JP2001334688A - インクジェット記録装置用インク吸収体 - Google Patents

インクジェット記録装置用インク吸収体

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JP2001334688A
JP2001334688A JP2000154774A JP2000154774A JP2001334688A JP 2001334688 A JP2001334688 A JP 2001334688A JP 2000154774 A JP2000154774 A JP 2000154774A JP 2000154774 A JP2000154774 A JP 2000154774A JP 2001334688 A JP2001334688 A JP 2001334688A
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Toshiaki Harada
俊明 原田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複雑な形状を有する場合でも、インクの伝播を
損なうことなく、材料取りや物流の面での効率低下を無
くすとともに取り扱い性及び組立性を向上させることが
でき、製造工程数を減らすことができるインクジェット
記録装置用インク吸収体を提供する。 【構成】形状及び材質を異にする複数のインク吸収部材
13、14、15、25、26のそれぞれを他の少なく
とも1つのインク吸収部材の少なくとも一部に密着係合
させることにより、全体として1つの部品(インク吸収
体)12に組み立てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置においてインクを通過させたり保持したりするた
めに使用されるインクジェット記録装置用インク吸収体
に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ等の機
能を有する記録装置、あるいはコンピューターやワード
プロセッサ等を含む複合型電子機器やワークステーショ
ンなどの出力機器として用いられる記録装置(プリント
装置)としては、画像情報(記録情報)に基づいて、
紙、布、プラスチックシート、OHP用シート等の記録
媒体(被記録材)に向けてインクを吐出することで記録
を実行するインクジェット記録装置が普及している。ま
た、これら記録媒体の材質に対する要求も様々なものが
あり、近年では、これらの要求に対する開発が進み、通
常の記録媒体である紙(薄紙や加工紙を含む)や樹脂薄
板(OHPシート等)などの他に、布、皮革、不織布、
更には金属等を記録媒体として用いる記録装置も使用さ
れるようになっている。
【0003】前記インクジェット記録装置は、低騒音、
低ランニングコストで、装置の小型化が容易であり、カ
ラー化も容易であるなどの観点から、プリンタ、複写
機、ファクシミリ等へ広く応用されている。インクジェ
ット記録装置の記録手段(インクジェット記録ヘッド)
の前面にはインク滴を吐出するための吐出口(通常複数
個)が形成されており、この吐出口の大きさは数十μ程
度であるが、最近では高画質化とともに吐出口の大きさ
は益々小さくなりつつある。そして、ホストコンピュー
タから送られてくる記録データをもとに記録装置内で処
理された吐出信号に基づいて、前記吐出口からインク滴
が吐出され、記録媒体上に画像(文字や記号も含む)が
記録される。
【0004】前記インクジェット記録装置では、記録ヘ
ッドから微小なインク滴を紙などの記録媒体上へ着弾・
定着させることにより文字や画像などが記録されていく
が、前述のような小さな吐出口からインクを吐出して記
録するため、吐出口近傍のインクが環境の湿度等に左右
され易いことと相まって、記録中あるいは記録待機中
に、吐出口近傍のインクが乾燥して固まって(固着とい
う)しまい、次の画像信号が来た時に吐出口からのイン
ク吐出が不可能又は困難になり、吐出不良によって記録
画像の品位が著しく劣化することがある。そこで、この
ような吐出不良の現象を防止するために、記録しない時
には記録ヘッド(記録手段)の吐出口面(吐出口が形成
された面)にキャップを適度の圧で圧接力させること
(キャッピング)で、吐出口を外気から遮断することが
行われている。さらに、前述のようなキャッピング操作
を行っても吐出口の目詰まりが発生することがあり、そ
のような場合には吸引回復動作もしくは後述する予備吐
出動作が行われる。この吸引回復動作や予備吐出動作
は、記録領域を外れた位置に配設された回復系(回復装
置)を利用して行われる。
【0005】従って、前記インクジェット記録装置で消
費されるインクには、文字や画像等の記録に供されるイ
ンクの他に、記録に供されることなく排出されるインク
(廃インク)も含まれている。この廃インクとしては、
前述のように記録ヘッドの吐出性能確保のために行われ
る予備吐出動作や吸引回復動作により吐出口から排出さ
れるインクがあり、その他に、インク吐出に伴って発生
する浮遊インクや該浮遊インクが吐出口面等に付着して
生じる付着インクなどもある。これらの廃インクは、記
録装置本体の所定位置に配置されたインク吸収体(廃イ
ンク吸収体とも称す)に導かれ、該インク吸収体に吸収
され保持される。
【0006】前記インク吸収体は、例えば、高分子吸収
体、種々のフェルト材、焼結製の多孔質材あるいはパル
プ繊維の集合体などのインク吸収保持性に優れた材質で
形成されている。また、前記インク吸収体へインク(廃
インク)を導く方法としては、該インク吸収体へインク
滴を直接的に吐出して着弾させる方法、あるいは、予備
的なインク吸収体(例えばキャップ吸収体)に吸収させ
て一時的に保持した後に別の吸引動作(吸引ポンプ等に
よる)によってインク吸収体へ導いて吸収させる方法な
どが採用されている。
【0007】図9は従来のインクジェット記録装置にお
けるインク吸収体の配置及び構成を例示する模式的斜視
図であり、図10は図9中のキャップ吸収体と廃インク
チューブとの接続部を模式的に示す部分斜視図である。
図9において、キャリッジ(不図示)に搭載された記録
手段(記録ヘッド)51はキャリッジ駆動機構によって
矢印E及び矢印F方向にキャリッジとともに往復駆動さ
れる。記録ヘッド51の移動範囲であって記録領域を含
む領域には記録用紙等の記録媒体を支持するためのプラ
テン52が配設されており、該プラテン52を外れた位
置には記録ヘッド51のインク吐出性能を維持回復する
ための回復系53が配設されている。
【0008】図9において、前記プラテン52の下側に
はインク吸収体(廃インク吸収体)54が配置されてい
る。このインク吸収体54は、出張り部(突起部)55
を有する下側のインク吸収部材56と該下側のインク吸
収部材の上面に重ねられた上側のインク吸収部材57と
で構成されている。前記プラテン52の両側端部寄りの
位置(通常、記録領域を外れた位置)には予備吐出口5
8、59が形成されている。これらの予備吐出口58、
59は、記録ヘッド51の吐出口内のインクをリフレッ
シュするための予備吐出動作によって排出(吐出)され
るインク(廃インク)を受けるためのものである。これ
らの予備吐出口58、59で受けられたインクは、前記
プラテン52の下側に形成(又は固定)されたダクト6
0、61を通して前記インク吸収体54(図示の例では
上側のインク吸収部材57)へ導かれ、該インク吸収体
54に吸収保持される。
【0009】図9において、前記回復系53は記録ヘッ
ド51の吐出口面をキャッピングするためのキャップ6
2を有し、また、該回復系53には該キャップ62に接
続された不図示の負圧発生手段(吸引ポンプ等)が設け
られている。そして、前記記録ヘッド51の吐出口面を
キャッピングした状態でキャップ62内に負圧を発生さ
せることにより、吐出口からインクを吸引し、該インク
とともに増粘インクや気泡等の異物を吸い出す吸引回復
動作を行うように構成されている。この吸引回復動作に
よって吸引されたインク(廃インク)はチューブ63を
通して前記インク吸収体54の下側のインク吸収部材5
6の突起部55上面へ導かれ、該インク吸収体54に吸
収され保持される。なお、図9及び図10に示すよう
に、前記キャップ62内にはインク吸収部材(キャップ
吸収体)64が収納(充填)されており、吐出口から吸
引したインクを一時的にキャップ62内に保持し、その
後で前記吸引ポンプ等による吸引力によって前記チュー
ブ63を通して前記インク吸収体54へ導くことができ
るように構成されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図9に示すような従来
のインクジェット記録装置のインク吸収体54では、前
記張り出し部(突起部)55を有するインク吸収部材5
6が一部品で形成されるため、材料取りの効率が低くか
つ物流効率も低いため、コスト高を招いていた。また、
突起形状のために取扱いが困難であり、組立上も不利に
なっていた。さらに、記録装置の配置構成上、記録ヘッ
ド51がインク吸収体54に接近し難い場合には、廃イ
ンクをインク吸収体54へ導くためのガイド部材(例え
ば図9中のダクト60、61など)が必要となり、部品
形状(例えばプラテン)の複雑化、スペース効率の低下
及びコスト高を招く結果となっていた。一方、インク吸
収体(キャップ吸収体64を含む)自体についても、単
純形状(例えば直方体)ではなく、インクを導入するた
めのガイド部(張り出し部等)が必要な場合には複雑な
形状のものを焼結成形あるいは発泡成形等で一体に成形
する必要があり、成形装置の複雑化や成形工程の工数増
大化のためにコスト高を招くという不都合があった。
【0011】本発明はこのような技術的課題に鑑みてな
されたものであり、本発明の目的は、一部に突起などの
異形状を有したり、複雑な形状を有するインク吸収体の
場合でも、材料取りや物流の面での効率低下を無くすこ
とができ、取り扱いを容易にして組立性を向上させるこ
とができ、成形装置の複雑化や成形工程の工数増大も回
避することができ、インクの伝播を損なうことなく確実
に浸透させかつ保持することができ、かつコストパフォ
ーマンスに優れたインクジェット記録装置用インク吸収
体を提供することである。
【0012】
【課題解決のための手段】本発明(請求項1)によるイ
ンクジェット記録装置用インク吸収体は、上記目的を達
成するため、記録手段からインクを吐出して記録媒体に
記録を行うインクジェット記録装置においてインクを通
過させたり保持したりするために使用されるインク吸収
体であって、前記インク吸収体は、複数のインク吸収部
材のそれぞれを他の少なくとも1つのインク吸収部材の
少なくとも一部に密着係合させることにより、全体とし
て1つの部品に組み立てられることを特徴とする。
【0013】請求項2及び3の発明に係るインクジェッ
ト記録装置用インク吸収体は、上記請求項1の構成に加
えて、前記複数のインク吸収部材は互いに異なる形状の
インク吸収部材を含む構成、あるいは、前記複数のイン
ク吸収部材は互いに異なる材質のインク吸収部材を含む
構成とすることにより、部分的な形状及び材質の如何を
問わず、一層効率的に上記目的を達成するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を具体的に説明する。図1は本発明を適用した
インク吸収体を具備するインクジェット記録装置の一実
施例を示す模式的斜視図である。図1において、用紙又
はプラスチックシートなどから成る記録媒体1は搬送ロ
ーラ2によって支持され、搬送モータ(シート送りモー
タ)3で駆動される前記搬送ローラ2によって矢印X方
向へ搬送される。搬送ローラ2の搬送方向上流側にはこ
れと平行にガイド軸4が設けられている。記録手段(記
録ヘッド)10はキャリッジ5に搭載されており、この
キャリッジ5は前記ガイド軸4に沿って往復移動可能に
案内支持されている。
【0015】前記記録ヘッド(記録手段)10は、熱エ
ネルギーを利用してインクを吐出するインクジェット記
録手段であって、熱エネルギーを発生するための電気熱
変換体を備えたものである。また、前記記録ヘッド10
は、前記電気熱変換体によって印加される熱エネルギー
により生じる膜沸騰による気泡の成長、収縮によって生
じる圧力変化を利用して、吐出口よりインクを吐出さ
せ、記録を行うものである。
【0016】図8は、前記記録ヘッド10のインク吐出
部の構造を模式的に示す部分斜視図である。図8におい
て、用紙等の記録媒体1と所定の隙間(例えば、約0.
3〜2.0ミリ程度)をおいて対面する吐出口面81に
は、所定のピッチで複数の吐出口82が形成され、共通
液室83と各吐出口82とを連通する各液路84の壁面
に沿ってインク吐出用のエネルギーを発生するための電
気熱変換体(発熱抵抗体など)85が配設されている。
本例においては、記録ヘッド10は、前記吐出口82が
前記キャリッジ5の走査方向と交叉する方向に並ぶよう
な位置関係で、該キャリッジ5に搭載されている。こう
して、画像信号または吐出信号に基づいて対応する電気
熱変換体85を駆動(通電)して、液路84内のインク
を膜沸騰させ、その時に発生する圧力によって吐出口8
2からインクを吐出させる記録ヘッド10が構成されて
いる。
【0017】前記記録ヘッド10を搭載した前記キャリ
ッジ5は、キャリッジモータ6の出力により、タイミン
グベルト又はワイヤ7を介して矢印E方向及び矢印F方
向に往復駆動される。前記キャリッジ5の移動範囲内に
設定された記録領域をカバーする位置には、記録用紙等
の記録媒体1を支持するためのプラテン8が配設されて
おり、該プラテン8を外れた位置には記録ヘッド10の
インク吐出性能を維持回復するための回復系11が配設
されている。前記プラテン8の下側にはインク吸収体
(廃インク吸収体)12が配置されている。
【0018】図2は図1中のインク吸収体12の第1実
施例を示す模式的斜視図である。図1及び図2におい
て、前記インク吸収体12は、出張り部(突起部)13
を有する下側のインク吸収部材14と該下側のインク吸
収部材の上面に重ねられた上側のインク吸収部材15と
で構成されている。前記プラテン8の両側端部寄りの位
置(通常、記録領域を外れた位置)には予備吐出口1
6、17が形成されている。これらの予備吐出口16、
17は、記録ヘッド10の吐出口82内のインクをリフ
レッシュするための予備吐出動作によって排出(吐出)
されるインク(廃インク)を受けるためのものである。
これらの予備吐出口16、17で受けられたインクは、
前記プラテン8の下側に形成(又は固定)されたダクト
18、19を通して前記インク吸収体12(図示の例で
は上側のインク吸収部材15)へ導かれ、該インク吸収
体12に吸収保持される。
【0019】図1において、前記回復系11は記録ヘッ
ド10の吐出口面81をキャッピングするためのキャッ
プ20を有し、また、該回復系11には該キャップ20
に接続された不図示の負圧発生手段(吸引ポンプ等)が
設けられている。そして、前記記録ヘッド10の吐出口
面をキャッピングした状態でキャップ20内に負圧を発
生させることにより、吐出口82からインクを吸引し、
該インクとともに増粘インクや気泡等の異物を吸い出す
吸引回復動作を行うように構成されている。図1及び図
2において、前記吸引回復動作によって吸引されたイン
ク(廃インク)はチューブ21を通して前記インク吸収
体12の下側のインク吸収部材14の前記突起部13上
面へ導かれ、該インク吸収体12に吸収され保持され
る。なお、前記キャップ20内にはインク吸収部材(キ
ャップ吸収体)22が収納(充填)されており、吐出口
から吸引したインクを一時的にキャップ20内に保持
し、その後で前記吸引ポンプ等による吸引力によって前
記チューブ21を通して前記インク吸収体12へ導くこ
とができるように構成されている。
【0020】前記インク吸収体(廃インク吸収体)12
は、下側のインク吸収部材14と上側のインク吸収部材
15とを備え、下側のインク吸収部材に前記突起部13
を設けた構成を有する。以下、このような構成における
廃インクの流れについて簡単に説明する。まず、キャリ
ッジ5に搭載された記録ヘッド10が主走査方向(プラ
テン8の長手方向)に移動する際、インクの吐出を安定
化する目的で、記録ヘッド10が予備吐出口16又は1
7に丁度対向する位置にきた瞬間に、所謂“予備吐”と
呼ばれるインク吐出動作(予備吐出動作)が行われる。
ここで吐出されたインク滴は予備吐出口16、17を通
過し、前記ダクト18、19によりインク吸収体(廃イ
ンク吸収体)12に導かれて吸収保持される。
【0021】これとは別に、記録ヘッド10が前記キャ
ップ吸収体22に対向した位置にあるときにも予備吐出
が行われ、吐出されたインクを該キャップ吸収体22に
一時的に吸収保持させた後、回復系11の吸引手段(例
えばチューブポンプ)を作動させることにより該インク
を前記チューブ21を通して前記インク吸収体12へ掃
き出す(導入する)という吸引回復動作も行われる。更
には、記録ヘッド10の吐出口面81に付着したインク
や埃等の異物を除去するクリーニング動作を行う場合に
は、キャップ20を記録ヘッド10の吐出口面に当接さ
せて密封状態(キャッピング状態)とし、記録ヘッド1
0側からインクを吸引(回復系11により)することに
より上記と同様に廃インクをインク吸収体12へ掃き出
すような吸引回復動作が行われることもある。このよう
な吸引回復動作により吸引された廃インクは前記チュー
ブ21を通して前記突起部(張り出し部)13からイン
ク吸収体12内へ導入される。前記インク吸収体12
は、例えば、高分子吸収体、種々のフェルト材、焼結製
の多孔質材あるいはパルプ繊維の集合体などのインク吸
収保持性に優れた材質で形成されている。
【0022】そこで、インク吸収体12は、記録手段1
0からインクを吐出して記録媒体1に記録を行うインク
ジェット記録装置においてインクを通過させたり保持し
たりするために使用されるインク吸収体であり、本発明
を適用したインク吸収体12は、複数のインク吸収部材
のそれぞれを他の少なくとも1つのインク吸収部材の少
なくとも一部に密着係合させることにより、全体として
1つの部品に組み立てられるように構成されている。ま
た、本発明を適用したインク吸収体12は、前記複数の
インク吸収部材の少なくとも一部が互いに異なる形状の
インク吸収部材であったり、あるいは、前記複数のイン
ク吸収部材の少なくとも一部が互いに異なる材質のイン
ク吸収部材であったりするように構成されている。
【0023】図3は図2のインク吸収体12の突起部1
3を含む部位を模式的に示す部分斜視図であり、図4は
図3の部位に導入されたインクの浸透状態を示す模式的
平面図である。先ず、図2、図3及び図4を参照して、
本発明を適用したインク吸収体の第1実施例について説
明する。図2、図3及び図4において、インク吸収体1
0の本体部(主部材)を成す下側のインク吸収部材14
及び上側のインク吸収部材15は、個別の板状部材を重
ねて構成することもできるが、1枚の板状部材を折り曲
げて2段重ねで構成することもできる。そして、下側の
インク吸収部材14に別部材を接続することにより前記
突起部(張り出し部)13が形成されている。ここで、
インク吸収体12を構成する全てのインク吸収部材1
3、14、15は、高分子部材を主体としたインク吸収
部材、例えば、商品名『ベルオアシス』の材質の厚さ2
0mmの同一板状原反(又は同一シート状原反)をビク
型で切り抜いて形成した部材で構成されている。つま
り、同一厚さiのブランク(同一厚さiの板状部材)か
ら作られている。
【0024】図3は下側のインク吸収部材14と突起部
材13との係合部(接続部)を示し、図4は下側のイン
ク吸収部材14と突起部材(副部材)13との係合部に
おけるインク浸透方向などの詳細を示す。図3及び図4
において、具体的には、突起部材13の下側のインク吸
収部材14に対する接合部(係合部、接続部)の幅寸法
wの部位では、突起部材13側が20mm±1mm、下
側のインク吸収部材14側が16mm±1mmに設定さ
れ、突起部材(副部材)13を図4中の矢印C方向へ突
き当たるまで挿入することにより両部材は互いに確実に
固定されている。つまり、図3及び図4に示す接合部で
は軽圧入状態になっており、矢印で示すような方向への
インクの浸透性は、単純接触でのインク浸透に比較し
て、確実性及び迅速性の増大(向上)が図られている。
【0025】図2、図3及び図4に示すインク吸収体1
2によれば、図9及び図10に示した従来例に比べ、次
のような優れた作用効果が得られる。第1に、複雑な形
状のインク吸収体を複数の簡単な形状のインク吸収部材
で構成することから、複雑な形状構造の成形型を必要と
せず、容易にかつ高精度で製作することができる。第2
に、複数のインク吸収部材で構成することから、材料取
りを無駄なく効率的に行うことができる。第3に、複数
のインク吸収部材で構成することから、単体の場合に比
べて、複雑な形状のものでも容易に形成することがで
き、達成可能な形状の自由度を向上させることができ
る。第4に、複数のインク吸収部材の係合部(接続部)
を軽圧入状態にすることで、インク浸透の確実性、迅速
性及び管理容易性を向上させることができ、ロスなく確
実にインクを伝播させることができる。
【0026】つまり、以上説明した実施例によれば、一
部に突起などの異形状を有したり、複雑な形状を有する
インク吸収体の場合でも、組立前ではインク吸収体を構
成する各インク吸収部材を単純形状にすることができる
ことから、材料取りや物流の面での効率低下を無くすこ
とができ、取り扱いを容易にして組立性を向上させるこ
とができ、成形装置の複雑化や成形工程の工数増大も回
避することができ、また、各インク吸収部材を密着係合
させることから、インクの伝播を損なうことなく確実に
浸透させかつ保持することができるインクジェット記録
装置用インク吸収体が提供される。さらに、複数のイン
ク吸収部材の少なくとも一部を互いに異なる材質のイン
ク吸収部材で構成することにより、一層効率よく上記効
果を実現させることも可能になる。
【0027】図5は本発明を適用したインク吸収体12
の第2実施例を示す模式的斜視図である。本実施例は、
図2〜図4に第1実施例において、さらに、下側のイン
ク吸収部材14及び上側のインク吸収部材15から成る
本体部の両側の2箇所に垂直方向に張り出した別部材の
垂直突起部材25、26を係合(接続)することにより
垂直突起部を形成したものである。本実施例は、これら
の垂直突起部材25、26を係合(接続)する構成を除
いて、図2〜図4の第1実施例と実質的に同じ構成をし
ており、それぞれ対応する部分を同一符号で示し、それ
らの詳細説明は省略する。
【0028】図6は図5中の垂直突起部材25、26の
接続部を含む部位を示す模式的部分平面図であり、図7
は図5中の垂直突起部材25(又は26)の接続前の単
体(副部材)の状態を示す模式的斜視図である。図5〜
図7において、第2実施例に係るインク吸収体12は、
主部材(本体)を成す下側のインク吸収部材14及び上
側のインク吸収部材15と接続される副部材を成す突起
部材13及び左右の垂直突起部材25、26との合計5
部品(下側及び上側のインク吸収部材14、15が一体
の場合は合計4部品)から成り、主部材14、15へ副
部材13、25、26を接続(係合)することにより図
示のような複雑な形状のインク吸収体12が構成されて
いる。
【0029】ここで、インク吸収体12を構成する複数
のインク吸収部材13、14(15)、25、26は、
全て、第1実施例の場合と同じく、厚さi=20mmの
同一厚さの板状インク吸収材(板状原反)を打ち抜いて
形成されている。また、主部材(インク吸収部材14、
15)に対する副部材(垂直突起部材を成すインク吸収
部材25、26)の接合形態(接続状態)も実質的に同
じであり、軽圧入状態で係合接続されている。また、垂
直突起部材25、26は、両インク吸収部材14、15
に対し、図5中の矢印A方向から下側のインク吸収部材
14の下面と同じ支持面に突き当たるまで挿入すること
で、精度よく確実に固定されている。そして、各垂直突
起部材25、26の接合部(図6中の圧入部B)では軽
圧入状態になっており、単純接触の場合に比べて、イン
ク浸透の確実性、迅速性及び管理容易性の向上が図られ
ており、ロスなく確実にインクを伝播させ保持すること
ができる。
【0030】なお、図5の第2実施例における前記副部
材(垂直突起部材)25、26は、図1に示すダクト1
8、19をインク吸収体に変えることで、該インク吸収
体をインク通過部材として使用することが可能なもので
ある。すなわち、前記副部材(垂直突起部材)25、2
6は、前記プラテン8の予備吐出口16、17に対応す
るように配置されており、これらの予備吐出口16、1
7を通過したインク滴が丁度待ち受けるインク吸収体2
5、29に着弾し吸収され、さらに主部材14、15へ
導入されるように構成されている。本実施例では、副部
材25、26の主部材14、15からの突出高さj、k
はいずれも20mmに選定されており、副部材25、2
6は、副部材13とともに、主部材14、15と同じ板
状原反(シート状原反)を打ち抜いて形成することがで
き、それらの突出高さj、kの称呼寸法に応じて容易に
形成することができる。また、副部材25、26の先端
形状をコの字形にしてガイドや遮蔽効果を持たせてもよ
い。図5〜図7で説明した上記第2実施例によっても、
前述の第1実施例の場合と同様の効果が得られる。ここ
で、第2実施例の特徴は、インク吸収体12の一部に高
さの異なる部位を容易に形成することができる点にあ
る。
【0031】なお、前述の各実施例に係るインク吸収体
12によれば、複数のインク吸収部材で構成することか
ら、各インク吸収部材(正確には、複数のインク吸収部
材の少なくとも一部)を互いに異なる材質のインク吸収
部材で構成することができる。例えば、副部材13、2
5、26を主部材14、15とは異なる材質のインク吸
収部材で形成することができる。具体例としては、図5
の構成において、主部材14、15の材質として坪量約
1700g/m2 のフェルト材を使用し、副部材13、
25、26の材質として坪量約500g/m2 のフェル
ト材を使用する。このように副部材13、25、26と
して主部材14、15より坪量の小さいインク吸収材を
使用することで、主部材14、15へのインクの浸透伝
播を容易にすることができる。また、主部材14、15
の坪量を大きくすることで、その保持力を利用すること
により安定した保持機能を発揮できるインク吸収体12
を構成することができる。
【0032】なお、前述の実施例では、主に、インク吸
収体が回復動作等により排出される廃インクを吸収保持
する廃インク吸収体である場合を例に挙げて説明した
が、本発明によるインク吸収体は、インクカートリッジ
内で使用されるインク吸収体や予備吐出用のインク吸収
体など、インクジェット記録装置で使用されるインク吸
収体であれば、種々の用途のものに広く使用できるもの
である。また、本発明を適用したインク吸収体の材質
は、実施例に限定されるものではなく、例えばパルプ
材、高分子吸収体、種々のフェルト材、焼結製の多孔質
材あるいはパルプ繊維の集合体などのインク吸収保持性
を有するものであれば、種々の材質のものを使用するこ
とができる。さらに、各インク吸収部材の接続部は、実
施例で例示したようなコの字形の係合構造に限られるも
のではなく、例えば穴(孔)形状のようを嵌合接合な
ど、インク浸透可能な接続構造であればよく、他の形状
構造の接続構造(係合構造)を採用してもよい。
【0033】本発明は、複雑な外形のインク吸収体を簡
単な形状の複数のインク吸収部材に分割し、複数のイン
ク吸収部材(通常異なる形状の部材)を係合接続するこ
とによりインク吸収体を構成する。つまり、複数のイン
ク吸収部材体を係合形状又は嵌合形状等に形成し、それ
ぞれを接続して複雑な形状のインク吸収体を構成する。
従って、例えば一部に出っ張り形状が必要な場合でも、
出っ張り部を別部材にすることで容易に所望の形状を得
ることが可能となる。また、接続部が係合又は嵌合等で
あることから、インクの浸透性を損なうことがなく、イ
ンク吸収体の利用率も十分高い状態に維持することがで
きる。なお、インク吸収性が著しく高い吸収体を使用す
る場合には、嵌合や軽圧入などは必須ではなく、接触部
を設けることで密着時と同様な効果が得られることは当
然である。さらには、各インク吸収部材は、組立前では
単純形状であることから、より高い物流・組立効率が得
られ、総合的なコストダウンを図ることができる。
【0034】なお、前述の実施例では、記録手段(記録
ヘッド)10を主走査方向に移動させるシリアル記録方
式の場合を例に挙げて説明したが、本発明は、記録媒体
の全幅または一部をカバーする長さのライン記録手段を
用いて副走査のみで記録するライン記録方式の場合にも
同様に適用することができ、同様の効果を達成しうるも
のである。また、本発明は、単色記録を行うインクジェ
ット記録装置の他、1個または複数個の記録ヘッドを有
し異なる色のインクで記録するカラーインクジェット記
録装置、同一色彩で異なる濃度のインクを用いる階調イ
ンクジェット記録装置、さらには、これらを組み合わせ
たインクジェット記録装置などの場合にも、同様に適用
することができ、同様の効果を達成しうるものである。
【0035】さらに、本発明は、記録手段がインク吐出
部とインク貯留部とを一体化した交換可能なインクジェ
ットカートリッジ(ヘッドカートリッジ)である場合、
あるいは記録手段がパーマネント式である場合など、記
録手段及びインク貯留部が種々の形態を採る場合にも同
様に適用することができ、同様の作用効果を達成しうる
ものである。なお、本発明は、インクジェット記録装置
であれば、例えばピエゾ素子等の電気機械変換体等を用
いる記録手段(記録ヘッド)を使用するものにも適用で
きるが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出
する方式の記録手段を使用するインクジェット記録装置
において優れた効果をもたらすものである。かかる方式
によれば、記録の高密度化及び高精細化を達成できるか
らである。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、本発明
(請求項1)によれば、記録手段からインクを吐出して
記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置において
インクを通過させたり保持したりするために使用される
インク吸収体であって、前記インク吸収体は、複数のイ
ンク吸収部材のそれぞれを他の少なくとも1つのインク
吸収部材の少なくとも一部に密着係合させることによ
り、全体として1つの部品に組み立てられる構成とした
ので、一部に突起などの異形状を有したり、複雑な形状
を有するインク吸収体の場合でも、組立前ではインク吸
収体を構成する各インク吸収部材を単純形状にすること
ができることから、材料取りや物流の面での効率低下を
無くすことができ、取り扱いを容易にして組立性を向上
させることができ、成形装置の複雑化や成形工程の工数
増大も回避することができ、また、各インク吸収部材を
密着係合させることから、インクの伝播を損なうことな
く確実に浸透させかつ保持することができるインクジェ
ット記録装置用インク吸収体が提供される。
【0037】請求項2及び3の発明によれば、上記請求
項1の構成に加えて、前記複数のインク吸収部材は互い
に異なる形状のインク吸収部材を含む構成、あるいは、
前記複数のインク吸収部材は互いに異なる材質のインク
吸収部材を含む構成としたので、部分的な形状及び材質
の如何を問わず、一層効率よく上記効果を達成すること
ができるインクジェット記録装置用インク吸収体が提供
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインク吸収体を具備するイン
クジェット記録装置の概略構成を示す模式的斜視図であ
る。
【図2】本発明を適用したインクジェット記録装置用イ
ンク吸収体の第1実施例を示す模式的斜視図である。
【図3】図2のインク吸収体の突起部を含む部位を模式
的に示す部分斜視図である。
【図4】図3の部位に導入されたインクの浸透状態を示
す模式的平面図である。
【図5】本発明を適用したインクジェット記録装置用イ
ンク吸収体の第2実施例を示す模式的斜視図である。
【図6】図5中の垂直突起部材の接続部を含む部位を示
す模式的部分平面図である。
【図7】図5中の垂直突起部材の接続前の単体の状態を
示す模式的斜視図である。
【図8】図1中の記録手段のインク吐出部の構造を模式
的に示す部分斜視図である。
【図9】従来のインクジェット記録装置におけるインク
吸収体の配置及び構成を例示する模式的斜視図である。
【図10】図9中のキャップ吸収体と廃インクチューブ
との接続部を模式的に示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1 記録媒体(記録用紙等) 2 搬送ローラ 3 搬送モータ 4 ガイド軸 5 キャリッジ 6 キャリッジモータ 7 タイミングベルト(又はワイヤ) 8 プラテン 10 記録手段(記録ヘッド) 11 回復系 12 インク吸収体 13 突起部(張り出し部) 14 下側のインク吸収部材 15 上側のインク吸収部材 16 予備吐出口 17 予備吐出口 18 ダクト 19 ダクト 20 キャップ 21 チューブ 22 キャップ吸収体 25 垂直突起部 26 垂直突起部 81 吐出口面 82 吐出口 85 電気熱変換体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録手段からインクを吐出して記録媒
    体に記録を行うインクジェット記録装置においてインク
    を通過させたり保持したりするために使用されるインク
    吸収体であって、 前記インク吸収体は、複数のインク吸収部材のそれぞれ
    を他の少なくとも1つのインク吸収部材の少なくとも一
    部に密着係合させることにより、全体として1つの部品
    に組み立てられることを特徴とするインクジェット記録
    装置用インク吸収体。
  2. 【請求項2】 前記複数のインク吸収部材は互いに異
    なる形状のインク吸収部材を含むことを特徴とする請求
    項1に記載のインクジェット記録装置用インク吸収体。
  3. 【請求項3】 前記複数のインク吸収部材は互いに異
    なる材質のインク吸収部材を含むことを特徴とする請求
    項1又は2に記載のインクジェット記録装置用インク吸
    収体。
  4. 【請求項4】 前記記録手段がインクを吐出するため
    に利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体を備
    えているインクジェット記録手段をであることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェット記
    録装置用インク吸収体。
  5. 【請求項5】 前記記録手段は前記電気熱変換体が発
    生する熱エネルギーによりインクに生じる膜沸騰を利用
    して吐出口よりインクを吐出させることを特徴とする請
    求項4に記載のインクジェット記録装置用インク吸収
    体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005096288A (ja) * 2003-09-25 2005-04-14 Seiko Epson Corp インク吸収材、プラテン、記録装置及び液体噴射装置
US7469988B2 (en) 2005-02-21 2008-12-30 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting apparatus
JP7451208B2 (ja) 2020-02-10 2024-03-18 キヤノン株式会社 液体消費装置

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