JP2001336698A - 開放表示機能を有する開閉弁 - Google Patents

開放表示機能を有する開閉弁

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JP2001336698A
JP2001336698A JP2000161340A JP2000161340A JP2001336698A JP 2001336698 A JP2001336698 A JP 2001336698A JP 2000161340 A JP2000161340 A JP 2000161340A JP 2000161340 A JP2000161340 A JP 2000161340A JP 2001336698 A JP2001336698 A JP 2001336698A
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JP
Japan
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valve
passage hole
open
opening
valve shaft
Prior art date
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Application number
JP2000161340A
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English (en)
Inventor
Yoshio Niimi
良夫 新美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niimi Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Niimi Sangyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開放状態の視認が容易な開放表示機能を有す
る開閉弁を提供すること。 【解決手段】 開閉弁1の弁軸15がハンドル26によ
り一定方向に回転されると、弁体10は弁座7から離間
して通路孔3を開放する。このとき、弁軸15に設けら
れた表示部の環状溝19がナット体22から外に露出し
て開閉弁の開放状態の視認が可能となるように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可燃性ガス用圧力
容器に使用される開閉弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の可燃性ガス用圧力容器に使用され
る開閉弁は、弁軸の回転操作によって圧力容器に連通す
る通路孔が開放されて可燃性ガスが出口孔から流出する
状態とされたときに、開放状態にあることを表示する構
造とされていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】陶磁器、セラミックス
等の焼成炉及び一般工業用炉においては、図4に示すよ
うに、バーナーaに供給する燃料ガスを充填した複数の
圧力容器bを1群( )と2群( )に分けて各配管
c、dに高圧ホースeを介して接続し、各々の圧力容器
の開閉弁vを開いておき、最初に使用するようにセット
した一方の群の燃料ガスが消費されてなくなると、前記
配管を区画するように設置した自動供給切替器fが作動
して他の群の燃料ガスが引き続き消費されるように設け
られている。しかして、燃料ガスがなくなった圧力容器
を燃料ガスを充填した新しい圧力容器に交換した際に
は、その圧力容器の開閉弁vを完全に開いておかなけれ
ばならない。ところが、開閉弁vの開閉の状態が一瞥し
て分かりずらいこともあって、配送員若しくは作業者が
その開放状況の確認を怠ったり、開閉弁vを半分ぐらい
しか開けていないことがある。そうすると、他の群の燃
料ガスがなくなって新しく交換した圧力容器の群に切り
替わったときにはガスの供給が停止してしまう。このた
め、焼成状態が中断して被焼成品が不良となり大きな損
失を被ることがある。
【0004】この発明の目的は、開放状態の視認が容易
な開放表示機能を有する開閉弁を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、中央の通路孔と該通路孔と
一定角度で交わって連通する出口孔と、該出口孔に連通
する箇所の通路孔の周縁部に弁座が形成された本体を設
け、該弁座に対応する弁体が先端部に設けられた弁軸を
該本体に取り付けたナット体に螺合し、該弁軸を一定方
向に回転させることにより前記弁体が弁座から離間して
前記通路孔を開放し、前記弁軸を前記方向と反対方向に
回転させて締め付けることにより前記弁体が弁座に当接
して前記通路孔を閉じるように構成された開閉弁であっ
て、前記弁軸の外周の適宜位置に表示部を設け、前記弁
軸の回転操作によって前記通路孔が開放されたときに、
前記ナット体から露出する表示部を視認し得るように設
けたことを特徴とする。
【0006】同様の目的を達成するために請求項2に記
載の発明は、請求項1に記載の開放表示機能を有する開
閉弁において、前記表示部が、環状溝、環状突部若しく
は着色部又は環状溝、環状突部に着色を施してなること
を特徴とするものである。
【0007】
【発明の作用及び効果】(請求項1の発明)開閉弁の弁
軸が一定方向に回転されると、弁体は弁座から離間して
通路孔を開放する。このとき、弁軸に設けられた表示部
がナット体から外に露出するので、開閉弁の開放状態の
視認が可能となる。また、弁軸を前記方向と反対方向に
回転させて締め付けると、弁体は弁座に当接して通路孔
を閉じる。
【0008】(請求項2の発明)開閉弁の弁軸の表示部
は、環状溝、環状突部若しくは着色部とされ、又はそれ
ら環状溝、環状突部に着色を施しているので、視認が行
い易い。
【0009】この開放表示機能を有する開閉弁によれ
ば、弁軸の回転操作によって通路孔が開放されたときに
ナット体から表示部が露出するため、開放状態の視認が
一瞥して可能となる。その結果、開閉弁の開閉操作確認
の見落としに起因する事故、損失などを未然に防止する
ことに非常に有効である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態例を
図面に基づいて説明する。図1は開閉弁の閉成された状
態を示す縦断側面図、図2は弁軸と弁体を分離して示す
斜視図、図3は開閉弁の開放された状態を示す縦断側面
図である。
【0011】図1に示すように、開放表示機能を有する
開閉弁1の本体2には、中央を貫通する通路孔3と該通
路孔3と一定角度、ここでは直角に交わるように連通す
る出口孔4が形成されている。その出口孔4に連通する
箇所の通路孔3から一方の開口部2aに向けて拡径され
た弁孔5を形成し、さらにその開口部2a寄りに大径の
ネジ穴6が段階的に形成されている。上記出口孔4に連
通する箇所の弁孔5のの奥端部5aには、弁座7を形成
する。8は前記開口部2aと反対側の本体2の外周面に
形成された取り付け用の雄ネジである。
【0012】上記弁孔5には弁体10が軸方向に摺動自
由に挿入され、その弁体10の先端部10aに固定され
たパッキン11が、弁座7に対向するように設けられて
いる。その弁体10の外周に穿設された凹溝12、12
にはoリング13を装着して気密を保持するように設け
ている。その弁体10の後端に形成された段付頭部10
aは、弁軸15の先端部のフランジ16に軸心と直交す
る方向に形成された係合溝17に遊嵌されている。その
弁軸15には、中央部に雄ネジ18を形成すると共に該
雄ネジ18内の適宜位置に表示部としての環状溝19を
穿設する。その環状溝19には視認しやすい着色を施
す。なお、この実施形態においては表示部を環状溝19
としているが、それに代えて環状突部又は当該環状突部
に着色を施したものとすることは任意である。
【0013】上記弁軸15はナット体22の中心に形成
されたネジ孔23に雄ネジ18を螺合して取り付けられ
ており、そのナット体22は前記本体2のネジ穴6に螺
合して固定されている。24はナット体22の先端側に
穿設された拡径孔25の奥端部に装着されたoリングで
あり、前記弁軸15のフランジ16の周縁に対向するよ
うに設けている。26は上記弁軸15を回転操作するた
めのハンドルであり、そのボスを弁軸15の取付部20
に嵌合して止めネジ27で固定されている。
【0014】しかして、ハンドル26を握って弁軸15
を一定(左)方向に回転操作することにより弁体10は
弁座7から離間して通路孔3を開放し、このときに開放
状態を表す環状溝19がナット体22から外に露出す
る。他方、弁軸15を前記方向と反対(右)方向に回転
操作して締め付けることにより、弁体10のパッキン1
1が弁座7に当接して通路孔3を閉じるように設けられ
た開放表示機能を有する開閉弁1が構成される。
【0015】以上に述べたとおり、この開放表示機能を
有する開閉弁によれば、弁軸の回転操作によって通路孔
が開放されたときにナット体から表示部が露出するた
め、開放状態を一瞥して視認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】開閉弁の閉成された状態を示す縦断側面図
【図2】弁軸と弁体を分離して示す斜視図
【図3】開閉弁の開放された状態を示す縦断側面図
【図4】本発明の開閉弁を使用した圧力容器を焼成炉の
燃料ガスとして設置する場合の説明図
【符号の説明】
1→開閉弁 2→本体 3→通路孔 4→出口孔 5→弁孔 7→弁
座 10→弁体 11→パッキン 15→弁軸 19→環状
溝(表示部) 22→ナット体 26→ハンドル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月22日(2000.6.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】陶磁器、セラミックス
等の焼成炉及び一般工業用炉においては、図4に示すよ
うに、バーナーaに供給する燃料ガスを充填した複数の
圧力容器bをA群とB群の2群に分けて各配管c、dに
高圧ホースeを介して接続し、各々の圧力容器の開閉弁
vを開いておき、最初に使用するようにセットした一方
の群の燃料ガスが消費されてなくなると、前記配管を区
画するように設置した自動供給切替器fが作動して他の
群の燃料ガスが引き続き消費されるように設けられてい
る。しかして、燃料ガスがなくなった圧力容器を燃料ガ
スを充填した新しい圧力容器に交換した際には、その圧
力容器の開閉弁vを完全に開いておかなければならな
い。ところが、開閉弁vの開閉の状態が一瞥して分かり
ずらいこともあって、配送員若しくは作業者がその開放
状況の確認を怠ったり、開閉弁vを半分ぐらいしか開け
ていないことがある。そうすると、他の群の燃料ガスが
なくなって新しく交換した圧力容器の群に切り替わった
ときにはガスの供給が停止してしまう。このため、焼成
状態が中断して被焼成品が不良となり大きな損失を被る
ことがある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央の通路孔と該通路孔と一定角度で交
    わって連通する出口孔と、該出口孔に連通する箇所の通
    路孔の周縁部に弁座が形成された本体を設け、該弁座に
    対応する弁体が先端部に設けられた弁軸を該本体に取り
    付けたナット体に螺合し、該弁軸を一定方向に回転させ
    ることにより前記弁体が弁座から離間して前記通路孔を
    開放し、前記弁軸を前記方向と反対方向に回転させて締
    め付けることにより前記弁体が弁座に当接して前記通路
    孔を閉じるように構成された開閉弁であって、前記弁軸
    の外周の適宜位置に表示部を設け、前記弁軸の回転操作
    によって前記通路孔が開放されたときに、前記ナット体
    から露出する表示部を視認し得るように設けたことを特
    徴とする開放表示機能を有する開閉弁。
  2. 【請求項2】 前記表示部が、環状溝、環状突部若しく
    は着色部又は環状溝、環状突部に着色を施してなること
    を特徴とする請求項1に記載の開放表示機能を有する開
    閉弁。
JP2000161340A 2000-05-31 2000-05-31 開放表示機能を有する開閉弁 Pending JP2001336698A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006521521A (ja) * 2003-03-25 2006-09-21 アムトロール,インコーポレーテッド 再充填不能な圧力容器用バルブ

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040413