JP2001337531A - 液体現像電子写真装置 - Google Patents

液体現像電子写真装置

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JP2001337531A
JP2001337531A JP2000155631A JP2000155631A JP2001337531A JP 2001337531 A JP2001337531 A JP 2001337531A JP 2000155631 A JP2000155631 A JP 2000155631A JP 2000155631 A JP2000155631 A JP 2000155631A JP 2001337531 A JP2001337531 A JP 2001337531A
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Yutaka Nakajima
豊 中島
Akihiko Inamoto
彰彦 稲本
Shigenori Uesugi
茂紀 上杉
Satoru Moto
悟 本
Masanao Takahata
昌尚 高畠
Motoharu Ichida
元治 市田
Shigeji Okano
茂治 岡野
Yasukazu Takeda
靖一 竹田
Tei Nishikawa
禎 西川
Satoshi Miyamoto
悟司 宮本
Kazushi Terajima
一志 寺嶋
Satoshi Sakai
聡 坂井
Hironaga Motokawa
浩永 本川
Masanobu Motoe
雅信 本江
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Abstract

(57)【要約】 【課題】現像ローラと感光ドラムのニップ出口で発生す
るすじが連続して発生することを防いで、均一なベタ画
像を得ることを目的としている。 【解決手段】高粘度で高濃度の液体トナーを現像液とし
て前記感光ドラム上に供給し、前記感光ドラムとの間に
生成される電界に応じて、該液体トナーのトナー粒子を
前記感光ドラムに付着させる現像ローラと、この現像ロ
ーラの表面に、液体トナーの膜を塗布する現像液塗布手
段とが備えられる。この現像ローラ表面には、メッシュ
状に凹部を設けて、該メッシュ状凹部内に液体トナーを
保持して感光ドラム上に供給し、かつ現像後現像ローラ
表面に付着したプリウエット液を含む液体成分を掻き取
るためのブレードを設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高粘度で高濃度の
液体トナーを用いる液体現像電子写真装置に関し、特
に、現像ローラ表面に非常に細かな凹凸を設けて、均一
なベタ画像を得る液体現像電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感光体(感光ドラム)に静電潜像を生成
し、それにトナーを付着させて、紙などに転写して定着
する電子写真装置では、粉体トナーを用いる乾式のもの
が広く用いられている。
【0003】しかし、粉体トナーは、トナーが飛散する
という問題点があるとともに、トナー粒子が7〜10μ
mと大きいことから解像度が悪いという問題点がある。
【0004】そこで、高い解像度が必要となる場合に
は、液体トナーを用いる湿式のものが用いられる。液体
トナーは、トナー粒子が1μm程度と小さいとともに、
帯電量が大きいことでトナー画像の乱れが起きにくく、
高い解像度を実現できるからである。
【0005】従来の湿式の電子写真装置では、現像液と
して、有機溶剤にトナーを1〜2%の割合で混ぜた低粘
度の液体トナーを用いていた。しかしながら、このよう
な現像液は、人体に危害を与える有機溶剤を用いるとと
もに、トナー濃度が低いことでそれを大量に用いること
から、環境問題を引き起こすという大きな問題点をかか
えていた。
【0006】不揮発性を示す高粘度で高濃度の液体トナ
ーを用いる場合、高粘度のトナーが、感光体に形成され
る静電潜像の非露光部分に付着しないようにするため
に、液体トナーを塗布する前に、感光体に対して、シリ
コンオイルなどのプリウエット液を塗布するというプリ
ウエット処理を行うことになる。このプリウエット処理
により塗布されるプリウエット層に従って、感光体の非
露光部分に、トナーが付着されること、即ちかぶりを防
止できるようになる。
【0007】また、現像ローラとしては、従来、表面の
均一なローラにトナー層を均一に形成して、現像を行っ
ていた。このように、トナー層を均一に形成することに
より、均一なベタ画像を得ようとするものであるが、現
像ローラと感光ドラムのニップ出口で、液体トナーの粘
性によって発生する細かなすじが発生し、十分なベタ画
像を得ることができなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
点を解決して、現像ローラ表面に非常に細かな凹凸を設
けて、そこにトナー層を保持することにより、現像ロー
ラと感光ドラムのニップ出口で発生するすじが連続して
発生することを防いで、均一なベタ画像を得ることを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の液体現像電子写
真装置は、静電潜像の形成される画像支持体と、画像支
持体の表面に、プリウエット液の膜を塗布するプリウエ
ット液塗布手段と、高粘度で高濃度の液体トナーを現像
液として前記画像支持体上に供給し、前記画像支持体と
の間に生成される電界に応じて、該液体トナーのトナー
粒子を前記画像支持体に付着させる現像ローラと、この
現像ローラの表面に、液体トナーの膜を塗布する現像液
塗布手段とを備えている。この現像ローラ表面には、メ
ッシュ状に凹部を設けて、該メッシュ状凹部内に液体ト
ナーを保持して画像支持体上に供給し、かつ現像後現像
ローラ表面に付着したプリウエット液を含む液体成分を
掻き取るためのブレードを設けたことを特徴としてい
る。
【0010】また、本発明の液体現像電子写真装置は、
現像ローラ表面にメッシュ状の電極を設けて、該メッシ
ュ状電極の凹部内に液体トナーを保持して画像支持体上
に供給する。このメッシュ状電極には帯電電位と同電位
のバイアスを印加すると共に、現像ローラ表面には帯電
電位と露光電位の略中間のバイアス電位を印加すること
により、非画像部においてはメッシュ状電極から現像ロ
ーラ表面に強い電界を形成することによりトナー粒子を
現像ローラ表面に保持したことを特徴としている。
【0011】また、本発明の液体現像電子写真装置は、
現像ローラ表面にメッシュ状に凹部を設け、或いは現像
ローラ表面にメッシュ状の電極を設けて、メッシュ状の
凹部内に液体トナーを保持して画像支持体上に供給する
よう構成している。そして、この現像ローラ表面に新た
な液体トナーを塗布するための現像液塗布手段にバイア
スを印加して、凹部内の液体成分を押し出しながらトナ
ー固形分をバイアス電界の力で凹部の底部に偏らせ、凹
部上部にはキャリア液が存在するようにして、プリウエ
ット液無しでもかぶりの無い現像を行うことを特徴とし
ている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
を詳細に説明する。図1は、本発明を具体化する液体現
像方式の電子写真装置を例示する図である。
【0013】まず、図1を参照して、本発明の特徴とす
る現像部を含む液体現像電子写真装置の全体の概要を説
明する。装置の最下部には、現像部が設けられ、その上
に中間転写部が、そして装置最上部に転写定着部が設け
られる。例示の装置は、このように、装置最上部に、多
量の熱を発生する転写定着部を備えたために、装置内の
熱排出を効率よく行うことができる。また、液体トナー
を扱う現像部を装置最下部に設けたために、仮に液体ト
ナーが漏れたとしても、印刷媒体を汚し難い配置となっ
ている。
【0014】現像部は、イエロー/マゼンタ/シアン/
ブラックに対応付けて設けられる。それぞれ感光ドラム
(感光体)11〜14が設けられ、かつこの感光ドラム
11〜14を約700Vに帯電させるための帯電器が備
えられる(図示せず)。矢印で示す露光は、帯電した感
光ドラム11〜14を画像データに基づき、例えば、7
80nmの波長を持つレーザ光を使って行われる。これ
によって、感光ドラム11〜14上に、露光部分の電位
が約100Vとなる静電潜像が形成される。また、図示
しない除電装置が設けられて、感光ドラム11〜14上
の残存電位を除電する。
【0015】プリウエット装置(図示せず)の塗布する
プリウエット層に従って、感光体10の非露光部分に、
トナーが付着されることが防止できるようになる。
【0016】現像ローラは、約400V〜600Vのよ
うな所定の電圧にバイアスされて、感光ドラム11〜1
4との間の電界に従って、正に帯電しているそのトナー
を感光ドラム11〜14に供給する。これによって、約
100Vに帯電される感光ドラム11〜14上の露光部
分にトナーを付着させて、感光ドラム11〜14上の静
電潜像を現像し、画像を形成する。トナー供給ローラ
は、各色トナー毎に1つ又は複数のローラから構成され
て、トナー粘度が400〜4000mPa・Sで、キャ
リア粘度が20〜500cSt、好適には100cSt
を持つ液体トナーを、トナー溜まりから薄く延ばしなが
ら搬送していくことで現像ローラ上に所定の層厚(例え
ば、4〜10μm)で液体トナーを塗布する。
【0017】第一中間転写体としての中間転写ローラ1
5は、約−800Vにバイアスされて、各感光ドラム1
1〜14との間の電界に従って、感光ドラム11〜14
に付着されたトナーを転写する。この中間転写ローラ1
5は、先ず最初に、第一の感光ドラム11に付着される
例えばイエローのトナーを転写し、続いて、第二の感光
ドラム12に付着される例えばマゼンタのトナーを転写
し、続いて、第三の感光ドラム13に付着される例えば
シアンのトナーを転写し、最後に、第四の感光ドラム1
4に付着される例えばブラックのトナーを転写すること
になる。このように、第一〜第四の感光ドラム11〜1
4上に現像された4色のトナー画像は、中間転写ローラ
15を回転させ、順次第一〜第四の感光ドラム11〜1
4と接触させることにより、中間転写ローラ15上に重
ね合わされて、カラー画像が形成される。クリーニング
ブレードは、適切なタイミングで中間転写ローラに接触
して、その上に残存するトナーやプリウエット液を取り
除く。
【0018】その後さらに、第二中間転写体としてのベ
ルト構成の中間転写ベルト16上に、4色カラー画像は
静電的に転写され、キャリア除去部でキャリア液体が除
去された後、転写されたトナー画像は印刷媒体との接触
部において加熱溶融され、印刷媒体に溶融転写される。
中間転写ベルト16上に液体トナーで形成された画像に
はキャリア液体が含まれており、キャリア除去部では、
このキャリアオイル分が除去される。
【0019】図2は、本発明の特徴とする現像部の第1
の例を示す図である。現像ローラ40は、アプリケータ
ローラ42及び41を介して、図示しないトナー溜まり
から薄く延ばしながら搬送されてきた液体トナーの薄い
層を形成する。次に、この現像ローラ上のトナー層を、
感光体10上のプリウエット液の膜と2層構造を維持し
つつ感光体10上に供給する。そして、現像ローラ40
と感光体10との間の電界に従って、正に帯電している
そのトナー粒子を感光体10に供給することで、現像を
行う。
【0020】図示の現像ローラ40は、その表面にメッ
シュ状に凹部を設け、該メッシュ状凹部内に液体トナー
を保持して画像支持体上に供給するよう構成している。
このようなローラとして、パターンドローラ、例えばア
サヒローラ製のアニロックスタイプのローラを用いるこ
とができる。現像後現像ローラ表面に付着した残留トナ
ー粒子及びプリウエット液を含む液体成分を掻き取るた
めのブレードが設けられている。
【0021】また、残留トナー粒子及びプリウエット液
を含む液体成分から、残留トナー粒子を残して液体成分
のみを確実に除去するために、残留トナー粒子をメッシ
ュ状凹部内に押しやる方向のバイアス電圧を、このブレ
ードに印加することができる。
【0022】図3は、本発明の特徴とする現像部の第2
の例を示す図である。図示の現像ローラ40上には、液
体トナーがアプリケータローラ41から供給された後の
位置で、かつ感光体10に接触する前の位置においてド
クターブレードが設けられている。このドクターブレー
ドは、現像ローラ40のメッシュ状凹部内でのみ液体ト
ナーを感光体10上に搬送されるように過剰な液体トナ
ーを掻き取るためのものである。
【0023】また、アプリケータローラ41には、現像
ローラ40に対してバイアス電圧を印加することができ
る。このバイアス電圧による電界力により、現像後に現
像ローラ40のメッシュ状の凹部に入り込んだプリウエ
ット液を含む液体成分を除去して、新たな液体トナーを
塗布するために、凹部内の液体成分を押し出しながらト
ナー固形分をバイアスによる電界力で埋め込むようにす
る。
【0024】図4は、現像ローラの別の例を示す図であ
る。図は、メッシュ状の電極を設けた現像ローラの断面
の一部を示している。このメッシュ状電極の凹部内に液
体トナーを保持して感光体上に供給する。このメッシュ
状電極には帯電電位と同電位のバイアスを印加すると共
に、現像ローラ表面には帯電電位と露光電位の略中間の
バイアス電位を印加することにより、非画像部において
はメッシュ状電極から現像ローラ表面に強い電界を形成
することによりトナー粒子を現像ローラ表面に保持し
て、かぶりを無くすることが可能となる。
【0025】また、表面にメッシュ状の凹部を設けた現
像ローラ(図2)或いはメッシュ状電極を設けた現像ロ
ーラ(図4)の表面に新たな液体トナーを塗布するため
のアプリケータローラ41に、現像ローラに対してバイ
アス電圧を印加して、凹部内の液体成分を押し出しなが
らトナー固形分をバイアス電界の力で凹部の底部に偏ら
せ、凹部上部にはキャリア液が存在するように構成する
ことができる。これによって、プリウエット液無しでも
かぶりの無い現像を行うことが可能となる。
【0026】現像ローラ材質としては、電界の力でトナ
ー粒子を感光ドラム上に移動させるために導電性でなけ
ればならない。また、現像ローラは、その外形寸法精度
や回転時の振れ精度の観点からは、これら硬度が高いほ
ど液体層にかかる圧力が一定に保たれることから好まし
く、硬度が低くなると加工精度の向上は困難である。他
方、現像ローラは、所定量の液体トナーやプリウエット
液を、感光ドラムとの間の接触部分を通過できるように
する必要がある。この点からは、現像ローラの硬度は、
あまり大きなものであってはならない。
【0027】例えば、現像ローラ材質として、具体的な
数値で示すならば、JISーA硬度測定で60度以下で
あることが好ましく、例えば、導電性のウレタンローラ
(106 Ω程度の抵抗)を、また、メッシュ状電極とし
て、厚さの薄いメッシュ状の金属箔を用いることができ
る。
【0028】
【発明の効果】本発明は、現像ローラ表面に非常に細か
な凹凸を設けて、そこにトナー層を保持することによ
り、現像ローラと感光ドラムのニップ出口で発生するす
じが連続して発生することを防いで、均一なベタ画像を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化する液体現像方式の電子写真装
置を例示する図である。
【図2】本発明の特徴とする現像部の第1の例を示す図
である。
【図3】本発明の特徴とする現像部の第2の例を示す図
である。
【図4】現像ローラの別の例を示す図である。
【符号の説明】 10 感光体 11〜14 感光ドラム 15 中間転写ローラ 16 中間転写ベルト 18 ヒートローラ 19 加圧ローラ 40 現像ローラ 41,42 アプリケータローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上杉 茂紀 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 本 悟 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 高畠 昌尚 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 市田 元治 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 岡野 茂治 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 竹田 靖一 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 西川 禎 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 宮本 悟司 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 寺嶋 一志 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 坂井 聡 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 本川 浩永 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 本江 雅信 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 Fターム(参考) 2H073 AA03 BA02 BA12 BA13 CA32 CA35 CA36 2H074 AA03 AA07 BB08 BB50 BB61 CC28 3J103 AA02 AA66 BA46 FA18 FA30 GA02 GA52

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像の形成される画像支持体と、前記
    画像支持体の表面に、プリウエット液の膜を塗布するプ
    リウエット液塗布手段と、 高粘度で高濃度の液体トナーを現像液として前記画像支
    持体上に供給し、前記画像支持体との間に生成される電
    界に応じて、該液体トナーのトナー粒子を前記画像支持
    体に付着させる現像ローラと、 前記現像ローラの表面に、液体トナーの膜を塗布する現
    像液塗布手段とを備える液体現像電子写真装置におい
    て、 前記現像ローラ表面にメッシュ状に凹部を設けて、該メ
    ッシュ状凹部内に液体トナーを保持して画像支持体上に
    供給し、かつ現像後現像ローラ表面に付着したプリウエ
    ット液を含む液体成分を掻き取るためのブレードを設け
    た、ことから成る液体現像電子写真装置。
  2. 【請求項2】前記液体成分を掻き取るためのブレードに
    バイアスを印加した請求項1に記載の液体現像電子写真
    装置。
  3. 【請求項3】前記現像液塗布手段から現像ローラに液体
    トナーを供給後、前記メッシュ状凹部内でのみ液体トナ
    ーが前記画像支持体上に搬送されるように過剰な液体ト
    ナーを掻き取るためのドクターブレードを、画像支持体
    と接触前の位置において現像ローラ上に設けた請求項1
    に記載の液体現像電子写真装置。
  4. 【請求項4】現像後に前記メッシュ状の凹部に入り込ん
    だプリウエットを含む液体成分を除去して、新たな液体
    トナーを塗布するために前記現像液塗布手段にバイアス
    を印加して、凹部内の液体成分を押し出しながらトナー
    固形分をバイアスの力で埋め込むようにした請求項1に
    記載の液体現像電子写真装置。
  5. 【請求項5】静電潜像の形成される画像支持体と、 前記画像支持体の表面に、プリウエット液の膜を塗布す
    るプリウエット液塗布手段と、 高粘度で高濃度の液体トナーを前記画像支持体上に供給
    し、前記画像支持体との間に生成される電界に応じて、
    該液体トナーのトナー粒子を前記画像支持体に付着させ
    る現像ローラと、 前記現像ローラの表面に、液体トナーの膜を塗布する現
    像液塗布手段とを備える液体現像電子写真装置におい
    て、 前記現像ローラ表面にメッシュ状の電極を設けて、該メ
    ッシュ状電極の凹部内に液体トナーを保持して画像支持
    体上に供給し、該メッシュ状電極には帯電電位と同電位
    のバイアスを印加すると共に、現像ローラ表面には帯電
    電位と露光電位の略中間のバイアス電位を印加すること
    により、非画像部においてはメッシュ状電極から現像ロ
    ーラ表面に強い電界を形成することによりトナー粒子を
    現像ローラ表面に保持した、ことから成る液体現像電子
    写真装置。
  6. 【請求項6】静電潜像の形成される画像支持体と、 高粘度で高濃度の液体トナーを現像液として前記画像支
    持体上に供給し、前記画像支持体との間に生成される電
    界に応じて、該液体トナーのトナー粒子を前記画像支持
    体に付着させる現像ローラと、 前記現像ローラの表面に、液体トナーの膜を塗布する現
    像液塗布手段とを備える液体現像電子写真装置におい
    て、 前記現像ローラ表面にメッシュ状に凹部を設け、或いは
    現像ローラ表面にメッシュ状の電極を設けて、メッシュ
    状の凹部内に液体トナーを保持して画像支持体上に供給
    するよう構成し、 前記現像ローラ表面に新たな液体トナーを塗布するため
    の現像液塗布手段にバイアスを印加して、凹部内の液体
    成分を押し出しながらトナー固形分をバイアス電界の力
    で凹部の底部に偏らせ、凹部上部にはキャリア液が存在
    するようにして、プリウエット液無しでもかぶりの無い
    現像を行う液体現像電子写真装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6799009B2 (en) * 2000-05-31 2004-09-28 OCé PRINTING SYSTEMS GMBH Applicator element and method for electrographic printing or copying using liquid coloring agents
KR100503476B1 (ko) * 2002-08-14 2005-07-25 삼성전자주식회사 레이저 프린터의 토너/현상제 혼합롤러 및 현상장치

Cited By (2)

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US6799009B2 (en) * 2000-05-31 2004-09-28 OCé PRINTING SYSTEMS GMBH Applicator element and method for electrographic printing or copying using liquid coloring agents
KR100503476B1 (ko) * 2002-08-14 2005-07-25 삼성전자주식회사 레이저 프린터의 토너/현상제 혼합롤러 및 현상장치

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