JP2013174421A - ヒートポンプ機器エネルギー管理装置 - Google Patents

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正人 小竹
Yi Zheng
▲イ▼ 鄭
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Abstract

【課題】複数のヒートポンプ機器のエネルギー消費量について信頼性の高い情報を事前に提供することが可能なヒートポンプ機器エネルギー管理装置を提供する。
【解決手段】複数のヒートポンプ機器を管理するヒートポンプ機器エネルギー管理装置である。収集部と、演算部と、計画値送信部とを備える。収集部は、各ヒートポンプ機器の時間帯別の消費予定エネルギーの計画値および実績値を収集する。演算部は、各ヒートポンプ機器が消費するエネルギーの総計画値を実績値に基づいて演算する。計画値送信部は、総計画値を上位のエネルギー統括装置に送信する。
【選択図】図11

Description

本発明は、ヒートポンプ機器エネルギー管理装置に関する。
今日、環境に対する配慮から、自然エネルギーの占める割合を増やすことが求められている。
しかし、自然エネルギーは天候変化に左右されやすい。風力や太陽光発電が増えると発電量が天候により増減することになる。総発電量と総消費電力とが一致しないと電力系統の周波数が変化する。周波数が変化すると、電力系統に障害が発生する。総発電量と総消費電力とを一致させるには、蓄電池に余剰電力を貯めておいて発電量が不足する時に蓄電池の電力で補う等、電力供給を調整する方法がある。しかし、蓄電池は、まだまだ高価であり、調整に十分な蓄電池を配備するのは難しい。そこで、電力需要を調整する方法が提案されている。例えば、特許文献1(特開2006−353079号公報)には、電力系統に接続された複数の特定の負荷の消費電力を通信回線を介して制御することにより、発電電力の時系列の総量と消費電力の時系列の総量を一致させ、電力系統の周波数の安定化を図る電力系統安定化システムが提案されている。
ところで、特許文献1に記載の電力系統安定化システムは、発電電力の時系列の総量と消費電力の時系列の総量との瞬時的な不一致を検知してから一致させようとしているので、需給調整がどうしても後追いとなってしまい、効果的でない。また、需要家での消費電力において空調、給湯によるヒートポンプ機器が占める割合は大きい。よって、効果的に需給調整するには、多くの需要家の有するヒートポンプ機器が消費する電力について信頼性の高い情報を事前に把握することが重要である。
そこで、本発明の課題は、複数のヒートポンプ機器のエネルギー消費量について信頼性の高い情報を事前に提供することが可能なヒートポンプ機器エネルギー管理装置を提供することである。
本発明の第1観点に係るヒートポンプ機器エネルギー管理装置は、複数のヒートポンプ機器を管理するヒートポンプ機器エネルギー管理装置である。収集部と、演算部と、計画値送信部とを備える。収集部は、各ヒートポンプ機器の時間帯別の消費予定エネルギーの計画値および実績値を収集する。演算部は、各ヒートポンプ機器が消費するエネルギーの総計画値を実績値に基づいて演算する。計画値送信部は、総計画値を上位のエネルギー統括装置に送信する。
本発明の第1観点に係るヒートポンプ機器エネルギー管理装置では、収集部が、各ヒートポンプ機器の時間帯別の消費予定エネルギーの計画値および実績値を収集する。演算部が、各ヒートポンプ機器が消費するエネルギーの総計画値を実績値に基づいて演算する。計画値送信部が、総計画値を上位のエネルギー統括装置に送信する。これにより、複数のヒートポンプ機器のエネルギー消費量について信頼性の高い情報を事前に提供することができる。
なおエネルギーとは、例えば電気であり、ワット、又はワット時等の単位で表される。
本発明の第2観点に係るヒートポンプ機器エネルギー管理装置は、第1観点に係る各ヒートポンプ機器エネルギー管理装置であって、要求送信部をさらに備える。要求送信部は、各ヒートポンプ機器にエネルギー消費要求値を送信する。
本発明の第2観点に係るヒートポンプ機器エネルギー管理装置では、各ヒートポンプ機器にエネルギー消費要求値を送信する要求送信部をさらに備える。これにより、ヒートポンプ機器が消費するエネルギーを管理及び制御することができる。
本発明の第3観点に係るヒートポンプ機器エネルギー管理装置は、第1観点又は第2観点に係るヒートポンプ機器エネルギー管理装置であって、演算部は、総計画値を過去の実績値の平均又は分散に基づいて演算する。
これにより、複数のヒートポンプ機器のエネルギー消費量について信頼性の高い情報を得ることができる。
本発明の第4観点に係るヒートポンプ機器エネルギー管理装置は、第1観点から第3観点のいずれかに係るヒートポンプ機器エネルギー管理装置であって、要求送信部は、各ヒートポンプ機器にインセンティブに関する情報が含まれたエネルギー消費要求値を送信する。
本発明の第4観点に係るヒートポンプ機器エネルギー管理装置では、エネルギー消費要求値には、インセンティブに関する情報が含まれる。これにより、ヒートポンプ機器を有する需要家にエネルギー消費要求値に従うインセンティブを与えることができる。
本発明の第1観点に係るヒートポンプ機器エネルギー管理装置では、複数のヒートポンプ機器のエネルギー消費量について信頼性の高い情報を事前に提供することができる。
本発明の第2観点に係るヒートポンプ機器エネルギー管理装置では、各ヒートポンプ機器が消費するエネルギーを管理及び制御することができる。
本発明の第3観点に係るヒートポンプ機器エネルギー管理装置では、複数のヒートポンプ機器のエネルギー消費量について信頼性の高い情報を得ることができる。
本発明の第4観点に係るヒートポンプ機器エネルギー管理装置では、ヒートポンプ機器を有する需要家にエネルギー消費要求値に従うインセンティブを与えることができる。
エネルギー需要調整システムの構成の模式図。 本発明に係るヒートポンプ機器エネルギー管理装置の構成のブロック図。 本発明に係るヒートポンプ機器の構成の模式図。 ヒートポンプ機器制御装置の構成のブロック図。 個別消費計画の例。 総消費計画の例。 総消費要求の例。 個別消費要求の例。 ヒートポンプ機器の運転計画の例。 計画値演算処理のフロー図。 計画値演算の例。 過去の計画値及び実績値の分布図の例。
以下、図を参照しながら本発明に係る管理装置の一実施形態について説明する。
(1)全体構成
図1は、本発明に係る管理装置の一例であるヒートポンプ機器エネルギー管理装置110を含むエネルギー需要調整システム1の構成を模式的に示した図である。
エネルギー需要調整システム1は、主に、エネルギー統括装置90、ヒートポンプ機器エネルギー管理装置110、複数のヒートポンプ機器制御装置100、及び複数のヒートポンプ機器40を備えている。エネルギー統括装置90、ヒートポンプ機器エネルギー管理装置110、及びヒートポンプ機器制御装置100は、通信回線、即ちインターネット等の通信ネットワーク81により接続されている。ヒートポンプ機器制御装置100は、ヒートポンプ機器40に備えられた装置であり、ヒートポンプ機器40を制御する制御部としての機能を有する。
(2)エネルギー統括装置90
エネルギー統括装置90は、電力会社が有する装置であり、ヒートポンプ機器エネルギー管理装置110から見て上位のエネルギー管理装置である。エネルギー統括装置90は、電力会社が有するエネルギー系統におけるエネルギーの需要と供給とが合うように調節するために、エネルギーの需給に関する情報を収集する。エネルギーの需要が供給を上回りそうな時間帯では、エネルギーの消費抑制を需要家に要求する。逆にエネルギーの供給が需要を上回りそうな時間帯では、エネルギーの消費促進を需要家に要求する。エネルギー統括装置90は、このような需要家に対するエネルギー消費に関する要求を時間帯別(例えば、1分毎)のエネルギー消費要求値として決定する。エネルギー統括装置90は、エネルギー消費要求値(図7の要求値)を図7に示すようなデータである総消費要求123に含めてヒートポンプ機器エネルギー管理装置110に送信する。
(3)ヒートポンプ機器エネルギー管理装置110
ヒートポンプ機器エネルギー管理装置110は、複数のヒートポンプ機器40を管理し、当該複数のヒートポンプ機器40の総消費エネルギー量を目標値である総消費要求123の要求値に近づける管理装置である。ヒートポンプ機器エネルギー管理装置110は、アグリゲータと呼ばれる事業者が有するサーバコンピュータである。アグリゲータは、複数の需要家を取りまとめて、各需要者に代わって電力会社との間に立ってエネルギー消費の調整の仲介を行う事業者である。
ヒートポンプ機器エネルギー管理装置110は、電力会社のエネルギー統括装置90から総消費要求123を受信し、総消費要求123に含まれている時間帯別(例えば、1分毎)のエネルギー消費要求値に基づいて各需要家が有するヒートポンプ機器40が消費する時間帯別のエネルギー量をエネルギー消費要求値として決定する。ヒートポンプ機器エネルギー管理装置110は、エネルギー消費要求値を個別消費要求124に含めて各ヒートポンプ機器40、即ちヒートポンプ機器制御装置100に送信する。個別消費要求124は、図8に示すように、各ヒートポンプ機器40のID(識別情報)、時間帯別の要求値、インセンティブとしての報酬金又は罰金に関する情報を含むデータである。
また、ヒートポンプ機器エネルギー管理装置110は、各ヒートポンプ機器制御装置100から、各ヒートポンプ機器40の時間帯別(例えば、1分毎)のエネルギー消費の計画値及び各ヒートポンプ機器40が実際に消費したエネルギー消費の時間帯別の実績値を受信する。
さらに、ヒートポンプ機器エネルギー管理装置110は、受信した各ヒートポンプ機器40のエネルギー消費の計画値及び実績値を集計し、図6のような総消費計画122をエネルギー統括装置90に送信する。
図2は、ヒートポンプ機器エネルギー管理装置110の概略構成図である。ヒートポンプ機器エネルギー管理装置110は、主に、通信部111、制御部112、及び記憶部113を備える。
(3−1)通信部
通信部111は、ヒートポンプ機器エネルギー管理装置110を、イーサネット(登録商標、以下同じ)等を用いた通信ネットワーク81と接続可能にするインターフェースである。
(3−2)記憶部113
記憶部113は、主に、RAM、ROM、及びハードディスク等からなる。記憶部113には、個別消費計画121、総消費計画122、個別消費要求123、総消費要求124、後述する補正値128、各ヒートポンプ機器40の機種等の情報である機器情報129及び各ヒートポンプ機器40の運転データ103a等を蓄積して記憶するデータベース113aが構築されている。また、記憶部113には、ヒートポンプ機器エネルギー管理装置110用プログラム等、その他の各種情報も記憶されている。
(3−3)制御部112
制御部112は、主にCPUからなり、記憶部113に格納されたヒートポンプ機器エネルギー管理装置110用プログラムを実行する。ヒートポンプ機器エネルギー管理装置110用プログラムが実行されると制御部110は、主に、計画値送信部112a、エネルギー消費要求受信部112b、収集部112c、演算部112d、要求送信部112e、割り振り部112f、及び補正値計算部112iを備えるようになる。
(3−3−1)計画値送信部112a
計画値送信部112aは、ヒートポンプ機器40が消費するエネルギーの総計画値を上位のエネルギー統括装置90に送信する。具体的には、総計画値は、図6に示すような総消費計画122として、エネルギー統括装置90に送信される。総消費計画122は、総計画値(図6の計画値)と実績値を含むデータである。総計画値は、図5に示すような個別消費計画121に含まれている各ヒートポンプ機器40の時間帯別(例えば、1分毎)のエネルギー消費計画値および実績値を基に演算部112dが演算したものである。計画値送信部112aは、総消費計画122を通信部111を介してエネルギー統括装置90に送信する。
(3−3−2)エネルギー消費要求受信部112b
エネルギー消費要求受信部112bは、上位のエネルギー統括装置90からエネルギー消費要求値に関する情報である供給側提供情報を受ける。具体的には、供給側提供情報は、図7に示すような、総消費要求123としてエネルギー統括装置90から所定の間隔(例えば、10分)で送信されてくる。総消費要求123は、時間帯別(例えば、1分毎)のエネルギー消費要求値(図7の要求値)を含むデータである。エネルギー消費要求受信部112bは、総消費要求123を通信部111を介して受信し、記憶部113に記憶させる。
(3−3−3)収集部112c
収集部112cは、各ヒートポンプ機器40の時間帯別の消費予定エネルギーの計画値および実績値を収集する。具体的には、計画値および実績値は、図5に示すような個別消費計画121として、各ヒートポンプ機器40から送信されてくる。個別消費計画121は、ヒートポンプ機器40のID(識別情報)、時間帯別(例えば、1分毎)のエネルギー消費計画値、および実績値を含むデータである。
また、収集部112cは、通信部111を介して各ヒートポンプ機器40から、後述する運転データ103aを受信する。
収集部112cは、通信部111を介して個別消費計画121及び運転データ103aを各ヒートポンプ機器40から、所定の間隔(例えば、3時間)で受信し、記憶部113のデータベース113aにDBMSを介して蓄積する。
(3−3−4)演算部112d
演算部112dは、各ヒートポンプ機器40が消費するエネルギーの総計画値を実績値に基づいて演算する。演算部112dは、総計画値を過去の実績値の平均に基づいて演算する。具体的には、演算部112dは、過去の実績値に基づいて計算された補正値128を用いて総計画値を演算する。演算した総計画値は、記憶部113のデータベース113aに総消費計画122として記憶される。
(3−3−5)要求送信部112e
要求送信部112eは、各ヒートポンプ機器40にエネルギー消費要求値(個別消費要求124)を通信部111を介して送信する。個別消費要求124は、図8に示すように、各ヒートポンプ機器40のID(識別情報)、時間帯別(例えば、1分毎)の要求値、インセンティブとしての報酬金又は罰金を含むデータである。要求値は、例えば、図8に示すように、ヒートポンプ機器40の定格能力の割合を上限又は下限として設定した情報である。報酬金又は罰金は、例えば、電力会社とヒートポンプ機器エネルギー管理装置110を運用する事業者との間の契約で取り決められた金額を基にして、事業者が各ヒートポンプ機器40に要求値に応じてインセンティブとして割り振ったものである。
(3−3−6)割り振り部112f
割り振り部112fは、エネルギー消費の調整量及びインセンティブを各ヒートポンプ機器40に割り振る。具体的には、例えば、割り振り部112fは、エネルギー消費の調整量及びインセンティブを等分して各ヒートポンプ機器40に割り振る。
(3−3−7)補正値計算部112i
補正値計算部112iは、補正値128をデータベース113aに蓄積されている過去の実績値に基づいて補正値128を計算する。補正値128は、演算部112dが総計画値を演算するのに用いられる。補正値128の計算処理の詳細については、後述する。
(4)ヒートポンプ機器40
(4−1)ヒートポンプ機器40の全体構成
図3は、ヒートポンプ機器40の構成を模式的に示した図である。
本実施形態では、ヒートポンプ機器40は、暖房給湯装置であり、居室の暖房と給湯が可能である。ヒートポンプ機器40は、ヒートポンプユニット41と、貯湯タンク42と、給湯配管43と、暖房用循環回路44と、ヒートポンプ機器制御装置100とを備えている。
ヒートポンプユニット41は、冷媒回路16を有しており、貯湯タンク42から送られてくる水を沸き上げて温水にする。冷媒回路16は、主として、圧縮機12と、放熱器としての水熱交換器13と、膨張機構としての電動膨張弁15と、蒸発器11とを順に接続して構成される。水熱交換器13は、冷媒の凝縮器として機能する熱交換器である。
貯湯タンク42は、ヒートポンプユニット41で加熱された温水を貯える。貯湯タンク42の内側には、複数の図示しないセンサが上下にならんで設置されており、これらのセンサは、貯湯タンク内の温水の温度を感知し、温度情報をヒートポンプ機器制御装置100に送信する。貯湯タンク42は、ヒートポンプユニット1と、沸き上げ用循環回路45を介して接続されている。沸き上げ用循環回路45は貯湯タンク42の下部にある比較的低温の温水を、水熱交換器13に通し、貯湯タンク42に戻す。
給湯配管43は、水が供給される給水配管から分岐され、貯湯タンク42内に設けられた給湯用熱交換器32に引き込まれており、給水配管から供給される水道水を給湯用熱交換器32により貯湯タンク42内の温水と熱交換させて、家庭のキッチン、浴槽、シャワーなどに温湯を供給する配管である。
暖房用循環回路44は、貯湯タンク42内に貯められた温水を、建物の居室等に熱利用手段の一つである居室内放熱器として設けられる複数のラジエタ48を経由させた後、再び、貯湯タンク42内に戻して循環させることにより、複数のラジエタ48を居室内の暖房器具として利用するためのものである。
ヒートポンプ機器制御装置100は、ヒートポンプ機器40の圧縮機12等の構成要素を制御する。ヒートポンプ機器制御装置100は、例えば、貯湯タンク42内の温水の温度が所定の下限を下回ると温水の温度が所定の温度に上昇するまで沸き上げ運転を開始する。沸き上げ運転では、貯湯タンク42内の温水を、沸き上げ用循環回路45を介してヒートポンプユニット41へ流し、水熱交換器13を通して温水を加熱し、貯湯タンク42に戻す。また、制御部47は、後述する運転計画103bに基づいて、ヒートポンプ機器40の構成要素を制御する。運転計画103bは、ユーザによりリモコン130から入力されて設定されるほか、ヒートポンプ機器制御装置100によるヒートポンプ機器40の日々の運転データ103aの学習によっても作成される。また、ヒートポンプ機器制御装置100は、ユーザによるリモコン130を介した操作にしたがってヒートポンプ機器40の構成要素を制御する。
(4−2)ヒートポンプ機器制御装置100の詳細構成
図4は、ヒートポンプ機器制御装置100の構成のブロック図である。
ヒートポンプ機器制御装置100は、主に、通信部101、制御部102、記憶部103、表示部105、及び入力部106を備える。
通信部101は、イーサネット等の通信ネットワーク81とのインターフェースである。
制御部102は、CPUからなり、ヒートポンプ機器制御装置100用のプログラムを実行する。
記憶部103は、ROM、RAM、及びハードディスク、等の記憶装置からなり、ヒートポンプ機器制御装置100用のプログラム、運転データ103a、運転計画103b、個別消費計画121、及び個別消費要求123、等を記憶している。
表示部105、及び入力部106は、リモコン130に備えて提供されている。表示部105は、タッチパネル式の液晶画面である。したがって、当該液晶画面は、入力部106としての機能も有する。この他、リモコン130は、操作用のボタンも備えており、当該ボタンも入力部106としての機能を有する。
ヒートポンプ機器制御装置100用のプログラムが実行されると制御部102は、主に、需要側情報送信部102a、消費要求受信部102b、運転計画作成部102c、消費計画作成部102d、運転データ記録部102e、及び運転制御部102fを備えるようになる。
(4−2−1)需要側情報送信部102a
需要側情報送信部102aは、ヒートポンプ機器40のエネルギー消費計画値及びエネルギー消費実績値をヒートポンプ機器エネルギー管理装置110に送信する。具体的には、需要側情報送信部102aは、記憶部103に記憶されているデータである個別消費計画121を通信部101を介してヒートポンプ機器エネルギー管理装置110へ送信する。個別消費計画121には、例えば図5に示すように当日及び翌日の時間帯別(例えば、1分毎)のエネルギー消費計画値が含まれている。また、既に経過した時間帯別(例えば、1分毎)のエネルギー消費実績値も含まれている。
また、需要側情報送信部102aは、運転データ103aを通信部101を介してヒートポンプ機器エネルギー管理装置110へ送信する。
需要側情報送信部102aは、上記のデータを所定の間隔(例えば、3時間)でヒートポンプ機器エネルギー管理装置110へ送信する。
(4−2−2)消費要求受信部102b
消費要求受信部102bは、通信部101を介してヒートポンプ機器エネルギー管理装置110から個別消費要求124を受信する。具体的には、消費要求受信部102bは、通信部101を介して個別消費要求124を受信する。消費要求受信部102bは、受信した個別消費要求124を記憶部103に記憶させる。消費要求受信部102bは、個別消費要求124を所定の間隔(例えば、10分)でヒートポンプ機器エネルギー管理装置110から個別消費要求124を受信する。個別消費要求124を受信したら、消費要求受信部102bは、運転計画作成部102cに運転計画103bを作成又は再作成するように命令する。
(4−2−3)運転計画作成部102c
運転計画作成部102cは、時間帯別(例えば、1分間毎)のヒートポンプ機器40の運転計画103bを作成する。
具体的には、例えば、ユーザが設定したスケジュールが存在する場合は、運転計画作成部102cは、当該スケジュールに基づいて運転計画103bを作成する。
運転データ103aが記憶されている場合は、運転データ103aを学習し、当該学習結果に基づいて運転計画103bを作成する。学習は、例えば、時間帯別に最も確率が高い運転を計算することにより行う。
スケジュールと運転データ103aが共に存在する場合は、スケジュール及び運転データ103aの学習結果に基づいて運転計画103bを作成する。
スケジュールも運転データ103aも存在しない場合は、予め初期設定されている計画を運転計画103bとする。
いずれの場合も、エネルギー単価が比較的低い時、例えば、夜間になるべくエネルギーを消費するように運転計画103bを作成する。
又は、個別消費要求124が記憶部103に記憶されている場合は、個別消費要求124を参照し、個別消費要求124に従うように運転計画103bを作成する。例えば、運転計画103bは、図9に示されているように、使用下限が定格の25%と定められている時間帯(0:01)では、出力25%で、即ち圧縮機12を定格の25%以上の回転数で稼働させて温水を生成し、余剰エネルギーを熱として蓄える。使用上限が定格の50%と定められている時間帯(17:00)では、出力50%で暖房する、即ち圧縮機12を定格の50%を超える回転数で稼働させないようにする。
運転計画103bは、記憶部103に記憶される。
(4−2−4)消費計画作成部102d
消費計画作成部102dは、運転計画103bに基づいて個別消費計画121を作成する。即ち、運転計画103bを個別消費計画121に変換する。具体的には、記憶部103には、ヒートポンプ機器40の定格消費エネルギー量に関するデータが記憶されている。消費計画作成部102dは、当該データを参照し、運転計画103bに基づいて時間帯別(例えば、1分毎)の消費するエネルギー量を計算し、個別消費計画121として記憶部103に記憶させる。
(4−2−5)運転データ記録部102e
運転データ記録部102eは、時間帯別(例えば、1分間毎)の圧縮機12の回転数やユーザの運転指示等、ヒートポンプ機器40の各構成要素の稼働状態に関する情報を運転データ103aとして記憶部103に記憶させる。また、運転データ記録部102eは、時間帯別(例えば、1分間毎)のエネルギー消費の実績値、即ちエネルギー消費実績値を個別消費計画121に含めて記憶部103に記憶させる。
(4−2−6)運転制御部102f
運転制御部102fは、運転計画103bに従ってヒートポンプ機器40を制御する。また、運転制御部102fは、リモコン130を介して入力されるユーザの指示に従ってヒートポンプ機器40を制御する。
(5)動作
(5−1)
以下、ヒートポンプ機器エネルギー管理装置110の総計画値の演算及び送信に係る一連の処理の流れを図10のフローチャートを用いて説明する。
先ず、ステップS101では、収集部112cは、各ヒートポンプ機器40(ヒートポンプ機器制御装置100)からエネルギー消費の計画値及び実績値を含んだ個別消費計画121を、通信部111を介して受信し、データベース113aに蓄積する。受信は、所定の間隔(例えば、3時間)で行われる。
次のステップS102では、補正値計算部112iが、データベース113aに蓄積されている各ヒートポンプ機器40の計画値及び実績値(個別消費計画121)から補正値128を計算する。即ち、各ヒートポンプ機器40から実績値が受信されると、補正値計算部112iは、データベース113aにアクセスし当該実績値にかかる時間帯の計画値を参照し、実績値と照らし合わせ、補正値128を計算する。補正値計算処理については、後述する。
次のステップS103では、ヒートポンプ機器エネルギー管理装置110がその通信部111を介して電力会社(エネルギー統括装置90)から総計画値送信の要求を受信すると、ステップS104へ進む。要求がなければ、ステップS101に戻る。
ステップS104では、各ヒートポンプ機器40のエネルギー消費の計画値及び補正値128から総計画値を演算する。具体的には、演算部112dが各ヒートポンプ機器40のエネルギー消費の計画値を集計(合計)し、例えば図11に示すように、当該集計値に補正値128を掛け算して総計画値を演算する。補正値128は、例えば、朝昼夜等の時間帯別、及び季節、外気温度、平日、休日等のその日の種別により用意してあり、当日の種別に応じた補正値128を用いて総計画値を演算する。
次のステップS105では、計画値送信部112aが総計画値を総消費計画122に含めて電力会社のエネルギー統括装置90へ通信部111を介して送信する。
処理は、上記ステップS101に戻る。
(5−2)補正値計算処理
次に、補正値計算処理について説明する。
補正値計算部112iは、データベース113aに蓄積されている各ヒートポンプ機器40の個別消費計画121に含まれた時間帯別の計画値と同時間帯における実績値を参照する。
補正値計算部112iは、同時間帯の計画値と実績値とを比較し、第1の所定の期間(例えば、過去3ヶ月)の計画値に対する実績値の比の平均及び分散を計算する。当該平均及び分散は、例えば、朝昼夜等の時間帯別、及び季節、外気温度、平日、休日等のその日の種別によって計算される。例えば、過去3ヶ月間の平日の計画値に対する実績値の比は、図12のように正規分布となる。計画値に対する実績値の比は、計画値と実績値とが一致していれば、1である。計画値に対して実績値が50%大きければ、比は1.5である。
また、補正値計算部112iは、第1の所定の期間よりも短い第2の所定の期間(例えば、過去1ヶ月)の計画値に対する実績値の比の平均及び分散を計算する。ここでも、当該平均及び分散は、例えば、朝昼夜等の時間帯別、及び季節、外気温度、平日、休日等のその日の種別に計算する。
次に、補正値計算部112iは、第1の所定の期間(例えば、過去3ヶ月)の平均及び分散と、第2の所定の期間(例えば、過去1ヶ月)の平均及び分散とをそれぞれ比較する。これにより、傾向が同一なのか異なっているのか(ヒートポンプ機器40が何らかの学習をしたか否か)が分かる。
補正値計算部112iは、第1の所定の期間の平均と第2の所定の期間の平均との差、又は第1の所定の期間の分散と第2の所定の期間の分散との差、のどちらかが所定の閾値を超えていたら、第2の所定の期間の平均を補正値128とする。即ち、第2の所定の期間より過去のデータは、補正値128の計算には使用しない。それ以外の場合は、第1の所定の期間の平均を補正値128とする。
計算された補正値128は、記憶部113のデータベース113aに記憶される。
(6)特徴
(6−1)
上記実施形態では、ヒートポンプ機器エネルギー管理装置110は、複数のヒートポンプ機器40を管理するヒートポンプ機器エネルギー管理装置110である。収集部112cと、演算部112dと、計画値送信部112aとを備えている。収集部112cは、各ヒートポンプ機器40の時間帯別の消費予定エネルギーの計画値および実績値を含むデータである個別消費計画121を収集している。演算部112dは、各ヒートポンプ機器40が消費するエネルギーの総計画値を実績値に基づいて演算している。計画値送信部112aは、時間帯別の総計画値及び実績値を含むデータである総消費計画122を上位のエネルギー統括装置90に送信している。これにより、複数のヒートポンプ機器40のエネルギー消費量について信頼性の高い情報を事前に提供することができている。
また、熱的バッファを持つヒートポンプ機器40を利用してエネルギー消費調整を行うためユーザの利便性を大きく損なうことなく、規定の範囲内に電力系統周波数の変動を抑制することができている。
また、既存の消費調整手段(揚水発電、蓄電池、フライホイール等)と比較し設備投資のコストを抑えることができている。
(6−2)
上記実施形態では、要求送信部112eをさらに備えている。要求送信部112eは、各ヒートポンプ機器40にエネルギー消費要求値を含むデータである個別消費要求124を送信している。これにより、各ヒートポンプ機器40が消費するエネルギーを管理及び制御することができている。
(6−3)
上記実施形態では、補正値計算部112iは、第1の所定の期間(例えば、過去3ヶ月)の実績値と計画値との比の平均又は分散と、第2の所定の期間(例えば、過去1ヶ月)の実績値と計画値との比の平均又は分散とを比較し、補正値を決めている。演算部112dは、当該補正値を用いて総計画値を演算している。即ち、演算部112dは、の総計画値を過去の実績値の平均又は分散に基づいて演算している。これにより、複数のヒートポンプ機器40のエネルギー消費量について信頼性の高い情報を得ることができている。
(6−4)
上記実施形態では、要求送信部112eは、各ヒートポンプ機器40にインセンティブに関する情報が含まれた個別消費要求124を送信している。これにより、ヒートポンプ機器40を有する需要家にエネルギー消費要求値に従うインセンティブを与えることができている。
(7)変形例
(7−1)変形例1A
上記実施形態では、ヒートポンプ機器エネルギー管理装置110は、電力会社のエネルギー統括装置90から総消費要求123を受信し、個別消費要求124を各ヒートポンプ機器40のヒートポンプ機器制御装置100に送信していた。しかし、他の実施形態においては、エネルギー消費要求受信部112bが電力会社のエネルギー統括装置90から時間帯別(例えば、1分毎)のエネルギー単価に関する情報を受信し、要求送信部112eが当該情報を各ヒートポンプ機器40のヒートポンプ機器制御装置100に送信しても良い。
(7−2)変形例1B
上記実施形態では、補正値計算部112iは、同時間帯の計画値と実績値とを比較し、過去の所定の期間の計画値に対する実績値の比の平均及び分散を計算し、当該平均を補正値128としていた。しかし、他の実施形態においては、過去の所定の期間の計画値と実績値との差の平均及び分散を計算し、当該平均を補正値128としてもよい。この場合、演算部112dは、各ヒートポンプ機器40のエネルギー消費の計画値を集計し、当該集計値に補正値128を足し算して総計画値を演算する。
また、他の実施形態においては、計画値に対する実績値の比又は計画値と実績値との差の分散を補正値としてもよい。また、平均及び分散に基づいて補正値を決めても良いし、標準偏差を用いて補正値を決めても良い。
また、上記実施形態では、補正値計算部112iは、全てのヒートポンプ機器40の計画値を集計(合計)してから補正値128を用いて補正していたが、他の実施形態においては、各ヒートポンプ機器40ごとに補正値128を計算し、各ヒートポンプ機器40の計画値を補正値128を用いて補正してから全てのヒートポンプ機器40の補正後の計画値を集計してもよい。また、他の実施形態においては、ヒートポンプ機器40の機種ごとに補正値128を計算してもよい。なお、各ヒートポンプ機器40の機種については、データベース113aに記憶されている機器情報129を参照することにより取得する。
(7−3)変形例1C
上記実施形態では、ヒートポンプ機器制御装置100は、ヒートポンプ機器40に備えられた装置であったが、他の実施形態においては、ヒートポンプ機器40とは、独立した装置であっても良い。
本発明は、電力会社とヒートポンプ機器を所有する複数の小規模の需要家との間に入って、これらの需要家が消費するエネルギーをとりまとめて調整を行うアグリゲータ事業に利用可能である。
A、B 需要家
40 ヒートポンプ機器
90 エネルギー統括装置
100 ヒートポンプ機器制御装置
110 ヒートポンプ機器エネルギー管理装置
112a 計画値送信部
112b エネルギー消費要求受信部
112c 収集部
112d 演算部
112e 要求送信部
112f 割り振り部
112i 補正値計算部
113 記憶部
113a データベース
121 個別消費計画
122 総消費計画
123 総消費要求
124 個別消費要求
特開2006−353079号公報

Claims (4)

  1. 複数のヒートポンプ機器(40)を管理するヒートポンプ機器エネルギー管理装置(110)であって、
    前記各ヒートポンプ機器の時間帯別の消費予定エネルギーの計画値および実績値(121)を収集する収集部(112c)と、
    前記各ヒートポンプ機器が消費するエネルギーの総計画値(122)を前記実績値に基づいて演算する演算部(112d)と、
    前記総計画値を上位のエネルギー統括装置(90)に送信する計画値送信部(112a)と、
    を備えた、
    ヒートポンプ機器エネルギー管理装置(110)。
  2. 前記各ヒートポンプ機器にエネルギー消費要求値(124)を送信する要求送信部(112e)、
    をさらに備えた、
    請求項1に記載のヒートポンプ機器エネルギー管理装置(110)。
  3. 前記演算部は、前記総計画値を過去の実績値の平均又は分散に基づいて演算する、
    請求項1又は2に記載のヒートポンプ機器エネルギー管理装置(110)。
  4. 前記要求送信部は、前記各ヒートポンプ機器にインセンティブに関する情報が含まれた前記エネルギー消費要求値を送信する
    請求項1〜3のいずれかに記載のヒートポンプ機器エネルギー管理装置(110)。
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