JP2001333089A - ブリッジ機能付きコンセント及びホームネットワーク - Google Patents
ブリッジ機能付きコンセント及びホームネットワークInfo
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- JP2001333089A JP2001333089A JP2000152331A JP2000152331A JP2001333089A JP 2001333089 A JP2001333089 A JP 2001333089A JP 2000152331 A JP2000152331 A JP 2000152331A JP 2000152331 A JP2000152331 A JP 2000152331A JP 2001333089 A JP2001333089 A JP 2001333089A
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Abstract
ジとしての機能の軽減化、IEEE1394機器の増設
/削除によるパケットの伝送の中断による弊害防止、施
工上の自由度の飛躍的な向上等を図ることができるよう
にしたブリッジ機能付きコンセントなどの提供。 【解決手段】 ブリッジ機能付きコンセント3a〜3d
は、IEEE1394規格に基づいて構成される壁側ネ
ットワーク1とローカルバス2a〜2dとの間に配置さ
れ、データの中継を行うようになっている。また、コン
セント3a〜3dは、ネットワーク1内に接続される自
己を含む全てのブリッジ機能付きコンセントを特定する
コンセントIDをレジスタ371に記憶するとともに、
自己および自己が属するローカルバス1内に接続される
IEEE1394機器7を特定する実物理IDをレジス
タ372に記憶するようになっている。
Description
るIEEE1394規格に基づいて構成されるホームネ
ットワークと、そのホームネットワークに使用されるブ
リッジ機能付きコンセントに関する。
ムネットワークを拡張する際に、簡易なIEEE139
4リピータを使用することができる。しかし、この場合
には、ネットワーク内でIEEE1394機器の抜き差
し(増設/削除)が行われるたびにネットワークの初期
化とトポロジーの再定義が自動的に実行され、その間は
パケットの送受信が不可能になるため、バスの利用効率
が低くなってしまう不都合がある。
を考えた場合に、例えばビデオの録画中に別の部屋で行
われたIEEE1394機器の抜き差しによるネットワ
ークの初期化のために映像が途切れることなどは極力避
けなければならない。
394を使用したホームネットワークを拡張すために、
例えばブリッジ機能を持たせたコンセントを各部屋に設
置し、そのコンセントにIEEE1394機器を接続し
て使用することが考えられる。この場合には、そのコン
セントは、IEEE1394機器の抜き差し(増設/削
除)時におけるリセット信号の阻止、および接続すべき
IEEE1394機器の個数の増大を図るために、ネッ
トワークに使用される全てのコンセントおよびそれに使
用される全てのIEEE1394機器のアドレスを管理
する必要がある。このため、そのコンセントの処理機能
が非常に重くなる。この結果、それを実現する回路規模
が大きくなり、低消費電力、小型化が要求されるコンセ
ントへの実装は経済的ではない。
ホームネットワークの拡張は、低消費電力、小型化が要
求されないハブにブリッジ機能を持たせ、図6に示すよ
うに、そのハブにIEEE1394機器をスター型に配
線することで実現が可能と考えられる。しかし、図6に
示すように、ハブ51からのスター型配線ではIEEE
1394機器52a〜52cについてはブリッジ機能を
実現できるが、IEEE1394機器52cとIEEE
1394機器52dとの間の接続のようなディジーチェ
イン接続では、IEEE1394機器52cとIEEE
1394機器52dとの間をハブ51で分離することは
不可能である。
て、全ての部屋への配線をハブ51を中心にしたスター
型で行うことは施工上の制約が非常に大きな上に、まし
て既設住宅の場合にはその施工は不可能である。また、
上記のように、ホームネットワークの拡張をリピータに
より行う場合には、ネットワークに接続できる端末機器
の個数が全体で63個に制限されてしまうという不都合
がある。
に鑑み、ホームネットワークの拡張に際して、ブリッジ
としての機能の軽減化、IEEE1394機器の増設/
削除によるパケットの伝送の中断による弊害防止、施工
上の自由度の飛躍的な向上等を図ることができるように
したブリッジ機能付きコンセントを提供することにあ
る。
鑑み、IEEE1394機器の増設/削除によるパケッ
トの伝送の中断による弊害防止、施工上の自由度の飛躍
的な向上等を図ることができるホームネットワークを提
供することにある。
明の第1の目的を達成するために、請求項1〜請求項4
に記載の各発明は以下のように構成した。すなわち、請
求項1に記載の発明は、IEEE1394規格に基づい
て構成されるネットワークとローカルバスとの間に配置
され、データの中継を行うブリッジ機能付きコンセント
であって、前記ネットワーク内に接続される自己を含む
全てのブリッジ機能付きコンセントを特定するコンセン
トIDを記憶するとともに、自己が属するローカルバス
内に接続されるIEEE1394機器を特定する実物理
IDを記憶する記憶手段と、前記ネットワークに自己ま
たは自己以外のブリッジ機能付きコンセントが増設/削
減された場合には、前記ネットワークに接続されている
全てのブリッジ機能付きコンセントのコンセントIDを
所定の手順により決定し、前記記憶手段の内容をその決
定したコンセントIDの内容に書き換える第1の更新手
段と、前記ローカルバスに前記IEEE1394機器が
増設/削減された場合には、自己および前記ローカルバ
スに接続されている全てのIEEE1394機器の実物
理IDを所定の手順により決定し、前記記憶手段の内容
をその決定したコンセントIDの内容に書き換える第2
の更新手段と、を備えたことを特徴とするものである。
する。また、第1の更新手段は図3のステップS1から
ステップS6が対応し、第2の更新手段は図4のステッ
プS11〜ステップS16が対応する。請求項2に記載
の発明は、請求項1に記載のブリッジ機能付きコンセン
トにおいて、前記記憶手段は、前記コンセントIDの内
容を格納する第1のレジスタと、前記実物理IDの内容
を格納する第2レジスタとからなることを特徴とするも
のである。
求項2に記載の発明では、自己が属するローカルバス内
に接続されるIEEE1394機器の実物理IDを保有
するだけで良く、自己が属さないローカルバス内に接続
されるIEEE1394機器の実物理IDを保有する必
要がないので、その保有しない実物理ID(アドレス)
の管理が不要となる。このため、ホームネットワークの
拡張に際し、ブリッジとしての機能を軽減化でき、低消
費電力や小型化が要求されるコンセントへのブリッジの
機能が始めて実装可能になった。
明では、例えばローカルバスを各部屋単位で構成した場
合には、ある部屋のローカルバスでIEEE1394機
器の増設/削除があるときには、他の部屋のローカルバ
スにはその影響が及ばなくすることができる。このた
め、IEEE1394機器のローカルバスからの増設/
削除の場合に、パケットの伝送の中断が及ぶ範囲をでき
るだけ小さくできる。
または請求項2に記載のブリッジ機能付きコンセントに
おいて、自己の属するローカルバスに接続されるIEE
E1394機器から通信先の問い合わせがあったときに
は、前記記憶手段に記憶されるコンセントIDの内容を
参照して通信先に係るブリッジ機能付きコンセントのコ
ンセントIDを求めて問い合わせのあったIEEE13
94機器に通知し、自己が属しないローカルバスに接続
されるIEEE1394機器から通信先の問い合わせが
あったときには、前記記憶手段に記憶される実物理ID
の内容を参照して通信先に係るIEEE1394機器の
実物理IDを求めて問い合わせのあったIEEE139
4機器に通知する通知手段を、さらに備えたことを特徴
とするものである。
3、ステップS25が対応する。このような構成からな
る請求項3に記載の発明では、異なるローカルバスに接
続されるIEEE1394機器同士がネットワークを経
由して通信を行う際に、各IEEE1394機器はその
相手先のIEEE1394機器のIDがわからなくても
その相手先にデータを伝送できる。
1、請求項2または請求項3に記載のブリッジ機能付き
コンセントにおいて、前記ブリッジ機能付きコンセント
は、ハブにスター接続自在に構成され、または自己以外
のブリッジ機能付きコンセントとディジーチェーン接続
自在に構成され、これにより前記ネットワークを形成す
るようになっていることを特徴とするものである。
発明では、コンセントのスター型配線とディジーチェイ
ン型配線の両方、あるいはその組み合わせのツリー型配
線にも自在に対応できるようになり、ホームネットワー
クを形成する際に、施工上の自由度が飛躍的に向上でき
る。一方、本発明の第2の目的を達成するために、請求
項5および請求項6に記載の各発明は以下のように構成
した。
EE1394規格に基づく壁側ネットワークと、IEE
E1394規格に基づき各部屋内に配置された複数のロ
ーカルバスと、前記壁側ネットワークと前記複数のロー
カルバスと接続される複数のブリッジ機能付きコンセン
トと、を含むホームネットワークであって、前記ブリッ
ジ機能付きコンセントは、請求項1から請求項4のうち
のいずれか1の請求項に記載の複数のブリッジ機能付き
コンセントからなり、前記壁側ネットワークは、その複
数のブリッジ機能付きコンセントと、外部と通信可能な
ハブとを、プラスチック光ファイバを用いて少なくとも
スター接続したものであり、前記複数のローカルバスに
は、IEEE394機器が接続自在に構成されているこ
とを特徴とするものである。
発明では、ローカルバスを各部屋単位で構成するので、
ある部屋のローカルバスでIEEE1394機器の増設
/削除があるときには、他の部屋のローカルバスにはそ
の影響が及ばない。このため、IEEE1394機器の
増設/削除の場合に、パケットの伝送の中断が及ぶ範囲
をできるだけ小さくできる。
のホームネットワークにおいて、前記壁側ネットワーク
は、スター接続されるブリッジ機能付きコンセントに、
他のブリッジ機能付きコンセントがプラスチック光ファ
イバを用いてディジーチェーン接続できるように構成さ
れていることを特徴とするものである。このような構成
からなる請求項6に記載の発明では、ブリッジ機能付き
コンセントが、スター型配線の他に、ディジーチェイン
型配線ができ、もって、その組み合わせのツリー型配線
にも自在に対応できるようになり、ホームネットワーク
を形成する際に、施工上の自由度が飛躍的に向上でき
る。
図面を参照して説明する。本発明のホームネットワーク
の実施形態の構成について、図1を参照して説明する。
このホームネットワークは、IEEE1394規格に基
づくものであり、IEEE1394のインタフェースを
搭載したパーソナルコンピュータやビデオカメラなどの
電子機器同士が通信できるように、家屋内に設置するも
のである。
図1に示すように、IEEE1394規格に基づく壁側
ネットワーク1と、各部屋内に配置されてIEEE13
94規格に基づく複数のローカルバス2a〜2dと、壁
側ネットワーク1と複数のローカルバス2a〜2dとを
接続する複数のブリッジ機能付きコンセント3a〜3d
などから構成されている。
4と、IEEE1394規格に基づく複数のブリッジ機
能付きコンセント3a〜3dとを備え、ブリッジ機能付
きコンセント3a、3b、3cはプラスチック光ファイ
バ5を介してそれぞれハブ4に接続され、ブリッジ機能
付きコンセント3cとブリッジ機能付きコンセント3d
はプラスチック光ファイバ6によりディジーチェーン接
続にされている。従って、ブリッジ機能付きコンセント
3cとブリッジ機能付きコンセント3dは、プラスチッ
ク光ファイバ6によりディジーチェーン接続が自在とな
るように構成されている。
して宅外通信回線と接続され、外部と通信ができるよう
になっている。ゲートウェイ8は、宅外通信回線を通じ
て受信したインターネット・パケットのようなデータを
IEEE1394パケットに変換してハブ4に送出する
とともに、ハブ4からのIEEE1394パケットをイ
ンターネット・パケットなどに変換して送信するように
なっている。
は、その本体が家屋の壁と壁との間に設置され、その室
内側がローカルバス2a〜2dに接続されるようになっ
ている。また、プラスチック光ファイバ5、6は、家屋
の壁と壁との間に設置され、室内に露出しないようにな
っている。さらに、室内側のローカルバス2a〜2dに
は、IEEE1394のインタフェースを搭載した電子
機器(以下、IEEE1394機器という)7が接続さ
れるようになっている。
るブリッジ機能付きコンセント3a〜3dの具体的な構
成について、図2を参照しながら説明する。ブリッジ機
能付きコンセント3a、3b、3dは同様の構成であ
り、ブリッジ機能付きコンセント3cは、ブリッジ機能
付きコンセント3dとプラスチック光ファイバ6により
光通信ができるようになっている点等が異なり、他の構
成はブリッジ機能付きコンセント3aと同様である。そ
こで、以下ではブリッジ機能付きコンセント3aについ
て説明する。
に示すように、光通信部31と、物理層処理部32と、
データリンク層処理部33と、物理層処理部34と、デ
ータリンク層処理部35と、マイクロプロセッサ36
と、メモリ37と、バス38とを少なくとも備え、デー
タリンク層処理部33と、データリンク層処理部35
と、マイクロプロセッサ36と、メモリ37とがバス3
8に接続されている。
2、およびデータリンク層処理部33は壁側ポートを形
成し、物理層処理部34およびデータリンク層処理部3
5は室内側ポートを形成する。光通信部31は、プラス
チック光ファイバ5を伝搬してくるパケットデータを受
信し電気信号に変換したり、または物理層処理部32か
らのパケットデータを光に変換してプラスチック光ファ
イバ5に送り出すようになっている。
したパケットデータを受け取り、これをデータリンク層
処理部33に転送したり、データリンク層処理部33か
らのパケットデータを受け取って光通信部31に出力す
るとともに、後述のような動作を行うようになってい
る。データリンク層処理部33は、光通信部31が受信
したパケットデータを受け取り、このパケットデータを
チェックするなどの処理を行うようになっている。
接続されるとともに、このローカルバス2aに接続され
るIEEE1394機器7との間でIEEE1394パ
ケットの受信または送信を行うとともに、後述のような
動作を行うようになっている。データリンク層処理部3
5は、物理層処理部34が受信したIEEE1394パ
ケットを受け取り、このパケットデータをチェックする
などの処理を行うようになっている。
ような所定の手順に基づき、後述のような所定の動作を
行うようになっている。メモリ37は、壁側ネットワー
ク1内に接続される全てのブリッジ機能付きコンセント
3a〜3dを特定する例えば10ビットのコンセントI
Dを記憶するコンセントIDレジスタ371と、自己の
コンセント3aおよび自己が属するローカルバス2a内
に接続される全てのIEEE1394機器7を特定する
例えば6ビットの実物理IDを記憶する実物理IDレジ
スタ372とを備えている。
は、コンセントIDにより特定され、IEEE1394
機器7は、コンセントIDと実物理IDとの2つのID
により特定され、コンセントIDはブリッジ機能付きコ
ンセント3aとIEEE1394機器7とに共通のもの
である。なお、メモリ37は、上記のコンセントIDと
実物理IDを記憶する他に、各種のデータを一時的に記
憶するために使用される。
ワークの動作について、図1〜図5を参照して説明す
る。まず、図1に示す壁側ネットワーク1に、ブリッジ
機能付きコンセント3bを増設/削除した場合の各部の
動作について、図1〜図3を参照して説明する。いま、
ブリッジ機能付きコンセント3bをホームネットワーク
に対して増設/削除すると(ステップS1)、壁側ネッ
トワーク1に接続される全てのブリッジ機能付きコンセ
ント3a〜3dはリセット信号が発生する(ステップS
2)。この結果、ブリッジ機能付きコンセント3a〜3
dの各壁側の物理層処理部32は、いずれもリセットシ
ーケンスに入り、かつ、そのリセット信号はそのブリッ
ジ機能付きコンセント3a〜3dの各マイクロプロッセ
ッサ36にも伝えられる(ステップS3)。
モリ37上のコンセントIDレジスタ371と実物理I
Dレジスタ372のうち、コンセントIDレジスタ37
1の初期化を行う(ステップS4)。引き続き、リセッ
トシーケンスに入った全てのブリッジ機能付きコンセン
ト3a〜3dの各物理層処理部32は、IEEE139
4による所定のID番号(アドレス)の設定手順に従
い、全てのブリッジ機能付きコンセント3a〜3dの新
しいID番号を決定する(ステップS5)。
3a〜3dの新しいID番号が決定されると、各ブリッ
ジ機能付きコンセント3a〜3dは、その割り振られた
た全ての新しいID番号を獲得し、この獲得したID番
号をコンセントIDレジスタ371に書き込む(ステッ
プS6)。次に、部屋内のローカルバス2aにIEEE
1394機器7を増設/削除した場合の各部の動作につ
いて、図1、図2および図4を参照して説明する。
3aの属する室内側ローカルバス2aにIEEE139
4機器7が増設/削除されると(ステップS11)、そ
のローカルバス2aに接続されている全てのIEEE1
394機器7とブリッジ機能付きコンセント3aの物理
層処理部34にリセットが発生する(ステップS1
2)。
ーケンスに入り、ブリッジ機能付きコンセント3aで
は、その旨が室内側の物理層処理部34からマイクロプ
ロセッサ36に伝えられる(ステップS13)。マイク
ロプロセッサ36は、ローカルバス2aのリセットを認
識すると、自己の実物理IDレジスタ372の初期化を
行う(ステップS14)。
付きコンセント3aの室内側ポート(物理層処理部34
とデータリンク層処理部35)と、ローカルバス2aに
接続されているIEEE1394機器7は、IEEE1
394のID番号の設定手順に従い新しいID番号を決
定する(ステップS15)。その後、そのローカルバス
2aに接続される全てのIEEE1394機器7とブリ
ッジ機能付きコンセント3aの室内ポート側に割り振ら
れた新しいID番号をマイクロプロセッサ36が獲得
し、この獲得したID番号を実物理IDレジスタ372
に書き込む(ステップS16)。
属するローカルバス2aに接続されているIEEE13
94機器7が、ブリッジ機能付きコンセント3cが属す
るローカルバス2cに接続されているIEEE1394
機器7にデータを送信する場合の動作について、図1、
図2および図5を参照して説明する。いま、ローカルバ
ス2a内のIEEE1394機器7がローカルバス2c
内のIEEE1394機器7への通信を要求すると(ス
テップS21)、その通信を要求するIEEE1394
機器7は、自己が持っている実物理IDレジスタ(図示
せず)を参照してブリッジ機能付きコンセント3aの実
物理IDを調べ、その実物理IDを使用してブリッジ機
能付きコンセント3aに、ブリッジ機能付きコンセント
3cのコンセントIDを問い合わせる(ステップS2
2)。
コンセント3aは、コンセントIDレジスタ371を参
照してブリッジ機能付きコンセント3cのコンセントI
Dを獲得すると、それを通信を要求したIEEE139
4機器7に通知する(ステップS23)。次に、通信を
要求したIEEE1394機器7は、その獲得したコン
セントIDを用いて、ブリッジ機能付きコンセント3c
に対し、ローカルバス2cに接続されている通信先のI
EEE1394機器7の実物理IDを問い合わせる(ス
テップS24)。
コンセント3cは、自己の実物理IDレジスタ372を
参照して通信先のIEEE1394機器7の実物理ID
を獲得すると、それを通信を要求したIEEE1394
機器7に対して通知する(ステップS25)。次に、そ
の通知を受けたIEEE1394機器7は、これまでに
入手したブリッジ機能付きコンセント3cのコンセント
IDとローカルバス2c内のIEEE1394機器の実
物理IDとを利用し、通信先のIEEE1394機器に
対してデータの伝送を行う(ステップS26)。通信先
のIEEE1394機器は、そのデータを受信する(ス
テップS26)。
るブリッジ機能付きコンセントは、壁側ネットワーク1
とローカルバス2a〜2dとの間に設置するとともに、
壁側ネットワーク1内に接続される自己を含む全てのブ
リッジ機能付きコンセントのコンセントIDと、自己が
属するローカルバス内に接続されるIEEE1394機
器7の実物理IDとをそれぞれ保有するが、自己の属し
ないローカルバス内に接続されるIEEE1394機器
7の実物理IDについては保有しないようにしたので、
その保有しない実物理IDの管理が不要となる。
機能付きコンセントは、ブリッジの機能を持たせるとと
もに、そのブリッジの機能を軽くすることができる。従
って、このような軽いブリッジ機能を持たせることによ
り、コンセント1つ1つへのこのブリッジ機能の付加が
低価格に実現でき、そのために拡張性に優れた分離型の
壁側ネットワークを構築することができ、壁側ネットワ
ークをディジーチェーン型接続形態で拡張する場合に
も、その拡張に柔軟に対応できる。
ク1に自己または自己以外のブリッジ機能付きコンセン
トが増設/削除された場合には、壁側ネットワークに接
続されている全てのブリッジ機能付きコンセントのコン
セントIDを所定の手順により決定し、この決定したコ
ンセントIDの内容にレジスタ371を書き換え、か
つ、各部屋内のローカルバスにIEEE1394機器7
が増設/削除された場合には、ローカルバスに接続され
ている全てのIEEE1394機器7の実物理IDを所
定の手順により決定し、この決定したコンセントIDの
内容にレジスタ372を書き換えるようにした。
ーカルバスでIEEE1394機器の増設/削除がある
ときには、他の部屋のローカルバスにはその影響が及ば
ない。このため、IEEE1394を使用したホームネ
ットワークを拡張するにあたり、IEEE1394機器
の抜き差しが起こった場合に、パケットの伝送の中断が
及ぶ範囲をできるだけ小さくできる。
のローカルバス同士に接続されたIEEE1394機器
同士でデータの送信を行う場合には、その都度、データ
送信先のIEEE1394が接続されているブリッジ機
能付きコンセントにデータ送信先のIEEE1394機
器の実物理IDを問い合わせるようにした。このよう
に、本実施形態にかかるブリッジ機能付きコンセント
は、他のローカルバスに接続されたIEEE1394機
器の実物理IDを保有しないので、他のローカルバス内
でIEEE1394機器の増設/削除が行われ、その他
のローカルバス内の実物理IDが更新されても、その更
新された実物理IDを保有する必要がない。
ークでは、図1に示すように、ブリッジ機能付きコンセ
ント3a〜3cがハブ4とスター接続され、ブリッジ機
能付きコンセント3c、3dがディジーチェイン接続さ
れ、全体としてツリー型配線に対応するようになってい
る。このため、ホームネットワークの形成時、または後
にブリッジ機能付きコンセントを追加するような場合
に、施工上の自由度や追加の自由度が飛躍的に向上でき
る。
項2にかかる発明によれば、自己が属するローカルバス
内に接続されるIEEE1394機器の実物理IDを保
有するだけで良く、自己が属さないローカルバス内に接
続されるIEEE1394機器の実物理IDを保有する
必要がないので、その保有しない実物理ID(アドレ
ス)の管理が不要となる。このため、ホームネットワー
クの拡張に際し、ブリッジとしての機能を軽減化でき、
低消費電力や小型化が要求されるコンセントへのブリッ
ジの機能が始めて実装可能になった。
明によれば、例えばローカルバスを各部屋単位で構成し
た場合には、ある部屋のローカルバスでIEEE139
4機器の増設/削除があるときには、他の部屋のローカ
ルバスにはその影響が及ばない。このため、IEEE1
394機器の増設/削除の場合に、パケットの伝送の中
断が及ぶ範囲をできるだけ小さくできる。
異なるローカルバスに接続されるIEEE1394機器
同士がネットワークを経由して通信を行う際に、各IE
EE1394機器はその相手先のIEEE1394機器
のIDがわからなくてもその相手先にデータを伝送でき
る。また、請求項4にかかる発明によれば、パケット機
能付きコンセントのスター型配線とディジーチェイン型
配線の両方、あるいはその組み合わせのツリー型配線に
も自在に対応できるようになり、ホームネットワークを
形成する際に、施工上の自由度が飛躍的に向上できる。
ローカルバスを各部屋単位で構成するので、ある部屋の
ローカルバスでIEEE1394機器の増設/削除があ
るときには、他の部屋のローカルバスにはその影響が及
ばない。このため、IEEE1394機器の増設/削除
の場合に、パケットの伝送の中断が及ぶ範囲をできるだ
け小さくできる。
リッジ機能付きコンセントが、スター型配線の他に、デ
ィジーチェイン型配線ができ、もって、その組み合わせ
のツリー型配線にも自在に対応できるようになり、ホー
ムネットワークを形成する際に、施工上の自由度が飛躍
的に向上できる。
を示すブロック図である。
セントの実施形態の構成を示すブロック図である。
リッジ機能付きコンセントを増設/削除した場合の各部
の動作例を示すフローチャートである。
IEEE1394機器を増設/削除した場合の各部の動
作例を示すフローチャートである。
続されるIEEE1394機器同士の通信の際の各部の
動作例を示すフローチャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】 IEEE1394規格に基づいて構成さ
れるネットワークとローカルバスとの間に配置され、デ
ータの中継を行うブリッジ機能付きコンセントであっ
て、 前記ネットワーク内に接続される自己を含む全てのブリ
ッジ機能付きコンセントを特定するコンセントIDを記
憶するとともに、自己が属するローカルバス内に接続さ
れるIEEE1394機器を特定する実物理IDを記憶
する記憶手段と、 前記ネットワークに自己または自己以外のブリッジ機能
付きコンセントが増設/削減された場合には、前記ネッ
トワークに接続されている全てのブリッジ機能付きコン
セントのコンセントIDを所定の手順により決定し、前
記記憶手段の内容をその決定したコンセントIDの内容
に書き換える第1の更新手段と、 前記ローカルバスに前記IEEE1394機器が増設/
削減された場合には、自己および前記ローカルバスに接
続されている全てのIEEE1394機器の実物理ID
を所定の手順により決定し、前記記憶手段の内容をその
決定したコンセントIDの内容に書き換える第2の更新
手段と、 を備えたことを特徴とするブリッジ機能付きコンセン
ト。 - 【請求項2】 前記記憶手段は、前記コンセントIDの
内容を格納する第1のレジスタと、前記実物理IDの内
容を格納する第2レジスタとからなることを特徴とする
請求項1に記載のブリッジ機能付きコンセント。 - 【請求項3】 自己の属するローカルバスに接続される
IEEE1394機器から通信先の問い合わせがあった
ときには、前記記憶手段に記憶されるコンセントIDの
内容を参照して通信先に係るブリッジ機能付きコンセン
トのコンセントIDを求めて問い合わせのあったIEE
E1394機器に通知し、 自己が属しないローカルバスに接続されるIEEE13
94機器から通信先の問い合わせがあったときには、前
記記憶手段に記憶される実物理IDの内容を参照して通
信先に係るIEEE1394機器の実物理IDを求めて
問い合わせのあったIEEE1394機器に通知する通
知手段を、 さらに備えたことを特徴とする請求項1または請求項2
に記載のブリッジ機能付きコンセント。 - 【請求項4】 前記ブリッジ機能付きコンセントは、ハ
ブにスター接続自在に構成され、または自己以外のブリ
ッジ機能付きコンセントとディジーチェーン接続自在に
構成され、これにより前記ネットワークを形成するよう
になっていることを特徴とする請求項1、請求項2また
は請求項3に記載のブリッジ機能付きコンセント。 - 【請求項5】 IEEE1394規格に基づく壁側ネッ
トワークと、IEEE1394規格に基づき各部屋内に
配置された複数のローカルバスと、前記壁側ネットワー
クと前記複数のローカルバスと接続される複数のブリッ
ジ機能付きコンセントと、を含むホームネットワークで
あって、 前記ブリッジ機能付きコンセントは、請求項1から請求
項4のうちのいずれか1の請求項に記載の複数のブリッ
ジ機能付きコンセントからなり、 前記壁側ネットワークは、その複数のブリッジ機能付き
コンセントと、外部と通信可能なハブとを、プラスチッ
ク光ファイバを用いて少なくともスター接続したもので
あり、 前記複数のローカルバスには、IEEE394機器が接
続自在に構成されていることを特徴とするホームネット
ワーク。 - 【請求項6】 前記壁側ネットワークは、スター接続さ
れるブリッジ機能付きコンセントに、他のブリッジ機能
付きコンセントがプラスチック光ファイバを用いてディ
ジーチェーン接続できるように構成されていることを特
徴とする請求項5に記載のホームネットワーク。
Priority Applications (1)
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JP2000152331A JP3485867B2 (ja) | 2000-05-24 | 2000-05-24 | ブリッジ機能付きコンセント及びホームネットワーク |
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JP3485867B2 JP3485867B2 (ja) | 2004-01-13 |
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JP (1) | JP3485867B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005318505A (ja) * | 2004-04-02 | 2005-11-10 | Sony Corp | ネットワークシステムおよび通信機器 |
US7848768B2 (en) | 2004-12-08 | 2010-12-07 | Sony Corporation | Network system and communication device |
-
2000
- 2000-05-24 JP JP2000152331A patent/JP3485867B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005318505A (ja) * | 2004-04-02 | 2005-11-10 | Sony Corp | ネットワークシステムおよび通信機器 |
JP4586521B2 (ja) * | 2004-04-02 | 2010-11-24 | ソニー株式会社 | ネットワークシステムおよび通信機器 |
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