でエネルギー使用を融通し合って弾力
的なエネルギー運用ができ、需要家が個別にエネルギー
供給側と契約する場合と比べてコストを低減することが
できる。
ント方法によれば、需要家群のエネルギー需要を予測
し、使用エネルギーが契約したデマンド値以下になるよ
うに需要家群内のピークカット機器の運転を行うので、
ピークカット機器を需要家群内で集中して設置すること
が可能で、初期投資を低減することができる。請求項4
に係る交渉形エネルギーマネジメント方法によれば、エ
ネルギー供給側から以後の契約デマンド値を受信し、こ
の契約デマンド値と需要予測に基づき、ピークカット機
器を含めた機器の運転計画を立てるので、複雑、流動的
な料金体系に対応して、コストを低減することができ
る。
ント方法によれば、エネルギー供給側が地域冷熱供給会
社に対してエネルギー抑制量を指示し、地域冷熱供給会
社が、指示値を守るようにピークカット機器を含めた機
器の運転計画を立てるので、エネルギー供給側の負荷率
が改善されるとともに、地域冷熱会社の設備の稼働率を
高めることができる。
ント方法によれば、需要家群管理システムが、需要家管
理システムへモバイルエージェントを配信して必要なデ
ータを取得するので、通信量が削減され、また遠隔地か
ら現地の制御状況を容易に把握することができる。請求
項7に係る交渉形エネルギーマネジメント方法によれ
ば、需要家群管理システムが需要家管理システムのロー
カルコントローラから必要なデータを取得するので、需
要家管理システム内での、情報量の削減、プログラム変
更時の工数の削減ができる。
ント方法によれば、需要家群管理システムが、需要家管
理システムからモバイルエージェントを使用して最適制
御のパラメータと制御結果を取得するので、遠隔地から
現地の制御状況を容易に把握することができる。請求項
9に係る交渉形エネルギーマネジメント方法によれば、
需要家群管理システムが、取得した制御結果に基づき最
適制御のパラメータのチューニングを行うので、需要家
群管理システムのオペレータが現地に出かけて調整する
ことが不要になる。
メント方法によれば、モバイルエージェントを使用して
指標データを需要家群管理システムへ送信するので、通
信量を小さくできるとともに、どのようなデータを指標
データとするか、変更が容易である。請求項11に係る
交渉形エネルギーマネジメント方法によれば、需要家管
理システムのセンター装置へモバイルエージェントを配
信して、指標データを需要家群管理システムへ送信する
ので、通信量の削減などの他に、需要家管理システム
が、複数のローカルコントローラにまたがるデータの収
集を行える効果がある。
ルギーマネジメント方法によれば、機器オブジェクトを
詳細度により複数のレベル分け、必要に応じて送信する
ので、認識するオブジェクト数を削減でき、したがって
製作コストの低減およびオペレータの負荷の低減ができ
る。
メント方法によれば、需要家群管理システムが分散オブ
ジェクト同期機構を通じて最適制御のパラメータと制御
結果を取得するので、需要家群管理システムから現地の
制御状況を容易に確認できる。請求項15に係る交渉形
エネルギーマネジメント方法によれば、需要家群管理シ
ステムが取得した制御結果に基づき最適制御のパラメー
タのチューニングを行うので、需要家群管理システムの
オペレータが現地へ出かけて調整することが不要にな
る。
メントシステムによれば、各需要家にを設けられて需要
家に設置された機器を制御する需要家管理システム、複
数の需要家管理システムを統括、管理する需要家群管理
システム、エネルギー供給側のシステム、および需要家
管理システムと需要家群管理システムとエネルギー供給
側のシステムを接続するネットワークからなり、需要家
管理システムは、需要家の各機器に接続されてこれらの
機器を制御するローカルコントローラおよびこのローカ
ルコントローラと需要家群管理システムとに接続された
センター装置からなるので、複雑、流動的な料金体系に
対応し、複数の需要家をまとめて適切なエネルギー運用
を行うシステムを構築することができる。
メントシステムによれば、需要家群管理システムと需要
家管理システムの間でデータの送受を行う分散オブジェ
クト同期機構を設けたので、エネルギー運用のために必
要なデータを安価、容易に取得することができる。請求
項18に係る交渉形エネルギーマネジメントシステムに
よれば、需要家群管理システムに、需要家管理システム
へモバイルエージェントを配信してこのモバイルエージ
ェントを管理するモバイルエージェント管理機構を設け
たので、通信量の削減が可能で、また、遠隔地から現地
の制御状況を容易に把握することができる。
ギーマネジメントシステムを示すブロック図であり、実
施の形態1から実施の形態14に共通する図である。
ルギーマネジメントシステムを示すブロック図である。
ルギーマネジメントシステムを示すブロック図である。
ルギーマネジメントシステムのビル管理システムの動作
を示すフローチャートである。
ルギーマネジメントシステムのビル群管理システムの動
作を示すフローチャートである。
ルギーマネジメントシステムを示すブロック図である。
ルギーマネジメントシステムを示すブロック図である。
ルギーマネジメントシステムを示すブロック図である。
渉形エネルギーマネジメントシステムを示すブロック図
である。
ネルギーマネジメントシステムを示すブロック図であ
る。
ネルギーマネジメントシステムを示すブロック図であ
る。
エネルギーマネジメントシステムを示すブロック図であ
る。
エネルギーマネジメントシステムを示すブロック図であ
る。
エネルギーマネジメントシステムを示すブロック図であ
る。
エネルギーマネジメントシステムを示すブロック図であ
る。
エネルギーマネジメントシステムを示すブロック図であ
る。
示すブロック図である。
理システム、14 センター装置、15 ローカルコン
トローラ、16 監視対象機器、17 エネルギー管理
装置、31 モバイルエージェント、41 マクロ監視
オブジェクト、42 通常監視オブジェクト、43 詳
細監視オブジェクト、54,56 分散オブジェクト同
期機構、59 最適制御パラメータ・制御結果、64
モバイルエージェント管理機構、65 指標データ。
Claims (18)
- 【請求項1】 エネルギーの需要家内の機器を監視、制
御してエネルギー使用を管理する交渉形エネルギーマネ
ジメント方法において、エネルギー供給側からリアルタ
イムで送信されるエネルギー料金情報に基づき、上記需
要家内のエネルギー需要を満足させながら低料金になる
ように上記需要家内の機器の運転計画を立てて最適制御
を行うことを特徴とする交渉形エネルギーマネジメント
方法。 - 【請求項2】 エネルギーの複数の需要家からなる需要
家群のエネルギー使用を需要家群管理システムが統括し
て管理する交渉形エネルギーマネジメント方法におい
て、上記需要家群としてのエネルギーデマンドでエネル
ギー供給側とデマンド契約をしておき、上記需要家群の
使用エネルギーが上記契約したデマンド値以下になるよ
うに上記需要家のエネルギー使用を制御することを特徴
とする交渉形エネルギーマネジメント方法。 - 【請求項3】 需要家群内のいずれかの需要家にピーク
カット機器を設置しておき、需要家群内の機器の過去の
運転実績、以後の運転スケジュールおよび以後の気象予
報データから、上記需要家群のエネルギー需要を予測
し、上記需要家群の使用エネルギーが契約したデマンド
値以下になるように上記ピークカット機器の運転を行う
ことを特徴とする請求項2記載の交渉形エネルギーマネ
ジメント方法。 - 【請求項4】 エネルギー供給側から以後の契約デマン
ド値を受信し、この契約デマンド値とエネルギー需要予
測に基づき、需要家群の使用エネルギーが上記契約した
デマンド値以下になるようにピークカット機器を含めた
機器の運転計画を立てることを特徴とする請求項3記載
の交渉形エネルギーマネジメント方法。 - 【請求項5】 地域冷熱供給会社が需要家群管理システ
ムとして需要家群を統括、管理する交渉形エネルギーマ
ネジメント方法において、エネルギー供給側が、以後の
予測される全体のエネルギー需要と供給能力との関係か
ら上記地域冷熱供給会社に対して必要なエネルギー抑制
量を指示し、上記地域冷熱供給会社が、上記指示された
エネルギー抑制量と需要家群のエネルギー需要予測に基
づき、上記指示されたエネルギー抑制量を守るようにピ
ークカット機器を含めた機器の運転計画を立てることを
特徴とする請求項4記載の交渉形エネルギーマネジメン
ト方法。 - 【請求項6】 各需要家に備えられた需要家管理システ
ムを需要家群管理システムが統括、管理する交渉形エネ
ルギーマネジメント方法において、上記需要家群管理シ
ステムが上記需要家管理システムへモバイルエージェン
トを配信し、このモバイルエージェントを使用して必要
なデータを収集、加工して取得することを特徴とする請
求項2記載の交渉形エネルギーマネジメント方法。 - 【請求項7】 需要家管理システムが、需要家の各機器
に接続されてこれらの機器を制御するローカルコントロ
ーラ、およびこのローカルコントローラと需要家群管理
システムとに接続されたセンター装置からなり、上記需
要家群管理システムがモバイルエージェントを使用し
て、上記ローカルコントローラに蓄積されているデータ
から必要なデータを取得することを特徴とする請求項6
記載の交渉形エネルギーマネジメント方法。 - 【請求項8】 需要家群管理システムが、需要家群のエ
ネルギー需要を満足させながら低料金になるように上記
需要家群の機器の運転計画を立てて最適制御を行うとと
もに、モバイルエージェントを使用してローカルコント
ローラから最適制御のパラメータおよび制御結果をリア
ルタイムで取得し、制御状況を確認することを特徴とす
る請求項7記載の交渉形エネルギーマネジメント方法。 - 【請求項9】 需要家群管理システムが、取得した制御
結果に基づき最適制御のパラメータのチューニングを行
うことを特徴とする請求項8記載の交渉形エネルギーマ
ネジメント方法。 - 【請求項10】 モバイルエージェントを使用して、制
御が良好に行われているかどうかを判断するための指標
となる指標データを蓄積し、この指標データを需要家群
管理システムへ定期的に送信することを特徴とする請求
項6記載の交渉形エネルギーマネジメント方法。 - 【請求項11】 需要家管理システムが、需要家の各機
器に接続されてこれらの機器を制御するローカルコント
ローラ、およびこのローカルコントローラと需要家群管
理システムとに接続されたセンター装置からなり、この
センター装置へモバイルエージェントを配信することを
特徴とする請求項10記載の交渉形エネルギーマネジメ
ント方法。 - 【請求項12】 需要家管理システムが、需要家の各機
器に接続されてこれらの機器を制御するローカルコント
ローラ、およびこのローカルコントローラと需要家群管
理システムとに接続されたセンター装置からなり、上記
機器のデータを保持する機器オブジェクトを詳細度によ
り複数段階にレベル分けして上記ローカルコントローラ
に蓄積し、高詳細度レベルの上記機器オブジェクトは、
通常時には上記ローカルコントローラに留め置き、必要
時に上記センター装置へ送信することを特徴とする請求
項2記載の交渉形エネルギーマネジメント方法。 - 【請求項13】 各需要家に備えられた需要家管理シス
テムを需要家群管理システムが統括、管理する交渉形エ
ネルギーマネジメント方法において、上記需要家群管理
システムと需要家管理システムの間でデータの送受を行
う分散オブジェクト同期機構を設けるとともに、上記需
要家の各機器のデータを保持する機器オブジェクトを詳
細度により複数段階にレベル分けして上記需要家管理シ
ステムに蓄積し、高詳細度レベルの上記機器オブジェク
トは、通常時には上記需要家管理システムに留め置き、
上記需要家群管理システムの指示があったときに上記分
散オブジェクト同期機構を通じて上記需要家群管理シス
テムへ送信することを特徴とする請求項2記載の交渉形
エネルギーマネジメント方法。 - 【請求項14】 需要家群管理システムが、需要家群の
エネルギー需要を満足させながら低料金になるように上
記需要家群の機器の運転計画を立てて最適制御を行う交
渉形エネルギーマネジメント方法において、上記需要家
群管理システムと需要家管理システムの間でデータの送
受を行う分散オブジェクト同期機構を設けるとともに、
上記需要家管理システムが、上記需要家の各機器に接続
されてこれらの機器を制御するローカルコントローラお
よびこのローカルコントローラと需要家群管理システム
とに接続されたセンター装置からなり、上記需要家群管
理システムが上記分散オブジェクト同期機構を通じて上
記ローカルコントローラから最適制御のパラメータおよ
び制御結果をリアルタイムで取得し、制御状況を確認す
ることを特徴とする請求項2記載の交渉形エネルギーマ
ネジメント方法。 - 【請求項15】 需要家群管理システムが、取得した制
御結果に基づき最適制御のパラメータのチューニングを
行うことを特徴とする請求項14記載の交渉形エネルギ
ーマネジメント方法。 - 【請求項16】 各需要家にを設けられて上記需要家に
設置された機器を制御する需要家管理システム、複数の
上記需要家管理システムを統括、管理する需要家群管理
システム、エネルギー供給側のシステム、および上記需
要家管理システムと需要家群管理システムとエネルギー
供給側のシステムを接続するネットワークからなり、上
記需要家管理システムは、上記需要家の各機器に接続さ
れてこれらの機器を制御するローカルコントローラおよ
びこのローカルコントローラと需要家群管理システムと
に接続されたセンター装置からなることを特徴とする交
渉形エネルギーマネジメントシステム。 - 【請求項17】 需要家群管理システムと需要家管理シ
ステムの間でデータの送受を行う分散オブジェクト同期
機構を設けたことを特徴とする請求項16記載の交渉形
エネルギーマネジメントシステム。 - 【請求項18】 需要家群管理システムに、需要家管理
システムへモバイルエージェントを配信してこのモバイ
ルエージェントを管理するモバイルエージェント管理機
構を設けたことを特徴とする請求項16記載の交渉形エ
ネルギーマネジメントシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000159453A JP2001338036A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | 交渉形エネルギーマネジメント方法および交渉形エネルギーマネジメントシステム |
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