JP2001333301A - デジタルカメラおよびデジタルカメラにおける画像処理方法 - Google Patents

デジタルカメラおよびデジタルカメラにおける画像処理方法

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JP2001333301A JP2001066075A JP2001066075A JP2001333301A JP 2001333301 A JP2001333301 A JP 2001333301A JP 2001066075 A JP2001066075 A JP 2001066075A JP 2001066075 A JP2001066075 A JP 2001066075A JP 2001333301 A JP2001333301 A JP 2001333301A
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茂之 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影ミスが発生しにくいスナップショット撮
影機能を付加することで、デジタルカメラとしての商品
的価値を高めること。 【解決手段】 動画像の記録期間中に、静止画記録ボタ
ン15aからON信号が送出されると、制御コア回路1
4は、スナップショットのためのスチル撮影が外部から
指示されたと判断し、1フレーム分の画像データをフレ
ームバッファ7の記憶領域7aに一時的に退避・記憶さ
せると共に、ディスプレイ9上に現在撮影中の動画像と
スナップショットとして記録したい静止画像とを並行表
示させる。静止画像の表示は5秒間行われ、5秒経過す
ると動画像のみの表示に切り替わる。使用者は、静止画
像が並行表されている5秒の間に、所望のスナップショ
ットを撮影することができたか否かをディスプレイ9上
で確認することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子スチルカメラ
等のデジタルカメラおよびこれに利用可能な画像処理方
法に係り、例えば、画像データをMPEG(Moving Pic
ture Expert Group)およびJPEG(Joint Photograp
hic Coding Expert Group)規格に従って符号化・復号
する機能を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、19世紀以来の銀塩写真技術を使
用したカメラに代わって、電子スチルカメラの需要がま
すます拡大している。電子スチルカメラにおいては、画
像データを伝送および蓄積する際に、画像データを圧縮
してデータ量を減らすことにより効率的に処理するため
に、データの圧縮・伸張技術として「JPEG」方式が
用いられている。このJPEG方式は、ISO(Intern
ational Organization for Standardization)/IEC
(International Electro-technical Commission)傘下
のJPEG委員会(ISO/IEC 10918-1)によって標準化
されている。
【0003】JPEG方式はJPEGアルゴリズムとも
呼ばれ、その技術の核となるのが離散コサイン変換(D
CT;Discrete Cosine Transform)である。そして、
JPEG方式は、電子スチルカメラだけでなく、CD−
ROM(CD-Read Only Memory)システム等の画像デー
タの処理にも広く利用されている。また、JPEG方式
によれば動画像データの圧縮・伸張を行うことも可能で
あるため、JPEG方式を用いた電子スチルカメラには
動画像の撮影機能を備えたものもある。このようにJP
EG方式を用いて動画像データの圧縮・伸張を行う技術
は、M−JPEG(Motion-JPEG)と呼ばれる。
【0004】ところで、マルチメディアで扱われる情報
は、膨大な量で且つ多種多様であり、これらの情報を高
速に処理することがマルチメディアの実用化を図る上で
必要となってくる。情報を高速に処理するためには、デ
ータの圧縮・伸長技術が不可欠となる。そのようなデー
タの圧縮・伸長技術としては「MPEG」方式があげら
れる。このMPEG方式は、ISO/IEC傘下のMP
EG委員会(ISO/IECJTC1/SC29/WG11)によって標準化
されている。
【0005】MPEGビデオパートで用いられる技術の
核となるのが、動き補償付予測(MC;Motion Compens
ated prediction)とDCTである。MCとDCTを併
用した符号化技術は、ハイブリッド符号化技術と呼ばれ
る。つまり、MPEG方式は、JPEG方式にMCを組
み合わせた技術であるといえる。MPEG方式は、各種
蓄積メディア(ビデオCD(Compact Disc)、CD−R
OM、DVD、ビデオテープ、不揮発性半導体メモリを
用いたメモリカード、等)、LAN(Local Area Netwo
rk)等の各種通信メディア、各種放送メディア(地上波
放送、衛星放送、CATV(Community Antenna Televi
sion))を含む伝達メディア全般に対応している。
【0006】このようなMPEG方式を利用した電子ス
チルカメラ等のデジタルカメラにあっては、動画像の撮
影中に動画像の1フレーム分に相当する静止画像をスナ
ップショットとして記録できるようにすることが要望さ
れており、例えば、特開平11−75148号公報に同
様の技術が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来例にあっては、ス
ナップショットの出来を動画像の撮影終了後に確認する
ことになり、スナップショットの撮影ミスがあった場
合、時間的に取り直しがきかない場合が多かった。動画
像とスナップショットの二つの撮影モードを設けても、
これではユーザフレンドリーな設計とはいいにくい。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、ミスの少ないスナップショット撮影
が可能なデジタルカメラを提供することをその目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1のデジタルカメ
ラは、動画像の撮影中に静止画像を記録可能なデジタル
カメラにおいて、撮影した画像データをディスプレイ上
に表示するための画像信号を生成する表示手段と、前記
撮影した画像データを動画像として前記ディスプレイ上
に表示している間、前記動画像の一部に相当する静止画
像を、前記ディスプレイ上に表示させるよう前記表示手
段に指示する制御手段とを具備したことをその要旨とす
る。
【0010】請求項2のデジタルカメラは、撮影した画
像データを静止画像として符号化する静止画像符号化手
段と、撮影した画像データを一連の動画像として符号化
する動画像符号化手段と、前記静止画像符号化手段およ
び動画像符号化手段により符号化された画像データを記
録するための記録手段と、前記撮影した画像データをデ
ィスプレイ上に表示するための画像信号を生成する表示
手段と、一連の処理を制御する制御手段とを備え、前記
制御手段が、前記撮影した画像データを動画像として前
記ディスプレイ上に表示している間、静止画像の撮影指
示信号に応じたタイミングで撮影した画像データを、前
記ディスプレイ上に表示させるよう構成したことをその
要旨とする。
【0011】請求項3のデジタルカメラは、請求項1又
は2の発明において、前記静止画像の撮影指示を行う手
段を備えたことをその要旨とする。請求項4のデジタル
カメラは、請求項1乃至3のいずれか1項の発明におい
て、前記制御手段は、動画像の表示中に表示される静止
画像を、前記動画像と並行して前記ディスプレイ上に表
示させるよう前記表示手段を制御することをその要旨と
する。請求項5のデジタルカメラは、請求項4の発明に
おいて、前記制御手段は、前記並行表示される静止画像
と動画像とにおいて、前記静止画像を前記ディスプレイ
上の主画面に設定して表示させるよう前記表示手段を制
御することをその要旨とする。請求項6のデジタルカメ
ラは、請求項4の発明において、前記制御手段は、前記
並行表示される静止画像と動画像とにおいて、前記動画
像を前記ディスプレイ上の主画面に設定して表示させる
よう前記表示手段を制御することをその要旨とする。
【0012】請求項7のデジタルカメラは、請求項1乃
至6のいずれか1項の発明において、前記制御手段は、
前記静止画像を、所定時間だけ表示させるよう前記表示
手段を制御することをその要旨とする。請求項8のデジ
タルカメラは、請求項2の発明において、前記静止画像
符号化手段および動画像符号化手段の符号化部を共有化
したことをその要旨とする。請求項9のデジタルカメラ
は、請求項1乃至7のいずれか1項の発明において、動
画像を前記ディスプレイ上に表示している間における静
止画像の撮影指示信号に応じて、1フレーム分の画像デ
ータを一時的に記憶する記憶手段を備えることをその要
旨とする。
【0013】請求項10のデジタルカメラは、請求項2
の発明において、動画像を前記ディスプレイ上に表示し
ている間における静止画像の撮影指示信号に応じて、1
フレーム分の画像データを一時的に記憶する記憶手段を
更に備え、前記制御手段は、前記動画像符号化手段によ
る符号化処理の終了後に、前記記憶手段に記憶されてい
る画像データを前記記録手段に記録すべく前記静止画像
符号化手段に送出することをその要旨とする。請求項1
1のデジタルカメラは、動画像を撮影中に静止画像を記
録可能なデジタルカメラにおいて、撮影した画像データ
をディスプレイ上に表示するための画像信号を生成する
表示手段と、前記撮影した画像データを動画像としてデ
ィスプレイ上に表示している間、前記静止画像を前記デ
ィスプレイに上に表示させるよう前記表示手段に指示す
る制御手段とを具備したことをその要旨とする。請求項
12のデジタルカメラは、請求項5に記載の発明におい
て、前記制御手段は、前記並行表示される静止画像と動
画像とにおいて、前記静止画像と前記動画像の一方を切
替可能に選択して前記ディスプレイ上の主画面に設定し
て表示させるよう前記表示手段を制御することをその要
旨とする。
【0014】請求項13のデジタルカメラは、請求項5
に記載の発明において、前記制御手段は、前記表示手段
に対して、前記静止画像の表示の許否を切替可能に設定
することをその要旨とする。請求項14のデジタルカメ
ラは、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のの発明に
おいて、前記制御手段は、前記静止画像を使用者の指示
にしたがう時間だけ表示させるよう前記表示手段を制御
することをその要旨とする。請求項15のデジタルカメ
ラにおける画像処理方法は、動画像を撮影する処理と、
動画像の撮影中に静止画像を撮影する処理と、撮影され
た前記静止画像を表示する処理とを含み、前記動画像の
表示と前記静止画像の表示がデジタルカメラにて同時に
視認可能な形でなされることをその要旨とする。請求項
16のデジタルカメラにおける画像処理方法は、請求項
15に記載の発明において、所定の時簡に限り、前記同
時に視認可能な状態を生成することをその要旨とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明を具体化した一実施形態を
図面に基づいて説明する。図1は、JPEGおよびMP
EG方式を用いた電子スチルカメラ1のブロック回路図
である。電子スチルカメラ1は、撮像デバイス2、信号
処理回路3、画像データ補正回路4、JPEGコア回路
5、MPEGコア回路6、フレームバッファ7、表示回
路8、ディスプレイ9、メモリカード10、入出力回路
11、データバス12,13、制御コア回路14、操作
ボタン群15から構成されている。
【0016】制御コア回路14は、操作ボタン群15の
ON/OFF信号に応じて、電子スチルカメラ1の各構
成要素2〜13を制御する。操作ボタン群15は、静止
画記録ボタン15a、動画記録ボタン15bおよびその
他の操作ボタン15cを有している。尚、静止画記録ボ
タン15aが、本発明における「静止画像の撮影指示を
行う手段」の一例である。
【0017】撮像デバイス2はCCD(Charge Coupled
Device)等から構成され、被写体画像を撮影して出力
信号を生成する。信号処理回路3は、A/D変換回路を
含み、撮像デバイス2の出力信号をA/D変換した後、
ホワイトバランス調整やガンマ補正等を行って、画面単
位で、例えば画素数が縦1200×横1600の原画像
データを生成する。信号処理回路3の生成したデジタル
の原画像データは、データバス12を介して、フレーム
バッファ7または表示回路8の少なくともいずれかへ転
送される。
【0018】表示回路8は、データバス12を介して転
送されてきた1画面ずつの画像データから画像信号を生
成する。ディスプレイ9は、表示回路8の生成した画像
信号を被写体画像として表示する。フレームバッファ7
は書き換え可能な半導体メモリ(例えば、SDRAM
(Synchronous Dynamic RAM)、DRAM、ラムバスD
RAM、等)から構成され、データバス12を介して転
送されてきた画面、すなわちフレーム単位で画像データ
を記憶すると共に、記憶した画像データを1画面ずつ読
み出す。また、このフレームバッファ7には、動画像記
録中、静止画記録ボタン15aのON信号に応じて、該
当する1フレーム分の静止画像データを一時的に退避し
て記憶する記憶領域7a(以下、退避用記憶領域7aと
もいう)を備えている。尚、記憶領域7aが本発明にお
ける「記憶手段」の一例である。
【0019】フレームバッファ7から読み出された1画
面ずつの画像データは、データバス12を介して画像デ
ータ補正回路4へ転送される。画像データ補正回路4
は、信号処理回路3から入力された画像データに対し、
後述する補正処理を行う。画像データ補正回路4の生成
した補正処理後の1画面ずつの画像データは、データバ
ス12を介して、JPEGコア回路5又はMPEGコア
回路6へ転送される。
【0020】メモリカード10は電子スチルカメラ1に
対して着脱可能に装着されており、メモリカード10内
にはフラッシュメモリ10aが設けられている。フラッ
シュメモリ10aは、データバス13を介して転送され
てきた1画面ずつの圧縮画像データを書き込んで記憶す
ると共に、記憶した圧縮画像データを1画面ずつ読み出
してデータバス13へ転送する。尚、フラッシュメモリ
10aが本発明における「記録手段」の一例である。
【0021】入出力回路11は、データバス13を介し
て転送されてきた1画面ずつの画像データを、電子スチ
ルカメラ1に接続された外部機器(例えば、外部ディス
プレイ、パーソナルコンピュータ、プリンタ、等)へ出
力すると共に、当該外部機器から入力された画像データ
をデータバス13へ転送する。メモリカード10から読
み出された画像データまたは入出力回路11を介して入
力された画像データは、データバス13を介してJPE
Gコア回路5又はMPEGコア回路6へ転送される。
【0022】JPEGコア回路5は、図2に示すとお
り、DCT回路16、量子化回路17、ハフマン符号化
回路18、ハフマン復号回路19、逆量子化回路20、
逆DCT(IDCT;Inverse DCT)回路21から構成
されている。JPEGコア回路5においては、1画面の
画像データがJPEG方式の規格によって定められた複
数のマクロブロックに分割され、その各ブロック毎に圧
縮・伸張処理が行われる。ここで、DCT回路16,量
子化回路17,ハフマン符号化回路18はJPEGエン
コーダを構成し、静止画像データの圧縮・符号化処理を
行い、ハフマン復号回路19,逆量子化回路20,逆D
CT回路21はJPEGデコーダを構成する。尚、JP
EGコア回路5(JPEGエンコーダ)が本発明におけ
る「静止画像符号化手段」の一例である。
【0023】DCT回路16は、フレームバッファ7か
ら読み出された1画面ずつの画像データに対して、1画
面の画像データを1ブロック単位で取り込み、その画像
データに対して2次元の離散コサイン変換(DCT:Di
screte Cosine Transform)を行ってDCT係数を生成
する。量子化回路17は、DCT回路16から供給され
たDCT係数を、図示しないRAMに記憶された量子化
テーブルに格納されている量子化しきい値を参照して量
子化する。
【0024】ハフマン符号化回路18は、量子化回路1
7にて量子化されたDCT係数を、図示しないRAMに
記憶されたハフマンテーブルに格納されているハフマン
符号を参照して可変長符号化することにより、圧縮され
た画像データを1画面ずつ生成する。ハフマン符号化回
路18の生成した圧縮画像データは、データバス13を
介して、メモリカード10または入出力回路11の少な
くともいずれかへ転送される。
【0025】MPEGコア回路6は、JPEGコア回路
5に第1および第2MC(動き補償付予測)回路22
a,22bを付加して構成される。したがって、DCT
回路16、量子化回路17、ハフマン符号化回路18、
ハフマン復号回路19、逆量子化回路20、逆DCT回
路21は、JPEGコア回路5とMPEGコア回路6と
で共有化され、制御コア回路14からの切替信号によ
り、JPEGコア回路5を使用するのか、また、これに
第1および第2MC回路22a,22bを付加したMP
EGコア回路6を使用するのかが選択される。但し、J
PEGとMPEGとでは、上記した量子化テーブルおよ
びハフマンテーブルを別々に備えるものとする。
【0026】MPEGコア回路6においては、1画面の
画像データがMPEG方式の規格によって定められた複
数のマクロブロックに分割され、その各ブロック毎に圧
縮・伸張処理が行われる。ここで、DCT回路16,量
子化回路17,ハフマン符号化回路18、MC回路22
aはMPEGエンコーダを構成し、動画像データの圧縮
符号化処理を行い、ハフマン復号回路19,逆量子化回
路20,逆DCT回路21、MC回路22bはMPEG
デコーダを構成する。尚、MPEGコア回路6(MPE
Gエンコーダ)が本発明における「動画像符号化手段」
の一例である。
【0027】そして、MPEGエンコーダの生成した圧
縮画像データも、データバス13を介して、メモリカー
ド10または入出力回路11の少なくともいずれかへ転
送される。JPEGコア回路5又はMPEGコア回路6
において、ハフマン復号回路19は、データバス13を
介して転送されてきた1画面ずつの圧縮画像データを、
ハフマン符号を参照して可変長復号することにより、伸
張された画像データを1画面ずつ生成する。
【0028】逆量子化回路20は、ハフマン復号回路1
9の生成した1画面ずつの伸張画像データを、量子化し
きい値を参照して逆量子化することにより、DCT係数
を生成する。逆DCT回路21は、逆量子化回路20の
生成したDCT係数に対して2次元の離散コサイン逆変
換(IDCT:Inverse DCT)を行う。ここで、MPE
Gコア回路6においては、逆DCT回路21にて離散コ
サイン逆変換が行われた1画面ずつの伸張画像データに
対し第2MC回路22bによりMC処理を施す。
【0029】JPEGコア回路5又はMPEGコア回路
6からの伸張画像データは、データバス12を介してフ
レームバッファ7へ転送される。そして、フレームバッ
ファ7は、JPEGコア回路5又はMPEGコア回路6
からデータバス12を介して転送されてきた1画面ずつ
の画像データを書き込んで記憶する。また、表示回路8
は、フレームバッファ7からデータバス12を介して転
送されてきた1画面ずつの画像データから画像信号を生
成し、その画像信号はディスプレイ9上で被写体画像と
して表示される。
【0030】画像データ補正回路4は、図3に示すとお
り、デジタルフィルタ部23、ROM24およびタイミ
ング制御部25から構成されている。デジタルフィルタ
部23は、非循環型デジタルフィルタである空間フィル
タ、例えばFIR(Finite Impulse Response)フィル
タを含み、図4に示すとおり、信号処理回路3から入力
されたnビットの入力信号をサンプリング周期毎に遅延
させるためのn個の遅延器26…と、n+1個の乗算器
27…と、この乗算器27…からの信号を畳み込むため
の加算器28とから構成される。乗算器27…の各係数
an,an-1……a2,a1は、フィルタの特性を決定する
係数であり、動画像データをフィタリング処理する場合
の係数と静止画像データをフィルタリング処理する場合
の係数とが予めROM24内に書き込まれてある。RO
M24に記憶させている係数は、予め製造段階において
シミュレーションにより適切な値に設定される。
【0031】例えば、動画像データをフィルタリング処
理する場合には、線形補間等の考え方を用い、サンプリ
ング周期毎に各係数の値を変化させることで、良好な低
画素密度画像を得る。一例として、横方向の画素数を2
/3にする場合を考える。いま、仮に原画像において3
個の画素p1〜p3が横向きに配列されており、動画像デ
ータに対するフィルタリング処理により、これらの画素
を2個の画素q1,q2に変換する。このために、q1と
q2をそれぞれp1,p2,p3の一次線形和で表現する。
すなわち、画素数をどの程度減らすか、その比率を定め
た上で、線形和の各係数を実験等で定めればデータ量低
減のためのフィルタリング処理が実現する。一例とし
て、画素数を例えば縦480×横720に低減しても良
い。一方、静止画像データをフィルタリング処理する場
合には、高周波領域を強調するように各係数の値を設定
し、ハイパスフィルターを形成しても良い。こうするこ
とで、画素数を一定に維持したまま、エッジ部の劣化の
ない鮮明化された画像を得ることができる。
【0032】尚、本実施形態にあっては、n=8に設定
しているが、これには当然設計の自由度がある。タイミ
ング制御部25は、制御コア回路14の制御に従って、
ROM24からの係数の読み出しのタイミング、入出力
データのラッチのタイミング、フィルタ演算のタイミン
グ等を制御する。斯かる構成に基づいて、画像データの
記録動作を図5〜図8に示すフローチャートに従って説
明する。
【0033】図5において、静止画記録ボタン15aが
ONされると、図6に示す静止画像処理が行われ、動画
記録ボタン15bがONされると、図7に示す動画像処
理が行われる。 (静止画像記録)図6において、撮像デバイス2から取
り込まれた原画像信号は、静止画記録ボタン15aのO
N信号に対応するタイミングで信号処理回路3に入力さ
れ、ここで1画面のデジタルの原画像データに変換され
て、フレームバッファ7に取り込まれる(S1)。そし
て、フレームバッファ7から1画面の原画像データが、
画像データ補正回路4に送出されると共に表示回路8に
送出されてディスプレイ9上に静止画像が表示される
(S2)。
【0034】画像データ補正回路4に取り込まれたデー
タは、画像データ補正回路4において、上述した静止画
像対応の補正処理が行われ(S3)、補正後のデータが
JPEGコア回路5に入力され、所定の圧縮・符号化処
理が行われた後(S4)、フラッシュメモリ10aに記
録される(S5)。 (動画像記録)図7において、撮像デバイス2から取り
込まれた原画像信号は、動画記録ボタン15bのON信
号に対応するタイミングで信号処理回路3に入力され、
ここで1画面ずつのデジタルの原画像データに変換され
て、フレームバッファ7に順次取り込まれる(S1
1)。そして、フレームバッファ7から1画面ずつの原
画像データが、画像データ補正回路4に送出されると共
に表示回路8に送出されてディスプレイ9上に動画像が
表示される(S12)。
【0035】画像データ補正回路4に順次取り込まれた
データは、画像データ補正回路4において、上述した動
画像対応の補正処理が行われ(S13)、補正後のデー
タがMPEGコア回路6に入力され、所定の圧縮・符号
化処理が行われた後(S14)、フラッシュメモリ10
aに記録される(S15)。この動作は、動画記録ボタ
ン15bから再びON信号が送出されるまで続行される
(S16)。 (スナップショット記録)図7において、動画像の記録
期間中に、静止画記録ボタン15aからON信号が送出
されると、制御コア回路14は、スナップショットのた
めのスチル撮影が外部から指示されたと判断し、図8に
示すスナップショット処理を実行する(S17)。
【0036】図8において、動画像の記録期間中に、静
止画記録ボタン15aからON信号が送出されると、1
フレーム分の画像データをフレームバッファ7の退避用
記憶領域7aに一時的に退避・記憶させる(S21)。
この退避動作のあいだ、動画像の記録動作はそのまま継
続される。すなわち、撮像デバイス2から取り込まれた
原画像信号が信号処理回路3に入力され、ここで1画面
ずつのデジタルの原画像データに変換されて、フレーム
バッファ7に順次取り込まれる(S22)。そして、フ
レームバッファ7から1画面ずつの原画像データが、画
像データ補正回路4に送出されると共に表示回路8に送
出される。
【0037】画像データ補正回路4に順次取り込まれた
データは、画像データ補正回路4において、上述した動
画像対応の補正処理が行われ(S23)、補正後のデー
タがMPEGコア回路6に入力され、所定の圧縮・符号
化処理が行われた後(S24)、フラッシュメモリ10
aに記録される(S25)。ここで、本実施形態では、
フレームバッファ7から表示回路に対し、1画面ずつの
原画像データを送出すると共に退避用記憶領域7aに退
避させた1フレーム分の画像データをも送出する。こう
することで、ディスプレイ9上には現在撮影中の動画像
とスナップショットとして記録したい静止画像とが並行
表示される(S26)。図9はディスプレイ9上での動
画像と静止画像とを並行表示させる一例を示しており、
静止画像100を主画面とし、画面右上に、画面の1/
16の大きさで動画像200を表示させる。
【0038】静止画像の表示は所定時間(例えば5秒
間)行われ、5秒経過すると動画像のみの表示に切り替
わり(S27)、図7に示す通常の動画像処理に戻る
(S28)。使用者は、静止画像が並行表されている5
秒の間に、所望のスナップショットを撮影することがで
きたか否かをディスプレイ9上で確認することができ
る。
【0039】また、5秒経過する前に、再び静止画記録
ボタン15aからON信号が送出されると、そのON信
号に対応するタイミングで取り込まれたデータに基づい
てS21〜S27の処理を行う(S29)。この場合、
退避用記憶領域7aの内容は新しいデータに置き換わ
る。図10は動画像処理およびスナップショット処理に
おけるフレームバッファ7の使用状況を説明するための
図である。同図において、フレームバッファ7は、4個
の通常の記憶領域A〜Dを備え、各記憶領域A〜Dに
は、それぞれ1画面(1フレーム)分のデータが格納さ
れる。もちろん、記憶領域の数は、カメラ1の仕様に応
じて適宜変更される。
【0040】図10において、図7に示す通常の動画像
処理では、図10(a)のとおり、信号処理回路3から
の1画面ずつのデジタルの原画像データは、A→B→C
→Dの順に順次格納され、先に入ったものから順にデー
タバス12に出力される(First-In First-Out)。そし
て、最後の記憶領域Dにデータが格納されると、再び記
憶領域Aが使用される。すなわち、記憶領域A〜Dがサ
イクリックに使用される。フレームバッファ7のサイク
リックな利用には、LRU(Least Recently Used)ア
ルゴリズム、その他ページメモリ制御方法が採用されて
もよい。
【0041】動画像の処理中、スナップショットのため
に静止画記録ボタン15aからON信号が送出される
と、そのON信号に対応するタイミングで取り込まれた
データが、ある記憶領域に格納され、その領域がそのま
ま静止画像データの退避用記憶領域7aとして使用され
る。例えば、スナップショット記録のタイミングで取り
込まれたデータが、3番目の記憶領域Cに格納された場
合は、図10(b)のとおり、その記憶領域Cが退避用
記憶領域7aとして使用され、それ以降の動画像処理に
おいては、記憶領域A,B,Dがサイクリックに使用さ
れる。その後、再びスナップショット記録のタイミング
で取り込まれたデータが、今度は2番目の記憶領域Bに
格納された場合、図10(c)のとおり、3番目の記憶
領域Cのデータがキャンセル、すなわち保護の対象から
外されて、2番目の記憶領域Bが退避用記憶領域7aと
して使用され、それ以降の動画像処理においては、それ
以外の記憶領域A,C,Dがサイクリックに使用され
る。
【0042】動画像記録が終了すると、図7において、
制御コア回路14は、動画像の記録動作中に、上記した
静止画像の退避動作が行われたか否かを判定し(S1
8)、退避動作が行われている場合、退避用記憶領域7
aに記憶されている1フレーム分のデータをデータバス
12を介して画像データ補正回路4に転送し、上述した
静止画像記録と同様の処理を行う(S19)。
【0043】以上に説明した本実施形態の電子スチルカ
メラ1にあっては、以下のとおりの作用効果を奏する。 (1)動画像の撮影中に、スナップショットとして静止
画像を抽出することができるので、電子スチルカメラと
しての機能が向上する。 (2)スナップショットとして撮影した静止画像をディ
スプレイ9上に表示させるので、使用者は、スナップシ
ョットの撮影具合を容易に確認することができ、気に入
らなければ直ちに撮り直せば良く、スナップショットの
撮影ミスの発生度合いを軽減することができる。したが
って、電子スチルカメラとしての商品的価値を高めるこ
とができる。
【0044】(3)上記(2)に加え、現在撮影中の動
画像を並行表示させるので、動画像の撮影状態もリアル
タイムに確認することができる。 (4)上記(2)(3)に加え、ディスプレイ9上で
は、スナップショットとして記録すべき静止画像を主画
面とし、動画像は画面のたとえば1/16のサイズで小
さく表示させるので、スナップショットの撮影具合をき
わめて容易に確認することができる。
【0045】(5)上記(2)に加え、スナップショッ
トとして記録すべき静止画像は、一時的にディスプレイ
9上に表示されるだけなので、動画像記録のディスプレ
イ9上での確認作業を長時間阻害することがない。 (6)図10に示すとおり、スナップショットのための
スチル撮影が指示されるまでは退避用記憶領域7aを設
けず、すべて通常の記憶領域として利用するため、フレ
ームバッファ7の利用効率が高まる。
【0046】(7)静止画像データをデータ補正回路4
を用いて、より最適な画像に補正することができる。 (8)動画像データはもとより、静止画像データもデー
タ補正回路4を通過するよう構成したので、静止画像に
別途補正処理したい場合であっても、ROM24内に係
数を記憶させるだけでよく、低コストで機能を向上させ
ることができる。
【0047】しかも、別途、静止画像専用の補正回路を
設ける必要がないので、機器の大型化および消費電力の
増大を防止することができる。 (9)JPEGコア回路5およびMPEGコア回路6に
おいて、DCT回路16、量子化回路17、ハフマン符
号化回路18、ハフマン復号回路19、逆量子化回路2
0、逆DCT(IDCT;Inverse DCT)回路21を共
用しているので、電子スチルカメラ1の構成や演算処理
アルゴリズムなどを簡略化することができる。
【0048】(10)スナップショットのために退避用
記憶領域7aを設けたので、静止画像と動画像の区分お
よび検索が容易になり、より迅速な再生が可能になる。 (11)スナップショットのためのスチル撮影が指示さ
れた場合に、画像データ補正回路4に入力する前の1フ
レーム分の画像データを記憶領域7aに一時的に退避・
記憶させるので、その後に画像データ補正回路4におい
てフィルタリング処理する際、垂直方向にフィルタリン
グ処理したりズーム処理したりすることが容易になると
ともに動画像記録を中断することなく行うことができ
る。
【0049】本発明は上記実施形態に限定されるもので
はなく、以下のように変更してもよく、その場合でも同
等もしくはそれ以上の作用・効果を得ることができる。 (イ)図8のS26において、ディスプレイ9上に、静
止画像のみを表示させる。 (ロ)図8のS26において、ディスプレイ9上に並行
表示させる静止画像と動画像のサイズを逆転させる(動
画像を主画面とする)。また、静止画像の表示の許否を
使用者がボタン等により指定できる構成とする。
【0050】(ハ)図8のS29において、新たに撮影
されたスナップショットのための画像データを古いデー
タを置き換えずに、並列的に記憶させる。すなわち、図
11に示すとおり、通常の動画像処理ではフレームバッ
ファ7の記憶領域A〜Dをサイクリックに使用する(図
11(a))。次に、1枚目のスナップショット記録の
タイミングで取り込まれたデータが、3番目の記憶領域
Cに格納された場合は、その記憶領域Cを退避用記憶領
域7aとして使用し(図11(b))、それ以降の動画
像処理においては、それ以外の3個の記憶領域A,B,
Dをサイクリックに使用する。そして、2枚目のスナッ
プショット記録のタイミングで取り込まれたデータが、
2番目の記憶領域Bに格納された場合は、2番目と3番
目の記憶領域B,Cを退避用記憶領域7aとして使用し
(図11(c))、それ以降の動画像処理においては、
2個の記憶領域A,Dをサイクリックに(交互に)使用
する。
【0051】こうすることで、複数枚のスナップショッ
トを記録することができる。尚、スナップショットを記
録することができる枚数は、増やせば増やすほど、動画
像処理においてフレームバッファ7を使用することがで
きる領域が減るので、動画像処理時にフレームバッファ
7のオーバーフローが発生しない程度に設定する必要が
ある。また、この場合、制御コア回路14は、使用者に
よる選択ボタン15cなどの操作に伴い、記録した複数
枚のスナップショットのうち、いずれか1枚を選択して
最終的に保存するようにしてもよい。 (ニ)図8のS29において、新たに撮影されたスナッ
プショットのための画像データを格納するための領域
を、古いデータが格納されている領域を上書きして利用
する。
【0052】(ホ)メモリカード10に代えて、光磁気
ディスク、光ディスク、磁気ディスクなどを用いる。 (ヘ)スナップショットのためのスチル撮影が指示され
た場合、画像データ補正回路4にて処理が終了した後の
画像データを退避用記憶領域7aに一時的に退避・記憶
させる。こうすることにより、その後にJPEGコア回
路5で所定の圧縮処理を行う際にデータの取り出し処理
を容易に行うことができる。
【0053】(ト)静止画像データは画像データ補正回
路4を通さない。 (チ)動画像データの圧縮・伸長にM−JPEG技術を
用いる。 (リ)静止画像データの圧縮・伸長にJPEG以外に
も、差分処理をベースとする差分YUVやブロックベー
スのアダマール(Hadamard)変換、スラント(Slant)
変換、ハール(Haar)変換方式を利用した圧縮・伸長技
術を用いる。 (ヌ)スナップショットと動画像の一方を主画面に表示
することを述べたが、いずれを主画面に設定するかを使
用者から選択可能としてもよい。制御コア回路14は、
使用者による選択ボタン15cなどの操作に伴い、いず
れを主画面に表示するか切り替えてもよい。さらに、使
用者の指示にしたがい、制御コア回路14は、スナップ
ショットの表示を禁止するモードを有してもよいし、使
用者が表示を指示する時間だけ表示してもよい。
【0054】
【発明の効果】本発明は、撮影ミスが発生しにくいスナ
ップショット撮影機能を付加することで、デジタルカメ
ラとしての商品的価値を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した実施形態における電子スチ
ルカメラのブロック回路図である。
【図2】本実施形態におけるJPEGコア回路およびM
PEGコア回路の概略を示すブロック図である。
【図3】本実施形態における画像データ補正回路の概略
を示すブロック図である。
【図4】本実施形態における画像データ補正回路のフィ
ルタ部を示す回路図である。
【図5】本実施形態における電子スチルカメラの動作を
示すフローチャートである。
【図6】本実施形態における電子スチルカメラの動作を
示すフローチャートである。
【図7】本実施形態における電子スチルカメラの動作を
示すフローチャートである。
【図8】本実施形態における電子スチルカメラの動作を
示すフローチャートである。
【図9】本実施形態における電子スチルカメラのスナッ
プショット記録時のディスプレイ画面を示す図である。
【図10】本実施形態におけるフレームバッファの使用
形態を説明するための図である。
【図11】本実施形態におけるフレームバッファの使用
形態の別例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 電子スチルカメラ 2 撮像デバイス 3 信号処理回路 4 画像データ補正回路 5 JPEGコア回路 6 MPEGコア回路 7 フレームバッファ 8 表示回路 9 ディスプレイ 10 メモリカード 10a フラッシュメモリ 11 入出力回路 12,13 データバス 14 制御コア回路 15a 静止画記録ボタン 15b 動画記録ボタン 15c 選択ボタン 16 DCT回路 17 量子化回路 18 ハフマン符号化回路 19 ハフマン復号回路 20 逆量子化回路 21 逆DCT回路 22a,22b MC回路 23 デジタルフィルタ部 24 ROM 25 タイミング制御部 26 遅延器 27 乗算器 28 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 101:00 H04N 5/92 H

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像の撮影中に静止画像を記録可能な
    デジタルカメラにおいて、撮影した画像データをディス
    プレイ上に表示するための画像信号を生成する表示手段
    と、前記撮影した画像データを動画像として前記ディス
    プレイ上に表示している間、前記動画像の一部に相当す
    る静止画像を、前記ディスプレイ上に表示させるよう前
    記表示手段に指示する制御手段とを具備したことを特徴
    とするデジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 撮影した画像データを静止画像として符
    号化する静止画像符号化手段と、撮影した画像データを
    一連の動画像として符号化する動画像符号化手段と、前
    記静止画像符号化手段および動画像符号化手段により符
    号化された画像データを記録するための記録手段と、前
    記撮影した画像データをディスプレイ上に表示するため
    の画像信号を生成する表示手段と、一連の処理を制御す
    る制御手段とを備え、前記制御手段が、前記撮影した画
    像データを動画像として前記ディスプレイ上に表示して
    いる間、静止画像の撮影指示信号に応じたタイミングで
    撮影した画像データを、前記ディスプレイ上に表示させ
    るよう構成したことを特徴とするデジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 前記静止画像の撮影指示を行う手段を備
    えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のデジタル
    カメラ。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、動画像の表示中に表示
    される静止画像を、前記動画像と並行して前記ディスプ
    レイ上に表示させるよう前記表示手段を制御することを
    特徴とした請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデジ
    タルカメラ。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記並行表示される静
    止画像と動画像とにおいて、前記静止画像を前記ディス
    プレイ上の主画面に設定して表示させるよう前記表示手
    段を制御することを特徴とした請求項4に記載のデジタ
    ルカメラ。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記並行表示される静
    止画像と動画像とにおいて、前記動画像を前記ディスプ
    レイ上の主画面に設定して表示させるよう前記表示手段
    を制御することを特徴とした請求項4に記載のデジタル
    カメラ。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記静止画像を、所定
    時間だけ表示させるよう前記表示手段を制御することを
    特徴とした請求項1乃至6のいずれか1項に記載のデジ
    タルカメラ。
  8. 【請求項8】 前記静止画像符号化手段および動画像符
    号化手段の符号化部を共有化したことを特徴とした請求
    項2に記載のデジタルカメラ。
  9. 【請求項9】 動画像を前記ディスプレイ上に表示して
    いる間における静止画像の撮影指示信号に応じて、1フ
    レーム分の画像データを一時的に記憶する記憶手段を備
    えることを特徴とした請求項1乃至7のいずれか1項に
    記載のデジタルカメラ。
  10. 【請求項10】 動画像を前記ディスプレイ上に表示し
    ている間における静止画像の撮影指示信号に応じて、1
    フレーム分の画像データを一時的に記憶する記憶手段を
    更に備え、前記制御手段は、前記動画像符号化手段によ
    る符号化処理の終了後に、前記記憶手段に記憶されてい
    る画像データを前記記録手段に記録すべく前記静止画像
    符号化手段に送出することを特徴とした請求項2に記載
    のデジタルカメラ。
  11. 【請求項11】 動画像を撮影中に静止画像を記録可能
    なデジタルカメラにおいて、撮影した画像データをディ
    スプレイ上に表示するための画像信号を生成する表示手
    段と、前記撮影した画像データを動画像としてディスプ
    レイ上に表示している間、前記静止画像を前記ディスプ
    レイに上に表示させるよう前記表示手段に指示する制御
    手段とを具備したことを特徴とするデジタルカメラ。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記並行表示される
    静止画像と動画像とにおいて、前記静止画像と前記動画
    像の一方を切替可能に選択して前記ディスプレイ上の主
    画面に設定して表示させるよう前記表示手段を制御する
    ことを特徴とした請求項5に記載のデジタルカメラ。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、前記表示手段に対し
    て、前記静止画像の表示の許否を切替可能に設定するこ
    とを特徴とした請求項5に記載のデジタルカメラ。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は、前記静止画像を使用
    者の指示にしたがう時間だけ表示させるよう前記表示手
    段を制御することを特徴とした請求項1乃至7のいずれ
    か1項に記載のデジタルカメラ。
  15. 【請求項15】 動画像を撮影する処理と、動画像の撮
    影中に静止画像を撮影する処理と、撮影された前記静止
    画像を表示する処理とを含み、前記動画像の表示と前記
    静止画像の表示がデジタルカメラにて同時に視認可能な
    形でなされることを特徴としたデジタルカメラにおける
    画像処理方法。
  16. 【請求項16】 所定の時簡に限り、前記同時に視認可
    能な状態を生成することを特徴とした請求項15に記載
    のデジタルカメラにおける画像処理方法。
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