JP2001337575A - 画像形成装置、画像形成方法及び給紙装置 - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法及び給紙装置

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JP2001337575A
JP2001337575A JP2000158090A JP2000158090A JP2001337575A JP 2001337575 A JP2001337575 A JP 2001337575A JP 2000158090 A JP2000158090 A JP 2000158090A JP 2000158090 A JP2000158090 A JP 2000158090A JP 2001337575 A JP2001337575 A JP 2001337575A
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JP2000158090A
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English (en)
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Hiroyuki Maruyama
宏之 丸山
Takatami Soma
宇民 相馬
Tadayuki Ueda
忠行 植田
Kenji Izumiya
賢二 泉宮
Takaharu Okutomi
隆治 奥富
Shinobu Kishi
岸  忍
Hidefumi Nishikawa
英史 西川
Masahiro Shigetomi
雅弘 重富
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成を高速化する場合やカラー画像形成
装置において、記録紙が無くなる紙無しの場合に、不要
な画像形成や不要なトナーの像担持体への付着により、
トナーの浪費やクリーニング装置、感光体等の寿命の短
縮が問題になる。 【解決手段】 記録紙の残量が少なくなった場合に、給
紙間隔及び画像間隔を長くして不要な画像形成を無くす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電子写真
方式による画像形成装置のように、像担持体上に画像を
形成した後に、像担持体から記録紙に画像を転写するこ
とにより、記録紙上に画像を形成する画像形成装置、画
像形成方法及び画像形成装置に適した給紙装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式による画像形成装置は、一
般的に、給紙カセット等の記録紙収納手段を複数備えて
おり、これらの給紙カセットの任意のものから記録紙を
給紙して画像を形成することができるように構成されて
いる。複数の給紙カセットのどれから記録紙を給紙して
画像形成を行うかは、画像サイズ、画像の縦横の向き、
紙質等に応じて選択される。そして、記録紙が給紙カセ
ットに無くなると、画像形成が停止し、紙無し表示が操
作部に表示される。
【0003】一方、画像形成装置に対しては、高速化の
ニーズがあり、かかるニーズに対応するために、像担持
体及び記録紙の搬送速度を増すという手段が採られると
ともに、画像と画像の間隔を狭くして、時間当たりの形
成画像数を上げる手段が採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】画像形成の高速化のた
めに、前記のような手段を採った場合に、画像形成部に
おける画像形成と該画像形成部に記録紙を供給する給紙
部における記録紙の搬送を整合させることが困難になる
という問題があり、このために種々の不都合、不具合が
生ずる。特に、給紙部の給紙カセットに記録紙が無くな
って画像形成を停止する場合に、給紙カセットにおいて
記録紙がないことが検知された時点で、既に画像形成部
における画像形成が進行しているという状況が生ずる。
この場合に、像担持体上の未転写の画像をクリーニング
する必要があり、クリーニング手段にかかる負担を大き
くして、クリーニングブレード等のクリーニング手段の
劣化を早めることになる。また、余分なトナーが消費さ
れてトナー能消費量が増大したり、余分な画像形成によ
り像担持体や現像剤の劣化を早めたりする結果となる。
【0005】特に、カラー画像形成装置においては、像
担持体に対して複数の画像形成手段が対向して配置され
るので、該複数の画像形成手段のうちの先頭の画像形成
手段から転写手段までの距離が長くなり、結果として給
紙の開始前に画像形成が開始されて不要なトナーが像担
持体に付着する前述の問題が生ずる。
【0006】第1の本発明は画像形成を高速化する場合
に生ずる前記のような問題を解決し、高速で、且つ高画
質の画像形成を可能にすることを目的とする。
【0007】第2の本発明の目的は、第1の本発明の目
的を達成するために用いられる記録紙収納手段内の少数
枚の記録紙の検知技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の本発明の目的は下
記の発明により達成される。
【0009】1.像担持体、該像担持体上に画像を形成
する画像形成手段、前記像担持体上に形成された画像を
記録紙に転写する転写手段、該転写手段に向けて記録紙
を搬送する給紙手段、該給紙手段により搬送される記録
紙を収納する記録紙収納手段、該記録紙収納手段に収納
されている記録紙が第1所定枚数以下になったことを検
知して検知信号を出力する第1所定枚数検知手段及び前
記第1所定枚数検知手段からの前記検知信号に基づい
て、給紙間隔を変えるように前記給紙手段を制御する制
御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
【0010】2.像担持体、該像担持体上に画像を形成
する画像形成手段、前記像担持体上に形成された画像を
記録紙に転写する転写手段、該転写手段に向けて記録紙
を搬送する給紙手段、該給紙手段により搬送される記録
紙を収納する記録紙収納手段、該記録紙収納手段に収納
されている記録紙が第1所定枚数以下になったことを検
知して検知信号を出力する第1所定枚数検知手段及び前
記第1所定枚数検知手段からの前記検知信号に基づい
て、前記像担持体上に画像を形成する画像形成工程にお
ける画像間隔を変えるように前記画像形成手段を制御す
る制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
【0011】3.前記画像間隔は、前記給紙手段による
給紙開始の後に、前記画像形成手段による画像形成が開
始されるようなタイミングで画像が形成される画像間隔
であることを特徴とする前記2に記載の画像形成装置。
【0012】4.像担持体上に画像を形成した後に、該
像担持体上の画像を記録紙に転写して記録紙上に画像を
形成する画像形成方法において、記録紙を第1の給紙間
隔で給紙するとともに、画像が形成される記録紙を収納
する記録紙収納手段に収納された記録紙の量を検知し、
記録紙が第1所定枚数以下になったときに、前記第1の
給紙間隔よりも長い第2の給紙間隔で給紙することを特
徴とする画像形成方法。
【0013】5.像担持体上に画像を形成した後に、該
像担持体上の画像を記録紙に転写して記録紙上に画像を
形成する画像形成方法において、第1の画像間隔で画像
形成を行うとともに、画像が形成される記録紙を収納す
る記録紙収納手段に収納された記録紙の量を検知し、記
録紙が第1所定枚数以下になったときに、前記第1の画
像間隔よりも長い第2の画像間隔で画像形成を行うこと
を特徴とする画像形成方法。
【0014】6.像担持体、該像担持体上に画像を形成
する画像形成手段、前記像担持体上に形成された画像を
記録紙に転写する転写手段、該転写手段に向けて記録紙
を搬送する給紙手段、該給紙手段により搬送される記録
紙を収納する記録紙収納手段、該記録紙収納手段に収納
されている記録紙が第2所定枚数以下になったことを検
知して検知信号を出力する第2所定枚数検知手段及び前
記第2所定枚数検知手段からの検知信号に基づいて、進
行中の画像形成サイクル以後の前記第2所定枚数の画像
形成後の画像形成サイクルの停止を行う制御手段を有す
ることを特徴とする画像形成装置。
【0015】7.像担持体上に画像を形成した後に、該
像担持体上の画像を記録紙に転写して記録紙上に画像を
形成する画像形成方法において、記録紙を収納する記録
紙収納手段内の記録紙が第2所定枚数以下か否かを第2
所定枚数検知手段により検知し、前記第2所定枚数以下
になったことが検知されたときに、進行中の画像形成サ
イクル以後の前記第2所定枚数の画像形成後の画像形成
サイクルの停止を行うことを特徴とする画像形成方法。
【0016】8.用紙の最上面の位置を検知する上面検
知手段、用紙の最下面の位置を検知する下面検知手段及
び、前記上面検知手段から得られた用紙の上面の位置情
報と前記下面検知手段から得られた用紙の下面の位置情
報とから用紙の枚数を演算する演算手段を有することを
特徴とする給紙装置。
【0017】9.用紙の枚数に応じて変位することによ
り、用紙の最上面の位置を、用紙の枚数に左右されるこ
となく一定に保持するように、用紙を支持する可動支持
手段、用紙の最下面の位置を検知する下面検知手段及
び、前記下面検知手段から得られた用紙の下面の位置情
報に基づいて用紙の枚数を演算する演算手段、を有する
ことを特徴とする給紙装置。
【0018】10.用紙を収納する用紙収納手段の静止
部により支持された用紙の上面の位置を検知する上面検
知手段及び、前記上面手段から得られた用紙の上面の位
置情報に基づいて用紙の枚数を演算する演算手段、を有
することを特徴とする給紙装置。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
カラー画像形成装置の概略図である。本発明の実施の形
態に係るカラー画像形成装置の一例である図1(a)に
示すものは画像読取部イ、画像形成部ロ及び給紙部ハか
らなる。
【0020】画像形成部ロにおいて、像担持体としての
ベルト状の感光体1aは駆動ローラ2a、従動ローラ3
a及びテンションローラ4aに張架され、駆動ローラ2
aにより駆動されて、矢印で示すように回動する。感光
体1aに対向して、画像形成手段Ya(イエロー画像形
成用)、Ma(マゼンタ画像形成用)、Ca(シアン画
像形成用)及びKa(黒画像形成用)が配置され、感光
体1a上にカラー画像を形成する。画像形成手段Yaに
のみ符号を付して他は省略しているが、各画像形成手段
は像担持体としての感光体1aを帯電して、感光体1a
に電位を付与する帯電手段としての帯電装置5a、レー
ザダイオードと主走査方向に走査を行う走査光学系又は
発光ダイオードアレイと結像性光学繊維で構成され、感
光体1aを画像データに従って走査露光し、画像の書込
を行う露光手段としての露光装置6a及び感光体1a上
に形成された静電潜像を現像して画像を形成する現像手
段としての現像装置7aを有する。8aは感光体1a上
の画像と反対の極性の電位が印加された転写手段として
の転写ローラ、9aは感光体1a上のトナーを除去する
クリーニング装置、10は記録紙Pに画像を定着する定
着装置である。
【0021】給紙部ハにおける、11、12、13は用
紙を収納する用紙収納手段、特に、画像を形成する記録
紙Pを収納する記録紙収納手段としての給紙カセットで
あり、これらの給紙カセットからは記録紙Pが給紙手段
としての給紙ローラ15、16、17により送り出され
る。14は手差し給紙皿であり、手差し給紙皿上の記録
紙Pは給紙手段としての給紙ローラ18により送り出さ
れる。給紙ローラ15、16、17はそれぞれ、給紙カ
セット11、12、13に収納されている多数枚の記録
紙Pを上から送り出す送り出しローラFR(図2に示
す)と送り出しローラFRにより送り出された記録紙P
を1枚に分離して搬送する分離搬送ローラSR(図2に
示す)で構成される。19は給紙カセット11、12、
13又は手差し給紙皿14から送り出された記録紙Pを
感光体1a上における画像形成に同期させて転写ローラ
8aに向けて搬送する給紙手段としてのレジストロー
ラ、20は転写後の記録紙Pを定着装置10に向けて搬
送する搬送ベルトである。
【0022】画像形成装置の画像形成開始ボタンの操作
又は外部機器からの画像形成開始指令により感光体1a
は矢印で示すように回動し、画像形成手段Ya、Ma、
Ca及びKaを通過する過程で、それぞれ帯電、露光及
び現像の処理を受けて、イエロー画像、マゼンタ画像、
シアン画像及び黒画像が制御されたタイミングで重なっ
て形成される結果、感光体1a上にはフルカラー画像が
形成される。形成されたフルカラー画像は転写ローラ8
aにより、感光体1a上における画像形成と同期して搬
送された記録紙P上に転写される。転写されたフルカラ
ー画像は定着装置10で定着され、定着処理された記録
紙Pは排紙皿21に排出される。
【0023】次に、以上説明した画像形成プロセスにお
ける感光体1a上への画像の形成タイミングと記録紙P
の給紙カセット11、12又は13からの送り出しを開
始する給紙開始タイミングについて説明する。
【0024】図2(a)に示すように、転写位置、即
ち、転写ローラ8aにより記録紙Pが感光体1aに密着
される位置から、画像の書込位置、即ち、最初に感光体
1a上に画像を形成する画像形成手段Yaの露光装置6
aにより画像が書込まれる位置までの距離をL1とし、
前記転写位置から、給紙位置、即ち、給紙ローラ15、
16又は17の送り出しローラFRまでの距離をL2と
する。
【0025】L1<L2の場合には、記録紙Pの給紙開
始後に画像形成が開始されるので、給紙カセット11、
12又は13に記録紙Pが無い場合には、感光体1a上
に画像を形成することなく、画像形成工程を停止するこ
とができる。しかしながら、L1≧L2の場合には、記
録紙Pが無いことが判明して、画像形成工程を停止した
場合にも、感光体1a上には既に、書込が行われ、感光
体1a上にトナーが付着する。
【0026】このようにして感光体1a上に付着し、記
録紙Pに転写されないトナーはクリーニング装置9aに
より感光体1aから除去されるが、無駄なトナーの消費
が行われて、好ましくないのみならず、クリーニング装
置9aの負担を増して、廃棄されるトナー量を増大させ
たり、クリーニング装置のクリーニングブレードの劣化
を早めるので好ましくない。また、感光体1aも余分な
露光によりその劣化が促進されるので好ましくない。
【0027】図1(b)は他のカラー画像形成装置を示
す。図1(b)に示すカラー画像形成装置は画像形成手
段Yb、Mb、Cb及びKbが、像担持体としてのベル
ト状の中間転写体22に対向して配置されている。中間
転写体22は駆動ローラ2b、従動ローラ3b及びテン
ションローラ4bに張架され、矢印で示すように回動す
る。各画像形成手段の各々は、ドラム状の感光体1bを
有し、符号を省略しているが、帯電手段、露光手段、現
像手段及びクリーニング装置が設けられている。更に符
号を省略しているが、各感光体に対向して、中間転写体
22を挟んで転写手段としての転写装置が各像形成手段
に設けられる。給紙カセット11、12、13等の記録
紙Pの搬送系を構成する部分及び定着装置10は図1
(a)のカラー画像形成装置と同様なので、同一符号を
付して、これらの個々の説明は省略する。23は中間転
写体22上の画像を記録紙Pに転写する転写手段として
の転写ローラである。
【0028】画像形成手段Ybにおいては、感光体1b
に対する帯電、書込及び現像によりイエロー画像が形成
される。同様に、画像形成手段Mbにおいては感光体1
b上にマゼンタ画像が、画像形成手段Cbにおいては、
シアン画像が、画像形成手段Kbにおいては、黒画像が
それぞれ形成される。これらの各カラー画像が中間転写
体22上で重なってフルカラー画像が形成されるよう
に、前述の各カラー画像の形成タイミングが制御され
る。転写装置により転写され、中間転写体22上に形成
されたフルカラー画像は、レジストローラ19により同
期を取って供給された記録紙Pに転写ローラ23により
記録紙Pに転写される。転写によりフルカラー画像が形
成された記録紙Pは定着装置10により定着処理され
て、排紙皿21に排紙される。
【0029】図1(b)に示したカラー画像形成装置に
おいても、図2により前述したトナーの不要な消費、ク
リーニングへの不要な負担等の問題が同様に存在する。
これを図2(b)により説明する。イエロー画像形成手
段Ybは図示のように、感光体1bと感光体1bの周囲
に配置された帯電手段としての帯電装置5b、露光手段
としての露光装置6b、現像手段としての現像装置7
b、転写装置8b及びクリーニング装置9bとから構成
される。レーザダイオードと主走査方向に走査を行う走
査光学系又は発光ダイオードアレイと結像性光学繊維で
構成され、感光体1bを画像データに従って走査露光し
画像の書込を行う露光装置6bから転写装置8bまでの
感光体1b上の距離をL3、転写装置8bから転写ロー
ラ23までの中間転写体22上の距離をL4とする。ま
た、給紙ローラの送り出しローラFRから転写ローラ2
3までの搬送路上の距離をL5とする。
【0030】(L3+L4)<L5である場合には、給
紙を停止に対応して画像書込を停止することにより、感
光体1bへの画像書込は行われず、感光体1b及び中間
転写体上にトナーが付着することはないが、(L3+L
4)≧L5である場合には、給紙の停止に対応して画像
書込を停止したときにも、既に感光体1b上には画像書
込が行われ、トナーが付着しており、前述のような問題
が生ずる。
【0031】図1(a)に示すカラー画像形成装置で
は、イエロー画像形成手段Yaの露光装置6aから転写
ローラ8aまでの感光体1a上の距離に比較して、給紙
ローラ15の送り出しローラから転写ローラ8aまでの
距離及び給紙ローラ16の送り出しローラから転写ロー
ラ8aまでの距離がより短く設定されているが、給紙ロ
ーラ17から転写ローラ8aまでの距離はより長く設定
されている。
【0032】また、図1(b)に示すカラー画像形成装
置においては、イエロー画像形成手段Ybの露光装置6
bから転写装置8bまでの距離と転写装置8bから転写
ローラ23までの距離の和に比較して、給紙ローラ15
の送り出しローラから転写ローラ23までの距離及び給
紙ローラ16の送り出しローラから転写ローラ23まで
の距離がより短く設定されているが、給紙ローラ17か
ら転写ローラ23までの距離はより長く設定されてい
る。
【0033】本実施の形態においては、前述のような好
ましくない現象を避け、且つ、画像形成の生産性を高く
維持するために、給紙カセット11又は12に収納され
ている記録紙Pの量を検知して、十分な量がある間は、
高速で画像形成を行い、少なくなったときに、感光体1
a、1b上での画像形成開始を給紙開始後に行うことに
よって、記録紙Pが無くなって画像形成工程を停止する
ときに、感光体1a、1b上に画像が形成されているこ
とがないように給紙間隔及び画像間隔の制御を行ってい
る。即ち、図1(a)と図1(b)における給紙カセッ
ト11又は12から記録紙Pを給紙して画像形成を行う
場合に、以下に説明するような給紙間隔及び画像間隔の
制御を行っている。
【0034】なお、給紙カセット13から給紙して画像
形成を行う場合には、従来と同様に、給紙カセット13
内の記録紙Pの残量に無関係に一律の給紙間隔及び画像
間隔で画像形成を行い、給紙カセット13内に記録紙P
が無くなったときに画像形成が停止される。
【0035】給紙間隔は連続画像形成工程において、給
紙ローラ15、16又は17によるn枚目の記録紙Pの
給紙の開始時点から、給紙ローラ15、16又は17に
よる次のn+1枚目の記録紙Pの給紙の開始時点までの
時間である。なお、以下の説明において、給紙ローラ1
5、16又は17による給紙を1次給紙と言い、レジス
トローラ19による給紙を2次給紙と言う。
【0036】画像間隔は連続画像形成工程におけるn枚
目の画像の露光装置による書込開始時点から次のn+1
枚目の画像の露光装置による書込開始時点までの時間で
ある。このような書込開始時点の制御により、感光体1
a上に形成される画像の位置が制御されるので、感光体
1a上の画像間の間隔が制御される。
【0037】図3は本発明の実施の形態に係るカラー画
像形成装置の制御系のブロック図である。マイクロコン
ピュータで構成され、演算手段としても機能する制御手
段MCは全体を制御する。15、16、17、18は図
1に示す給紙ローラ、PSは画像形成手段Ya、Ma、
Ca、Ka又は画像形成手段Yb、Mb、Cb、Kbを
総括して示す画像形成手段、MR1はRAMで構成され
る記憶手段としてのメモリ、MR2はフラッシュメモリ
等で構成される記憶手段としての書き換え可能な不揮発
性のメモリ、OPは操作部である。
【0038】SS1は第1所定枚数Mを検知する第1所
定枚数検知手段、SS2は記録紙Pが記録紙収納手段内
に記録紙が無くなったことを検知する有無検知手段であ
る。
【0039】図4により、本発明の実施の形態における
画像形成と記録紙Pの給紙の関係を説明する。図4は本
発明の実施の形態における給紙制御と書込制御の一例の
タイミングチャートである。なお、以下に説明する給紙
間隔及び画像間隔の制御は図1(a)に示すカラー画像
形成装置及び図1(b)に示すカラー画像形成装置に等
しく適用することができるが、図1(a)に示すカラー
画像形成装置における制御を例に説明する。
【0040】図4において、横軸は時間を表し、縦に実
行される工程の順序を示している。C1は第1の画像形
成サイクル、C2は第2の画像形成サイクル、C3は第
3の画像形成サイクルの流れをそれぞれ示す。まず、第
1の画像形成サイクルC1について説明する。図示のよ
うに、感光体1aの回動に従って、1色書込(画像形成
手段Yaの露光装置6aによる書込)、2色書込(画像
形成手段Maの露光装置6aによる書込)、3色書込
(画像形成手段Caの露光装置6aによる書込)及び4
色書込(画像形成手段Kaの露光装置6aによる書込)
がこの順序で行われる。次いで、2次給紙(レジストロ
ーラ19による搬送開始)と2次転写(転写ローラ8a
によるフルカラー画像の転写)が行われる。
【0041】d1〜d4は給紙ローラ15又は16によ
る1次給紙を示す。画像形成サイクルC1において、フ
ルカラー画像の転写を受ける記録紙Pは1次給紙d1に
より給紙されたものである。
【0042】記録紙Pの量が十分な場合の連続画像形成
工程は画像形成サイクルC1の繰り返しで画像形成が行
われる。即ち、第1の画像間隔である画像間隔Tm1と
第1の給紙間隔である給紙間隔Tp1を以て連続画像形
成が行われる。この連続画像形成工程においては、画像
形成サイクルC1において示すように、1色書込の開始
時点Ta1は給紙開始時点Tb1よりも前である。な
お、この連続画像形成における、画像の書込開始から書
込終了までの書込時間をTv、先の画像書込終了から次
の書込開始までの時間である非画像間隔をTs1とす
る。即ち、Tm1=Tv+Ts1とする。
【0043】本実施の形態においては、記録紙Pが第1
所定枚数以下になったことが検知された場合に、画像間
隔をTm1からより長い第2の画像間隔であるTm2
に、給紙間隔をTp1からより長い第2の給紙間隔であ
るTp2に変更して画像形成が行われる。このような画
像間隔及び給紙間隔の変更は、感光体1aの移動速度及
び記録紙Pの搬送速度を変更することなく、画像と画像
の間の非画像間隔Tsと、記録紙と記録紙の間の紙間間
隔を変更することにより行われる。即ち、図示のよう
に、書込時間Tvを一定とし、非画像間隔Ts1をTs
2に変更することにより画像間隔が変更される。図4に
おいては、記録紙Pが第1所定枚数M以下になったこと
が検知された時点Tcの後の書込開始時点Ta3を変更
することにより、画像間隔をTm1からTm2に延長
し、画像間隔が延長された画像形成サイクルC3の次の
画像形成サイクルC4のための給紙開始時点Tb4以降
の給紙間隔がTp2に延長される。
【0044】図4から明らかなように、この画像間隔T
m1と給紙間隔Tp1の変更により、変更前の書込開始
時点Ta1、Ta2が給紙開始時点Tb1、Tb2より
もそれぞれ前であるのに対して、変更後の書込開始時点
Ta3は給紙開始時点Tb3の後になる。従って、給紙
開始時点Tb1、Tb2において、給紙を停止した場合
には、既に書込が開始されていて、感光体1a上に画像
が形成され、現像によりトナーが付着するが、給紙開始
時点Tb3において、給紙を停止した場合には、書込を
その開始前に停止するので、感光体上1aにトナーが付
着することはない。
【0045】図4に示す画像形成工程における制御を図
5により説明する。F1において、記録紙Pの残量デー
タNを取り込み、F2において、取り込んだ残量データ
Nを第1所定枚数Mと比較する。第1所定枚数Mは給紙
カセット11又は12内の記録紙Pの残量が少なくなっ
たことを示す量であり、これら給紙カセット11、1
2、13の収納容量の数分の一程度の枚数に設定され
る。例えば、収納容量500枚の給紙カセットの場合、
第1所定枚数Mとして80枚程度の枚数が設定される。
【0046】残量データNが第1所定枚数Mより大であ
るときは(F2のNO)、給紙間隔Tp1が設定され
(F3)、残量データが第1所定枚数M以下であるとき
は(F2のYES)、給紙間隔Tp2が設定される(F
4)。F4においては更に、表示手段としての操作部O
Pに、記録紙Pの残量が少ないことが表示され、オペレ
ータに記録紙Pの補充を促す。
【0047】F5において、設定された給紙間隔で給紙
が行われる。以上の給紙ルーチンが各給紙毎に行われ
る。給紙カセット11又は12に記録紙Pが無くなった
ことが検知された場合には(F6のYES)、画像形成
工程が停止される。
【0048】図6は図5の給紙ルーチンに対応する書込
開始ルーチンを示す。F11において、記録紙Pの残量
データを取り込み、F12において、取り込んだ残量デ
ータNが第1所定枚数Mより大であるときは(F12の
NO)、画像間隔Tm1が設定され(F13)、残量デ
ータが第1所定枚数M以下であるときは(F12のYE
S)、給紙間隔Tm2が設定される(F14)。
【0049】F15において、設定された画像間隔で書
込が行われる。以上の書込ルーチンが各画像形成サイク
ルについて行われる。給紙カセット11又は12に記録
紙Pが無くなったことが検知された場合には(F16の
YES)、画像形成工程が停止される。
【0050】図5のF7と図6のF17の停止は残量デ
ータNが第1所定枚数Mより小であるときに発生するの
で、給紙間隔と画像間隔はそれぞれTp2、Tm2に設
定されている。従って、図4から明らかなように、給紙
開始時点の後に画像の書込が開始され、給紙を停止した
時点で感光体1a上に画像が書き込まれていることはな
く、画像形成工程の停止時に、不要なトナーが感光体1
a上に付着することが避けられる。
【0051】F1及びF11において取り込まれる残量
データNは、従来周知の紙の残量検知手段により検知す
ることができるが、例えば、第1所定枚数検知手段SS
1としての図7に示す残量検知手段が用いられる。
【0052】なお、以下の説明における記録紙の残量等
に関する説明は給紙カセット11、12及び13のいず
れについても適用されるが、給紙カセット11を例に説
明する。
【0053】給紙カセット11には、バネ112により
記録紙Pを押し上げる押し上げ板111が設けられる。
押し上げ板111にはアクチュエータ113が固定され
る。アクチュエータ113と光センサ114とで第1所
定枚数検知手段SS1としてのホトインタラプタを構成
し、記録紙Pが第1所定枚数M以下になったことを検知
する。
【0054】給紙カセット11内の記録紙Pの最上面は
給紙ローラ15により一定位置に維持されているので、
押し上げ板111の位置は記録紙Pの残量により変化
し、押し上げ板111の所定位置を光センサ114によ
り検知することにより、給紙カセット11内の記録紙P
の残量が第1所定枚数M以下になったことが検知され
る。
【0055】第1所定枚数検知手段SS1の他の例とし
て図7(b)に示す残量検知手段を使用することもでき
る。この例では、発光部115、受光部116及び比較
器117により第1所定枚数検知手段SS1が構成され
る。図7(b)の例では、押し上げ板111に透光窓1
11aを設け、透光窓111aを挟んで発光部115と
受光部116を対向して設ける。受光部116の出力を
比較器117で処理して、押し上げ板11上の記録紙の
残量が一定枚数以下になったときに、信号を発生するよ
うに構成する。受光部116の受光量は図7(c)に示
すように変化するので、閾値Mrを適宜設定することに
より、第1所定枚数Mを適宜調整することができる。
【0056】図8は記録紙Pの残量が第1所定枚数M以
下になったときに給紙間隔と画像間隔を変更する他の例
のタイミングチャートである。図8においては、検知さ
れた残量データNが第1所定枚数M以下になったときの
制御として、画像間隔Tmと給紙間隔Tpとを一律に延
長するのではなく、1画像形成サイクルおきに延長して
いる。このような制御によって、給紙の開始時点の後に
画像の書込が開始するとともに、連続画像形成における
半分の画像形成サイクルは短い画像間隔Tm1で画像形
成工程が実行されるので、残量が少なくなった場合に
も、画像形成効率の低下を最小限に抑えることができ
る。
【0057】図8では、残量データNが第1所定枚数M
以下になったことが検知された時点Tcの後の画像形成
サイクルC2の書込開始時点を設定する画像間隔が長い
周期Tm2に設定される。しかしながら、次の画像形成
サイクルC3の書込開始時点を設定する画像間隔は短い
周期Tm1に設定される。そして、次の画像形成サイク
ルC4は長い画像間隔Tm2を以て開始される。以下、
画像間隔Tm2とTm1とが交互に繰り返される。画像
間隔に対応して、給紙間隔も長い給紙間隔Tp2と短い
給紙間隔Tp1とが交互に繰り返される。図8において
は、記録紙Pが第1所定枚数M以下になったことが検知
された時点Tcの後の書込開始時点Ta3が変更され
て、画像間隔がTm2となる。給紙間隔は画像開始時点
が変更された画像形成サイクルC3の次の画像形成サイ
クルC4のための給紙開始時点Tb4が変更されて、延
長された給紙間隔Tp2が設定される。
【0058】図9、10は図8に示す画像形成工程の制
御のフローチャートである。図9において、F20から
F22までは、図5におけるF1からF3までと同様
に、残量データNを第1所定枚数Mと比較し、残量デー
タNが第1所定枚数Mよりも大であるときは、短い給紙
間隔Tp1で給紙が行われ画像形成が実行される。残量
データNが第1所定枚数M以下になったときに、F23
において給紙間隔がTp1に設定されているか否かが調
べられる。Tp1に設定されているときは(F23のY
ES)、給紙間隔Tp2が設定され、給紙間隔がTp1
に設定されていないとき、即ち、Tp2に設定されてい
るときには、給紙間隔がTp1に設定される(F24、
F25)。F24とF25における制御は、図7におけ
る短い給紙間隔Tp1と長い給紙間隔Tp2を交互に設
定するトグル制御である。F26において、記録紙Pの
残量が少ないことが操作部OPに表示され、オペレータ
に記録紙Pの補充を促す。そして、F27からF29ま
では、図5におけるF7からF9までと同様に、給紙の
実行と記録紙P無しの場合の画像形成工程の停止とが行
われる制御である。
【0059】図10の書込ルーチンも図9の給紙ルーチ
ンと同様であり、F34とF35において、短い画像間
隔Tm1とTm2を交互に設定する制御が行われる。
【0060】図8から明らかなように、給紙間隔及び画
像間隔の変更前においては、給紙開始時点Tb1は書込
開始時点Ta1よりも後であるが、変更後においては、
給紙開始時点Tb2は書込開始時点Ta2よりも前であ
り、且つ、給紙開始時点Tb3も書込開始時点Ta3よ
りも前である。従って、画像形成サイクルC2、C3に
おいて、給紙を停止した場合にも、感光体1a上に不要
なトナーが付着することはない。
【0061】記録紙収納手段に記録紙がなくなった場合
における画像形成装置の停止時に起きる像担持体への不
要なトナーの付着を回避する手段としては、前述のよう
に、記録紙収納手段内の記録紙の残量を検知し、残量デ
ータが第1所定枚数M以下になったときに、給紙間隔及
び画像間隔を伸ばす手段の他に、次に説明するように、
例えば、残り1枚のように、前述の第1所定枚数よりも
少ない第2所定枚数Q以下になったときに画像形成を停
止するという手段を採ることも可能である。
【0062】次に、記録紙の残量が前記の第2所定枚数
Q以下になったときに画像形成を停止する実施の形態に
ついて説明する。
【0063】図11は本発明の実施の形態における給紙
制御と書込制御の他の例のタイミングチャートである。
【0064】図4と同様に、C1、C2、C3、C4・
・・は画像形成サイクルを示し、各画像形成サイクルに
おいて、1色書込、2色書込、3色書込、4色書込、2
次給紙及び2次転写が行われる。画像形成サイクルC1
を例に説明すると、1色書込〜4色書込までの画像の書
込の後に、1次給紙d1において給紙された記録紙が2
次給紙において転写位置に供給され、2次転写が行われ
て記録紙上にフルカラー画像が形成される。
【0065】図11の例においては、ラスト紙監視LP
Dが1次給紙d1、d2、d3の後に行われ、FPDに
おいて、給紙カセット11内に最後の1枚の記録紙が残
っていることを検知している。しかしながら、本実施の
形態は、最後の1枚を検知する場合に限られることはな
く、給紙カセット内の記録紙が10枚以内の第2所定枚
数Q以下になったことを検知してもよい。
【0066】記録紙収納手段内の記録紙Pが第2所定枚
数Q以下になったか否かを監視するラスト紙監視LPD
は1次給紙直後、即ち、1次給紙により記録紙Pが記録
紙収納手段から送り出された時点で行われる。図11の
例では、1次給紙d3の直後のラスト紙監視で、ラスト
紙検知FPD、即ち、給紙カセット11内の記録紙Pが
1枚になったことが検知されている。
【0067】ラスト紙検知FPDが行われた場合に、こ
の時点において進行中の画像形成サイクルはC3であ
り、既に開始されている。そして、図に示すように、画
像形成サイクルC3については、画像の書込に続く2次
給紙及び2次転写が行われ、記録紙Pに画像が形成され
る。
【0068】しかしながら、ラスト紙検知FPDの後に
おける1次給紙は行われず、これを、点線で示す。そし
て、点線で示す仮想の給紙に対応する画像形成サイクル
である(C4)は実行されない。
【0069】以上のように、ラスト紙検知後において
は、進行中の画像形成サイクルは実行されるが、以降の
1次給紙は行われず、給紙を伴わない画像形成工程は停
止される。従って、感光体1a上に不要な画像が形成さ
れることが避けられる。
【0070】なお、ラスト紙の枚数を複数枚に設定し、
ラスト紙検知後に、ラスト紙の枚数以下の枚数について
画像形成を行った後に画像形成を停止するようにしても
よい。
【0071】図12は図11に示すタイミングで行われ
る連続画像形成工程の制御のフローチャートである。
【0072】F41において、ラスト紙フラグのセット
・リセットをチェックする。フラグf=1(セット)で
なければ(F41のNO)、自動原稿送り装置に原稿が
有るか否か(複写モードの場合)及びプリント出力命令
の有無(プリンタモードの場合)をチェックし(F4
2、F43)、いずれかがYESであれば、画像形成継
続の処理を行う(F45)。なお、出力枚数が設定枚数
に達した場合には(F44のYes)画像形成シーケン
スを停止する(F47)。
【0073】F41において、ラスト紙フラグセット
(f=1)の場合には、記録紙P無しの表示を表示手段
としての操作部OPに記録紙無しの表示を行った後に
(F46)、画像形成シーケンスの停止処理を行う(F
47)。F47の停止処理は、ラスト紙検知FPDが行
われた場合に、第2所定枚数Q(例えば1枚)について
の画像形成サイクルを実行した後の画像形成を停止する
処理である。図11のタイミングチャートにおいては、
ラスト紙検知FPDが行われた後に、進行中の画像形成
サイクルC3を実行した後に、次の1次給紙d4及び画
像形成サイクルC4の停止を行っている。
【0074】次に、第2所定枚数であるラスト紙の検知
を行う第2所定枚数検知手段としてのラスト紙検知手段
SS3について説明する。該ラスト紙検知手段は給紙カ
セット11内の残留紙が1枚ないしは数枚の記録紙にな
ったことを検知するものであり、以下に説明するように
高精度の距離センサを用いて行われる。
【0075】図13はラスト紙検知手段の一例を示す。
この例においては、ラスト紙検知手段SS3は、距離セ
ンサ54、55、制御手段MC及びメモリMR1、MR
2で構成される。給紙カセット11には、軸111bに
回転自在に支持され、バネ112で押し上げられている
可動支持手段としての押し上げ板111に記録紙Pが載
置される。50は載置された記録紙Pの上のものから送
り出すピックアプローラ、51は搬送ローラ、52はト
ルクリミッタ付の捌きローラであり、ピックアプローラ
50により送り出された記録紙Pは搬送ローラ51と捌
きローラ52とによって、1枚に分離されて搬送され
る。ピックアプローラ50は記録紙Pの最上面を常に一
定の高さに保持し、記録紙Pの最下面の高さ又は押し上
げ板111の高さは記録紙Pの量に応じて変化する。従
って、記録紙Pの最下面又は押し上げ板111の高さを
計測することにより、押し上げ板11上の記録紙Pの厚
さが検知され、また、記録紙1枚の厚さの情報を取り込
むことによって、押し上げ板111上の記録紙Pの枚数
を検知することができる。このような測定方法により記
録紙の残量を検知するには、上面検知手段を構成する距
離センサ54及び下面検知手段を構成する距離センサ5
5が用いられるが、距離センサ54、55はμm単位の
微細な距離の変化を測定することができるものであり、
図14に示す光学センサ又は図15に示す超音波センサ
を用いることができる。53は記録紙Pが給紙カセット
11内に無くなったことを検知する有無検知手段SS2
としての有無センサであり、周知の光学センサ又は機械
的センサが用いられる。
【0076】また、距離センサ54は用紙としての記録
紙Pの最上面の位置を検知する上面検知手段であり、距
離センサ55は記録紙Pの最下面の位置を検知する下面
検知手段である。距離センサ55は記録紙Pの最下面を
直接測定して、記録紙Pの最下面の位置を検知するか又
は可動支持手段としての押し上げ板111の上面又は下
面を検知することにより記録紙の最下面の位置を間接的
に検知することができる。
【0077】図14(a)は、距離センサ54、55と
して用いられる、光学的に距離を測定する距離センサを
示し、投光素子LED、受光素子PSD、駆動回路LE
DD、演算回路OPA並びに演算手段及び制御手段とし
ての制御手段MCからなる。投光素子LEDと受光素子
PSDはセンサヘッドSHを構成する。投光素子LED
は光ビームを測距物体OBに向けて出射し、受光素子P
SDは測距物体OBからの反射光を受光し、図14
(b)に示すように、距離の増加に対して直線的に低下
する電圧を出力する。駆動回路LEDDは制御手段MC
により制御されて投光素子LEDを駆動する。演算回路
OPAは受光素子PSDの出力を演算して距離情報を出
力する。制御手段MCは図14(a)の距離測定回路の
各構成部を制御するとともに、後に説明する記録紙Pが
ラスト紙になったことを検知する。
【0078】図15は、距離センサ54、55として用
いられる、超音波により距離を測定する、距離センサの
例であり、振動素子からなる送信器VS、音波を受信す
る受信器RVを有し、送信器VSは発振回路OSからの
クロックパルスにより作動する駆動回路VSDにより駆
動され、駆動回路VSDは制御手段MCにより制御され
る送信トリガ発生回路TGにより制御されて作動する。
【0079】受信器RVの出力は増幅器AMPにより増
幅され、比較器CMPにより基準電圧と比較される。演
算手段としての制御手段MCからの一定時間の読込によ
りカウンタ回路CTにおけるパルスカウント数が読み込
まれて距離の情報を得ることにより、制御手段MCにお
いて第2所定枚数Qが演算される。
【0080】前述のように、押し上げ板111上の記録
紙Pの残量の測定は、記録紙Pの最下面の高さ又は押し
上げ板111の高さを測定することにより測定すること
ができる。図13の例では、記録紙Pの最下面の位置を
測定するには、押し上げ板111に距離センサ54、5
5からの光を通す窓111aが設けられる。
【0081】記録紙Pの最下面の高さを測定するには、
距離センサ54と55との間の距離、即ち、センサ間距
離が測定され、得られた距離情報はメモリMR2に記憶
される。
【0082】図16は前記センサ間距離測定ルーチンの
フローチャートである。F51において、有無センサ5
3の出力の読込が行われる。記録紙Pが給紙カセット1
1に存在する場合には、センサ間距離測定ルーチンは終
了するが(F52のNO)、記録紙Pが存在しない場合
には、第1距離センサとしての距離センサ54が測定し
た、距離センサ54と55との間の距離を読み取り(F
53)、h1としてメモリMR1に記憶する(F5
4)。次に、第2距離センサとしての距離センサ55が
測定した、距離センサ54と55との間の距離を読み取
り(F55)、h2としてメモリMR1に記憶する(F
56)。
【0083】F57において、h1とh2の平均値C=
(h1+h2)/2を演算し、平均値Cをセンサ間距離
としてメモリMR2に記憶する。このように、距離セン
サ54と55において、測定したセンサ間距離を平均す
ることにより、高精度で信頼性の高いセンサ間距離が取
得される。
【0084】給紙カセット11内の記録紙Pがラスト紙
になったことの検知は、前述のセンサ間距離を用い、図
17に示すラスト紙判断ルーチンで行われる。
【0085】給紙カセット11内の記録紙の残量をAと
すると残量Aは次の式1で表される。
【0086】式1 A=C−H1−H2 F61において、距離センサ54の測定値の読み取りが
行われ、読み取った距離をH1としてメモリMR1に記
憶する(F62)。同様に、距離センサ55の測定値の
読み取りと読み取った測定値の距離H2として記憶する
ことが行われる(F63、F64)。次に、センサ間距
離Cを読み出し(F65)、メモリMR1に記憶する
(F66)。そして、記録紙Pの残量A=C−H1−H
2を演算する(F67)。算出された記録紙Pの残量A
をメモリMR2から読み出された記録紙P1枚の厚さB
と比較し、B≧Aであれば、給紙カセット11内の記録
紙Pが1枚、即ち、ラスト紙になったと判断し、ラスト
紙フラグをセットする(F71)。B<Aのときには、
給紙カセット11内に2枚以上の紙が存在すると判断
し、ラスト紙フラグをリセットする(F72)。ラスト
紙フラグは図12におけるF41の判断において用いら
れる。
【0087】図13においては、押し上げ板111に窓
111aを設けて、記録紙Pの下面の高さを測定してい
るが、窓111aを設けずに、押し上げ板111の高さ
を測定して記録紙Pの残量を検知し、ラスト紙検知を行
うことも可能である。
【0088】この場合には、有無センサ53により記録
紙Pが押し上げ板111上に存在しないときの距離セン
サ54と押し上げ板111の上面間の距離h1と、同様
に記録紙Pが存在しないときの距離センサ55と押し上
げ板111の下面間の距離h2を測定してメモリMR1
に記憶する。
【0089】次に、画像形成工程において、記録紙Pが
押し上げ板111上に存在するときの距離センサ54と
押し上げ板111の上面間の距離H1、距離センサ55
と押し上げ板111の下面間の距離H2をそれぞれ測定
する。記録紙の残量Aを次の式2により求め、残量Aが
記録紙1枚の厚さB以下になったときに、ラスト紙と判
断する。
【0090】式2 A=h1+h2−H1−H2 押し上げ板111は図13においては、バネ112によ
り押し上げられ記録紙Pをピックアップローラ50に圧
接させているが、モータにより押し上げてもよい。ま
た、押し上げ板111は軸111bで回転自在に支持さ
れているが、水平に支持する支持手段を用いて、昇降自
在に支持する支持構造を採ることも可能である。
【0091】図18は、ラスト紙検知手段の他の例を示
す。本例においては、押し上げ板111の下面の高さを
距離センサ55により検知し、ラスト紙検知手段として
の、距離センサ55と、制御手段MCと、メモリMR
1、MR2とでラスト紙検知を行っている。
【0092】図19は図18に示すラスト紙検知手段に
よりラスト紙検知を行う場合のセンサ間距離測定ルーチ
ンのフローチャートである。
【0093】F81において、有無センサ53の出力の
読込を行い、押し上げ板111上に記録紙Pが存在しな
いことを確認する。記録紙Pが存在するときには終了す
るが(F82のNO)、存在しないときには、距離セン
サ55の出力を基準距離CとしてメモリMR2に記憶す
る(F83、F84、F85)。
【0094】図20は、図18に示すラスト紙検知手段
によりラスト紙検知を行うラスト紙判断ルーチンのフロ
ーチャートである。
【0095】F91とF92において、距離センサ55
と押し上げ板111の下面間の距離H1を測定し、メモ
リMR1に記憶する。そして、メモリMR2から基準距
離C及びメモリMR1からH1を読み出し、記録紙Pの
残量A=C−H1を演算する(F93、F94)。
【0096】更に、メモリMR2から記録紙Pの厚さの
データBを読み出し、AとBを比較する(F95、F9
6)。A>Bであれば、ラスト紙フラグをリセットし
(F98)、A≦Bであればラスト紙フラグをセットし
て(F97)終了する。
【0097】F97とF98においてセット、リセット
されたフラグは図12における判断F41において用い
られる。
【0098】なお、図18〜20に示すラスト紙検知
は、距離センサ55により押し上げ板111の下面の高
さを検知することにより行っているが、距離センサ54
を用いて、押し上げ板111の上面の高さを検知するこ
とにより、ラスト紙検知を行うことも可能である。
【0099】図21は、距離センサ54を給紙カセット
11の底板と対向する位置に設け、給紙カセット11の
底板部に存在する記録紙Pの上面と距離センサ54間の
距離を測定することにより、ラスト紙検知を行うラスト
紙検知手段の例を示す。このように、給紙カセット11
の静止部に載置されている記録紙Pからラスト紙検知を
行うことにより、より精度の高いラスト紙検知を行うこ
とが可能になる。図21に示すラスト紙検知手段を用い
たラスト紙検知は図18及び図19に示すようにして行
われる。
【0100】図22は、他のラスト紙検知手段を示す。
押し上げ板111はその上に載置されている記録紙Pの
残量に応じて上下し、この上下に応じて押し上げ板11
1の傾斜角度が変化する。図22のラスト紙検知手段に
おいては、距離センサ54と55が押し上げ板111の
傾斜角度に応じて回転するこよにより、センサヘッドS
Hの出射面(又は発振面)と受光面(又は受信面)と記
録紙Pの面及び押し上げ板111の面との平行を維持す
る角度変更手段を用いている。
【0101】このような角度変更手段により、距離セン
サ54、55の感度が向上して高精度のラスト紙検知が
可能になる。
【0102】角度変更手段は歯車60〜65により構成
され、押し上げ板111の回転軸111bには歯車60
が固定され、歯車60の回転は歯車61、62及び63
を介して距離センサ54を回転させる。また、歯車60
の回転は、歯車61、64及び65を介して距離センサ
55を回転させる。従って、距離センサ54、55から
出射した光又は音波は直線X上を往復してそれぞれ距離
センサ54、55に戻り、受光又は受信される。その結
果、距離センサ54、55の最高の感度が得られる。6
6は記録紙Pを押さえる押圧手段としての押さえ板であ
り、押さえ板66により記録紙Pの浮き上がりが防止さ
れて、より確実にラスト紙検知を行う。
【0103】前記角度変更手段としては、距離センサ5
5、制御手段MC及び距離センサ54、55を回転駆動
して、その角度を変更するステッピングモータ(図示せ
ず)を用い、押し上げ板111の位置に応じて、距離セ
ンサ54、55の角度を変更するもの等他の変更手段を
用いることも可能である。
【0104】ラスト紙検知のためには、記録紙Pの紙厚
の情報が必要である。本実施の形態においては、記録紙
Pの紙厚情報を前もって属性入力手段としての操作部O
Pから入力し、メモリMR2に蓄積し、ラスト紙検知時
に読み出して用いている。
【0105】図23は、メモリMR2から紙厚情報を読
み出す紙厚データ読込ルーチンを示すフローチャートで
ある。
【0106】給紙カセット11〜13に記録紙Pを装填
する際に、属性入力手段としての操作部OPから薄紙、
厚紙1、厚紙2、OHPの別等の紙の属性が入力され
る。普通紙を装填するときには、紙厚に関する情報の入
力は行われない。
【0107】紙厚情報の読出においては、F101〜F
104において、給紙が行われる給紙カセット内の紙が
薄紙、厚紙1、厚紙2、OHP又は指定のない普通紙の
いずれかについて判断され、いずれかに該当するものが
F105〜F109のいずれかにおいて、メモリMR2
から読み出され、F110においてメモリMR1に書き
込まれる。書き込まれた紙厚データは図17におけるF
68又は図20におけるF95において用いられる。
【0108】図16と17におけるラスト紙検知及び図
19と20におけるラスト紙検知では、操作部OPから
予め入力された紙厚データを用いてラスト紙検知を行っ
ているが、紙の厚さはメーカー毎に異なる等の事情から
種々あって、予め設定することが困難な場合がある。従
って、ラスト紙検知において、紙1枚の厚さを検知し、
検知結果を用いてラスト紙検知を行うことも可能であ
る。図24、図25はこのようなラスト紙判断ルーチン
の中で紙厚検知を行う例である。
【0109】図24は距離センサ54及び55を用い
て、ラスト紙検知を行う例のラスト紙判断ルーチンを示
すフローチャートである。
【0110】F121とF122において、距離センサ
54の出力を読み取り、距離H1としてメモリに記憶す
る。次に、距離センサ55の出力を読み取り、距離H2
としてメモリMR1に記憶する。メモリMR2から、距
離センサ54と55との間のセンサ間距離Cを読み出し
て記憶する(F125、F126)。F127におい
て、A=C−H1−H2を演算する。次に、メモリMR
1から前回のラスト紙検知における残量のデータAn-1
を読み出す。前回の残量データAn-1は前回のラスト紙
判断ルーチンにおけるF127における演算、即ち、A
n-1=(C−H1−H2)N-1により得られたデータであ
る。前回の残量データAn-1と今回の残量データAn、即
ち、An=(C−H1−H2)nから紙厚データB=A
n-1−Anが得られる(F130)。今回の残量データと
紙厚データBを記憶した後に(F131、F132)、
残量データAnと紙厚データBの比較を行い、An>Bで
あれば、記録紙Pは2枚以上存在するのでラスト紙フラ
グをリセットし(F135)、An≦Bであれば、記録
紙Pが1枚以下であるので、ラスト紙フラグをセットす
る(F134)。セット又はリセットされたフラグは図
12におけるF41において用いられる。
【0111】図25は距離センサ55を用いて、ラスト
紙検知を行う例のラスト紙判断ルーチンを示すフローチ
ャートである。
【0112】F141とF142において、距離センサ
55の出力を読み取り、距離H1として記憶する。メモ
リMR2から基準距離を読み出し、CとしてメモリMR
1に記憶する(F143、F144)。次に、F145
において、前回の残量データAn-1=(C−h1)n-1
メモリMR2から読み出す。
【0113】前回の残量データAn-1は前回のラスト紙
検知において、A=C−H1の演算により得られたもの
である。F146において、今回の残量データAn
(C−H1)nの演算を行い、そして、F147で前回
の残量データAnをメモリMR1に記憶した後に、紙厚
B=An-1−Anを演算し(F148)、今回の残量デー
タAnと今回の紙厚データBをメモリMR1に記憶する
(F149、F150)。
【0114】次に、F151において、今回の残量デー
タAnと紙厚データBの比較を行い、An>Bであれば、
記録紙Pは2枚以上存在するのでラスト紙フラグをリセ
ットし(F153)、An≦Bであれば、記録紙Pが1
枚以下であるので、ラスト紙フラグをセットする(F1
52)。セット又はリセットされたフラグは図12にお
けるF41において用いられる。
【0115】
【発明の効果】請求項1、9、17又は24の発明によ
り、記録紙収納手段内に記録紙が残り少なくなったとき
に、自動的に給紙間隔を広げるので、画像間隔もそれに
対応して伸ばされて、記録紙収納手段内に記録紙が無く
なって、画像形成を停止する場合に、画像形成に寄与し
ない不要なトナーが像担持体上に付着することが防止さ
れて、トナーの無駄な消費やクリーニング手段の負担増
加等の望ましくない現象を避けることが可能になる。ま
た、感光体等の像担持体上に不要な画像形成が行われな
いので、像担持体の寿命の短縮を防止することができ
る。
【0116】また、カラー画像形成装置のように、複数
ある画像形成手段の先頭の画像形成装置から転写位置ま
での距離が長い画像形成装置であっても、画像形成効率
を目立って下げることなく、記録紙収納手段を転写位置
の近くに配置することが可能になるので、画像形成装置
のコンパクト化、特に、装置の高さを圧縮することが可
能になる。
【0117】請求項2、10、18又は25の発明によ
り、像担持体への不要なトナーの付着や不要な画像形成
処理が確実に防止されるので、トナーの無駄な消費やク
リーニング手段の負担増加等の望ましくない現象が防止
される。また、像担持体の寿命の短縮が防止される。
【0118】請求項3、11、19又は26の発明によ
り、記録紙収納手段内に記録紙が無くなった時に自動的
に画像形成が停止するので、トナーの無駄な消費やクリ
ーニング手段の負担増加等の望ましくない現象が確実に
防止される。また、像担持体の寿命の短縮が確実に防止
される。
【0119】請求項4又は12の発明により、記録紙収
納手段内に記録紙が残り少なくなったときに、その旨が
表示されるので、記録紙の補充を間違いなく行うことが
可能になる。
【0120】請求項5又は13の発明により、電子写真
方式の画像形成装置において、記録紙収納手段内に記録
紙が残り少なくなったときに、自動的に給紙間隔を広げ
るので、画像間隔もそれに対応して伸ばされて、記録紙
収納手段内に記録紙が無くなって、画像形成を停止する
場合に、画像形成に寄与しない不要なトナーが像担持体
上に付着することが防止されて、トナーの無駄な消費や
クリーニング手段の負担増加等の望ましくない現象を避
けることが可能になる。また、感光体等の像担持体上に
不要な画像形成が行われないので、像担持体の寿命の短
縮を防止することができる。
【0121】請求項6又は14の発明により、中間転写
体を用いた画像形成装置において、記録紙収納手段内に
記録紙が残り少なくなったときに、自動的に給紙間隔を
広げるので、画像間隔もそれに対応して伸ばされて、記
録紙収納手段内に記録紙が無くなって、画像形成を停止
する場合に、画像形成に寄与しない不要なトナーが像担
持体上に付着することが防止されて、トナーの無駄な消
費やクリーニング手段の負担増加等の望ましくない現象
を避けることが可能になる。また、感光体等の像担持体
上に不要な画像形成が行われないので、像担持体の寿命
の短縮を防止することができる。
【0122】請求項7、15、22又は29の発明によ
り、給紙手段から転写位置までの距離が短く、給紙間隔
を変える制御を必要としない給紙手段の給紙間隔につい
ては短い給紙間隔としているので、画像形成効率の高い
画像形成装置が実現される。
【0123】請求項8、16、23又は30の発明によ
り、記録紙が記録紙収納手段内に少なくなったときに給
紙間隔を変更する制御によって生ずる画像形成効率の低
下を最小限度にすることができて画像形成効率の高い画
像形成装置が実現される。
【0124】請求項20又は27の発明により、電子写
真方式により画像を形成する画像形成工程において、記
録紙収納手段内に記録紙が残り少なくなったときに、自
動的に給紙間隔を広げるので、画像間隔もそれに対応し
て伸ばされて、記録紙収納手段内に記録紙が無くなっ
て、画像形成を停止する場合に、画像形成に寄与しない
不要なトナーが像担持体上に付着することが防止され
て、トナーの無駄な消費やクリーニング手段の負担増加
等の望ましくない現象を避けることが可能になる。ま
た、感光体等の像担持体上に不要な画像形成が行われな
いので、像担持体の寿命の短縮を防止することができ
る。
【0125】請求項21又は28の発明により、中間転
写体を用い、転写により画像を形成する画像形成工程に
おいて、記録紙収納手段内に記録紙が残り少なくなった
ときに、自動的に給紙間隔を広げるので、画像間隔もそ
れに対応して伸ばされて、記録紙収納手段内に記録紙が
無くなって、画像形成を停止する場合に、画像形成に寄
与しない不要なトナーが像担持体上に付着することが防
止されて、トナーの無駄な消費やクリーニング手段の負
担増加等の望ましくない現象を避けることが可能にな
る。また、感光体等の像担持体上に不要な画像形成が行
われないので、像担持体の寿命の短縮を防止することが
できる。
【0126】請求項31、32、33、45、46又は
47の発明により、記録紙収納手段内に記録紙が無くな
って、画像形成を停止する場合に、画像形成に寄与しな
い不要なトナーが像担持体上に付着することが防止され
て、トナーの無駄な消費やクリーニング手段の負担増加
等の望ましくない現象を避けることが可能になる。ま
た、感光体等の像担持体上に不要な画像形成が行われな
いので、像担持体の寿命の短縮を防止することができ
る。
【0127】更に、カラー画像形成装置のように、複数
ある画像形成手段の先頭の画像形成装置から転写位置ま
での距離が長い画像形成装置であっても、画像形成効率
を目立って下げることなく、記録紙収納手段を転写位置
の近くに配置することが可能になるので、画像形成装置
のコンパクト化、特に、装置の高さを圧縮することが可
能になる。
【0128】請求項34、35、48又は49の発明に
より、簡単な構成で記録紙収納手段内の記録紙の枚数が
数枚程度の極めて少ない場合にも、正確に枚数を検知す
ることが可能になり、不要な画像形成を避ける制御を確
実に行うことが可能になる。
【0129】請求項36の発明により、記録紙が記録紙
収納手段内に無くなったときに、確実に不要な画像形成
を防止することができる。
【0130】請求項37又は50の発明により、記録紙
が記録紙収納手段に無くなったときに、その旨がオペレ
ータに報知される。
【0131】請求項38又は51の発明により、電子写
真方式の画像形成装置において、記録紙収納手段内に記
録紙が無くなって、画像形成を停止する場合に、画像形
成に寄与しない不要なトナーが像担持体上に付着するこ
とが防止されて、トナーの無駄な消費やクリーニング手
段の負担増加等の望ましくない現象を避けることが可能
になる。また、感光体等の像担持体上に不要な画像形成
が行われないので、像担持体の寿命の短縮を防止するこ
とができる。
【0132】請求項39の発明により、給紙手段から転
写位置までの距離が短い給紙手段については、第2所定
枚数検知に基づいた画像形成の停止制御を行わないので
制御が簡単になり、しかも、不要な画像形成による弊害
が防止される。
【0133】請求項40の発明により、複数の画像形成
手段が像担持体に対向して配置され、画像形成開始位置
から転写位置までの距離が長くなるカラー画像形成装置
において、記録紙収納手段内に記録紙が無くなって、画
像形成を停止する場合に、画像形成に寄与しない不要な
トナーが像担持体上に付着することが防止されて、トナ
ーの無駄な消費やクリーニング手段の負担増加等の望ま
しくない現象を避けることが可能になる。また、感光体
等の像担持体上に不要な画像形成が行われないので、像
担持体の寿命の短縮を防止することができる。
【0134】請求項41の発明により、ベルト状の像担
持体を用いた画像形成装置において、記録紙収納手段内
に記録紙が無くなって、画像形成を停止する場合に、画
像形成に寄与しない不要なトナーが像担持体上に付着す
ることが防止されて、トナーの無駄な消費やクリーニン
グ手段の負担増加等の望ましくない現象を避けることが
可能になる。また、感光体等の像担持体上に不要な画像
形成が行われないので、像担持体の寿命の短縮を防止す
ることができる。
【0135】請求項42の発明により、像担持体として
中間転写体を用いた画像形成装置において、記録紙収納
手段内に記録紙が無くなって、画像形成を停止する場合
に、画像形成に寄与しない不要なトナーが像担持体上に
付着することが防止されて、トナーの無駄な消費やクリ
ーニング手段の負担増加等の望ましくない現象を避ける
ことが可能になる。また、感光体等の像担持体上に不要
な画像形成が行われないので、像担持体の寿命の短縮を
防止することができる。
【0136】請求項43の発明により、像担持体として
ベルト状の中間転写体を用いた画像形成装置において、
記録紙収納手段内に記録紙が無くなって、画像形成を停
止する場合に、画像形成に寄与しない不要なトナーが像
担持体上に付着することが防止されて、トナーの無駄な
消費やクリーニング手段の負担増加等の望ましくない現
象を避けることが可能になる。また、感光体等の像担持
体上に不要な画像形成が行われないので、像担持体の寿
命の短縮を防止することができる。
【0137】請求項44の発明により、記録紙が数枚程
度の少数枚であることが簡単な機構により正確に検知す
ることが可能になる。
【0138】請求項52の発明により、給紙手段から転
写位置までの距離が短く、第2所定枚数検知による制御
を行うことが不要な給紙手段については、従来と同様な
画像形成の停止制御を行うことができるので制御が簡単
になる。
【0139】請求項53の発明により、画像形成手段か
ら転写位置までの距離が長く、不要な画像形成、特に、
不要なトナーの像担持体への付着が発生しやすいカラー
画像形成装置において、記録紙収納手段内に記録紙が無
くなって、画像形成を停止する場合に、画像形成に寄与
しない不要なトナーが像担持体上に付着することが防止
されて、トナーの無駄な消費やクリーニング手段の負担
増加等の望ましくない現象を避けることが可能になる。
また、感光体等の像担持体上に不要な画像形成が行われ
ないので、像担持体の寿命の短縮を防止することができ
る。
【0140】請求項54の発明により、ベルト状の像担
持体を用いた画像形成装置において、記録紙収納手段内
に記録紙が無くなって、画像形成を停止する場合に、画
像形成に寄与しない不要なトナーが像担持体上に付着す
ることが防止されて、トナーの無駄な消費やクリーニン
グ手段の負担増加等の望ましくない現象を避けることが
可能になる。また、感光体等の像担持体上に不要な画像
形成が行われないので、像担持体の寿命の短縮を防止す
ることができる。
【0141】請求項55の発明により、中間転写体を用
い、中間転写体に複数のカラー画像を転写することによ
り、中間転写体上にカラー画像を形成するカラー画像形
成装置において、記録紙収納手段内に記録紙が無くなっ
て、画像形成を停止する場合に、画像形成に寄与しない
不要なトナーが像担持体上に付着することが防止され
て、トナーの無駄な消費やクリーニング手段の負担増加
等の望ましくない現象を避けることが可能になる。ま
た、感光体等の像担持体上に不要な画像形成が行われな
いので、像担持体の寿命の短縮を防止することができ
る。
【0142】請求項56の発明により、ベルト状の中間
転写体を用いた画像形成装置において、記録紙収納手段
内に記録紙が無くなって、画像形成を停止する場合に、
画像形成に寄与しない不要なトナーが像担持体上に付着
することが防止されて、トナーの無駄な消費やクリーニ
ング手段の負担増加等の望ましくない現象を避けること
が可能になる。また、感光体等の像担持体上に不要な画
像形成が行われないので、像担持体の寿命の短縮を防止
することができる。
【0143】請求項57、58、59又は60の発明に
より、記録紙が少数枚になったことを正確に検知するこ
とができる給紙装置が実現される。従って、紙無しを確
実に予知することができる。
【0144】請求項61の発明により、記録紙が少数枚
になったことを正確に検知することができる簡単な構造
の給紙装置が実現される。
【0145】請求項62又は74の発明により、少数枚
の記録紙を極めて正確に検知することができる。
【0146】請求項63又は75の発明により、種々の
記録紙の紙厚に対して正確にその枚数を検知することが
できる。
【0147】請求項64又は76の発明により、記録紙
が少数枚になったときに、オペレータに紙無しが報知さ
れ記録紙の補充を確実に行うことができる。
【0148】請求項65又は77の発明により、給紙装
置における紙無しを確実に予め検知することができる画
像形成装置が実現される。
【0149】請求項66又は78の発明により、紙無し
が予知された場合に、画像形成工程の停止制御を記録紙
が無くなる前に行うことができるので、不要な画像形成
や不要なトナーの消費が防止される。
【0150】請求項67又は79の発明により、電子写
真方式の画像形成装置において、紙無しが予知された場
合に、画像形成工程の停止制御を記録紙が無くなる前に
行うことができるので、不要な画像形成や不要なトナー
の消費が防止される。
【0151】請求項68、80の発明により、給紙手段
から転写位置までの距離が短く、第2所定枚数検知によ
る制御を行うことが不要な給紙手段については、従来と
同様な画像形成の停止制御を行うことができるので制御
が簡単になる。
【0152】請求項69、70、71、72又は73の
発明により、記録紙が少数枚になったことを正確に検知
することができる簡単な構造の給紙装置が実現される。
従って、簡単な構造で紙無しを確実に予知することがで
きる。
【0153】請求項81又は82の発明により、可動支
持手段上の記録紙の枚数を極めて正確に検知することが
できる。
【0154】請求項83の発明により、給紙間隔又は画
像間隔を変更する制御を行うための判断に用いられる記
録紙枚数の閾値を変えることができるので、必要に応じ
て最適の第1所定枚数を設定することが可能になる。
【0155】請求項84又は85の発明により、種々の
種類の用紙に対して、正確な枚数検知を行うことが可能
になる。
【0156】請求項86、87又は88の発明により、
簡単な構造で用紙の枚数を正確に検知することができる
給紙装置が実現される。
【0157】請求項89又は90の発明により、正確な
枚数検知を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカラー画像形成装置
の概略図である。
【図2】書込位置から転写手段までの距離と給紙手段か
ら転写手段までの距離との関係を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るカラー画像形成装置
の制御系のブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態における給紙制御と書込制
御の一例のタイミングチャートである。
【図5】給紙制御ルーチンのフローチャートである。
【図6】書込制御ルーチンのフローチャートである。
【図7】第1所定枚数検知手段を示す図である。
【図8】給紙制御と書込制御の他の例のタイミングチャ
ートである。
【図9】給紙制御ルーチンの他の例のフローチャートで
ある。
【図10】書込制御ルーチンの他の例のフローチャート
である。
【図11】給紙制御と書込制御の他の例のタイミングチ
ャートである。
【図12】連続画像形成工程の制御のフローチャートで
ある。
【図13】ラスト紙検知手段の一例を示す図である。
【図14】光学的に距離を測定する距離センサを示す図
である。
【図15】超音波で距離を測定する距離センサを示す図
である。
【図16】センサ間距離測定ルーチンのフローチャート
である。
【図17】ラスト紙判断ルーチンのフローチャートであ
る。
【図18】ラスト紙検知手段の他の例を示す図である。
【図19】センサ間距離測定ルーチンのフローチャート
である。
【図20】ラスト紙判断ルーチンの他の例のフローチャ
ートである。
【図21】ラスト紙検知手段の他の例を示す図である。
【図22】ラスト紙検知手段の他の例を示す図である。
【図23】紙厚データ読込ルーチンのフローチャートで
ある。
【図24】ラスト紙判断ルーチンの他の例のフローチャ
ートである。
【図25】ラスト紙判断ルーチンの他の例のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
11、12、13 給紙カセット 15、16、17 給紙ローラ Ya、Ma、Ca、Ka、Yb、Mb、Cb、Kb、P
S 画像形成手段 1a、1b 感光体 6a 露光装置 8a、23 転写ローラ MC 制御手段 MR1、MR2 メモリ OP 操作部 SS1 第1所定枚数検知手段 SS2 有無検知手段 SS3 第2所定枚数検知手段(ラスト紙検知手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/01 114 G03G 21/00 370 21/00 370 386 386 500 500 372 (72)発明者 泉宮 賢二 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 奥富 隆治 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 岸 忍 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 西川 英史 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 重富 雅弘 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H027 DC02 DC18 DE01 DE02 DE03 DE07 ED17 EH10 EK03 GA30 GB03 2H030 AD05 AD16 AD17 BB42 BB56 2H072 AA09 AA12 AA27 AA36 AB04 AB07 AB28 BA03 BA12 CA01 CA02 CA05 3F048 AA02 AB01 BA03 BB03 CA02 CA05 CB03 CB04 CB05 CB12 CB15 DC17 3F343 FA02 FB02 FC27 GA03 GB01 GC01 GD01 JA01 MA03 MA22 MB03 MB13 MC06 MC08

Claims (90)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体、 該像担持体上に画像を形成する画像形成手段、 前記像担持体上に形成された画像を記録紙に転写する転
    写手段、 該転写手段に向けて記録紙を搬送する給紙手段、 該給紙手段により搬送される記録紙を収納する記録紙収
    納手段、 該記録紙収納手段に収納されている記録紙が第1所定枚
    数以下になったことを検知して検知信号を出力する第1
    所定枚数検知手段及び前記第1所定枚数検知手段からの
    前記検知信号に基づいて、給紙間隔を変えるように前記
    給紙手段を制御する制御手段を有することを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記給紙間隔は、前記給紙手段による給
    紙開始の後に、前記画像形成手段による画像形成が開始
    されて前記像担持体上に形成された画像に位置を合わせ
    るタイミングで記録紙を搬送する給紙間隔であることを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記記録紙収納手段内の記録紙の有無を
    検知する有無検知手段を有し、前記制御手段は、前記有
    無検知手段により前記記録紙収納手段に記録紙が無いこ
    とが検知された場合に、前記画像形成手段による画像形
    成の開始を停止させることを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第1所定枚数検知手段の検知信号に
    基づいて、記録紙が少ないことを表示する表示手段を有
    することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記像担持体が電子写真感光体であり、
    前記画像形成手段が前記像担持体を帯電する帯電手段、
    前記像担持体に書込を行う露光手段及び帯電、書込によ
    り前記像担持体上に形成された静電潜像を現像して画像
    を形成する現像手段を有することを特徴とする請求項1
    〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記像担持体が中間転写体であり、前記
    画像形成手段が転写により前記像担持体に画像を形成す
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載
    の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 複数の前記記録紙収納手段を有し、前記
    制御手段は、該複数の記録紙収納手段のうちの所定の一
    部の前記記録紙収納手段から給紙が行われる場合に、前
    記給紙間隔を変える制御を行うことを特徴とする請求項
    1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記給紙間隔を変える
    制御において、長い給紙間隔と短い給紙間隔とを交互に
    実行する制御を行うことを特徴とする請求項1〜7のい
    ずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 像担持体、 該像担持体上に画像を形成する画像形成手段、 前記像担持体上に形成された画像を記録紙に転写する転
    写手段、 該転写手段に向けて記録紙を搬送する給紙手段、 該給紙手段により搬送される記録紙を収納する記録紙収
    納手段、 該記録紙収納手段に収納されている記録紙が第1所定枚
    数以下になったことを検知して検知信号を出力する第1
    所定枚数検知手段及び前記第1所定枚数検知手段からの
    前記検知信号に基づいて、前記像担持体上に画像を形成
    する画像形成工程における画像間隔を変えるように前記
    画像形成手段を制御する制御手段を有することを特徴と
    する画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記画像間隔は、前記給紙手段による
    給紙開始の後に、前記画像形成手段による画像形成が開
    始されるようなタイミングで画像が形成される画像間隔
    であることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 前記記録紙収納手段内の記録紙の有無
    を検知する有無検知手段を有し、前記制御手段は、前記
    有無検知手段により前記記録紙収納手段に記録紙が無い
    ことが検知された場合に、前記画像形成手段による画像
    形成の開始を停止させることを特徴とする請求項9又は
    請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記第1所定枚数検知手段の検知信号
    に基づいて、記録紙が少ないことを表示する表示手段を
    有することを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項
    に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記像担持体が電子写真感光体であ
    り、前記画像形成手段が前記像担持体を帯電する帯電手
    段、前記像担持体に書込を行う露光手段及び帯電、書込
    により前記像担持体上に形成された静電潜像を現像して
    画像を形成する現像手段を有することを特徴とする請求
    項9〜12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記像担持体が中間転写体であり、転
    写により前記像担持体に画像を形成することを特徴とす
    る請求項9〜12のいずれか1項に記載の画像形成装
    置。
  15. 【請求項15】 複数の前記記録紙収納手段を有し、前
    記制御手段は、該複数の記録紙収納手段のうちの所定の
    一部の前記記録紙収納手段から給紙が行われる場合に、
    前記画像間隔を変える制御を行うことを特徴とする請求
    項9〜14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記制御手段は、前記画像間隔を変え
    る制御において、長い画像間隔と短い画像間隔とを交互
    に実行する制御を行うことを特徴とする請求項9〜15
    のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 像担持体上に画像を形成した後に、該
    像担持体上の画像を記録紙に転写して記録紙上に画像を
    形成する画像形成方法において、 記録紙を第1の給紙間隔で給紙するとともに、画像が形
    成される記録紙を収納する記録紙収納手段に収納された
    記録紙の量を検知し、記録紙が第1所定枚数以下になっ
    たときに、前記第1の給紙間隔よりも長い第2の給紙間
    隔で給紙することを特徴とする画像形成方法。
  18. 【請求項18】 前記第1の給紙間隔においては、給紙
    の開始前に画像形成が開始されるタイミングで前記給紙
    が行われ、前記第2の給紙間隔においては、前記給紙の
    後に前記画像形成が開始されるタイミングで前記給紙が
    行われることを特徴とする請求項17に記載の画像形成
    方法。
  19. 【請求項19】 前記記録紙収納手段内に記録紙が無い
    ことが検知された場合に、前記像担持体上への画像形成
    の開始を停止することを特徴とする請求項17又は請求
    項18に記載の画像形成方法。
  20. 【請求項20】 前記像担持体に対して、帯電及び書込
    を行うことにより、前記像担持体上に静電潜像を形成
    し、形成された静電潜像を現像することにより、前記像
    担持体上に画像を形成することを特徴とする請求項17
    〜19のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  21. 【請求項21】 転写により前記像担持体上に画像を形
    成することを特徴とする請求項17〜19のいずれか1
    項に記載の画像形成方法。
  22. 【請求項22】 複数の前記記録紙収納手段のいずれか
    から記録紙を給紙して、記録紙上に画像を形成する画像
    形成方法であって、前記複数の記録紙収納手段のうちの
    特定の一部から記録紙を給紙して画像を形成する際に、
    前記第2の給紙間隔で給紙を行うことを特徴とする請求
    項17〜21のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  23. 【請求項23】 前記第2の給紙間隔が長い給紙間隔と
    短い給紙間隔を有することを特徴とする請求項17〜2
    2のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  24. 【請求項24】 像担持体上に画像を形成した後に、該
    像担持体上の画像を記録紙に転写して記録紙上に画像を
    形成する画像形成方法において、 第1の画像間隔で画像形成を行うとともに、画像が形成
    される記録紙を収納する記録紙収納手段に収納された記
    録紙の量を検知し、記録紙が第1所定枚数以下になった
    ときに、前記第1の画像間隔よりも長い第2の画像間隔
    で画像形成を行うことを特徴とする画像形成方法。
  25. 【請求項25】 前記第1の画像間隔においては、給紙
    の開始前に画像形成が開始されるタイミングで画像形成
    が行われ、前記第2の画像間隔においては、前記給紙の
    後に前記画像形成が開始されるタイミングで前記画像形
    成が行われることを特徴とする請求項24に記載の画像
    形成方法。
  26. 【請求項26】 前記記録紙収納手段内に記録紙が無い
    ことが検知された場合に、前記像担持体上への画像形成
    の開始を停止することを特徴とする請求項24又は請求
    項25に記載の画像形成方法。
  27. 【請求項27】 前記像担持体に対して、帯電及び書込
    を行うことにより、前記像担持体上に静電潜像を形成
    し、形成された静電潜像を現像することにより、前記像
    担持体上に画像を形成することを特徴とする請求項24
    〜26のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  28. 【請求項28】 転写により前記像担持体上に画像を形
    成することを特徴とする請求項24〜26のいずれか1
    項に記載の画像形成方法。
  29. 【請求項29】 複数の前記記録紙収納手段のいずれか
    から記録紙を給紙して、記録紙上に画像を形成する画像
    形成方法であって、前記複数の記録紙収納手段のうちの
    特定の一部から記録紙を給紙して画像を形成する際に、
    前記第2の画像間隔で前記画像形成を行うことを特徴と
    する請求項24〜28のいずれか1項に記載の画像形成
    方法。
  30. 【請求項30】 前記第2の画像間隔が長い画像間隔と
    短い画像間隔を有することを特徴とする請求項24〜2
    9のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  31. 【請求項31】 像担持体、 該像担持体上に画像を形成する画像形成手段、 前記像担持体上に形成された画像を記録紙に転写する転
    写手段、 該転写手段に向けて記録紙を搬送する給紙手段、 該給紙手段により搬送される記録紙を収納する記録紙収
    納手段、 該記録紙収納手段に収納されている記録紙が第2所定枚
    数以下になったことを検知して検知信号を出力する第2
    所定枚数検知手段及び前記第2所定枚数検知手段からの
    検知信号に基づいて、進行中の画像形成サイクル以後の
    前記第2所定枚数の画像形成後の画像形成サイクルの停
    止を行う制御手段を有することを特徴とする画像形成装
    置。
  32. 【請求項32】 前記第2所定枚数が1〜10枚から選
    ばれる枚数であることを特徴とする請求項31に記載の
    画像形成装置。
  33. 【請求項33】 前記第2所定枚数が1枚であることを
    特徴とする請求項31又は請求項32に記載の画像形成
    装置。
  34. 【請求項34】 前記第2所定枚数検知手段は、互いに
    間隔をおいて配置された2個の距離センサ及び演算手段
    を有し、該2個の距離センサ間の基準距離と、前記距離
    センサと記録紙の最下面との間の距離とから演算した記
    録紙の厚さから記録紙の枚数を演算することを特徴とす
    る請求項31〜33のいずれか1項に記載の画像形成装
    置。
  35. 【請求項35】 前記第2所定枚数検知手段は、記録紙
    の最下面までの距離を検知する距離センサ及び演算手段
    を有し、検知された距離に基づいて記録紙の枚数を演算
    することを特徴とする請求項31〜33のいずれか1項
    に記載の画像形成装置。
  36. 【請求項36】 前記画像形成手段は、前記給紙手段に
    より前記記録紙収納手段から記録紙の搬送が開始する前
    の時点で、画像形成を開始することを特徴とする請求項
    31〜35のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  37. 【請求項37】 画像形成の停止時に記録紙の補充を促
    す表示を行う表示手段を有することを特徴とする請求項
    31〜36のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  38. 【請求項38】 前記像担持体が電子写真感光体であ
    り、前記画像形成手段が前記像担持体を帯電する帯電手
    段、前記像担持体に書込を行う露光手段及び帯電、露光
    により前記像担持体上に形成された静電潜像を現像して
    画像を形成する現像手段を有することを特徴とする請求
    項31〜37のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  39. 【請求項39】 複数の前記記録紙収納手段を有し、前
    記制御手段は、該複数の記録紙収納手段のうちの所定の
    一部の前記記録紙収納手段から給紙が行われる場合に、
    画像形成サイクルの停止の制御を行うことを特徴とする
    請求項31〜38のいずれか1項に記載の画像形成装
    置。
  40. 【請求項40】 前記画像形成手段は、前記像担持体上
    に複数の色画像を重ねて形成することにより、前記像担
    持体上にカラー画像を形成することを特徴とする請求項
    31〜39のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  41. 【請求項41】 前記像担持体はベルト状の像担持体で
    あることを特徴とする請求項31〜40のいずれか1項
    に記載の画像形成装置。
  42. 【請求項42】 前記像担持体が中間転写体であって、
    複数の感光体、該複数の感光体上に、互いに色の異なる
    カラー画像を形成する複数の画像形成手段及び前記感光
    体上に形成されたカラー画像を前記像担持体に転写する
    転写手段を有し、前記複数の感光体上に形成されたカラ
    ー画像を前記像担持体に転写し、前記像担持体上にカラ
    ー画像を形成することを特徴とする請求項31〜41の
    いずれか1項に記載の画像形成装置。
  43. 【請求項43】 前記像担持体はベルト状の中間転写体
    であることを特徴とする請求項31〜42のいずれか1
    項に記載の画像形成装置。
  44. 【請求項44】 前記記録紙収納手段は、記録紙を支持
    し記録紙の量に対応して変位する可動支持手段を有する
    ことを特徴とする請求項31〜43のいずれか1項に記
    載の画像形成装置。
  45. 【請求項45】 像担持体上に画像を形成した後に、該
    像担持体上の画像を記録紙に転写して記録紙上に画像を
    形成する画像形成方法において、 記録紙を収納する記録紙収納手段内の記録紙が第2所定
    枚数以下か否かを第2所定枚数検知手段により検知し、
    前記第2所定枚数以下になったことが検知されたとき
    に、進行中の画像形成サイクル以後の前記第2所定枚数
    の画像形成後の画像形成サイクルの停止を行うことを特
    徴とする画像形成方法。
  46. 【請求項46】 前記第2所定枚数が1〜10枚から選
    ばれる枚数であることを特徴とする請求項45に記載の
    画像形成方法。
  47. 【請求項47】 前記第2所定枚数が1枚であることを
    特徴とする請求項45又は請求項46に記載の画像形成
    方法。
  48. 【請求項48】 前記第2所定枚数検知手段は、互いに
    間隔をおいて配置された2個の距離センサ及び演算手段
    を有し、該2個の距離センサ間の基準距離と、前記距離
    センサと記録紙の最下面との間の距離とから演算した記
    録紙の厚さから記録紙の枚数を演算することを特徴とす
    る請求項45〜47のいずれか1項に記載の画像形成方
    法。
  49. 【請求項49】 前記第2所定枚数検知手段は、前記第
    2所定枚数検知手段から記録紙の最下面までの距離を検
    知する距離センサ及び演算手段を有し、検知された距離
    に基づいて記録紙の枚数を演算することを特徴とする請
    求項45〜48のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  50. 【請求項50】 前記次の画像形成サイクルの停止時に
    記録紙の補充を促す表示を行う表示手段を有することを
    特徴とする請求項45〜49のいずれか1項に記載の画
    像形成方法。
  51. 【請求項51】 前記像担持体が電子写真感光体であ
    り、帯電、露光により静電潜像を形成し、該形成された
    静電潜像を現像して画像を形成し、該形成された画像を
    記録紙に転写することを特徴とする請求項45〜50の
    いずれか1項に記載の画像形成方法。
  52. 【請求項52】 複数の前記記録紙収納手段のうちの所
    定の一部の前記記録紙収納手段から給紙が行われる場合
    に、前記画像形成サイクルの停止の制御を行うことを特
    徴とする請求項45〜51のいずれか1項に記載の画像
    形成方法。
  53. 【請求項53】 前記像担持体上に複数のカラー画像を
    重ねて形成することにより、前記像担持体上にカラー画
    像を形成することを特徴とする請求項45〜52のいず
    れか1項に記載の画像形成方法。
  54. 【請求項54】 前記像担持体はベルト状の像担持体で
    あることを特徴とする請求項45〜53のいずれか1項
    に記載の画像形成方法。
  55. 【請求項55】 前記像担持体が中間転写体であって、
    複数の感光体上に、互いに色の異なるカラー画像を形成
    し、該形成された複数のカラー画像を前記中間転写体に
    転写して、前記中間転写体上にカラー画像を形成するこ
    とを特徴とする請求項45〜54のいずれか1項に記載
    の画像形成方法。
  56. 【請求項56】 前記像担持体はベルト状の中間転写体
    であることを特徴とする請求項55に記載の画像形成方
    法。
  57. 【請求項57】 用紙の最上面の位置を検知する上面検
    知手段、用紙の最下面の位置を検知する下面検知手段及
    び、前記上面検知手段から得られた用紙の上面の位置情
    報と前記下面検知手段から得られた用紙の下面の位置情
    報とから用紙の枚数を演算する演算手段を有することを
    特徴とする給紙装置。
  58. 【請求項58】 前記上面検知手段と前記下面検知手段
    との間の距離情報を記憶する記憶手段を有し、前記演算
    手段は、前記記憶手段に記憶された距離情報に基づい
    て、用紙の枚数を演算することを特徴とする請求項57
    に記載の給紙装置。
  59. 【請求項59】 前記上面検知手段及び前記下面検知手
    段は光センサを有することを特徴とする請求項57又は
    請求項58に記載の給紙装置。
  60. 【請求項60】 前記上面検知手段及び前記下面検知手
    段は超音波センサを有することを特徴とする請求項57
    又は請求項58に記載の給紙装置。
  61. 【請求項61】 用紙を支持し、用紙の量に応じて変位
    する可動支持手段を有し、前記下面検知手段は、該可動
    支持手段の下面の位置を検知することにより用紙の下面
    の位置情報を生成することを特徴とする請求項57〜6
    0のいずれか1項に記載の給紙装置。
  62. 【請求項62】 前記可動支持手段に用紙を密着させる
    押圧手段を有することを特徴とする請求項61に記載の
    給紙装置。
  63. 【請求項63】 前記演算手段に用紙の属性を入力する
    属性入力手段を有し、前記演算手段は入力された用紙の
    属性を用いて用紙の枚数を演算することを特徴とする請
    求項57〜62のいずれか1項に記載の給紙装置。
  64. 【請求項64】 前記演算手段により用紙が第2所定枚
    数以下になったことが検知された場合に、その旨を表示
    する表示手段を有することを特徴とする請求項57〜6
    3のいずれか1項に記載の給紙装置。
  65. 【請求項65】 請求項57〜64のいずれか1項に記
    載の給紙装置及び前記給紙装置により給紙された用紙上
    に画像を形成する画像形成手段を有することを特徴とす
    る画像形成装置。
  66. 【請求項66】 前記画像形成手段は、前記演算手段に
    より用紙の枚数が第2所定枚数以下になったことが検知
    されたときに、進行中の画像形成サイクル以後の前記第
    2所定枚数の画像形成サイクルの後の画像形成サイクル
    を停止することを特徴とする請求項65に記載の画像形
    成装置。
  67. 【請求項67】 前記画像形成手段が電子写真方式によ
    り画像を形成することを特徴とする請求項65又は請求
    項66に記載の画像形成装置。
  68. 【請求項68】 複数の前記給紙装置を有し、該複数の
    給紙装置の内の所定のものにおいて、用紙の枚数が前記
    第2所定枚数以下になったときにのみ前記停止制御が行
    われることを特徴とする請求項65に記載の画像形成装
    置。
  69. 【請求項69】 用紙の枚数に応じて変位することによ
    り、用紙の最上面の位置を、用紙の枚数に左右されるこ
    となく一定に保持するように、用紙を支持する可動支持
    手段、 用紙の最下面の位置を検知する下面検知手段及び、 前記下面検知手段から得られた用紙の下面の位置情報に
    基づいて用紙の枚数を演算する演算手段、 を有することを特徴とする給紙装置。
  70. 【請求項70】 前記可動支持手段上に用紙が存在しな
    いときの前記可動支持手段の位置と前記下面検知手段と
    の間の距離を基準距離として記憶する記憶手段を有し、
    前記演算手段が前記記憶手段に記憶された前記基準距離
    に基づいて用紙の枚数を検知することを特徴とする請求
    項69に記載の給紙装置。
  71. 【請求項71】 前記下面検知手段は前記可動支持手段
    の位置を検知することにより用紙の最下面の位置を検知
    し、且つ、前記演算手段は、前記下面検知手段からの位
    置情報に基づいて、用紙の枚数を演算することを特徴と
    する請求項69又は70に記載の給紙装置。
  72. 【請求項72】 前記下面検知手段は光センサを有する
    ことを特徴とする請求項69〜71のいずれか1項に記
    載の給紙装置。
  73. 【請求項73】 前記下面検知手段は超音波センサを有
    することを特徴とする請求項69〜71のいずれか1項
    に記載の給紙装置。
  74. 【請求項74】 前記可動支持手段に用紙を密着させる
    押圧手段を設けたことを特徴とする請求項69〜73の
    いずれか1項に記載の給紙装置。
  75. 【請求項75】 前記演算手段に用紙の属性を入力する
    属性入力手段を有し、前記演算手段は入力された用紙の
    属性を用いて用紙の枚数を検知することを特徴とする請
    求項69〜74のいずれか1項に記載の給紙装置。
  76. 【請求項76】 前記演算手段により用紙が第2所定枚
    数以下になったことが検知された場合に、その旨を表示
    する表示手段を有することを特徴とする請求項69〜7
    5のいずれか1項に記載の給紙装置。
  77. 【請求項77】 請求項69〜76のいずれか1項に記
    載の給紙装置及び該給紙装置により給紙された用紙上に
    画像を形成する画像形成手段を有することを特徴とする
    画像形成装置。
  78. 【請求項78】 前記画像形成手段は、前記演算手段に
    より用紙の枚数が第2所定枚数以下になったことが検知
    されたときに、画像形成を停止することを特徴とする請
    求項77に記載の画像形成装置。
  79. 【請求項79】 前記画像形成手段が電子写真方式によ
    り画像を形成することを特徴とする請求項77又は請求
    項78に記載の画像形成装置。
  80. 【請求項80】 複数の前記給紙装置を有し、該複数の
    給紙装置の内の所定のものにおいて、用紙の枚数が前記
    第2所定枚数以下になったときにのみ画像形成を停止す
    ることを特徴とする請求項77〜79のいずれか1項に
    記載の画像形成装置。
  81. 【請求項81】 前記可動支持手段が軸を中心に回転可
    能であるとともに、前記可動支持手段の回転に対応し
    て、前記下面検知手段の角度を変更する角度変更手段を
    有することを特徴とする請求項77〜80のいずれか1
    項に記載の画像形成装置。
  82. 【請求項82】 支持される記録紙の量に応じて変位す
    る回転可能な可動支持手段及び該可動支持手段の回転に
    対応して、前記下面検知手段の角度を変更する角度変更
    手段を有することを特徴とする請求項57〜64のいず
    れか1項に記載の給紙装置。
  83. 【請求項83】 前記第1所定枚数を変更することがで
    きることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に
    記載の画像形成装置。
  84. 【請求項84】 前記上面検知手段と、前記下面検知手
    段と、前記演算手段とにより用紙の属性を検知すること
    を特徴とする請求項57〜62又は64のいずれか1項
    に記載の給紙装置。
  85. 【請求項85】 前記下面検知手段と、前記演算手段と
    により用紙の属性を検知することを特徴とする請求項7
    0〜74又は76のいずれか1項に記載の給紙装置。
  86. 【請求項86】 用紙を収納する用紙収納手段の静止部
    により支持された用紙の上面の位置を検知する上面検知
    手段及び、 前記上面手段から得られた用紙の上面の位置情報に基づ
    いて用紙の枚数を演算する演算手段、 を有することを特徴とする給紙装置。
  87. 【請求項87】 前記上面検知手段は光センサを有する
    ことを特徴とする請求項86に記載の給紙装置。
  88. 【請求項88】 前記上面検知手段は超音波センサを有
    することを特徴とする請求項86に記載の給紙装置。
  89. 【請求項89】 前記演算手段に用紙の属性を入力する
    属性入力手段を有し、前記演算手段は入力された用紙の
    属性を用いて用紙の枚数を検知することを特徴とする請
    求項86〜88のいずれか1項に記載の給紙装置。
  90. 【請求項90】 前記上面検知手段と、前記演算手段と
    により用紙の属性を検知することを特徴とする請求項8
    6〜88のいずれか1項に記載の給紙装置。
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