JP2001336888A - 積層式平板型ヒートパイプ - Google Patents
積層式平板型ヒートパイプInfo
- Publication number
- JP2001336888A JP2001336888A JP2000159068A JP2000159068A JP2001336888A JP 2001336888 A JP2001336888 A JP 2001336888A JP 2000159068 A JP2000159068 A JP 2000159068A JP 2000159068 A JP2000159068 A JP 2000159068A JP 2001336888 A JP2001336888 A JP 2001336888A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat pipe
- lid
- frame member
- flat plate
- flat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D15/00—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
- F28D15/02—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
- F28D15/0233—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes the conduits having a particular shape, e.g. non-circular cross-section, annular
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D15/00—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
- F28D15/02—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
- F28D15/04—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes with tubes having a capillary structure
- F28D15/046—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes with tubes having a capillary structure characterised by the material or the construction of the capillary structure
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単にしかも多量生産の容易な積層構造から
なる平板状ヒートパイプを提供する。 【解決手段】 平板状の中空容器1の内部に実質的に凝
縮性流体のみを封入した平板型ヒートパイプであって、
平板状上蓋体3および平板状下蓋体2の間に、それらの
上下平板状蓋体2,3で閉じられる上下開口部を有する
枠部材4が配置されてこれら各蓋体2,3および枠部材
4によって前記中空容器1が形成され、かつ前記上蓋体
3の内面と下蓋体2の内面との少なくともいずれか一方
に多孔質層8,9が形成されている。
なる平板状ヒートパイプを提供する。 【解決手段】 平板状の中空容器1の内部に実質的に凝
縮性流体のみを封入した平板型ヒートパイプであって、
平板状上蓋体3および平板状下蓋体2の間に、それらの
上下平板状蓋体2,3で閉じられる上下開口部を有する
枠部材4が配置されてこれら各蓋体2,3および枠部材
4によって前記中空容器1が形成され、かつ前記上蓋体
3の内面と下蓋体2の内面との少なくともいずれか一方
に多孔質層8,9が形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、作動流体の蒸発
潜熱として熱を輸送するヒートパイプに関し、特に凝縮
性の作動流体を封入した容器が平板型をなすヒートパイ
プに関するものである。
潜熱として熱を輸送するヒートパイプに関し、特に凝縮
性の作動流体を封入した容器が平板型をなすヒートパイ
プに関するものである。
【0002】
【従来の技術】平板型ヒートパイプは、中空平板構造の
コンテナによって密閉した空間部を形成し、その空間部
に空気などの非凝縮性ガスを脱気した状態で凝縮性の流
体を作動流体として封入したものである。この種のヒー
トパイプは、表面が平坦になるので、熱交換対象物との
接触面積が広くなり、その結果、熱伝達性能あるいは熱
交換性能が向上し、また冷却のための手段として使用す
る場合には、広い放熱面積を確保することができるなど
の利点がある。
コンテナによって密閉した空間部を形成し、その空間部
に空気などの非凝縮性ガスを脱気した状態で凝縮性の流
体を作動流体として封入したものである。この種のヒー
トパイプは、表面が平坦になるので、熱交換対象物との
接触面積が広くなり、その結果、熱伝達性能あるいは熱
交換性能が向上し、また冷却のための手段として使用す
る場合には、広い放熱面積を確保することができるなど
の利点がある。
【0003】その反面、ヒートパイプは密閉空間部に凝
縮性の流体のみを封入した構成であるから、外部から入
熱のない非動作状態あるいは冷却状態では、作動流体が
凝縮するために、密閉空間部の内部が高真空状態にな
る。また反対に外部から多量に入熱があると、作動流体
が蒸発してその容積を増大させるから、密閉空間部の内
部圧力が高くなる。そのため、平板型ヒートパイプにあ
っては、上面や下面の表面積が広い部分の剛性が低いた
めに、非動作時や製造時にこの上面部分や下面部分が窪
む変形が生じたり、あるいは反対に動作時に上面部分や
下面部分が膨らむなどの変形が生じることがある。
縮性の流体のみを封入した構成であるから、外部から入
熱のない非動作状態あるいは冷却状態では、作動流体が
凝縮するために、密閉空間部の内部が高真空状態にな
る。また反対に外部から多量に入熱があると、作動流体
が蒸発してその容積を増大させるから、密閉空間部の内
部圧力が高くなる。そのため、平板型ヒートパイプにあ
っては、上面や下面の表面積が広い部分の剛性が低いた
めに、非動作時や製造時にこの上面部分や下面部分が窪
む変形が生じたり、あるいは反対に動作時に上面部分や
下面部分が膨らむなどの変形が生じることがある。
【0004】このような不都合を解消するために、特開
平11−287578号公報に記載された発明では、上
端部が開口した薄い容器の内部に、複数の柱状部を一体
に立設するとともに、ウイックとして機能する多孔質膜
を、その容器の内部に溶射により形成し、さらにその容
器の開口部を密閉した後、内部の空気などの気体を真空
脱気するとともに、水などの凝縮性の流体を作動流体と
して封入した平板状のヒートパイプを提案している。
平11−287578号公報に記載された発明では、上
端部が開口した薄い容器の内部に、複数の柱状部を一体
に立設するとともに、ウイックとして機能する多孔質膜
を、その容器の内部に溶射により形成し、さらにその容
器の開口部を密閉した後、内部の空気などの気体を真空
脱気するとともに、水などの凝縮性の流体を作動流体と
して封入した平板状のヒートパイプを提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の公報に記載され
た平板状のヒートパイプでは、面積の広い底面部分と上
面部分とを、複数の柱状部が連結した構造となるので、
内圧が低下した場合の底面部分や上面部分の窪み変形
や、動作時に内圧が高くなることによる底面部分や上面
部分の膨らみ変形を防止することができる。しかしなが
ら、それらの柱状部は、薄い容器の内部に一体に立設し
た構成であるために、その容器の構造が複雑になり、製
造性が悪くならざるを得ない。それに加え、上記の平板
状のヒートパイプでは、内部に複数の柱状部を有する薄
い容器の内面に、ウイックとして機能する多孔質膜を溶
射によって形成する構成であるから、製造作業工程が複
雑になるのみならず、材料歩留まりの悪い作業が余儀な
くされ、結局、平板状ヒートパイプの生産性が悪く、製
造コストの高いものとなる不都合があった。
た平板状のヒートパイプでは、面積の広い底面部分と上
面部分とを、複数の柱状部が連結した構造となるので、
内圧が低下した場合の底面部分や上面部分の窪み変形
や、動作時に内圧が高くなることによる底面部分や上面
部分の膨らみ変形を防止することができる。しかしなが
ら、それらの柱状部は、薄い容器の内部に一体に立設し
た構成であるために、その容器の構造が複雑になり、製
造性が悪くならざるを得ない。それに加え、上記の平板
状のヒートパイプでは、内部に複数の柱状部を有する薄
い容器の内面に、ウイックとして機能する多孔質膜を溶
射によって形成する構成であるから、製造作業工程が複
雑になるのみならず、材料歩留まりの悪い作業が余儀な
くされ、結局、平板状ヒートパイプの生産性が悪く、製
造コストの高いものとなる不都合があった。
【0006】この発明は、上記の技術的課題に着目して
なされたものであり、生産性がよく、そのために低コス
ト化することのできる平板型ヒートパイプを提供するこ
とを目的とするものである。
なされたものであり、生産性がよく、そのために低コス
ト化することのできる平板型ヒートパイプを提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の目
的を達成するために、この発明は、部品順に積み重ねて
一体化することにより、コンテナを製造することのでき
る構造としたことを特徴とするものである。具体的に
は、請求項1の発明は、平板状の中空容器の内部に実質
的に凝縮性流体のみを封入した平板型ヒートパイプにお
いて、平板状上蓋体および平板状下蓋体の間に、それら
の上下平板状蓋体で閉じられる上下開口部を有する枠部
材が置されてこれら各蓋体および枠部材によって前記中
空容器が形成され、かつ前記上蓋体の内面と下蓋体の内
面との少なくともいずれか一方に多孔質層が形成されて
いることを特徴とするヒートパイプである。
的を達成するために、この発明は、部品順に積み重ねて
一体化することにより、コンテナを製造することのでき
る構造としたことを特徴とするものである。具体的に
は、請求項1の発明は、平板状の中空容器の内部に実質
的に凝縮性流体のみを封入した平板型ヒートパイプにお
いて、平板状上蓋体および平板状下蓋体の間に、それら
の上下平板状蓋体で閉じられる上下開口部を有する枠部
材が置されてこれら各蓋体および枠部材によって前記中
空容器が形成され、かつ前記上蓋体の内面と下蓋体の内
面との少なくともいずれか一方に多孔質層が形成されて
いることを特徴とするヒートパイプである。
【0008】したがって、請求項1の発明では、下蓋体
の上に枠部材を載せ、その枠部材の上に上蓋体を載せ、
これら三者を接合して一体化することにより、平板型の
容器を構成することができる。これをヒートパイプとす
るには通常の脱気および作動流体の封入をおこなえばよ
い。そして、下蓋体あるいは上蓋体の内面に形成されて
いる多孔質層がウイックとして機能する。このように、
請求項1の発明では、容器の製造を、複数部品の積層お
よび固着によっておこなうことが可能となり、その製造
作業性が向上する。
の上に枠部材を載せ、その枠部材の上に上蓋体を載せ、
これら三者を接合して一体化することにより、平板型の
容器を構成することができる。これをヒートパイプとす
るには通常の脱気および作動流体の封入をおこなえばよ
い。そして、下蓋体あるいは上蓋体の内面に形成されて
いる多孔質層がウイックとして機能する。このように、
請求項1の発明では、容器の製造を、複数部品の積層お
よび固着によっておこなうことが可能となり、その製造
作業性が向上する。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1の構成
において、前記枠部材の内面に、前記上下の蓋体の内面
同士の間隔とほぼ等しい柱状部が、枠部材の内面から突
出したアーム部を介して一体に設けられていることを特
徴とするヒートパイプである。
において、前記枠部材の内面に、前記上下の蓋体の内面
同士の間隔とほぼ等しい柱状部が、枠部材の内面から突
出したアーム部を介して一体に設けられていることを特
徴とするヒートパイプである。
【0010】したがって請求項2の発明では、上下の蓋
体の間に枠部材を挟み込んで一体化することにより、面
積の広い蓋体を、それらの間に配置された柱状部によっ
て内面側から支えることができる。その結果、製造時や
非動作時あるいは動作時における容器の変形を確実に防
止することができる。また、その柱状部が、枠部材に一
体に形成されたものであるから、請求項1の発明と同様
に、各蓋体および枠部材を順に積層して固着することに
より容器を製造することができ、その製造作業性が良好
になる。
体の間に枠部材を挟み込んで一体化することにより、面
積の広い蓋体を、それらの間に配置された柱状部によっ
て内面側から支えることができる。その結果、製造時や
非動作時あるいは動作時における容器の変形を確実に防
止することができる。また、その柱状部が、枠部材に一
体に形成されたものであるから、請求項1の発明と同様
に、各蓋体および枠部材を順に積層して固着することに
より容器を製造することができ、その製造作業性が良好
になる。
【0011】さらに、請求項3の発明は、請求項1もし
くは2の構成において、前記多孔質層が、多孔質シート
を前記上蓋体の内面もしくは下蓋体の内面に積層して固
着することにより形成されていることを特徴とするヒー
トパイプである。
くは2の構成において、前記多孔質層が、多孔質シート
を前記上蓋体の内面もしくは下蓋体の内面に積層して固
着することにより形成されていることを特徴とするヒー
トパイプである。
【0012】したがって、請求項3の発明では、ウイッ
クとして機能する多孔質層を、いずれかの蓋体の内面に
多孔質シートを積層して固着することにより構成するこ
とができるので、容器の製造作業性が良好になる。
クとして機能する多孔質層を、いずれかの蓋体の内面に
多孔質シートを積層して固着することにより構成するこ
とができるので、容器の製造作業性が良好になる。
【0013】そして、請求項4の発明は、請求項3の構
成における前記多孔質シートが、前記柱状部およびアー
ム部に対応する箇所にこれら柱状部およびアーム部の輪
郭に合わせて切除した切り欠き部を有することを特徴と
するヒートパイプである。
成における前記多孔質シートが、前記柱状部およびアー
ム部に対応する箇所にこれら柱状部およびアーム部の輪
郭に合わせて切除した切り欠き部を有することを特徴と
するヒートパイプである。
【0014】したがって請求項4の発明では、柱状部お
よびこれを枠部材に一体化させているアーム部が、各蓋
体の内面に密着して各蓋体同士を連結一体化し、その接
合部分を除いた箇所に多孔質層を形成することができ
る。その結果、面積の広い各蓋体の剛性を高くしてその
変形を確実に防止もしくは抑制でき、同時に作動流体の
蓋体の内面に対する還流もしくは分散性を良好にし、ひ
いては熱輸送能力を向上させることができる。
よびこれを枠部材に一体化させているアーム部が、各蓋
体の内面に密着して各蓋体同士を連結一体化し、その接
合部分を除いた箇所に多孔質層を形成することができ
る。その結果、面積の広い各蓋体の剛性を高くしてその
変形を確実に防止もしくは抑制でき、同時に作動流体の
蓋体の内面に対する還流もしくは分散性を良好にし、ひ
いては熱輸送能力を向上させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照してこの発明
の積層構造からなる平板型ヒートパイプの一具体例を説
明する。先ず、容器(コンテナ)1の構造について説明
すると、図1において、下蓋体2は、銅などの熱伝導性
の良好な金属からなる薄板であって、図に示す例では、
長方形状に形成されている。また、この下蓋体1と同形
状の上蓋体3が設けられている。これらの蓋体2,3の
間に枠部材4が配置されている。
の積層構造からなる平板型ヒートパイプの一具体例を説
明する。先ず、容器(コンテナ)1の構造について説明
すると、図1において、下蓋体2は、銅などの熱伝導性
の良好な金属からなる薄板であって、図に示す例では、
長方形状に形成されている。また、この下蓋体1と同形
状の上蓋体3が設けられている。これらの蓋体2,3の
間に枠部材4が配置されている。
【0016】この枠部材4は、容器1の側壁を形成する
ためのものであって、各蓋体2,3と同形状の輪郭を有
する上下が開口した長方形状を成し、その高さ(厚さ)
は得るべき容器1の高さに合わせた高さ(厚さ)とされ
ている。また、その長辺に相当する部分の内面には、中
心部に向けて突出した複数のアーム部5が一体に形成さ
れ、そのアーム部5の先端部に円形断面の柱状部6が設
けられている。そのアーム部5および柱状部6の高さ
は、枠部材4の高さと同一とされている。また、アーム
部5の長さは均一ではなくて異なっており、したがって
柱状部6は、枠部材4の長手方向において、千鳥に並ん
だ状態になっている。
ためのものであって、各蓋体2,3と同形状の輪郭を有
する上下が開口した長方形状を成し、その高さ(厚さ)
は得るべき容器1の高さに合わせた高さ(厚さ)とされ
ている。また、その長辺に相当する部分の内面には、中
心部に向けて突出した複数のアーム部5が一体に形成さ
れ、そのアーム部5の先端部に円形断面の柱状部6が設
けられている。そのアーム部5および柱状部6の高さ
は、枠部材4の高さと同一とされている。また、アーム
部5の長さは均一ではなくて異なっており、したがって
柱状部6は、枠部材4の長手方向において、千鳥に並ん
だ状態になっている。
【0017】さらに、各蓋体2,3の内面に多孔質シー
ト7,8が取り付けられている。この多孔質シート7,
8は、毛細管圧力を生じさせて後述する作動流体を流動
させるウイックとして機能する多孔質層を形成するため
のものであって、金属あるいはセラミックスなどの微粒
子を焼結して構成されている。また、この多孔質シート
7,8は、上記の枠部材4の内側の形状に合わせた輪郭
を有しており、すなわち全体として長方形状を成し、か
つ前記アーム部5および柱状部6に相当する部分には、
これらの輪郭に合わせて切除した形状の切り欠き部9が
形成されている。
ト7,8が取り付けられている。この多孔質シート7,
8は、毛細管圧力を生じさせて後述する作動流体を流動
させるウイックとして機能する多孔質層を形成するため
のものであって、金属あるいはセラミックスなどの微粒
子を焼結して構成されている。また、この多孔質シート
7,8は、上記の枠部材4の内側の形状に合わせた輪郭
を有しており、すなわち全体として長方形状を成し、か
つ前記アーム部5および柱状部6に相当する部分には、
これらの輪郭に合わせて切除した形状の切り欠き部9が
形成されている。
【0018】この発明に係るヒートパイプの容器1は、
上記の各部材を積層して固着一体化することにより構成
されている。すなわち、各蓋体2,3の内面に多孔質シ
ート7,8が積層して固着される。これは、例えば、各
蓋体2,3が銅製であり、また多孔質シート7,8が銅
微粒子を焼結して構成されている場合には、多孔質シー
ト7,8を蓋体2,3の内面に載せた状態で所定温度ま
で加熱することにより、両者を焼結により固着一体化す
ることができる。
上記の各部材を積層して固着一体化することにより構成
されている。すなわち、各蓋体2,3の内面に多孔質シ
ート7,8が積層して固着される。これは、例えば、各
蓋体2,3が銅製であり、また多孔質シート7,8が銅
微粒子を焼結して構成されている場合には、多孔質シー
ト7,8を蓋体2,3の内面に載せた状態で所定温度ま
で加熱することにより、両者を焼結により固着一体化す
ることができる。
【0019】ついで、下蓋体2の上に枠部材4を載せ
る。その場合、多孔質シート7には、枠部材4における
アーム部5と柱状部6とに対応した形状の切り欠き部9
が形成されているので、枠部材4はその周囲の矩形状の
部分とアーム部5および柱状部6とが、下蓋体2の内面
に密着する。そして、これら下蓋体2と枠部材4とを、
溶接やロウ付け、接着剤などの適宜の手段で接合する。
る。その場合、多孔質シート7には、枠部材4における
アーム部5と柱状部6とに対応した形状の切り欠き部9
が形成されているので、枠部材4はその周囲の矩形状の
部分とアーム部5および柱状部6とが、下蓋体2の内面
に密着する。そして、これら下蓋体2と枠部材4とを、
溶接やロウ付け、接着剤などの適宜の手段で接合する。
【0020】さらに、枠部材4における上側の開口部に
上蓋体3を載せる。その場合も、多孔質シート8には、
枠部材4におけるアーム部5と柱状部6とに対応した形
状の切り欠き部9が形成されているので、枠部材4はそ
の周囲の矩形状の部分とアーム部5および柱状部6と
が、上蓋体3の内面に密着する。そして、これら上蓋体
3と枠部材4とを、溶接やロウ付け、接着剤などの適宜
の手段で接合する。
上蓋体3を載せる。その場合も、多孔質シート8には、
枠部材4におけるアーム部5と柱状部6とに対応した形
状の切り欠き部9が形成されているので、枠部材4はそ
の周囲の矩形状の部分とアーム部5および柱状部6と
が、上蓋体3の内面に密着する。そして、これら上蓋体
3と枠部材4とを、溶接やロウ付け、接着剤などの適宜
の手段で接合する。
【0021】こうして構成した容器1の縦断側面図と一
部切り欠いた平面図とを図2および図3に示してある。
そして、図3に示すように、容器1の側面を構成してい
る枠部材4の所定箇所に内部に連通する細径管(ノズ
ル)10が取り付けられている。このノズル10を介し
て容器1の内部から空気などの非凝縮性ガスが排気さ
れ、かつ水などの凝縮性の作動流体が封入され、ヒート
パイプ化されている。なお、これらの脱気および封入の
作業は、従来、知られている方法によればよい。
部切り欠いた平面図とを図2および図3に示してある。
そして、図3に示すように、容器1の側面を構成してい
る枠部材4の所定箇所に内部に連通する細径管(ノズ
ル)10が取り付けられている。このノズル10を介し
て容器1の内部から空気などの非凝縮性ガスが排気さ
れ、かつ水などの凝縮性の作動流体が封入され、ヒート
パイプ化されている。なお、これらの脱気および封入の
作業は、従来、知られている方法によればよい。
【0022】上述したこの発明に係る平板型ヒートパイ
プでは、各蓋体2,3の内面に取り付けた多孔質シート
7,8がウイックとして機能し、液相の作動流体を保持
する。したがって例えば下蓋体2を加熱部としてここに
CPU(図示せず)などの発熱体を取り付け、かつ上蓋
体3を放熱部とすれば、作動流体がその発熱体の熱によ
って加熱されて蒸発し、その蒸気が放熱部としての上蓋
体3側に流動し、かつ外部に放熱して凝縮する。すなわ
ち作動流体が主にその潜熱として熱を輸送する。また凝
縮して液化した作動流体は、下蓋体3の内面に向けて滴
下し、発熱部側に還流する。また同時に、ウイックによ
る毛細管作用により、その下蓋体3の全面に分散させら
れる。
プでは、各蓋体2,3の内面に取り付けた多孔質シート
7,8がウイックとして機能し、液相の作動流体を保持
する。したがって例えば下蓋体2を加熱部としてここに
CPU(図示せず)などの発熱体を取り付け、かつ上蓋
体3を放熱部とすれば、作動流体がその発熱体の熱によ
って加熱されて蒸発し、その蒸気が放熱部としての上蓋
体3側に流動し、かつ外部に放熱して凝縮する。すなわ
ち作動流体が主にその潜熱として熱を輸送する。また凝
縮して液化した作動流体は、下蓋体3の内面に向けて滴
下し、発熱部側に還流する。また同時に、ウイックによ
る毛細管作用により、その下蓋体3の全面に分散させら
れる。
【0023】したがって、ヒートパイプとして動作して
いない状態では、作動流体が凝縮して液化しているの
で、容器1の内部が真空圧となるが、上下の蓋体2,3
を柱状部6およびアーム部5が連結して支えているの
で、これらの蓋体2,3が窪むなどの変形が防止され
る。また、ヒートパイプが動作している状態では、容器
1の内部の圧力が高くなるが、上下の蓋体2,3を柱状
部6およびアーム部5が連結しているので、これらの蓋
体2,3が外側に向けて膨らむなどの変形が防止され
る。
いない状態では、作動流体が凝縮して液化しているの
で、容器1の内部が真空圧となるが、上下の蓋体2,3
を柱状部6およびアーム部5が連結して支えているの
で、これらの蓋体2,3が窪むなどの変形が防止され
る。また、ヒートパイプが動作している状態では、容器
1の内部の圧力が高くなるが、上下の蓋体2,3を柱状
部6およびアーム部5が連結しているので、これらの蓋
体2,3が外側に向けて膨らむなどの変形が防止され
る。
【0024】なお、上記の具体例では、長方形状の平板
型ヒートパイプの例を示したが、この発明は、上記の具
体例に限定されないのであって、正方形状、楕円形状な
どの適宜の形状の平板型ヒートパイプに適用することが
できる。また、この発明では、多孔質シートを固着する
ことにより多孔質層を形成する替わりに、細溝などのウ
イックとして機能する構造を各蓋体の内面に形成してお
き、これを枠部材と組み合わせることによりヒートパイ
プ用の容器を構成することとしてもよい。また、多孔質
シートや多孔質層あるいはウイックは、上下いずれかの
蓋体の内面のみに設けた構成であってもよい。
型ヒートパイプの例を示したが、この発明は、上記の具
体例に限定されないのであって、正方形状、楕円形状な
どの適宜の形状の平板型ヒートパイプに適用することが
できる。また、この発明では、多孔質シートを固着する
ことにより多孔質層を形成する替わりに、細溝などのウ
イックとして機能する構造を各蓋体の内面に形成してお
き、これを枠部材と組み合わせることによりヒートパイ
プ用の容器を構成することとしてもよい。また、多孔質
シートや多孔質層あるいはウイックは、上下いずれかの
蓋体の内面のみに設けた構成であってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、下蓋体の上に枠部材を載せ、その枠部材の上に
上蓋体を載せ、これら三者を接合して一体化することに
より、平板型の容器を構成することができ、これをヒー
トパイプとするには通常の脱気および作動流体に封入を
おこなえばよい。そして、下蓋体あるいは上蓋体との内
面に形成されている多孔質層がウイックとして機能す
る。このように、請求項1の発明では、容器の製造を、
複数部品の積層および固着によっておこなうことが可能
となり、その結果、平板型ヒートパイプの製造作業性が
向上し、ひいては安価な平板型ヒートパイプを多量生産
することが可能になる。
よれば、下蓋体の上に枠部材を載せ、その枠部材の上に
上蓋体を載せ、これら三者を接合して一体化することに
より、平板型の容器を構成することができ、これをヒー
トパイプとするには通常の脱気および作動流体に封入を
おこなえばよい。そして、下蓋体あるいは上蓋体との内
面に形成されている多孔質層がウイックとして機能す
る。このように、請求項1の発明では、容器の製造を、
複数部品の積層および固着によっておこなうことが可能
となり、その結果、平板型ヒートパイプの製造作業性が
向上し、ひいては安価な平板型ヒートパイプを多量生産
することが可能になる。
【0026】また、請求項2の発明によれば、請求項1
の発明による効果に加え、上下の蓋体の間に枠部材を挟
み込んで一体化することにより、面積の広い蓋体を、そ
れらの間に配置された柱状部によって内面側から支える
ことができ、その結果、製造時や非動作時あるいは動作
時における容器の変形を確実に防止することができる。
また、その柱状部が、枠部材に一体に形成されたもので
あるから、請求項1の発明と同様に、各蓋体および枠部
材を順に積層して固着することにより容器を製造するこ
とができ、その製造作業性が良好になる。
の発明による効果に加え、上下の蓋体の間に枠部材を挟
み込んで一体化することにより、面積の広い蓋体を、そ
れらの間に配置された柱状部によって内面側から支える
ことができ、その結果、製造時や非動作時あるいは動作
時における容器の変形を確実に防止することができる。
また、その柱状部が、枠部材に一体に形成されたもので
あるから、請求項1の発明と同様に、各蓋体および枠部
材を順に積層して固着することにより容器を製造するこ
とができ、その製造作業性が良好になる。
【0027】さらに、請求項3の発明によれば、ウイッ
クとして機能する多孔質層を、いずれかの蓋体の内面に
多孔質シートを積層して固着することにより構成するこ
とができるので、容器および平板型ヒートパイプの製造
作業性が良好になる。
クとして機能する多孔質層を、いずれかの蓋体の内面に
多孔質シートを積層して固着することにより構成するこ
とができるので、容器および平板型ヒートパイプの製造
作業性が良好になる。
【0028】そして、請求項4の発明によれば、柱状部
およびこれを枠部材に一体化させているアーム部が、各
蓋体の内面に密着して各蓋体同士を連結一体化し、その
接合部分を除いた箇所に多孔質層を形成することができ
るので、面積の広い各蓋体の剛性を高くしてその変形を
確実に防止もしくは抑制でき、同時に作動流体の蓋体の
内面に対する還流もしくは分散性を良好にし、ひいては
熱輸送能力を向上させることができる。
およびこれを枠部材に一体化させているアーム部が、各
蓋体の内面に密着して各蓋体同士を連結一体化し、その
接合部分を除いた箇所に多孔質層を形成することができ
るので、面積の広い各蓋体の剛性を高くしてその変形を
確実に防止もしくは抑制でき、同時に作動流体の蓋体の
内面に対する還流もしくは分散性を良好にし、ひいては
熱輸送能力を向上させることができる。
【図1】 この発明に係る平板型ヒートパイプの一例に
おける容器を分解して示す斜視図である。
おける容器を分解して示す斜視図である。
【図2】 この発明に係る平板型ヒートパイプの一例を
示す縦断側面図である。
示す縦断側面図である。
【図3】 その平板型ヒートパイプの一部を破断して示
す平面図である。
す平面図である。
1…容器、 2…下蓋体、 3…上蓋体、 4…枠部
材、 5…アーム部、6…柱状部、 7,8…多孔質シ
ート、 9…切り欠き部。
材、 5…アーム部、6…柱状部、 7,8…多孔質シ
ート、 9…切り欠き部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 祐士 東京都江東区木場一丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 タン ニューエン 東京都江東区木場一丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 イワン サウチェック 東京都江東区木場一丁目5番1号 株式会 社フジクラ内
Claims (4)
- 【請求項1】 平板状の中空容器の内部に実質的に凝縮
性流体のみを封入した平板型ヒートパイプにおいて、 平板状上蓋体および平板状下蓋体の間に、それらの上下
平板状蓋体で閉じられる上下開口部を有する枠部材が配
置されてこれら各蓋体および枠部材によって前記中空容
器が形成され、かつ前記上蓋体の内面と下蓋体の内面と
の少なくともいずれか一方に多孔質層が形成されている
ことを特徴とする積層式平板型ヒートパイプ。 - 【請求項2】 前記枠部材の内面に、前記上下の蓋体の
内面同士の間隔とほぼ等しい柱状部が、枠部材の内面か
ら突出したアーム部を介して一体に設けられていること
を特徴とする請求項1に記載の積層式平板型ヒートパイ
プ。 - 【請求項3】 前記多孔質層が、多孔質シートを前記上
蓋体の内面もしくは下蓋体の内面に積層して固着するこ
とにより形成されていることを特徴とする請求項1もし
くは2に記載の積層式平板型ヒートパイプ。 - 【請求項4】 前記多孔質シートが、前記柱状部および
アーム部に対応する箇所にこれら柱状部およびアーム部
の輪郭に合わせて切除した切り欠き部を有することを特
徴とする請求項3に記載の積層式平板型ヒートパイプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000159068A JP2001336888A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 積層式平板型ヒートパイプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000159068A JP2001336888A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 積層式平板型ヒートパイプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001336888A true JP2001336888A (ja) | 2001-12-07 |
Family
ID=18663443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000159068A Pending JP2001336888A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 積層式平板型ヒートパイプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001336888A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100436589B1 (ko) * | 2002-08-14 | 2004-06-19 | 엘지전선 주식회사 | 이중 윅 구조를 갖는 열 확산기 |
JP2007064523A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 圧接式平面型ヒートパイプ、製造装置およびその製造方法 |
CN100554852C (zh) * | 2005-09-23 | 2009-10-28 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 热管及散热模组 |
CN108225072A (zh) * | 2016-12-14 | 2018-06-29 | 新光电气工业株式会社 | 热管及其制造方法 |
-
2000
- 2000-05-29 JP JP2000159068A patent/JP2001336888A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100436589B1 (ko) * | 2002-08-14 | 2004-06-19 | 엘지전선 주식회사 | 이중 윅 구조를 갖는 열 확산기 |
JP2007064523A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 圧接式平面型ヒートパイプ、製造装置およびその製造方法 |
CN100554852C (zh) * | 2005-09-23 | 2009-10-28 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 热管及散热模组 |
CN108225072A (zh) * | 2016-12-14 | 2018-06-29 | 新光电气工业株式会社 | 热管及其制造方法 |
CN108225072B (zh) * | 2016-12-14 | 2020-10-30 | 新光电气工业株式会社 | 热管及其制造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4516676B2 (ja) | 平板型ヒートパイプ | |
US7066240B2 (en) | Integrated circuit heat pipe heat spreader with through mounting holes | |
US20080216994A1 (en) | Vapor-Augmented Heat Spreader Device | |
US20070240860A1 (en) | Support structure for a planar cooling device | |
JP2004238672A (ja) | 平板型ヒートパイプの製造方法 | |
JP2002039693A (ja) | フラット型ヒートパイプ | |
JP6799503B2 (ja) | ヒートパイプ及びその製造方法 | |
JP3659844B2 (ja) | 平板状ヒートパイプ | |
JPH11183067A (ja) | 平板状ヒートパイプ | |
WO1999053254A1 (en) | Plate type heat pipe and its mounting structure | |
JP2001339026A (ja) | 平板状ヒートパイプ | |
US20030024691A1 (en) | High efficiency heat sink | |
WO2007124028A2 (en) | Support structure for planar cooling devices and methods | |
JP2002062072A (ja) | 平板状ヒートパイプおよびその製造方法 | |
JP2001336888A (ja) | 積層式平板型ヒートパイプ | |
JP2002022380A (ja) | エンボスウィックを備えた平板型ヒートパイプ | |
JP2004028442A (ja) | 板型ヒートパイプおよびその実装構造 | |
JP2002062071A (ja) | 平板型ヒートパイプ | |
CN116263309A (zh) | 立体传热装置 | |
US20230417491A1 (en) | Vapor chamber | |
TW202144724A (zh) | 均溫板結構及均溫板料板 | |
JPH1123167A (ja) | 平板状ヒートパイプ | |
JP3953741B2 (ja) | 沸騰冷却器及びその製造方法 | |
JP2000028280A (ja) | ヒートパイプの固定構造 | |
JP5300394B2 (ja) | マイクロループヒートパイプ用蒸発器 |