JP2001334468A - 制振カッター基板とその製造方法 - Google Patents
制振カッター基板とその製造方法Info
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- JP2001334468A JP2001334468A JP2000160490A JP2000160490A JP2001334468A JP 2001334468 A JP2001334468 A JP 2001334468A JP 2000160490 A JP2000160490 A JP 2000160490A JP 2000160490 A JP2000160490 A JP 2000160490A JP 2001334468 A JP2001334468 A JP 2001334468A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スポット溶接を施すことなく、簡単かつ安価
に製造することができる制振カッター基板とその製造方
法を提供すること。 【解決手段】 複数の金属板の間に剥離剤2を部分的に
介在させて重ね合わせ、これら重ね合わせた金属板を熱
間圧延することによって冶金的に接合一体化した接合部
と、接合していない浮離れ部4を含む積層金属板3を得
た後、この積層金属板3を所定形状に打ち抜き成形する
ようにした。 【効果】 従来のように、予め円形状に打ち抜いた複数
枚の鋼板を位置合わせして積層し、スポット溶接により
多数箇所を点状に接合するといった多数の工程が必要で
ないので、頗る簡単にかつ安価に制振カッター基板を量
産できる。
に製造することができる制振カッター基板とその製造方
法を提供すること。 【解決手段】 複数の金属板の間に剥離剤2を部分的に
介在させて重ね合わせ、これら重ね合わせた金属板を熱
間圧延することによって冶金的に接合一体化した接合部
と、接合していない浮離れ部4を含む積層金属板3を得
た後、この積層金属板3を所定形状に打ち抜き成形する
ようにした。 【効果】 従来のように、予め円形状に打ち抜いた複数
枚の鋼板を位置合わせして積層し、スポット溶接により
多数箇所を点状に接合するといった多数の工程が必要で
ないので、頗る簡単にかつ安価に制振カッター基板を量
産できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制振カッター基板
とその製造方法、より詳しくは、石材、コンクリート
材、金属材等を切断する際に、摩擦、衝撃によって発生
される振動騒音を大幅に減少させることができるカッタ
ー基板に関するものである。
とその製造方法、より詳しくは、石材、コンクリート
材、金属材等を切断する際に、摩擦、衝撃によって発生
される振動騒音を大幅に減少させることができるカッタ
ー基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、石材、コンクリート材、
金属材等を切断する際には、円形カッター基板の周囲
に、ダイヤモンド粒子を混在させた刃体を固着して成る
ダイヤモンドカッターが使用される。しかして、従来の
ダイヤモンドカッターは、切断時に被切削物とカッター
基板との摩擦、衝撃によって大きな騒音を発する問題が
あった。
金属材等を切断する際には、円形カッター基板の周囲
に、ダイヤモンド粒子を混在させた刃体を固着して成る
ダイヤモンドカッターが使用される。しかして、従来の
ダイヤモンドカッターは、切断時に被切削物とカッター
基板との摩擦、衝撃によって大きな騒音を発する問題が
あった。
【0003】そこで、現在までに、騒音の発生を抑えた
ダイヤモンドカッターとして、カッター基板を複数の鋼
板を積層することによって構成したものが提案されてい
る。これら複数の鋼板間に形成された浮離れ部により切
断時のカッター基板の振動を減衰し、騒音を低減化させ
るのである。
ダイヤモンドカッターとして、カッター基板を複数の鋼
板を積層することによって構成したものが提案されてい
る。これら複数の鋼板間に形成された浮離れ部により切
断時のカッター基板の振動を減衰し、騒音を低減化させ
るのである。
【0004】しかしながら、従来のこの積層カッター基
板は、図8に示すように、予め円形状に打ち抜き成形し
た複数枚の鋼板5・5…を用意し、これら複数の鋼板5
を位置合わせして積層し、然る後、抵抗熱によるスポッ
ト溶接6によって多数箇所を点状に接合して構成されて
いたため、カッター基板の製造に多くの工数を要し、製
造コストの上昇を来す難点があった。
板は、図8に示すように、予め円形状に打ち抜き成形し
た複数枚の鋼板5・5…を用意し、これら複数の鋼板5
を位置合わせして積層し、然る後、抵抗熱によるスポッ
ト溶接6によって多数箇所を点状に接合して構成されて
いたため、カッター基板の製造に多くの工数を要し、製
造コストの上昇を来す難点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の制振
機能を備えた積層カッター基板に上記のような難点があ
ったことに鑑みて為されたもので、スポット溶接を用い
ることなく簡単かつ安価に製造することができる制振カ
ッター基板とその製造方法を提供することを技術的課題
とするものである。
機能を備えた積層カッター基板に上記のような難点があ
ったことに鑑みて為されたもので、スポット溶接を用い
ることなく簡単かつ安価に製造することができる制振カ
ッター基板とその製造方法を提供することを技術的課題
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の技術的
課題を解決するために、冶金的に接合一体化した接合部
と接合していない浮離れ部4を含む積層金属板3から成
り、前記浮離れ部4が振動を減衰せしめるという技術的
手段を採用した。
課題を解決するために、冶金的に接合一体化した接合部
と接合していない浮離れ部4を含む積層金属板3から成
り、前記浮離れ部4が振動を減衰せしめるという技術的
手段を採用した。
【0007】また、本発明は上記課題を解決するため
に、必要に応じて上記手段に加え、浮離れ部4が線状、
散点状、或いは格子状に形成されているという技術的手
段を採用した。
に、必要に応じて上記手段に加え、浮離れ部4が線状、
散点状、或いは格子状に形成されているという技術的手
段を採用した。
【0008】更にまた、本発明は上記課題を解決するた
めに、複数の金属板1・1…の間に剥離剤2を部分的に
介在させて重ね合わせ、重ね合わされた金属板1・1…
を熱間圧延することによって、冶金的に接合一体化した
接合部と接合していない浮離れ部4を含む積層金属板3
を得た後、この積層金属板3を所定形状に打ち抜き成形
するという技術的手段を採用した。
めに、複数の金属板1・1…の間に剥離剤2を部分的に
介在させて重ね合わせ、重ね合わされた金属板1・1…
を熱間圧延することによって、冶金的に接合一体化した
接合部と接合していない浮離れ部4を含む積層金属板3
を得た後、この積層金属板3を所定形状に打ち抜き成形
するという技術的手段を採用した。
【0009】更にまた、本発明は上記課題を解決するた
めに必要に応じて上記手段に加え、互いに接合すべき金
属板1・1…の間に、線状、散点状、あるいは格子状に
剥離剤2を介在させて熱間圧延することによって、冶金
的に接合一体化した接合部と接合していない浮離れ部4
を含む積層金属板3を製するという技術的手段を採用し
たのである。
めに必要に応じて上記手段に加え、互いに接合すべき金
属板1・1…の間に、線状、散点状、あるいは格子状に
剥離剤2を介在させて熱間圧延することによって、冶金
的に接合一体化した接合部と接合していない浮離れ部4
を含む積層金属板3を製するという技術的手段を採用し
たのである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて詳しく説明する。なお、図1〜図3は
本実施形態のカッター基板の製造工程の部分斜視図、図
4は本実施形態のカッター基板の誇張断面図、図5は本
実施形態のカッター基板の製造工程の部分斜視図、図6
及び図7は本実施形態のカッター基板の製造工程の実施
変形例の部分斜視図である。
施形態に基づいて詳しく説明する。なお、図1〜図3は
本実施形態のカッター基板の製造工程の部分斜視図、図
4は本実施形態のカッター基板の誇張断面図、図5は本
実施形態のカッター基板の製造工程の部分斜視図、図6
及び図7は本実施形態のカッター基板の製造工程の実施
変形例の部分斜視図である。
【0011】図1中、符号1で指示するものは、互いに
積層されるべき厚さ13mm×幅250mm×長さ200mmの計3
枚の金属板であり、本実施形態では、ステンレス鋼(JIS
SUS420J1)を使用している。
積層されるべき厚さ13mm×幅250mm×長さ200mmの計3
枚の金属板であり、本実施形態では、ステンレス鋼(JIS
SUS420J1)を使用している。
【0012】図1中、符号2で指示するものは、これら
金属板1・1・1の互いの対向面の一方に部分的に塗布
された剥離剤であり、本実施形態では、剥離剤2として
酸化アルミナを採用している。これら金属板1・1・1
の互いの対向面をショットピーニング、バフにより清浄
化した後、対向面の一方に剥離剤2を、表1に示す幅寸
法にて縞状に塗布し乾燥させた後、この縞状の剥離剤2
を介在せしめるように3枚の金属板1・1・1を重ね合
わせる(図2参照)。
金属板1・1・1の互いの対向面の一方に部分的に塗布
された剥離剤であり、本実施形態では、剥離剤2として
酸化アルミナを採用している。これら金属板1・1・1
の互いの対向面をショットピーニング、バフにより清浄
化した後、対向面の一方に剥離剤2を、表1に示す幅寸
法にて縞状に塗布し乾燥させた後、この縞状の剥離剤2
を介在せしめるように3枚の金属板1・1・1を重ね合
わせる(図2参照)。
【0013】
【表1】
【0014】次いで、この重ね合わせた複数の金属板1
・1・1を、1100℃〜1150℃の熱間圧延にて厚さ4mm×
幅270mm×長さ約1800mmまで圧延し、球状化焼鈍、ショ
ットピーニングを施して中延板を得、更にこの中延板を
冷間圧延により厚さ1.5mm×幅270mm×長さ約2200mm
(×2枚)まで圧延し、積層金属板3を得る(図3及び
図4参照)。こうして得られた積層金属板3は、剥離剤
2を塗布していない箇所では金属板1・1・1同士が冶
金的に接合一体化した接合部が形成されている一方、剥
離剤2を塗布した箇所には浮離れ部4が縞状に形成され
ている。
・1・1を、1100℃〜1150℃の熱間圧延にて厚さ4mm×
幅270mm×長さ約1800mmまで圧延し、球状化焼鈍、ショ
ットピーニングを施して中延板を得、更にこの中延板を
冷間圧延により厚さ1.5mm×幅270mm×長さ約2200mm
(×2枚)まで圧延し、積層金属板3を得る(図3及び
図4参照)。こうして得られた積層金属板3は、剥離剤
2を塗布していない箇所では金属板1・1・1同士が冶
金的に接合一体化した接合部が形成されている一方、剥
離剤2を塗布した箇所には浮離れ部4が縞状に形成され
ている。
【0015】然る後、図5に示すように、積層金属板3
を所定径の丸刃カッター形状に打ち抜き成形することに
よって本実施形態の制振カッター基板を連続的に製造す
ることができる。
を所定径の丸刃カッター形状に打ち抜き成形することに
よって本実施形態の制振カッター基板を連続的に製造す
ることができる。
【0016】本実施形態の制振カッター基板の周囲に、
ダイヤモンド粒子を混在させた刃体を固着して得られた
ダイヤモンドカッターにあっては、このカッター基板が
備えた縞状の浮離れ部4・4…により切断時のカッター
基板の振動が減衰され、騒音が大幅に低減化された。従
来の単層基板から成るダイヤモンドカッターの騒音が9
0dBであったのに対し、本実施形態の制振カッター基板
から成るダイヤモンドカッターの騒音は、上記表1に示
すように60〜68dBであり、十分な防音効果があっ
た。
ダイヤモンド粒子を混在させた刃体を固着して得られた
ダイヤモンドカッターにあっては、このカッター基板が
備えた縞状の浮離れ部4・4…により切断時のカッター
基板の振動が減衰され、騒音が大幅に低減化された。従
来の単層基板から成るダイヤモンドカッターの騒音が9
0dBであったのに対し、本実施形態の制振カッター基板
から成るダイヤモンドカッターの騒音は、上記表1に示
すように60〜68dBであり、十分な防音効果があっ
た。
【0017】このように、本実施形態の制振カッター基
板は、従来の積層カッター基板のように、予め円形状に
打ち抜き成形した複数枚の鋼板を位置合わせして積層
し、スポット溶接により多数箇所を点状に接合するとい
った多数の工数が必要でないので、頗る簡単にカッター
基板を量産することができ、極めて安価な制振カッター
基板を市場に提供することができるのである。
板は、従来の積層カッター基板のように、予め円形状に
打ち抜き成形した複数枚の鋼板を位置合わせして積層
し、スポット溶接により多数箇所を点状に接合するとい
った多数の工数が必要でないので、頗る簡単にカッター
基板を量産することができ、極めて安価な制振カッター
基板を市場に提供することができるのである。
【0018】また、本実施形態の制振カッター基板は、
複数の金属板同士が熱間圧延法により線状に冶金接合さ
れているので、金属板同士が確実かつ安定的に接合され
ることになり、従来のスポット溶接による積層カッター
基板に比べてより耐久性に優れた基板となる。
複数の金属板同士が熱間圧延法により線状に冶金接合さ
れているので、金属板同士が確実かつ安定的に接合され
ることになり、従来のスポット溶接による積層カッター
基板に比べてより耐久性に優れた基板となる。
【0019】本発明の具体例である実施形態は概ね上記
のように構成されているが、本発明はこの実施形態に限
定されるものではなく「特許請求の範囲」の記載内で種
々の変更が可能である。
のように構成されているが、本発明はこの実施形態に限
定されるものではなく「特許請求の範囲」の記載内で種
々の変更が可能である。
【0020】例えば、上記実施形態では、カッター基板
の浮離れ部4を形成するための剥離材2を線状に塗布し
て複数の金属板を積層しているが、図6に示すように、
複数の金属板の間に剥離材2を散点状に介在せしめて浮
離れ部を形成するようにしても良く、また、図7に示す
ように、剥離剤2を格子状に介在せしめて浮離れ部を形
成するようにしても良い。この剥離材2の塗布面積、塗
布形状、間隔等は、例えば製造すべきダイヤモンドカッ
ターの径、種類等に応じて種々の設計変更が可能であ
る。
の浮離れ部4を形成するための剥離材2を線状に塗布し
て複数の金属板を積層しているが、図6に示すように、
複数の金属板の間に剥離材2を散点状に介在せしめて浮
離れ部を形成するようにしても良く、また、図7に示す
ように、剥離剤2を格子状に介在せしめて浮離れ部を形
成するようにしても良い。この剥離材2の塗布面積、塗
布形状、間隔等は、例えば製造すべきダイヤモンドカッ
ターの径、種類等に応じて種々の設計変更が可能であ
る。
【0021】また、上記実施形態では、ステンレス鋼を
計3枚積層してカッター基板を構成しているが、勿論こ
れに限定されるものではなく、積層する金属板として例
えば銅、チタン、ニッケル、或いはこれらの合金を採択
することも可能であり、異種の金属板同士を積層させる
ようにしても良い。これらの金属板自身が有する振動減
衰性を利用することによって、より一層の騒音低減化効
果を得ることが可能となる他、カッター基板の強度、軽
量化等の向上も図ることができる。また、金属板の積層
枚数も上記実施形態のように、3枚に限定されるもので
はなく、2枚、4枚、5枚以上、種々の設計変更が可能
である。
計3枚積層してカッター基板を構成しているが、勿論こ
れに限定されるものではなく、積層する金属板として例
えば銅、チタン、ニッケル、或いはこれらの合金を採択
することも可能であり、異種の金属板同士を積層させる
ようにしても良い。これらの金属板自身が有する振動減
衰性を利用することによって、より一層の騒音低減化効
果を得ることが可能となる他、カッター基板の強度、軽
量化等の向上も図ることができる。また、金属板の積層
枚数も上記実施形態のように、3枚に限定されるもので
はなく、2枚、4枚、5枚以上、種々の設計変更が可能
である。
【0022】
【発明の効果】以上、実施形態をもって説明したとお
り、本発明に係る制振カッター基板とその製造方法にあ
っては、従来の積層カッター基板のように、予め円形状
に打ち抜き成形した複数枚の鋼板を位置合わせして積層
し、スポット溶接により多数箇所を点状に接合するとい
った多数の工数が必要でないので、頗る簡単にカッター
基板を量産することができ、極めて安価な制振カッター
基板を市場に提供することができる。
り、本発明に係る制振カッター基板とその製造方法にあ
っては、従来の積層カッター基板のように、予め円形状
に打ち抜き成形した複数枚の鋼板を位置合わせして積層
し、スポット溶接により多数箇所を点状に接合するとい
った多数の工数が必要でないので、頗る簡単にカッター
基板を量産することができ、極めて安価な制振カッター
基板を市場に提供することができる。
【図1】本実施形態のカッター基板の製造工程の部分斜
視図である。
視図である。
【図2】本実施形態のカッター基板の製造工程の部分斜
視図である。
視図である。
【図3】本実施形態のカッター基板の製造工程の部分斜
視図である。
視図である。
【図4】本実施形態のカッター基板の誇張断面図であ
る。
る。
【図5】本実施形態のカッター基板の製造工程の部分斜
視図である。
視図である。
【図6】本実施形態のカッター基板の製造工程の実施変
形例の部分斜視図である。
形例の部分斜視図である。
【図7】本実施形態のカッター基板の製造工程の実施変
形例の部分斜視図である。
形例の部分斜視図である。
【図8】従来の積層カッター基板の製造工程の部分斜視
図である。
図である。
1 金属板 2 剥離剤 3 積層金属板 4 浮離れ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B24D 5/12 B24D 5/12 Z // B21B 1/38 B21B 1/38 L Fターム(参考) 3C040 AA01 GG37 3C058 AA03 AA09 CA04 CB05 CB06 3C063 AA10 AB03 BB02 BG01 BG07 BG23 EE31 FF03 4E002 AD04 AD12 CA20
Claims (6)
- 【請求項1】 冶金的に接合一体化した接合部と接合し
ていない浮離れ部4を含む積層金属板3から成り、前記
浮離れ部4が振動を減衰せしめることを特徴とする制振
カッター基板。 - 【請求項2】 浮離れ部4が線状に形成されていること
を特徴とした請求項1記載の制振カッター基板。 - 【請求項3】 浮離れ部4が散点状に形成されているこ
とを特徴とした請求項1記載の制振カッター基板。 - 【請求項4】 浮離れ部4が格子状に形成されているこ
とを特徴とした請求項1記載の制振カッター基板。 - 【請求項5】 複数の金属板1・1…の間に剥離剤2を
部分的に介在させて重ね合わせ、重ね合わされた金属板
1・1…を熱間圧延することによって、冶金的に接合一
体化した接合部と接合していない浮離れ部4を含む積層
金属板3を得た後、この積層金属板3を所定形状に打ち
抜き成形することを特徴とした制振カッター基板の製造
方法。 - 【請求項6】 互いに接合すべき金属板1・1…の間
に、線状、散点状、あるいは格子状に剥離剤2を介在さ
せて熱間圧延することによって、冶金的に接合一体化し
た接合部と接合していない浮離れ部4を含む積層金属板
3を製する請求項5記載の制振カッター基板の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000160490A JP2001334468A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | 制振カッター基板とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000160490A JP2001334468A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | 制振カッター基板とその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001334468A true JP2001334468A (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=18664675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000160490A Pending JP2001334468A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | 制振カッター基板とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001334468A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012223867A (ja) * | 2011-04-21 | 2012-11-15 | Mitsubishi Materials Corp | 切断ブレード |
JP2012223868A (ja) * | 2011-04-21 | 2012-11-15 | Mitsubishi Materials Corp | 切断ブレード |
CN112893992A (zh) * | 2021-02-07 | 2021-06-04 | 安徽安健汽车天窗科技有限公司 | 一种汽车天窗导轨锯切机 |
-
2000
- 2000-05-30 JP JP2000160490A patent/JP2001334468A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012223867A (ja) * | 2011-04-21 | 2012-11-15 | Mitsubishi Materials Corp | 切断ブレード |
JP2012223868A (ja) * | 2011-04-21 | 2012-11-15 | Mitsubishi Materials Corp | 切断ブレード |
CN112893992A (zh) * | 2021-02-07 | 2021-06-04 | 安徽安健汽车天窗科技有限公司 | 一种汽车天窗导轨锯切机 |
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