JP2001332572A - 半導体装置および半導体装置のモールド方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置のモールド方法

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JP2001332572A
JP2001332572A JP2000154064A JP2000154064A JP2001332572A JP 2001332572 A JP2001332572 A JP 2001332572A JP 2000154064 A JP2000154064 A JP 2000154064A JP 2000154064 A JP2000154064 A JP 2000154064A JP 2001332572 A JP2001332572 A JP 2001332572A
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mold
runner
semiconductor device
carrier
mold cavity
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Yoshinori Uemoto
良典 植本
Yasunobu Shoji
安伸 庄司
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 モールドキャビティ40を有する上型42a
とランナ44を有する下型42bとを閉じた状態におい
て、モールドキャビティ40とランナ44とが位置的に
重ね合わされる。したがって、キャリアフィルム34に
おけるチップ載置領域どうしの間隔をランナ44の幅よ
りも狭くすることができ、キャリアの無駄を少なくする
ことができる。 【効果】 製造コストを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体装置および半導
体装置のモールド方法に関し、特にたとえばキャリア上
にダイボンディングされた半導体チップを合成樹脂でモ
ールドすることにより得られる、半導体装置およびその
ような半導体装置のモールド方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高密度実装技術の一つとし
てCSP(chip size package) が知られている。このC
SPは、半導体チップの外形サイズとほぼ同サイズの小
型パッケージであり、半導体チップの電気的特性を損な
うことなく高密度化できる点に特徴がある。
【0003】従来、CSPを用いた半導体装置を製造す
る際には、図7および図8に示すように、半導体チップ
1がダイボンディングされたキャリアフィルム2を金型
3内に装着し、上型3aに設けられたランナ4から同じ
く上型3aに設けられたモールドキャビティ5内にモー
ルド樹脂を注入していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、ランナ
4およびモールドキャビティ5の両方を上型3aに設け
ていたので、上型3aにおいては、モールドキャビティ
5どうしの間隔をランナ4の幅よりも十分に広くする必
要があった。そのため、キャリアフィルム2において
は、チップ載置領域6どうしの間隔Wを広くしなければ
ならず、キャリアフィルム2の無駄が多くなるという問
題があった。
【0005】また、キャリアフィルム2の上面には、電
極を取り付けるための接着層が形成される場合がある
が、その場合には、ランナ4内の樹脂が接着層に付着す
るのを防止するために金属メッキ等を施す必要があるた
め、コスト高になっていた。
【0006】それゆえ、この発明の主たる目的は、製造
コストを低減できる、半導体装置および半導体装置のモ
ールド方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、キャリア
上のチップ載置領域に半導体チップをダイボンディング
し、必要なワイヤボンディングを施した後にモールドす
る、半導体装置の製造方法において、(a) ゲート口を有
するキャリアを準備し、(b) モールドキャビティを有す
る上型とランナを有する下型とをキャリアの上下に配置
し、(c) 上型および下型を閉じることによってモールド
キャビティ内に半導体チップを収容し、(d) ランナから
ゲート口を通してモールドキャビティ内へモールド樹脂
を注入するようにしたことを特徴とする、半導体装置の
製造方法である。
【0008】第2の発明は、CSPを用いた半導体装置
において、サブストレートにモールド樹脂を注入するた
めのゲート口を形成したことを特徴とする、半導体装置
である。
【0009】
【作用】第1の発明では、モールドキャビティを有する
上型とランナを有する下型とを閉じた後、下型のランナ
からキャリアに形成されたゲート口を通して上型のモー
ルドキャビティ内へモールド樹脂を注入する。したがっ
て、下型のランナを上型のモールドキャビティと位置的
に重なるように配置することができ、キャリアにおける
チップ載置領域どうしの間隔をランナの幅よりも狭くす
ることができる。また、キャリアの下面には、電極取付
用の接着層が形成されることはないので、キャリアの下
面にランナ内の樹脂が付着する心配はなく、したがっ
て、従来のように金属メッキ等を施す必要はない。
【0010】第2の発明では、ゲート口を1ピン端子と
関連付けて形成することにより、ゲート口およびそこに
見えるモールド樹脂を1ピンマーク(インデックスマー
ク)として用いることができる。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、キャリアの無駄を少
なくすることができるので、製造コストを低減できる。
また、サブストレートにゲート口を設けた場合には、1
ピンマーク(インデックスマーク)を別に設ける必要が
ないので、製造コストをさらに低減できる。
【0012】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0013】
【実施例】図1に示すこの実施例の半導体装置10は、
半導体チップ(LEDチップ等)12に高密度実装のた
めのCSP(Chip Size Package) を施したものであり、
いわゆるBGA(Ball Grid Array )型と称されるもの
である。
【0014】半導体装置10は、ポリイミド,ガラスエ
ポキシまたはセラミック等のような絶縁材料からなる板
状のサブストレート14を含み、サブストレート14に
は、複数(この実施例では36個)のバイアホール16
が行列状に設けられるとともに、1つのゲート口18が
設けられる。
【0015】また、各バイヤホール16には、導電性金
属20が埋め込まれ、サブストレート14の上面周縁部
には、図2に示すように、複数(この実施例では36
個)の電極22が形成され、各導電性金属20と各電極
22とが銅(Cu)箔等からなる配線24を介して電気
的に接続される。さらに、サブストレート14の上面中
央部には、エポキシ樹脂等からなる保護膜26が形成さ
れる。
【0016】そして、サブストレート14の上面中央部
には、半導体チップ12がダイボンディングされ、半導
体チップ12の上面に形成された電極12aとサブスト
レート14の上面に形成された電極22とが金線28を
介してワイヤボンディングされる。さらに、半導体チッ
プ12,各電極22および各金線28の全体を覆うよう
にしてモールド部30が形成される。
【0017】また、サブストレート14の下面に露出し
た各導電性金属20には、ボール状の外部端子32が接
続される。そして、特定の外部端子32が1ピン端子3
2aとして設定され、その1ピン端子32aとゲート口
18とが位置的に関連付けられる。つまり、ゲート口1
8およびそこに見えるモールド部30の樹脂が1ピンマ
ーク(インデックスマーク)とされる。
【0018】半導体装置10を製造する際には、図3に
示すようなキャリアフィルム34を準備する。ここで、
キャリアフィルム34は、ポリイミド等によって帯状に
形成されたものであり、その幅方向両側縁には、送り装
置の爪が係止される係止孔36が形成されている。ま
た、キャリアフィルム34には、半導体装置10を作り
込むための複数のチップ載置領域38が設定されてい
る。
【0019】そして、キャリアフィルム34の各チップ
載置領域38に、図1に示したバイヤホール16,導電
性金属20,電極22,配線24および保護膜26等を
形成し、各チップ載置領域38に半導体チップ12をダ
イボンディングした後、半導体チップ12の電極12a
とキャリアフィルム34の電極22とをワイヤボンディ
ングする。
【0020】続いて、図4に示すように、モールドキャ
ビティ40を有する上型42aとランナ44を有する下
型42bとをキャリアフィルム34の上下に配置し、上
型42aおよび下型42bを閉じることによって、モー
ルドキャビティ40内に半導体チップ12等を収容す
る。
【0021】ランナ44は、図3からよくわかるよう
に、各チップ載置領域38の側縁部下方に配置されるも
のであり、上型42aとの関係では、モールドキャビテ
ィ40と位置的に重なるように配置される。したがっ
て、上型42aおよび下型42bを閉じた状態では、ラ
ンナ44,ゲート口18およびモールドキャビティ40
が互いに連通される。
【0022】そして、ランナ44からゲート口18を通
してモールドキャビティ40へモールド樹脂を注入し、
モールド部30を形成する。
【0023】モールド部30が冷却されて硬化すると、
上型42aおよび下型42bを開いてキャリアフィルム
34を離型し、各半導体装置10を切断分離するととも
に、ランナ44内で固まった樹脂を除去する。
【0024】この実施例によれば、ゲート口18をモー
ルドキャビティ40と位置的に重なるように配置してい
るので、モールドキャビティ40どうしの間隔を狭くす
ることができる。したがって、キャリアフィルム34
(図3)におけるチップ載置領域38どうしの間隔を狭
くすることができ、キャリアフィルム34の無駄を少な
くすることができる。
【0025】また、ランナ44をキャリアフィルム34
の下面側に配置しているので、ランナ44内の樹脂が接
着層に付着するといった問題は生じない。
【0026】なお、上述の実施例では、ランナ44をモ
ールドキャビティ40と位置的に重なるように設けてい
るが、たとえば図5および図6に示すように、2つのモ
ールドキャビティ40の中間にランナ44を設けるよう
にしてもよい。
【0027】この場合でも、モールドキャビティ40ど
うしの間隔をランナ44の幅と同程度にまで狭くするこ
とができるので、キャリアフィルム34の無駄を少なく
することができる。ただし、この場合には、2つのモー
ルドキャビティ40の中間にゲート口18を形成する必
要があるため、モールドキャビティ40に対して横側か
らモールド樹脂を注入することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の半導体装置を示す図解図
である。
【図2】図1実施例におけるサブストレートを示す図解
図である。
【図3】半導体装置の製造方法を示す図解図である。
【図4】金型構造を示す図解図である。
【図5】半導体装置の他の製造方法を示す図解図であ
る。
【図6】他の金型構造を示す図解図である。
【図7】従来技術を示す図解図である。
【図8】従来の金型構造を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …半導体装置 12 …半導体チップ 14 …サブストレート 16 …バイヤホール 18 …ゲート口 20 …導電性金属 22 …電極 24 …配線 32 …外部端子 34 …キャリアフィルム 38 …チップ載置領域 40 …モールドキャビティ 42a …上型 42b …下型 44 …ランナ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャリア上のチップ載置領域に半導体チッ
    プをダイボンディングし、必要なワイヤボンディングを
    施した後にモールドする、半導体装置の製造方法におい
    て、 (a) ゲート口を有するキャリアを準備し、 (b) モールドキャビティを有する上型とランナを有する
    下型とを前記キャリアの上下に配置し、 (c) 前記上型および前記下型を閉じることによって前記
    モールドキャビティ内に前記半導体チップを収容し、 (d) 前記ランナから前記ゲート口を通して前記モールド
    キャビティ内へモールド樹脂を注入するようにしたこと
    を特徴とする、半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】CSPを用いた半導体装置において、 サブストレートにモールド樹脂を注入するためのゲート
    口を形成したことを特徴とする、半導体装置。
JP2000154064A 2000-05-25 2000-05-25 半導体装置および半導体装置のモールド方法 Withdrawn JP2001332572A (ja)

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