JP2001332346A - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
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- JP2001332346A JP2001332346A JP2000149948A JP2000149948A JP2001332346A JP 2001332346 A JP2001332346 A JP 2001332346A JP 2000149948 A JP2000149948 A JP 2000149948A JP 2000149948 A JP2000149948 A JP 2000149948A JP 2001332346 A JP2001332346 A JP 2001332346A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- pin
- socket
- lock
- flat cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ロック機構無しのコネクタを採用した場合で
も、確実にピンコネクタ20とソケットコネクタ40を
保持できる構造のロック補助パーツを備えた電気コネク
タを提供する。 【解決手段】ソケットコネクタ40はフラットケーブル
50と、ソケットコンタクトと、ハウジング44と、カ
バー46と、カバー46との間でフラットケーブル50
を挟持するストレインリリーフ48とからなり、ピンコ
ネクタ20はピンコンタクトと、このピンコンタクトが
保持・固定されるブロックとからなる。ロック補助パー
ツ12は、前記ピンコネクタ20に係合する部分とソケ
ットコネクタ40に係合する部分とからなり、ピンコネ
クタ20とソケットコネクタ40とに係合させることに
より確実に嵌合状態を保持できる。
も、確実にピンコネクタ20とソケットコネクタ40を
保持できる構造のロック補助パーツを備えた電気コネク
タを提供する。 【解決手段】ソケットコネクタ40はフラットケーブル
50と、ソケットコンタクトと、ハウジング44と、カ
バー46と、カバー46との間でフラットケーブル50
を挟持するストレインリリーフ48とからなり、ピンコ
ネクタ20はピンコンタクトと、このピンコンタクトが
保持・固定されるブロックとからなる。ロック補助パー
ツ12は、前記ピンコネクタ20に係合する部分とソケ
ットコネクタ40に係合する部分とからなり、ピンコネ
クタ20とソケットコネクタ40とに係合させることに
より確実に嵌合状態を保持できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気(電子)機器
内に使用される電気コネクタに関するもので、特にピン
コネクタとソケットコネクタとが嵌合後に外れないよう
に補助するロック補助パーツに関するものである。
内に使用される電気コネクタに関するもので、特にピン
コネクタとソケットコネクタとが嵌合後に外れないよう
に補助するロック補助パーツに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気コネクタは、ピンコネクタ2
0とソケットコネクタ40とから構成されている。該ピ
ンコネクタ20は基板等に接続され、該ソケットコネク
タ40にはフラットケーブル50が接続され、両コネク
タ20,40は着脱自在に嵌合できる構造になってい
る。前記ピンコネクタ20は、主にピンコンタクト24
とブロック22とから構成されている。このブロック2
2には前記ソケットコネクタ40が挿入される嵌合口3
2が設けられている。前記ソケットコネクタ40は、主
にソケットコンタクトとハウジング44とからなるコネ
クタ本体42とカバー46とストレインリリーフ48と
フラットケーブルとから構成されている。前記カバー4
6は、フラットケーブル50をソケットコンタクトに圧
接する際に押し込むためのものであり、コネクタ本体4
2に適宜手段で装着されている。前記ストレインリリー
フ48は、フラットケーブル50を前記カバー46との
間で挟持するためのものであり、カバー46が装着され
た状態のコネクタ本体42に適宜手段で取り付けられて
いる。
0とソケットコネクタ40とから構成されている。該ピ
ンコネクタ20は基板等に接続され、該ソケットコネク
タ40にはフラットケーブル50が接続され、両コネク
タ20,40は着脱自在に嵌合できる構造になってい
る。前記ピンコネクタ20は、主にピンコンタクト24
とブロック22とから構成されている。このブロック2
2には前記ソケットコネクタ40が挿入される嵌合口3
2が設けられている。前記ソケットコネクタ40は、主
にソケットコンタクトとハウジング44とからなるコネ
クタ本体42とカバー46とストレインリリーフ48と
フラットケーブルとから構成されている。前記カバー4
6は、フラットケーブル50をソケットコンタクトに圧
接する際に押し込むためのものであり、コネクタ本体4
2に適宜手段で装着されている。前記ストレインリリー
フ48は、フラットケーブル50を前記カバー46との
間で挟持するためのものであり、カバー46が装着され
た状態のコネクタ本体42に適宜手段で取り付けられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような構造の電
気コネクタでは、ピンコネクタとソケットコネクタとの
抜去力だけで、嵌合状態を保持しているために、保持力
が弱い場合があり、フラットケーブルに想定以上のテン
ションが掛かかり、嵌合が外れたり、部分的にソケット
コネクタが斜めになったりして、接触不良等の問題が発
生することがあった。このような場合には、一般的に外
れ防止のためにロック機構のついたコネクタを使用する
ことが多い。しかしながら、機器内の実装スペース上の
問題で、従来のロック機構付のコネクタを使用出来ない
といった解決すべき課題があった。
気コネクタでは、ピンコネクタとソケットコネクタとの
抜去力だけで、嵌合状態を保持しているために、保持力
が弱い場合があり、フラットケーブルに想定以上のテン
ションが掛かかり、嵌合が外れたり、部分的にソケット
コネクタが斜めになったりして、接触不良等の問題が発
生することがあった。このような場合には、一般的に外
れ防止のためにロック機構のついたコネクタを使用する
ことが多い。しかしながら、機器内の実装スペース上の
問題で、従来のロック機構付のコネクタを使用出来ない
といった解決すべき課題があった。
【0004】本発明は、ロック機構無しのコネクタを採
用してしまった場合にでも、後で確実にピンコネクタと
ソケットコネクタを保持できる構造のロック補助パーツ
を備えた電気コネクタを提供することを目的としてい
る。
用してしまった場合にでも、後で確実にピンコネクタと
ソケットコネクタを保持できる構造のロック補助パーツ
を備えた電気コネクタを提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ピンコネク
タ20とソケットコネクタ40とが着脱自在に嵌合する
電気コネクタ10であって、前記ソケットコネクタ40
は、フラットケーブル50と、このフラットケーブル5
0が接続されるソケットコンタクトと、このソケットコ
ンタクトが保持・固定されるハウジング44と、このハ
ウジング44を覆うように装着されると共に前記フラッ
トケーブル50を前記ソケットコンタクトに押圧するカ
バー46と、このカバー46を覆うように前記ハウジン
グ44に装着されると共に前記カバー46との間でフラ
ットケーブル50を挟持するストレインリリーフ48と
からなり、前記ピンコネクタ20は、前記ソケットコン
タクトと嵌合するピンコンタクト24と、このピンコン
タクト24が保持・固定されるブロック22とからなる
電気コネクタにおいて、前記ピンコネクタ20と前記ソ
ケットコネクタ40とが嵌合後に、外れないように確実
に嵌合状態を保持できるロック補助パーツ12を前記ピ
ンコネクタ20とソケットコネクタ40とに係合させる
ことにより達成できる。前記ロック補助パーツ12は、
前記ピンコネクタ20に係合する部分と前記ソケットコ
ネクタ40に係合する部分とからなっている。
タ20とソケットコネクタ40とが着脱自在に嵌合する
電気コネクタ10であって、前記ソケットコネクタ40
は、フラットケーブル50と、このフラットケーブル5
0が接続されるソケットコンタクトと、このソケットコ
ンタクトが保持・固定されるハウジング44と、このハ
ウジング44を覆うように装着されると共に前記フラッ
トケーブル50を前記ソケットコンタクトに押圧するカ
バー46と、このカバー46を覆うように前記ハウジン
グ44に装着されると共に前記カバー46との間でフラ
ットケーブル50を挟持するストレインリリーフ48と
からなり、前記ピンコネクタ20は、前記ソケットコン
タクトと嵌合するピンコンタクト24と、このピンコン
タクト24が保持・固定されるブロック22とからなる
電気コネクタにおいて、前記ピンコネクタ20と前記ソ
ケットコネクタ40とが嵌合後に、外れないように確実
に嵌合状態を保持できるロック補助パーツ12を前記ピ
ンコネクタ20とソケットコネクタ40とに係合させる
ことにより達成できる。前記ロック補助パーツ12は、
前記ピンコネクタ20に係合する部分と前記ソケットコ
ネクタ40に係合する部分とからなっている。
【0006】
【発明の実施の形態】図に基づいて本発明の電気コネク
タについて説明する。図1は本発明であるロック補助パ
ーツとピンコネクタ20とソケットコネクタ40とが嵌
合した状態の斜視図であり、図2は本発明のロック補助
パーツとソケットコネクタとピンコネクタの斜視図であ
る。図3は本発明のロック補助パーツの他の例を示した
斜視図である。図1のように、電気コネクタ10はピン
コネクタ20とソケットコネクタ40とからなってお
り、従来同様にピンコネクタ20とソケットコネクタ4
0は着脱自在に嵌合できる構造になっている。両コネク
タ共に従来同様の部品から構成されている。本発明のポ
イント部分は、ピンコネクタ20とソケットコネクタ4
0とが嵌合した際に、フラットケーブル50に掛かるテ
ンション等によって簡単に外れることのないようにロッ
ク補助パーツ12を用いることにある。以下、図に基づ
いてロック補助パーツ12の構造とピンコネクタ20と
ソケットコネクタ40の嵌合状態への装着方法について
説明する。
タについて説明する。図1は本発明であるロック補助パ
ーツとピンコネクタ20とソケットコネクタ40とが嵌
合した状態の斜視図であり、図2は本発明のロック補助
パーツとソケットコネクタとピンコネクタの斜視図であ
る。図3は本発明のロック補助パーツの他の例を示した
斜視図である。図1のように、電気コネクタ10はピン
コネクタ20とソケットコネクタ40とからなってお
り、従来同様にピンコネクタ20とソケットコネクタ4
0は着脱自在に嵌合できる構造になっている。両コネク
タ共に従来同様の部品から構成されている。本発明のポ
イント部分は、ピンコネクタ20とソケットコネクタ4
0とが嵌合した際に、フラットケーブル50に掛かるテ
ンション等によって簡単に外れることのないようにロッ
ク補助パーツ12を用いることにある。以下、図に基づ
いてロック補助パーツ12の構造とピンコネクタ20と
ソケットコネクタ40の嵌合状態への装着方法について
説明する。
【0007】まず、ピンコネクタ20とソケットコネク
タ40の嵌合状態について説明する。嵌合した状態は、
図1のようになる。長手方向両側には、ピンコネクタ2
0側に係止溝30が設けられ、ソケットコネクタ40側
にはストレインリリーフ48に引掛り部54が設けられ
ている。ピンコネクタ20には、ケーブル突出側の反対
側の側面で長手方向両側付近にピン挿入溝26と係止部
28が設けられている。ソケットコネクタ40のコネク
タ本体42の嵌合側で長手方向のほぼ中部付近に、段部
52が設けられている。
タ40の嵌合状態について説明する。嵌合した状態は、
図1のようになる。長手方向両側には、ピンコネクタ2
0側に係止溝30が設けられ、ソケットコネクタ40側
にはストレインリリーフ48に引掛り部54が設けられ
ている。ピンコネクタ20には、ケーブル突出側の反対
側の側面で長手方向両側付近にピン挿入溝26と係止部
28が設けられている。ソケットコネクタ40のコネク
タ本体42の嵌合側で長手方向のほぼ中部付近に、段部
52が設けられている。
【0008】前記ロック補助パーツ12は、電気絶縁性
のプラスチックで、公知技術の射出成形で政策される。
このロック補助パーツ12の材質としては、バネ性や強
度や低コストが要求されるので、ポリブチレンテレフタ
レート(PBT)・ポリアミド(PA)・ポリカーボネ
イト(PC)等が使用されることが多い。このロック補
助パーツ12は、主にピンコネクタ20とソケットコネ
クタ40に係合する部分にわけられる。図1に示した一
実施例のロック補助パーツ12は、略逆L字形状をして
おり、一方端側に係合ピン14が設けられ、他方端側に
引っかけ部16が設けられている。
のプラスチックで、公知技術の射出成形で政策される。
このロック補助パーツ12の材質としては、バネ性や強
度や低コストが要求されるので、ポリブチレンテレフタ
レート(PBT)・ポリアミド(PA)・ポリカーボネ
イト(PC)等が使用されることが多い。このロック補
助パーツ12は、主にピンコネクタ20とソケットコネ
クタ40に係合する部分にわけられる。図1に示した一
実施例のロック補助パーツ12は、略逆L字形状をして
おり、一方端側に係合ピン14が設けられ、他方端側に
引っかけ部16が設けられている。
【0009】前記ロック補助パーツ12の両コネクタへ
の装着の仕方について説明する。図1のように、前記係
合ピン14は両コネクタが嵌合した状態のピンコネクタ
20のピン挿入溝26に挿入され、前記引っかけ部16
はソケットコネクタ40のストレインリリーフ48の側
面に引っかかり、ピンコネクタ20とソケットコネクタ
40が外れないようになっている。前記ピンコネクタ2
0のピン挿入溝26は長手方向両側に設けられているの
で、前記ロック補助パーツ12は2箇所に装着されるこ
とになる。即ち、ロック補助パーツ12は、矢印「イ」
方向に挿入される。装着の仕方としては、まず係合ピン
14をピン挿入溝26に挿入した後、前記引っかけ部1
6をストレインリリーフ48の側面に引っかける。その
ため、ロック補助パーツ12にはバネ性が要求される。
バネ性を持たせるために、引っかけ部16側にU溝など
を設けた方がよい。係合ピン14と引っかけ部16との
位置関係は、係合ピン14がピン挿入溝26に挿入で
き、引っかけ部16がストレインリリーフ48の側面に
引っかかるように適宜設計する。
の装着の仕方について説明する。図1のように、前記係
合ピン14は両コネクタが嵌合した状態のピンコネクタ
20のピン挿入溝26に挿入され、前記引っかけ部16
はソケットコネクタ40のストレインリリーフ48の側
面に引っかかり、ピンコネクタ20とソケットコネクタ
40が外れないようになっている。前記ピンコネクタ2
0のピン挿入溝26は長手方向両側に設けられているの
で、前記ロック補助パーツ12は2箇所に装着されるこ
とになる。即ち、ロック補助パーツ12は、矢印「イ」
方向に挿入される。装着の仕方としては、まず係合ピン
14をピン挿入溝26に挿入した後、前記引っかけ部1
6をストレインリリーフ48の側面に引っかける。その
ため、ロック補助パーツ12にはバネ性が要求される。
バネ性を持たせるために、引っかけ部16側にU溝など
を設けた方がよい。係合ピン14と引っかけ部16との
位置関係は、係合ピン14がピン挿入溝26に挿入で
き、引っかけ部16がストレインリリーフ48の側面に
引っかかるように適宜設計する。
【0010】図3に基づいて、他のロック補助パーツに
ついて説明する。他の実施例も上述と同様の役割のもの
であり、主にピンコネクタ20とソケットコネクタ40
に係合する部分にわけられるのも同様である。ピンコネ
クタ20とソケットコネクタ40とが嵌合した状態で同
一の部分に係合する場合は、同一符号とする。図3
(A)から(D)についての構造と取付け方について説
明する。
ついて説明する。他の実施例も上述と同様の役割のもの
であり、主にピンコネクタ20とソケットコネクタ40
に係合する部分にわけられるのも同様である。ピンコネ
クタ20とソケットコネクタ40とが嵌合した状態で同
一の部分に係合する場合は、同一符号とする。図3
(A)から(D)についての構造と取付け方について説
明する。
【0011】まず、(A)のロック補助パーツ60につ
いて説明する。このロック補助パーツ60も略逆L字形
状をしており、一方端側に係合部62と他方端側に引っ
かけ部16が設けられている。引っかけ部16は、上述
で説明したものと同様であり、説明は省略する。前記係
合部62は、ピンコネクタ20の係止部28に係合す
る。この係止部28は上述したピン挿入溝とほぼ同一付
近に2箇所設けられており、即ち、ロック補助パーツ6
0は2箇所に装着されることになる。装着方法は、まず
係合部62をピンコネクタ20の係止部28に係合させ
た後に、引っかけ部16をストレインリリーフ48の側
面に引っかける。その為、ロック補助パーツ60にはバ
ネ性が要求されるので、図3(A)のように前記引っか
け部16付近に湾曲部を設けた方がよい。係合部62と
引っかけ部16との位置関係は、係合部62が係止部2
8に挿入でき、引っかけ部16がストレインリリーフ4
8の側面に引っかかるように適宜設計する。
いて説明する。このロック補助パーツ60も略逆L字形
状をしており、一方端側に係合部62と他方端側に引っ
かけ部16が設けられている。引っかけ部16は、上述
で説明したものと同様であり、説明は省略する。前記係
合部62は、ピンコネクタ20の係止部28に係合す
る。この係止部28は上述したピン挿入溝とほぼ同一付
近に2箇所設けられており、即ち、ロック補助パーツ6
0は2箇所に装着されることになる。装着方法は、まず
係合部62をピンコネクタ20の係止部28に係合させ
た後に、引っかけ部16をストレインリリーフ48の側
面に引っかける。その為、ロック補助パーツ60にはバ
ネ性が要求されるので、図3(A)のように前記引っか
け部16付近に湾曲部を設けた方がよい。係合部62と
引っかけ部16との位置関係は、係合部62が係止部2
8に挿入でき、引っかけ部16がストレインリリーフ4
8の側面に引っかかるように適宜設計する。
【0012】次に、(B)のロック補助パーツ70につ
いて説明する。このロック補助パーツ70は、略ホーム
ベース状をしており、頂部付近に凸起72を設け、逆方
向の2箇所に係合ピン14が設けられている。係合ピン
14は、上述で説明したものと同様であり、説明を省略
する。前記凸起72は、ソケットコネクタ40の段部5
2に引っかかる。この段部52は、ソケットコネクタ4
0のほぼ中央付近に一箇所設けられており、ロック補助
パーツ70は1個装着されることになる。装着の仕方と
しては、まず係合ピン14をピン挿入溝26に挿入した
後、前記凸起72をソケットコネクタ40の段部52に
引っかける。そのため、ロック補助パーツ12にはバネ
性が要求される。
いて説明する。このロック補助パーツ70は、略ホーム
ベース状をしており、頂部付近に凸起72を設け、逆方
向の2箇所に係合ピン14が設けられている。係合ピン
14は、上述で説明したものと同様であり、説明を省略
する。前記凸起72は、ソケットコネクタ40の段部5
2に引っかかる。この段部52は、ソケットコネクタ4
0のほぼ中央付近に一箇所設けられており、ロック補助
パーツ70は1個装着されることになる。装着の仕方と
しては、まず係合ピン14をピン挿入溝26に挿入した
後、前記凸起72をソケットコネクタ40の段部52に
引っかける。そのため、ロック補助パーツ12にはバネ
性が要求される。
【0013】次に、(C)のロック補助パーツ80につ
いて説明する。このロック補助パーツ80は、略ホーム
ベース状をしており、頂部付近に引っかけ部16を設
け、逆方向の2箇所に係合ピン14が設けられている。
引っかけ部16と係合部14は、上述と同様であり、説
明を省略する。装着の仕方としては、まず係合ピン14
をピン挿入溝26に挿入した後、前記引っかけ部16を
ソケットコネクタ40のストレインリリーフ48に引っ
かける。そのため、ロック補助パーツ80にはバネ性が
要求され、バネ性を持たせるために引っかけ部16付近
にU字溝を設けるとよい。
いて説明する。このロック補助パーツ80は、略ホーム
ベース状をしており、頂部付近に引っかけ部16を設
け、逆方向の2箇所に係合ピン14が設けられている。
引っかけ部16と係合部14は、上述と同様であり、説
明を省略する。装着の仕方としては、まず係合ピン14
をピン挿入溝26に挿入した後、前記引っかけ部16を
ソケットコネクタ40のストレインリリーフ48に引っ
かける。そのため、ロック補助パーツ80にはバネ性が
要求され、バネ性を持たせるために引っかけ部16付近
にU字溝を設けるとよい。
【0014】最後に、(D)のロック補助パーツ90に
ついて説明する。このロック補助パーツ90は、略C字
形状をしており、一方端側には係合片94が設けられ、
他方端側には装着部92が設けられている。前記係合片
94はピンコネクタ20の幅方向に設けられた係止溝3
0に係合し、前記装着部92はソケットコネクタ40の
ストレインリリーフ48の長手方向両側に設けられた引
掛り部54に引っかかる。前記ロック補助パーツ90が
長手方向両側に2箇所装着することで両コネクタが外れ
ないようにしている。前記係合片94と前記装着部92
との位置関係は、嵌合した状態の両コネクタに装着でき
るように適宜設計する。装着の仕方としては、まず係合
片94を係止溝30に係合した後、前記装着部92をソ
ケットコネクタ40のストレインリリーフ48の引掛り
部54に引っかける。そのため、ロック補助パーツ90
にはバネ性が要求される。
ついて説明する。このロック補助パーツ90は、略C字
形状をしており、一方端側には係合片94が設けられ、
他方端側には装着部92が設けられている。前記係合片
94はピンコネクタ20の幅方向に設けられた係止溝3
0に係合し、前記装着部92はソケットコネクタ40の
ストレインリリーフ48の長手方向両側に設けられた引
掛り部54に引っかかる。前記ロック補助パーツ90が
長手方向両側に2箇所装着することで両コネクタが外れ
ないようにしている。前記係合片94と前記装着部92
との位置関係は、嵌合した状態の両コネクタに装着でき
るように適宜設計する。装着の仕方としては、まず係合
片94を係止溝30に係合した後、前記装着部92をソ
ケットコネクタ40のストレインリリーフ48の引掛り
部54に引っかける。そのため、ロック補助パーツ90
にはバネ性が要求される。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上述の構造をとることで、以
下のような顕著な効果を得ることができる。 (1)本発明のようなロック補助パーツを用いること
で、フラットケーブル50に想定以上のテンションが掛
かっても、嵌合が外れることが無くなり、ソケットコネ
クタ40が斜めになったりして、接触不良等が無くなっ
た。 (2)ロック補助パーツを使用することで確実に嵌合状
態を維持することができる。 (3)機器開発初期の段階で想定以上のケーブルに掛か
るテンションは想定し難く、ロック機構無しのコネクタ
を採用してしまっても、後にロック補助パーツを簡単に
取りつけられる。
下のような顕著な効果を得ることができる。 (1)本発明のようなロック補助パーツを用いること
で、フラットケーブル50に想定以上のテンションが掛
かっても、嵌合が外れることが無くなり、ソケットコネ
クタ40が斜めになったりして、接触不良等が無くなっ
た。 (2)ロック補助パーツを使用することで確実に嵌合状
態を維持することができる。 (3)機器開発初期の段階で想定以上のケーブルに掛か
るテンションは想定し難く、ロック機構無しのコネクタ
を採用してしまっても、後にロック補助パーツを簡単に
取りつけられる。
【図1】本発明であるロック補助パーツとピンコネクタ
とソケットコネクタとが嵌合した状態の斜視図である。
とソケットコネクタとが嵌合した状態の斜視図である。
【図2】本発明のロック補助パーツとソケットコネクタ
とピンコネクタの斜視図である。
とピンコネクタの斜視図である。
【図3】本発明のロック補助パーツの他の例を示した斜
視図である。
視図である。
10 電気コネクタ 12、60,70,80,90 ロック補助パーツ 14 係合ピン 16 引っかけ部 20 ピンコネクタ 22 ブロック 24 ピンコンタクト 26 ピン挿入溝 28 係合部 30 係止溝 32 嵌合口 40 ソケットコネクタ 42 コネクタ本体 44 ハウジング 46 カバー 48 ストレインリリー
フ 50 フラットケーブル 52 段部 54 引掛り部 62 係合部 72 凸起 92 装着部 94 係合片
フ 50 フラットケーブル 52 段部 54 引掛り部 62 係合部 72 凸起 92 装着部 94 係合片
Claims (2)
- 【請求項1】 ピンコネクタとソケットコネクタとが着
脱自在に嵌合する電気コネクタであって、 前記ソケットコネクタは、フラットケーブルと、このフ
ラットケーブルが接続されるソケットコンタクトと、こ
のソケットコンタクトが保持・固定されるハウジング
と、このハウジングを覆うように装着されると共に前記
フラットケーブルを前記ソケットコンタクトに押圧する
カバーと、このカバーを覆うように前記ハウジングに装
着されると共に前記カバーとの間でフラットケーブルを
挟持するストレインリリーフとからなり、 前記ピンコネクタは、前記ソケットコンタクトと嵌合す
るピンコンタクトと、このピンコンタクトが保持・固定
されるブロックとからなる電気コネクタにおいて、 前記ピンコネクタと前記ソケットコネクタとが嵌合後
に、外れないように確実に嵌合状態を保持できるロック
補助パーツを前記ピンコネクタとソケットコネクタとに
係合させたことを特徴とする電気コネクタ。 - 【請求項2】 前記ロック補助パーツは、前記ピンコネ
クタに係合する部分と前記ソケットコネクタに係合する
部分とからなることを特徴とする請求項1記載の電気コ
ネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000149948A JP2001332346A (ja) | 2000-05-22 | 2000-05-22 | 電気コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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